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書霊:第二六話

 綾との初セックスから一週間後、再び全員が集まった。
 俺、沙織、愛美、綾の四人だ。
 今日は4Pの二回目。それと、もう一つテーマがある。
 以前からいつかやろうと考えていたコスプレ大会だ。
 審査員は俺、参加者は女性三人。優勝商品は俺とのセックスの優先権。
 種目は規定とフリー。
 規定は俺が指定した職種の服を着る。フリーは各自が自由に服を選択する。
 規定とフリーで二着ずつ計四着。各百点の四百点満点で採点して、合計得点が一番多い者が優勝。
 採点基準は俺がどのくらい興奮するか、似合っていると思うか、きれいかを総合的に独断で判断して決める。
 この大会を決めてから俺は興奮しっぱなしだ。三人がどんな服を選ぶのか。定番で来るか意表をついてくるか。
 想像するだけで、股間に血が流れ込んでしまう。講義中にもつい想像してしまい勃起を隠すのが大変だった。
 最後は着せたままやろうか、いやいや半分脱がせてやろうかと、妄想は止まる所を知らなかった。
 青少年なら一度は考える夢を実現する時が来たのだ。
 俺は始まる前からドキドキしていた。
 今、ドアの向こうでは三人が準備をしている。
 俺はすでに完全勃起状態。
 そして、ドアがノックされた。準備が終わったようだ。
 ドアがゆっくり開かれる。
 夢の時間の始まりだ。

 規定の第一テーマは、ずばり看護師。男なら一度はお相手してみたいナース服。
 三人が入ってきた。
 俺の視線は三人を目まぐるしく移った。
 先頭の沙織はピンクのナース服。丈も短く、綺麗な脚を出し惜しみ無く晒している。
 ウエストが詰められていて、細い腰をアピールしている。
 髪はアップにしていて、服とお揃いのピンクのナースキャップの中に収められている。
 まるでコスプレヘルスで使ってるような服だ。
 沙織は恥ずかしいのかモジモジしている。
 良い。良いなあ。こんな可愛いナースさんがいたら男性患者は全員ファンになってしまうだろう。
 二番目の愛美は普通の白のナース服。丈は短めだが、この位なら本当に居るだろうというレベルだ。
 いたって普通の服だ。
 だが、愛美が着るとなぜかエロい。スタイルはそれほど良いわけではないのに、なぜかエロい愛美の雰囲気が服の外に滲み出ている。
 こんなナースさんににっこり微笑まれたら、患者は自分のことが好きなんだと勘違いしてしまいそうだ。
 最後の綾も白のナース服。だけど、極端に体に張り付いている。ナース服なのに、昭和のボディコンかレースクィーンを彷彿させる。
 胸元はボタンがはじけ飛びそうなほど張り詰め、巨大な胸をアピールしているし、お尻の形が丸分かりになるほど体にフィットしている。さらに丈は三人の中で一番短い。少しでもかがめば中身が見えてしまいそうなほどだ。
 超エロい。
 エロ漫画に出てきそうなエロナースという感じだ。
 髪を背中に垂らし、Sっ気たっぷりのお姉さんタイプになりきっている。
 さすがはグラビアアイドル。普段から着ているかのように、見事に着こなしている。
 三人の姿に俺の我慢は早くも崩れ去った。
 俺は沙織の前に立った。
「口でしてもらえるかな」
 沙織は恥ずかしながらも、俺の前にしゃがみ、ズボンからペニスを取り出した。
 そして、嬉しそうな顔をしながら唇をくなくなと擦り付けてきた。
 他人が見ていても愛情たっぷり感が伝わってくる、奉仕感が溢れたフェラだ。
 俺の好みとツボを完璧に押さえたフェラに俺は早くも追い込まれる。
 ナース服でやってもらうフェラはいつもと一味違う。
 なんか、本当に病院でフェラしてもらっているような気さえしてくる。
 俺の興奮度はマックスで、これ以上は危ない。俺は後ろ髪を引かれる思いで愛美へ移った。
 愛美もすぐにしゃがみ、ペニスを手に取った。
 俺にやさしく微笑んでから、亀頭を咥えた。
 その顔は本物の看護師さんに見える。
『溜まってたのね。苦しかったでしょ。楽にしてあげるからね。まかせてね』
 そんなセリフが頭の中に浮かんでくる。
 愛美の濃厚なフェラテクは俺の考えを吹き飛ばし、快感を一気に急上昇させる。
 危険を感じて、ペニスを引き抜く。このまま続けると、最後までもたない。
 俺は綾の前へ移った。
 綾は俺の前に片膝立ちでしゃがむと、俺の事を一にらみしてからペニスを手に取った。
『しょうがねぇなあ。仕方ないからフェラしてやるよ。ちゃんと洗ってるんだろうな』
 そんなセリフが聞こえてきそうだ。
 綾はペニスを咥えると、猛烈に激しいフェラを開始した。
『おらおら、こんな粗末なもんでフェラしてもらおうなんて百年早いんだよ。さっさとザーメン出しちまえ』
 俺は妄想を重ねながら、必死に耐える。
『出せっ。おらっ。手間かけさせるんじゃねぇ。汚ねぇ汁をさっさと出せよ。おらっ』
 俺は脳内会話に抵抗して、ギリギリの所まで我慢してから、ペニスを引き抜いた。
 三人の唾液で濡れて光り、おあずけされたせいでビクビク震えている。
 危ないところだった。もう少しで流されてしまうところだった。
 ふぅー。俺は大きく息を吐いてから、ソファに戻り採点した。
 コスプレ的に一番似合っていた沙織が90点、アピールの少ない愛美は85点、一番妄想させてくれた綾は92点。
 三人とも、すぐに押し倒したいほど良かったが、ここで高得点を付けすぎると、後からもっと凄いのが出てきた時に困るので。こんなところだろう。
 三人は次の衣装へチェンジするために一度隣の部屋に戻った。
 俺はペニスをこすりたいのを何とか我慢しながら三人の着替えを待った。

 規定の第二テーマは女教師。
 これは高校時代の甘酸っぱい思い出に繋がるテーマだ。去年までは高校生で、まだ一年も立たないのに遠い昔の気さえする。
