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書霊:第十二話

 試験週間に入った。
 沙織は文系で俺は理系なので試験内容が同じものは少ない。それで一緒に試験勉強をすることもできない。
 俺は約十日間、沙織とのイチャつきを我慢した。日課のフェラも封印した。沙織と同じ大学に行くと決めた以上、勉強もがんばらないといけない。
 そして、性欲を全てテストに向け、真面目に勉強した結果、テストではいつも以上の手応えを感じた。
 がんばったご褒美を神様が送ってくれたのか、それからすぐにビッグチャンスがやってきた。
 次の土曜日、沙織の両親が弟のサッカーの試合の応援に出かけるので夕方まで帰ってこないらしい。
 俺はそれを聞いた途端にドキドキが止まらなくなった。
 ついに、ついに来たのだ。童貞を捨てる時が、沙織のバージンを貰う日が来たのだ。
「そ、そ、その日は、家に行ってもいいのかな?」
 声が上ずってしまう。
「うん、私は弟の応援に行かないから」
「ということは俺と二人きりになるの」
「うん」
 それが何を意味するのか分かっているだろう沙織が少しはにかんだ。
 その瞬間から俺の頭は初体験の計画でいっぱいになった。

「おじゃまします」
「いらっしゃい」
 土曜日当日、俺は約束通り十時ちょうどに沙織の家を訪れた。
 今日は沙織以外いないので家族に会う緊張はなかったが、これからの事を考えて別の意味で緊張していた。
 俺も単なる童貞の男の子だ。今から初体験ができるかと思うと、どうしても緊張してしまう。
 沙織は前ボタンのニットのカットソーにミニのフレアスカートという服装だ。沙織の私服姿を見るのは何度目かだが、良い。すっごく良い。
 スカートからすらりとした脚が伸び、ニットの服は沙織の控え目な胸の形を浮かび上がらせている。
 もうすぐ、この体が俺の物になると思うと鼻血が出そうだ。
 まずはリビングで沙織と二人でコーヒーを飲む。もちろん、緊張で味は良く分からない。
 沙織も緊張しているのか、二人とも言葉が少なく会話が弾まない。
「そろそろ、お昼ご飯の準備をするね」
 重い空気に耐えられなくなったのか、沙織が立ち上がった。
「俺も手伝うよ」
「いいの、座って待ってて。すぐできるから」
 そう言うと沙織はてきぱきと準備を始めた。
 この家はオープン式の対面キッチンがリビングと繋がっているので、ここからでも沙織が動いているのが良く見える。
 エプロンを付けた沙織も良い。思わず裸エプロンの沙織を想像してしまう。
 沙織が食事の準備をしているところに後ろから近づき抱きしめる。
『あぁーん、ダメェー、お料理ができなくなるぅー……』
 沙織が甘えた声で言う。
『ご飯は後でいいよ、先に沙織を食べたい』
『でもー、お料理が冷めちゃう』
『食いしん坊の沙織のココは、おちんちんを食べたいって言ってるよ』
 沙織のあそこに手を伸ばすと、早くもぬかるんでいる。
『ダメなのにぃー』
 沙織に流し台へ手を付かせるとプリプリのお尻の感触を楽しみながら立ちバックで挿入する。
『あぁーん、ダメェー……』
 すでにヌルヌルになっている沙織の体は俺のペニスを簡単に飲み込んでいく。

(くっはぁー……)
 俺は自分の妄想で一人悶えてしまう。たまらん。
 そして俺が妄想に浸りながら緩んだ顔で沙織の姿を眺めている間に昼食の準備ができたみたいだ。
「用意できたよー」
 沙織の声に呼ばれてテーブルへ向かうと、そこにはちょっとずつの料理がたくさん小さなお皿に盛られて並んでいた。
 あの短い時間にこれだけ用意したのと思っていると、
「ごめんね、ほとんどは弟のお弁当の残りなの。でもハンバーグだけは私が作ったの」
 沙織が申し訳無さそうに言う。
 そんなの関係ない。俺は沙織と二人でご飯を食べられるだけで満足なのだ。
 学校ではクラスも違うし、目立つことはしたく無いのでお昼ご飯は別々だ。二人で一緒にお昼ご飯を食べるのは、吉祥寺の初デート以来二回目だ。
「全然いいよ。それより早く食べようよ」
 沙織がご飯をよそってくれる。それだけで新婚さんの気分だ。
 いただきますをしてから食べ始める。まずは沙織が作ったというハンバーグからだ。
 焼き加減もちょうど良いし、美味しい。普通に美味しい。いかにも手作り感が溢れた美味しさだ。
 きっと普段から母親の手伝いをしているのだろうなと思わせる味だ。
「どう?」
 沙織が心配そうな顔で聞いてくる。
「美味しいよ。すっごく美味しいよ。最高だよ」
「よかったー。ちょっとだけ心配だったの」
 沙織が本当に嬉しそうな顔をする。
 そんなに心配しなくても、沙織が作ったものなら、どんなものでも食べるし、沙織の笑顔だけでご飯三杯はいける。
 ご飯を食べ終わる頃には緊張もほぐれ、会話も弾んできた。
