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一条流の戦い:第82章

 翌朝武志が目を覚ますと、全裸のまま両手両足をベッドに縛られ、猿轡までされていた。
 何が起きているのか理解できなくて、うぅー、うぅーと唸り声を上げていると、普段着の美穂が部屋へ入ってきた。
「目が覚めたのね。お仕置きだから、そのまま寝てて。もうすぐお客様が来るから、静かにしておいてね」
 それだけ言うと、美穂は部屋を出て行ってしまった。
 武志は呆然としたまま一人残されることになった。

 その頃美咲は突然の事態に混乱しながら知らない街を早足で急いでいた。すぐ横には瞳が同じように真剣な顔付きで歩を進めている。
 昨夜から武志の携帯に何回掛けても出ない。メールの返信も無い。心配で朝になって武志の自宅の電話へ掛けると母親が出た。話を聞くと武志は知り合いの女性の所に泊まっているというではないか。
 連絡先を教えられたので掛けてみると、その女性に自宅まで来るよう言われたのだ。
 それで慌てて瞳を呼び出し、二人で向かっている所だ。
 武志からは、付き合う前に複数の女性が居たことは聞いている。その女性とよりが戻ったのか。それとも自分は気付かなかっただけで、最初から切れていなかったのか。
 昨日一緒にデートしたばかりで、それから半日もたっていない。それなのに、いきなり浮気などするのだろうか。
 美咲の不安は増すばかりだった。

 朝も遅い時間になって、美咲と瞳の二人は教えられたマンションへ着いた。
 建物入り口はオートロックになっていた。部屋番号を押すと、何も言わなくても自動ドアが開いた。
 不気味だったが指定の部屋へ急ぐ。エレベータの動きがとても遅く感じる。ようやく着いた部屋の前で深呼吸をして気持ちを落ち着かせる。これから何が起きるのか想像がつかない。
 武志を信じたい気持ちと、分かれることになるかもしれないという悪い予感が錯綜する。
 恐ろしくて指が止まりかけるのを無理矢理動かして、何とかチャイムを押した。
 指を離して、落ち着くため深呼吸をしようと息を大きく吸い込んだところで急にドアが開いた。
 ドアの内側には一人の女性が立っていた。
 美咲は相手をにらみつけた。この人が武志の浮気相手なのか。
 自分とは一回り以上年が離れていそうな、大人の女性である。意思が強くて自分に自信があるのが顔に滲み出ている。自分ほどではないが、そこそこ美人である。
「いらっしゃい。あなた達が子猫ちゃんね」
 美咲は家主らしい人間の馬鹿にした言い方に怒りが湧いてきた。
「初めまして、私が美咲で、こっちが瞳です。武志さんを引き取りに来ました」
 美咲は敵意剥き出しで返事をした。
「そんなに焦らないで、上がってよ。武志はまだ寝てるから」
 美咲は武志を呼び捨てにされ、またカチンときた。
「では、お邪魔します」
 美咲は瞳と二人でリビングへ通され、そこで驚かされた。
 そこに、もう一人女性が居た。女性が二人いるとは思っていなかったので、びっくりしてしまった。
 思わず、なんでっと言いそうになる。まさかこの女性も一緒に泊まったのか。
 その女性は武志より少し年上だろか。年齢が分かりづらい雰囲気をしていて、何故か座っているだけで気品がある。おそらく二十代半ばであろう女性に使う言葉ではないが、清楚というイメージを具現化したような感じだ。
 顔の作りでも少し負けているかもしれない。
 思わずたじろぎ、気勢をそがれてしまう。
「まあ、座ってよ」
 美穂がティーポットとカップを運びながら言った。
 テーブルが無いので床に美咲と瞳が並んで座り、お盆を挟んで反対側に美穂と麗華が座った。
「武志さんはどこですか」
 美咲は普通ではない状況に、居心地が悪い。一刻も早く武志を連れて早く帰りたい。
 四人の女が一人の男をめぐって顔を突き合わせるのはフィクションの世界でもそうそうあることではない。
 もちろん、美咲も初めての経験だ。
「まあ、待ちなさいよ。何か勘違いしてない。私は別に武志を無理矢理連れて来た訳じゃ無いわよ。武志が自分で来たんだから。今はまだ寝てるけどね。昨日の夜にがんばりすぎて疲れちゃったのね」
 美咲は頭に血が昇るのを感じた。これほど怒るのは人生初かもしれない。
「武志さんとは、どういうご関係ですか」
 美咲は飛び掛って張り倒したいのを我慢して女に尋ねた。
 口調はこれ以上は無いというくらい刺々しくなっている。
「私は美穂、隣にいるのが麗華。私は武志の恋人よ。麗華が愛人という所かしら」