 最初の沙織は何と言うか、教師というよりリクルート中の女子大生に見える。
 黒のスーツに白のブラウス、スカートは膝上のややタイトな作り。
 あまりに普通すぎる。
 無理すれば教育実習生と言えなくも無い。
 スーツ姿の沙織は大学の入学式の時に見ているだけに新鮮味はちょっと少ない。
 見るのは二回目だけに普段とはちょっと違った感じがするのは良い。
 次の愛美は沙織以上に教師に見えない。
 フワフワ、ヒラヒラの白いスカートに白いブラウス。そのブラウスがまた、縁にレースのある丸襟で、甘ロリの人が着るような物だ。その上にまた、ピンクのボレロ風の物を羽織っている。
 ちょっと天然が入ってるけど、優しくて生徒全員から好かれている先生というところか。
 愛美のカワイイ雰囲気とは確かに合ってる。合ってるけど、これが教師のコスプレかというと違う気がする。
 このテーマは失敗だったかと思えてきた。
 最後の綾を見て、俺の気持ちは持ち直した。
 白いブラウスはわざと小さめなのを選んだのか、かろうじてボタンで留められている。ボタンとボタンの間は大きく隙間が開いて、ブラや肌が見えてしまっている。
 しかもブラは黒なのでブラウス越しにモロに透けて見えている。
 下は黒の超タイトミニ。お尻の形に布地が張り付いている。
 それに黒のストッキングを穿いている。スカートが短すぎて、歩くたびにチラチラと赤いガーターベルトが見える。
 さらに、小道具として黒縁のメガネをかけ、手には指示棒を持っている。
 まさに、AVの女教師モノ、その物だ。
 ここでも、俺は三人にフェラをしてもらうことにした。
 沙織の場合は、教師というより、就職活動に来た女子大生に見立てる。
『内定欲しかったら、ちゃんとお口で自己アピールしなきゃダメだよ』
 真面目で経験の少ない嫌がる女子大生へ強引にフェラさせるシチュを妄想する。
『ほら、もっと舌を使って。そんなことじゃ、内定あげられないなあ。他の子はもっと熱心にやってくれるよ』
 テーマとは違うが、ちょっと楽しめた。
 愛美はいつもと雰囲気が違うので、ちょっと戸惑ってしまう。
 愛美はただでさえ年の割りに甘いお菓子みたいな顔をしているのに、服のせいでその感じがさらに増している。
 一歩間違えば痛い人だ。それを愛美の笑顔がなんとか抑えている。
『うふ、先生にまかせてね。気持ち良いことしてあげるね』
 愛美は年上の女性が童貞をなぶるように、舌先で亀頭や裏筋をチロチロ舐めてくる。
「はぅー……」
 思わず声が出た。
 手で竿をこするのも加わり、愛美がさらにいじめてくる。
『出るときはちゃんと言うのよ。全部飲んであげるから』
 愛美が色っぽい目で見つめてくる。
 服が違うだけで、フェラの感じもだいぶ違う。新鮮というか、違う人にやってもらってるみたいで、興奮と射精感がぐんぐん上昇する。
『我慢しないで出していいのよ。ほら、ピュッピュッしちゃいなさい』
 一番敏感な亀頭先端の割れ目をチロチロされて、俺は不覚にも射精しそうになる。
 慌てて、腰を引いて逃げた。危なかった。
 少し息を整えてから綾へ向かう。
 綾はあざといほどツボにはまりすぎている。
『授業中に先生のことイヤらしい目で見てたでしょ。ここをこんなに大きくして。本当にイヤらしい子』
『勉強もしないでエッチなことばかり考えてたんでしょ。頭の中では先生のことどうするの?』
『今日は特別に口でしてあげるけど、勉強がんばるのよ。成績上がったら、もっと凄いご褒美あげるから』
 次から次へと妄想が湧き上がってくる。
 綾の超エロい体は妄想するにはピッタリだ。
 俺は射精寸前まで綾の口を楽しんでから、体を離した。
 採点は沙織88点、愛美89点、やりすぎだけど興奮してしまう綾は92点にした。
 次はいよいよフリースタイル。三人がどんなコスプレをして出てくるか、とても楽しみだ。

 ここからは一人ずつ登場してもらう。
 最初の沙織を見て俺は意表を突かれた。
 沙織は薄いベージュの女性用軍服を着ていた。
 一週間ではサイズが合った物を手に入れることができなかったのか、サイズが合ってない。
 第二次世界大戦のアメリカっぽい雰囲気だけど、どこの国の物か分からない。なんかのアニメか漫画の物かもしれない。
(沙織ちゃーん、狙いすぎだよ。外しちゃってるよ)
 俺は心の中で泣いた。
 たしかに新鮮味はある。
 ピッと敬礼されると、いじらしくて、とてもかわいい。
 だけど、ちっともエロくない。俺の勃起メーターが120%から90%までダウンしてしまった。
 これならもっとストレートにセーラー服や競泳水着とかのほうがましだった。
 残念だけど84点。
 次の愛美は分かりやすい。ファミレスの店員さんだ。
 だけど少しエロ仕様になっている。
 大きく裾が広がって、胸元が大きく開き、腰が絞ってある濃青のワンピース型で、腰から下に白いエプロンを付けている。
 おまけに、髪にカチューシャ、喉元にはチョーカー、白のストッキングに白のガーター。
 ファミレスというか、メイド服に近い。
 これはあまりメイド、メイドしてないのが良い。それに愛美の体の不思議なエロさをかもし出している。
 高ポイントだ。
 さっきの沙織で少し元気をなくしたペニスが跳ね起きた。
 ちょっとだけフェラしてもらって、ご主人様気分を味わう。
 愛美がおもねるような目付きで俺を見ながら濃厚なテクを披露してくれる。
 これは思ってたより良い。
 俺にメイド属性はないと思ってたけど、良いものは良いのだ。
 ちょっと長めにフェラしてもらってから、ちゅぽんと引き抜いた。
 愛美がまだ物足りなそうな顔をしている。
 ムラムラして、このまま愛美を縄で縛りたくなってくる。このまま縛ると決行似合うんじゃないかという気がする。
 ダメだ、危ない事を考える前に綾と交代だ。
 思わず興奮してしまったので、ここまでで最高得点の94点にした。
