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書霊:第十五話

 三月十四日、ホワイトデー。
 白と言えば、精液。バレンタインのお返しは顔にぶっかけか、それとも、ペニスにホワイトチョコをコーティングしてフェラしてもらおうか。
 そんなバカな妄想もしながらも、俺は真剣に悩んでいた。
 どうしたら沙織が一番喜んでくれるか。沙織は何が欲しいのか。
 付き合い始めて二ヶ月近いが沙織から何をしたいとか、何が欲しいとかの希望を聞いたことがほとんど無い。
 たいていは俺の意見に対するリアクションだけだ。
 いったい沙織は何を望んでいるのか。
 ということで、ある日俺は沙織の希望を聞いてみることにした。

 例によってお願いの紙を見せて俺の質問には何でも答えるようにお願いする。
 今日の質問は精神面の抵抗が低いので、簡単に答えてくれるだろう。
「沙織ちゃんは俺に何をして欲しい?」
「一緒に居るだけで嬉しい。もっと一緒に居てほしい」
 それは言われなくても、俺の方からお願いしたいことだ。
「ホワイトデーには何が欲しい?」
 俺はそのものズバリを聞いてみた。
「直樹君がくれるものなら何でも嬉しい」
 そう言ってくれるのは嬉しいけど、それでは俺の悩みが解決しない。質問を変える。
「今、一番欲しいものは?」
「時間が欲しい」
 抽象的な答えだ。なかなか俺の求める答えが出てこない。
「時間があったら何をするの」
「もっと直樹君と一緒に居たり、お料理の練習をしたり、直樹君の趣味の勉強をする」
 ええ子や。なんていい子なんだあ。俺は沙織のいじらしさに涙が浮かんできた。
「今、一番したいことは?」
「直樹君と遊びに行きたい」
「エッチするのとどっちが良い?」
「エッチも良いけど、デートも行きたい」
 俺は反省した。心から反省しました。エッチばかりじゃダメだ。少しは恋人同士みたいなことをしなくちゃいけないのだ。
 だけどまた困ってしまった。デートに行くのはいいけど、ホワイトデーの日、沙織は生理なのだ。
 生理の時に女の子をデートに誘って良いのか。そもそも生理の時にデートして女の子は楽しいのか。
 男の俺にはよく分からない。男の場合で考えるとお腹の調子が悪い時に出かけるみたいなものか。
 デートは次の機会に行くとして、今回は何か物を買うことにする。
 身の回りの物、置物、食べ物とか色々考えたが、結局アクセサリーにする。
 光り物を貰って嫌がる女の子はいないだろう。それにいつも身に着けていられる。
 さっそく困った時のネットだのみで色々検索してみる。
 ヤフーや楽天のランキングを見たり色々調べてみても、全く興味の無い俺にはどれが良いのか分からない。
 妹に聞いても詳しく無いだろうし、親しい女の子もいない。
 結局俺は吉祥寺パルコに行って、受付のお姉さんに相談してみた。
 顔から火が出るくらい恥ずかしかったが、沙織のためと我慢する。
 そして、お姉さんのオススメのショップで一万円弱のネックレスを買った。
 こんな時の為にお年玉を使わないで取っておいて良かった。オタグッズを買わずに我慢した甲斐があった。
 ネックレスならうちの高校でも着けて行ける。
 これなら間違いないだろう。光り物を嫌いな女の子はいないはずだ。

 ホワイトデー当日の金曜日。放課後に俺は沙織と待ち合わせをした。
 沙織も今日が何の日か分かっているので、ワクワクしているようだ。
 今までカレがいなかった沙織だから本命のお返しを貰うのは今回が初めてのはずだ。
「これ、ホワイトデーのプレゼント」
 ちょっと照れくさいけど、沙織の顔を見ながら渡した。
「ありがとー、うれしい。開けても良い?」
 沙織が本当に嬉しそうな顔をして言う。
