<第5部:決戦> <第53章>  編入試験が終わり、武志はやっとの思いで書き上げた報告書を頼子に提出した。  その時、武志は頼子から想像もしていなかったことを告げられた。 「武志班を作ってみない」  頼子は単なる伝達事項のように武志へ言った。 「『たけしはん』って何ですか?」  武志は一瞬漢字が思い浮かばす、何のことか分からなかった。竹師判。竹に関することを職業にしている人の判子かなと、とんちんかんな事を考えてしまう。 「武志君を班長として、班を作るの」 「班を作ってどうするんですか?」  予想外の話に武志は戸惑ってしまう。そろそろ次の仕事がくるかもしれないなとは考えていたが、班長になるとは考えてもいなかった。 「とりあえずは班員を鍛えて欲しいのと、何か作戦がある時には、その班で当たって欲しいのよ」 「それはちょっと、俺には荷が重いと思うんですが」 「班といっても、武志君の他には三、四人くらいの少人数を考えてます。アメリカ人相手に訓練できて、日本人の相手ができないって事は無いわよね」 「今までも純子さんを相手に訓練してきましたよ」 「純子ばっかり技術が上がっても仕方が無いでしょ。それに純子はもう十分技術を持ってるわ」  武志は頼子の声がほんの少しだけイラっとしたのを感じる。 「それは、そうかもしれませんけど……」 「メンバー選定から武志君に任せるから、好きな子を選んでいいわよ」 「新しく班を作るということは純子さんはどうなるんですか」  訓練相手が純子じゃないと嫌ということは無いが、今まで何回ともなく体を合わせた純子のことを考えると、すぐに返事ができない。 「これからの訓練は班のメンバーをメインにしてもらうとして、純子は必要に応じて呼んでも良いです」  そこまで言われると、武志は反論する理由が無い。 「分かりました、やってみますけど、はっきり言って自信は無いですよ」 「とりあえず、やってみましょう。ダメなら元に戻せば良いだけだから。やるとなったら、早速メンバー選定に入って」 「えっ、今からですか」 「そう、決まった事は早く済ませるの。メンバーは副班長としてB級の要員を一名、実働メンバーとしてC級を二、三名選んで。できれば男性を一名入れて欲しいけど」 「男は無理です。勘弁してください」  武志は他の男の裸を想像するだけで、うぇーっと思ってしまう。それに他の男に一条流の技を教えるわけにもいかない。 「そう言うと思って、女性だけの資料よ」  武志はB級とC級の資料を各一冊渡される。 「この資料は部外秘だから、ここで見て選んでね。終わったら連絡をちょうだい。  頼子はそれだけ言うと、部屋を出て行ってしまう。  頼子の話はいつも簡潔だ。武志はとりあえず、B級の資料を開いてみた。  中には候補者四名の資料が入っていた。1から4の番号が振ってある。  年齢、身長、体重、3サイズから始まって、髪の長さ、視力、靴のサイズ、最終学歴や特技、資格、各種評価まで、細かい個人情報が載っている。  乗っていないのは、固有名詞と写真ぐらいだ。  そして全員の備考欄に誰が書いたのか一言が書いてある。他の文字が活字なのに、これだけ手書きになっている。後から書き加えた感じだ。  スポーツ系、お嬢様系、グラビアアイドル系などの言葉が並ぶ中に、ある言葉が武志の目を引いた。  四人目の備考欄には『巨乳委員長系』と書いてあった。  巨乳は分かるとして、委員長系とはどういう事なんだろうと武志は少し考えてしまう。  武志は真面目系ということかなと想像を膨らませてしまう。  武志のイメージだと、委員長はスポーツが苦手で勉強ばかりしている優等生で責任感が強い。反面、融通が利かなくて、何事もきっちりしないと気がすまないという感じだ。  武志はこの巨乳委員長が気になってしまう。委員長系は今まで、周りに居なかったタイプだ。  あえて近いタイプを探すと、去年初めてS部隊の研修施設に行ったときに会った、地味で真面目な女の子だろう。しかし、彼女は巨乳ではなかった。  巨乳という言葉にも惹かれる。  昔は、胸で大切なのは色と形と感度で大きさはそれほど重要ではないと武志は考えていた。しかし、純子やアメリカ人など巨乳を相手にする内に、巨乳には巨乳の良さがあると考えが変わっていた。  巨乳じゃないとできないこともある。  彼女は二十五歳、サイズは161cm-49Kg、93-60-88のGカップ。確かに巨乳のようだ。  この巨乳委員長の最終学歴はアメリカの大学院卒業となっっていて、使用言語は英語、日本語、中国語(学習中)となっている。日本語よりも英語が先に書いてある。日本語よりも英語が得意ということだろうか。  英語に不安が残る武志には心強い。  それに中国語が学習中なのもポイントが高い。中国とはいずれ再戦をする気がする。その時に班員が中国語を話せると役に立つと思われる。  そして、評価をみると結構良い。 総合評価 :B 容姿 :B スタイル :B テクニック :C 運動能力 :D IQ :S 事務処理能力:S コンピュータ:S 諜報技術 :B 部隊経験 :C  評価はS、A、B、C、Dの五段階になっていた。他の四人と合わせてみてみると、どうやらSはS級クラス、AがA級クラスで、Dは一般人並ということらしい。  巨乳委員長は技や経験の不足を頭脳でカバーしているタイプだ。テクニックを磨き、経験を積めばA級に上がれる能力の持ち主のようだ。  スポーツ系は知香が居るし、お嬢様系は恋人の美咲が居る、グラビア系はアメリカ出張でエルとリサの素晴らしい体を堪能してきたばかりだ。  武志は副班長を巨乳委員長に決めた。  早速頼子を呼び出し、四番目の巨乳委員長系に決めたことを告げる。 「たぶん、その子を選ぶと思ってたわ」  頼子は自分の推測が当たり、満足気だ。  武志は考えを見透かされているようで、少し気に入らない。 「C級のメンバーはこの副班長と話して決めたいんですが、良いですか」 「それはかまわないわよ。じゃあ来週の火曜日、いつもの時間にこの子を行かせるから。面接してOKだったら、私の所へ来て残りのメンバーを選んで頂戴」  九月最後の火曜日、武志はそれまで純子との訓練に使っていた、怪しい洋館に来ていた。  そして、時間通りにやって来た女性を一目見て、ああ、確かに委員長だなと思った。  整った美しい顔をしているのに、化粧はほとんどしておらず、口紅を塗っているのと、眉を簡単に整えているだけだ。それに眼鏡を掛けていた。セルロイド風でやや太目のフレームに、横長の長方形型のレンズだ。  髪型も地味目だし、服装もOLの出勤着みたいな感じだ。面白みも派手さも全く無い。  わざと目立たないようにしているように見える。  容姿の評価がBだったことを考えると、それなりのお化粧をすると、かなり美しいのだろう。  だが、胸はとても大きかった。胸の大きさを隠そうとしているようだが、あまりに大きくて、隠しきれていない。本人の意図とは別に、胸が強く自己主張している。  まさに巨乳委員長系だ。あの備考欄の記入者は彼女の特徴を一言でよく表している。頼子が書いたのだろうか。  武志は一目見て、彼女を副班長にすることに決めた。班の中に一人は巨乳が欲しいと思っていた。巨乳が一人居るとできることが増える。この目の前の、日本人には珍しいサイズの巨乳を心行くまで揉み倒したい気になってきた。 「真理です。よろしくお願いします」 「武志です。こちらこそ、よろしくお願いします。えっと、真理さんて呼べば良いですか」 「班長のお好きなようにお呼びください」  真理が生真面目に答える。 「班長はやめてくださいよ。俺のほうが年下なんですから」 「いえ、班長は班長です。年齢は関係有りません。ちゃんとしておかないと、部下に示しが付きません」 「じゃあ、せめて二人だけの時は班長をやめて下さい。それと敬語で話されると、落ち着かないので、やめてもらいたいです」 「考えさせていただきます。しかし、慣れていただかないと。私の上司ですから。それに班長こそ上司なのに私に敬語で話すのはおかしいです」 「まあ、そうなのかもしれないけど……」  武志は話してみて、真理は本物の委員長系だと実感した。武志のイメージ通りのタイプみたいだ。 「年下が上司でも良いんですか」  武志は気になる事を聞いてみる。 「年齢は関係有りません。能力が重要です」 「じゃあ俺に能力があると思いますか」 「私には分かりませんが、上の人間が班長には能力が有ると判断したのですから、それに従います」 「俺に能力が無いと思ったら、断ってもらってもいいですよ。俺としても納得してもらってから一緒にやっていきたいですから」  自分に自信が無い武志は、真理に選択肢を与えて、きちんと判断して欲しかった。 「お話が終わりでしたら、訓練に入りましょう」  武志の話など無駄だと言わんばかりに、真理が言う。 「も、もうですか。頼子さんから何て言われているんですか」  女性から、急にやりましょうと言われても、そうですねとは答えにくい。武志も男として気持ちの問題がある。  純子や知香の場合は、その辺うまく気分を盛り上げてくれたり、雰囲気を作ってくれるが、真理だとそこまで考えが回らないのかもしれない。それか、雰囲気の必要性を無視しているかだ。 「部長からは班長の指示に従って訓練をやりなさいと聞いています。毎週火曜と木曜日の十七時から十九時は班長と訓練を行う予定になっています」 (固いなぁ)  真理は武志が思っていたより固い性格のようだった。  武志は一度、真理をほぐしてから話をしようと思った。  固い彼女のことだから、普通のやり方より訓練ぽいやり方のほうが、彼女をスムースに流れに乗せられると武志は考えた。 「分かりました。じゃあ訓練を始めましょうか。こっちに来てください」  武志は真理の手を引き、ソファに座ると、背面座位の形で自分の脚の上に座らせた。  そして、後ろから彼女をやさしく抱きしめた。  二人とも服は着たままだ。  武志は両足に真理のお尻の柔らかさを感じ、体全体に真理の体重を感じる。適度な圧迫感が心地良い。 「最初は我慢する訓練からやりましょう。俺が良いと言うまで声を出さないでください」 「分かりました」  真理が可愛げなど何も無く、真面目な口調で答える。  武志は手を回して、両胸を手でやさしく掴んだ。  武志の推測では、真理は胸にコンプレックスを持っている。胸がこれだけ大きいと好奇の目にさらされ、少なからず複雑な思いがあるはずだ。胸が目立たない服を着ているのが、その証だ。  武志としては、そのコンプレックスを何とか変えてあげたいと思った。  まずは服の上から優しく揉む。ブラウスと硬いブラジャーに阻まれ、感触は今一つだが大きさだけは十分伝わってくる。手の平に余る大きさだ。  服越しなので気の通りが悪いが、それでも武志は指先から気を流しながら、胸をやさしく一定のペースで揉んで行く。 (やっぱり胸だ)  真理は諦めにも似た気持ちだった。どの男も真理の前に来ると胸を見る。チラチラと盗み見る男も居れば、遠慮無く胸を注視する男も居る。口先では何とでも言うが、最後はやっぱり胸だ。この年下の上司も例外ではなかった。  どの男も、胸を揉みたがり、胸に顔を埋め、胸で肉棒を挟ませる。やる事はみんな同じだ。  部隊内で魔法使いと噂される男の部下に選ばれて少し期待したが、この男も他の男と同じだった。  真理は期待した分、落胆が大きかった。  自分の胸はほとんど感じない。それなのに、みんな執拗に胸を揉みたがる。  真理はマグロ状態で武志にもたれかかった。  武志は手がだるくなるのを我慢して一生懸命揉み続けた。  普通の女性なら、とっくに声を我慢できなくなる頃なのに、真理は身動き一つしない。  真理は普通以上に胸が感じにくいのだろうか。それとも、胸に対するコンプレックスのあまり、胸で感じることを脳が拒絶しているのか。  どちらにしても、ちゃんと胸で感じるようにしてあげたい。武志はそう思いながら、真理の胸を揉み続けた。 (いつまでやるのだろう)  真理はいい加減、飽きてきた。他の男みたいに力任せに揉まない分、痛くなくて良いが、こうも長時間揉まれ続けると、退屈になってくる。  真理は無意識のうちに武志の上で身じろぎした。 (んっ)  武志は真理が体を少し動かしたのを見て、かすかに効き始めているのを確信した。  武志は片手で揉みながら、片手でブラウスのボタンを外す。  ボタンを全部外し終わると、真理の背中に手を入れ、一瞬でブラのホックを外す。  そして、真理の乳房を生で揉み始める。  真理の乳房はとても柔らかかった。後ろからなので形は良く分からないが、垂れてはいないようだ。  柔らかいが、肌に張りが有るので、垂れるのを防いでいるのだろう。  武志は指先から全力で気を出しながら、再び揉み始めた。 (なにか暑い)  この部屋は暖房でも入れているのか。だんだん暑くなってきた。真理は自分が少し汗ばんできたのを感じた。  武志にも真理の体温が上がってきたのが分かった。  真理の胸に注がれた気のエネルギーの内、快感に変わらなかった分が熱に変わって、マリの体温を上げているのかと武志は考えた。  ここまで感じにくい、気の通りが悪い女性は武志は初めてだった。もう三十分以上は揉み続けている。  だが、乳房は熱を持ち、張り詰めてきた。少しずつだが、着実に気が染み込んでいる。  武志は手が疲れて痛くなってきたのを我慢しながら揉み続ける。  真理は胸が熱くなってきたのを感じていた。長時間揉まれ続けて、エステのマッサージみたいに脂肪が燃焼しているのかと思う。  目を下に向けると、乳房がほんのりピンクに染まってきている。これほど揉まれると赤くなるはずと真理は思った。  胸では感じないと思い込んでいる真理は、胸で感じ始めているとは思いもよらなかった。  武志はだんだん揉む力を大きくしていった。真理の乳房の奥に自分の気が溜まっていくのがかすかに知覚できる。  力が大きくなるにつれて、乳房は大きく形を変え、根元まで揉み込まれていく。  武志は根元から搾り出すように乳房を揉む。乳房に溜まる気の量が加速度的に増えていく。  真理がまた半ば無意識に身じろぎする。  真理の脳が胸で感じるのを怖がっているのかもしれない。武志はそう考え、黙々と胸を揉み、胸に気を送り続ける。  少しずつだが確実に気が溜まっていくのを武志は感じ取っていた。  いつかは、真理の乳房が気で溢れる。武志はその瞬間を目指して、胸を揉み続けた。  手が痺れて武志があきらめようかと悩んでいるとき、その瞬間が来た。  乳房の奥に溜まった気が溢れ、トロリとさらに奥へ流れ始めた。 「んっ」  真理はツーンとした快感が胸の奥から頭へかけて走るの感じた。 (何、今のは)  そして、またツーンとした甘酸っぱい快感が体を走り抜けた。体の奥が切なくなる。  胸の奥で快感が断続的に発生する。しかも、その間隔がだんだん短くなり、強くなってくる。  真理は自分の体が信じられなかった。なぜ、胸で感じるの、今まで感じたことなんか無いのに。  だが頭へ突き刺さる快感は間違いなく胸から発生している。  真理は混乱してしまった。  武志は真理の中を流れる気を知覚しながらも、責めを緩めない。まだ、気の通りが良くなったわけではない。大量に流し込んだ気の一部だけが吸収され、溢れ出しただけだ。  武志は乳房を揉む手に力を込めて、少しでも気の流れを良くしようとした。  わずかだが、気の通りが良くなってきている感覚がする。通れ、通れ、通れと念じながら、揉み込んでいく。 「ん、んんっ」  真理が喉の奥で詰まった音を出す。  真理は連続的に発生する胸からの快感に流されつつあった。  頭がだんだん白くなっていく。少しずつ思考力を奪われ、何も考えられなくなっていく。  胸からの刺激はどんどん強くなり、頭の中が快感で占められていく。意識しないのに、体をくねらせてしまう。  胸が焼けるように熱くなり、はちきれそうなほどズキズキと疼いている。  かろうじて声だけは出していないが、このままではあえぎ声を上げてしまいそうである。  これは訓練なんだ。声を出してはいけない。真理はそれを拠り所に歯を食いしばった。手はソファーを握り締めている。  武志は真理の変化を慎重に観察していた。  乳房の中の気の通り道は、最初とても細い行き止まりの道でしかなかった。しかし、そこに気が通り始めると、徐々にだが確実に道が広がっていった。道が広がれば、そこから毛細血管のように細い道が新しく分岐していく。そしてその分岐した道が太くなり、さらに道が新しくできる。  真理の乳房は赤くなり、パンパンに張っていた。乳房中に気の道が張り巡らされている。  武志は一時間以上、胸を揉み続けていた。一ヵ所にこれほど気を流し続けたのは初めてである。  今や気はスムースに流れている。神経を刺激し続けているはずである。それでも真理は声を上げない。  それほど真理のコンプレックスは根深いのか。  胸だけでイカせないとダメなのか。武志は乳房を揉むのを止め、乳首に指を伸ばした。  ここまで乳首には一切触れていない。これでダメなら、真理は一生胸にコンプレックスを持ったままになるかもしれない。武志は祈るような気持ちで乳首をつまんだ。  親指と人差し指でつまむと、グリグリとこすりながら一気に気を流した。  鋭くて強い快感が真理の乳首から頭の奥まで突き抜けた。 「あっ、ああああぁー……」  真理が大声を上げた。溜めに溜めた物が爆発するような、心の底からの叫びだった。  真理は固く目をつむったまま、全身に力を入れた。ソファーを力一杯掴んでいる。  一度、決壊した堤防はもう快感を押しとどめることはできなかった。  激しくて、大きな快感が真理を襲い続ける。 「だ、だ、だ、だめー、胸が胸がー、おかしくなるー」 「声を我慢する訓練ですよ」  武志はついに、真理から声を出させた事に満足しながら言った。 「無理ですー。もう、無理ですー。それより、やめて、ください。胸が……」  真理の声を武志がさえぎる。 「じゃあ、いっぱい声を出してください」  武志は最大の握力で、真理の胸をめちゃくちゃに揉みしだいた。真理の乳房には武志の指の跡が赤く残る。  根元から絞り上げるように揉んだり、乳首の上から鷲づかみで揉んだり、両胸を寄せてこすり合わせるように揉んだり、武志は真理の胸を様々な形に変形させながら揉みまくった。 「いやぁー、ダメー、ダメー、ほんとにダメー、やめてー……」  真理は半泣きになりながら武志に訴える。目にはうっすらと涙を浮かべている。  胸からの快感の連続に、真理は耐える術を知らなかった。全身を突っ張り、ソファーを掴み、歯を食いしばるしかなかった。 「ああぁー、ああああぁー……」  大きな波が来るたびに、真理はあえぎ声を出してしまう。  それでも武志は止めない。この際徹底的に真理の胸を作りかえるつもりだった。 「分かりました。分かりましたから、もう、やめてー」 「何が分かったの」  武志が意地悪に聞く。 「班長のー、実力がー、分かり、ましたからー。班長の下で働きますからー……」 「俺はまだ、真理さんの事が分かって無いよ。質問しても良いですか」 「あ、ああー、は、はやくして」 「最初に、胸のサイズは?」  武志は資料を見て知っているのに、あえて真理に聞いた。 「トップ93の、Gカップです」 「そんなことはないでしょ。正直に答えてください」  武志は握る手に力を込める。 「ほ、本当です。本当なんです。だから、もうやめてー」 「いや、本当のことを言うまで止められません」 「ああー、本当なんです。本当ですからー……」  真理が涙を浮かべながら武志に言う。 「いや、この大きさでGという事は無いはずです。正直に答えてください」  武志は根元から搾り出すように、乳房を握り締めた。もちろん指先からは全開で気を流している。 「ああぁー、壊れるー。胸がー、壊れるー……」  真理は乳房全体が破裂しそうな感覚に理性を失いつつあった。 「壊されたくなかったら、正直に答えてください」 「言います、言いますから、やめてー」 「言ったら、やめてあげます」  武志はぎりぎりと真理の胸を絞り上げる。  真理は乳房の奥からの痺れるような強い快感に加えて、子宮も疼き始めるのを感じていた。乳房から溢れた気が体全体へ広がっていたのだ。このままでは頭がおかしくなりそうだった。 「Gカップのブラがきついんですー」 「じゃあHカップじゃないですか」  武志は手を緩めて、普通の揉み方に戻した。  真理は全身で大きな息をしている。 「じゃあ次の質問です。真理さんのオナニーの回数は、週に何回?」 「……」  真理が返事をしないので、武志がまた搾り出すように乳房を揉み上げる。 「言います、言いますから、やめてー……」 「だから、言ったらやめてあげます」 「月に一回です」  武志は乳房を絞り上げるのを止めない。 「言いました。言ったじゃないですかー、もうやめてー……」 「俺は正直に答えてくださいと言いましたよね」 「言います、ほんとの事を言いますー。一回、週に一回ですー。いやぁー……」  武志はまだ嘘を言っていると思った。真理はストレスが溜まりやすいタイプの人間だろう。それにけっこう熟れた体をしている、週に一回で収まるとは思えない。  だが、確かめるすべが無いので、あきらめて次の質問へ進む。  こうして武志は、真理から初体験の年、オナニーのやり方、一番感じる場所など、色々なことを聞き出した。  最初はいじめるつもりなど全くなかったのだが。彼女の反応を見るにつれて、どんどん楽しくなり、いじめたくなってしまった。  質問が終わったとき、真理はフラフラになり、全身で大きく息をしていた。 「じゃあ、最後に胸だけでイって終わりにしましょう」  そう言うと、武志は両方の乳首をつまむと、グリグリしながら、思い切り引っ張った。そして指先から最大量の気を流した。 「ダメ、ダメ、ダメ、ダメ、ダメー……、いっ、いいいいぃー……」  マリは全身を硬直させ、体を震わせる。歯を食いしばりすぎて、顔が真っ赤になっている。  武志はダメ押しで真理の耳にキスをして、ささやいた。 「真理さん、イってください。イって良いんですよ」  真理は武志の声を聞いて、最後の抵抗が崩れた。 「いっ、くっ……」  真理は思い切り体を反らして、大きく震えた。そして、力尽き、武志の上に落ちた。  武志は細かく震え続ける真理の体をやさしく抱きしめた。  武志は、この後C級隊員選びが残っているので、挿入をあきらめた。  真理を抱きしめながら、やさしく声を掛ける。 「どうしてこの部隊に入ったんですか?」  今までの一番の疑問だ。なんとなく部隊に一番そぐわないタイプの気がする。 「大学に居たときは国際機関で働くつもりだったんですけど、スカウトされた時に国連職員はいつでもなれるけど、この部隊は今しか入れないと言われて」  呼吸が落ち着きつつある真理が答える。  確かにその通りだ。この部隊は若い時しか入れない。 「それにこの部隊にいたら、普通の国連職員が経験できない刺激的な経験ができると言われたんです」  それもその通りだ。 「ここに入って良かったですか?」 「はい」  真理は胸だけでイッたのが恥ずかしいのか、武志の胸に顔を埋めながら答えた。 <第54章>  しばらく休憩して武志は真理と班のメンバーについて話し合った。  人数はできるだけ少ないほうが良いのでC級は二名にする。できれば真理より年下にする。真理とは違うタイプの女性にする。ことなどを決める。  真理は元からB級要員候補として採用されたので、C級だったのは研修期間だけと短く、その分経験やテクニックが不足していた。ということで、スリム系でテクの有る二十五歳未満の女性を条件に選ぶこととなった。  武志は自分と真理で一名ずつ選べば良いと思ったが、真理がC級隊員のリストを見るのはまずいということなので、一人で選ぶことにする。