 次にフリースタイル一回目最後の選手、綾が登場した。
 これは一目で分かるチアガール。
 俺の好きなノースリーブにプリーツのミニスカート。白いソックスを穿いている。
 髪はポニーテールにまとめている。
 胸元は大きく盛り上がっているし、きれいな脚もすっと出てるし、確かにエロい。
 エロいんだけど、俺のツボからは少し外れている。
 二十三歳の綾が着ると、ちょっと若作りで痛々しい感じがする。特に白ソックスが悲しげだ。
 綾があと五歳若ければ最高に似合うはずだ。だけど、今は、二十歳を超えたオバサンがセーラー服を着て女子高モノのAVに出る痛さみたいなものを感じてしまう。
 でも、健康的なエロが好きな人には評価が高いかもしれない。
 85点を付けようとしたら最後に綾が両手を組んで上に上げて、体全体がAの形になるポーズを取った。
 両腋が丸出しになる。これは腋好きの俺にはグッとくるポーズ。+1して86点にした。
 ここまでの得点を集計すると、沙織262点、愛美268点、綾270点。綾が僅差でリードしている。

 フリースタイル二回目、沙織の登場。
 沙織は婦警さんの夏服で現れた。
 水色の半袖シャツに濃紺のタイトミニ。おそらく本物の婦警さんよりは丈が短くしてある。生脚に黒のパンプス。
 もうお約束どおりの婦警さんだ。
 手にはピストルを持っている。SIG SAUER P230JPのモデルガンだろう。
 さっきの軍服の何倍も似合う。
 こんな婦警さんなら逮捕されてもいい。そんな感じだ。
 婦警は第二回コスプレ大会の規定でやろうと思ってたのに、沙織に先を越されてしまった。
 これだけ似合っていたら腹は立たない。
 俺は沙織の前に立った。
 軍服の時はフェラを飛ばされた沙織が濃厚で、それでいて愛情たっぷりのフェラをしてくれる。
『もう、こんな危ない武器を持って。無駄な抵抗は止めて、早くミルクを出して大人しくしなさい』
 そんなセリフが聞こえてくるようだ。
 俺はしばしの間、沙織の慣れ親しんだフェラテクを満喫した。
 同じフェラテクでも視覚効果が加わると一味違う。これがコスプレ効果だろう。93点だ。
 適当なところで次の愛美と交代だ。
 入ってきた愛美の姿を見て俺はほんの少しクラッときた。
 なんというか、かすかな違和感。
 銀色のちょっとレトロな感じのミニのワンピース。まるで大阪万博のコンパニオンみたいな服だ。
 こんなのどこで売ってるんだろうか。
 胸元がほんのり膨らみ、裾から適度な太さの脚が見えている。
 唇には真っ赤な紅を引き、頬にも薄く紅を入れている。
 ハンバーグの上に乗ったパイナップル、ポテトサラダに入ったリンゴ。そんな感じの違和感だ。
 好きな人には良いのだろうが、愛美の柔らかお菓子系の顔と微妙に合っていない。
 合って無いけど、愛美の男好きのするエロさは十分に現れている。
 俺は不思議な感覚になりながらも愛美にフェラをしてもらう。
 思ったよりいい。いつも以上に不思議と気持ち良く感じる。違和感で腰の辺りがむずむずする。
「ちょっとバンザイして」
 愛美に万歳をしてもらって、その両手を掴む。バンザイフェラだ。
 そして、俺は軽く腰を動かし、ペニスを出し入れする。軽いイラマチオ状態。
 さらに良くなった。
「吸って。唇を締めて、もっと吸って」
 愛美が言われた通りに唇を細め、ペニスを吸う。
 いい。これはいい。
 征服欲が満たされるような気がして、それが、服のアンバランス感と合わさって、よく分からないけど、いい。
 俺はけっこうギリギリの所までフェラしてもらった。
 終わった時に、ふぅーっと大きな溜息を付いた。
 不思議と気持ち良かったし、新鮮度、興奮度も高いので97点。
 いよいよオーラス。
 綾を見て、俺は少しだけ驚いた。
 誰か一人はアニメのキャラでくると思っていたが、そうか、そう来たか。
 ラムちゃんだ。
 確かに綾の巨乳を活かすのにビキニは最適だ。そして、ビキニといえばラムちゃん。
 だけど、それは俺が生まれる前の漫画・アニメだろう。
 いったい誰に聞いたんだ。
 ストラップレスのブラに、ビキニ、そしてブーツ。もちろん、全部トラ柄だ。
 お約束の角もちゃんと付いている。
 それにしてもブーツが似合っている。綾がこれほどブーツが似合うとは知らなかった。
 谷間がくっきり出ている胸も迫力が有って良い。
 尻尾をつけたりみたいな変な小細工をしてないのも良いし、ビキニだからと言って弁天様へひねらないストレートさも良い。
 まさに自分の魅力を最大限に引き出すコスプレだ。元々三人の中で一番スタイルが良いのだから、持ち味を引き出すことを考えるだけで良かったのだ。
 俺は綾の前に立った。
 綾が、『どう?、どう?』という顔で俺を見る。
 俺は軽くうなずいた。
 それで、納得したのか綾がフェラを始めた。
 俺はせっかくだから角を持ちながらフェラしてもらった。
 これで最後だと思い、射精ギリギリまで綾にまかせた。
 確かにコスプレという面だけでいうと今日一番の出来だ。でも、前の愛美ほどの驚きというか、新しい発見は無かった。
 それで愛美より1点低い、96点にした。
 これで、全部が終了した。想像以上に楽しめた大会だった。三人の意外な一面を見れたのも良かったし、普段とは違う興奮も味わえた。
 ぜひ、二回目もやりたいと思った。

「では、結果発表です」
 ここまで採点結果を知らせてなかったので、三人は固唾を呑んで俺の言葉を待っている。
「優勝は…………366点で…………、綾さんです」
 綾がワァーと素直に喜んでいる。
 沙織と愛美はやっぱり、みたいな感じで残念そうだ。二人も始める前から綾が有利だと薄々感じていたのかもしれない。
 それを見て、第二回大会からはルールを変えないといけないと思った。
 胸の大きさは対象外。
 そうするだけで、かなり差は縮まるはずだ。