 俺は沙織が入れなおしてくれたお茶を飲みながら、沙織が片付ける姿を眺める。たまに沙織がこっちを向いて笑顔を見せてくれるので、その度にずきゅーんと撃ち抜かれてしまう。
 良い。すっごく良い。
 俺の頭の中には沙織との新婚生活の映像が浮かんできていた。

 沙織が片付け終わって戻ってきた時から、また緊張してきた。
 ついに来たのだ、沙織のバージンを貰う時が。
「私の部屋に行こうか」
「ちょ、ちょっと待って。トイレを貸してもらえるかな」
「うん、そこのドアを出たところだから」
 俺はトイレで用を足すと同時に、用意してきた口臭予防のタブレットをガリガリと噛み砕き飲み込んだ。
 初体験は最高のものにしたい。昨日の晩、何度も繰り返した脳内シミュレーションを実行する時が来たのだ。
 トイレを出てから二人で沙織の部屋に向かう。二人とも何も言わない。
 俺と沙織はベッドの端に二人並んで座った。カーテンを閉めてあり、照明は消してあるが、それでも十分に明るい。
 俺がさっそく沙織の体を抱こうと手を伸ばしたら、やんわり止められた。
「待って、シャワー浴びてくるから」
 沙織が小さな声で言った。そして俺を残して部屋を出て行ってしまう。
 俺は悶々としたまま一人残された。
 これはシミュレーションできていたことだ。ここで慌ててはいけない。じっと我慢する。
 沙織の下着を探したいのや、お風呂を覗きに行きたいのもぐっとこらえる。
 それは、今後何度でもチャンスがあるはず。今日は初体験を成功させることだけを目標にするのだ。
 もう息子は完全勃起していて、ジーンズがきついほどだが、それでも我慢してベッドに座ったまま沙織を待つ。
 けっこうな時間が過ぎたが、きっと隅々まで綺麗にしているんだろうなと想像しながら静かに待つ。
 そして、三十分近くたってからようやく沙織が戻ってきた。
 頬がかすかに赤くなり、髪の毛の先が湿っている。風呂上りの沙織は、なんか上気した感じが色っぽい。普段のどこまでも清楚な感じとちょっと違った少し大人の雰囲気だ。軽くお化粧もしているみたいだ。唇がプルプルでツヤツヤとてかっている。
 沙織が俺の横に座った。風呂上りの良い香りが漂ってくる。それを嗅いだだけで俺の息子は、いなないた。
 今すぐにでも押し倒したいのを我慢して、沙織の目を見つめる。
 その綺麗な目を見つめると、いやらしい気持ちでいっぱいの俺は目を反らしたくなる。それでも沙織の目を見つめる。
 沙織も目を反らさない。
「いいの?」
 俺の問いかけに沙織がこくんとうなずいた。
 俺はやさしくキスをした。唇が触れるだけの軽いキス。
 いつもはもっとぶちゅーとキスをするのに、今日は何故か厳粛な気分の俺はいきなり荒々しいことはできない。
 沙織もいつもとは違うみたいで、すぐに舌を入れてくるようなことはしない。
 唇を軽く擦り合わせる。こそばゆくて気持ち良い。
 それからハムハムと唇で唇を挟む。上唇、下唇と丁寧にやさしく挟む。両手は沙織の頬を挟んでいるだけなのに、沙織が興奮していくのが分かる。頬がどんどん熱くなっていく。湯上りで体温が上がっているだけではない。
 少しだけ舌を入れて沙織の舌とじゃれあう。少しずつ、少しずつ盛り上げていく。
 段々キスが濃厚なものになっていく。沙織はうっとりとした顔で舌を絡ませてくる。
 そんな顔を見せられたら興奮が抑えられないと思いながらも、時々目を開けて沙織の顔を盗み見てしまう。
 最高だ。最高のキスだ。
 俺は沙織の舌を吸い上げ唾液を要求する。すると沙織は舌を伝わせて送ってくれる。少しミントの味のする、美味しい唾液だ。俺は夢中になってすすった。
 次に口の中に溜まった俺の唾液を沙織に送る。沙織は嬉しそうに吸い、喉を鳴らして飲み込んでいく。
 もう俺の興奮はマックスにまであがっている。
 俺は沙織の首へ移り、キスを繰り返した。ギリギリ残っている理性でキスマークだけは付けないように気を付ける。
 そして沙織の服のボタンを外す。
「あん、あぁ、あん、あぁん……」
 全身が性感帯の沙織は首へのキスだけで、ピクッ、ピクッと体を震わせて感じている。
 俺は沙織の体へキスしながら服を脱がせていく。
 そこで困った問題が発生した。上のほうは良かったが、スカートは脱がし方が分からず手間取ってしまう。前にも、後ろにもファスナーが無い。スカートを脱がせるのが難しいとは考えてもいなかった俺はテンパってしまう。
 見かねた沙織が俺の手をファスナーの所へ導いてくれた。横に有るとは思わなかった。童貞がそんなこと知るわけ無いだろと言いたくなる。
 何とかファスナーを降ろし、ホックを外すと、沙織を立たせて、スカートを脱がせた。そしてベッドの上に横たえる。
 俺は大急ぎで服を脱ぎながら、ブラとショーツだけの沙織の姿を凝視した。