 その笑顔を見られただけで俺は大満足だ。もったいなくて他の男に見せる気がしない。俺だけが独占するのだ。
「いいよ。開けて」
 沙織は丁寧に包装を外してから、蓋を開けた。
 そして中を見た瞬間に、ぱぁーっと沙織の顔が一段と輝いた。驚きで目が大きくなっている。
 俺がネックレスを買うとは意外だったのだろう。
「ありがとう……。本当に嬉しい……」
 沙織は感動したのか目をうるうるさせている。ちょっと泣きそうな沙織の顔も良い。すっごくいい。
 俺のささやかなS心が目を覚ました。もう少し沙織を泣かせてみたい。
「着けてあげるよ」
 俺はネックレスを取ると、沙織の後ろに回り、白くて華奢な首に掛けた。初めてのことで手間取ってしまうのはご愛嬌だ。
「大好きだよ」
 我ながら鳥肌が立ちそうな寒いセリフを沙織の耳元でささやいた。
「ありがと……、大切にするね」
 沙織が涙交じりの声で言った。
 俺の沙織に対する大好きさと感謝の気持ちはこれくらいでは伝えきれないけど、喜んでくれて嬉しかった。
 俺は後ろから沙織をやさしく抱きしめた。

 次の日の土曜日、俺は沙織の家に向かった。
 家には沙織と母親しかいないはずだ。
 沙織がまだ生理中なので、無理しないで沙織の部屋でのんびり過ごすことにしたのだ。部屋に居るくらいなら生理中でも問題ないだろう。
 それに、もう一つのホワイトデーのお返しとして、お願いの紙で生理を軽くするようにしてみた。どの位効き目が有るか分からないが、ささやかなプレゼントだ。
 沙織の家では母親、沙織と俺の三人でお茶になった。
「すいません、ちょっとこの紙を見てもらえますか」
 まずは母親に『お願いの紙』を見せて、俺のことを信用させるとともに、邪魔をしないようにさせる。
 前回紙を見せてから時間がたっているので、力が弱まっているかもしれない。念を入れておくのに越したことはない。
 力が染み渡ったのを見計らって、沙織と二人で沙織の部屋へ移動する。
 これでしばらくは二人きりになれる。胸がドキドキしてくるが、今日はゆっくりしようと決めたのだ。襲いたくなるのをぐっとこらえる。
 これから二人でDVDを見るのだ。沙織に見たい映画を借りてきてもらっている。
 恋愛物か、それとも小難しい芸術っぽいのかと思っていたら、コメディ物だったので一安心だ。
 二人並んでいると、良い匂いがして、ますますドキドキしてしまうが、映画がけっこう面白かったので助かった。
 そうじゃなかったら沙織を襲ってしまうところだ。
 映画は最後ほろっとさせてのハッピーエンドだったので、気分良く見終わることができた。
 その後は二人でおしゃべりをする。
 今見た映画の感想とか、この次は何を見ようとか、取りとめのない話をする。
 こういう時間も沙織が相手だと楽しい。こんな時間も二人には必要なんだと思う。
 しかし、そうしている間にも俺の邪悪な想いがふつふつと湧きあがってきてしまう。
 沙織が生理になって以来、体の事を考えてエッチな事を封印してきた。
 毎日のように沙織の中へ欲望を吐き出してきた俺は、一日間を空けただけで性欲が渦を巻くようになっている。それが五日間も我慢しているのだ。我慢も限界に近づいている。
 自分で出すのはもったいないので、この五日間禁欲している。出す時は沙織の中だと決めているのだ。
 俺は我慢しきれずに、沙織の体を抱き寄せると、唇を奪った。
 瞬間沙織は体に力を入れて身構えたが、すぐに力を抜き俺の好きにさせてくれた。
 何度キスしても沙織は柔らかくて気持ち良い。
 興奮で頭が熱くなりながらも、沙織の口を存分に楽しむ。
 舌を吸い、絡ませ、唾液を飲み、飲ませる。口が疲れるまでキスを続けた。
 沙織はキスだけで興奮して、目元を赤く染めている。これでセックスができないのが本当に残念だ。