 発表が終わったところで三人には再び着替えてきてもらう。
 俺の興奮度とエッチのやりやすさを考えて、沙織はナース服、愛美はコンパニオン服のまま、綾は女教師だ。
 そして、これから綾へのご褒美を兼ねた乱交の始まりだ。

 俺は待ちきれず、すでに全裸になっている。三人に脱がせて貰う時間がもったいない。
 綾を真ん中に左に愛美、右に沙織が並んで立っている。
 俺はその前に立ち、まずは綾にキスをした。
 優勝商品はエッチの優先権。いつもは第一彼女の沙織優先だけど、今日は全部綾優先で進めていく。
 たっぷり時間を掛けて、綾の口の中を愛撫する。
 綾も俺の首に腕を回し、体をこすりつけるようにしてキスしてくる。
 あまり興奮させすぎても困るので、程よく体が温まったところで本日二位の愛美へ移る。
 愛美は最初から濃厚なキスで出迎えてくれた。
 俺の口の水分を全て吸い尽くすような、激しい吸引だ。
 両手が俺の首からうなじへかけて添えられているので、ゾクゾク感もする。
 コスプレ中のフェラで俺の体には半端に火が着いているので、一方的にやられるとヤバイ。
 俺はそっと愛美から体を離した。
 最後は残念だった沙織。服の選択さえ間違えなければ十分優勝のチャンスがあったのに残念だ。
 俺の独断でひいきが入るのだから、コスプレ度が同じならば沙織が優勝なのだ。
 沙織は控えめでいて、ツボを外さない巧みな舌使いで俺のキスに応える。
 沙織とのキスが一番落ち着く。もう何百回したか分からないけど、いまだに飽きない。一日中でもキスしていたいくらいだ。
 三人の相手をしないといけないので、沙織にばかり時間を掛けられない。
「綾さん、お口でしてもらえますか。二人はこっち」
 俺は綾をしゃがませ、愛美と沙織の頭を押さえて、口を俺の首筋へ押し付けた。
 そこから先は何も言わなくても、三人が自分からサービスしてくれる。
 綾は経験の割りにフェラがそれほどうまくない。
 フェラよりもパイズリばっかりやってたのかなと思う。たしかに、フェラならいくらでも機会があるけど、パイズリのチャンスは中々無い。となると男としてはどうしてもパイズリ希望になる。
 これからゆっくり覚えてもらえば良いことだ。それに、愛美や沙織のやり方を見て自然とうまくなるだろう。
 首筋を唇や下が這い回る、ゾクゾクする気持ち良さに耐えながらでも、綾のフェラならいつまででも持ちそうだ。
 俺はペニスへ十分唾液がまぶされたところでローションを取り出した。
 綾のブラウスの胸の所だけボタンを外し、胸の谷間へローションをたっぷりまぶす。
 その谷間へペニスをヌプヌプと埋めていく。
 ブラで締め付けられている乳房は手で押さえなくても、ペニスを適度に締め付けてくる。
 普通のパイズリが女性の体と平行にペニスを動かすけど、今は綾目掛けてまっすぐ突き入れている。
 普通のやり方が平行パイズリだとすると、今やってるのは垂直パイズリ。
 並の巨乳には出来ない、綾クラスの巨乳ならではのやり方だ。
 このやり方の良い所は両手や体が自由になることだ。
 ゆっくり、ゆっくり腰を動かし、ペニスで綾の胸の感触を楽しみながら、空いた手を愛美と沙織の股間へ忍び込ませた。
 せっかく服を着たままなので、このまま脱がさないでいこう。
 裾から入れた手でショーツの上から、クリの辺りをカリカリとこする。
「はぅー」
「あ……」
 愛美と沙織の口から切なげな声が漏れる。
 あえぎ声をステレオで聞きながら、別の女性にパイズリさせる。なんて幸せな状況だろう。
 少しでも長く楽しみたいから、ゆっくりパイズリしているのに、シチュに興奮しているせいか、精液が体の奥で煮えてきている。
 看護師とコンパニオンを手マンしながら女教師にパイズリしてもらう。
 最高だ。
 このままでは無駄撃ちしてしまう。
 俺は綾を立たせて、ソファーの背に手を掛けて上体を伏せ、お尻を突き出させる。
 タイトスカートをたくし上げ、黒のビキニショーツを膝までズリ下げる。
 綾のびしょびしょに濡れた秘所が現れた。
 俺はたまらず、ゆっくりと綾の中へ入っていった。
「はああああぁーー……」
 ここまでで綾も興奮していたのか、入れただけで尾を引く長いあえぎ声を出した。
 背中を思い切り反らして、爪先立ちになり、脚がフルフルと震えている。
 俺もゆっくりと息をして、快感を噛み締める。
 綾の中はズブズブに溶けていて、愛液で溢れ、いやらしい肉がやんわりと絡みついてくる。
 興奮しきっているだけに、気を抜くと体を持っていかれそうだ。
 気を紛らわすために、愛美と沙織の顔を引き寄せ、乳首を吸わせる。
 二人はすぐに乳首に吸いつくと、俺の乳首をイジメ始めた。
 チュッチュッと吸ったり、舌の先でツンツン突いてくる。
(き、き、き、気持ちいいー……)
 両方の乳首から連続して快感が脳に響く。
 あまりに気持ち良くて、膝がガクガクするほどだ。
 声が出そうになるのを何とか飲み込む。
 せっかくのコスプレなのに、目が開けられない。目を硬くつむって、歯を食いしばらないと耐えられない。
(も、もっと……)
 今でもかなり気持ち良いのに、体はもっと快感を求めていて。腰が止まらない。
 腰を目一杯まで綾へ押し付け、ペニスの先で子宮口のコリコリした感触を確かめる。
 ペニスの先から頭まで叫びたくなるようなツーンと快感が走り抜ける。
 それから、ゆっくりと引き抜き、カリが綾の肉壁をえぐる感触を確かめる。
 4Pは良い。3Pより一人多いだけなのに、ぐっと快感が増す。
 快感にかすむ頭で考えてみると、男は責めるにも、受けるにも相手が三人なのがちょうど良い。
 責める時はペニスと両手で三ヵ所、受ける時はペニスに乳首で三ヵ所だ。
 それに女性一人を挿入して責めながら、残り二人に女性の胸を責めさせるにもぴったりだ。
 そんなことを考えている間にも、射精感は上昇を続けている。