 白地にピンクの刺繍が入った、上下お揃いの下着だ。ちょっと大人っぽい、エロ可愛い感じだ。沙織の勝負下着だろう。ブラのカップからささやかな胸の膨らみが見えている。スリムなのに意外とむっちりとした恥丘の膨らみをショーツが包んでいる。少しハイレグ気味のカットが沙織の脚の長さを強調している。
 胸が小さい事を除けば完璧なスタイルだ。全体的に華奢で、ウエストは細く、手脚は長い。余分な肉はどこにも見当たらない。素晴らしすぎる。俺の趣味のど真ん中だ。沙織ほど顔が綺麗で、これだけスタイルが良いのはネット上のエロ画像でもなかなかお目にかかれない。
 沙織の下着姿を目に焼き付ける。これだけで一生オナニーのネタに困らない気がする。
 興奮しすぎて頭がガンガンしてくる。この沙織の処女を俺が奪うのだ。
(落ち着け、落ち着け、落ち着け……)
 俺は頭の中で何度も唱える。ここまでは何とかなった。難しいのはこれからだ。
 沙織が苦しくないように、体重を掛けすぎないようにしながら覆いかぶさった。
 今度はいきなり濃厚なキスをする。沙織も首に手を回してきた。
「んふ、んふぅ、んんぅー、んんー……」
 沙織は鼻から悩ましい声を出しながら、俺のキスに応えてくれる。
 それから俺は沙織の体中にキスをしてまわった。首、肩、鎖骨、腕、ブラの周り。
「あっ、あぁ、あん……」
 沙織は俺の下手な愛撫にもしっかり感じてくれている。俺は嬉しくなり一生懸命キスを繰り返す。
 今までに見つけた感じるところにキスをして、そして新しい性感帯を探してキスをしていく。
 沙織の肌はしっとりしている。ソープの香りに少しだけ体臭が混ざっていて体が熱くなる匂いがする。
 俺は暴走しそうになるのを、落ち着け、落ち着けと頭の中で唱えて抑える。そして優しく何度もキスをする。
 まずは沙織を感じさせる。それが大切だ。いっぱい感じて抵抗できないくらいに溶けてもらわないと、恥ずかしがり屋の沙織には色々させてもらえないだろう。
 上半身に一通りキスしたところで下半身に向かう。ショーツを超えて太ももへキスをする。まだ今の段階では沙織は恥ずかしがって大切な所には近づかせてくれないだろう。もっと、もっと感じさせる必要がある。
 しっとりすべすべの肌を唇で感じながら、両手でも太ももをさわさわと撫でる。手触りも最高だ。つい、頬擦りもしてしまう。
 そして太ももから膝、脛へと移動する。脛には無駄毛は一本も無い。ツルツルだ。
 本当は足の指まで舐めたいところだが、最初からそれでは、ひかれそうなので脛までで諦める。
 沙織の白い肌に赤みが差してきた。体温も少し上がっている気がする。
 いよいよ次は胸だ。
「ちょっと背中を上げて」
 沙織が背中を持ち上げたところで、サッと手を差し込み、ホックを外す。慣れて手間取らずに外せるようになってきた。
 肩紐を腕から抜きブラを取り去ると、沙織の可愛らしいオッパイが全開になる。しかし、沙織がさっと両手で隠してしまう。手ブラ状態だ。
 仕方ないので俺は顔を近づけて手の隙間に舌を捻じ込む。舌の先に控えめなオッパイの柔らかさが感じられる。
 顔でドンドン手を押し上げ、少しずつ先に進む。
「あん、ダメ……」
 沙織が抵抗するが本気の抵抗ではない。それにだんだん力が弱まってくる。
 下乳をベロベロ舐めながら舌を進め、なんとか乳首まで到達する。
 ここまでくればこっちのものだ。俺は舌の限界に挑戦して乳首を舐める。
「んんー……、あぁー……」
 沙織のガードは完全に解けた。両手を俺の頭に置き、髪の毛をぐしゃぐしゃにかき混ぜてくる。
 そして、俺の顔を押しのけようとしたり、逆に胸に押し付けようとしてくる。
 俺は右手も参戦させ、人差し指の先で乳首を高速で弾く。もう指がつるんじゃないかと思うくらいのスピードだ。
「あっ……、い、いぃ……、あ、あ、あ、あぁー……」
 我慢して、我慢して、それでも我慢しきれずに声が漏れてしまうという感じが、最高にエロい。
 俺は興奮して、嬉しくて、もっと感じさせたくて、舌や指が疲れるのも忘れ必死に動かした。
 沙織の全身がくねり出す。胸も俺の顔に押し付けるように持ち上がってくる。
「あ、ダメ……、ダメ……、変、変、ダメ、ダメ、ダメェー……」
 ここは勝負どころだ。俺は限界を超えて舌と指を動かす。
 沙織が抜けそうなくらいに髪を掴んでくる。興奮している俺は痛みを感じない。
 もう必死で乳首を責めた。
 沙織の体がプルプルと震える。脚をしきりにすり合わせる。
 そして、沙織の絶頂は来た。
「んんっ、んんぅー……」
 沙織は体の底から絞り出すような低いうめき声を出した。全身に力が入っているのが分かる。
 沙織はすぐに、体から力を抜くと、はぁはぁと激しく呼吸をする。腕をなげだし、くったりする。
(イッたのか?)
