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書霊:第三五話

 土曜日の夜、愛美の部屋に俺、沙織、アリサ、愛美の四人が集まった。
 今日、いよいよ沙織のアナルを開通するのだ。
 数ヶ月の間、沙織のアナルバージンを貰うために色々なことをやってきた。俺の力でアナルを敏感にしたり、ことあるごとに沙織のアナルを責めては快感を体へ覚えこませてきた。
 まだ、指すら入れたことが無いけど、今日ついに沙織のアナルの初めてのそして最後の男になる。
 これで沙織のファーストキス、初フェラ、初精飲、初体験、初アナルと全ての初めてを俺がもらうことになる。
 この一年半の事を考えると感慨深いものがある。沙織が100%完全に俺の物になるのだ。
 そして、俺の脱アナル童貞でもある。
 初めて同士で上手くいくかちょっと不安があった。
 かといってアナル童貞を愛美で捨てるわけにはいかない。相手は絶対に沙織しかない。
 そこで仕方なくメンバーの中の唯一のアナルセックス経験者である愛美にサポートを頼むことになった。
 それと、アリサには何も言っていないのに勝手に沙織に付いてきた。
 今、沙織は愛美と一緒に浴室とトイレを何度も往復している。お腹の中をすっかり綺麗にするために、浣腸や洗腸を繰り返しているのだ。
 ちょっとだけ、一回だけ見たい気もするけど、沙織の気持ちを考えて見ないことにした。
 別にスカトロの趣味は無いし、沙織に精神的ショックを与えることが目的ではないからだ。
 沙織の準備が整うのを俺とアリサが二人して神妙に待っているところだ。

 一時間近く待たされて、ようやく沙織と愛美が出てきた。
 沙織は心なしやつれた感じに見える。
 愛美のことだから、自分も楽しみつつ何度も何度もしつこく沙織へ浣腸と洗腸を繰り返したに違いない。
 俺はやったことないけど、多分一回でも辛いんだろう。それを何度も繰り返すのだ、やつれても当然だ。
 沙織はやつれてるだけじゃなくて、ぐっと色っぽさが増した感じがしている。
 官能小説だとアナルを覚えたら色気が増すとかいうけど、本当みたいだ。
 沙織は全身から力が抜けていて、だらんとしている。その力の抜け具合が、たまらなくエッチな感じがする。
 目が潤んでいて、口が少し開き、顔にぽおっと赤みがさしている。
 普段の沙織は可愛さと綺麗さを足した感じだけど、それに美しさと妖艶さを混ぜた雰囲気がする。
 沙織のこんな雰囲気を見るのは初めてだけど、何と言うか、高級娼婦か人妻みたいだ。
 見ているこちらのほうがドキドキしてくる。
「お待たせしました。準備できました。お腹の中はすっかり綺麗です」
 愛美が楽しさを隠しきれない様子で言う。
 沙織は恥ずかしそうに視線を逸らす。
 愛美は沙織が恥ずかしがるのを分かっていて、そのシチュまで楽しんでいる。愛美の性格の一端を見た気がする。俺と知り合う前にどんなプレイをしてきたんだと問い詰めたくなってくる。
 沙織は一言もしゃべらず、ベッドの真ん中へ横たわった。
「直樹君は、沙織ちゃんの頭の近くへ。沙織ちゃんはお口でご奉仕して。アリサは沙織ちゃんを気持ち良くしてあげて」
 愛美がテキパキと指示を出す。一方的で俺もつい従ってしまう。今日は愛美が先生だから仕方が無い。
 さらに愛美は視線と手振りで位置を微調整する。
 沙織はあぐらを組んだ俺の太ももの上に顔を乗せた。横向きになりペニスを咥えて、舌をねっとりと絡ませてきた。
 薄く目を開けてペニスを見つめながら、ゆっくり濃厚にフェラを始めた。
 俺は沙織のツヤツヤ、サラサラの髪を撫でながら、フェラ顔をじっくり観察する。
 さっきの沙織の顔も色っぽかったけど、フェラしてる顔はさらに色っぽい。興奮して乱暴にイラマチオしたくなるのをグッと抑える。
 今日はアナルバージンを奪うという大目標があるのだ。余計なことはできない。
「ふおっ」
 沙織がペニスを咥えたまま、声を出した。
 目をやると大変な状況になっていた。
 M字開脚のまま横倒しにされた格好で、そこへアリサと愛美が顔を突っ込んでいる。
 アリサはクリを舐めながらオマンコの中へ指を入れているようだ。
 愛美は沙織のお尻にぴったり顔をくっつけて、アナルを舌でほじっている。
 浣腸の後はアナルが敏感になるそうだから、そんな状態での二穴舐めはかなり効くに違いない。
 その証拠に、沙織の薄いお腹が波打っている。それに鼻息が荒くなっている。
(がんばれ、がんばれ)
 俺は心の中で応援しながら沙織の頭を撫でる。
 沙織もがんばってフェラしているが、時々舌が止まる。んんっとかすかに鼻声を出して、小さく体を震わせると、また舌の動きを再開させる。
 だけど、舌が止まる間隔が短くなっていき、止まっている時間が長くなっていく。
 そして、とうとうペニスを吐き出してしまった。
「ふわああはああー……」
 口から魂が抜け出るみたいに力の無いあえぎ声だ。
 すっごく気持ちが分かる。アナルを舐められると、体中から力が抜けていく感じがする。
 俺までお尻の穴がむずむずしてしまう。
 それでも、愛美のアナル責めは終わらない。
 沙織は頬をペニスへ押し当ててそれに耐える。シーツを何度も何度も掴んでいる。
 あの感覚は何かしないと耐えられない。愛美のことだからアナルの中まで舌を捻じ込んでいるに違いない。
 甘くて、むず痒くて、蕩ける感覚を思い出して、少しだけ沙織がうらやましくなる。
「はあああぁー、はあん、はあああーん、んああああぁー……」
 沙織からひっきりなしにあえぎ声が出て、体が暴れ出したところで、ようやく愛美が離れた。
 沙織は、ハアハアハアと肩で大きく息をしている。
「これでいいでしょう。すっかり柔らかくなりました。じゃあ、今度は直樹さんがベッドに寝て、沙織ちゃんは上から入れて」
(えっ、もう?)