 まずい。このままでは綾をイカせる前に射精してしまう。
 俺は泣く泣くペニスを抜いた。
 それでも余韻でペニスがジンジンしている。
 綾が振り向き、なんで抜いちゃうのという顔をしている。
 仕方ないんだよ。このままじゃ出ちゃうからと心の中で謝る。
 俺は三人を連れてベッドへ移動した。
 俺がベッドに仰向けで寝そべると、綾が何も言わずに俺の腰を跨ぎ、ペニスを掴んだ。
 そのまま、騎乗位の体勢でぬぷぷぷと下の口でペニスを飲み込んだ。
「ふああああぁー……」
「お、おおお……」
 綾の声と俺の声が同時に響いた。
 もっと綾を感じさせないと俺のほうが先に参ってしまう。
 それで愛美と沙織に綾を責めさせる。
 二人は示し合わせたかのように、綾の乳首を摘み、綾の体に舌を這わせる。
「あ、あ、ダメ、それダメ、感じ、すぎちゃう……」
 綾はあえぎながらも腰の動きを止めない。
 腰から下だけを激しく前後に動かし、股間を俺へこすりつける。
 これはクリが思い切りすり潰されて、かなり効くはずだ。
 綾は自分自身を虐めるように、その動きを止めない。
 亀頭の先もゴンゴンと一番奥へ当たっている。
「あ、い、いい、すごい、当たってる、当たってるよぅ、すごいよう」
 綾は涙声になりながら、快感を貪っている。
 俺の力で綾は先週よりもさらに感じやすくなっている。本当に物凄い快感のはずだ。
 綾が感じる分だけ俺も快感に襲われている。
 もう、腰の辺りがピリピリ痺れて、タマもキュッと持ち上がってしまっている。
 限界だ。これ以上は本当にヤバイ。
 俺は上半身を起して、綾の体を抱きしめると、対面座位の体勢になった。
 これで、綾の動きを小さくして、少し落ち着く作戦だ。
 それにこの体勢だと、綾の胸が二人の体で挟まれて、ボヨンボヨンの感触を楽しめるし、両手が自由になる。
「もっとー、もっとぉーー……」
 綾は動き足らないのか、不自由な体勢なのに、一生懸命腰を動かしている。
 どうしても動きは小さくなるので、俺はなんとか興奮を抑えられそうだ。
 この体勢でなんとか体を整え、落ち着いたところで一気に綾をイカせるのだ。
「ひゃああああぁーー」
 その時、綾の体が突然跳ねた。
 何事かと思うと、愛美が綾の後ろに回っている。
 そうか、愛美が綾のアナルを責めたのだ。ナイス、愛美。
 俺はこのチャンスを逃さなかった。
 左手で綾の頭を抑え、片方の耳に猛然としゃぶりつく。右手は乳首ごと乳房を揉み倒す。
「そこ、ダメ、きたな……、そんな、いっぺんに、ダメ、あん、やぁー……」
 綾の秘肉がキュッキュ、キュッキュと締まる。見えないところで愛美が良い仕事をしている。
 俺も負けじと綾の耳から首筋を唾液でベロベロにしていく。右手は握力の限界に挑戦するかのように、弾力のある乳房を揉んで、揉んで、揉みまくる。
「あ、あ、あ、あん、あんぅー、あ、あ、あぁ、ああ……」
 綾の性感が一気に燃え上がる。膣壁がひくつき出しているし、体がうねるように動いている。
 一方俺の方はだいぶん落ち着くことができた。これで暴発するようなことはないだろう。
 後は綾にとどめを刺すだけだ。
 綾をギリギリまで追い込んでから、ベッドへ寝かせた。
 そこで俺の悪い虫が騒ぎ出した。
 目の前には俺のペニスを入れられたまま半死半生の女教師。胸をはだけられて巨乳がくびり出されている。
 俺の横にはエッチな格好の看護師とコンパニオン。
 三人並べてやってみたい……。
 ゴクリ。
 俺は生唾を飲み込んだ。
 今まで女性を並べてやったことなんか無い。今しかない。
「愛美さん、沙織、綾さんの両側に寝てくれる」
 二人が言われるままに横になった。
 俺は綾から抜いて、愛美の足元へ移動した。
 両脚をM字に開いて、ショーツを横にずらして、一気に挿入した。
「あんぅー」
 愛美があえぎ声をあげる。
 ここまでで興奮しきっていた愛美の中は綾以上にぬかるんでいて、ぬるりと吸い込まれた。
 ずらしたショーツで竿の横側が擦れるのがアクセントになって気持ち良い。
 俺はたまらず、愛美に抱き付き熱いキスをした。
 愛美も俺の首に腕を回して、強い力で俺の顔を引き寄せる。そして、俺の舌を痛いほど吸う。
 他の人が見たら、駆け落ちした恋人に見えるくらいの熱烈さだ。
 俺達はぴったりと体をくっつけ、もつれるようにうごめいた。
 俺はマックスまで興奮してしまう。
 精液もすぐそこまで上がってくる。
 で、で、出る……。
 おおおおぉー。
 心の中で雄叫びを上げながら、愛美の腕を振り払い、ペニスを抜いた。
 ギリギリのギリギリだった。あと一秒でも遅かったら間に合わなかった。
 はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……。
 俺は肩で息をする。
 危ない所だった。ほんとにやばい。やばいくらい気持ち良くて興奮してしまう。
 恐るべし4P、恐るべしコスプレ。
 ほんの短い間、息を整え、体の昂ぶりを押さえてから、沙織へ向かった。
 ここで、沙織の体を試さないのはありえない。
 沙織が期待と嫉妬と興奮の入り混じった複雑な表情で俺を見つめる。
 俺は沙織のスラッと伸びた綺麗な脚をかかえた。
 そのままショーツをずらして、一気に沙織を串刺しにした。
「あんっ」
 沙織が俺にしがみ付きながら、かわいい声を出す。
 いじらしくて、感情のこもった声だ。
 ここまでさんざん見せ付けられ、焦らされて、我慢も限界だったんだろう。
 ぎゅうぎゅうペニスを締め付けてくる。
 俺は沙織を抱きしめながら、そのオマンコの味を噛み締めていた。
 こうやって三人続けて挿入してみると、微妙な違いが良く分かる。
 綾の柔らかくて包み込むようなオマンコ。モリマンがピストンの時の衝撃をやわらげてくれるのもポイントが高い。