「そうですか、昔の恋人さんと、昔の愛人さんですか」
 美咲は負けじと言い返す。内弁慶の美咲が他人と言い争うことはめったにない。今は興奮してリミッターが外れてしまっている。
「ごめんなさいね、私が居ない間に武志が浮気をしてしまって」
 美穂は美咲ごときの言葉では動じない。
 逆に美咲は自分が浮気扱いされ、怒りが頂点に達してしまう。
「な、な、な、何……、あ、あ、あ……」
 修羅場の経験の無い美咲は興奮しすぎて、うまく言葉が思いつかない。
 瞳が美咲を手で制して代わりに身を乗り出した。
「武志さんからは、一年前に全ての女性と別れたと聞いています」
 瞳が冷静に鋭い指摘をする。
「武志は私に捨てられたと思ったのね。本当はそうじゃないんだけど。それで、私の一年間の海外勤務が待ちきれずにあなた達相手に浮気しちゃったみたい。勘違いさせてゴメンなさい」
「今は私達が彼女で、お二人は昔の恋人ということになると思います」
「あら、そんなこと無いわよ。私は武志に分かれるなんて一言も言ってないんだから。前からずっと、今も恋人のつもりよ。だからあなた達が浮気相手になるの」
 そこで美咲の怒りが爆発してしまった。
「いい年して恥ずかしくないんですか」
 美咲が思わず大声を出してしまう。
「あら、年は関係ないわ。武志とは十二歳違うの。珍しいかもしれないけど、悪いことじゃないわ。私も麗華も武志もみんな独身だし」
「年齢的には私達の方がずっと似合ってます」
 美咲が負けずに言い返す。
「年齢だけね」
「武志さんはまだ大学生なんですよ。将来を潰すつもりですか」
「武志は私が養ってあげるわよ。その位の収入はあるから。それに子供ができても大丈夫なくらいの貯金もあるし」
「こ、こ、子供っ」
 急に生々しい話が出てきて、美咲は言葉が詰まる。
「私は別に結婚にはこだわってないの。単なる法律上の事だからね。私と武志が愛し合って、その結果子供ができたら良いだけ。武志に認知を求めるつもりも無いしね」
「そんなの子供がかわいそうじゃないですか」
「あら、私は子供が悲しいと思う暇が無いほど愛してあげるつもりよ」
「どうして言い切れるんですか。不幸になるかもしれないじゃないですか」
 美咲は食い下がる。
「じゃああなたに聞くけど、あなたは武志を一生愛していけるの。武志を幸せにできるの。その根拠は何。世の中に絶対なんて事は無いのよ。大切なのはどれだけ強い想いがあるかということでしょ。私は金銭的にも、性格的にも、一人で育てていく自信がある。そして子供にもちゃんと言うわ。あなたはお母さんが大好きだった人の間に祝福されて産まれてきたって」
 これだけ自信を持って言い切られると美咲は何も言えなかった。そこで、攻撃の矛先を変えた。
「そちらの麗華さんはどうなんですか。愛人呼ばわりされて良いんですか」
「私はもう普通の結婚を諦めたから。武志さんの種をもらって跡取りだけ作るのも良いかもしれない。それに私の事を言うなら、瞳ちゃんの立場も似たようなものじゃないの」
 麗華は本当のところそれほど深く考えていなかったが、話しながらそういう事もありかもしれないと思い始めていた。
 それに対して、急に話を振られて瞳は困ってしまった。一番触れられたくない部分だ。自分でもはっきりと答えを出せてない点を突かれて返事に窮してしまう。
「いずれにしろ、武志さんは連れて帰りますから」
 痺れを切らして美咲が言った。奥にドアが見えている。武志はそこに居るに違いないと立ち上がろうとした。
「それは武志が決めることでしょ。それに武志は私の事が忘れられないと思うわよ。なにしろ童貞を捧げた相手だから」
 美穂が美咲を手で制して言い返す。
 美咲はその言葉にショックを受けてしまった。
 この人が武志の初めての人。だからこんなに強気なのだ。
 だが、そのくらいでひるむわけにはいかない。
「それなら私と瞳は初めてを武志さんにもらってもらいました」
「それはおめでとう。良い思い出にしてね」
「昔は知りませんが、この一年は私が彼女なんです」
「私は五年前、武志がまだ高校生の頃からの付き合いだから。武志も途中でちょっと刺激が欲しくなったのね」
「武志さんはもう終わってるって言ったんです」
 二人の話は微妙に噛み合っておらず、美咲の言い方は子供の口喧嘩みたいになっていたが、美咲は気付いていない。
「あなた達の事は全部武志から聞いたわ。でも、ごめんなさい。武志は譲れません。もう私には後が無いの。年齢的に子供を作るのはラストチャンスなのよ。あなた達なら、きっと今からでも別の良い人を見つけられるわ」