 思わず愛美の顔を見つめた。
 俺はもっと準備が必要だと思っていたので、もうアナルに入れるのかと驚いた。まだ心の準備ができてない。
「入れるのは前のほうですよ。後ろはもっとほぐさないといけません」
 それを聞いて安心した俺はベッドの真ん中へ寝そべった。
 沙織は一人では立てないみたいで、愛美とアリサに支えられながら何とか俺に跨る。そして、愛美がペニスの位置を合わせると、後は重力に従いペニスを飲み込んでいった。
「んんんんぅー……」
 沙織から何とも色っぽいあえぎ声が出る。
 アリサの舌と指でさんざんいじられていただけに準備はばっちりで、沙織の中は熱く、ドロドロに溶けている。
 膣肉がねっとりとペニスに絡みついてくる。慣れ親しんだ沙織の中は気持ち良い。新鮮味は無いけど、落ち着いて、じっくり楽しめる気持ち良さだ。
「まだ、動かないでください」
 愛美はそう言いながら、沙織の体を俺の上へ倒してきた。
「直樹君は、しっかり抱いててください」
 言われなくても、俺は沙織の背中を抱き、頭を撫でる。
 沙織は俺の顔のすぐ横に顔を伏せ大きく息をしている。まだ息が落ち着かないのだ。
 一方、愛美は足元で何かゴソゴソやっている。
 そして、一本のアナルスティックを取り出し、ローションを塗り始めた。
 それは人差し指くらいの太さで、でこぼこの無いまっすぐの棒だ。表面はツルツルしてて、柔らかい素材でできている。
 いよいよ拡張が始まるのだ、俺は急にドキドキしてきた。興奮してペニスがピクンと反応してしまう。
 この体勢では沙織のアナルは全開で、愛美の前へさらけ出されている。俺に抑えられているので逃げることもできず、愛美の思うがままにやられてしまう。
 愛美が沙織に近づき、アナルにローションを塗り始めた。
「ひゃあっ」
 沙織が小さな悲鳴をあげる。
 愛美はそんな声を気にも留めずローションを塗ると、前触れも無くアナルスティックを沙織のお尻へ入れていった。
「んあぁー」
 沙織から変な声が出る。
「力を抜いて」
 愛美から声がかかる。
 うー、見たい。沙織のアナルがスティックを食べるところを見たい。でも、この体勢では、愛美の腕の途中までしか見えない。肝心な所が見えない。
 愛美の横ではアリサが、俺の代わりとばかりに食い入るように見ている。
「んんーふぅ……」
 耳の横で、苦しいのか気持ち良いのか分からない沙織のうめき声が聞こえる。
 細いせいかスティックの動きは分からないけど、沙織の膣肉が少し締まってくる。
 愛美はスティックを動かすのをアリサと代わり、次のスティックの準備をしている。
 今度は今より少し太くなり、親指位の太さがある。
「んんぅー……、んんぅー……」
 沙織はただ呻くだけで痛くは無さそうだ。だけど、苦しいのか気持ち良いのか良く分からない。多分、両方なんだろう。
 アナルもほぐれたようで、スティックの動きが滑らかになり、スピードが少しだけ上がっている。
 そこで、愛美が次のスティックへ変えた。
「んっんんんん……」
 沙織の声の苦しい感じが大きくなる。ペニスほどでは無いけど、この位の太さになると慣れるまでは苦しいのだろう。
 スティックの動きに合わせて、沙織の腹筋が動き、それが膣肉を通してペニスまで伝わってくる。
 愛美は早くも次のスティックの準備をしている。
 今よりさらに太く、直径2センチ以上ありそうだ。愛美はたっぷりとローションをまぶしている。
 そして、二本目が楽に動かせるようになると、三本目に変更した。
「んっ、ん、ん、ん、ん……」
 初心者の沙織ではこの太さになると入れるのも難しいみたいだ。
「息を吐きながら、力を抜いて」
 愛美の指示が飛ぶ。
 沙織が健気にはぁー、はぁーと口を開けて息を吐き出す。
 可愛そうな気になるけど、沙織のアナルをもらうためだと心を鬼にする。
「沙織、がんばって」
 俺が声を掛けると、沙織がコクンとうなずいた。
 奥まで入ったのか、愛美はゆっくりと引き出していった。
「んんんんーー、んんんんぅー……」
 沙織の声色が変わった。さっきまでの苦しそうな感じから、何かに耐えるような感じだ。
 ふと愛美の腕を見ると、どうやら単に引き抜くだけじゃなくて、回転させて捻りを加えているみたいだ。
 どこまで沙織をなぶるつもりなのかと、少し怖くなってくる。
 そして、再び、スティックを押し込んでいく。
 沙織が言われなくても、はぁー、はぁーと息を吐いて力を抜く。
 また、抜かれる時は、んんぅー、んんぅーと声を出す。