 仕方が無いので口でやってもらう。もうペニスは完全勃起状態で出さないことには元に戻らない。
「ごめん、口でしてくれるかな」
「私こそ、できなくてゴメンね」
 沙織が本当に申し訳無さそうに言う。
 沙織は俺の手を取り立たせた。そして、俺を脱がせていく。
 俺は恥ずかしいけど、沙織は嬉しそうだ。鼻歌が出そうな感じでウキウキしている。
 俺が沙織を脱がせる時のドキドキとはちょっと違うようだ。
 沙織は俺を脱がせ終わると、ベッドに上げて横に寝かせた。そして、俺の上に覆いかぶさると、キスをしてきた。
 チュッ、チュッという感じの軽いキスをいたるところに降らせてくる。
 しばらくそれを続けて気が済んだのか、沙織はペロペロと体を舐めてきた。
 沙織は服を着たままで、シャツとセーターにジーンズとラフな格好だ。
 俺だけ裸なのは少し恥ずかしいが、着衣セックスのAVみたいで意外と興奮する。
 髪を後ろに束ねてポニーテイルにしているのも雰囲気が変わって良い。純朴な美少女という感じがする。
 田舎の何も知らない美少女に奉仕させているみたいで、地主プレイ(そんなの有るのか?)のシチュを想像してしまう。
 沙織は俺のくすぐったい所、感じる所を完璧に覚えたみたいで的確に責めてくる。回を負うごとに沙織のテクは向上しているのだ。
 エッチなことまで勉強熱心で努力家の沙織に俺は頭が下がる思いだ。
 沙織はセックスできない申し訳なさをぶつけるように、しつこいくらい丁寧に全身を舐める。
 そして俺の体がピクッと反応するのを楽しんでいる。
「気持ち良い?」
 時々沙織が潤んだ瞳で見上げて聞いてくる。
「気持ち良いよ。ありがとう」
 俺は沙織を撫でて感謝の気持ちを伝える。
 確認して納得したのか、沙織はまた俺を舐める作業に戻る。
 沙織は焦らしているのか決定的な攻撃をしてこない。たんたんと体を舐め続けていて、肝心のペニスには全く近づいてくれない。
 時間いっぱい俺の体を楽しみたいらしい。
 俺も沙織の気持ちが分かるので、ジリジリとペニスが焦れるのを噛み締めながら舌が触れる部分に意識を集中する。
 一通り舐め終わったところで沙織が一息ついた。三十分はたっているだろう。これだけ長い時間やると舌が疲れるはずだ。
 俺のペニスは焦らしに焦らされ、ガマン汁が竿の根元まで垂れている。
 次は何をしてくれるのかと思っていたら、俺の横へ体を寄せ乳首を吸ってきた。
 これはこれで気持ち良いが、もっと過激な事を想像していた俺には少し物足りない。
 だが、沙織は良い意味で俺の期待を裏切ってくれる。
 乳首を吸いながらペニスをやさしくこすり始めた。
「お、おぉ……」
 予想外の二ヵ所責めに俺はうめいた。別々に責められるより何倍も気持ち良い。
 沙織は乳首もペニスも変化を付けながら、俺をじっくりと責めてくる。
 特に乳首を高速で弾かれながら、亀頭の先を指の腹で撫でられた時は、凄かった。
 ツーンとした感覚がペニスの先から頭まで突き抜け、おしっこが漏れそうになる。思わずあえいでしまう。
 沙織はそうして俺の体で散々遊んだ。沙織が感じると俺が嬉しくて、楽しくて、満足した気持ちになれるのと同じなのだろう。
 最後のとどめに沙織は俺の片腕を持ち上げると、そこに口を移してきた。
 俺のかすかにしか生えていない腋毛ごと、舐めてきた。
 唇を押し当て、吸っては舐め、吸っては舐めと繰り返す。鼻の頭まで当たり、猛烈にくすぐったい。
 それにペニスをしごかれる快感が加わり、俺の頭はバカになってしまう。
 沙織は自分の体まで押し付けてきて、脇から足の先まで沙織の体が密着している。脇腹や太ももからもざわざわした気持ち良さが湧き上がり、俺の快感は破裂寸前になる。射精メーターも一気に跳ね上がった。