 愛美のやさしく複雑に絡みついてくるオマンコ。肉付きの良い体は抱き心地が良い。
 沙織の一番狭くて、一番良く締まるオマンコ。俺しか知らず、俺が知り尽くしている場所。一番落ち着けるホームグラウンドのような場所だ。
 俺は綾、愛美、沙織の順で何度も場所を変わった。
 三人の入れ比べは、移動する間の時間が休憩になり射精が抑えられると同時に、相手が変わることで新鮮な感じがして興奮が増してしまう。諸刃の剣だ。
 三人の違いをペニスが覚えるくらいまで三人の体を味わった。大満足だ。
 これだけレベルの高い美女三人を同時に相手できるのは、日本にも数えるほどしか居ないだろう。
 ここから先はお返しに、三人に気持ちよくなってもらう番だ。
 まずは、コスプレ大会優勝の綾だ。綾に思い切りイッてもらう。
 綾は本気汁を溢れさせながら、下の口をヒクヒクさせている。
 最初の愛撫でイク寸前まで責められ、その次には感じては抜かれ、感じては抜かれを繰り返されて、我慢も限界に近いみたいだ。
 これなら、一気に絶頂へと駆け上がるだろう。
 俺は綾の太ももを抱えて、ペニスを埋め込んだ。
「はうぅー」
 入れただけで綾は軽くイッた。
 膣壁がピクピクして教えてくれる。
 俺はそのひくつく肉壁を抉るようにゆっくりと出し入れする。
「ああああぁ、い、いい、も、もっと、強く……、強くして……」
 綾が背中を反らし、喉元をさらしながら訴える。
 それでも俺はゆっくりと綾の体をなぶる。もっと、もっと感じて欲しいからだ。
 愛美と沙織が綾の体に取り付き、それぞれ乳首を咥えた。
「あっ、ああああぁー」
 綾の口から絶叫に似たあえぎ声が出る。体がびくんびくんと跳ねている。
 俺の力でクリ並に感じる乳首を両方同時に舐められたらたまらないだろう。
 さらに愛美が片手を綾のクリへ伸ばす。
「いいいいぃー、ダッ、ダメーー……」
 綾の絶叫が続く。
 それを聞いて、俺のピストンが自然と速くなる。
「いっ、いっ、いっ、いい、気持ち、いいぃーー。すごい、すごいよぉ、初めて、こんなの、初めて」
 俺は綾の脚を開いたり、閉じたり、太ももを抱えたり、足首を掴んだり、アクセントを付けながら綾の体を抉る。
 綾は軽くイキ続けているのか、中はヒクヒクしっぱなしの状態だ。
 俺は込み上げてくる射精感を歯を食いしばって耐えながら、何度も腰を突き上げる。
 その度に亀頭の先が子宮を押し上げる。快感で子宮が緩み、下がってきているのだ。
「あ、あぁ、イ、イク。イキます」
 子宮を揺さぶられ、綾が我慢の限界を超えた。
 綾の膣壁が一層強くしまる。
 俺はペニスを根元まで埋め込んで、射精の引き金を引いた。
「出るっ」
 俺は短く告げると、精液を盛大にぶっ放した。
「おおおおおぉーー……」
 俺は低く呻きながら、射精した。
 ばりゅるるるるぅ、びびゅるるるるるぅ、ぶりゅりゅりゅりゅるるぅーー……。
 ここまで我慢を重ねてきただけあって、物凄い量の精液が凄い勢いで噴き出していく。
「んんぅ……」
 精液に体の一番奥を叩かれ、綾は絞り出すような声を出しながら大きな絶頂に襲われた。
 体が完全に反り返り、頭とお尻で体を支えている状態で、背中が完全にベッドから浮いている。
 俺は腰を密着させたまま、最後の一滴まで綾の中へ吐き出す。
 長い長い射精が終わった時、綾の体がドスッとベッドに落ちた。
 綾はそのまま動かなくなった。

 会心の一撃だ。射精が終わってもまだ半勃ちのままで、治まらない。
 俺は沙織の前へ移動した。
 コスプレ大会の得点順だと次は愛美だけど、俺には考えがあった。
 沙織のアナルの成長具合を確かめるのだ。
 沙織へアナルでも感じるようになるとお願いの紙を渡して一ヶ月になる。
 かなり感じるようになっているはずだ。それを確かめるには愛美も居たほうがやりやすい。
 俺は沙織のショーツを脱がした。ナース服を腰の所までたくし上げ、沙織の下半身を剥き出しにした。
 準備完了だ。
 まずは正常位でゆっくりと沙織の中へ入っていった。
「んんぅ……」
 一番感じやすい沙織は先っぽを入れただけで、軽くイキ、狭い膣壁でグイグイ締め付けてくる。
 俺はそこをこじ開けるように一番奥目掛けて突き進んでいく。
「あぁ……」
 沙織が俺にしがみ付きながら、体を震わせる。
 俺は根元まで埋めきり、亀頭の先で子宮口を押し上げる。
「んん、ああぁ……」
 沙織が心の底からたまらないという感じのあえぎ声を出した。控えめなのがとても好ましいし、感情がこもっている。
 そして、快感を紛らわすためか、俺の首筋に吸い付いてきた。
 キスマークが付いてしまうのが心配なくらいの吸い方だ。
 俺は沙織を抱きしめると体を起こし、対面座位、女性上位へと体勢を変える。
 その間も沙織は俺にしがみ付いたままで、二人の体は完全に密着している。
 俺は下から沙織の背中と腰を抑え逃げられないようにした。
 すると、愛美が何も言わないのに、沙織のお尻のほうへ動いた。
 いよいよだ。
 俺は沙織の体を強く抱いた。
 愛美が沙織のお尻に手を掛ける。
「えっ、何っ」
 沙織が我に返ったのか、おびえた声を出す。
 愛美が吸い寄せられるように沙織のお尻へ顔を近づけ、アナルへ唇をつけた。
「やっ、そこはイヤ。ダメ、ダメ、ダメ。汚い、汚いから……」
 沙織が体を捻って逃げようとするが、俺はしっかり抑えて逃がさない。
 愛美が舌でほじくり返しているのだろう。沙織の体が何度も跳ねる。
 どんな風に責めているのか見たいけど、今の体勢では見られない。残念すぎる。
 俺は自分がお尻の穴を舐められた時の背筋がぞわぞわする感覚を思い出す。
「いやぁ、やめて、そんなとこ、そんなとこ舐めないで、お願い、愛美さん、お願い」
 沙織がどんなに嫌がっても愛美は舌を止めない。
 沙織はお尻の穴を閉じて舌の侵入を防ごうとしているのか、オマンコが締まり、ペニスをグイグイ締め付けてくる。