 演技では無さそうだ。沙織が俺に演技をする必要は全く無い。イッたのを隠そうとならするかもしれないけど、イク振りをするメリットは何も無い。
 やっぱり軽くイッたみたいだ。俺は達成感に包まれる。
 女性をイカせるのはオスとして満足感がある。きっと本能に組み込まれているのだ。
 しかしイク瞬間の顔を見られなかったのは残念だ。乳首を咥えていたのだから仕方が無い。
 ぐずぐずしている余裕は無い。沙織がイッた余韻でぼーっとしている今がチャンスだ。
 俺は沙織のクリへ指を伸ばした。過去何度かの経験で大体の場所は分かっている。沙織は脚を力なく投げ出しているので、ガードしているものは無い。
 俺の指は楽々到達する。人差し指はまだ疲れから回復していないので、中指でショーツの上からクリをひっかく。かすかに触れるか触れないか位の力加減にする。
 カリカリカリカリ……。ここも指の限界に挑戦するスピードだ。
「あんっ、ダメー」
 沙織はすぐに脚を閉じてガードしようとするが、すでに沙織の脚には俺の脚が絡めてあり、閉じられなくなっている。
 俺は遠慮無く指で責めさせてもらう。
 さらに乳首を咥え、舐め、吸う。
「ダメ、ダメ、ダメ、ダメ、ほんとにダメー……」
 沙織が体をよじって暴れる。愛撫から逃げようとしているのか、快感のあまりのことなのか、俺には分からない。だが止めるつもりは全く無い。
 こんなに楽しくて、嬉しい事を止められる訳が無い。
 暴れ方が激しくなってくる。
「あっ、ダ、ダ、ダメ……。ダメ、ダメ、ダメ、あぅー……」
(イクのか、またイクのか)
 俺は乳首を甘噛みし、指を限界まで早く動かした。
 そして沙織の体がピーンと伸びた。俺の両手を太ももで強く締め付ける。両手はシーツを握り締めている。
「ん、んん、ん、んぅー……」
 また、絞り出すような声を出して沙織はイッた。さっきより反応が大きい。
 凄いと俺は心から思った。こんな簡単に童貞の男にイカされていいのかというくらい、沙織は感じやすい。
 処女でこんなに感じるなんてありえるのか。処女が感じるのは創作の世界の中だけの話かと思っていた。ひょっとしたら、バージンブレイクの時からイクのではないかと思ってしまう。
 沙織はさっき以上に激しく呼吸し、ぐだーと体から力が抜けている。
 今がチャンスだ。
 俺は沙織のショーツに手を掛けた。そしてゆっくりと脱がしていく。沙織はまだぼーっとしているのか抵抗しない。
 ショーツを脱がせるのはお尻からという事を知っているので、お尻の方から破かないように気をつけて降ろしていく。
 沙織が半ば無意識にか、お尻を少し上げて手伝ってくれる。
 お尻を抜ければ後は一気に脱がせるだけだ。俺はショーツを抜きさった。
 チラッと脱がせたショーツを見ると、あきらかに濡れている。俺は匂いを嗅ぐのを断腸の思いであきらめる。今はそんなことをしている場合ではない。
 沙織の両脚の間に割り込んで、腹ばいになった。
 沙織の脚は俺の体の分だけ広げられ、大切な部分を俺に見せている。
(綺麗だ)
 沙織のあそこは本当に綺麗だった。
 ネットでグロい画像を見すぎているせいか、感動するくらい綺麗だと思った。
 ショーツの上から膨らみが分かるように、恥丘から大陰唇かけてお饅頭のようにふっくらしている。
 毛はまだ薄く、恥丘にまばらに生えているだけだ。
 オマンコはひっそりと閉じたままで、ほんの少しだけ周りより色の濃い小陰唇がわずかにはみ出ている。合わせ目の下の方が濡れているように見える。
 小さめのクリは半ば皮に隠れ、半分だけ外に顔を出している。
 今まで見た無修正で一番綺麗だった性器をさらに綺麗にしたレベルだ。
 これが処女のオマンコ。俺は初めて見る実物に感激していた。
 俺は顔を近づけ、ゆっくりと深く息を吸い込んだ。今まで嗅いだことの無い匂いがした。
 磯の匂いに、おしっこの匂いとチーズの匂い、それにかすかに牛乳を混ぜた感じだろうか。複雑な匂いだ。
 普段は清楚で綺麗な沙織の秘密の一面を知ったみたいで、意外なのと同時に嬉しくなる。
 俺は吸い寄せられるように口を寄せ蜜をすすった。
 ぼーっとしていた沙織が股間の感触に気が付き、顔を上げて俺の方を見た。
「うっ……。んう? ……。ダメェー。そんなとこやめてー」
 もちろんそんなお願いは聞けない。俺は亀裂に沿って何度も舌を往復させる。
「ダメ、ダメ、ダメ、汚いからぁ」
 沙織が顔を振りながら、本当に恥ずかしそうに言う。なぜか両手で自分の顔を隠している。両方の太ももは俺の顔を追い出そうと締め付けてくるが、それは俺を喜ばせるだけだった。
「汚くないよ。とっても綺麗だよ」
「でも、でも……」