 何を言っても言い返されてしまい、美穂には通じない。美咲は口で勝つのを諦めた。自分は口が達者な方だと思っていたが、美穂には勝てる気がしない。もう、武志本人の口から聞くしか無い。
「もうお話しは十分お伺いしました。これ以上お話しても平行線のままだと思います。後は武志さんの口から直接聞かせていただきます。その部屋に居るんですよね」
 美咲は立ち上がり、寝室へと続くドアを一気に開けた。
 美咲が寝室に入るとそこでは武志が全裸でベッドにくくりつけられていた。
「武志さんっ」
 美咲と瞳は急いで駆け寄り、武志の縛めを解く。
「女同士の話し合いには遠慮してもらおうと思ってね」
 美穂は武志が解かれるのを見ながら、しれっと言った。

「美咲ちゃん、瞳ちゃん」
 自由になった武志はとりあえず服を着た。
 そして、美穂と麗華にお願いした。
「少しの間、三人だけにしてもらえますか」
 美穂と麗華は何も言わず部屋を出て、ドアを閉めた。
 春の暖かい日が差し込む部屋には武志、美咲、瞳の三人が残された。
 それから、武志は全ての事を包み隠さず話した。大部分は美咲と付き合い始める前に話したことだが、もう一度細かく丁寧に話した。
 美穂や麗華の事情も、昨日の夜に有ったことも、一条流と部隊に関する秘密以外は全て話した。
 武志の話が終わる頃、美咲と瞳は泣いていた。
「ごめんね」
 武志は真剣に謝った。
 武志は女性に泣かれるのに弱い。どうして良いか分からなくなる。そもそも、どうして泣いているのか分からない。話を聞いて怒るのなら分かるけど、なぜ泣いているのか分からない。
 無き止まない二人を前に武志が途方にくれていると、ドアが静かに開かれた。
「お話しは終わったかしら。じゃあ、武志に決めてもらいましょ。誰を取るの。はっきり決めて」
 美穂の声だ。
 武志の周りに四人の女性が集まった。
 武志は四人の視線が自分を射抜いているのを感じた。視線が痛いほどだ。
 だが、急に決められるわけが無い。女性陣同士の話し合いで決着がつくかと期待したが、それは甘すぎる考えだった。いっそのこと振られた方が楽なのだが、誰も別れる気は無いようだ。
 武志は変な汗をかきながら、黙って下を向いていることしかできなかった。
 しばらくの間、緊張感のある空気が流れた。
「やっぱり、武志は決められないようね。こうなったら武志の体に聞くしか無いわね」
 美穂はそう言うと、ためらい無く服を脱ぎ始めた。
「そうですね。仕方ないですね」
 続けて麗華も楚々と服を脱ぎ始める。
「何言ってるんですか」
 人前では気の弱い美咲は、こんな時に一歩出遅れてしまう。
 二人を見た瞳も負けじと服を脱ぎ始めた。
 美咲だけ恥ずかしさの為、もじもじと困っている。
「美咲ちゃんは、あきらめるのね」
 美穂が美咲を見つめる。
 美咲は美穂の目に怒りや嫉妬を見つけることはできなかった。覚悟に満ちた目だった。あなたの覚悟を見せてみなさいと言われてる気がした。
 そこまで言われて黙っているわけには行かない。美咲は覚悟を決めて服を脱ぎ始めた。
 その間に美穂は早くも全裸になり、武志の肉棒を取り出そうとしている。麗華は武志の口を奪い、遅れた瞳は仕方なく胸をはだけ乳首を吸っている。
「ダメー、それは私の」
 美咲が叫ぶ。
「違うでしょ。みんなの物よ」
 美穂が冷静に訂正した。

(俺の物なんだけど)
 武志は心の中で苦笑した。
 今日の出来事は全て美穂の手の上で遊ばされただけなのかもしれない。うやむやのうちに新しいハーレム・サークルを作ろうとしているのだ。美穂といい、頼子といい、いつも年上の女性にいいように操られている気がする。自分は年上の女性に弱いのだろうか。
 それでも、結果良ければ全て良しだと武志は思った。
 武志は自分に群がっている四人を見比べた。
 顔は麗華が半歩抜きん出ている。上品さと清楚さの中に大人の色気が漂い、一般人なら知り合いになるチャンスも無いような女性だ。少し遅れて美咲。B級アイドル並の可愛さだ。そして、瞳。中性的な感じだが最近はセックスの最中に見せる色っぽさにドキッとさせられる。最後は美穂。どうしても年齢的に不利だが、年よりは若く見えるし、普通の会社なら美人社員で通るレベルである。
 スタイルも麗華が一番だ。華奢な体に必要最低限の脂がのり、最高の体つきだ。若さと成熟がちょうど良いバランスで釣り合っている。次に、美咲のスリムな体に大きなお尻と、瞳の背が高く締まった体は甲乙付けがたい。美穂はここでも年齢的に不利だが、本人の努力で二十代のような体を維持している。