 この三本目は太いだけあって、アナルがなじむのも時間がかかるみたいで、愛美はじっくりと時間をかけた。
 そうしている内に、沙織の声に少しずつ快感が混じるようになってきた。
 俺の力でアナルが感じる沙織は早くも順応しているのだ。
 沙織の声が変わってきたのに気が付いた愛美は早速アリサと操作を代わり、次の準備に入った。
 次に愛美が取り出したのは、どう見てもアナルバイブだ。根元にあきらかに電池ボックスらしきものが付いている。
 形はコブが何個も連なっていて、太さは今沙織へ使ってるのと同じくらいだ。あの太さで動いたら、かなり効くんじゃないかと思える。それにも愛美は丹念にローションをまぶす。
 そして、俺の予想は当たることとなった。
 今までは単なる前座だったのだ。拡張の本番はここからだった。
 アナルバイブが入るときの沙織の反応は今までと違っていた。
 コブがある分、同じ太さでも刺激が強いらしい。
「あぁっ、あぁっ、あんぅー、んああ、ああっ」
 明らかに苦しそうだ。
「ほら、がんばって。入れるときは力を抜いて」
 愛美が声を掛けるけど、俺はその中に楽しさを隠しきれないのを聞き取った。
「んあっ、んんっ、んはぁ、んんぅ……」
 沙織の声が排便する時の、りきむような声に変わる。
「抜く時には、お尻を締めて」
 沙織が言われた通りにしたのか、膣肉まできゅんと締まる。
 普通のアナルスティックの時には動きを感じなかった。けれどコブ付きだと、ゴリゴリした動きが腸壁との境の肉を通してペニスへ直接伝わってくる。
 でもそれは肉越しのわずかな刺激なので、もどかしくなってくる。
 これが二穴挿入の感覚なのかとのん気な事を考えている時に、それは突然始まった。
 アナルバイブを何回か往復させて、なじんだと判断した愛美がスイッチを入れたのだ。
「あ、あ、あ、あ、おなかー、お腹がー……、あああぁー……」
 沙織が大きな声を出して、俺にしがみ付いてきた。
「凄いでしょ。お腹の壁に響くでしょ。これがアナルバイブの味よ」
「ダメっ、ダメダメダメー。お腹が、壊れるぅ。壊れちゃうー、イヤぁー……」
 沙織が大変な事になっている。
 体をガクガク震わせている。
 バイブが沙織の中で暴れているのが、かすかに伝わってくる。
 今まで沙織達メンバーへアダルトグッズを使ったことは無い。おもちゃの味を覚えられて、俺が用無しになってしまうのが怖かったからだ。それに何か負けた気がする。
 おもちゃの威力がこんなに凄いとは思わなかった。これでは本当に俺が居なくても女性陣が満足してしまいそうで怖い。
 その反面、おもちゃを使えば俺の負担を減らせる気もする。最近女性五人の相手がだんだんきつくなってきている。特にアリサは自由な時間が多いので、回数がとても増えている。なんとかしないといけないと思っていた。
 沙織とアリサで双頭バイブでレズプレイをやらせたら……。
 思わず、想像してしまった。
 アダルトグッズに関しては今後の研究課題にしよう。
 俺が考え事をしている間にも沙織はどんどん堕とされていた。
「ダメ、ダメなの。本当に、無理、無理だから、お願い、助けて、直樹」
 沙織が泣き声で俺に助けを求めた。
 もう、これはアナルの拡張なんかじゃなくてイジメだ。愛美が自分が楽しむためにやってるとしか思えない。
「愛美さん、ちょっとやりすぎなんじゃないですか」
 俺はきつめの口調で言った。
「えっ。何? んっ、そうかな。うん、分かった」
 愛美は一瞬俺が何を言ったか分からなかったみたいだ。それでも、すぐに俺の言ったことが分かったみたいで、バイブのスイッチを切った。
 俺の疑念は確信に変わった。
 愛美は周りが見えなくなるほど、のめりこんでいたのだ。絶対に自分の趣味だ。この人はMみたいなところが有るかと思えば、今みたいにSになる時もある。
 処女って言っても信じる人が居るくらい可愛い顔をしてるのに、本当に良く分からない人だ。
 いつかチャンスがあれば沙織の仇をとってやる。俺はそう思った。
 でも、この人はエッチなイジメをしても喜ぶだけで効果が無いかもしれない。

 バイブを抜かれた沙織はぐったりしている。
 俺に全体重を預け、激しい息をしている。バイブがかなりこたえたみたいだ。
 俺は沙織の頭を撫で、背中をポンポンと軽く叩いて、落ち着かせようとした。
 だが、魔女愛美はそんな間にも次の準備を進めていた。
 愛美が取り出したのは、見るからにまがまがしい一品だ。
 ちょっと見はロウソクのお尻に取っ手を付けた様な物だ。