たしかに個人情報が満載なので問題があるだろう。名前が書いていなくても知り合いなら簡単に個人が特定できてしまいそうだ。  今日はもう時間が遅いので、次回訓練日に武志が一人で頼子の所へ行って決めて来ることにした。  二日後の木曜日、再度頼子からC級の資料を受け取り、武志は中を見てみる。  資料の形式はB級の時と同じで、21までの番号が振ってあった。  まずは真理と決めた条件で絞ると、六人が残った。  その六人を詳しく見ると、みんな甲乙付けがたく、悩んで即決できない。  ちなみに、S部隊で一番最初に会った静香を探そうとしたが、どれが静香か分からない。というか、この中に居るかどうかも分からなかった。  愛と優や純子はいるかなと思って探してみると、純子はいなかったが、愛と優はすぐに見つかった。名前は書いていないが、備考欄にクォーター、双子などと書いてあるので間違いないだろう。  最初に抜き出した六人の中に愛と優はいなかった。よく見ると、愛と優は二十五歳で真理と同じ年だった。  武志は悩んでしまった。愛と優なら年齢以外の条件は申し分無い。ただ真理と同い年なので、お互いにやりにくいかもしれない。  これまでに色々な極上の女性の相手をしてきた武志にしてみると、贅沢な話だが愛と優以外はみんな平凡な感じがしてしまう。  愛と優なら、何かの時に欧米人に化けたり、双子なりのトリックを使えたりするかもしれない。髪と瞳の色を変えれば簡単にできそうだ。それに、何度もセックスをした仲で、色々手間も省ける。  結局武志は一人で決められず、頼子に相談してみた。すると、頼子の答えは簡単だった。 「愛と優で良いんじゃないの。二人にするかもしれないなと思ってたし。二人ともプロだから、上司の言うことはちゃんと聞くわよ。それに……」  頼子が資料をパラパラめくっている。 「それに、真理のほうが先に産まれてるわね。まあ、先輩の部下と後輩の上司という関係は変わらないから難しいかもしれないけど、そこは武志君がうまくやれば大丈夫よ」 「そんな、女性の修羅場みたいなのになったら、どうして良いか分からないですよ」  武志は情け無い声で頼子に言う。 「あら、武志君は最初五人も女性を囲ってたじゃない。それに比べたら三人なんて簡単でしょ。要は全員満足させれば良いだけよ」  頼子の答えはいつも簡潔だ。  武志は愛と優の二人に決定した。  真理と始めて会った日から一週間後の十月最初の火曜日、武志班のメンバー全員が揃った。  愛と優とは一年ぶりだった。昨年アメリカ出張の前に会って以来だ。 「武志ー、久しぶりー。元気だった」 「武志君、こんにちは」  二人は一年分色気が増し、大人の女性になっていた。スリムな体つきはそのままに、太ももや腰周りなどにうっすらと脂が乗り、いやらしい体つきになっている。  化粧のせいかもしれないが、目元も潤んだ感じで、とても色っぽい。  服もカクテルドレスに似たミニのワンピースだ。ノースリーブで胸元は大きく開いている。裾は大きく広がっていて、中から適度な細さですらりとした脚が伸びている。  それらが相まって全体的に実際の年齢以上の妖艶さをかもし出している。昨年までは単にきれいな双子だったが、今では雰囲気が有るというか、オーラが出ている気がする。  武志が今までに会った女性の中では、エルとリサが白人のトップだとすると、愛と優は混血系のトップと言える。  武志が一歳年をとった分だけ、二人も一年分良い女になっていた。 「愛さん、優さん、お久しぶりです。お二人ともお元気そうで良かったです」  それから三人は一年分の話で盛り上がる。  真理は話の中に入れずに一人で所在無げだ。  武志は気付いて、真理に話しかけた。 「真理さん、訓練って具体的には何をすれば良いんですか」  武志は気になっていた事を聞いてみる。なんとなく班長を引き受けてしまったが、何をすれば良いのかさっぱり分からない。 「セックスの訓練をすれば良いはずです。それ以外の一般の訓練や教育は班長がいらっしゃらないときに受けています」  真理がたんたんと説明する。 (まだまだ硬いなー)  武志は思わず苦笑してしまう。先週で少しは打ち解けたと思っていたが、真理の固さはあのくらいではびくともしないらしい。 「この班のメンバーについては、セックスの実技は班長のみを対象にすることになっています。訓練の内容については班長に一任されているので、班長が一番良いと思われる方法でやられれば良いと思います」  武志の思いを知ってか知らずか、真理は話し方はとても事務的だ。  こうなったら、真理をほぐすのが一番先だ。武志は真理を最初の相手に決めた。それに、胸以外の具合も調べないといけない。 「じゃあですね、毎回二時間で全員の相手をするのは時間的に難しいので、毎回メインとなる人を決めて、その人中心で進めるということで良いですか」  女性三人は了承する。一応武志が班長だし、武志の実力を知っているので(真理はまだ部分的にだが)、武志の言うことに異存は無い。 「では、今日は偉い順ということで、真理さんをメインにしたいと思います」  真理は当然という顔をして、愛と優は一瞬眉をしかめた。武志はさりげなく、三人の様子を観察して表情の変化を見逃さない。三人を相手にする以上、彼女達が不満を感じないように、細心の注意を払わないといけない。  武志は、昔、美穂達を相手にして苦労した事を思い出す。一人にばかり時間をかけると、他のメンバーが不満を持つ。武志としてはひいきしているつもりは無く、全員公平に扱っていたつもりだったが、些細なことで女性は不満に感じるようだった。  毎回相手を一人にすれば、時間配分を気にしなくて良いし、武志も楽だろうと考えてきたのだ。  今日も真理は、地味目な装いをしている。白のブラウスに厚手でタイト気味のミニスカートで、事務の女性職員といった感じだ。もちろん眼鏡もしている。 「愛さんと優さんは適当にサポートしてください。何かして欲しいときは途中でお願いしますから」  愛と優がうなずく。  武志は立ったままで真理に近づくと、眼鏡をゆっくりとはずした。  眼鏡を外した顔を見るのは初めてだったが、B級隊員だけあり、整った顔をしている。  眉毛はナチュラルでほとんど手入れをしていないのに、薄くてきれいなカーブを描いている。そして、くっきりした二重まぶたに、長い睫毛をしている。マスカラを付けていないのに、きれいにカールしている。  瞳は大きくはっきりしていて、白い部分が真っ白で美しい目をしている。  眼鏡を取るだけで感じが大きく変わり、知的な感じから、素朴な美しさへと変わる。これで化粧をしたらまた雰囲気が変わるのだろう。  武志は真理の顔を両手で挟み、そっと唇を触れ合わせた。  真理はただじっと武志にされるがままになっている。おびえて震えるようなことはないが、自分から求めることもしない。  武志はそんな真理を溶かそうと最大限に丁寧なキスをする。唇を一枚ずつ、そっと自分の唇で挟み舌先で軽く表面を撫でる。上、下と何度も繰り返す。  武志が飽きるほど繰り返して、ようやく真理の口が緩んで少し開いてきた。  武志はほっとすると同時に、真理の口の中へ舌を滑り込ませた。  武志が真理の舌を探し出して、優しく絡めると、真理は素直にされるがままになるが、自分から舌を絡ませるようなことはしない。  キスはセックスの基本だ、今までも訓練を受けているはずである。それなのに自分からは舌を絡ませてこない真理の真意を武志は測りかねていた。  武志は真理がこれほど硬い理由は何かと考える。体質からなのか、精神的なものなのか、今までの男性経験が不幸だったのか。おそらく原因は一つだけではなく、複合的なものだろう。色々なことが重なって、真理はセックスが好きになれないのだろう。その原因を一つずつ取り除いてあげないといけない。  そうして、セックスの素晴らしさを知ったときに真理は生まれ変わる気がする。  武志は、今日のところは双子の相手をすることをあきらめて、真理に全力を注ぐことにした。  一年ぶりの双子の体も非常に気になるが、真理をなんとかしないことには双子を相手にしている時に協力してもらうこともできないし、作戦遂行などおぼつかない。  真理は自分でも自分のことが分からなくなっていた。  基本的にセックスは好きではない。嫌いということでもないが、気持ち良くない。  一人でオナニーをしたほうがよっぽど気持ち良い。  男の相手をするときは、仕方なく相手に合わせて感じる振りをしているが、感の良い相手なら気付いていたかもしれない。  部隊に入る前にも何人かの男性と付き合い、セックスの経験はあったが、どれも長続きしなかった。  つねにどこか冷めている自分は、相手の男にのめり込むことができなかった。一緒に居て楽しいとか、知的興奮を得ることはある。だが、周りが見えなくなるほどの熱い感情を持ったことはない。  面白いときは笑うし、悲しいときは泣く。でも、笑い、泣いている自分を一歩離れたところから冷静に観察しているもう一人の自分が居る。自分は普通の人とは少し違った、感情の薄い人間だと自分で考えていた。  セックスも相手の求めるまま何度もしたが、性的に満足したことは一度も無かった。  特に相手の男性が乱暴だとか、下手な訳ではなく、ただ自分の体質だろうと考えていた。  相手の男には自分のそんなところを見せないようにしていたが、男は何となく冷めた所を感じるのか、しばらくすると去っていってしまう。  そんなことが何度か続き、真理は普通の恋愛はできないと思うようになった。  部隊に誘われたとき、ひょっとしてここなら自分を変えられるかもしれないと淡い期待を抱いた。  しかし、部隊に入っても状況は変わらない、相変わらず冷めた自分が居るし、セックスは気持ち良くない。  失意の中、訓練をこなし、日々の業務をこなしているときに、武志の話を聞いた。  魔法使いと噂されるその男にかかると、信じられないくらいの快感を得られるというのだ。  ひょっとして、その男なら自分を変えてくれるかもしれないと思っているときに、その男の部下になることが決まった。  そして、先週は生まれてから今まで味わったことの無い様な大きな快感を味わった。オナニーとは比べ物にならない、別次元の快感だった。  今は、その武志にキスをされている。  武志なら自分を変えてくれるという期待と、自分が変わってしまうことの潜在的な恐怖、自分は簡単には変わらないという確信、武志が本物の魔法使いなのか試してみたい気持ちなどが入り混じり、真理は自分から前へ進めないでいた。  だが武志にキスをされていると、ふわーっとした感じになってくる。思考力がどんどん落ちていき、ぼーっとしてくる。だんだん気持ち良くなってきて、体がうずうずしてくる。  真理は未知の世界への期待が膨らんできていた。  武志は真理の体がかすかにくねり始めるのを鋭く感じ取った。  舌を絡めながら、全開で気を真理に流し込む。同時に体を少しずらして片手で真理の肩を抱き、片手を胸に当てた。  真理はフルカップのブラをしていて、感触は今ひとつだが、豊満な胸をやさしくゆっくりと揉み始める。もちろん指先からは全力で気を流す。ブラと服の上からなので、気の通りは悪いが、多少は乳房まで届く。  真理の胸は先週の愛撫で感じやすくなっているはずである。武志は胸をとっかかりに真理の体を燃え上がらせようとしていた。  武志が胸を揉みこむにつれて、真理の反応がどんどん変わってくる。  それまで、体の両側にだらんと下げられていた手が武志の腰に回る。揉まれていない方の胸を武志の体に押し付けてくる。  武志は気を良くして、片手で胸を揉みながら、片手で真理のブラウスのボタンを外していく。上から四つのボタンを外すと、前をはだけて手を差し入れた。 「んっ……」  武志の指が素肌に触れ、真理はピクッと体を震わせ、喉の奥で声をあげた。  武志はブラの上から胸を揉みこんだ。ブラウス一枚分減ったので、ほんの少しだけ気の通りが良くなっている。 (熱い……)  真理は体が熱くなってくるのを感じていた。風邪を引いたときのように頭が熱く。ぼーっとしてしまう。  そんな頭に武志の舌が心地良い。だんだん武志の舌が美味しく感じられてきた。熱が有るときにアイスクリームを食べると冷たさが体に染み込むように美味しく感じる。同じように武志の舌が体に染み込むように美味しい。真理はいつのまにか武志の舌を軽く吸っていた。  武志に触られている胸も熱い。どんどん熱くなり、ズキンズキンと疼いてくる。武志の優しい揉みかたがじれったくなり、胸を武志の手に押し付ける。  触られていないほうの胸を武志の体へ押し付けると、ツーンとした刺激が圧迫感とともに頭へと響く。  真理はいつもの冷静なもう一人の自分が少しずつ消えていくのを感じていた。  武志は真理の顔が上気し、興奮してくるのを確認すると、トロトロと唾液を流し込んだ。  真理は武志の舌から伝ってくる唾液を吸い上げ、喉を鳴らして飲み込んだ。 (美味しい)  真理は生まれて初めて、他人の唾液を美味しく感じた。もっと飲みたい。もっと欲しい。唾液を求めて武志の舌を吸い上げた。  武志も気と一緒に唾液を目一杯流し込む。  真理が嬉々として唾液を吸うのを喜んでいた武志は、近くで人の動く気配を感じた。  視線を向けると、愛と優が手持ち無沙汰なのか、ベッドに腰掛け、しらけた顔をして、ぼんやりこちらのほうを見ていた。かなりの時間がたつが、まだ真理とはキスしかしていない。退屈に思うのも仕方がない。  あまり時間をかけすぎるのも二人に悪いと思い、武志は次の段階に進む。  武志は真理のブラウスの中へ手を入れると、ブラのホックを外す。ブラのカップを持ち上げると、ぶるんと音を立てるような勢いで巨大な乳房が現れた。  真理の乳房は、そのHカップの巨大さにも関わらず、かすかにしか垂れていない。下乳側が膨らんだ水風船のような形をしている。この大きさと柔らかさで、この形を維持しているのは見事としか言いようがない。  乳輪の色はピンクと茶色の中間くらいで、少し盛り上がり気味でいやらしい感じがする。その先には小さな円筒形の乳首がちょこんと付いている。  今までに見た日本人の胸で一番素晴らしい。大きさ、形、柔らかさ、何をとっても見事だった。  武志は真理の後ろに回ると両手で乳房を掴んだ。じっくりと持ち上げるように揉み込んで行く。そして、頭をひねって愛と優の方を向くと、目で合図を送った。  二人はそれだけで武志の意図を理解したのか、さっと立ち上がると、真理の前側へ回った。  目をつむり、武志の愛撫に集中している真理は二人の動きに気付いていない。  武志は二人が咥えやすいように乳首を突き出すように持ち上げた。  愛と優は同時に真理の乳首を咥えた。 「あぁーっ」  真理が突然のことに驚きの声を上げる。両方の乳首を同時に咥えられるのは初めてだった。しかも相手は女性である。女性の柔らかい唇と舌の感触が真理に震えるような快感を与える。  武志は二人の邪魔をしないようにしながら、乳房を揉み、気を流す。肩から首筋にかけて吸い付き、舌で舐め上げる。  愛と優は同性ならではのツボを押さえたやり方で乳首をいじめる。両手は真理のお尻や太ももを這い回らせている。 「あっ、あっ、あっ……」  真理は早くも脚がガクガクとしてきて、立っているのが辛くなってくる。  先週、さんざん武志になぶられた胸は少しの刺激でも強烈な快感が発生する弱点になっていた。  乳首から、乳房の奥から、痺れるような快感が湧き上がる。  愛と優の巧みな愛撫は感じやすくなっている乳首に、経験したことが無い様な複雑な快感を与えてくる。  二人は乳首を舌で優しく転がしたり、高速で弾いたりする。唇で挟んでグリグリ捏ねたり、先端だけをチロチロと舐める。さらには吸い上げたかと思うと、甘噛みする。それを二人でタイミングを合わせたり、わざとずらしたりする。  その上に強弱までつけて、強めに噛んだかと思うと、舌でいたわるように撫でる。双子ならではの息の合ったプレイだ。  乳房の方は武志により気が最大限に送り込まれ、爆発しそうになっている。  真理はこのままだと、前と同じように胸だけでイッてしまいそうだった。  その時、愛と優の手がスカートの中に潜り込んだ。中は早くも熱を持ち、蒸れてじっとりとしている。二人の手は柔らかい太ももを這いながら、股間へと向かう。そのままショーツへと進み、秘肉からクリトリスにかけてを軽くさっと撫でた。 「ひっ、いいいいぃー……」  真理はそれだけで軽く達してしまう。体を細かく震わせて、頭を仰け反らせている。膝が折れて崩れ落ちそうになるのを武志が抱きかかえて支えた。  武志がやりすぎと双子を目で責めると、双子は武志に目で謝る。  愛と優に真理をイカせるつもりはなかった。軽く撫でるだけでイッてしまうとは思ってもいなかったのだ。今度は気を付けて、太ももから、脚の付け根、お尻にかけてをねっとりと愛撫していく。  武志は驚いていた。胸がなかなか感じなかっただけに、他のところも感じにくいとばかり思っていた。なのに、双子の指で簡単にイッてしまった。もっと体全体を燃え上がらせてからイカそうと思っていたので、作戦の変更が必要になった。  だが一番驚いていたのは、真理自信だった。こんなに簡単にイッてしまったのは初めての経験だった。  男とのセックスで感じない分、クリでオナニーすることが多く、そこだけは感じやすいと自分でも思っていたが、これほど敏感だとは思っていなかった。  これまでも訓練でレズプレイの経験はあったが、こんなに感じたことは無かった。  武志が一緒だからなの。本当に魔法使いかもしれない。真理の武志への見方が少しずつ変わって来ていた。  武志が真理の胸に注ぎ込んだ大量の気が溢れ、体全体へと広がり感じやすい体へ変わりつつあることを真理は知らなかった。  武志は次のステップへと進む。片手で胸を揉みながら、片手で真理の服を脱がせていく。それを見た双子も真理のスカートを脱がせた。  真理はあっというまにショーツ一枚の状態になる。相変わらず両乳房を武志にこってりと揉まれ、両乳首を愛と優に吸われている。そして、下半身のいたるところを双子に愛撫されている。首筋には武志が付けた唾液の跡が光っている。  もう頭の中は真っ白で自慢の理性はかすかにしか残っていない。胸の弾けるような疼きと熱が徐々に体の下の方へと広がり、ズキズキと疼き始めている。ショーツの底の部分はぐっしょりと濡れ、体に張り付き気持ちが悪い。  体の奥からはさらに液体が湧き出し、滲み出ているのを知覚している。自分の体がこれほど濡れやすいことを、真理は初めて知った。  武志は双子に離れるように合図して、真理をお姫様抱っこで抱え上げた。普段から体を鍛えている武志は真理の一人くらい何とも無かった。真理も体から力が抜けていて、武志に素直に抱きかかえられる。  武志は真理をベッドへ運び、仰向けで横たえた。双子に真理を責めるように身振りで伝える。双子がすぐ側を通るときに、小声で言った。 「イカせないでくださいね」  愛がウィンクし、優が小さくうなずいて、了解した事を武志に伝える。  二人は真理の横に寝そべると、さっそく真理の体に取り付いた。  愛はためらうことなく真理とキスをする。やさしくついばむように、唇を愛撫する。そして自分の胸を真理の胸に押し付ける。二人の胸がひしゃげていびつな形になっている。  優は真理の腕から脇の下を通って脇腹まで何度も舌を往復させる。舌が敏感な場所を通るたびに、真理の体がピクンと跳ねる。  武志は服を脱ぎながら、三人の女性が絡み合う姿を見ていたが、いつの間にか手が止まり、目が釘付けになってしまっていた。  去年のアメリカ出張の前も三人の女性のプレイを見たことはある。あの時は知香と愛と優の三人だった。  あの時は訓練というより、知香対残りの人間の勝負みたいな雰囲気が有った。それに知香は色気というより美という面が強かった。  今回は、双子の部下が上司をいじめるという感じがする。真理は周りの人間をSにしてしまう何かを持っているのではないかと思ってしまう。武志も真理を相手にすると必要以上に責めてしまった気がする。  色気が増した愛と優の二人が巨乳を責めるという構図は昨年より断然いやらしい。見ているだけで興奮して体が熱くなってくる。  しばらく眺めていた武志ははっと我に変えると、急いで全裸になり、真理の元へ戻った。  愛と優の肩に手を置くと、双子はすぐに武志に場所を譲る。  武志は空いた場所へ進み、真理へ覆いかぶさった。両手を回して真理を抱き、キスをする。  真理はすぐに武志の舌に吸い付いた。以前の硬さはかなり消え去っている。  武志は真理の両脚の間に下半身を割り込ませる。すでに硬くなっている肉棒が真理の下腹部からおへそにかけて押し付けられる。  武志は真理に肉棒の硬さを伝えながら、ただキスをして舌から気を流し込む。  真理も武志の体に腕を回して、自分の体に引き付ける。  武志の美味しい舌を吸っていると、真理の頭はますます真っ白になり、何も考えられなくなっていく。ただ、快感を求める本能だけが強くなっていく。  真理がひたすら武志の舌を吸っていると愛と優の二人が全裸になって戻ってきた。  武志は二人を真理の両側に寝かせると、三人同時に抱きかかえる。そして、三人と交互にキスをしていく。  三人の美女と交互にキスをして、武志は自分の幸せに酔いしれる。  つい一月前に白人美少女二人を思い通りに好きにしたばかりなのに、今度は美女三人である。信じられないような状況だ。  武志は三人と何度も唇を合わせ、舌を絡め、唾液を混ぜ合わせた。  だが、いつまでもこのままキスばかりしているわけにもいかない。  武志は残念に思いながらも、真理の体の上を足元へずり下がっていった。  首筋から、胸、お腹を通り股間へ向かう。上のほうでは優が真理の唇を奪っているのが見えた。  武志は真理のショーツを脱がせると、両脚を広げて、その間に顔を突っ込んだ。  真理の秘肉を間近でじっくり見るのは初めてだ。年相応に性器は発達しているが、色素沈着は少なめでグロテスクな感じはしない。  合わせ目からは愛液が溢れて光っている。本気汁まで出ているのか、むせるような濃い女の匂いが漂ってくる。  なにより特徴的なのはクリトリスだった。完全に皮が剥け、深紅色の頭をのぞかせている。普通の女性より二回りは大きい。7、8ミリはありそうだ。  武志はオナニーの回数が多い女性はクリが大きいという話を思い出してしまう。どこまで本当かは分からないが、少なくとも真理のクリは感度が高そうである。これだけ大きいと、さっき愛が軽く触っただけで簡単に達してしまったのがうなずける。  武志はクリには触れないように気を付けながら、秘肉を舐め上げた。 「ひゃぁーっ」  真理が奇異な声を上げ、太ももで武志の顔を挟み込む。  武志はむっちりした太ももの感触を顔で感じながら、舌で真理の汁を舐め取っていく。いくら舐めても次から次へと滲み出てくるので切りが無い。  武志は秘肉の中へ舌を突っ込み、中をかき回す。舌からは最大量の気を放出している。 「ああああ……、あ、あぅー……」  秘肉での快感に慣れていない真理が、戸惑いと喘ぎが混ざった声を出す。体も大きくくねり始める。  武志は舌での愛撫を続けながらも、真理の体の気の通りの悪さを感じていた。  先週乳房を責めたときほどではないが、なかなか気が流れていかない。  武志はあきらめることなく、焦ることなく、黙々と舌での愛撫を続ける。単調にならないように、強弱をつけ、舌の動かし方を変える。両手は指先から気を流しながら脇腹から腰、太ももへと撫でていく。  上半身では愛と優が、唇、首、肩、胸、脇の下、二の腕といたるところへキスをして舌で舐めている。