 胸とお尻だけで考えると、胸は美穂、麗華、瞳が横一線で、美咲が少し後ろ。お尻だと美咲が断トツで、瞳、麗華、美穂の順番だ。
 感じやすさは意外と瞳が一番の気がする。本人も積極的に感じようとしている。それから、あまり差が無いが美穂、美咲、麗華の順だ。
 感じやすさと似ているが感じ方。感じている時の表情や雰囲気のことだ。これは瞳が一番。控えめな中に貪欲さがあり相手をしていて一番興奮する。麗華は奥ゆかしい感じ方に男心をくすぐられる。美穂のスポーツのような健康的な感じ方や、美咲の一生懸命我慢する感じ方も悪くない。
 テクニックで言うと、一番は付き合いの長い美穂。それから麗華、瞳、美咲の順だろう。
 最後に大切な秘肉の具合は意外と美穂が一番良い。一番年上だけあって、一番こなれていて、柔らかく包み込んでくれる。それでいて、体も鍛えているので締まりも悪くない。一番落ち着ける感じがする。初めての相手というのもあるかもしれない。それから、繊細で上品な感じがする麗華、締まりの良い瞳、一番体が小さいだけあって狭い美咲。四人にそれほど大きな差は無く、小さな違いでしかない。
 いったい自分は誰が一番好きなのだろう。
 今までそんなことを考えたことが無いので、急には答えが出ない。
 全く意味が無いし不謹慎だが、各項目の順位を点数化してみる。単純に一位を四点、二位を三点、三位を二点、四位を一点にして合計する。
 四人掛りの愛撫を受けながら、武志は頭の中で計算をしてみた。
 すると意外なことにトップは瞳だった。一位の数は美穂、麗華、瞳は二個ずつで同じだが、瞳には四位の項目が無い。それが高得点に繋がった。
 二番目は一点差で麗華。容姿やスタイルで高得点なのが有利に働いた。それから美穂、美咲と続く。
 武志にとって、これは以外な結果だった。
 計算する前は麗華と美咲がトップを争い、瞳、美穂の順になるかと漠然と思っていた。
 瞳が一番だとは考えたこともなかった。武志は今まで思っていたより瞳に惹かれていることに気付かされた。美咲の前では控えめな瞳に、自分もそのように対処していた。自分の本当の気持ちは自分では分からない。いや、分からない振りをしているものなのかもしれない。いつの間にか瞳が自分の中で大きな存在になっていたのだ。
 この順位自体に全く意味は無い。各項目の重み付けは一切考慮していないし、性格面など項目に入れていない。そもそも女性に点を付けるのが不遜だ。
 点の低い美穂にしても単純な好き嫌いの関係ではなくて、相談相手というか、セックスもできる年上の友人みたいな関係だ。高校生のまだセックスも下手で早漏だった頃も知られている。順位とかは別次元で一生頭が上がらない気がする。順位を超えた存在だ。
 それでも、美穂は別格として、麗華、美咲、瞳の三人を同じくらい好きなんだと武志はあらためて思った。

 武志は気の放出を抑え、射精はできるだけしないつもりで四人に向かった。
 体力は一晩寝ればほとんど回復するし自信があるが、気と精液だけはそういうわけにはいかない。できるだけ節約しないといけない。この四人を相手にすると全員が満足するまで、際限なく求められそうだ。
 全力で一人の相手をして気を失うまで責めたとしても、他の三人の相手をしているうちに復活して、再び求めて来るに違いない。
 ということで、できるだけ気を抑え、体力と通常のテクニックで相手をする。体力には自信があるし、一条流の基本技能として気を使わないやり方も習熟している。
 幸い四人の感じるポイントは良く知っている。久しぶりだった美穂と麗華の体も昨日の夜にほとんど思い出した。それに四人とも気が流れやすく、感じやすい体になっている。少ない気で効果的に感じてもらうことができる。
 これで、なんとか四人の相手をしようと武志は考えた。
 年齢順ということで武志は美穂を最初の相手に選んだ。ややこしい状況をうやむやにしてくれた御礼の意味もある。
 美穂の場合は四人の中で一番セックスを楽しもうとしている。それも自分一人楽しむのではなく、相手と一緒に楽しもうとしてくれる。テクニックを身に付けた今となっては、そんなことを心配してもらう必要は全く無かったが、その気持ちはとても嬉しい。
 武志は正常位でゆっくりと美穂の中へ入っていった。残りの三人がそれを食い入るように見つめている。特に、美咲と瞳の視線が痛い。
「あん……、いい……、すごい、全部入ってないのに感じちゃう」
 美穂は武志の困惑や他の三人の女のことなど気に掛けず、喜びの声を上げた。
 そこで武志はふとあることに思い当たった。
「美穂さん、ちゃんとピル飲んでますか」
 武志は念のため確認してみた。