 といっても長さは20センチ以上ある。先端は細いけど、根元は4センチくらいある。とても長い円錐形だ。凶悪なのは、その表面に螺旋系の溝が何本も掘られていることだ。
 見ただけで使い方が想像できる。
 出し入れするたびに、あの溝が沙織の粘膜をこするのだ。
 根元が太いから、入れ加減によって拡張することができる。溝の方向に回転させながら入れるとネジの原理で奥へ入っていくのだろう。
 素材は柔らかそうなので沙織の体を傷つける恐れは無いけど、こんなので責められたら壊れちゃうのではないかと心配になってくる。
 愛美は俺の気持ちは知らず、ねじり棒へローションをまぶしている。ご丁寧に溝の間もローションで一杯だ。
 愛美が沙織の方へ向いたとき、一瞬ニヤッと笑った気がしたけど、気のせいかもしれない。
 ねじり棒の先端が触れたのか、沙織の体がピクッと動いた。
 よく考えたら沙織はこれまでの責めを一切見ていない。次にどんな物を入れられるか分からないのだ。これはかなり怖いはずだ。
 俺のために、その恐怖と戦ってくれていると思うと、申し訳なさといとしさが込み上げてきた。
「次のはギザギザの付いた棒だけど、さっきみたいに動かないから。がんばって」
 沙織をキュッと抱きしめながら説明した。
 沙織もコクンとうなずいた。
 そして、ねじり棒が少しずつ沙織の中へ入っていく。
「うっ、うううう……」
「さっきのバイブで敏感になった所をこすられたら、すごく感じるでしょ」
 魔女愛美が可愛い顔をして、怖い事を言う。
 その為に先にバイブを使ったのだ。なんと周到なと、感心してしまう。
 溝は一本じゃない。棒の全面が溝で覆われている。出し入れする間ずっと溝の刺激が続くのだ。しかも、愛美が棒を螺旋の向きと逆に回せば、刺激はさらに大きくなる。何という凶悪な品だ。
 愛美は回転させずにゆっくり入れているけど、それでも十分効果的だ。
「だんだん太くなるけど、我慢して」
 俺は沙織を抱きしめることしかできない。
「うっうっ、うっうう、ん、んんぅー……」
 根元が近づくほど溝からの刺激は強くなる。同時に入口を広げられ苦痛が増してくる。
 沙織の声が辛そうになってきた。
 沙織のアナルが限界に近いのか、愛美は棒を捻じ込み始めた。
「いっ、痛いっ」
 沙織の声はとても痛そうだ。
 愛美は沙織を傷つけることはしないと信用しているけど、沙織が痛がるのを見るのは辛い。
 本当の限界まで来たのか愛美の手が止まった。しばらく待ってから、ゆっくり抜き始める。
「あ、ああ、はあああー……」
 苦痛から開放され、溜息にも似た沙織の声だ。
 俺としては想像するしか無いけど、お尻が裂けそうになりながら超太いウンコを出し終わった時の感覚なんだろう。伸びきった肛門が元に戻る時の、あの何とも言えない感覚を沙織は味わっているのだ。
 そして、抜かれたねじり棒は再び沙織の中へ入れられていく。限界まで沙織のアナルを拡張してから、ゆっくり抜かれる。
 それが何度も繰り返される。
 そのうち沙織の様子が変わってきた。
 刺激、苦痛、開放の連続で体力を消耗するのは当然として、うめき声に甘い感じというか、うっとりした感じが混ざってきた。
「あっ……、いっ……」
 感じてるんじゃないかという雰囲気だ。
 俺が愛美を見ると、目が合った愛美は当然という顔でうなずいた。
 沙織がアナルセックスの快感に目覚めてきたのだ。
 今まで沙織はアナル表面の快感しか知らなかった。それが、内側をこすられる快感を知り、苦痛を快感に変える方法を覚えてきたということなのだ。
 俺は驚き、感動して、ちょっとだけ怖くなってきた。
 アナルってそんな簡単に感じるようになるものなのか。
 誰でもそうなのか、俺の力なのか、沙織の元々の体質なのか、愛美のテクなのか。
 俺が人体の神秘に感じ入っていると愛美がねじり棒を抜いて手を止めた。
「ここから先は直樹君の出番よ」

 沙織は愛美とアリサの二人がかりで俺の上から降ろされ、うつ伏せに寝かされた。そして、腰だけ上げた状態にされた。
 沙織のお尻はローションと愛液でグチョグチョだ。
 薄茶色のアナルはちょっとだけ口を開けて呼吸に合わせてヒクヒク動いている。
 汚い感じは全然しない。なんか可愛い感じだ。
 今からココに挿入して、沙織のアナルバージンを奪う。
 この段階になって実感が湧き、一気に興奮してきた。
 俺がアナルを見つめている間に愛美がすかさずペニスにローションをまぶした。
 準備は万端だ。
 俺は腰を進めて、亀頭をアナルに当てた。ローションたっぷりなのでぬちょっとする。
「いくよ」
 一声かけてから、ゆっくり腰を進めた。