もちろん手も遊ぶことなく、乳房を揉み、そこかしこをくすぐるように撫でている。  さすがに硬かった真理も三人掛りでの愛撫に体はすっかりほぐれてきた。  胸や腰を突き上げるように動かし、体全体をくねるように動かしている。 「ああぁー……、ああああぁー……、はあああぁー……」  声が途切れながらも出ている。  武志はもう少しで準備ができると、愛撫に一層情熱を傾けた。 (あ、あつい。体中が熱い)  真理は生まれて初めての感覚に戸惑っていた。三人に触られるところ全てからじんわりと快感が湧き上がってくる。  特に武志の舌が潜り込んでいる秘肉からは痺れるような快感が体の奥へと広がっていく。  オナニーでクリを触るときとは違う快感だ。クリからの快感は直接的で強い快感だが、単調で浅い。だが、武志の舌からは、もっと本質的で深く複雑な快感が伝わってくる。オナニーに慣れている体にはもどかしく感じてしまう。  腰を突き上げ、もっと強い快感を貰おうとするが、武志の舌の長さには限界がある。  いつしか頭の中では肉棒を入れて欲しい気持ちが渦巻いていた。  もっと奥まで入れて欲しい。硬いもので中をかきむしって欲しい。一番奥を突き上げ、体の疼きを何とかして欲しい。いまだ見たことがない武志の肉棒を待ち望んでいた。  武志は真理の子宮へ気が充満するのを感じ取っていた。  武志は次にどうするかを一瞬悩んだが、すぐに決心する。もう挿入しよう。  クリを責めるということも考えたが、真理には早く肉棒で感じるようになって欲しい。一度に全部やってしまっては次からのお楽しみがなくなってしまう。それに、あまりに強い快感を与えすぎて、真理が自分に執着するようになっても困る。  何より武志自身が真理の中を味わいたくて仕方が無かった。アメリカから帰ってから一ヶ月近くたつが、美咲達と二回セックスをしただけだ。武志の体の中には精力が余りまくっていた。  武志は体を起こして、真理の両脚を抱えた。双子は動きを止め、武志の肉棒を見つめる。  武志は先端の位置を合わせると、ゆっくりと腰を進めていった。  ずぶずぶずぶと肉棒が秘肉に飲み込まれていった。 「んんーっ。んんんんー……」  真理が目をつむり、口を硬く閉じて、体の中に異物が入ってくる感覚を噛み締める。  武志は真理の中を味わいながら、ゆっくりと確実に奥へ進んでいった。  襞の具合は普通くらいだが、狭さとこなれ具合のバランスが良い。肉棒に秘肉がしっとりと絡み付いてくる。上品な感じがする。それに時折キュッと入り口近くを締めてくるのもアクセントになって気持ち良い。  訓練を重ねてもっと締まるようになれば、さらに気持ち良い秘肉になりそうだ。  武志は久しぶりの上等な秘肉の味に目を細めて快感を噛み締めた。  日本に帰ってきてから、美咲と瞳とは数回体を合わせたが、S部隊の女性とセックスをするのは三ヶ月ぶりだった。編入の試験前から勉強のため訓練を休んでいたから、かなりの間が開いていた。  エルやリサも良いことは良かったが、やはり日本の女性のやさしい気持ち良さは別物だ。情緒があるというか、奥が深い感じがする。  武志は肉棒全体で真理の秘肉を確かめながらピストンを続けた。  肉棒が入ってきた瞬間、真理は武志が今までの男と全く違うことを理解していた。  武志に圧倒的な快感をもって征服されるのを感じていた。亀頭が通過していくところが次々と痺れて溶かされていく。秘肉を溶かした熱は体の奥へと伝わっていき、子宮をさらに疼かせる。 (これが、本物のセックスなんだ)  真理は体の一番深いところから掘り返されるような、本能を直接刺激されるような根源的な快感に最後の理性が溶かされていくのを感じていた。  あとは、ひたすら快感にのめり込むだけである。  真理は愛と優の手を握り、快感を貪った。 「い、いいー……。いいー……」  真理は感じる言葉をそのまま口から出している。 「も、もっとー……。もっとー……」  武志は真理の声を聞き、ピストンのスピードを徐々に上げていく。肉棒の先端からも竿からも全開で気を流している。  武志は気を循環させること無く、一方的に真理へと送り込んだ。延べでは普通の人なら二回は失神するくらいの量だ。それだけ気を流し込んで、ようやく真理の全身に火が付き、気の流れが人並みになってきた。  真理が感じてきたからか、ピストンのスピードが上がったからか、最初は亀頭の先が一番奥へコツコツと軽く当たるだけだったのが、ゴツゴツとぶち当たる。 「うっ、く、く、く……」  真理は体の一番奥へ激しい衝撃を受けて、鈍痛を感じる。  武志は真理の顔がわずかに歪むのに気付いていたが、かまわずに腰の動きを速めていく。さらに、追い討ちをかけるように、直線的な動きからGスポットをエラで引っ掛けるようにしたり、肉棒を根元まで入れてから腰を回し、子宮口をこすりあげたりする。  愛と優も脇の下に吸い付きながら、乳房をこってりと揉みこんでいる。空いた手は口の中に指を突っ込んでかき混ぜたり、耳の穴をくすぐっている。 「う、ううぅー。お、奥がー、奥が……」  真理は子宮口を突き上げられる苦しさが少しずつ重い快感に変わってくるのを感じていた。体の底から揺さぶられるような深い快感だった。  今まで経験したことのない種類の快感に真理は双子の腕を掴んで、うめき声をあげる。  武志はここぞとばかりに亀頭で子宮口をこね回す。 「き、きつい、です……」  重苦しい快感が、どんどん強くなっていき、真理が弱音を吐き始める。  武志は最後のとどめに入る。  愛と優の体を突付き、小声でいくよと伝える。  射精のリミットをはずすと同時に、気の固まりを撃ち放った。 「ぁああー……」  真理は突然訪れた大きな快感の波にさらわれそうになる。子宮が燃え、背骨を熱い固まりを駆け上っていく。体が分解してしまうような激しい快感だった。  武志は続けて気の固まりを二発、三発と叩き込む。  快感の波は背骨を通り超え、脳にまで達する。  真理の頭の中で何かが爆発して、意識が飛びそうになる。爆発が収まっても白いガスがかかり、もう頼みの理性は微塵も残っていなかった。 「あ、が、がが、がっ……」  息も上手くできなくなってしまう。貪るように空気を吸おうとするが、武志の責めは休むことなく、真理は息を継ぐこともできない。  武志はピストンのスピードをマックスまで上げる。エラで肉壁を削り、押し広げる。  真理の狭くてねっとりとまとわり付いてくる秘肉に、射精感が込み上がってくる。 「いくよ。いくよ、いくよ……」 「は、はやく、もう……」 「ぅおおおおー」  武志は真理の腰を引き付け、全力で自分の腰をぶち当てる。二人の体が当たりバンバンと音を立てる。  玉がきゅっと持ち上がり、精液が出口を求めて渦巻く。 「ああああぁー、もう、もうダメー。はやく、早くイッてー……」  真理の体が細かくブルブルと震える。  愛と優も絶頂を少しでも大きくしようと、乳房を力一杯握り締め、乳首を噛んだ。  武志は最後に思い切り突き上げて、子宮口に肉棒の先端を合わせる。そして、気の固まりと同時に精液を吹き上げた。  ぶしゃぁー……、ぶびゅるるるるー、ぶりゅりゅー……、びゅるる、びゅるっ、びゅる。 「んうう、んんっ」  久しぶりの大人の女性への射精で、武志は情けない声を出しながら、体を震わせた。 「いっ、いいいいぃー……」  真理は歯を食いしばり、魂を搾り出すかのようなうめき声を上げた。  愛と優の腕を跡が付くくらい強く握り、体を硬直させる。体全体に力が入り武志を押しのけてしまうくらいだった。  生まれて初めてのセックスでの絶頂に真理は気を失う寸前だった。体中が痺れてしまっている。  お腹の奥に熱い固まりが当たるのを感じる。それがじんわりと広がっていく。 (これが、本当のセックス)  真理は快感に溺れながらも、今まで自分の中にあった、つまらないこだわりが消えていく気がしていた。 <第55章>  真理との初セックスから二日後の木曜日、武志班の二回目の訓練が行われた。  武志は直前までどのように進めるか悩んだが、愛と優の二人を同時に相手にすることにした。  訓練は火曜日と木曜日の週二回だ。火曜日に真理、木曜日に愛と優の相手をすると、週サイクルでペースを作れるので、予定を立てやすい。  この時間は単にセックスをして楽しもうというものではない。訓練が目的である。武志は双子相手の時には複数の女性をまとめて感じさせる3Pの技の向上を自分の目標にした。  それに慣れた相手である双子だと二時間あれば十分感じさせることができる。  真理が慣れるまで、しばらくこのパターンで行くことに武志は決めた。 「今日は愛さんと優さんをメインにしてやりたいと思います。真理さんはサポートをお願いします」  愛と優は二人をまとめられたのが気に入らないのか、挑戦的な目で武志を見つめる。  そんな簡単に思い通りにはさせないと目が物語っている。 「分かりました」  真理が杓子定規に返事をする。体の硬さは抜けたのかもしれないが、性格の硬さはあまり変わっていない。  あまり馴れ々々しくされても困るが、もうちょっと打ち解けて欲しい気がする。 「それじゃあ、さっそく始めましょう」  そう言うと武志は立ち上がった。双子も続けて立ち上がる。  武志は正直、楽しみだった。自分が一年で少しは成長したように、双子がどれだけテクを磨いてきたのか気になる。見た目がきれいになっただけではないはずだ。  この美女二人を今から、思う存分感じさせることができるかと思うと、興奮してしまう。  武志の作戦ではまずは二人を同時に限界まで感じさせてから、愛・優の順番で挿入する予定だ。  アメリカでエルとリサ相手に3Pをかなりやってきた。その経験を行かせる筈だ。  武志は二人をまとめて抱きしめると、まずは愛とキスをした。  こういう時、双子の間では愛が先と順番が決まっているようだった。  武志は久しぶりの愛の口を確認しながら、ねっとりとキスをした。  今までに何度も体を合わせたこの二人に小細工は効かない。お互いに全力をぶつけるしかない。  武志は左手で愛の頭を軽く押さえながら、舌先からは全力で気を流し、愛の体を溶かしていく。  右手は優の背中に手を回し、彼女の感じる場所を思い出しながら、軽く撫でていく。  鼻では二人の体臭を吸い込む。もう、少女の甘酸っぱい香りは全く残っていなくて、大人の濃厚な匂いと香水の香りが混ざり、武志の鼻の奥を熱くした。  愛は最初から濃厚なキスをしながら、武志の舌を吸い上げる。 (あぁー、この味。これが武志のキスの味)  愛は他の男とは違う武志のキスに早くもとろけそうになる。武志とキスをするだけで、頭の中に白いガスがかかったようになり、急速に思考力が低下していく。  同時に体が疼き始め、体温が上がっていくのが自分でも分かる。  武志の体に手を回して、自分に引き寄せる。片方の胸が武志の体で押し潰され、淡い快感がじんわりと胸に広がる。  他の男では味わえない。武志独特の切ない快感だ。この後の痺れるような強い快感を想像し、お腹の奥でじゅんと淫らな汁が湧くのを愛は感じていた。  武志は愛の体に小さな灯がともったのを敏感に察知して、ゆっくりと顔を離した。  愛は離れがたいのか唇を突き出して、武志の舌を追いかけるが、唾液の糸を引きながら武志の口は離れてしまう。  愛は少し細めた潤んだ瞳で唾液の橋がぷつんと切れるのを見ている。  武志は体の向きを少し変え優に対すると右手を彼女の頭に回し、自分の方に引き寄せた。  二人の唇がゆっくり近づき、重なった。  優は最初からがっついたりしないで、じゃれあうように武志の唇に唇を触れ合わせる。  この双子は違いを出すためにわざとやっているのか、性格の違いからか、少し好みのやり方が違う。  愛は最初から全力投球という感じで、優は後からじっくりという感じだ。  武志もそのあたりは理解していて、それぞれが好きなやり方でキスをしていく。  武志は優とキスしながらも、愛の強い視線を感じていた。左手を愛のお尻に回すと、ゆっくりと揉み込んだ。  一年ぶりのお尻は少し大きくなり、柔らかさを増していた。完全に大人の女のお尻になっている。  一年半前、最初に会ったときには、まだかすかに少女の空気が残っていたが、今は完全に美少女から美女に変わりきっている。お尻の感触だけでいくと、すでに熟れた女へと変わり始めている。  武志は女性が変わるのは早いと思いながら、優とキスをして、愛の尻を揉んだ。  優とのキスを終えると、再び愛とのキスに戻る。そして、また次に優へと交互にキスをする。その間も両手は二人のお尻を揉み、気を染み込ませていく。 (いい。この二人を選んで正解だった)  武志は二人とのキスに酔いながら満足の吐息を吐いた。最近相手をした他の女性と違って、プロのテクを感じる。  エルとリサは年下の白人女性ということで優越感があった。美咲と瞳には愛されているという実感がある。だが、この四人はテクニックで言えば、まだまだだ。  愛と優からは日本人の年上女性ならではの、繊細さと心遣いを感じる。  唇の押し付け具合、舌の力の入れ加減、手や体の使い方、鼻から漏れる吐息まで、細かい気配りを感じる。相手を喜ばそう、気持ち良くさせようという気持ちがとても伝わってくる。  これはアメリカ人にはない部分だ。日本人に生まれて良かったと心の底から思う。  班員にもっと年下を選んでいたら、このようなテクニックは無かったかもしれない。  武志はワンピースの裾をたくし上げ、ショーツの中に手を入れると、直接尻肉を揉んだ。指先から全開で気を流して、お尻に火を付けながら、大人の女の脂の乗った尻の感触を味わった。アヌスにも指を伸ばして、粘膜を焼く。 「あっ、あぅー……」 「んふぅー……」  双子から艶を帯びた声が漏れる。  武志は両手をお尻から股間へ移す。双子は何を言われなくても、武志が触りやすいように軽く脚を開いた。  まずは、細いのに脂が乗って熟し始めている太ももの感触を楽しむ。既に熱気がこもりじっとりしている。  十代のすべすべ感はないが、エステで磨いているのだろう手に吸い付くようなもっちり感がある。  太ももを十分堪能してから、武志は二人のショーツの中へ手を忍ばせた。  秘肉からは愛液が溢れショーツを濡らしている。武志は遠慮することなく中指を沈めていった。 「ひぃー……」 「んんぅー……」  愛と優は武志の肩にしがみつきながら、体を震わせた。指が中へ中へと進むと、指を食い締めて喜びを表す。  武志は両手が不自由な角度になりながらも親指をクリトリスに当てて気を流す。二点責めだ。 「ああああぁー……」 「だ、だめー。それ、だめー……」  二人とも脚をガクガク震わせながら武志の責めを受け入れる。  武志の気の味を急速に思い出している二人は指だけで一気に追い上げられていく。 「二人とも我慢してください。手が遊んでますよ」 「あっ、あっ、あっ、あっ……」  愛と優は秘肉の焼けるような、突き刺すような刺激に耐えながら、武志の股間に手を伸ばした。  時々手が止まりながらも、ベルトを外し、ズボンを下げると、七分方硬くなっている肉棒を取り出した。  二人の少しひんやりしたしなやかな指が肉棒に絡みつく。  武志が下へ目を向ける。赤いマニキュアをした細くて白い指とどす黒い肉棒のコントラストがとても卑猥だった。  二人は秘肉の快感が全身に伝わっていくのを必死でこらえながら協力して肉棒をあやす。  先端に浮かぶ雫を指の腹で塗り広げ、エラをこするようにしごき、袋を転がす。快感に震えながらも経験とテクニックで武志を少しでも感じさせようとするのはさすがだった。  二人の繊細で巧みな動きに武志はうれしくなる。  やっぱり部隊の人間が一番自分には合ってる。武志は軽く目をつむり、肉棒からの快感を味わった。日本人の主食がお米のように、日本女性の細やかなテクが一番気持ち良い。  武志はお礼を兼ねて、秘肉の中に薬指を追加した。 「あっ、ああああぁー……」 「もう、もうダメー、ダメになるからー」  二人の声が一段と大きくなる。 「まだ早いですよ。もっと我慢してください」  武志はそう言うと、親指でクリトリスをすり潰すようにこね回した。 「いっ、い、いいー……」 「だ、だめ、ほんとに、もうダメだからー」  二人の声に切羽詰った感じが混ざってくる。 「二人なら、まだまだ我慢できます。真理さん、ちょっと手伝ってください」  突然声をかけられ真理がはっとして立ち上がった。  それまで真理は武志がキスと指だけで二人を手玉に取るのを信じられない思いで見ていた。  この二人はC級とはいえ上位に位置してB級に昇級するのもそれほど遠くないはずだ。経験も自分よりもずっと豊富だ。それなのに武志によって簡単に溶かされてしまっている。  真理は武志の実力の高さを思い知った。 「二人のショーツを脱がして、お尻を苛めてあげてください」  真理は言われるがまま、愛のショーツに手を掛けた。 「ま、待って、い、今は……」  愛は手の動きを止め、武志をすがるような目で見つめた。  手がふさがっている武志は頭をひねると無理矢理愛の口にかぶりつき舌を差し込んだ。  真理は愛に続き、優のショーツも下げる。 「だ、だめ、お尻はダメー……」  優も必死に訴えるが武志と真理は耳を貸さない。  双子のショーツは太ももの半ばまで降ろされ、むっちりとした双丘が現れる。  真理は両手を双子の秘肉に伸ばして、溢れる愛液を指に絡めていく。ぬるつきをたっぷり指に取ると、さっそく二人のアヌスに触れた。 「んんんんぅー……」 「ひいいいぃー……」  愛と優は美しい顔に似合わない下品な声を出しながら、真理の指から逃げようとする。  もちろん真理は二人を逃がさない。前回二人にこってりと胸を責められたことを思い出していた。  今度は自分が責める番だ。真理は二人のアヌスをくすぐるように指でなぶった。  何度も愛液をすくってはアヌスに塗り広げて、ほぐしていく。頭の良い真理は武志の指示があるまではイカせてはいけないことを察して二人の様子を慎重にうかがいながらアヌスをほぐしていく。  訓練で同性愛も肛交も学んでいる。教わった事を思い出しながら、じっくりとアヌスを責める。  指の腹で触れるか触れないかのぎりぎりの距離で触ったり、軽く押し込むように揉み込む。また、指先でカリカリとひっかくようにこする。そして、二人の尻肉に歯を立て交互に甘噛みした。 「もう、もうイカせて……。お願い」 「ほんとにダメだから。我慢できないっ」  二人が声を震わせて武志にお願いをするが、武志はまだいけると踏んでいた。 「二人ならまだ大丈夫です。我慢してください。訓練ですよ」  武志は二人にそう言い、イカせないように細心の注意を払いながら、さらに責めていく。  イキそうになったら気を弱め、親指ですり潰すのを止め、秘肉を抉るように指をピストンさせた。感じる場所が微妙に変わり絶頂が少しだけ遠ざかると、再び二点責めをし、舌を吸わせ、気を流し込む。  そうして、武志は双子をぎりぎりまで追い込み、限界を少しずつ高めていった。  真理も武志の責め方が少しずつ分かってきて、やり方を調整しながら、責めを強めていった。  武志の責めが強まると、自分は指をずらして会陰をコリコリとひっかき、尻肉を強めに噛んだ。逆に責めが弱まると、中指を浅めにアヌスに入れ、軽く出し入れする。  二人の状態を監視しながら別の動きをするのは大変だが、真理はすぐに学習していった。 「あ、あ、あ、あ……」 「いっ、いいぃー、い、い、いいぃー……」  武志と真理の息が合ってくると、愛と優はますます追い詰められていく。膝が震え、立っているのも難しくなってくる。  二人は武志に指だけでこれほど好きなようになぶられるとは思ってもいなかった。この一年で美しさが増した自分達の魅力で武志を虜にしてやろうと考えていた。それが甘い考えだと思い知った。  武志が自分達以上に成長していたのだ。  愛と優は詳しく知らなかったが、武志は純子を教師にして女性の体について深く探求していた。責め方の違いによる感じ方の違いや絶頂間際の微妙な反応の変化など様々なことを学んでいた。  多くの女性と広く浅く体を合わせるより、一人の女性とじっくり向き合うほうが女性の事を深く知ることができるという考えの元、女性の体を知り尽くしていった。  マゾ性のある純子を相手にしているので、焦らし加減も本人が的確に指示してくれるのである、否が応でも武志のテクニックは上達していった。  武志本人も技を磨き、何人もの外国女性と戦い、美咲・瞳・リサと三人もの処女を奪ってきている。本人が考えている以上に成長していた。  並外れた純子の経験に裏打ちされた武志の前では愛と優の経験やテクニックは歯が立たなかった。 「このままじゃ、このままじゃ頭がおかしくなるー」 「ダメだから。もうダメー。もう立てない……」  二人の感じ方が絶頂へ向けて収束してくる。絶頂寸前と持ち直しのサイクルが短くなり、振れ幅も狭くなり、絶頂寸前を二人して漂う状態になる。  口は開きっぱなしで絶え間なくあえぎ声が漏れる。体は細かく震え続けている。目は閉じられ端にうっすらと涙が浮かび、小鼻は膨らみ欲情に浸りきった顔になっている。  このままでは、すぐに立っていられなくなるだろう。限界かもしれない。武志は二人の中から指を抜いた。 「あぅっ」  愛と優は張り詰めていた糸が切れ、膝から崩れ落ちそうになる。  武志は慌てて両手で支える。真理も慌ててお尻から手を離した。  武志は次の段階へ進むために大急ぎで二人の服を脱がした。真理も手伝い、あっという間に二人は全裸に剥かれてしまう。 「ベッドに行きましょう」  武志は双子を半ば両脇に抱きかかえるようにしながらベッドへ移動した。双子は覚束ない足取りで武志に連れられていく。  愛は仰向けに、優は四つんばいから上半身を伏せてお尻を掲げる体勢にされた。二人を寝かせてから、武志と真理も急いで服を脱ぎ捨てた。 「真理さんは優さんのお尻をお願いします」  武志は真理に指示を出すと、愛の両脚の間に進み、太ももを抱えて肉棒の位置を合わせた。  愛の股間はドロドロにぬかるみ、太ももからアヌスまでベトベトになっている。 「いきます」  武志は間髪をいれず肉棒を押し進めた。真理も緩みきっている優のアヌスに中指を沈めた。 「あうううぅーっ」 「ひいいぃー……」  愛と優が一際大きな声をあげた。  愛は入れられただけで絶頂に駆け上った。さんざん焦らされた体では我慢などできなかった。肉棒を食い締め、快感を貪った。 「あ、ああー、ああああぁー……」  愛の絶頂は長く続いた。頭を仰け反らせ、首筋の美しいラインをさらけ出す。手はシーツをきつく握り締めている。  武志は愛が快感にたゆたう姿を見ながら根元まで肉棒を埋めきると、ゆっくりと着実にピストンを始める。 「だ、だ、だ、ダメー。ま、まだ動いたら……。イッてる、イッてるからー……」  武志は愛の秘肉がきゅんきゅんと締まるのを味わいながら、腰を動かし続ける。 「ぎ、ぎっ、ぎぃー……」  愛の美しい顔から獣のような音が出る。歯を食いしばり、うなり声を上げている。  武志はさらに亀頭の先端とエラの周りから気を流す。Gスポットの辺りにも気を流す。 「ぁが、が、が、がっ」  愛はあまりの快感の強さに息ができず、途切れ途切れに唸った。昔武志に通された気の道は今でも生きていて、子宮から背骨を通り脳まで気が流れていく。それと一緒に快感も波となり脳へと伝わっていく。 「愛さん、快感を受け流して。もっとあそこを締めて」  武志は愛を励ましながらも、腰の動きを止めない。 「い、息が、息が、できない……」  武志は愛の顔が真っ赤になるのを見て、腰の動きを止めた。太ももを両手で抱き絶妙の太さと柔らかさを楽しむ。そして腰を回して亀頭の先で子宮口のコリコリした感触を味わう。  