 沙織はどうして良いか分からず困りきったような声を出す。
「沙織も口でしてくれるでしょ。だから俺も口でしてあげたい。お願い」
 そして俺は沙織の返事を待たずに、オマンコに吸い付き、舌を差し込んだ。
「あんぅー……」
 沙織を頭を仰け反らせている。すっごい快感なんだろう。俺が初めてフェラされた時と同じような感じに違いない。
 それから俺は舌の限界まで舐める。穴に舌を差し込んだり、亀裂に沿って上下させたり、そして、ぴったり口を付け蜜をすする。
 沙織の蜜はしょっぱくて、少しだけすっぱくて、かすかに生臭かった。だが沙織のものだと思うと、全然嫌じゃなかった。もったいない物のような気がして一滴残さず吸い取った。
「う、うう、うぅー、んぅー……」
 もう俺は止まらない。クリを一舐めした。
「あんぅー……」
 沙織は今日一番大きい声をあげた。体をフルフルと震わせて、シーツを握り締めている。
 クリ舐めはかなり効くみたいだ。俺は調子に乗って、舌先を尖らせて、チロチロチローっと軽く、だが高速でクリを舐めた。
「ダメ、ダメ、ダメ、それダメェー……。強い、強すぎるー……」
 沙織の体が飛び跳ねた。今までに無い勢いで体をくねらせ、腰を捻って俺の舌から逃れようとする。
 おれは逃すまいと、沙織の太ももと腰をがっしりと抑える。いくら俺が運動が苦手なインドア・オタでも華奢な女の子を抑えるくらいはできる。
 そうして逃がさないようにして、替わりに舌の動きを緩やかにした。
 それで沙織も性感が安定したのか、むやみには暴れなくなった。愛撫も強ければ良いというものではない事を俺は実感した。
「あっ、あっ、あっ、あっ……」
 舌の動きに合わせて声が出ている。いい感じで進んでいる気がする。そこで俺は乳首にも手を伸ばして、指で軽く摘んでみた。
「あ、あぁーん」
 ほんとに軽く摘んだだけなのに、沙織からマンガみたいな声が出てびっくりした。
 沙織は背中を反らして、もっとやってほしいとばかりに胸を持ち上げている。
 俺は調子に乗ってもう片方の手も乳首に伸ばし、両手で乳首を捏ねた。もちろんクリも舐め続けている。
「あ、ああああぁー……、い、いいぃー……、す、すごい……」
 沙織の声がうわ言のようになってきた。俺は興奮すると同時になにか凄い事が起きそうな予感がしてきた。
 考えてみると、人間の手は二本しか無い。沙織が自分でやる時には同時に二ヵ所までしか触れないわけだ。それを今は三ヵ所を同時に責められている。これも沙織にとっては初めてのことだろう。
 頭はガンガンするほど興奮しているのに、冷静なもう一人の自分が俺へ色々と指示を出す。
 様子を見ながら指先の力をほんの少しだけ強くする。舌先の動きも単なる前後運動から、左右、円を加えた複雑なものにする。
「す、すごい……、すごいよー、こんなの、はじめてー……」
 沙織が感じれば感じるほど、自分の中のもう一人の自分が落ち着いて行動することができる。
 微妙な力加減をうまく調整して沙織をもっと感じさせる。
「あぁー、来る……。なにか来る……。すごいのが来る……」
 沙織自身も何か予感がするのか、今まで聞いたことが無いことをしゃべり出している。
 頭を振り乱し、腰は完全に持ち上がっている。
「あぁー、ダメェー、変、変になるー……。おかしいー……。おかしいよぉー……」
 沙織が俺の顔を股間に押し付ける。俺もクリを必死に舐める。
「ダメェー、ほんとにダメェー、もうダメェー、飛んじゃう……」
 もう少し。もう少しでイキそうな感じだ。俺はラストスパートに入った。指も舌も全力で沙織を責める。
「あぁ飛んじゃう……。飛んじゃう……。……。飛ぶっ!!」
 俺はその瞬間。乳首をギュッと摘み、クリを思い切り吸い上げた。
「んんんんーーー……」
 沙織の全身が今まで見たことが無いほど硬直している。肩と踵だけで体を支えている。お尻も背中も完全に浮いてしまっている。体全体が細かく震えている。
 両腕もいっぱいに伸ばして、シーツを握り締めている。
 そのまま何十秒たったのかと思われる長い時間が流れる。しかし、実際はおそらく数秒だろう。
 沙織の体から全ての力が抜けた。
 俺は沙織の顔を除きこんだ。少し呆けてるけど満足そうな顔をしている。
「沙織ちゃん、大丈夫?」
 返事が無い。
「沙織ちゃん、沙織ちゃん、返事してっ」
 俺は話しかけながら、肩を軽く揺さぶってみた。
「んっ、んん……」
 それで沙織が気が付いた。
「沙織ちゃん、大丈夫?」
「んー……。凄かったけど、大丈夫」
 あまりろれつが回っていない。
「良かった」
「最後ね、頭の中で何かが爆発したみたいになって、そのままスゥーっとなっちゃった」
 俺は沙織が無事だったことにホッとし、気を失うほど感じた沙織に驚き、感動した。