「うぅ」
(きつい……)
 このきつさは普通のセックスと全然違う。処女のきつさよりも上だ。
 亀頭が柔らかいものできつく締め付けられる。
 俺は抵抗するアナルをこじ開けるように、ゆっくり亀頭を埋め込んでいく。
「うっ、い、いた……、んぅ……」
 沙織は少し痛そうだ。いくら広げられたと言っても、限度がある。
 痛くても我慢してもらうしかない。
 体ごと押し当てるようにして、メリメリとアナルをこじ開ける。
「んーんんん、んふぅんんんんぅ」
「もう少しだからがんばって」
「沙織ちゃん、息を吐いて。力を抜くの」
「沙織さん、がんばって」
 みんなに声を掛けられて、沙織がはあああーと大きく息を吐いた。
 俺はそのタイミングを逃さず、さらに腰を進めた。
 むにゅんという感じでカリが入口を通り抜けた。そのまま勢いでペニスの半分くらいがアナルに吸い込まれた。
「入った。半分入ったよ」
「う、あ……」
 沙織は苦しそうで返事どころではないみたいだ。
 俺はゆっくりと残りのペニスを入れていく。それにしても、このきつさは凄い。
 入口部分はペニスを食いちぎられそうなほど締めてくる。でもそこより先は、それほどではない。ぬめーっとしたものが張り付くみたいにペニスを包み込む。
 前の穴とは全然感覚が違う。
(これがアナル)
 俺は沙織のアナルバージンを奪ったことと、初めての感覚にとても感動していた。
 肉体的快感より、精神的満足感が何倍も強い。
 正直いうと、前で普通にセックスするのとどっちが気持ち良いかというと、普通のセックスのような気がする。
 これは慣れてきたら変わってくるのだろうか。
 アナルの感覚をじっくり確かめながら、ペニスを根元まで埋め込んだ。俺の腰と沙織のお尻がぴったりくっついた。
「全部入ったよ。これで沙織の初めては全部もらったから」
 沙織は返事をする余裕が無いみたいだ。んーんー唸っている。
 後は動いて出すだけだ、ゆっくり抜こうと思ったら、愛美から声がかかった。
「直樹君、まだ抜いたらダメ。そのまま二人ともベッドへ横になって」
 えっ、どうするのと思いながら、なるべくペニスを動かさないようにして結合したままベッドの上で横向きになった。
 俺と沙織はお尻とペニスでつながり、体の左を下にしてベッドに横になった状態だ。
「そのまま、しばらく動かさないで。その間、沙織ちゃんを愛撫してあげて」
 アナルの時も普通のバージンブレイクみたいに最初はなじむまで動かないほうが良いということか。
 俺は納得して腰を固定したまま、沙織を愛撫した。自由に動く右手で体を撫で、胸を揉む。背中からうなじへかけて軽いキスを繰り返す。
 沙織は歯を食いしばって、ふぅー、うぅーと鼻で大きく息をしている。全身に力が入っている。かなり辛いんだ。
 楽にしてあげたいけど、俺にできることは愛撫しかない。
 そうしてたら、アリサが沙織の右脚を持ち上げると股間に顔を突っ込んだ。クリを舐めてるみたいだ。
 愛美も四つん這いで近づいて沙織の乳首を咥えた。
 それでも沙織の苦痛は治まらない。
 アナルは痛いほどペニスの根元を締め付けてくる。
 そのままの状態が五分、十分と続き、ようやく沙織の体から少しずつ力が抜けてきた。それにつれてアナル入口の締め付けもほんの少し緩んできた。
 そのことは愛美も分かったみたいだ。
「そろそろ、直樹君、ゆっくりうごいて。沙織ちゃんは動きに合わせて息をしてね」
 俺は慎重にペニスを抜いていく。
 沙織のアナルが痛いくらいにペニスをしごく。親指と人差し指でギュッと握ってしごかれるような感触だ。
 俺も強い締め付けにも段々慣れてきて、なんか気持ち良くなってきた。入口付近のきつさと奥のねっちゃり張り付く感じの違いが楽しい。
 慣れてくると、アナルセックスも良いものだ。
 ギリギリまで抜いたら、またゆっくり根元まで押し込んでいく。
 その間、沙織はうーうー唸ってるだけだけど、その唸り方が微妙に違う。
 入れるときは苦しそうに唸るけど、抜く時は何かに耐えるような唸り方だ。
 微妙な違いが分かってくると、ますます楽しくなってくる。
 何度か往復していると、沙織が言った。
「ダメ……、待って、止まって」
 こらえきれないという感じの声だ。
「どうしたの」
 俺は動きを止めて沙織に聞いた。
「何か変なの、お尻がゾワゾワする」
「それでいいの。直樹君、続けて」
 愛美が会話に割り込んできた。
「ダメダメ、お願い、怖いの」
「続けるの、そのまま沙織ちゃんをお尻でイカせるの」
(早くも沙織がお尻で感じてきてる?)