 昨日の夜は避妊の事を全く考えていなかった。昔はいつも女性側が何とかしていたので、つい美穂と麗華がちゃんとしていると思い込んでいた。それに酔っていて、そこまで頭が回らなかった。
「一年間全く男っ気無しでやってたのに、飲んでるわけ無いでしょ」
 美穂が平然と答える。
「今日は大丈夫な日なんですか?」
「んー、どうだろう。微妙なところかな」
「えぇー。じゃあ、ダメです。できません」
 武志は慌てた。今まで避妊してない相手と安全日以外にセックスしたことは無い。妊娠の文字が脳裏に浮かんだ。
「昨日の夜にさんざんやっといて何言ってるの。いいから、早く白いの出しなさい。約束どおり子供を産んであげるから」
「ダメ、ダメ、絶対にダメです。危ない人とはできません」
 武志は逃げようとするが、美穂が脚をがっしりと組んでいるので逃げられない。
「もう私、マルコウなんだから、チャンスがないの。もしできても、いいえ、絶対に作って、一人で育てるから。迷惑はかけないから」
「そんなこと言われても『うん』って言えるわけないです」
「そんなことあんたが心配する必要ないの。女が良いって言ってるんだから。いいわよ。カウパーだけでも気合で受精してやるから」
 この人には何を言ってもダメだ。口で何を言っても勝てる気がしない。武志は半分諦めた。
 それに昨夜は中にこそ出さなかったが、さんざん挿入してしまっている。こうなったら、射精する前にイカせるしかない。
 武志は美穂へ覆いかぶさり、一気に腰のスピードを速め猛然と突き上げた。
 美穂の弱点目掛けて、何度も亀頭の先をぶつける。そして、子宮の奥も忘れずこね回す。
「まだダメ、もうちょっと、待って。まだ、まだ、イキたくない」
 美穂は絶頂が近いのか、あせった声で言う。
「もっと、一年分楽しまなきゃいけないのに……」
 美穂の腰が持ち上がり、自分から武志の肉棒を貪るように動く。
 すでに首から上は真っ赤になり、固く目をつむっている。手はシーツの上をさまよったり、武志の腕を掴んだり所在無げだ。
「お願い待って、もっと、もっと感じたい。あっ、ダメ、そこダメ……、あん、ダメェー……」
 そこダメなんて言われると、同じ所を責めたくなるのが男心だ。
 武志は美穂の腰をがっちり掴み、一心に弱点を突き続ける。
 美穂も口ではダメだと言いながら、自分から腰を動かしている。
「あ、あ、あ、あ、ダメ、ダメって言ったのに、ほんとに、ダメなのにー」
 美穂の快感を物語るように秘肉がきゅぃんきゅぃんと肉棒を締め付ける。
 武志はその感触を噛み締めながら猛然と腰を動かした。このレベルの性感だとまだ余裕で射精を抑えることができる。さらに美穂を追い込むために、腰のスピードを最大にあげた。
「ああああ、い、いい……、まだ……。もう……。す、す、すご、い……。強すぎる……、ダメ……」
 武志は美穂の状況を敏感に察知してとどめに入った。
 腰を美穂へ密着させ、子宮口を押し上げる。そして亀頭の先から子宮目掛けて気をピンポイントで流した。
「あううううぅー……」
 美穂の体が硬直し、武志の肉棒を締め付けた。
 武志は美穂の絶頂に巻き込まれることなく、射精を抑えた。
 美穂は体をヒクヒクさせながら、余韻に浸っている。
 武志がホット一息つく間も無く、麗華が美咲と瞳をやんわりと押しのけ、次は自分の番だと武志にしなだれかかってきた。
 力は弱いのに有無を言わせぬ何かがある。
 麗華は武志の体をいとおしむように、ついばんできた。
 後の二人のことなど全く気にしないで自分の世界に入ろうとしている。
 武志も麗華の好きにさせてやりたいが、美咲と瞳から痛いほどの圧力を感じる。麗華だけにそんな時間をかけることはできない。まずは一週目を早く終わらせて、とりあえず全員の欲求を早く抑えるのだ。
 武志は麗華の顔を引き寄せ唇を奪った。
 一瞬ためらう麗華だったが、すぐに武志の舌を受け入れ貪欲に応える。だが、そこは育ちの良い麗華だけにどこか上品さが残っている。
 武志はキスを続けながら麗華の秘肉へ手を伸ばす。
 麗華はすっと自然に足の力を抜き、武志の手が潜り込みやすいようにする。
 すでにそこは十分すぎるほど潤っていた。愛液は溢れ、お尻のほうまで垂れている。
 武志は様子を探るように秘肉の入り口をクチュクチュと浅く出し入れする。クリトリスもトントンと軽くタップする。
 麗華はそんな小さな刺激にも敏感に反応して、武志の首に回した手に力が入る。
 麗華は一見控えめだからといって、性欲が弱いわけではない。美穂並に強い性欲を持っている。