 それに亀頭の先が子宮口に当たり沙織が体をよじる度にこすれて体を快感が走り抜ける。
 動かなくても、十分気持ち良い。
「いや、いや、いや、いや……」
 沙織は子供のようにただイヤを繰り返すが、時間がたつごとにその声が小さくなっていく。
 俺の力が聞いているならば、アナルでけっこう感じているはずだ。
 俺はさらに沙織を追い込もうと、首筋から肩に掛けてペロペロ舐め、手でうなじや脇腹などの敏感な部分を撫でる。
「う、う、ううっ……、ううう……」
 沙織から快感をこらえる声が出始める。
 感じてる。感じてるよ。
 俺は沙織みたいな清純な顔の女の子がアナルで感じる姿に、例えようの無い興奮を感じていた。
 その時、急に沙織が吼えた。
「はああああぁー」
 突然の事に油断していた俺はあやうく沙織の体を逃がすところだった。
 改めて沙織の体をしっかりと抱き、何事かと首を伸ばして愛美の方を見た。
 愛美の顔はぴったりと沙織のお尻にくっついていた。ということは、愛美の舌が沙織のアナルの中へ入ったのだ。
 俺はその感触を想像して身震いした。
 沙織の抵抗は再び大きくなったが、これも時間がたつにつれて大人しくなっていく。
「んー……、んふぅー……、んんぅー……」
 沙織の顔を見ると、硬く目をつむり、眉間に皺を寄せている。一生懸命何かに耐えている顔だ。俺の体に力一杯しがみ付いている。
 愛美がアナルを責め始めて、どのくらい時間がたったか分からなくなる頃、愛美が顔を離した。
 次はどうなるんだ。
 俺が様子を伺っていると、またまた沙織が吼えた。
「いや、いや、いや、いや、いや、ヒィー……」
 体を仰け反らせ、全身に力が入っている。
 愛美が何をしたか、今度は分かった。アナルの中へ指を入れたのだ。
 ペニスがさらに締め付けられ、膣壁越しに何かが入ってきたのが感じられる。
 それは最初浅い出し入れだったが、どんどん深く入っていく。
「イヤー、イヤー、イヤー、イヤー……」
 沙織は頭を振り乱しながら嫌がるが、愛美の指は止まらない。
 ついに指を根元まで入れると中で回転させ始めた。
 さらに指を曲げては腸壁をこすり始める。
 その動きが俺のペニスにまで伝わってくる。
「いや……、やめて……、お願い……、あ、あぁ……」
 指が動き出すと、沙織は抵抗を止めて、俺の肩へ顔を伏せた。
 俺の体を強く掴み、体を震わせている。
「気持ちいいの?」
 俺は思わず聞いてしまった。言ってから、言わなきゃ良かったと思ったが、もう遅い。
「違う、変、変なの、おかしいの」
 沙織は感じているのをごまかすかのように、大きな声で否定した。
 それを聞いて、愛美が指を出し入れし始めた。
 出し入れしながら指を回転させたり、指先を曲げたまま出し入れしたり、第二関節の太いところを何度も出し入れしてアナルを抉るようにしたりと、予測のつかない不規則な動かし方だ。
「くっ……、ダメ、うううぅ、待って、変、変になるから、変に、なる……」
 沙織の顔を見ると額に汗をにじませ、苦しそうだ。
「くっ、うっ、ううう、ううううぅ……」
 俺を掴む沙織の指にますます力が入る。
 愛美は飽きることなく、淡々とアナルを責め続ける。
 昔、同じように責められたのか、責めたのか、それとも両方か。俺には分からない。ただ、愛美は嫌いではないようだ。
 俺は沙織の体を押さえながら、その行為に呆れ、また、畏怖していた。
 永遠に続くかと思われた愛美の責めの途中、沙織が突然大きな声を出した。
「ふわああああー」
 我慢に我慢を重ねたが我慢しきれず、思わず快感が爆発したような声だ。
 そこから、沙織が崩れるのはあっという間だった。
「あ、あ、あ、お尻、お尻が……」
「気持ちいいの?」
「い、い、いい、気持ち、いいー……」
 沙織の目はよどみ、よだれを垂らさんとばかりに口を開いている。
「あ、あ、あ、あ……、ひいいいいぃーー……」
 悲鳴のような声を出して、ペニスをきゅんきゅん締め付けている。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ……」
 沙織が全身をブルブル震わせている。目の焦点は合ってないし、見たこと無い沙織の顔だ。
「アナルは一度イクと、しばらくの間イキ続けるんですよ」
 俺が心配していると、愛美が説明してくれた。
「だから、こうやって動かしてあげると……」
「ヒ、ヒ、ヒィー……」
 沙織が思い切り背中を反らせて反応する。
 愛美はその後も指を動かし続けた。その度に沙織も反応する。
 だが、何度も何度も繰り返すうちに、だんだん沙織の反応が小さくなってきた。
「沙織ちゃんはそろそろ限界みたいですね。最後に大きくイカせてあげますね」
「あ、が、ダ、ダメ、ん、ん、ん、んんんぅー」
 力尽きたと思っていた沙織が再び激しく反応を始めた。
「ほら、沙織ちゃん、イキなさい。イッていいのよ。お尻で思い切りイキなさい」
「んっ、んんんっ、イ、イクッ……、んんむっ……」
 沙織の体がピーンと伸びた。全身に力が入り、反り返る。
 ペニスが痛いほど締め付けられる。俺はそれを息を止めて耐えた。
 そしてそのまま何秒かたった後、沙織の体から力が抜けた。
 沙織の顔を見ると、気を失っていた。
 その顔は緩みきって、とても幸せそうに見える。実際、幸せな夢を見ているのかもしれない。

 最後の愛美の番だ。
 綾も沙織も意識が無いので、愛美とは一対一だ。
 今日の優勝は綾だけど、MVPは愛美の気がする。綾と沙織だけだと絶対に盛り上がらなかった気がする。
 それに沙織をアナルでイカせることもできた。
 愛美のおかげだ。
 後は全力で愛美をイカせて感謝の気持ちを伝えよう。
 でも、アナルを責める時の愛美は少しだけ怖かった。愛美の内面を見た気がした。これは黙っておこうと俺は思った。
 愛美の開いた脚の前に陣取り、俺はショーツを脱がせた。