 俺は猛烈に興奮してしまった。初めてのアナルで沙織はイクのか。アナルでも感じるようになれば、ぐっとプレイの幅が広がる。
 俺が前に入れて、アリサにバイブでアナルを責めさせる。アリサと愛美にペニスバンドを着けさせて二穴同時責めをしながら俺がフェラをさせる。
 妄想を爆発させながら、腰を動かした。
 ゆっくり、ゆっくりと思っているのに、興奮のあまりどうしても動きが早くなってしまう。
「うっあっあっあう、んっんっんんんん……」
 沙織はシーツをガリガリ引っ掻きながら呻いている。
「直樹君、抜く時はゆっくり、入れるときは早めにして。アリサちゃんはもっと激しくして」
 愛美が沙織の胸を揉みながら指示を出してくる。
 俺は指示に従って、ずんとペニスを埋め込んだ。
「んんんんぅー……」
 すると、沙織の体に力が入り、体が伸びる。
 次にペニスをゆっくり抜いていく。
「あっ、あっ、あ……、あ……、あぅ……、う……、う……」
 沙織は体をふるふる震わせながら、言葉にならない声を出す。
「いいわ、沙織ちゃん。素質があるみたい。凄いでしょ。それがお尻の気持ち良さよ。特に抜かれる時は頭がおかしくなりそうなほど気持ち良いでしょ。内臓の内側をゴリゴリこすられて、ウンチを無理矢理引きずり出されるような感覚。もっと、もっと、気持ち良くなるから。お尻の良さを知ったら、普通のセックスじゃ物足りなくなっちゃうかも」
 感じる沙織を見ながら愛美がうっとりした声で話す。自分の体験を思い出しているに違いない。
「直樹君、もう思いっきりやっても大丈夫よ。ガンガン突いてあげて」
 愛美のお許しが出た。それを待っていたのだ。
 俺はピッチを上げて猛烈に突き始めた。
「あっがっ、あ、あ、あ、こわ、れる……」
 沙織が本当に苦しそうな声を出した。
「大丈夫だから、遠慮しないで。アリサちゃんも指を入れて中をこすって」
 遠慮なんかしてられない。
 俺は動きをさらに激しくした。
 沙織のお尻はペニスを噛み千切るほどきつく締め付けるし、腸壁はペニスに吸い付いてくる。前に入れるのと全然違う感覚に俺も理性を失っていた。
「うぐっ、んぐぅ、う、う、う……、し、死ぬ、死ん、じゃう、う、う、う……」
 沙織の声から苦しさが無くなり、独り言というか、頭の中に浮かぶ言葉をそのまましゃべるような感じに変わってきた。
 快感に支配されて何も考えられなくなってきてるみたいだ。
 初アナルでこのままイクんじゃないか。
 俺は沙織の腰を掴み、バスン、バスンと鋭い突きを繰り返す。
 締め付けがきつすぎるせいか、まだ射精はなんとか我慢できている。
「もう少しで沙織ちゃんはイッちゃうみたい。直樹君がんばって」
 俺はラストスパートと腰を全力で動かす。横になって、腰だけを前後にヘコヘコ動かす姿は、他から見たらきっと不恰好だろう。でも、そんなことを気にしている余裕は無かった。
 沙織をイカせることだけ考えていた。初アナルでの絶頂。清純系美女の沙織がアナルでイク。その淫靡な状況に俺の頭は一杯だ。
 前に入れるのと違ってアナルは行き止まりが無い。根元まで完全に埋めてもまだ奥がある。もっと奥まで入れたいのに沙織のお尻が邪魔をして入れられない。普段は大好きなプリプリのお尻が憎らしい。
 突いても突いても、沙織のアナルは柔軟に貪欲に俺のペニスを受け入れる。射精をせがむように吸い付く。
 これがアナルセックス。俺は沙織のアナルに夢中になっていた。
「んんんんぅー、ふううううぅーんんんんぅー、ん、ん、ん、んんんんぅー……」
 沙織が歯を食いしばり、全力でりきんでいる。体を曲げて少しお尻を突き出し、片脚をアリサに持ち上げられている。その体勢で体を硬直させている。
 息を吸ってないんじゃないかと思うくらいのうめき声だ。
 それに指が折れそうなほど強くシーツを掴んでいる。
 このまま死んでしまいそうな状態だ。
「沙織ちゃんがイク」
 愛美が言った。
 俺がほんとかと思った瞬間、沙織の体がピーンとまっすぐに伸びた。
「んぐっ……」
 奇妙な声を出して、体が痙攣する。ガクガクとか生易しいレベルじゃなくて、ガックンガックン、ビクビクビクゥーという感じで何かの発作を起してるみたいだ。