 感じる姿を見られるのが恥ずかしいのか、声を抑え快感を隠そうとする。だが、武志の責めに耐えられるはずもない。我慢して、我慢して、それでも我慢しきれず心の底から漏らすあえぎ声。それは情感がこもっていて風情があり、これ以上は無いというほど淫靡だ。
 本当はもっと時間をかけたいところだが、受け入れ態勢は万全のようだ。
 武志は体を入れ替え、正常位の形になり、肉棒の先端を秘肉へ合わせた。
 そして念のため確認する。
「麗華さんはちゃんと飲んでますか」
「婚約者と別れたのに飲んでたら変です。でも大丈夫な日だから安心してください」
 麗華は大切な事では嘘は付かないだろうと、武志は信用した。
 意識を集中して、ゆっくりと麗華の中へ入っていった。
 昨夜の一年ぶりのときは酔っていたこともあり感覚が鈍っていたが、今日はじっくりと味わうことが出来る。
 麗華の中は他の人と違う。いわゆる名器というものとも違う。狭さや締め付けも他にもっとすごい女性を相手にしてきた。
 なんというか繊細なのだ。肌に例えるときめが細かいというのが一番近い。麗華は中の作りまで上品なのだとあらためて思う。
 その繊細な肉襞が控えめに、だが、確実に絡み付いてくる。
 武志は独特の感触を確認しながら、じっくりと麗華の弱点をこすりあげた。
「ん……、んんっ……」
 麗華から抑えきれない声が漏れる。
 美しい顔が歪む姿を見るのは高貴なものを汚す気がして、武志へ独特の興奮を与えてくれる。
 麗華は何も言わないが、この体を他の男が抱いたのかもしれない。今時、婚約をした二人に体の関係が無いとは考えにくい。
 仕方が無いことだと理性では分かっていても、心の底にどす黒い感情が湧きあがってくるのを武志は抑えきれない。自分の匂いをマーキングしなおし、自分の肉棒の味を思い知らせるように、麗華の秘肉をいじめる。
 武志と美穂のセックスを横で見て、挿入前から昂ぶっていた麗華が昇りつめるのは早かった。
「あ、あぁ……、も、もう……」
 麗華の白い体が真っ赤に染まり、時折細かい震えが走る。
 二人きりであればここで焦らしたりギリギリまで追い込んだり緩急をつけてさらに深く責めるところだが、このままイッてもらおう。
 武志はスパートに入った。
「出して、いっぱい出して。武志君のが欲しい」
 上品な麗華から出るいやらしい言葉に武志の興奮はマックスまで盛り上がる。
 武志は自分を抑えきれず激しく麗華の一番奥を突きまくった。
 その動きに吹き飛ばされないように武志の体にしっかりとしがみ付きながら麗華が声をあげた。
「好きっ。ください。武志君のくださいっ」
 その一声が駄目押しになった。一巡目は射精を我慢しようとしていた思いが吹き飛び、武志は麗華の中に思い切りぶちまけた。
 ぶしゅうううううー、ぶびゅるるるるぅー、びゅるるるるー……。
 思わず漏らしてしまった射精は思いのほか激しかった。
 麗華も精液に体の一番奥をきつく叩かれ一気に絶頂に達した。
 華奢な体からは想像もつかない強い力で武志の体を抱き、秘肉で貪欲に精液を貪る。そして子宮で精液の味を噛み締めた。
 麗華の絶頂が解けるまでの間、二人はしっかりと抱き合っていた。
 束の間の余韻を味わってから武志がゆっくりと肉棒を引き抜くと、麗華が下の口で飲みきれなかった白濁液がコポコポと溢れシーツへと滴っていった。
「うれしい……。こんなにいっぱい……」
 麗華がお腹に手を当てながら、満足そうにつぶやいた。

 武志が目をつむり息を整えながら感慨にふけっていると、美咲が肉棒を口に含んだ。
 今日会ったばかりのほとんど他人といってよい他の女性の体液で汚れた肉棒をまるで清めるかのように深く少し乱暴に掃除していく。
 その顔は必死で、一秒でも早く綺麗にしなければという思いに取り付かれているみたいだ。
 汚れを取り去り自分の唾液をまぶしなおすと、美咲は武志の胸を押し武志を横たえた。
 そして武志の上へ馬乗りになると、片手で肉棒を掴み自分の体の中へ深く沈めていった。
「んっ……、あっ……」
 美咲の口から思わず声が漏れた。
 ここまで二人分のセックスを見せ付けられ、体の疼きは限界に来ていた。嫉妬、羨望、欲望。色々な思いが頭の中で渦巻きおかしくなりそうだった。
 昨日まも武志と瞳と自分と言う他人には説明しにくい複雑な関係だった。
 それが今日にいたっては初対面の二人を加えた5Pとは異常である。しかも一人は一回り以上年の離れた年上で武志の初めての相手、もう一人は自分でもかなわないかもしれないほど美しい女だった。そのうえあろうことか武志は中に出してしまった。