愛は体を震わせたまま、激しく呼吸をしている。  横では優がお尻をなぶられ、涙を流していた。  真理は優の高まった性感を落とさないようにしながら、かつ、イカせないように、アヌスを責めていた。  中指をとてもゆっくりとした速さで出し入れする。根元まで入れると指を回したり、腸壁を引っかいて、優に悲鳴を上げさせる。かと思うと、第二関節の太いところを集中的に出し入れし、ゴリゴリした感触を与えて優を悶えさせた。  指一本では優が絶頂するには刺激が足らない。 「お願いイカせて。指を増やして、激しくして……」  優は涙を流しながら、快感と後輩にねだる屈辱に耐えた。 「訓練ですから、がんばってください」  真理はそう言うと、もう片方の手を優の股間に伸ばした。武志のまねをして秘肉に指を入れ、クリトリスを押さえて、間の肉をつまんだ。 「ぅおおおおー……」  優は吼えた。少し落ちかけた快感が再び急上昇し、絶頂へ駆け上ろうとする。  同性の後輩に指でイカされる事も気にならなかった。頭の中は疼く体を何とかすることしかなかった。  その時、秘肉に伸びた真理の指は止まり、逆にアヌスに入れた指を激しくピストンさせ、尻肉に強めに噛み付いた。 「ああああぁ」  優は絶頂をはぐらかされた悲しみと、お尻の辛さと気持ち良さにシーツをガリガリとひっかいて耐えた。 (ひどい)  女同士は残酷だと武志は思った。自分ならあそこまで責めることはできない。  真理はマゾっ気があるほうだと思っていたが、責めるほうも堂に入っている。純子みたいに両方いける方なのかもしれない。  このまま真理に続けさせると優が壊れてしまいそうで心配になってくる。  武志は愛に止めをさして、真理と変わることにする。  細かく震えている愛の上に覆いかぶさり、両手で抱きしめ体を固定する。唇に吸い付き、舌を引っ張り出すと、思い切り吸い上げた。  そして気を流し、循環の技を開始する。Gスポットにも気を流す。さらに体を密着させたまま腰を動かし、子宮口をこね回し、グイグイ押し上げる。  愛は両手両脚を武志に巻きつかせる。薄く開いた目は白目がちで、意識は薄れていたが、半ば無意識に秘肉を締め上げる。  大きなうねるような快感の連続に頭の中は真っ白になり、体全体が痺れていたが、追い討ちをかけるように尿意にも似たゾクゾクした感じが背中を駆け上る。 「んん、むんんぅー……」  秘肉は熱く熱を持ちチリチリと焦げる感じさえして、子宮は熱で溶けそうになっている。その熱はじわじわと体全体に広がり、体中が疼き始める。  特に武志の体が触れている部分からは絶え間なく快感が湧き上がってくる。  さらに子宮口をズンズンと押し上げられ、重くて深い快感が波となって体を伝わっていく。 (もう耐えられない)  ついに快感が愛の限界を超えた。一度堤防が決壊すると崩れるのは早かった。頭の中では快感が何度も大きな爆発を繰り返し、理性を吹き飛ばす。  体は細かく震え続け、秘肉もヒクヒクと細かい痙攣を繰り返す。  武志は絶頂がすぐそこまで来ているのを察した。愛を強く抱きしめ、自分の胸で乳房を押し潰す。そして気を最大量で循環させる。Gスポットにも目一杯気を流した。  とどめに武志は一際力強く肉棒を押し込み、亀頭を子宮へ潜り込ませるかの様な勢いで突き上げた。 (イクっーぅ)  愛はかすかに残る意識で、頭の中で叫んだ。  愛の体から一瞬力が抜け、その直後、全身が硬直した。秘肉も今日最大の力で肉棒を締め上げた。  武志は愛の絶頂を感じ取ると、その絶頂をさらに大きいものにするために、子宮の奥へ気の固まりを叩き込んだ。 「ぅああああぁー……」  愛が口を振りほどいて叫んだ。体が弓なりに反り返り、武志を持ち上げる。指はシーツを力一杯握り締めている。  ほんの少しの間、そのままの状態が続いた後、愛の体から全ての力が抜けた。愛は気を失っていた。  武志はひくつく愛の体を抱きしめた後、射精しないまま肉棒を引き抜いた。白く泡立った本気汁が輪のようになって肉棒の根元に付いている。  武志はそのまま拭きもせず真理のところへ行き、肩に手を置いて交代を知らせる。  真理はまだ物足りないのか残念そうな顔しながら場所を空けた。  優は息もたえだえという感じでぐったりしている。肩で大きく息をしながら、シーツに頬を乗せている。  武志は優をやさしく仰向けにした。膝の裏に手を差し込んで両脚を大きく広げ、自分の腰を進めた。  赤くただれた秘肉がヒクヒクと誘うように動いている。白人の血が混ざっているせいか、色素沈着は少なくグロい感じはしない。真理の指で責められ開ききっている入り口からは濃いピンク色の内部がのぞいている。  武志がさらに腰を進めると亀頭の先端が秘肉に触れ、くちゅっと音がした。 「あんっ」  ぐったりしていた優が体をびくっと震わせ、声を出す。  武志はそのまま肉棒をずぶずぶと埋め込んでいった。 「ああぁーんっ。い、いいー、いいぃー……」  待ち焦がれていた硬い感触に優は目に涙を浮かべる。喘ぎ疲れた体を震わせて喜びを表す。  武志は肉棒に意識を集中して、極上の秘肉の感触を味わう。  愛への挿入で性感が高まっていた肉棒に肉壁がしっとりと絡みつき、溶けるような気持ち良さだ。 「優さん、もっと締めて」  武志は秘肉をこじ開け、抉りながら優に言う。  優は残り少ない体力を振り絞り、秘肉を締め上げる。とたんに道は狭くなり、肉棒を絞り上げる。 「気持ち良いですよ」 「キス、キスして」  優が潤んだ瞳で武志に訴える。  武志は体を倒して、優をしっかりと抱くと優しく口付けた。  優はこみ上げる快感に耐えようと、武志の舌を思い切り吸い上げ、しゃぶる。  武志も舌先から気を流し、優に応える。口を合わせたまま、腰から下だけを動かす。 「んふぅー、むんんんーぅ……」  優の鼻から悩ましく、かつ切羽詰った声が漏れる。  真理によって限界まで焦らされた体は、武志に軽く突かれただけでどうしようもなく感じてしまう。  腰から股間にかけては溶けて武志の体と一体化している。そこから熱と快感が脳へと伝わってくる。今は触られていないお尻やアヌスまで快感を発生させている。  武志はどんどん腰の動きを速めていった。  体の一番深い所を揺さぶられるような武志独特の快感がうねりとなって優を襲う。 「あぁ、ダメー、もうっ、もう耐えられない」 「もうイッていいですよ。優さんはがんばりましたから」 「いいの、ほんとにいいの。イッても良いの。うれしい……」  優からは年上の威厳など全く消え、少し退行さえ起こしているようだった。武志の体にしがみつくと、はばかることなく声を出した。 「いい、いいよー、すごい、すごい、すごいー」  武志は自分の快感も高めながら、腰の動きを最大まで速めて、優を絶頂へと向かわせた。 「イクよ、イクよ、ほんとにイクよ。イクよー……」  必死に訴える優に武志はいつもと違う一面を見て、いとおしく感じる。亀頭から最大量の気を流して優を感じさせる。 「イク、イク、イク、イクー……」 「あぁ、いっぱいイッてください」  さらにしまってくる秘肉に射精を耐えながら武志が応える。  優の全身に力が入り、秘肉が今日最大の強さで締まった。 (今だ)  武志は亀頭の先から気の固まりを撃ち放った。快感が津波となって優の秘肉から背中、脳へと駆け上る。 「あっんんんんーっ……」  優は武志の体を力一杯抱きしめる。体が反りあがる。  武志も射精のストッパーを外し、優の体の奥へ盛大に吹き上げた。  ぶっしゅあああぁー……。  精液が激しく子宮を叩く。 (出てる……。熱いのがいっぱい……)  そう思いながら優の意識はかすれていった。  武志はすかさず叫んだ。 「真理さん、咥えてっ」  すぐ側で見ていた真理の顔を引き寄せると、口の中に肉棒を突っ込んだ。  そして勢いの弱った二撃目を放った。  ぶりゅるるるー……。  精液の苦くて生臭い味が真理の口いっぱいに広がる。突然の事に真理は一瞬慌てたが、すぐに気を取り直し、武志の肉棒を吸い上げた。  びゅるるー、ぶりゅー……、ぴゅるっ……。  武志は体を震わせて、残りの精液を出し尽くした。  真理の行きすぎた責めに対するお仕置きのつもりで、口の中へ出したのだが、真理はうれしそうに精液を飲み込んでいた。  武志が出し尽くした後も、名残惜しそうに肉棒をチューチューと吸い、舌を絡めてくる。そして、そのままお掃除フェラを始めてしまう。これでは全くお仕置きになっていない。  武志はくすぐったいような気持ち良さを味わいながら苦笑いしてしまう。女性の事が少し分かったような気になっていたが、まだまだだった。  真理を軽いMだと思っていたが、十分にSの気もある。愛を責める真理を見ていると、訓練やプレイではなく、もっと真剣に純粋に責めていたように見える。  双子のことも愛は積極的で、優は半歩下がったしっかり者だと思っていた。だが、限界まで責められた時の愛の可愛らしさを見ると、そんな単純なものではない気がする。  三歳も年上の女性に対して分かったつもりになっていた自分を武志は反省した。同時に、今からまだまだ違った面を見せてくれそうな彼女達にワクワクしてきていた。 <第56章>  次の土曜日、武志はレンタカーで美咲の家へ向かっていた。  今日は美咲の十九歳の誕生日で、武志は事前に希望を本人へ聞いていた。美咲の希望はドライブへ行きたいというものだった。  美咲と瞳が免許を取って一月半、車の運転がしたくてたまらないのだろう。  武志は自分の家の車を万が一ぶつけられたら困るし、美咲も家の車に乗るのは父親と一緒のときだけと言われていたので、武志がレンタカーを借りたのだ。  それで武志は女性でも運転しやすそうなコンパクトな可愛い車を借りた。免責保障も入った。  いつもは家の古いセダンを使っている武志は毛色の変わった車に自然とウキウキしながら運転する。  約束の時間よりほんの少し早く美咲の家に着きインターホンを押すと、美咲の元気な声の返事が聞こえた。  一瞬父親が出てきたらと思ったが、だが出てきたのは美咲と母親で武志はほっとした。まだ美咲の父親に会った事はない。会ってもなんと挨拶してよいのか分からないし、あたふたしてしまいそうだ。 「お待たせー」  美咲は長袖のニット、膝上のミニスカートにショートブーツと動きやすそうな服を着ている。頭には武志のお土産のピンクのベースボールキャップをかぶり、手には大きなバスケットを握る。運良く晴れているので十月とはいえ寒くはないだろう。  可愛い子は何を着ても似合うなと武志は少しにやけてしまう。始めて会ったときは、かすかに幼さが残る可愛さだったが、この半年で少しずつ色っぽくなってきて、エロかわいくなってきている。  普段選び抜かれた美しい女性と接している武志は美女に食傷気味のところがある。キレイ系よりも可愛い女の子の方にドキドキを感じてしまう。  ニットを持ち上げる胸のふくらみは控えめだけど、円錐形のきれいなラインをしている。  スカートから伸びる太ももは太すぎず細すぎず、健康的で絶妙な太さをしている。十代の滑らかさと張りが触らなくても見るだけで伝わってくる。運転中に触りたくなりそうで、心配になるほどだ。  武志が美咲の姿に見とれていると、美咲の母の声ではっと我に返る。 「安全運転でね。いってらっしゃい」 「いってきまーす」  美咲の母親に見送られ、武志と美咲は出発した。  都心を出るまでは念のためということで武志が運転する。田舎の合宿で免許を取った美咲は、都心部の運転はまだ苦手らしい。  武志は父親の居ないときに、母親の買い物につき合わされるので、運転にはけっこう慣れている。 「今日は晴れて良かったね」 「うんうん、私の行いが良いせいかな」  美咲が明るい声で答える。武志との久しぶりのドライブ、しかも二人きりなので美咲はハイになっていた。  武志とのデートは電車で移動するのがほとんどで、車で出掛けることはめったにない。それに普段は瞳が一緒なので二人きりでのデートは本当に久しぶりだった。 「今日はどこへ行くの」  武志は美咲に聞いた。とりあえず高速に乗って千葉方面へ行くとしか聞いていない。 「海が見たいので銚子に行きましょう。銚子はまだ行ったことが無いんです」 「海なら横須賀、茅ヶ崎辺りが近いし、おしゃれなんじゃない」  女の子と銚子はあまり会わない気がする。 「あっちの方は何度も行ったことがあるし、それに車が多くて運転が怖いし」  確かに銚子あたりなら車は少なそうだ。  武志は運転を交代するためにパーキングエリアで車を止める。  座席を入れ替わり、美咲がシート位置やミラーを調整している間に武志はカーナビをセットした。  何個かルートが表示されたので、成田まで高速を使って、そこからは下を通って銚子へ行く道を選んだ。成田経由なら道路標識も分かりやすいだろう。  準備ができた美咲は少し緊張しているようだった。 「い、行きますよ」 「ゆっくりで良いからね」  武志は辺りを見回して他の車がいないか確認してから言った。  オートマなので特に問題なくスタートする。 「カーナビは俺が見るから運転に集中してね」 「は、はいっ」  美咲はひたすら前を見て運転している。肩にも力が入っている。  美咲は左の走行車線を80キロで走った。右をすごい勢いで他の車が追い越していく。 「ひょっとして、高速は初めてなの」 「免許取ってからは初めてです」  武志は少し不安になるが、だれでも最初は初心者だからとあきらめる。なるべく美咲の邪魔をしないように、あまり話しかけないようにして、平然とした振りをしていた。  一時間も走っていないが成田の手前のパーキングエリアで一旦休憩する。 「あー、緊張したー」 「お疲れ様。運転変わろうか」  美咲には頑固な面があるのを知っているので、断られるだろうと思いながらも武志は聞いてみる。 「いいです。自分で運転しないといつまでたっても上手くならないから」  美咲は手の平の汗を拭きながら応えた。  缶コーヒーを一口飲んでから美咲は再び車を走らせた。  車はすぐに成田のインターチェンジに着いた。料金を何とか支払い、そのまま一般道に出る。  車の量は適当で高速よりスピードが遅い分、美咲は運転しやすそうだった。慣れてきたのか会話をする余裕が出てくる。 「武志さんは銚子には行ったことあるんですか」 「よく覚えてないけど、小さい頃に行った写真が残ってるよ。初めてと同じようなものかな」 「それは良かったです。最初は犬吠埼灯台に行きますね」 「コースはまかせるよ」  武志はカーナビの目的地を設定した。  そこからは、時折ヒヤッとすることはあったが、問題なく灯台に到着した。  土曜日ということもあり灯台には、ぼつぼつと観光客がいた。おみやげ物屋も店を開いている。  美咲は運転していたときの緊張はすぐに解け、すぐに興奮してハイになり、はしゃいで写真を撮りまくっている。それもデジカメと携帯電話の両方で撮るから忙しい。風景を撮ったり、通りがかりの人にツーショットの撮影を頼んだり、かなりの枚数を取っている。  おみやげ物屋をのぞいてはかわいーとか、美味しそーとか一方的にしゃべり続けている。武志は苦笑しながらも、そんな美咲をいとおしく思い、後を付いていく。  灯台の次は、地球の丸く見える丘展望館へ向かった。お昼が近いのでそこで昼食を食べるのだ。  海が見える適当なベンチを見つけると、美咲はバスケットを開いて準備を始めた。おむすび、サンドイッチに玉子焼きなどかなりの量がある。 「おむすびはこっちから、鮭・梅・おかかです。色々食べられるように小さめにしました」 「ありがとう。大変だったんじゃない。ごめんね誕生日なのに準備させて」 「昨日から準備しておいたから大丈夫ですよ。それより食べましょう。運転したせいかお腹がすいちゃった」 「そうだね。じゃあ、いただきます」 「いただきまーす」  美咲は食事の時もまだ少し気分がたかまったままで、いつも以上にパクついた。  武志も普段どおりの旺盛な食欲で、次々と平らげていく。  最初の頃に比べると美咲の料理はうまくなってきている。おむすびは大きさや形が揃っているし、おかずも冷凍食品が減り、手作りの物が増えている。彩りもきれいだし、人前に出しても恥ずかしくない物になっている。本当に自分にはすぎた女の子だと思う。  食事の後は展望台に登り、360度の景色を楽しむ。全周見渡せる景色は武志も美咲も初めてだった。  そこでも美咲は写真を撮りまくる。写真にそれほど興味がない武志は、そんなに撮ってどうするのと思うが、高校の修学旅行で女子が同じように写真をたくさん撮っていたのを思い出した。女の子というのはそういうものなのだろう。  展望台の次は銚子ポートタワーへ移動した。高さは約60メートルとそれほどではないが、周りに障害物が無いので、景色が良い。水平線、漁港と漁船、銚子の町並みなどが良く見える。  最後は銚子駅近くに車を止めて、その近くを散策した。醤油工場のレンガの建物を見たり、ぬれせんべいを食べたり、お土産用のお醤油セットを買ったりした。  一通り観光して車に戻ったのは二時すぎだった。 「次はどこへ行くの」  武志は何となく予感がしながらも美咲に聞いた。 「銚子はこれで終わりです。とりあえず東京方面に戻りましょう」  美咲は手帳を取り出すと、カーナビに目的地設定をしている。 「車で行けるおしゃれな所を探しておきました」  美咲が恥ずかしがることも無く言う。  やっぱりそういうことかと武志は思う。ネットで調べたのか友達に聞いたのか手抜かりがない。  美咲はセットが終わると車を発進させた。帰りは利根川沿いをさかのぼってから東関東自動車道に乗るコースだ。行きと帰りが全く同じだと面白くないし、美咲は少しでも早く帰りたいと思っていたからだ。  ここまでで運転に慣れてきたのか、美咲は午前中ほど緊張していない。会話をする余裕もあるようだ。 「家庭教師のバイトはどう? うまくいってる」  武志は尋ねた。美咲と瞳は武志がアメリカへ行くのと前後して家庭教師のアルバイトを始めていた。高校生の文系志望の女の子に教えている。 「いい子で楽しいですよ。武志さんにも今度紹介しますね」 「ええー。俺はいいよ。それよりその子は何で俺のこと知ってるの」 「もちろん私が教えたからですよ。その子も女子高で、そういったことに興味が有るんです。カレが居るって言ったら、会いたいって。なかなか可愛い子ですよ。でも手を出さないでくださいね」 「そんなこと、するわけないじゃない」 「ほんとかなー」  話が変な方に進んで武志は困ってしまった。  その間に車はインターチェンジに着き、美咲の口数が減る。高速は緊張するようだ。  最初のパーキングエリアで武志は美咲と運転を交代した。ハンドルが美咲の汗で湿っている。思わず苦笑してしまう。 「後はナビに従って運転してください」  美咲がハンカチで手を拭きながら言う。運転が終わって一気に緊張が緩んでいる。 「次のインターで降りてください」  成田を越えてしばらく行った所で美咲が言った。  武志は言われるまま、高速から降りて、カーナビと美咲の指示に従って運転を続ける。一般道を走り始めてすぐに辺りの風景とは場違いなレモンイエローの洋風の建物が見えてくる。 「あっ、あれです」  美咲が身を乗り出す。  武志は仕方がないと、ハンドルを切り、駐車場に入ると空いている所に車を止める。  美咲はさっさと車を降りると歩いていってしまう。武志は慌てて後を追いかけた。  美咲はパネルの前で一番高い部屋を選んだ。誕生日ということで奮発している。  エレベータに乗っている間ですでに美咲はドキドキして、武志に抱きつきたいのをぐっと我慢する。  部屋の中は高いだけあって広かった。大きいベッドにソファーがあり、浴室との間の壁はガラスになっていて、中が見えるようになっている。大型液晶テレビや通信カラオケ他、備品も揃っている。  美咲はバッグを置くと、我慢できずに武志の顔を引き寄せ唇を奪った。貪るように吸い上げる。両手を武志の首に回して体をくっつけ、脚も絡める。腰の辺りに当たる武志の肉棒がぐんぐんと大きくなるのが伝わってくる。  武志とは身長差があるので背伸びしないといけない。足が辛くなるまで思う存分吸ってから、美咲は口を外した。 「ふぅーっ」  美咲は大きく息をついた。もう顔がほんのりと赤くなって、目が潤んでいる。動悸は早くなり、体の深いところに小さな火がともった。 「お願いがあります」  武志の肩に頭を乗せたまま、美咲は小さい声で言う。 「なに?」 「あのね……」  美咲は途中で言いよどんでしまう。武志と二人きりのときは、遠慮したり恥ずかしがったりしないのに珍しい。 「今日は、本気を出してください」 「本気って」 「本気っていうのは言葉が悪いかな。全力を出して欲しいの。いつも武志さんはセーブしてる気がするの。本当はもっと凄いんでしょ。だから、そのー……、凄いのをお願いします」  美咲が顔を赤らめながら武志へお願いをする。  武志はちょっと考えてしまう。確かに今まで美咲や瞳には力を抑えて相手をしてきた。全力を出さなくても十分彼女達を感じさせることができたからだ。普通の人相手に全力を出したことは無い気がする。  それに全力を出して、壊してしまうかもしれないという恐れがあった。 「ほんとに良いの。後戻りできなくなるかもしれないよ」 「うん。良いの」  美咲は確かにうなずいた。 「後悔しないの。今までより凄いんだよ。もう普通じゃ満足できなくなるかもよ」 「絶対後悔しないから」 「じゃあ分かった。もう聞かない。全力を出すよ」  武志は美咲の顔を持ち上げ、唇を合わせた。唇をこじ開け舌を捻じ込む。美咲の舌を絡め取りながら全開で気を流し込む。 「んぅ……、むぅ……、んふぅー……」  美咲の顔が見る見るうちに朱に染まる。耳も真っ赤になり、興奮を物語る。 (これが、武志さんの本気)  今までも何度も武志とはキスをしてきた。今までの武志のキスは体がとろけるような甘いキスだった。だけど今度のキスは頭の中に直接響くような激しさだ。武志の熱が大きな波となって襲い掛かってくる。  頭の中が熱くなり何も考えられなくなり、パニックになりそうだった。  武志は手加減無しに責めてくる。もうキスだけで頭の中が爆発しそうになっている。体中の力が抜け、立っているのが辛くなってくる。  膝がガクガクしてしゃがみ込みそうになると、武志の手が伸び、美咲のお尻を掴み体を支える。そして、そのまま尻肉を揉みほぐし始める。  武志は指先からも全開で気を流す。これまでの武志とのセックスで気が流れやすくなっている美咲の体は、すぐにお尻でも反応を始める。  美咲のお尻は上半身や手足の細さに比べて、たっぷりとした量感を持っている。まるで三十代の人妻のような大きさと柔らかさをしている。それでいて十代の張りをしていて全く垂れておらず、丸く絶品のお尻だ。大きいだけに気が十分に染み込むには時間がかかるが、一旦気が充満すると凄まじい破壊力を持つ。お尻だけで絶頂寸前まで追い込むことができる。  武志はキスとお尻だけで、まずは美咲を乱れさせる作戦だ。お尻の揉み心地を満喫しながら、ぐいぐいと揉み込んだ。指先は最初どこまでも沈みこんでいくが、途中からは柔らかく指を押し返して、武志を夢中にさせる。  大きいお尻にコンプレックスを持っている美咲はお尻を責められるのは好きではない。武志もそのことを分かっていて、お尻をメインに責めることはない。だが、キスだけで溶けてしまっている美咲は抵抗を示すことも無く、武志にお尻を自由にさせてしまう。  お尻がピンクに染まり、熱を持っている。その熱が股間、太もも、背中へと広がっていく。美咲は下半身が我慢できないほど疼いていくのを感じていた。もう自分一人の力では立つこともできなかったが、武志にお尻をがっしりと掴まれしゃがみ込むこともできなかった。