 そして、アナルの入口が強烈に締まる。痛いくらいのレベルじゃない。声が出そうなくらいに痛い。幅2センチほどのゴムをペニスの根元に巻いて左右から思い切り引っ張っられたようだ。
 俺は動くのを忘れて沙織の状況に見入った。
 これがアナルでの絶頂。
 アナルの絶頂は凄いって聞いたことがあったけど、これほどとは思わなかった。
 沙織が壊れるんじゃないかと思うほどだ。
「んっ、んっ、んっ、んっ」
 沙織の絶頂のなかなか終わらない。頭を限界まで後ろに仰け反らせて、歯を食いしばったまま、ビックンビックンと痙攣を続けている。
「アナルの絶頂は長く続くの」
 俺の想いを読み取ったのか愛美が説明してくれる。
「直樹君、まだ射精して無いんでしょ。一回抜いてくれる」
 俺は言われるまま腰を引いた。アナルの圧力に押し出されて、ペニスがちゅるんと抜けた。
「あんぅー」
 その刺激で沙織がまた呻いた。
「今度は正常位でお尻に入れてみて。アリサちゃんはこっちに来て、脚を持って」
 愛美の指示で全員が位置を変わった。
 沙織がベッドの真ん中に仰向けで寝る。精根尽き果ててぐったりして、ハアハアと息をしている。そして時々思い出したようにビクビクッと体を震わせる。
 その左にアリサ、右に愛美、両脚の間に俺だ。
 アリサと愛美が沙織の脚を一本ずつ抱えて、お尻を浮かせ気味にした。
 それで沙織のアナルが見えた。赤く充血して、ほっこり膨らんでいる。かすかに口を開き、ヒクヒク動いて俺を誘う。
 俺は片手で沙織の腰を掴み、片手でペニスを持ってアナルに当てた。
「いきます」
 そう言って、俺は腰を進めた。
 じゅるんという感じで亀頭が吸いこまれた。
「あぅー……」
 沙織が力なく呻く。
 あっけなく挿入に成功して、最初に入れたときの難しさと違って拍子抜けしてしまう。
 沙織のアナルはもう俺の物になったんだ。そんな実感が込み上げてくる。
 これなら遠慮はいらない。
 俺は沙織の腰を両手で掴み、猛然とピストンを開始した。
 沙織のアナルは相変わらずきついけど、さっきまでの横向きの体勢と違って慣れた正常位だし、両手が使えるので楽に腰を動かせる。それに沙織の脚を持たなくてよいので、とても楽だ。
 がしがしと沙織のアナルを抉った。腰が当たり、肉がぶつかる湿った音がする。
 アナルセックスをケツを掘るとか言うけど、まさに掘る感じだ。
 沙織のお尻にペニスを突き立て、穴を開けて、カリでかき出す。掘るという表現がぴったり当てはまる。
 俺の動きを見ていた愛美は、任せて大丈夫と思ったのか沙織を責め始めた。片手で沙織の手を押さえて、無防備の腋から胸にかけてを口で責める。
 チュッチュッと唇を付けたり、ペロペロ舐め回している。
 それを見たアリサも同じ事を始めた。
「そ、そんな、同時は、ダメ、無理、無理、おかしく、なっちゃう」
 沙織が泣きそうな声で許しを請う。
 もちろん誰も動きを止めない。
 特に俺はこの状況にとても興奮していた。
 いつも大人しく、処女だと言うと誰でも信じるような清純な沙織が、同性に脚を抱えられて性器をさらけ出し、アナルに肉棒を嵌められている。オマンコは物欲しそうに軽く口を開きヒクヒク動いている。クリも皮が剥けて触って欲しそうにしている。
 その上、両腋を責められ、涙を浮かべながら悶えている。
 この異様な状況に興奮しない男は居ないだろう。
 俺にもう一本手が有ったら、クリとGスポットをイヤというほど虐めてやるのに、残念で仕方が無い。
「お願い、あぅー、ほんとに、無理だから、限界なの、んぅー、許して」
「その体勢だと、オチンチンの先が子宮を裏側から刺激して、すーっごく感じるでしょ」
 俺の代わりに愛美が答える。
 俺もここに来て、さすがに辛くなってきていた。
 アナルの締め付けに何とか射精を我慢できてたけど、この状況は刺激が強すぎる。
 多人数プレイを数え切れないほどやって、ハーレム状態に慣れてしまっていた俺でさえ頭がクラクラするほどだ。
 セックスは奥が深い。まだまだ色んなプレイがある。
 アナルセックスは俺のマンネリを吹き飛ばすパワーがある。