 処女がクンニで気を失うなんてありえるのか。俺の秘密の力が凄いのか、沙織が特別感じやすいのか、それとも俺は自分が知らないだけでセックスの天才なのだろうか。原因は分からないけど、沙織が最高に感じてくれたのは事実だ。
 もう、十分すぎるくらい体はほぐれているだろう。
 俺は最後のステップに進むことにする。

 俺は沙織の両脚の間に正座した。そして沙織に向かって言った。
「いいね」
 沙織が黙って小さくうなずいた。
「付けようか?」
 安全日だということは知っているが、男の礼儀として念のために聞く。一応ゴムも持ってきている。
「いいの。今日は大丈夫な日だから」
 沙織が俺の目を見ながら小さい声で言う。沙織も本気だ。
 念願の初セックス、初生、初中出しだ。
「いくよ」
 俺は膝立ちで前へ進み、片手で体を支え、片手でペニスを掴んだ。そして先っぽを入り口に当てた。
 さっきのクンニで場所は確認してあるし、想像より下にあるという話も知っている。特にまごつくことはなかった。
 先が当たるだけで、勃起しっぱなしで、カウパーが駄々漏れのペニスへとろけるくらいの快感が走る。
 昨夜と今朝、もう出ないという所までオナニーで精液を絞り出してなければ、すぐにでも発射してしまうところだ。
 俺はさらに前へ進んだ。ぬるっと亀頭の半分が入る。暖かくてヌメヌメしたものに亀頭が包まれている。それだけで出しそうなくらい気持ち良い。
 沙織は固く目をつむっている。
 さらに入れる。
「つっ……」
 沙織の眉間に皺が寄る。
「お、おぉ、すご、い……」
 亀頭全体が温かい粘膜に包まれる。フェラと似た感じだが、それよりずっと気持ち良い。何枚もの舌が同時に絡み付いてくるような感じだ。
 これが沙織の中。まだ亀頭しか入っていないのに、すごく気持ち良い。
 俺は感動しながらさらに進む。
 ちょっとだけ進むと抵抗があった。これが処女膜なのか。童貞の俺に分かるわけが無い。だが多分そうだろう。でも、童貞の俺にはどうすれば沙織が一番痛くないか分からない。
 時間をかけて、ゆっくりゆっくり広げた方が良いのか、それとも一気にやった方が良いのか。
 悩んだけど結論は出ない。ただゆっくりすぎるとそれだけ痛い時間が長くなると思った。俺は沙織の痛がる顔を長時間見たくない。それで一気に突き破ることに決めた。
 俺は沙織の腰を掴み、ぐっと腰を進めていった。
 壁が在るような抵抗だ。童貞の俺には力加減など分からない。俺は力任せに腰を押す。
 沙織の顔が苦痛に歪む。沙織の一生に一度の顔だ。俺はその顔を目に焼き付ける。
「もう少しだから、がんばって」
「うん」
 俺は沙織の顔を見つめながら、もう一押しした。その途端、急に抵抗が少なくなり、ズブズブと入っていった。
「いたっ……」
 沙織が我慢しきれず声が出した。
 ついに沙織の処女をやぶったのだ。ペニスはそのまま根元まで入っていった。
 気持ち良すぎる。
 今までフェラが最高に気持ち良い。セックスもフェラと同じかちょっと良いくらいだろうと想像していたが、バカだった。全然違う。この気持ち良さは次元が違う。
 ペニス全体が柔らかくてヌルヌルしたものに包まれ、締められている。
 気持ち良さで腰が痺れる感じ。さっきから腰の辺りにピリピリと電気が流れている。背中までゾクゾクする。
 ちょっとでも動かすと出してしまいそうだ。童貞は入れた瞬間に出すというのもうなずける。
 昨夜と今朝、オナニーしまくらなかったら危なかった。
「全部入ったよ。大丈夫?」
 俺は沙織の目を見ながら言った。
「うん、大丈夫だよ。さっきはちょっとだけ痛かったけど。もう、平気」
 涙の浮かぶ目で無理に平気な顔をする沙織がいとおしくてたまらない
「直樹君とやっと一つになれたから。直樹君に初めてをあげられて良かった」
「俺も初めてが沙織ちゃんで良かった」
 それから俺と沙織はやさしいキスをした。

「動いて良いよ」
 キスした後に動こうとしない俺に沙織が気を使って言ってくれる。
「落ち着くまで、もう少しこのままでいよう。このままでも俺は十分気持ちいいから」
 本当は少しでも動くと出してしまいそうだ。動きたくても動けない。それに抱き合っているだけでも十分気持ち良いのは本当だ。
 俺は根元まで入れたままで沙織に濃厚なキスをする。少しでも沙織に気持ち良くなって欲しいというか、痛みを忘れて欲しいからだ。
 すると沙織がキスをしながら体をくねらせ始めた。AVみたいに腰を使うほどではない。動かない俺を少しでも気持ち良くしたいのか、興奮して自然と動くのかは分からない。
 しかし、ちょっとした体の動きだけでペニスがこすれて凄い快感がはしる。