武志の首に手を回し、しがみ付いているだけだった。 (もう、ダメ)  武志の本気がこれほど凄いとは思ってもいなかった。今までもバージンブレイクで失神させられたりして、武志は只者ではないと思っていたし、武志の力は分かっていたつもりだった。だが、考えが甘かった。武志は想像以上に凄かった。  もう下半身の疼きは耐えられないほど強くなり、子宮が燃えるようだった。美咲は武志の片脚を両脚で挟み、太ももに股間を押し付る。  ズーンとした甘い快感が股間に広がった。それだけで意識を持っていかれそうになる。体がもっと強い刺激を求めて、股間をさらに押し付ける。  武志は美咲の動きを分かっていながらもキスをやめなかった。お尻も揉み続ける。美咲のお尻には気が満ち、溢れて全身へと広がっていく。 「もう、もうほんとにダメー……」  美咲が頭を振り、口を離すと叫ぶように大きな声を上げた。  武志はそれを聞いて、ようやく手を止めた。  美咲は真っ赤な顔をして、激しい息で喘いでいる。体が細かく震えていた。  武志は美咲を抱きかかえ、ベッドに運ぶと端に座らせた。美咲は体中から力が抜けて、ぐったりして、武志に体重を預ける。 「武志さん、早く、早く続きを……」  武志は大急ぎで、美咲の服を脱がした。武志の指が触れるたびに美咲の体がビクンと震えた。ブラを外して、ミニスカートを脱がすと、美咲の白い体が全身うっすらとピンクに染まっている。乳首は高く尖り、ショーツには一目で分かるほど染みが広がっている。  美咲をショーツだけの姿にして、ベッドの真ん中に寝かせると、武志は自分の服も脱ぎ捨てた。その間に美咲は自分でショーツを脱ぎ、シーツの間に潜り込んだ。  武志も美咲の横に並んで寝転がった。 「いくよ」 「うん」  美咲は半ば無意識に答えた。頭の中はぐちゃぐちゃでまともに考えることができない。  武志は美咲の両脚をかかえて、肉棒の狙いを付けた。肉棒からも気を全開で出しながら、ゆっくりと美咲の中へ沈めていった。 「あっ、ああああぁー……」  武志が入ってきた瞬間、美咲は全身が分解してしまうかのような強い衝撃を受けた。  体中に武志の気が溢れ、どうにかなりそうになっていたところへ、秘肉から津波のように快感が押し寄せてきた。それは子宮を溢れさせ、背中を通り、頭へと達する。途中の神経を全て逆撫でし、焼き尽くしていく。  頭を大きいハンマーで殴られたかのような衝撃だった。 (凄い、凄すぎる)  体中が熱く、痺れている。武志の肉棒に秘肉をゆっくりとこすられると、我慢できずに声を上げてしまう。頭の中は快感が渦巻き、意識を保つのがやっとだ。しかも、おしっこまで漏れそうになってくる。  あまりの快感に全身はバラバラになりそうだ。武志のテクは想像を超えていた。今まで生きてきてこれほどの快感を味わったことはない。こんな快感を知ってしまったら、もう元の生活に戻れないような気もする。  その時、武志が乳房に手を伸ばしてきて、ぎゅぎゅーっと根元まで握りつぶされる。 「ぅああああぁー……」  胸から爆発的な快感が湧き上がる。破裂したかと思うような鋭い刺激が胸から頭まで突き抜けた。体が持ち上がり、大きな声で叫んでしまう。  武志はそのまま腰を動かし続けながら、胸を揉む。上から乳首ごと押し潰すように十本の指を乳房に食い込ませる。指先からも気を全開で流している。胸を掴む手で体を支えて、腰を動かし、肉棒で秘肉を削るようにこすり上げる。 「だ、だ、だ、ダメー、もう、ダメー……」  美咲がたまらず、武志に訴える。武志は美咲の限界はまだ先だと判断して、さらに追い込みをかける。腰をもっと早く、もっと奥まで動かしていく。半年間の美咲とのセックスで見つけた弱点をしつこくこすり上げ、子宮口をガンガンと突き上げる。 「お、奥、奥、お腹の奥ぅー……、ああぁー、奥がー……」  武志と付き合い始めて半年、かなり慣れてきたといっても、ごく普通の女の子である美咲は限界も低かった。 「い、いいー……、いっ、いいぃー……、も、もう……」  美咲の全身が細かく震え、秘肉がきゅんきゅんと肉棒を締め上げる。 (イ、イキそう。まだイキたくないのに。もっと、もっと武志を感じていたいのに……)  武志は美咲の絶頂が近いのを感じ取ると、ピッチを上げた。腰を掴み、下側から上へ向けて激しく突き上げる。膣壁の上側をこすり上げると同時に、子宮口を押し上げる。 「ぅわあああぁー……」  美咲は一番感じるところをしつこくこすり上げられて、もう何も考えられなくなった。次から次へと快感の波が襲ってきて、体が分解してしまうくらい感じてしまう。自然と体が持ち上がる。これ以上は無理だと分かっているのに、体が無意識にさらに強い快楽を求めてしまう。  美咲の可愛さの残るきれいな顔はゆがんでいた。眉間に皺が寄り、目は固くつむられている。額に浮かんだ汗にほつれ毛が数本張り付いているのが、とてもなまめかしい。  美咲が必死に快楽を受け入れている姿に武志は、いとおしさを感じた。  武志は美咲に止めを刺すために、肉棒を根元まで押し込んで腰をぐるぐる回す。子宮口と亀頭の先がゴリゴリとこすり合わされる。そして、気の固まりを弱めに、何度も送り込んだ。 「あっ、あああぁー……、いっ、いっ、くぅー……」  美咲はそう言うと、体を硬直させながら絶頂に達した。秘肉はぎゅぎゅーっと肉棒を締め上げ、両手は腰を掴む武志の腕を握り締める。  武志は美咲の絶頂にもかまわず、ピストンを続けた。 「だ、だ、だ、ダメ、ダメー、イッてる。イッてる。イッてるからー……」  絶頂で敏感になっているのに、さらに秘肉を抉られ、美咲は今まで経験したことの無い種類の快感を受けていた。  これまでの武志は、前戯でさんさん燃え上がらせ、挿入してからも、なかなかイカせずに、ぎりぎりまで我慢させてから、大きく絶頂させるやり方だった。それなのに今日は最初から全力で来ている。そして、一度絶頂に達しても終わらない。自分が頼んだからなのだが、あまりの違いに、美咲は混乱していた。  あまりの刺激の強さに気が狂いそうだ。 「これ以上はおかしくなっちゃうっ。も、もう、無理ー……」 「まだ、全力じゃないよ。まだがんばれる。もっとがんばって」  武志は美咲が失神して気を失わないように細心の注意を払いながら、気を流し続けた。 「ぎいいぃー……」  美咲の叫びが獣じみたものに変わってくる。口の端には唾液が泡のようになって溜まり、涎の跡も一筋垂れている。薄く開かれた目からは白目がのぞいている。 (死んじゃう)  美咲はほとんど残っていない理性の片隅で思った。このままでは狂い死んでしまう。  武志は美咲の本当の限界に近づいたのを悟った。これ以上やると本当に美咲がおかしくなってしまうかもしれない。上半身を倒して美咲の上に覆いかぶさると両手で強く抱きしめた。そして、最後の止めを刺すために、特大の気の固まりを打ち込んだ。 「……」  美咲は声にならない声をあげた。武志の体を持ち上げるくらい全身が反り返り、大きく痙攣する。  武志もタイミングを合わせて、精液を美咲の一番深いところへ撃ち放つ。精液が美咲の中を焼くのと、美咲が気を失うのは同時のことだった。  美咲は一時間近く目を覚まさなかった。武志が帰り時間を気にする頃になって、ようやくうっすらと目を開けた。  まだ、意識がはっきりしないらしく、目をしばたたかせ、頭を振り周りを見渡す。武志が横に居るのを確認して安心したのか、もう一度目をつむると、武志の体に寄り添った。 「死ぬかと思った」  美咲が武志の胸に顔を載せ、胸板を撫でながら言う。 「やりすぎたかな」 「いいの。武志さんの本気が分かったから。いつも、こんなだったら体がもたないけど。誕生日くらいならいいかも」 「それより、俺、確認しないまま中に出しちゃったけど、大丈夫かな」  武志は別に避妊に無関心なわけではないが、美咲や瞳以外は女性側が考えてくれていたので、たまに意識が回らないことがある。今日も美咲に確かめないまま、中に出してしまっていた。 「大丈夫。お薬飲んでるから」 「えーっ。そうなの」 「うん、二週間くらい前から。家庭教師を始めたでしょ。そのバイト代でお薬貰ってきたの」 「じゃあ、ひょっとして、バイトを始めた理由って……」 「そう。瞳と相談して決めたの。やっぱりできちゃうのは怖いし。それに武志さんは危ない日には、そのー……、指でしかしてくれないから……」  美咲が武志から顔をそらしながら話す。 「じゃあ瞳ちゃんも?」 「瞳はちょっとずらして、明日から始めるはず」  本来は自分が考えなければいけないことを二人に考えさせてしまい、武志は申し訳ない気持ちでいっぱいになる。それと同時に二人の気持ちに胸が熱くなった。男である自分には良く分からないが、若い女性がピルをもらいに病院へ行くのは恥ずかしいことなのではないか。それに毎日忘れずに飲むのも大変だ。  そこまでしてくれる二人に武志は、ますます離れられなくなった気がするのと同時に、今まで以上に大切にしていきたいと思った。 <第57章>  武志班の訓練三回目は木曜日に行われた。通常、武志とS部隊の訓練は毎週火曜と木曜に行われるが、今週の火曜日が班員の休日に当たっていたためだ。  武志は正式な職員ではないので詳しいことは教えられていないが、彼女達はピルのサイクルに合わせて四週間単位でスケジュールを立てる。  週休二日制で土日が休み。三週間通常勤務をした後、土日の宿直当番が回って来る。そして一週間のピル休薬期間中は特別勤務になる。この間に休日出勤の振替休日で二日間休む。残りの三日は定期健診を受けたり、事務作業をやったりする。  それで今週は武志班の特別勤務に当たり、火曜日が振替休日だったのだ。  武志は木曜日も訓練は中止にしようと思ったが、彼女達が問題無いと言うので、行うことにしたのだ。といっても、まだ出血がある彼女達なので、できることは限られる。必然的に武志一人を女性三人で責める形を取ることになった。  武志は全裸に剥かれてベッドに仰向けで寝かされる。その周りを半裸の女性三人が取り囲む。三人とも上半身は裸で、下にはショーツの上からフレアーパンツをはいている。さすがに、こういう時はショーツを見られたくないのだろう。  部屋の中はかすかに生臭い匂いが漂っている。真理が気を利かせて香を焚いているが、三人分の血の匂いは消しきれていない。女性達はあまり気にしていないようだが、武志の方が恥ずかしくていたたまれなくなってしまう。  こんな時にまで、わざわざ訓練しなくてもと思うのだが、真理がやると言い張り譲らなかったし、愛と優の二人もどちらかというと真理に賛成で、押し切られてしまった。  一人寝かされ周りを女性に囲まれると、武志は生贄のような気になってくる。真理の目は爛々と輝いている。愛と優はいたずらっ子のような目付きだ。 「それでは班長、訓練を始めます。今日は班長がメインになりますから、できるだけ我慢してください。私達三人は複数で一人の男性を相手する時の技術向上が目標です」  真理が副班長として女性を代表して取って付けたような話をすると、そのまま武志に覆いかぶさってきた。  武志はまな板の上の鯉の心境で、体の力を抜き、真理に任せた。  真理は武志の顔を両手で挟むと、顔中にキスの雨を降らせる。唇はもちろん、おでこ、頬、鼻へチュッ、チュッとキスをしまくる。キスをしながらも武志の体へ体重をかけ、豊満な胸を押し付ける。両脚で武志の脚を挟み、こすり合わせる。  真理はひとしきりキスをすると、本格的なディープ・キスへと移っていった。武志の唇をこじ開け、舌を潜り込ませる。武志の舌を探り当てると、ねっとりと絡ませた。その後は自分が持っているキスのテクを全て披露して、武志の口の中を蹂躙していく。 「班長、私のキスはどうですか。合格ですか」  真理が至近距離から武志の目を見つめながら尋ねる。その間も胸を武志の体にこすりつけている。  武志が返事をしようとすると、すぐに口を塞がれしゃべらせてもらえない。 (最初はもっと焦らすように、軽く始めた方が良いのに……)  武志は一方的に責められながら思った。しかし、いつもと違うやり方も、たまには趣が変わってけっこう良い。何もしなくて良いのは楽だし、真理の大きな胸でマッサージされているようで気持ち良い。真理に身を任せながら、この状況を楽しむことにした。  真理は手を緩めることなく武志を貪る。口の中に唾液が溜まると、遠慮することなく武志の口の中へトロトロと流し込む。 「私の唾液は美味しいですか」  武志が飲み込むのを確認すると、返事を聞かずに、武志の舌を吸い上げて、武志の口の中の味を確かめる。 「班長のお口は美味しいです」  真理は一人だけ先に盛り上がり、武志の口に吸い付いたまま、体をしきりにくねらせる。  乳首が硬くなってなってきたのが武志に伝わってくる。真理は胸を押し潰したり、乳首の先で武志の胸を軽く刷く。武志を喜ばせるより、自分が楽しんでしまっている。  最初会った時から大分変わってきたなと武志は思った。男は好きではない、セックスは任務だから仕方なくという感じだったのが、短い間に自分から積極的に楽しむようになっている。  それはそれで良いことでもあるが、これほど一方的に楽しまれると、オナニーの道具にされている気がしてくる。おいおい注意していこうと武志は思った。今日は女性達に任せてみよう。  真理は武志の口を堪能したのか、胸が物足りなくなったのか、口を離すとずり上がり、武志に乳首を含ませた。 「次はおっぱいを召し上がってください」  武志は垂れ下がる乳房を軽く掴み、片方の乳首を優しく舌で転がした。真理を興奮させすぎない程度に気を流して、気持ち良くしてやる。 「あぁー。やっぱり、班長はお上手です。おっぱいが良い感じです」  真理は淡い快感を噛み締める。武志が手加減しているので、快感は小さくじれったい。切なさで体中が震えてくる。いつまでも続けて欲しいと思う絶妙な加減だ。  真理は乳首を変えて武志に咥えさせる。咥えられたほうからは、小さいが奥まで届く快感が来る。外したほうからは余韻がじんわり広がり、切なさが心地良い。 「良いです。おっぱいが気持ち良いです。やっぱり班長は最高です」  真理は武志を責めるのを忘れ、胸の快感に酔いしれた。このまま武志に続けて欲しい気持ちと、もっと刺激を強くして胸だけでイカされたい気持ちがせめぎ合う。だんだん思考能力が奪われて快感の沼に沈んでいく。  その時、真理は体をつつかれた。はっと振り返ると、愛と優の二人がじとーとした視線で睨んでいる。  真理は二人の事をすっかり忘れていた、小さくなりながら、武志の股間へとずり下がった。武志の両脚を広げると、その間にうずくまる。  空いたスペースに愛と優がやってきて、待ちかねた感じで武志に抱きついた。二人は真理が一人で盛り上がるのを見ていて、すでに体が熱くなっている。  先に愛が武志の唇に吸いつく。ゆっくりとだが、ねっとりと舌が絡み付いてくる。優は口を取られたので、耳をしゃぶっている。そして二人の適度な大きさの四個の乳房が武志の体に押し付けられる。  股間で真理の動く気配がした。そして亀頭にぬめった物が当てられたのを感じた。真理の舌だ。舌はそのまま、肉棒全体を這い回る。亀頭を舐めまわしたら、次はエラの付け根に沿って舌先が当てられる。それから縫い目から裏筋にかけてがゆっくりと舐めまわされる。肉棒全体が唾液にまみれると、舌は袋に移動する。  真理はさすがにB級だけあって、舌の力の入れ具合や動かし方が素晴らしい。武志は真理の舌使いを確認しながら味わう。  上半身では愛と優が交代でキスをしてくる。舌を絡ませ、口の中のあらゆるところを愛撫すると、溜まった唾液を流し込んでくる。武志は三人の微妙な味の違いを確かめながら飲み込む。するともう片方に交代して、またねっとりと濃いキスをされる。  口を外したほうは耳から肩、脇の下、乳首と責めてくる。もちろん単純に舌を使うのではない。唇と舌をフルに使い、武志の性感を掘り起こすように責めてくる。チュッと軽くキスしたり、吸い付いたり、舌でチロチロと舐めたりと多彩な小技を出してくる。  責めが単調にならないように、順番を変えたり、やり方を変えたりして武志を飽きさせることなく責めてくる。 (こういうのも良いなあ)  武志はハーレムの主にでもなった気がしていた。愛と優も一年の間にテクニックに磨きをかけ、深みが増した気がする。真理も頭が良いだけあって吸収が早く、会うたびに成長している。  この前のアメリカでもエルとリサを相手に3Pを満喫したが、テクニックでは今日の三人のほうがかなり上だ。若さや美しさではエルやリサが優っているが、細やかさや心がしっくりする感じではこの三人にかなわない。  日本人の武志にとっては、最後は同じ日本人のほうが体が合うということだろう。  そんな三人に奉仕され、武志は精神的も肉体的にも満足していた。こんな幸せを味わえる人間はめったに居ないだろう。  お礼を兼ねて、武志は舌先や肉棒から軽く気を流し、女性三人をほんのりと気持ち良くする。三人を武志の舌や肉棒が美味しくて仕方が無く、止められないという状況にしていく。  三人の愛撫がさらに熱のこもったものになる。 「んふぅー……、んんぅー……」  真理は鼻からなまめかしい声を出しながら玉を舌で転がす。鼻も袋に押し当て、胸いっぱいに匂いを嗅いでいる。片手はゆるゆると肉棒をあやし、残った手でアヌスをコリコリとほじる。  最初はバラバラだった真理と双子の動きも時間がたつに連れて、少しずつ息が合ってくる。  武志の興奮が高まると、それを抑えるように快感のポイントをずらして、この時間を続けるように動く。そして武志が落ち着いてくると、上半身と下半身と交互に武志を責める。元々一通りの訓練を受けているだけに、慣れてくると、その巧妙さは武志を悶えさせるのに十分だった。  何度目かの高まりを武志がいなされた後、肉棒が柔らかい物に挟まれた。唾液でヌルヌルにされた肉棒は滑らかにこすられる。 (真理さんがパイズリしてる……)  真理の巨乳だと肉棒を難なく包み込む。DやEカップの並みの巨乳だと、挟むというより押し当てるだけになるが、Hカップになると肉棒が完全に隠れるくらい包み込める。  秘肉ともアヌスとも違う感触に武志は肉棒の先からガマン汁をにじませる。  真理はその雫を舌先で舐め取っては飲み込んでいく。そのまま先端をほじくるように舐めながら、左右の乳房を寄せて肉棒をこする。そして、ぬるつきが足りなくなると、肉棒を根元まで飲み込んで唾液をまぶす。 (良い、やっぱりパイズリは良い……)  武志は久しぶりのパイズリにとろける気持ち良さを味わう。秘肉の襞でこすられるのも気持ち良いが、どこまでも柔らかい乳房に押し潰されるのも違った気持ち良さがある。しかも上半身では乳首を舐められ、ほじられ、二人掛りで尽くされている。男に生まれてきて良かったと心底実感する。  武志が昂ぶってきたのを感じて愛と優はキスを止めて、同時に脇の下に吸い付いた。 「ああああぁー……」  思わず武志の口から情けない声が漏れる。 「武志は脇の下が好きなんでしょ。ちゃんと分かってるから」  愛がいじめるように武志に言う。 「武志さんが好きなお尻は、後でたっぷり可愛がってあげます」  優も目を輝かせながら言った。  武志は自分のアヌスに舌が捻じ込まれるのを想像して、体を震わせた。  それからも三人の責めは続いた。  真理は左右の乳房を同時に上下させてこすったり、バラバラにこすったり、変化を付けながらパイズリを続ける。  愛と優は脇の下を舐めながら乳首をカリカリと引っかいたり、同時に乳首吸いついたりする。その間も乳房をこすり付ける事を忘れない。  三人掛りの責めに武志がもう我慢をやめて出してしまおうかと思い始めると、三人はとたんに手を緩めて武志を焦らす。  真理は胸を離し、肉棒を飲み込み唇でゆるゆるとしごく。目先を変えて武志の気を反らせる。  愛と優は首筋をペロリペロリと舐め上げる。  そうして武志を落ち着かせては、ふたたび三人で責めていく。何回もの焦らしで武志は切なさとじれったさで我慢がつらくなり、イライラした気分になってくる。  何度目かの焦らしの後、武志はついに我慢できなくなり、自分から腰を動かし始める。そして愛を思いっきり抱きしめて、舌を吸い上げる。次に優も抱きしめては舌を吸い上げる。 「もう、良い頃合ですね」  真理はそう言うと、武志の体から離れる。愛と優も武志の腕からすり抜けた。 「では班長、四つん這いになってください」  ということは、ついにお尻かと、武志は期待でゾクゾクしながら肘と膝を付き四つん這いになった。  優が二人に小声で何かを耳打ちする。二人はすぐに了解して動いた。  まず、愛が仰向けになり、武志の体の下に潜り込む。そうして肉棒をパクリと咥える。片手で肉棒を緩くこすり、片手で玉を転がす。  真理は武志の尻肉を両手で広げると、中心部に舌を伸ばした。 「ひやぁー」  舌が触れた瞬間、武志は体を震わせ変な声を出す。アヌスは相当鍛えたつもりだが、弱点には変わらない。特にフェラされながら、アヌスを舐められると、魂が抜けるような気持ち良さを感じてしまう。  残った優は舌と指を武志の体中に這いまわらせた。二人がフェラとアヌス舐めを続けている間に、背中から脇腹、太ももと武志の性感帯を思い出しては刺激していく。  愛と真理も負けじと責めを激しくしていく。  愛はどんどん深く飲み込んでいき、竿をしごく手を強め早くしていく。  真理も今までに習ったアヌス責めを思い出しながら、テクを披露していく。丁寧に肛門の皺をなぞったかと思うと、会陰から肛門までを舐め上げる。また、尻肉を甘噛みしては、肛門に吸い付く。  武志は必死に肛門を緩めながら、快感を味わった。快感に抵抗したり、拒絶するのではなく、ただ快感を受け入れる。我慢することなく、快感をそのまま味わうのだ。武志はこの一年の訓練で、この受け入れるということが、少しずつできるようになってきていた。まだ、純子ほどではないが、かなりの快感まで受け入れることができる。 「はぁー、ぅんー、あぁー……」  いまや真理には舌を捻じ込まれ、愛のフェラと手コキは激しくなっている。武志は体を震わせながら快感を受け入れた。  だが、初めにさんざんなぶられ焦らされて高ぶっていたところで弱点のお尻を責められたのだ。射精感がこみ上げ、武志は、もうこれ以上はダメかと思った。そのとき真理の舌が離れた。そして変わりにコリッとしたものが肛門に触れた。  武志が何だと思って肛門を緩めた瞬間、それは中に押し込まれた。続けてお尻に柔らかいものが押し当てられる。 (乳首だ)  武志はすぐに理解した。すぐに肛門を開け閉めして乳首を食べる。舌とも指とも違う柔らかいがコリコリした感触に武志はうれしくなり、お尻で乳首を食べる。乳首を入れられるのは久しぶりだ。これも巨乳ならではの技だ。胸が小さいと乳首が届かないのだ。  乳首の弾力も良いし、お尻に感じる乳房の柔らかさも気持ち良い。やっぱり巨乳は素晴らしい。巨乳じゃなきゃできないことを今日は堪能している。武志は真理に感謝した。  武志の興奮が一旦落ち着いたところで乳首が抜かれた。アヌスがさびしい感じがしたが、すぐに再び舌が潜り込んできた。先ほどとは微妙に舌の感じが違う。優の舌だ。  舌も人によって感触が違う。幅、厚さ、長さ、硬さが違うので感触が違ってくる。武志はアヌスで舌の違いが分かるまでになっていた。  優の舌は真理より気持ち良い。微妙な違いだが、優のほうが深みがあるというか、若干テクが上だ。特に内側を舐められる時の気持ち良さが1ランク上の気がする。優の方が細くて長いのかもしれない。  武志が優の舌を味わっていると、真理が武志の背中をまたいだ。  なんだ、なんだと思っていると、背中にぬるっとした物が触れた。そのままこすられる。 (胸だ。