 頭の中が整理できない状況だ。訳が分からない。
 美咲は武志の体を取り戻すために激しく腰を上下することしか考えられなかった。

 美咲はこの四人の中で一番激しいセックスをする。
 少し空回りしている感もあるが、それで本人が満足できるならと武志は納得している。それは美咲の行動が愛情と執着心からきている事が分かっているからだ。美咲の内弁慶な性格も手伝っているのだろう。
 武志は美咲の好きにさせながら、肉棒が美咲の一番感じる所へ当たるように腰の角度を調整した。
「あっ、ダメ、それダメ」
 とたんに美咲が声をあげた。
 それでも激しい腰の動きは止まらない。襲い掛かる快感と戦いながら必死に腰を動かし続ける。
「ダメ、ダメ、ダメ。私が、私が動くから。何もしなくていいからぁ……」
 そんな事を言われても、武志としては女の子だけにやらせておくのは自分の信条が許さない。
 美咲の腰を掴み、下から突き上げる動きを徐々に大きくしていく。
 刺激に耐え切れず、起きていた美咲の体が少しずつ武志へ覆いかぶさるようになり、ついには武志の上へ突っ伏してしまった。
 もう美咲は自分からは大きく動くことはできず、武志に主導権を奪われてしまう。
 武志は美咲の自慢でありコンプレックスの元でもある豊かな尻肉をがっしりと掴むと、自らも腰を突き上げ美咲の弱い所をなぶる。
 そうなると、美咲は武志にしがみ付くことしかできなかった。
「私が……、私がするのに、ダ、ダ、ダメ、ダメなのに……」
 美咲が弱々しい声を出しながら、薄い胸を無意識に武志の体へこすりつけ、武志の頭をかき抱く。
 武志は尻肉を掴んだ指を伸ばして、そっと美咲のアヌスへ触れた。
 その瞬間、美咲の体が大きく跳ねる。
「っやぁー。そこは。そこだけはダメ、ダメ、ダメー、触らないでー……」
 そこはすでに汗や垂れてきた愛液で潤い、ぬかるみ、ほころんでいた。
 武志は残りの指で大きく尻肉を割り、アヌスを明るみに晒す。
 足元の方から見ている者が居れば、薄茶色の可憐な蕾がヒクヒクうごめいているのが丸見えである。
 そこを指の腹で撫でられ、指先でカリカリとほじられる。
 この一年で敏感にされてしまったアヌスは猛烈な恥ずかしさとともに、震えるような背徳の快感を美咲に与えてくる。
 武志、美咲、瞳の三人でセックスをするとき、美咲は必ずアヌスをいじめられていた。
 美咲の素晴らしいお尻を全て自分の物にするために武志は時間を掛けてアヌスを開発している。それは同時に美咲が心の中に持っている壁、どうしても最後のところで自分をさらけ出せないのを壊すためだった。
 こうして美咲のアヌスは人一倍敏感で感じやすい場所になった。
 武志に触られるだけで気が遠くなるほど感じてしまうし、もし、舌でほじられようものなら奇声をあげてしまうほどだ。今ではアヌスだけで絶頂に達してしまうほどだ。
 そのアヌスを今はやさしく、しつこくいじめられている。しかも肉棒は秘肉の弱点を的確に突き上げてきているのである。
 美咲が絶頂へと駆け上るのはあっという間だった。
「あっ、ダメ、イッちゃう、ダメ、もっと、もっと欲しい。イキたくない。まだ、イクたくないよぅ……」
 美咲の小さなお願いも今は聞いてあげることはできない。
 武志は心苦しく思う。今度美穂達抜きで会った時は嫌というほど感じさせてあげる。そう密かに誓いながら、とどめの責めに入る。
「あ、あ、あっ、あん、んんぅー……、あ、あ、あぁー、ああぁ……」
 美咲の反応は誰が見ても分かるほど大きく切羽詰ってきた。
(今だ)
 武志は鋭い一突きで最奥を抉るとともに、絶頂への手助けに小さな気の塊を子宮目掛けて叩き込んだ。
「っくうううぅー……」
 美咲は武志の手を振り払うほどの大きな力で全身を反らす。両手は武志の肩に跡が残るほど強く握り締める。
 秘肉が今日一番の締め付けで武志から精液を絞り取ろうとする。
 毎回射精しているわけにはいかない。武志は出すことなく、美咲の絶頂をより大きなものにしようと亀頭の先で子宮口をすり潰した。
 武志にとっては数秒間、美咲にとっては長い時間の絶頂の後、美咲の全身から力が抜けた。
 電池の切れたオモチャのように動かず、武志の体へ全体重を掛けてくる。激しい息をしているので意識は失っていないようだが。目をつむり、そのまま武志の上からどこうとはしなかった。
 なんだか可哀想な気になり武志も美咲の呼吸が落ち着くまで待った。
 それから美咲を持ち上げ、そっと横へ降ろした。
(これで三人。あと一人)
 武志が一息つく間も無く最後の瞳が武志の側へにじり寄ってきた。