「あっ、ダメっ、動いたら」
 俺は情け無い声を出した。
 沙織の動きが止まる。
「気持ち良すぎて、出ちゃうから」
 それを聞いた沙織は痛みをこらえて体を動かし始めた。
 何も分かっていない処女らしい、でたらめな動きだったが、それでも童貞の俺を追い上げるのには十分だった。
「だ、ダメ、出ちゃう」
「良いよ。出して。いっぱい出して。直樹君のをいっぱいください」
 沙織が耳元でささやく。
 それを聞いた瞬間に俺は我慢できなくなった。
「あっ、ああぁー……、あああぁー……」
 びゅるるるるぅー……、びゅるびゅるびゅるびゅるるるー……。びゅるびゅるびゅるるるぅー……。
 俺は沙織にしがみ付きながら、変な声と共に沙織の中へ思いっきり出した。
 ぴゅるぴゅるぴゅるぅー……、ぴゅるるるー……、ぴゅるっ……。
 生涯最高とも思えるくらい長くて気持ち良い射精だ。
「出てる……。お腹の奥に出てる……」
 沙織の声が遠くで聞こえる。
 俺は体中から力が抜けて、沙織の上に覆いかぶさった。
 沙織が苦しく無いようにするので精一杯だ
「ごめん、出ちゃった」
「いいの、うれしいの、私で気持ち良くなってくれたから。お腹の中に直樹君のが広がってる。あったかいのが出てるのが分かったよ」
 ついに、沙織の中に出したのだ。
 中出しは想像以上というか、想像を遥に超えた気持ち良さだった。世の中にこれほど気持ち良いものがあるとは考えたこともなかった。
 大人になった気がして、少し世の中のことが見えた気がした。

 少しずつ体に力が戻ってきた俺は沙織にキスをした。
 なんだか分からないけど、無性にキスをしたかった。
 沙織は俺の舌を優しく受け入れてくれた。
 沙織の口の中を舌でメチャクチャにしている間に、また勃起してきた。ペニスは一回目が終わった後も、半分くらいまでしか治まらず、沙織の中に入れたままだった。
「あっ、おっきくなってきた」
 沙織が驚いたような、喜んでいるような声を出す。
 俺は少し恥ずかしくなり、キスを止め沙織を見つめた。
「動いて良いよ。痛いのはだいぶん治まってきたから」
 沙織は全て分かってるという感じで言った。
 俺は沙織があまり痛くならないように、ほんの少しだけ腰を前後させた。
 それだけでも凄い快感だ。ペニスの先から頭までピキーンと電気が走る。股間の辺りがモワモワーッと甘く痺れて、おしっこが出そうになるのに似た変な感じがする。
 出したばかりだというのに、俺のペニスはすぐに最大サイズまで大きくなり、精液が込み上げてくる。
 頭の良い沙織は、俺の腰の動きに合わせて、自分の腰を突き上げるように動かしてくる。
 そんな事されると、童貞の俺には刺激が強すぎた。俺はお尻の穴に力を入れて耐えようとするが、むなしい努力だった。
「あぁ、ダメだー、また出るー。出ちゃうー……」
「良いよ。好きなだけ出して良いよ。我慢しないで出して」
 沙織が俺の背中に手を回しながら、耳元でしゃべる。
「あぁー、沙織ー……」
「直樹君っ」
 俺は一番奥までペニスを入れて、沙織の体を抱きしめた。沙織も力一杯抱きついてくる。
 ぶりゅううううぅー……、びゅるびゅるびゅるるるぅー……。ぴゅるぴゅるぴゅるぅ……。ぴゅるっ。
 二回目とは思えない量の精液を吐き出した。どこにこれだけの精液が残っていたのか。
 射精の余韻を噛み締める。まだ、股間の辺りはピリピリ痺れている。それに体に上手く力が入らない。たった二回のセックスで俺はすっかり虜になってしまった。
 疲れた俺を沙織は優しく抱きしめてくれる。暖かくて柔らかくてとても気持ち良い。
 俺は落ち着くまで、そのままじっとしていた。

 少し落ち着いてきた俺は沙織の中に入れたまま、目の前にある沙織の首を舐め始めた。ペニスはもったいなくて抜くことができないし、沙織にも気持ち良くなってもらいたい気がしたからだ。
「あっ……」
 さすがに破瓜を経験した後なのか、沙織の反応は小さい。
 それでも俺はめげずにキスをした。
 すると今度は沙織が俺の首にキスをしてきた。
 とたんに俺のペニスはむくむくと大きくなっていく。ペニスをいれたままのキスは無茶苦茶気持ち良い。
 ぞわーとした首筋からと快感と痺れるようなペニスからの快感が合わさって、何とも言えない気持ち良さだ。
 もう、俺は我慢できなくなってくる。だが三回目ともあって少しは余裕がある。それに昨夜は三回、今朝は二回オナニーで出している。動いてもすぐに出てしまうことは無さそうだ。
 俺はゆっくりと小さく腰を動かす。
「うあおぉー……」
 本当に少ししか動かしていないのに、ペニスから股間にかけてが溶けてなくなりそうだ。
 おまけに沙織も腰を動かしてくる。自分の痛みを減らすことより、俺を気持ち良くする事を優先している。