ローションを付けた真理さんの胸だ)  ローションは人肌に温められていて、冷たくない。柔らかい乳房の中にコリコリした乳首を感じてゾワゾワした快感が湧き上がる。  真理が加わったのを合図に、愛と優の愛撫もさらに激しくなる。  愛は仰向けでフェラをするという不自由な体勢ながら、肉棒を出し入れする。舌は亀頭を這い回り、裏筋を舐め上げる。唇はきつく閉じられ竿を絞り上げる。右手は絶妙な力加減で、竿をこする。  優は顔全体をお尻に押し付け、舌を限界までアヌスに潜り込ませる。中で舌を自在に動かし、武志をよがらせる。苦しいのか強い鼻息がお尻にかかるのが分かる。  真理も胸だけではなく、舌も使い武志の背中を愛撫する。両手は武志の太ももを這い回りゾクゾクさせる。  武志は三人掛りの激しい責めに射精感が一気にこみ上げてくる。もう快感を受け流すこともできなかった。  もう全身に力を入れて快感を我慢することでいっぱいだった。だが、それはアヌスも締めることになり、優の舌をより強く感じ、アヌスからの快感はさらに強くなった。  甘黒い背徳の快感がお尻から背中へと這い登ってくる。寒気で体が震えるように、快感で体が震える。  袋がキュッと締り、射精への秒読みが始まる。  愛は敏感に察知して、武志を追い込むために歯を使い始める。フェラでかすかに歯を立て肉棒にさらなる刺激を与える。上級のテクニックだ。 「あ、あぁー、それ、それは……」  武志は思わず声を出す。 「班長、どこに出したいんですか」  真理が武志に尋ねる。 「どこでも良いー。どこでも良いから」 「正直に言ってください。言わないと、出る前に止めますよ」  愛と優も真理をサポートして、唇や舌ををフルに動かす。 「分かった、分かったから、ああぁー……、言うからー……」 「早く言ってください。早く言わないと……」 「顔に、顔にかけたい。顔にかけたいー」  真理の言葉を途中でさえぎり、武志が答える。 「顔にかけたいなんて、班長もけっこう鬼畜さんですね。良いですよ。顔にかけさせてあげます」  真理は武志の背中から離れると、武志の手を取り少しずつ体を起こした。  愛と優は口が離れないように、体を動かした。そして武志は膝立ちになり、前には愛が、後ろには優が吸い付く形になった。 「さあ、良いですよ。いつでもぶっかけてください」  真理の言葉遣いがいつもと違うことに武志は気付かなかった。射精感を抑えることでいっぱいだった。  愛は武志の太ももを掴み、ものすごいスピードで頭を動かしていた。先端から根元まで深く激しいディープスロートだ。優も動きを合わせて、舌を出し入れしている。 「あぁ、ダメ、もうダメ、出るよ、出るよ、出るよー」  武志の体に細かい震えが走る。 「良いですよ、いっぱい出してください。思い切りぶっ掛けてください」 「あぁー、出るっ」  武志がそう言うと、亀頭がぶわっと膨らんだ。その瞬間、愛は口を離した。  優も急いでお尻から離れて、前に回った。 「うっ、うううぅー……」  武志は背中を反らして、腰を突き出すと、精液を最大に噴き出した。  ぶっしゃー……。  まるで尿が出るように大量の精液が真理の顔にかけられた。勢いが強すぎて一部は跳ね返り、胸や太ももへと飛び散った。  真理の目元から鼻、口にかけて、白い筋が描かれる。  武志は続けて肉棒を愛に向けた。 「んんっぅー……」  ぶびゅー……。  初弾よりは弱いが、まだ十分な勢いを持つ精液が愛の顔にべったりとかかる。肉棒を動かしたので、先端が揺れ、前髪、頬、鼻、口へと散っている。  最後に武志は肉棒を優に向けた。  ぶびゅっ、びゅるっ、ぴゅる……、ぴゅる……。  武志は残り汁を優の顔にこすりつけた。先端が優の頬にこすれて痺れる感じがする。 「咥えてっ」  興奮しきっている武志は、優の頭を掴むと口の中に肉棒を捻じ込んだ。腰を動かして、肉棒の中の物を搾り出す。 「吸って、もっと吸って」  優が言われるまま吸うと、竿の中の残り汁が吸われて飛び出た。武志は快感に身震いする。 (きれいだ)  武志は余韻に浸りながら、三人の精液にまみれた顔を見て、本当に綺麗だと思った。肉棒を吸われながら、武志は三人の顔に見とれた。  その時、声がかかった。 「三人にぶっ掛けるなんて、班長って、けっこうやりますね」  真理が口元の精液を舐め取りながら言った。 「えっ、いや、あの……、なんていうか……」  武志は慌てて優の口から肉棒を抜いたが、しどろもどろになってしまう。いつもの自分なら顔射なんてしないのに、今日はなぜか興奮しすぎて、誘われたこともあり、思わずやってしまった。だが、それも言い訳である。最後は自ら優の口に捻じ込んでいる。 「いいですよ。言い訳しなくても。こっち向いてください」  武志は命じられるまま、真理のほうを向いた。  すると、真理は武志の肉棒を咥えると、やさしく舌で転がした。 「ああう……」  射精直後の敏感な亀頭に、真理の優しい舌使いが、染み入るように気持ち良い。 「良いのよ、気にしないで。武志がたまに野獣になることは知ってるから。いつもそうだったら困るけど。たまにならね」  愛が頬に付いた精液を指でぬぐいながら言った。 「他の男なら、やられてる感が強くて腹が立つけど、武志さんなら、なんか、やってあげるっていう感じかな」  優も武志を慰めるように言う。 「これも訓練ですから。まだ時間があるから、訓練を続けましょう」  真理も怒っているようには見えない。真理は始まりと同じように取って付けたように言って、お掃除フェラから立たせフェラへと切り替えた。根元まで口に含んで舌を回転させる。 「私も手伝う」 「私も」  愛と優も武志と真理の間に割り込んできた。そして、舌を伸ばして肉棒をペロペロ舐める。  三人の美女が顔に精液をつけたままフェラをする姿に、武志はすぐに興奮して、肉棒はあっという間に硬くなる。  三人はすぐに愛撫フェラに切り替え、ねっとりと唇と舌を絡ませる。三人ともフェラのテクは一流である。武志は視覚的にも、肉体的にも満足した。たまには、こういう訓練も良いものだと、心から思った。 <第58章>  十月も半ばをすぎ、医学部編入の合格発表が近づき武志は落ち着かなかった。就職活動もしないで、これ一本に絞って勉強してきただけに気が気では無い。落ちたら、その時考えようと開き直った部分もあるが、人生の一大分岐点である、心配しないほうが無理である。  合格発表を前日に迎えた火曜日、武志班の四回目の訓練日がやってきた。  前回までの訓練でとりあえず、メインとする人物は一回りした。一回目は真理、二回目は愛と優の双子、三回目は武志。  それで今回は真理をメインに、もっと深く掘り下げた訓練をすることにした。前回は真理との初めてのセックスで試してみることや感じさせることで終わってしまった。だから今回は真理をもっと感じさせるとともに、武志の考え方を理解してもらい、真理のテクニックを見せてもらうことを目的にする。  夕方五時、いつもの洋館にメンバーが全員揃う。  真理は今までと違い、軽くお化粧をしている。今までは口紅を塗るくらいだったのが、眉毛もきれいに整えているし、目元もシャドーが入っている。元が良いから少し手を入れただけで、ぐっと美しさが引き立っている。  メガネもフレームレスに変わり、顔が明るく見えて、重たい感じが消えた。  服も地味な物からフェミニンで華やかな感じに変わっている。上は前開きの長袖カットソーで胸の大きさがはっきり分かる。胸が一段と大きく見えるので、小さめのブラで押さえつけるのをやめて、適正サイズに変えているようだ。下は裾の広がった膝上短めのスカート。全体的に知的美女の雰囲気をかもし出している。  さすがにB級だけあり、少しお化粧をして、服を変えるだけで、普通にはちょっと居ないような美女に変わってしまった。  武志が真理に見とれていると、愛と優が悔しそうな目で武志をにらむ。  武志は双子の視線に気付かず、真理の事を見ていたが、化粧とかだけではなく、真理の雰囲気が違う気がする。何かが違うのだが、何が違うのか、いくら見ても武志には分からない。 「真理さん、まさか整形なんかして無いですよね」  武志は恐る々々聞いてみる。 「もちろんしてないです」 「いや、なんか今までと違う感じがして……」 「さすがは班長です。隠せないですね。実はコンタクトにしました」  真理が恥ずかしそうに言う。 「えっ、でもメガネをしてるじゃないですか」 「これは、度が入ってないんです。伊達メガネです」 「そうなんですか」 「コンタクトにしないと、メガネを外したときに良く見えないので、色々不便だと思って……」  真理がさらに恥ずかしそうに言う。  セックスの最中の時に良く見えないということか。武志は真理に積極性が出てきたことをうれしく思う。だが、コンタクトと雰囲気が変わったことの関係が分からない。  武志が理解していないので、優が助け舟を出す。 「近視のメガネをかけている人は目が小さく見えるんですよ。遠視のメガネの人の目が大きく見えるのと逆ですね。それで度がなくなったから、今までより目が大きく見えるので雰囲気が変わったんですよ」 「それでですか」  武志はふんふんとうなずいた。言われてみると、目が大きくなったような気がする。武志の親しい人間でメガネをかけている人間が居ないので、気が付かなかった。 「でも、なんで伊達メガネを付けてるんですか」 「昔からメガネをかけてたんで、なにか掛けないと落ち着かないというか、心細いような感じがするんです」  武志としては女心を理解できない部分があるが、伊達メガネはどちらでも良かった。真理はかけてても、はずしても、どちらも美しいと思う。どちらにも、それぞれの美しさがある。  武志は真理の外見が変わったことで少し心がざわついたが、気分を入れ替えて訓練を開始する。 「今日は真理さんをメインに訓練したいと思います。愛さん、優さんはサポートをお願いします」 「了解しました」  真理が代表して答える。返事はまだ少し硬い。 「準備は良いですか」 「問題ありません」 「じゃあ始めましょうか。真理さん、こっちへ来てください」  武志がベッドの端に腰掛け、真理を手招きする。  真理がメガネを外そうとすると、武志が止めた。 「せっかくですから、今日はメガネをかけたままにしましょう」  武志は別にメガネが好きな訳ではないが、メガネをかけたままの女性の相手をしたことが無いなと思い、単なる思い付きで言っただけだ。  真理は武志の指示を不思議に思いながらもメガネをかけたまま武志の元へと向かった。  武志は真理を横向きで自分の膝の上に座らせた。真理は武志より頭半分背が低いが、この体勢だと目のすぐ下に真理の巨乳がきて、目で楽しめるし、色々やりやすい。それと、急にきれいになった(訳ではなく、元からだが)真理を見て、少しいちゃつきたい気になったからだった。  武志は片手で真理の顔を引き寄せると唇に軽く触れた。そしてすぐに離れる。  また、軽く触れては、すぐに離れる。まるでラブラブなカップルがふざけて人前でキスしてる感じでキスを続ける。片手は真理のスカートの上から太ももに置き、体温と柔らかさを布越しに感じ取る。  武志はなおもチュッと軽いキスを続ける。真理が自分からも唇を出そうとするが、武志はわざとタイミングをずらして、真理からはキスさせない。  真理は愛と優に見られているのが分かって恥ずかしいのか、軽くキスをしているだけなのに、顔がほんのり赤くなってくる。太ももに置いた手も、真理の体温が上がってくるのを感じた。  武志は次の段階に進んだ。今度は唇を合わせると離れずに軽く横に動かし、唇同士をすり合わせる。それと同時に、スカートを少しずつたぐり上げ、太ももの半ばまでをあらわにすると、生脚の上に手を置いた。  唇をすり合わし続けながら、少しずつ手を動かしていく。指先からは微量の気を流す。武志は飽きることなく、その動作を続けた。  部屋は静まりかえり、何も聞こえない。武志の耳には真理の呼吸の音が聞こえるだけである。  真理は最初、鼻息が武志の顔にかかるのが恥ずかしく、できるだけ、ゆっくりと弱く息をするようにしていたが、体が熱くなってくるに従い、鼻息が強くなってしまう。  武志は自分の鼻息を感じているはずである。真理は恥ずかしくて、顔がさらに赤くなるのを感じていた。  それに目を閉じてはいるが、愛と優の視線を痛いほど感じる。特別勤務を挟んで、彼女達も約二週間男の愛撫から遠ざかっている。自分と違って経験の多いだけ欲求が溜まっているに違いない。嫉妬や羨望を感じるとともに、武志に一人愛される優越感も味わう。以前武志が彼女達を相手にした時は二人まとめてだった。自分は一人で相手をしてもらっている。そんなことも優越感に繋がる。二人の視線でさらに体が熱くなっていく。  太ももに置かれた武志の手からは、じれったいようなゾワゾワした感じが広がる。そこだけ体温が上がってしまう気がする。  何回か武志の相手をして、愛と優の相手をするのを見て、武志はじっくり時間をかけるのが好きだということは分かった。  だが今日は今までにないくらい、じっくりと時間をかけている。武志は若い男なのに凄い我慢だと思う。武志の若さなら、もっと乱暴でせっかちなのが普通だろう。前回三人掛りで武志を責めたときも、異常ながんばりようだった。普通なら、あそこまで我慢できないだろう。  班長だけあり、武志は只者ではない。回を重ねるごとに真理は、その思いを強くしていた。  真理が考え事をしている間も、武志は唇をすり合わせ続けていた。もう真理は一目で分かるほど顔を紅潮させている。太ももから染み込んでいる気は股間から子宮へと広がろうとしていた。 「あっ」  真理はお腹の奥がズキンと疼くのを感じて、小さな声を上げた。そのまま唇が軽く開く。  武志はそのタイミングを逃さず、真理の上唇を唇で挟んだ。そのままハムハムとやさしく挟み、舌で表面を撫でる。舌先からはごく弱く気を流す。  しばらく上唇を続けると、次に下唇で同じ事をする。またしばらくすると上に戻る。  そうしながら、太ももに置いた手は少しずつ動く範囲を広げながら、だんだん内側へ、奥へと進んでいく。  真理の太ももの内側は蒸れてじっとりとしていた。 「あぁ……」  真理の声がだんだん大きく艶を帯びたものになってくる。  武志は真理の唇をぴったり塞ぐと、舌を潜り込ませた。真理の舌がすぐに絡み付いてくる。武志は続けて頭を押さえていた手を、真理の脇の下から通して、胸にかぶせた。 「んふぅー……」  真理が口を塞がれたまま、喉の奥から声を漏らす。  武志は服の上から、やわやわと軽く胸を揉む。  真理はもっと強く揉んで欲しいと、体を揺すって催促するが、武志は軽くしか揉まない。代わりに太ももに置いた手をショーツぎりぎりまで進める。そして指先、舌先から流す気を少し強める。  真理の両脚は自然と開き、スカートがめくれ、太ももの大部分があらわになる。その太ももはピンク色に染まっている。 「んっ、んん……、んんぅー……」  真理は武志の舌を吸いながら、喉の奥から声を出し、体の疼きに耐える。いつの間にか、体全体に火が付き、疼き始めている。秘肉の奥でじゅんっと愛液が湧き、外へ向かってトロトロと流れているのが感じられる。ショーツが濡れてしまうのも時間の問題だ。  真理が腰をもぞもぞと動かし始めたところで武志は太ももから手を離した。下半身はもう十分火が付いている。次は焦らす段階だ。  空いた手で胸を軽く揉む。まだ胸は愛撫が足りない。大きいだけに火を付けるには時間がかかる。  真理は胸を突き出し、しきりと催促するが武志は無視をして、ゆっくりした一定のペースで軽くしか揉まない。準備にさらに時間をかけるつもりだ。 「んふぅー……、んんうぅ……、うふぅう……」  真理の声に切ない感じが混じってきて、さらに色っぽくなる。普通の男なら、この声を聞いただけで我慢できなくなりそうだ。  武志の脚の上で体をくねらせている。胸も股間も切ないのだろう。  そろそろいいかなと、武志は片手で胸を揉んだまま、もう片方の手で上の服のボタンを外す。合わせ目が開いていくにつれて中から巨大な固まりが現れてくる。  真理のブラは白地にピンクのレースがふんだんに使われた高価そうな物だった。武志は真理が下着にも気を付けるようになって、うれしく思う。  ボタンを外し終わると、そのまま脱がせ、続けてブラも外す。上半身裸になった真理は顔から首、鎖骨、胸の辺りまでピンク色に染まっている。特に耳は真っ赤になっている。武志の経験でいくと、耳や鎖骨が赤くなっている女性は演技ではなく本当に感じている。  真理の場合は、そんな所を見る間でもなく発情している様子が全身に現れている。これは演技でできるものではない。  真理は裸を見られるのが恥ずかしいのか少し顔を背けている。部屋の中に四人居て、一人だけ上半身裸になり、しかも感じてしまっているのが恥ずかしいのだろうか。今までに散々裸を見せてきて、前回などは自分から積極的に責めてきたのに今更と武志は思う。  武志はしばし手を止め、真理の事を眺める。メガネをかけたままなのが、知的な人を堕としているみたいで興奮する。紅潮した顔は始める前より、さらに美しく色気がある。たっぷりとした量感で重たげにたたずむ乳房も迫力があり、早く滅茶苦茶にして欲しいと誘ってくる。  武志ははやる気持ちを抑えて、乳房をゆっくりと揉み始める。優しく、ゆっくりと、下から持ち上げるように根元まで揉み込む。 「あ、あ、あぁ……」  真理から抑えきれない声が漏れる。  真理の声をもっと聞きたい武志は、キスで口を塞がずに、首筋を舐め上げ、耳をしゃぶった。  指先から流す気の量を段々増やしながら、ゆっくりしたペースで乳房を揉み続ける。だが、焦らすために乳首には触らない。  いくら揉んでも真理の乳房は飽きることが無い。最初は柔らかく指先を受け入れるが、奥に行くに従い弾力を増し、根元まで行くと指を弾き返す硬さがある。純子の胸も大きく柔らかいが、真理のように根元の弾力は無い。アメリカ人の固い乳房とも違う。武志が今までに出会った最高の胸だ。  それに揉むリズムに合わせて見せる真理の反応も、初々しさがあり男心をくすぐる。武志は知らないが部隊にいるので訓練のため相当の経験をしているはずだ。なのに、胸を揉まれた時に見せる反応は、ぎこちなく少女のようだ。色っぽい顔と相まってかなり興奮させられてしまう。  武志は思わず乳房を握り締める指に力を込めてしまう。 「んっ、んんー……」  それだけで真理は体を反らせ、一段と艶っぽい声を出す。武志はますます胸を揉む手を止められなくなる。  まだスカートをはいたままなので見えないが、きっとショーツは濡れて凄いことになっているだろう。スカートにまで染みているかもしれない。後で脱がせるのが楽しみで仕方が無い。  今までの経験からして、真理にはマゾの毛があるのではないかと武志は思う。純子に聞いた話ではマゾにも色々な種類がある。快感を苦痛の領域にまで広げた者。自由を奪われ、なぶられるのが好きな者など千差万別だ。  真理はネチネチと苛められるのが好きなタイプの気がする。焦らされたときの反応が人とちょっと違うのだ。普通は焦らされると、その先を求めるが、真理は焦らされること自体を無意識に望んでいる。他の女性でも焦らされる先には、より大きな快感がある事を知っていて、焦らされることを喜ぶ場合はある、だが、真理は焦らされること自体を快感と捉えているみたいだ。純子に近いタイプかもしれない。  言葉責めも効くかもしれないなと武志は思った。  真理の乳房が張りつめ一回り大きくなった。快感と切なさが混じる声も絶え間なく漏れている。乳房はかなりの時間揉まれ続けた為、赤く染まっている。  そろそろ頃合かもしれない。 「次はどうして欲しいですか」  武志は真理の耳元でささやいた。あまり言葉責めはしたことは無いが、一応一通りのことは純子から学んでいる。 「先を……、おっぱいの先をつまんで下さい」 「これで良い?」  武志は乳房を揉むのを止め、ほんの軽く乳首をつまんだ。 「んっ、もっと、もっと強くしてください」 「このくらい?」  武志は親指と人差し指で乳首をぐりぐりとつまみながら、気を流した。 「いっ、いいぃー……」  真理は頭を反らせながら大声で歓喜を表した。真理が乳首だけでイキそうになり、武志は慌てて指を離す。 「満足した?」 「はぁー……、続けてください……」  武志はイカせないように気を付けながら、乳首をつまみ気を流す。単純につまんだり、引っ張りながらつまんだり、乳首の先を指先でカリカリとこすったり、色々変化を付けて責める。その間も純子の様子を細心の注意で観察して、けしてイカせないように気を付ける。 「気持ち良いの?」 「あぁ……、いい、いいです……。乳首が気持ち良いー……」 「どうして欲しい?」 「あぁ……、続けて。もっといっぱいグリグリしてー……」  真理が叫ぶように答える。  武志はさらに指先に力を入れ、気を流し、ぎりぎりのぎりぎりまで真理を追い詰める。 「これで良い?」  武志は真理の耳をしゃぶりながら聞いた。 「いい、いい、いいー……。あぁー……、乳首で、乳首でイキそう。乳首でイクー……」  武志は指先の力を緩め、真理に最後のラインを超えさせない。 「訓練なんだから、我慢しなきゃダメだよ」 「あぁー、でも、イキたい。もう、もう、おっぱいでイキたい。イカせてー、おっぱいでイカせてー……」 「まだまだ我慢しなきゃ。真理さんなら我慢できるよ」 「だめー、もうダメだからー。もう、もうイカなきゃ、イカなきゃダメー……」  真理の声に涙声が混じってくる。目尻にもかすかに涙が浮かんでいる。 (きれいだ)  武志は真理の顔を見て、ますます苛めたくなってくる。乳首から指を離し、力一杯乳房を握り締めた。 「ぎ、ぎぃー……」  絶頂寸前のところで苦痛と快感が入り混じった波に襲われ、真理が奇怪な声を出す。  武志はそのまま乳房を上に上げる。つられて真理の体が上に上がる。  武志は乳房で真理をコントロールするようにして真理を立たせた。そして顔を動かし、愛と優を探した。  二人は少し離れたソファーに座り、赤い顔で体をモジモジさせていた。  武志が視線で二人を呼ぶと、よろけた足取りで近づいてくる。  武志が真理の乳首を二人の方へ向けると、愛と優は何も言われないでも、それぞれ乳首に吸い付いた。  武志は乳房から手を離し、代わりに双子に乳房も揉ませる。 「ああああぁー……」  武志の荒々しい揉み方から、女性ならではの優しいがツボを押さえた双子の愛撫に変わり、真理は切ない声を出す。  武志は真理の前へ回り、双子の間に入ると、真理のスカートを脱がせた。  スカートが床に落ちると、ブラとおそろいのショーツが現れた。  下半分はびっしょりと濡れ体に張り付き、性器の形をくっきりと浮かび上がらせている。真理の人より大きめのクリトリスも場所がすぐに分かるくらい形が浮き出ている。 「凄いよ真理さん。凄いことになってるよ」  武志は興奮を抑えきれずに声を震わせて言った。 「い、いやぁー……」  武志は思わず、ショーツの上からクリトリスを指先でひっかく。 「ひっ、ひぃー……、ダメー……」  真理の体が面白いように、びくっ、びくっと跳ねる。武志はつい楽しくなり、何度も繰り返して引っかいては、真理の体を躍らせる。 「ほんとに、ほんとに、もう……」  真理の声が切羽詰り、本当に危なくなってきたところで、武志はようやく指を止める。  真理ははぁー、はぁーと大きく息をしている。  武志は中を見たくなり、ショーツに手を掛け、ゆっくりと降ろしていく。ショーツの底は、ネチャーと言う音が聞こえそうなくらい張り付いていた。  ショーツが股間から離れるとき細い糸を引いた。 「ほんとに凄いよー。糸引いてるよ」  武志が宝物でも発見したかのように、興奮した声で告げる。 