 その目は熱く、燃えるようだった。言葉は無くても、凄い圧力で興奮が伝わってくる。
 それも仕方が無いことだ。三人もの女性の痴態をすぐ側で見せられたのだ。どうにかならないほうがおかしいだろう。
 瞳が有無を言わせぬ迫力で武志を押し倒した。
 いつもならきちんとお掃除フェラをするところだが、今はそれどころではないみたいだ。
 美咲の汁で汚れた肉棒を掴むと、躊躇することなく自らの秘肉の中へ沈めていった。
「…………」
 瞳から声にならない声が漏れる。
 瞳は普段大人しいからといってセックスが淡白な訳では無い。内に秘めているだけで、若いなりの強い性欲を持っている。
 激しくはないがその代わりに、もうこの世が終わりで最後のセックスをしているようなくらい没頭して深いセックスをする。その深さでは、武志が今まで相手をした中で一番だろう。
 瞳はセックスの時、ほとんどしゃべらない。ひたすら武志の唇を求めてくる。武志もそれに答えてできるだけキスをしたままの体勢を保つ。
 キスしていない間は、耳や首筋など武志の体のどこかに吸いついている。
 そして、最後の瞬間だけ小さなうめき声を上げて武志にしがみ付いてくる。体を細かく震わせながら絶頂に達する。
 その姿がいじらしくて武志はたまらなく好きだ。
 美咲に対してどこか引け目を感じている瞳なりのセックスのやり方なのだろう。
 そんな気遣いが有り、かつ深みのあるセックスを武志はとても好きだ。
 その瞳が今は全てを忘れて激しく腰を振り、胸を武志にこすりつけてくる。そうかと思うと顔中にキスの雨を降らす。また、武志の口から舌を引っ張り出すと痛いほど吸い上げる。
 あまり声を出さないのはいつもと同じだが、それ以外は見たことも無いような激しさだ。
 我を忘れるほど興奮してしまったのか、それとも四人となれば遠慮なんかしていられないと思ったのか、武志には分からない。
 この激しさにには激しさで応えよう。武志は下から猛烈に突き上げた。
 上半身もじっとしない。乳房を痛いほど掴んだり、乳首をつぶれるほどこね回す。
 瞳の顔が快楽と苦痛で歪む。それでも瞳は腰の動きを止めない。武志の動きに合わせて、自ら一番弱いところへ当たるように腰を振り続ける。
 秘肉はきゅんきゅんと締まり、太ももはプルプルと震えている。
 慣れない激しさに瞳の限界はすぐに訪れた。
 人間は限界まで来るとどうしても動きが鈍くなってしまう。瞳も腰の動きが止まりかける。
 その時、乳首をなぶっていた武志の手が瞳のお尻へ伸びた。
 両手の指を尻肉へがっしり食い込ませて掴むと、力任せに瞳の腰を上下に動かした。
 もちろん下からも最奥目掛けて突きまくる。
 亀頭の先がその度に子宮を押し上げ揺さぶった。
 パーン、パーン。
 プシュ、プシュ。
 複数の音が混ざり部屋の中に響く。
 もう限界寸前まで来ていたところで、この激しい責めに瞳はなす術が無かった。
「あ、あ、あ、あんっ、あっ、あ、あ、あ……」
 武志の体にしがみ付き、耳元で言葉にならない可愛いあえぎ声を上げるので一杯だ。
 そのいじらしさに武志は少し胸が痛くなった。
 瞳の耳元へ口を寄せ、ささやいた。
「瞳ちゃん、イッて。思いっきりイッて」
 そして、肉棒を根元まで押し込み、少し気を流し込んだ。
 それがとどめになった。
「イッ、イクッ……」
 瞳は小さな声で告げると、全身を大きく振るわせた。秘肉がきゅーんと締まり、精液をおねだりする。
 何度も射精するわけにはいかない武志は、腰を回し子宮口をすり潰すようにこね回す。少しでも瞳の絶頂を大きく長くしてやろうと手伝う。
 しばらくして、瞳の体から力が抜け心地良い重さがかかってきた。

(やっと終わった)
 ようやく一回りして、武志は一息ついた。
 このくらいのペースならば、なんとか全員が満足するまでがんばれそうだった。途中思わず一度だけ射精したが、後は何とか我慢したまま最後までいけた。
 しかし、まだまだ終わりそうに無い。みんな一回や二回では満足しないだろう。先は長くなりそうだ。
 今相手が終わったばかりの瞳は伸びたままだ。美咲はまだ疲れているようで、横になったままうつろな目で瞳を見ている。
 麗華はすでに横座りで所在無げにしている。目付きもしっかりしている。
 恐る恐る美穂を見てみると、元気復活という感じで準備万端、今にも襲い掛かってきそうな気配だ。
 せめて朝ご飯くらい食べさせて欲しいなと思いながら、武志は美穂へ向かった。

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