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一条流の戦い:最終章

 武志はフラフラになりながら日々の生活を送っていた。
 平日の朝から夕方まではびっしりと医学部の勉強をする。文系出身の武志は人一倍勉強しないと周りに追いついていけない。特に考えていたより数学を使うのにはまいった。数学を使うのは卒論作成時の統計処理にちょこちょこっと使って以来だ。それ以前となると高校時代になる。
 夕方からは、月・金曜日がバイト、火・木曜日が香露他班員の相手で、水曜日が心達三姉妹の相手、土曜日は美穂と麗華、日曜日は美咲と瞳の相手だ。
 たまに金曜の夜に美穂が美咲と麗華を呼んで徹夜の大乱交会になることもある。
 本当に体の休まるいとまが無い。
 香露、真理、愛、優、京、心、円、美穂、麗華、美咲、瞳と十一人もの相手をしないといけない。
 さらに、訓練の時に真理が純子を呼ぶことがある。SMの勉強も必要だという理由だ。だが、武志は純子と真理の間に何か裏取引が有ると思っている。真理が何か便宜を受ける見返りに純子も訓練に混ぜるよう仕組んだのだ。
 それは香露をマゾに仕込むことかもしれないし、他の事かもしれない。武志には分からない。
 その上、知香から月に一度のペースで特訓だと呼び出される。インドネシア作戦の前に特訓を付き合ったんだからお返しして当たり前だと言われては断れない。
 このままでは気と精液の生産が追いつかない。こんな生活、長くは続けられないと武志は思っていた。
 こうなると気をいかに節約して有効に使うかの技術が必要になってくる。奥義の追求と同時にやっていかないといけない。
 一方、一生のうちに一度くらいは限界に挑戦するのも良いかもしれないという気もする。今まで分からなかった何か新しいもの見えてくるかもしれないと前向きに考えないと、とてもやっていられない。
 その反面、この状況も頼子の手の中で踊らされているのではと頭の片隅で考えてしまう。

 そんなある日、体力の限界を感じながら日課をこなしていると携帯が鳴った。この着信音は頼子からだった。緊急の要件かもしれない。出ないわけにはいかなかった。
 武志は嫌々携帯に出た。
「武志君、今から来られる? 次の仕事を依頼したいんだけど」
 頼子の話はいつも簡潔だ。
「今、それどころじゃないんですが」
 足元では円が肉棒に吸いついている。京と心は乳首を吸っている。
 この娘達は男から気を吸い取る技を持っているのに違いない。武志の意思とは別に気が吸い上げられていく感じがする。
 あなたの娘さん達が、今ここでチンポに吸いついてるんですよと言ってやりたい。
「武志君が協力してくれないなら、班を解散して別の班に頼まないといけないわね」
「それって、どういうことですか」
「全員バラバラになって別の班に入るってことよ」
「それって、香露もですか」
「もちろんそうなるわね」
 それで武志は突然理解した。最後のピースが埋まり、パズルが完成したと思った。
 香露の亡命を受け入れたのは自分を縛るためでもあったのか。
 中国側の技術の習得、戦力増強、自分を繋ぎとめる駒と一石三鳥の狙いがあったのだ。
 普通に考えれば、敵の隊員を自分の部隊に入れる事など、まず無いはずだ。昔でいうとKGBの要員がCIAの職員になるようなものだ。
 もっとうがった見方をすれば、武志達セックス専門の要員が敵の要員を確保すること自体が普通では起こりえない。事前に情報のリークがあったとか、中国側と密約があった可能性もある。
 他のメンバーはともかく、今となっては香露を手放すのはもったいなさすぎる。
「どうするの?」
「…………行きます」
 結局どうあがこうとも頼子の手の平から逃げられないのだ。
 武志は本当にどうとでもなれと思った。


<完>

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