「い、いやぁー、ダメー、ダメー……」  真理は今まで以上に顔を赤くし、興奮で倒れそうだ。  武志はショーツを足首まで降ろし、スカートと共に片足ずつ抜いた。濡れたショーツは重みがあった。  真理の脚を開かせ、その間にうずくまり、上を見上げた。  秘唇は赤く充血し、濡れてキラキラ光っている。入り口は緩み、濃い赤色の粘膜が少しのぞいている。メノウ色のクリトリスも勃起し半ば以上を皮から顔を出している。そして秘肉全体がヒクヒクと動き武志を誘っていた。  武志が顔を近づけると発情臭がした。本気汁の匂いだ。  そのまま秘肉に口を当て、武志は愛液をすすり込んだ。 「あ・あ・あ・あー……」  疼ききっている股間に今日初めて触れられ、真理は気を失うかのような快感を覚えた。体に開いていた穴をふさがれたような充足感と痺れるような快感に、体が震えた。  口が開きっぱなしになり、溜まっていた唾液が涎となって、一筋流れ落ちた。  武志はクリには触れないように気を付けながら、秘肉を貪った。愛液をすすり、舌で掻き出し、飲み込んだ。さらに両手をお尻に回し、力一杯揉み込み、全力で気を流す。  愛と優は武志が加わったので、胸への責めを弱めた。代わりに空いた手で背中や脇腹などをさわさわと刺激する。 「あっ、あっ、あっ、あっ……」  真理が涙と涎を垂らしながら、言葉にならない声を出す。体が細かく震え、膝はガクガクしている。  もう真理は立っているのも限界だった。だが、崩れ落ちる寸前に武志が離れ、後ろから脇の下を支えられた。武志の行動が、あと数十秒遅かったら真理は動けなくなっているところだった。  愛と優も体から離れ、真理はベッドへと連れて行かれた。そのまま仰向けに寝かされる。その間に他の三人は服を脱ぎ全裸になっている。武志が双子に小声で指示を出してからベッドにやってきた。  真理は体に力が入らない状態だが、全身は熱く燃え、ズキンズキンと疼いている。頭の中は快感が渦巻き、思考能力はほとんど残っていない。ただ、イカせて欲しい。止めを刺して欲しいと、そればかりを考えていた。  武志は真理を四つん這いにした。体に上手く力が入らないが、わずか数分のインターバルで少し持ち直しているので何とか体を支えることができた。  その下に愛が潜り込み、秘肉に口を付けた。クリトリスをチロチロと舌先で弾く。 「おおおおぉー……」  いきなり弱点を責められ真理は雄たけびを上げた。さっき立っている時にやられたら間違いなく絶頂に達していただろう。失神していたかもしれない。ほんのわずかの休憩のおかげで何とか耐えることができた。  さらに愛の手が脇腹や太ももを這い回る。ゾワゾワした感じがスパイスとなり真理をさらに追い込む。  そして優の手が真理の尻肉にかけられ、がっと開かれた。  真理が鈍い頭で、まさかと思った瞬間、アヌスに舌が触れた。 「ひいいいいぃー……」  優の舌が優しく丁寧にアヌスの皺をなぞってくる。  普通のセックスしか好まない真理はアヌスはあまり使ったことが無い。訓練で最低限の拡張や挿入をしただけだ。アナルバージンではないが、鍛えているわけでもない。  予期していなかっただけに真理は混乱した。くすぐったいような、体の力を吸い取られるようなアヌス独特の感触に体中が震えた。  秘肉とアヌスの同時の責めで真理は再び快感を押し上げられていく。だが、同性の体を知り尽くした責めは真理をイカせてはくれなかった。  そこで真理は顔を持ち上げられた。目の前には武志の肉棒がそびえ立っている。  真理が口を開けると、武志は前かがみになり角度を調整すると、肉棒を押し込んだ。  真理は今日初めての肉棒に我を忘れて吸った。かすかにしょっぱい味が口の中に広がる。武志の味を思い出す。そして、唇と舌で感触と熱さを確かめる。武志の肉棒をしゃぶるとなぜか安心した。  武志は体を倒すと真理の乳房を掴んで再び揉み始めた。強弱をつけて絞るように揉み込む。 (あ、ああ、また……)  ここまで焦らされて、まだ焦らされるのか。真理は落胆した。だが、気持ちとは裏腹に体は貪欲に快感を受け入れる。すぐに絶頂間際へと追い上げられてしまう。  先ほどまで責められていた胸からは余韻が去っていない。そこをさらに責められ、破裂しそうなくらい熱くなり、張り詰めている。  声を出そうにも肉棒で口を塞がれ、くぐもった音しか出せない。どうしようもなく真理はただ耐えるしかなかった。唯一できることは、自由な指先でシーツを掴むことだけだ。  鼓動に合わせて体の疼きが脈を打つ。それが脳に大きく響く。体中が性感帯になり、武志、愛、優の触れているところ全てが熱く、快感が湧き上がる。その中でも武志の指が触れているところからはピリピリした良く響く快感が発生している。  武志は黙々と胸を揉み、真理を絶頂寸前で焦らし続ける作業を続けた。体勢が変わると、胸の柔らかさも微妙に変わり、揉んでいて全く飽きない。四つんばいで胸が垂れ下がっているときの効果的な責め方を探りながら、武志は揉み続けた。  もちろん、真理の状態には注意を払い、けしてイカせないように気を付けている。何度も寸前から引き戻していた。  もう、愛と優は愛撫をほんの少ししかしていない。舌先でくすぐる程度だ。なのに完全に燃え上がっている体からは快感の波が次から次へと頭へ届く。真理の頭の中は混沌としていた。 (もうダメ……)  先ほどのほんの少しの合間で回復した体力は、もうすっかり使い果たしている。腰を上げているのが辛い。脚にも力が入らなくなってきた。 (あぁぁぁぁー……)  そして、とうとう真理は体を支えることができずに、愛の顔の上へへたり込んでしまった。愛が顔を振り、もがいて、なんとか空気の通り道を作る。  武志は良くがんばったと、真理の頭を何度も撫でてから、口から肉棒を抜いた。  ベッドに仰向けになり、真理へ言った。 「来て」  とうとう、とうとう入れてもらえる。真理は重い体を引きずって武志の体をまたいだ。両手を武志の胸に置き、突っ張り棒にして自分の体を支える。もう腰を上げるのが精一杯で片手を離すことができない。困っていた真理を見かねて、愛が肉棒を掴み、真理の秘肉へ位置を合わせた。  肉棒の先が秘肉に触れたのを感じた真理は一気に腰を落とし、肉棒を一番奥まで迎えいれた。  にゅぷぅという音とともに肉棒は根元まで飲み込まれた。  その時、真理に全身を杭で貫かれたような巨大な衝撃が走った。 「あっ、あっ、あっ、あっ……」  息がまともにできない。体の震えが止まらない。秘肉が燃えるように熱い。自分でも秘肉がピクピクとひくついているのが分かる。目の前には星が飛んでいる。崩れ落ちそうな体を武志が両手で支えてくれていた。  極限まで焦らされ続けた体は、挿入しただけで絶頂に達した。これほど強い快感は生まれて初めてだった。体がどうにかなってしまったかと錯覚するほどだった。これが本当の絶頂だとしたら、今までのものは何だったのだろうと思う。初めて武志とセックスをしたときよりも快感が大きい。こんなことをしょっちゅうやられたら体が幾つあっても足りない。  真理が余韻を噛み締めていると、武志が腰を揺すり始める。 「ほら、動いて」 「ま、待って。無理。まだ引いて無いから。ま、ま、待ってー……」  武志は真理の腰を掴みガンガンと下から突き上げる。 「ああああぁぁぁぁー……」  イッた直後の敏感になっている時に、荒々しくこすられ、突き上げられ、真理は我慢することができなかった。秘肉からおぞ気とともに耐えられない快感が襲い掛かり、半ば無意識に大声を上げていた。 「ほら、動いて、自分で動いて。それから、もっと締めて。お尻に力を入れて」  武志は真理の体を飛び跳ねさせながら、指示を出す。 「無理、無理、無理、無理、力が、入らない。休ませて」 「訓練なんだから、がんばって」 「あぁっー、む、無理。ほんとに無理だからー。壊れちゃうよー……」 「真理さんならできる」  武志は真理の乳房に手を伸ばし、掴みながら言った。 「あぁー、ダメー、いっ、イク……。イク、イク、イク、イク、またイッちゃうよー……」  真理は秘肉を痙攣させながら、先ほどの絶頂よりもう一段高い所へ連れて行かれた。 「……」 (いっ、くぅー)  真理はもう声を上げることもできなかった。無言のまま、全身を限界まで反らせている。目と口は限界まで開いているが、目の焦点は合っていない。黒目が隠れ、大部分が白めになっていた。 (死ぬ)  そう思ったのを最後に真理の意識は切れた。  真理が気が付くとベッドの上に寝かされていた。目を開けてもすぐには自分がどこに居るか分からなかった。  時間がたつにつれ、ぼやけていた視界がはっきりとして、コンクリートが打ちっ放しの天井が見えた。天井には何本ものレールが平行に走っている。 (あれは、やっぱり女の人を吊るすのに使うのかな)  真理がぼんやり考えているうちに意識も段々はっきりとしてくる。始めの頃は割合はっきりと思い出せるが、途中から記憶が途切れ途切れになっている。  武志に挿入されてからは泣き叫び、この世のものとは思えない快楽を味わった気がする。体にはかすかに熱の名残が残っている。  最後ははっきりと覚えていない。記憶が飛んでいる。おそらく失神したのだろう。セックスで失神したのは初めてだった。前回の時、人生最高のセックスだと思ったが、今回はそれ以上だった。自分がおかしくなるのではないかと思ったくらいだ。  果たして武志は今回全力を出したのだろうか、もしかするともっと上の段階があるのではないか。そうなら、どんなに凄いのだろう。それを味わってみたいと思う気持ちと、壊れてしまうのではないかと気持ちがせめぎ合う。人間はこれ以上の快感に耐えられるのだろうか。興味が湧いてきた。  真理は頭が良すぎるだけに何もかも分かった気になって、世界は面白く無いと思っていた。日本なんて小さい所に居ても仕方が無い、世界を動かす仕事でもしようかなと思っていた。だが、違っていた。狭い日本にさえ、武志みたいな男が居るのだ。今まで自分の居た世界こそが狭かったというのを思い知った。  武志はどこだろうかと辺りを見回すと、ベッドの反対側に寝転がっていた。両側には愛と優が武志に体を寄せて眠っている。私の後に二人とも相手をしたのか。真理は驚くというか、呆れてしまった。  武志と真理の絡みを見て興奮してしまった双子が武志に猛烈に迫ったため、断りきれず、武志が二人を瞬殺しただけなのだが真理は知る由も無い。  武志はどこまで凄いんだろう。まだ限界が見えてこない。  真理は頼子に言われた言葉を思い出していた。 『普通の国連職員が経験できない刺激的な経験ができる』  確かにその通りだ。こんな経験ができるのは全人口の内、ほんの一握りだろう。  いつか武志の限界を見てみたい。まだまだこの男とは離れられないなと真理は思った。 <第59章>  水曜日、合格発表の日、武志は医学部の掲示板の前で緊張していた。もうすぐ十時で合格発表が始まる。周りには三十人近い人が集まっている。恐らく全員編入試験の受験者か関係者だろう。  みんな表情が硬い。当たり前だ。倍率が二、三十倍の狭き門だ。合格に自信が有る人はほとんど居ないだろう。もちろん武志にも自信は無い。だが、やるだけはやったという達成感はある。  十時数分前、係員がゆっくりと歩いてくる。掲示板のガラス戸の鍵を開ける。紙を張るスペースは事前に空けてあった。後は貼るだけである。係員が時計を見ている。集まっている人間も時計を見て、頭の中でカウントダウンをしている。  十時ちょうど、係員は紙を張り出した。A4一枚、安っぽい感じだ。合格者はたった五名なので、この大きさで十分なのだろう。  掲示板の前に人が殺到し、人垣ができる。背が高い武志は人の頭の上から覗く。 「23。23。23……」  祈るような気持ちで武志は紙を見つめた。だが、人が押し合っているので、落ち着いて見ることができない。 「あっ」  小さい声を出してしまう。押される前、一瞬、23と言う数字が見えた気がした。  人だかりは、徐々ににまばらになっていく。武志は一番前に出て紙を見ることができた。 『23』  ある。確かにある。 (ひゃぁー……。受かった。受かった。受かったぁー)  武志は心の中で叫んだ。人前で叫ばない最低限の理性は残っていた。周りを見渡すと、ほとんどが元気なく歩いて立ち去っている。走り去る人は一人しか居ない。あの人は受かったのかな。そうなら、四月から同級生だ。顔も見ていないが、仲間意識が湧いてくる。  そんなことより報告だと、武志は人が居ないほうへと歩いていき、家へ電話を掛けた。家には母が居て、とても喜んでくれる。  次に美咲と瞳へメールを送る。講義中なので電話をすることができない。  それから、頼子部長へ電話をした。だが、頼子部長の答えはあっさりしていた。 「おめでとう。がんばったわね」  もっと喜んでくれるかと思っていた武志は肩透かしを食ったような気になる。  そんな武志の気持ちを察したのか、頼子が言った。 「ごめんね。結果は先週から知ってたのよ。不正は良くないかなと思って黙ってたけど」  武志は唖然としてしまった。迂闊だった。頼子なら事前に調べそうなことくらい、ちょっと考えれば分かることだ。気が付かなかった自分が腹立たしい。 「明日以降のスケジュールを立てるのに、どうしても知る必要が有ったの。悪く思わないでね。でも、安心して、結果には一切介入して無いから。武志君が実力で通ったのよ。本当におめでとう」  わざわざ強調されると、逆に試験結果に介入されたのではと思ってしまう。頼子なら、文部科学省の偉い人によろしくの一言くらい試験の関係者に言わせていそうだ。だが、武志には確かめようが無い。頼子のことは忘れることにした。  その後も武志は忙しかった。ゼミの教授へ報告へ行き、しばらく話をする。それから大学の就職課へ行き、進路が決定したことを伝える。  美咲と瞳から電話がかかってきて、話をする。  ゼミの仲間と合格祝いを兼ねて昼ごはんを食べに行き、おごってもらう。  午後からは卒業研究に没頭する。  そして夕方、武志は待ち合わせ場所の渋谷に居た。今日は美咲と瞳から合格祝いを貰うことになっている。家にも今日、明日の夕食はいらないことを伝えてある。  美咲と瞳の二人がほどなくしてやってくる。 「もうお店は予約してありますから行きましょう」  人通りが多いので三人並んで歩くわけには行かず、美咲と瞳が前、武志が後から付いていく。  目的の店は駅から近く、十分も歩くとすぐに到着した。 「ここです」  看板にはイベリコ豚、石焼などと書いてある。なぜ豚肉と武志は不思議に思う。お祝いに豚肉というのもそぐわない感じがする。二人が食事をご馳走してくれるというので、もっと小洒落た店か逆に大食い系の店を想像していたので、違和感を覚える。だが、せっかく二人が選んだ店なので武志は何も言わずに付いて入る。  中に入ると、照明は抑えてあり、結構雰囲気が良い。まだ店が新しいのか、内装もきれいだし、おしゃれな感じがする。武志としてはうれしい意外性だった。  料理は事前に注文してあるらしく、座ると水に続いてワインが運ばれてきた。 「スペイン産の赤ワインです。では乾杯しましょうか」  三人がグラスを掲げる。 「武志さん、合格おめでとう」 「おめでとうございます」 「ありがとー」  グラスを合わせてから、一口飲んでみる。けっこう飲みやすい。ごく普通の中流家庭に育った武志はワインなどめったに飲まない。父親が飲むのはビールか焼酎だし、武志自身飲めないわけではないが普段はあまりお酒を飲まない。  だからお酒は詳しくないが、その武志が飲んでも美味しく感じる。けっこう高いワインじゃないかと思う。  続けて前菜として生ハムが出てきた。ハモン・イベリコ・デ・ベジョータ。  武志はそれほど期待せずに、何気なく食べた。  口に入れると最初はしょっぱい感じがしたが、噛み締めると肉の深い味と甘みが広がる。噛んでも噛んでも旨みが出てきて、口の中が肉の味でいっぱいになる。飲み込むのがもったいないくらい美味しい。これほどまで美味しい肉を今まで食べたことがない。  飲み込んでも口の中には後味が残っていて、美味しい余韻が続いている。 「あんまり美味しいからびっくりした。こんなに美味しいお肉を食べたのは初めてだよ」  武志が興奮気味に話す。 「喜んでくれてうれしいです。このイベリコ豚ってどんぐりとか食べて大きくなるんですって。脂肪の溶ける温度が人間の体温より低いから、生ハムでも口の中で溶けて美味しいそうですよ」  美咲がうれしそうに説明する。  最初、豚肉なんてと思ってた武志は反省した。こんなお店をどこで探してくるのだろう。 「瞳と二人でどこのお店にしようか悩んだんですよ。お医者さんを目指すんだから、それにちなんだ料理が良いなと思ったんですけど、何も浮かばなくて。それで結局、駄洒落にしました……」 (あっ。医者、いしゃ、いしや、いしやき……)  言われるまで気付かなかった。この二人の女の子は本当に凄いと思う。やること全てがウィットに富んでるというか、気が利いてていつも驚かされる。頭の良さではかなわない。  ワインを飲みながら生ハムを平らげると、続いて焼かれた石の板と豚肉が出てきた。これが石焼なのだろう。  料理の腕では一歩リードしている美咲が自分の出番だと石の上に肉を並べていく。肉がじゅぅーと控えめな音を立てながら焼かれていく。  美咲に取り分けてもらった肉を食べて、武志はまた驚いた。生ハムよりさらに甘く感じる。それに柔らかくて口の中で崩れ溶けていく。今まで食べていた豚肉とは次元が違う。武志は夢中になって肉を食べた。  ガツガツと食べる武志を美咲と瞳の二人がうれしそうに見つめる。  石焼の締めにはチャーハンが出て、武志はそれも二人前近く食べた。味、量ともに満足して武志が一息付いていると美咲がカバンから細長い箱を取り出した。きれいに包装され、リボンが掛けられている。 「武志さん、合格祝いのプレゼントです。開けてください」  武志は何だろうかと思いながら包装を開ける。腕時計にしては箱が大きすぎるし、自分にネックレスは似合わない。  ワクワクしながら蓋を開けると中には聴診器が入っていた。 「これも悩んだんですが、兄弟にお医者さんが居る友達に聞いてもらったの。何が役立つかって。そうしたら聴診器だって」 「あ、ありがとう」  武志は思いもかけないプレゼントに驚いて声が上手く出ない。  手にとって見ると、ひんやりした感じと、ゴムの匂いがした。浮かれる一方だった気持ちを引き戻され、がんばらなければいけない気持ちがふつふつと湧いてくる。  よく見ると、耳に当てる管のところに『T.YAMANAKA』と刻まれている。 「ネーム入りだよ。なんとかツテをたどって武志さんと同じ大学の医学部の人に種類を聞いて買ったから大丈夫。四年生くらいから使い始めるらしいから、それまで大切に取っておいてね」 「ありがとう。大切に使うよ」  武志はうれしくて涙が出そうになるのを、ぐっとこらえた。 「大変なときはこれを見てがんばってね。二人で『がんばれー、がんばれー』って念を込めといたから」 「ああ、がんばるよ」 「それにいつもこれを持ってたら、浮気できないでしょ」  武志はぎくっとしてしまう。 「高かったんじゃない。それに、もし俺が落ちてたらどうしたの」 「バイトしてるから大丈夫だよ。それに絶対合格すると信じてたから」  瞳も横でうんうんとうなずいている。  こんなに高いものを貰ってしまって、次に二人へプレゼントをするのが大変だと武志は思った。  美咲が武志の顔を引き寄せ、テーブルの上で耳打ちする。 「今日は私がダメな日だから、次の日曜日にいっぱいしようね」  武志は急に言われてドキッとする。  武志、美咲、瞳の三人ともお酒の酔いも手伝って、全員顔を赤くしていた。  合格発表の翌日、武志班の訓練日、真理達メンバーは武志が編入試験に合格した事を知っていた。 「班長、合格おめでとうございます。これは頼子部長から預かってきたプレゼントです」  真理が代表して武志に渡す。中にはパソコンソフトが入っていた。医療用の用語集と翻訳ソフトだった。こういった専門的なソフトは買うと高いのではないか。武志は恐縮してしまう。 「それで私達からのプレゼントは、これ」  そう言って、愛はドンと何かのボトルを置いた。 「何ですか?」 「ローション。業務用」 「へっ……」  武志はあっけに取られてしまう。 「細かいことは良いから、準備、準備」  どこからか2メートル四方はある巨大なエアマットが運び込まれる。武志は三人掛りであっという間に服を脱がされ、マットの上に寝かされる。暖房が強められているのか寒くは無い。  三人の女性は服を脱いだり、ローションを洗面器に移したり、タオルを用意したり、色々準備に忙しい。  武志がぼんやり待っていると、準備が終わったのか三人が武志の周りに集まる。 「最初はうつ伏せになってください」  武志は言われるままうつ伏せになる。エアマットはふわふわで何か心もとない。  初めての経験でドキドキしながら待っていると、背中に何かが垂らされた。暖かくて、ドロッとしている。これがローションか。思ったより違和感は無い。  ローションは背中からお尻、脚、腕と全身に垂らされる。それからどうなるのかと武志が待っていると、六本の手が取り付いて、ローションをまぶしていく。 「うわぁっ」  くすぐったさに武志は思わず声を上げる。片側に愛、反対側に優、両脚の間に真理が陣取り、それぞれ手でやさしくローションを塗り広げる。手の平や足の裏、指の間まで丁寧に塗られていく。ぞわぞわした感触が体のあちこちから湧き上がり、武志は体をくねらせてしまう。くすぐったいような独特の気持ち良さは初めての感触だ。  ローションをまぶし終わると、三人は手を止めた。そして体を倒して武志の体に密着させる。 「おおおおぉー……」  六個の乳房が体に当たり、その柔らかさに武志はうれしい声をあげる。ローションがあると胸が当たる感触も一味違う。単なる裸よりも密着感が増している。三人の女性に囲まれ、一つに溶け合う一体感さえする。  こんなのも良いなと武志が思っていると、三人の体が動き始めた。ローションの滑りを使って、三人の体が激しく大きく前後に動く。武志は上半身を上から下まで乳房でマッサージされる。  特に真理の巨大な乳房は武志の背中に至福の感触を伝えてくる。 「我慢しないで、いっぱい感じてください」 「あぁ……、気持ち良いですー……」  体中から力と共にストレスとか疲れとかが全部抜けていく感じがしていた。ローション・プレイがこんなに気持ち良いものだと武志は知らなかった。風俗でサービスしているだけある。男の幸せベストスリーに入る気持ち良さだ。武志はまさに骨抜きにされた。  武志の体から力が抜け、ぐにゃぐにゃになった所で、三人は小技を使う。  愛と優は脇の下を胸でこする。コリコリした乳首と柔らかい乳房の二つの感触を脇の下で味わい。くすぐったいような、痺れるような言葉に表しにくい新しい快感だった。それが終わると二人は武志に自分の胸を揉ませる。ローションで滑り、掴みにくい。逃げる乳房を追いかけるのも楽しい。乳首をいじるのも抵抗が少ないので高速で弾ける。色々な初めてで武志はますますうれしくなってきた。  真理は乳房で武志の尻肉をマッサージする。硬くなった乳首がアクセントになり、これもけっこう気持ち良い。それから真理は尻肉の間に片方の乳房を割り込ませた。乳首がアヌスから会陰を刺激すると共に乳房の柔らかさも楽しめて、二倍気持ち良い。 「すっごく、気持ち良いです。体が溶けそうな感じ。天国に居るみたい……」  武志は王様気分で三人のサービスを満喫した。  次に武志は仰向けにされた。肉棒は完全に勃起してお腹に当たっている。  体の表側にも三人によりたっぷりとローションが塗られた。