 こうなったらメンバー全員のアナルを開発してやる。そしてアナルパーティーだ。ペニスバンドもバイブもたくさん用意して狂気の宴を繰り広げるんだ。全員が入れて、入れられ、狂ったように感じまくる。綾が巨乳を振り回しながら乱れる。裕子は小さい体を震わせながらお尻に受け入れる。愛美はその甘い顔をくしゃくしゃに崩しながら許しを請う。一番若いアリサは快感のあまりに泣き叫ぶ。
 俺は妄想だけで一気に精液が込み上げてきてしまった。
 このペースを続けたら、そんなにもたない。それでも、動きを緩める気にならない。もう、このまま最後まで行くしかない。
 俺は抑えられないほど興奮していた。
「イクよ。出すよ。お尻の中に出すからね」
「早く。出して。もう、もう……」
「うおおおおぉー」
 俺は雄叫びを上げながら、フルスピードで腰を動かした。
 普通に前でセックスするのと同じか、それ以上のスピードだ。
 アナルの締め付けも俺のピストンの邪魔はできなかった。
 俺は沙織のアナルを抉りながら動き続けた。
 射精感がどんどん高まり我慢できない所まで来ている。
 このまま中に出して腸の中まで俺の物にするんだ。
「出るっ。出る出る出る、出るよっ」
「は、早くっ、うっ」
「おっ、おっ、おっ、おお、おおおおぉー……」
 俺は腰を叩き付けるようにしてペニスを根元まで埋め込み、思い切り沙織の腰を引き付け1ミリでも奥へ進もうとした。
 そこでぎゅーんと沙織のアナルが動いた。無意識に射精を誘うような動きだ。
 それに俺は耐え切れず、盛大に吹き上げた。
 ぶぶぶぶぶびゅくー、どくっどくどくどぐどぐどくぅー……。
 肛門の締め付けを弾き飛ばすようにして精液が飛び出していく。
 びゅるびゅるびゅるびゅるびゅるるるる……、びしゅぅー……、びしゅぅー……。
 ここまで抑えに抑えられていた精液はもの凄い量だ。
 その大量でドロドロの精液が沙織の腸内へべっとり掛っていく光景が頭に浮かぶ。
 脳が痺れる快感だ。もの凄い達成感というか、征服感がある。これで全ての穴を征服し尽くしたのだ。
「出てる……。中に……、で、て、る……」
 沙織はそれだけ言うと、ガクッとなった。
 体中から力が抜け、抜け殻みたいになっている。
 体が細かくピクピクしている。まぶたも鼻も同じようにヒクヒクしている。
 そして、アホみたいに口が開いている。目は焦点を失い、どこを見ているか分からない。
 声を掛けても、揺さぶっても返事が無い。どこか違う世界へ行ってしまったみたいだ

 全てを出し尽くした俺はゆっくりペニスを抜いた。
 というより小さくなったペニスは、アナルの圧力に負けてニュルンと押し出された。
「直樹君はシャワーで綺麗にしてきて、できたらおしっこして中からも綺麗にしたほうがいいわ」
 愛美にそう言われて俺は浴室へ向かった。ペニスに汚れは付いて無いけど、ちょっと香ばしいあの匂いが付いていた。
 俺は一人シャワーを浴びながら考えた。
 普通のセックスとアナルとどっちが気持ち良いかというと、単純に肉体的な感覚だけを比べると普通の方が良い気がする。
 それにアナルセックスには準備がかかる。お腹の中を綺麗にしてもらわないといけないし、ローションも必要だ。
 でも、アナルにはアナルの良さがある。何といっても、沙織のあの乱れようは凄い。あんな沙織は今まで見たことない。これからもアナルセックス以外では見られないだろう。それに精神的な満足感はアナルセックスの方が上だ。まだ慣れてないせいもあるけど、充実感、征服感が凄い。
 どちらが上かは簡単に比べられない。
 アナルも慣れてくると柔らかくなってきて男の気持ち良さも上がってくるとか聞いたことがある。でも、そこまでやって、せっかく綺麗な沙織のアナルが崩れてしまうのが怖い。
 時々、やるのがいいんだろう。
 それにしても愛美は謎だ。いろいろな事を知ってる。お尻も拡張済みで経験も多いみたいだ。一度昔の話を聞いてみたいものだ。
 いつか、今日のお礼に愛美のお尻に挿入しながら聞いてみようと俺は思った。

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