 銀色の妖しいコスチュームの愛美。せっかくの服を脱がせるのはもったいない。
 俺は裾をたくし上げ股間をあらわにすると、ためらうことなく愛美を貫いた。
「あぁ……」
 沙織を責めることで興奮しきっていたのか、愛美は三人の中で一番ぬかるんでいた。
 中は熱く、ドロドロに溶けている。溢れるほどの愛液が潤滑剤となって俺のペニスを楽々と飲み込んでいく。
 俺は一気に根元まで入れて、愛美の一番深い部分を押し上げる。
「ん、んんぅ……」
 それだけで、愛美は絶頂に達する。
 もう、後はひたすら突き続けるだけだ。
 今日はすでに一回出しているので、少しは余裕がある。愛美より先に出してしまうことは無いはずだ。
 俺は最初はゆっくりと動き始めた。
 愛美の服を見ているとなんだか妖しい気分になってくる。
 本当にコンパニオンかキャンペーンガールを犯している気になってくる。
「あ、いい……」
 愛美の中は優しく、ねっとりとペニスに絡みつき、まとわりつく。沙織と違って大人の女だ。
 大学生と言っても通じる幼い顔、その甘いお菓子のような顔を切なげに曇らせながら、悩ましい視線で見つめられると、胸の奥が熱くなってくる。
 自分でも意識しないで自然と腰の動きが早くなってしまう。
 最初は、沙織よりは太いけどけして太すぎない肉付きの良い太ももを抱えて、その感触を楽しんでいた。
 続けるうちに興奮してきて、愛美を抱きしめ、思い切りキスしたくなってくる。
 愛美も同じ気持ちみたいで下から手を伸ばし、俺を抱きしめようとする。
 俺は愛美の上へ覆いかぶさり、その体をギュッと抱きしめた。
 女性の体は何回抱いても柔らかくて、良い匂いがして飽きない。愛美の体は三人の中で一番抱き心地が良い。
 俺はその感触にうっとりしながら、愛美の唇を貪った。
 唇をこすりつけ、丸ごと口に含んで舐め回し、舌を差し込んで思う存分舐めまわる。それから舌を吸い込んで、吸い、しゃぶり、舌を絡める。
 愛美は俺の好きなようにさせてくれた。
 そして、俺が疲れて舌を休ませると、今度は自分の番だとばかりに、凄い力で吸われた。
 唾液ごと、舌が痛いほど吸われて、舐め回された。
 二人の上半身はぴったりと重なり、下半身だけが激しく動いている。
 俺が腰を突き出せば、愛美も動きを合わせて下から腰を突き上げてくる。
 亀頭の先が激しく子宮を突き上げている。
「んーん、んふぅー、んんんぅー、うぅー」
 二人の口は隙間が無いほど合わさってるので、愛美の口からはくぐもった声しか漏れてこない。
 それでも感じているのははっきりと分かる。
 膣壁が生きているかのようにうごめき、ペニスをきゅんきゅんと締め付ける。
 俺は射精を我慢しながら、腰を突き出し続ける。
「はああぁー、はぁ、はぁ、あん、あっ、あっ、あっ……」
 愛美が息が苦しかったのかキスを解いてあえぎ始めた。
 俺はここぞとばかりに腰のスピードを上げる。
 テクニックも何も無い。ただがむしゃらに動かすだけだ。
 そして、愛美の美味しそうな首筋へむしゃぶりつく。舌を一杯に伸ばして、ひたすら舐めまくる。
「あ、ああ、い、いい、激しい……。いつもと、違う……」
「ごめん、なんか、今日は、体が、止まらない」
「んっ、だい、じょう、ぶ。いいから、すごく、いいから……」
 そんな男心をとろかすような事を言われて、興奮しない訳が無い。
 もう、俺はマックススピードで腰を動かした。そして、愛美の首から上が唾だらけになるくらい舐め回す。
「あっ、あん、す、すごい……。響く。響くよ。体の、奥に、響く」
 今度は愛美が俺の頭を抱き寄せ、首筋を舐め回してきた。
(おおおおぉー……)
 すっごくゾクゾクする。挿入の気持ち良さと混ざって、体が震えるくらい気持ち良い。思わず肩をすくめてしまう。
 精液が沸き立ち、射精が近づいてくる。それでも、腰の動きを止められない。
 亀頭は奥へぶつかる度に鋭い快感が湧き上がるし、まとわりつくヒダをカリでこする度に痺れるような気持ち良さが腰の辺りに広がる。
 俺は、どんどん追い込まれていく。
「愛美さん、出る。もうすぐ、出る。もうすぐ、出るよ」
 射精を何とか押さえ込みながら俺は言った。
「いいわ、来て。一緒に、一緒にイッて。ね、一緒に」
 愛美に耳元でささやかれ、ただでさえ出そうなのに、さらに危なくなる。
 やばい。急に射精感が高まる。精液が沸騰し始めた。
「出して。直樹君の、いっぱい出して。熱いの、熱いのください。私をいっぱいにして」
 うおおおおおー。
 年上美女にそんなこと言われたらたまらない。俺は我慢の限界を超えてしまった。
「あぁ、出ます。出る出る出る、出る。おおおおぉーー」
 ぶしゅるるるるぅーー、びゅるっびゅるるるるぅー、びゅるびゅる、びゅるるるー……。
「来たっ……、出てる……、いっぱい出てる……」
 愛美の中が精液を搾り取るように動く。
 俺は体中の水分を出し尽くす勢いで精液を吹き上げた。
 出しても、出しても、まだ出てくる感じだ。
 絶対、興奮度と射精量は比例してる。そう思える。腰が抜けるような射精だ。
 最後の一滴まで出し尽くすと、体中から力が抜けた。
 愛美へ体を預けてしまう。
 この体勢じゃ俺の体重で愛美が苦しいはずだ。頭では分かっていても、体がだるくて動かせない。
 愛美が俺の頭を撫でてくれるので、さらに動きたくなくなる。このまま寝ちゃいたいくらいだ。
 最後、愛美を失神するくらいイカせようと思っていたけど失敗だ。
 だが、そんなことどうでも良くなるくらい気持ち良い射精だった。
 乱交最高、コスプレ最高。絶対またやろう。
 そう思いながら、俺は愛美の体の柔らかさを満喫して目を閉じた。
 ちょっとだけ休憩しようと思った。

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