「あぅー……、ダメ、出る……」
 俺は我慢の限界を超え、沙織にお願いする。もう一刻でも早く咥えてもらわないと頭がおかしくなりそうだ。
「早くっ。早く、咥えて……」
 そこでようやく沙織の頭が股間の方へ動く。
 一気に動くのではなく、ゆっくり脇から俺の体を舐めながらの移動だ。もう俺は焦れて、焦れて、叫びたいのを必死でこらえる。
 やっと沙織が移動して亀頭の先をペロッと舐めた時には、涙が出そうなくらい気持ち良かった。
 ずぅーんと大きな快感が全身に広がる。思わず射精してしまいそうになるのを歯を食いしばって耐える。
 沙織がゆっくりと深いストロークでペニスをしゃぶる。
 俺は頭が変になっていて、腰を突き上げ射精のための最後の一押しを求める。
 もう玉袋は完全に持ち上がっていて、精液がいつでも発射できるように体の奥で煮えたぎっている。
 俺が本当の限界に近いのを察して、沙織のフェラがようやく激しくなる。
 唇をキュッと締め、舌を激しく絡めてくる。指を竿の根元に巻きつけ射精を促すように優しくこする。残った手は俺の体をさわさわと撫で俺の快感を一層盛り上げる。
 俺は腰の辺りにピリピリと弱い電気が流れ、ペニスが溶けてしまったように気持ち良い。もう頭が真っ白になる快感だ。
「あ、あ、あ、あ……、出るっ……」
 気持ち良過ぎて、それだけ言うのが精一杯だ。
 沙織が最後の受け入れ態勢に入る。頭の動きを小さくし、唇でカリを何度も引っ掛ける。舌で亀頭から裏筋を舐める。特に先っぽを重点的に舐めてくる。頭の動きが減った分、指で竿を大きくしごく。そして玉をやわやわと揉んだ。
「出るっ、出るよ……」
 沙織が咥えたまま何度もうなずく。
 俺の我慢もそこまでだった。俺はうめきながら思い切り吹き上げた。
「んんんんぅー……」
 ぶびゅっぶるるるるーーー、どびゅるるるーー、びゅるるるー……、びゅるっ、びゅーるる……。
「んっ、んふぅー……」
 俺は大きく息を吐き出した。痺れる快感がペニスから脚の付け根、背中へと広がる。
 会心の一撃に頭の中が深い快感と満足感でいっぱいになった。快感の強さに目の前が暗くなり、体がブルッと震えた。
 ペニスが吸われている。沙織が一滴でも多く吸いだそうとしている。
 大きく息をしながら目を開け沙織を見ると、ペニスを咥えたまま、少しずつ精液を飲み込んでいた。
 とても大切な物のように味わいながら飲み込んでいる。白くて綺麗な喉が動いているのが見える。
 俺は精神的にも満足して沙織の後始末を楽しむ。
 沙織は全部を飲み干すと、亀頭をやさしく舌で包んでくれた。
 申し訳ないくらいに気持ち良い。
 俺のペニスは一回では出し足りないのか、七分まで小さくなったところで、萎えるのを止め、再び大きくなろうとする。
 沙織はまだしゃぶり足りないのか、少し元気の無くなったペニスをチューチュー、ペロペロと口の中でもてあそんでいる。
 いつまでも続けていたいが、そろそろ帰らないといけない。沙織の父親と弟が帰ってきてしまう。
 俺の作戦では、まだ他の家族に会うのは早い。母親を完全に味方に付けてからだ。
 今日はビデオを見ていた分、エッチなことをする時間が短くなった。
 俺は断腸の思いで沙織の口からペニスを抜いた。
 沙織はえっ、まだ足りないのにという顔をする。
「ありがとう、すっごく気持ち良かった」
「いっぱい出たね」
 沙織がそう言ってニコッと笑った。
 ホワイトデーだから沙織を喜ばせないといけないのに、俺が一番楽しんでしまった。
 それでも、なかなか良いホワイトデーになったと俺は思った。

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