 セックスってこんなに気持ち良かったのか、やればやるほど気持ち良くなってくる。もう、頭がバカになりそうだ。
「さおりー、気持ち良いよー……、凄いよー」
 俺は腰をヘコヘコ動かしながら、情け無い声を出す。
「キスして」
 沙織に言われて俺はキスをしながら腰を動かした。
 沙織と心と体が一つになったような感じがする。セックスがこれほど気持ち良くて幸せなものだと思わなかった。
「さおりー、さおりー、さおりー」
 俺は涙を浮かべて何度も沙織の名前を呼びながら、腰を動かした。
 沙織は自分が痛いのを我慢して、俺を気持ち良くしてくれる。最高の彼女だ。
 もう俺は何も考えずにひたすら腰を動かした。沙織の痛みを考える余裕もなかった。
 精液がすぐそこまで上がってきている。タマもキュッと持ち上がっている。
「あぁー、凄い、ダメだぁー……、出るよ、出ちゃうよ、あぁー、我慢できない……」
「好きな時に出して。もっと気持ち良くなって」
 沙織は破瓜したての膣壁をゴリゴリこすられて痛いのか、顔をしかめながらも、平気な振りをする。
 俺はもう頭の中が真っ白で出すことしか考えられない。
「うああぁーーー……」
 俺はガクガクと腰を動かし、腰を突き上げた。
「出る、出る、出る、でるぅーー」
 ぶびりゅるるるるー……、ぶりゅるるるー……、ぶしゅるるるー……。
 頭の中で何かが爆発した。
「あっ、あ、あ、あ……」
 体の中身が全部出てしまうような圧倒的な快感だった。
 精液と一緒に力も全部出し切ってしまって、もう動くのもだるいくらいだった。
 自分の体を支えるのも面倒で沙織に体を預けてしまう。
 沙織は疲れきって動けない俺の頭を優しく撫でてくれる。それがまた、心が癒される気がして心地良い。
 落ち着いたところで、ふと沙織を見ると、目が赤く、涙が流れた跡がある。
 俺ははっとした。ひたすら腰を動かしていたことを思い出す。沙織は痛かったはずなのに、何も言わずにやらせてくれた。俺はずーんと落ち込んでしまう。
「ごめん」
 俺は何て言えばいいのか分からない。
「いいの、直樹さんが気持ちよければ。私で気持ち良くなってくれて嬉しかった」
 沙織が微笑みながら言った。
 その言葉を聞いて、俺は猛烈に感動した。一生沙織を守っていこうと決心した。

 ペニスがすっかり小さくなったところで、俺は沙織の中から抜いた。抜くと精液も一緒にコポコポと溢れてくる。
 そしてシーツは大変なことになっていた。沙織が握り締めていたので、すっかり皺が寄ってぐしゃぐしゃだ。
お尻が当たるところは三回分の精液が染み付いていて、かすかにピンクの染みもある。
 それを見た沙織が言った。
「直樹さん、先にシャワーを浴びてきて、タオルは洗面所に用意してあるから」
 さすが、抜かりが無い。
 俺はありがたく先に使わせてもらった。もう、汗と精液で体中がドロドロだった。石鹸の匂いをさせて家に帰る訳にもいかないので、お湯を浴びただけだが、とてもさっぱりした。
 途中、沙織が入ってきてくれるかと思ったがそれは無かった。
 服を着て部屋に戻ると、沙織は既に服を着ていた。シーツも新しい物に交換されている。
「じゃあ私もシャワー使ってくるね」
 そう言って沙織は袋に入った荷物を持って部屋を出て行った。
 汚れたシーツとかどうするんだろうと思ったが、沙織のことだからきっと上手くやるだろう。
 俺は待ってる間に疲れてウトウトしてくる。もう、下着を漁る元気もなかった。
 しばらくして、沙織がジュースをお盆に載せて戻ってきた。喉が渇いていたのでうれしい。
 沙織の横顔を見ると、数時間前とはちょっと違って見える。大人になった感じだ。
 俺は恥ずかしかったけど、沙織にお礼を言った。
「今日はありがとう」
 心の底からの素直な気持ちだ。こんな最高の初体験は日本中を探してもなかなか無いと思う。
「私の方こそありがとう。直樹君に初めてをあげられて良かった」
 沙織も少しはにかみながら俺の目を見て言う。
「これからは浮気しちゃダメだよ」
「しないよ、絶対しないよ。一生しないよ」
 そうこうするうちに夕方になってしまった。もう沙織の家族が帰ってくる時間なので、俺は帰らないといけない。
 俺達は最後にキスをして分かれた。
 俺はぼーっとしたまま家に帰る。
 途中俺を見た人が居たらニタニタしていて変に思ったかもしれない。
 俺は幸せだった。最高に可愛い彼女とお互い初体験、しかも中出し三発。これ以上の幸せがあるだろうか。自分は世界一の幸せ者だと思った。

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