肉棒にも袋にもたっぷりとまぶされる。  武志の首から下がローションまみれになると、三人が体に取り付いた。  真理は上から、愛と優はそれぞれ左右から密着する。真理は上からキスをして、双子は左右から耳をしゃぶる。  うつ伏せのときは体とマットの間にローションが付いていなかったので、それほど体が動かなかった。しかし、今度は体の裏も表もヌルヌルなので、三人の女性が体を動かすたびに武志の体もつられて動く。不安定なというより浮遊感がする。  両耳からはクチュクチュという音がステレオで響き、胸と両肩に柔らかい乳房が押し当てられる。体の全面全てが女体で覆われ、肉棒も真理の腹で微妙にこすられる。  武志は真理の舌をチューチューと子供のように吸いながら、不思議な感覚を味わう。頭もぼんやりとしてくる。  いつまで続くのか分からない心地良さに武志が酔いしれていると真理が前後に動き始める。 「あぁ……」  巨大な乳房に胸から股間までをこすられ、武志から声が漏れる。  続いて、愛と優に腕や体の横を乳房でこすられる。さらに、三人の余った手は武志の体を這い回る。  武志の体は水面に浮かぶ落ち葉のように揺れた。平衡感覚が麻痺してきて、目をつむると、さらに自分がどうなっているのか分からなくなってくる。ただただ柔らかいものに包まれて揉みくちゃにされる感覚に酔いしれる。  肉棒は絶えずこすられ続ける。時折双子の手が伸びてきて、ふざけるように数回こすっては逃げていく。 「はぁぁー……」 「好きなだけ出して良いんですよ」  誰かが耳元でささやくが、意識が薄れている武志には良く分からなかった。  そして真理によってパイズリが始まった。双子は耳、首筋、脇の下、乳首と武志の弱点ばかりを責めてくる。 (あぁ、柔らかい……)  やっぱり、パイズリの気持ち良さは別格だ。秘肉やフェラとは違う柔らかさがある。パイズリだけは巨乳の人に限る。愛や優では不十分だ。真理を班に入れて良かったと、つくづく思う。 「いっぱい出して良いのよ。我慢しないで、いっぱい出して」  耳元でなまめかしい声でささやかれ、武志は急速に射精感がこみ上げてくる。  肉棒がさらに大きく硬くなるのを察して、真理は亀頭の先端をペロペロと舐め、肉棒を挟む乳圧をあげた。 「ほら、出して。真理にぶっかけて」 「女の顔に掛けるの好きなんでしょ。いっぱい掛けて良いのよ」 「それとも飲ませたいのかしら」 「好きなところに出して良いのよ」  左右の耳に交互にささやかれ、耳の穴に舌を入れられ、ぞくぞくと寒気にも似た震えが体に走る。 「ああああ、あぁー……」  武志の玉が持ち上がり、袋がきゅっと締り、最後が近い事を告げる。 「出るよー……」  武志は情け無い声で真理に告げる。班長としての威厳などかけらもなかった。 「良いわよ、濃いのいっぱい出しなさい。真理の顔にぶちまけて」 「あ、あ、あ、あぁ……」  亀頭がぶわっと膨らんだかと思うと、武志の体が震え、輸精管がうごめいた。  ぶっしゃぁー、ぶびゅぅー……。  激しい勢いで精液が飛び出し、真理の顔を打った。下からの角度なので、唇から、鼻、眼、額にまで広範囲にべっとりと粘った白濁液がこびりつく。  真理は第二撃まで顔で受け止めると、肉棒を口に咥え、吸い上げる。  びゅるうぅー、びゅるるぅー……。  真理の吸引に助けられ、残りの精液も凄い勢いで発射される。真理は器用に舌で受け止め、口の中に溜めていく。  びゅるっ……、ちゅりゅっ……。  真理は残り汁すべてを吸い上げ、口の中に収める。 「あうぅー」  敏感になっている亀頭を吸われ、武志は声を漏らしてしまう。  真理は口に精液を溜めたまま亀頭をペロペロ舐めていたが、武志が下を向き目が合うと、武志の目を見つめたまま、ゴクッと喉を鳴らして精液を飲み込んだ。  武志は真理が自分の精液を飲むのを見て、とても興奮してしまう。精液が消化され真理の全身の細胞へ運ばれていくさまを思い浮かべ、七分立ちの肉棒に再び血が流れ込む。  武志が余韻を味わおうと、目をつむりじっとしていると、三人の女性が動いた。  真理が仰向けで武志とマットの間に潜り込んできて、武志の体を自分の上に乗せてしまう。  さらに愛が武志の肉棒を掴むと、ちゅるんと秘肉に飲み込み、うつ伏せで武志に覆いかぶさってきた。優は枕元で三人の体を支えている。  武志は女体でサンドイッチにされてしまった。これはベッドの上だと一番下の女性が苦しくてできないだろう。マットならではの体勢だ。  愛が乳房をこすりつけるように動く。秘肉も肉棒を磨くようにこすり上げる。  真理は下から武志の耳や首筋にしゃぶりつく。  仕上げに優が逆向きになって武志の唇に吸いついた。 「んんー……。ん、んんふぅー……」  またもや経験のしたことの無い感覚に武志は喘いだ。  全身に肉が絡みつき、肉棒も秘肉に包まれる。耳にはぴちゃぴちゃしゃぶる音やなまめかしい鼻息が聞こえる。口は塞がれ唾液を流し込まれ、舌を吸われる。  先ほど出したばかりだというのに、肉棒は完全に勃起し、ガチガチに硬くなっている。  愛は武志から搾り取ろうと、全力で秘肉を締め上げる。入り口だけでなく、内部もきゅーっと肉棒を絞る。 「我慢しないで、出してください」  真理が耳元でささやく。ぞくぞくぞくーとした快感が武志に走る。  三人の余った手が武志の体を這い回り、さらに追い詰める。 (あぁ、溶けるー……)  上下に体を挟まれるとさらに一体感が増し、体と体の境界線が無くなってしまったようだ。子供に返り、母親に抱かれているような懐かしい気持ちさえしてくる。 「い、いいぃー、いいよぅ。もっとー……」  もう、プライドも何もなく、武志は思った事を口にする。我慢していなくても一度出している分だけ長持ちする。いつまでもこの時間が続いて欲しい。  愛が前後運動を止めて、腰から下を回転させる。亀頭の先が子宮口ですれて痺れるような、漏れるような快感が湧き上がる。  さらに真理は武志の腰を掴んで愛とは逆向きに回転させる。すれる感じがさらに強くなる。そして、腰の回転につられて上下の乳房も動き、より柔らかく感じる。  おまけに両耳から、ささやき声が聞こえてくる。 「出して、出して、中にいっぱい出して……」 「熱いのをぶちまけて……」 「妊娠させても良いのよ……」 「赤ちゃんちょうだい……」  プレイの上での言葉だと分かっていても、武志の興奮は最高潮に達する。 「うおおおおぉー……」 「きて、きて、きて、きてー……」  武志は愛を抱きしめると、一番奥へ一気に撃ち放った。  どくぅ、どくどくどくっ……。  熱い固まりが愛の一番深いところを叩く。  武志は最後の一滴まで出し尽くそうと、愛にしがみ付く。  愛も秘肉で絞るように締め上げ、残り汁まで搾り取ろうとする。 「あ、あ、あぅ、あぁ……」  武志は体を震わせながら射精感に浸る。女性に包まれながらだと、いつもより一段深い射精だった。今日は二発目なのに、いつもの一発目以上の濃さと量の精液が出た。  武志が余韻に浸ろうかと思っていると、愛が上にずり上がり、乳房で顔をマッサージする。  肉棒がずぼっと秘肉から外れ、武志は一瞬寂しく感じた。それもつかの間、すぐに温かいものに包まれる。優の口だ。気付かない内に足元へ移動した優に咥えられていた。  優はそのままやさしくお掃除フェラを始める。 「あ、あ、あ、あはぁー……」  ただきれいにするだけでなく、肉棒の高まりをクールダウンするような巧みなフェラだった。  武志はだんだん落ち着いてきて、少し眠たくなる。目を閉じれば、寝てしまいそうだ。 「さーて、一次会は終わったから二次会に行こうか。武志、寝てる場合じゃないよ」  愛が元気に宣言する。 「えーっ、二次会ですかぁ」  もう十分満足していた武志はこれで終わりでも良いと思った。 「次はご飯食べに行くよ。頼子さんが何ヶ月も前に予約した店だよ。例の星が付いてる店だからね。きっと、おいしいぞー」  そんな前から。武志は頼子の手抜かりの無さにあらためて感心すると共に、非常にありがたいと思った。 「高いんじゃないですか。俺、死ぬほど食べますよ」 「私達がいくら給料貰ってると思ってるの、武志一人くらい食べさせるの余裕よ。なんなら、一生面倒見てあげても良いわよ」  愛の本気か冗談か分からない言葉を受け流して、武志は言った。 「俺の本気を見せてあげますよ」 「生意気なことを。今日はオールだからね。子供じゃないんだから途中で帰さないよ」  愛と武志の会話を真理と優はニコニコしながら眺めていた。  次の日曜日、武志は美咲と瞳に連れられ、渋谷のホテルに来ていた。  合格発表の日は美咲がピル休薬の出血中でセックスができなかったので、今日は二人掛りでたっぷりと合格祝いをする予定だ。  部屋に入ると、武志はすぐにソファーに座らされ、目隠しされた。そして、美咲と瞳の二人はシャワーを浴びてから、服を着替える。  武志が待ちくたびれた頃、二人の準備ができた。 「目隠しを外しても良いですよ」  美咲の声に武志は邪魔物を外し、ゆっくりと目を開けた。  そこには看護師と女医が居た。  美咲はピンクのナースウェアに同色のナースキャップ。瞳は長袖の白衣。 「じゃーん。どうですか」 「似合いますか」  武志は言葉を詰まらせた。予想してなかっただけに、とても驚いた。また何かのコスプレだとは思ったが。白衣とは思わなかった。医学部合格だから、ちょっと考えれば予想できそうなものだ。武志はいつもながら自分の頭の回転の悪さにがっくりする。 「あ、ああ、似合ってるよ」  美咲のナースウェアはウエストが絞ってある半袖タイプで体のラインが良く分かる。瞳はごく普通のコート型の長袖だが、背が高い瞳に似合っている。  どちらも裾が上げられ、太ももの大部分が見えていて、とてもエロい感じがしている。 「武志さんが女医さんや看護師さんを見ても浮気しないように、慣れてもらおうと思って」 「本物の白衣をネットで買って、裾は自分達で上げました。だからアダルトグッズの白衣じゃないですよ」 「二人ともきれいだ」  武志は立ち上がると、二人を抱きしめ、交互にキスをした。最初から全開で気を流し、一気に二人を溶かしていく。  今までの武志との付き合いですっかり気が通りやすくなり、感じやすくなっている二人は、すぐさま真っ赤になり、トロトロに柔らかくなってしまう。頭はぼーっとして、体は熱くなり、お腹の奥が疼き始める。  武志は二人の胸元のボタンを幾つか外し、中に手を滑り込ませる。二人は白衣の下には下着しか着けていなかった。ブラの上から胸を揉みながら、鎖骨から首筋を舐め上げる。  この二人にはいつも驚かされる。最高の彼女だ。武志は感謝の気持ちを愛撫で二人に伝える。舌先、指先から全開で気を流しながら、二人をさらに溶かしていく。  タイプの違う二人の美少女を同時に責める幸せに感謝しながら、武志は情熱的に愛撫を続ける。  美咲の可愛い顔が切なげにゆがむのも良いし、瞳の中性的で整った顔が快感を耐えるのもそそられる。武志は我慢できなくなり、カップの中に手を捻じ込み、乳首ごと荒々しく胸を揉みしだく。そして、交互に二人へ口付けし舌を吸い上げる。若い二人の口は新鮮でみずみずしい。武志は夢中で吸いまくった。  感じやすい瞳の足が先にガクガクと震えてくる。  そこで武志は二人のブラのホックを外す。そしてベッドに手を付かせ、お尻を高く上げさせる。  後ろに回り白衣の裾をめくると、二人のショーツに包まれたお尻が目の前に現れた。  美咲はローレグ気味のパステルブルー。大きなお尻の肉がはみ出し、とてもいやらしい。  瞳はレースがふんだんに使われた黒のハイレグショーツ。小ぶりだが形の良いお尻が丸出しで、頬擦りしたくなるほど似合っている。  二人はお尻を見られて恥ずかしく、もじもじと脚をすり合わせる。  武志はまずはショーツの上からお尻の手触りを楽しむ。  美咲の大きくて柔らかい尻肉、瞳の弾力のある尻肉、その違いを確かめながら撫で、揉む。指先からは気を全開で流している。  尻肉を思う存分楽しんでから、武志は手を二人の太ももへと移動させる。  美咲の細くて白く形の良い脚、瞳の引き締まって少し日に焼けた健康的な長い脚。脚も手触り・弾力が二人で違う。だが、二人とも若いだけあって張りがあり、滑らかなのは同じだ。  太ももから、ひかがみ、ふくらはぎと、武志は二人の脚も堪能する。滑らかな感触をもっと味わうために舌も這わせる。 「ああああぁー」  舌が股間に近づくと、二人の体の震えが激しくなる。  武志は片方だけが先に行かないようにしながら、二人を高めていく。  二人の脚は自然に開き、武志の頭が入りやすいようになる。  武志は後ろからだけでなく、両脚の間にも潜り込んで舌と手を這わせる。  まずは美咲の太ももの内側を舐め登ると、脚をガクガクさせて耐えている。そのいじらしい姿に武志はたまらないいとおしさを感じる。  ショーツのぎりぎりまで舌が進むと、濃い匂いが漂ってくる。ショーツには染みが広がっている。  胸いっぱいに匂いを嗅いでから、反対側の太ももを舐め下る。美咲が期待を裏切られてがっかりしているのが体の動きから何となく分かる。武志はそのまま瞳へ移る。  瞳にも同じように太ももへ舌を這わせると、歓喜で体を震わせている。ショーツの染みは美咲より大きい。  武志は二人の脚の間を行ったりきたりしながら、二人をどんどん高めていく。  二人の性感はちょっと高められては、ちょっと下げられながらも、確実に高まっていく。 「あ、あ、あ、あぁ……」  美咲はシーツを握り締め、頭を振りながら武志の舌に耐える。 「んんっ」  瞳は息を呑み、体を細かくブルブルと震わせながら耐える。  二人が健気に耐える姿は、武志をとても興奮させた。楽しいというか、征服欲を満足させる。美少女二人を自由にすることは男冥利に尽きる。そしてさらに苛めたくなってしまう。小さい子供が好きな子を苛めるのと似た心理だ。  武志も次のステップへ進みたくなってくる。  二人のショーツを膝のところまで降ろす。全部脱がさないのがとてもいやらしい。  二人の秘肉は濡れて光り、パクパクと動いている。十代の女の子二人の秘肉がひくつく姿を眺めるなんて、普通の男にできる経験では無い。武志は胸が熱くなる。  そっと手を伸ばし、くちゅくちゅと入り口付近をかき混ぜる。 「はあああぁー……」 「んふうぅー……」  疼く秘肉をようやく触ってもらえて、二人から満足の声が漏れる。  だが、武志はそれ以上先には進まない。秘肉の疼きはさらに大きいものになって二人を責める。  舌よりも強い刺激がぎりぎりまで二人を追い詰めるが、どうしてもその先には進むことができない。その切なさに二人は腰をゆすって、より強い刺激を催促する。  武志の手に愛液が滴り落ちる。白く濁った本気汁が出てきている。発情した濃いメスの匂いが立ち昇る。その匂いは武志をさらに興奮させる。  武志はゆっくり中指を秘肉に沈めていった。暖かく、ぬるつく秘肉が指にまとわりつき柔らかく締めてくる。  武志は指を根元まで入れ、動きを止めて、二人の秘肉の違いを確かめる。  締りの良さでは瞳が、柔らかさでは美咲、愛液の量では瞳が優っている。奥行きは背の高い瞳のほうがやや深い。手をぐっと押し込むと指先に子宮口が当たる。コリコリして丸い物に割れ目が走っている。指の腹でその感触を確かめる。  美咲と瞳は体の一番大切な所をやさしくいじられ、普通と違う体の一番深いところからの快感に、どうして良いか分からなくなる。  武志はゆっくりと指を出し入れする。 「ああああー……」 「あんぅー……」  疼く秘肉をこすられ二人の口からは絶え間なく声が漏れる。指の節のささいなでこぼこでさえ、二人にはたまらなく美味しく感じる。  だが、スピードが遅すぎる。もっと荒々しく激しくかき回して欲しいのに、武志はさらに焦らそうとしている。頭の中では快感、期待感、掻痒感、失望感と様々な感情が入り乱れ、正常な思考ができなくなっている。  武志は指先を軽く曲げ、お腹側、背中側を擦る。その絶妙な力の入れ加減に二人は絶頂のラインを押し上げられながら、追い上げられていく。  今日の武志はいつもと違う。美咲は執拗なまでの焦らしにかすかな違和感を覚えていた。限界を超えた武志の責めに頭も体も痺れきっているが、かすかに残った理性が訴えかける。隣では瞳が元々マゾの気があるのか、責めを受け入れることに没頭している。  その美咲の疑念もすぐに打ち払われた。  耐え切れなくなった瞳が美咲にキスをしてきた。体の側面をぴったりくっつけ、片手で美咲の顔を自分の方に向けると、激しく吸いついてくる。 「んんんん、んふうぅ、むふぅ……」  瞳が鼻を鳴らしながら、美咲の口の中を激しくかき回す。美咲もぎりぎりのところでさまよっていただけに、抵抗ができず、好き勝手に蹂躙されてしまう。  二人が自然とキスを始めたことに武志の興奮はさらに一段と膨れ上がった。  指を抜くと、一気に自分の服を全て脱ぎさる。そしてベッドに上がり、二人の顔の前へ肉棒を付きつけた。  瞳は真っ先に肉棒に吸いつき、美咲が遅れて舌を伸ばす。 (美味しい、美味しい、美味しい)  二人は夢中になって、肉棒を舐めしゃぶった。交代で口に咥えては吸う。待ってる間にはねっとりと唇と舌を絡める。体がこの肉棒を欲していて、いつも以上に美味しく感じてしまう。これが体の中に入ってくることを想像しただけで、体の奥から熱い液がどぷっと湧き出してくる。  限界まで高められた性感は簡単なことでは冷めていかない。子宮の疼きを紛らわせるために、口で肉棒の硬さを確かめる。これさえあれば他にも何もいらない。これにひたすら支配されたい。美咲の頭の中は狂う寸前だった。  武志は自分の肉棒が唾液まみれになるのを見ながら、二人の乳房に手を伸ばした。力を込めてゆっくりと握りつぶしていく。 「ううううぅー……」 「いっ、い、いいいぃー……」  武志の指から解放され、ほんのわずかだけ収まりかけた性感が、再び限界まで押し上げられる。かすかな痛みとともに強い快感が胸から頭まで突き抜ける。その痛みさえ意識をつなぎとめる細い糸としてうれしい。  二人は鼻を鳴らしながら必死に肉棒をしゃぶる。もうそれ以外狂気から逃れる術はないかのようだ。肉棒の硬さを口に感じている間は意識を保っていられた。  二人の姿を見て武志の興奮は最高潮に達した。  二人の口から肉棒を引き剥がすと、美咲の後ろに回った。腰をがっしりと掴むと、狙いを合わせ、美咲の中へ予告無く侵入していった。 「あんんんうぅー……」  挿入しただけで美咲は軽く達した。焦らされ続け、限界を超えて燃え上がっていた体では一たまりも無かった。  武志は秘肉がひくつき、きゅっきゅっと肉棒を噛み締める感触を目をつむり味わう。  そして一旦肉棒を抜き、瞳に向かう。  腰に手をやり、ずぬぬぬと押し込んだ。 「んんんんぅー……」  瞳もまた軽く達してしまう。美咲より固めで締まりの良い秘肉が小気味良く肉棒を締める。二人の微妙に違う味わいを、武志は征服感に酔いしれながら味わった。  武志は二人の間を渡り歩きながら、二人の秘肉を味わい尽くす。  美咲と瞳はたまらなかった。  イッて敏感になったところをこすられ、続けてイキそうになったら抜かれて放置される。悔しさ、情けなさに涙が出そうになった所で、再び武志が戻ってきて追い上げられる。うれしくて涙が溢れ、もう少しでイケるというところで抜かれてしまう。  その繰り返しに、頭は混乱しおかしくなりそうだった。体は今まで以上に限界まで燃え上がり、絶頂寸前をさまよい続けている。いつもの限界はとうに超えていて、普通の女性では味わうことができない、凄まじい快感に包まれている。  武志が入ってきた時に自分で腰を動かし一気に達してしまおうとするが、武志に腰をがっしりと押さえられイカせてもらえない。  苦しくて、切なくて気が狂いそうになる。この苦しみから解放されるなら何でもするからイカせて欲しい。頭の中はイクことだけでいっぱいになる。股間からは愛液が止めども無く流れ、脚をつたって落ちていく。 「うあああぁ……」 「あああぁー……」  二人は気付かない内に泣きながら叫んでいた。目は白目になり、口からは涎を撒き散らしながら頭を振り回している。そして爪が折れそうなほど強い力でシーツを握り締めている。  二人は立っていることができず、上半身をベッドに倒し、膝を着き、お尻だけを武志に差し出している。武志も膝立ちになり、そのお尻を貪っている。  美咲の大きくて柔らかいお尻はパーン、パーンと良い音を響かせながら武志の腰を柔らかく受け止める。柔らかく狭めの秘肉はこじ開ける感じがして武志を喜ばせる。  瞳の弾力のあるお尻は武志の腰を弾き返すので、武志は美咲よりも早いピッチで腰を動かせる。硬めで締まりの良い秘肉は武志の肉棒を締め上げる。  武志は二人の鳴き声を聞きながらの味比べに気を失いそうなほど興奮していた。射精感もじりじりと限界に近づいている。  もう二人の限界も近い、これ以上やると本当に壊れてしまいそうだ。武志は最後のとどめに入る。  まずは美咲からとどめに入る。美咲がイキそうになっても抜かずにそのまま続ける。  武志が去っていかないことに、美咲は歓喜の涙を流しながら、自らも腰を振った。 「凄い、凄い、凄いー……。イッても良いの。イクよ。イクよ。イッちゃうよー」  肉棒の先が子宮口にゴンゴンと当たり、快感がお尻から頭まで突き抜ける。 「あっ、あー、あーっ、いくぅー……」  そして、ついに絶頂に達する。上半身を突っ張り、背中が反りあがる。秘肉が今日一番の強さで武志の肉棒を締め上げる。  武志はその抵抗をものともせず、美咲の腰を掴んで強制的に激しくピストンする。  敏感になっているのにこすられ、美咲は絶頂から降りることなく続けてイカされる。 「あぁー、続けて、続けていくぅー……」  武志は腰の動きを止めずに美咲をイカせ続けた。もう美咲は自分から動くことはできず、快感のみに支配され。武志のなすがままに体を揺さぶられている。自分の体の下で女性が悶え狂う姿を見て、昂ぶらない男は居ない。武志はどす黒い欲望を満足させていく。  そして美咲の体力が尽きる寸前、武志は最後のとどめとして気の固まりを送り込んだ。特大の快感が津波となって、秘肉から、子宮、背骨を通り脳へと駆け抜けた。 「あっ……」  美咲は最後まで言葉を発することができなかった。本当の限界を超えつつあった美咲に、その一撃は耐えられるものではなかった。あまりの快感の強さに脳が受け入れを拒否したのだ。美咲の意識はぷつりと途絶えた。  美咲は全身から力が抜けベッドに崩れ落ちる。ただ、秘肉だけがヒクヒクとうごめいている。  武志は美咲から肉棒を抜くと瞳に向かった。  しばらくの間放置された瞳は嫉妬と切なさで気が狂いそうだった。そうでなくても体はぎりぎりまで焦らされているのに、すぐ横で壮絶な絶頂を聞かされては、おかしくならないのが不思議なくらいだ。  だが、そんな思いも武志が入ってきた瞬間に吹き飛んだ。歓喜が全身を包む。もう焦らされることは無い。あとは最後まで責めてもらえる。瞳はうれし涙を流しながら腰を振り武志の肉棒を迎える。  武志は反動を利用して信じられないスピードで腰を動かす。  パ、パ、パ、パ、パ、パン。  瞳はあっという間に絶頂に達して、そのままイキ続けた。  あまりの快感に目の前には星が飛び、声も出せない。イキっぱなしで辛くて、息も満足にできない。  子宮は下に下がりきり、激しく突き上げられる。全身が分解してしまいそうだ。 (壊れる、壊れる、壊れるー……)  本能的に恐怖を感じるほどのすさまじい快感に襲われ続ける。人形のように武志に揺さぶられ、もう抵抗も何もできなくなる。  もう死ぬ。このまま壊されて死んじゃう。  そう思ったとき、今日最大の快感が全身を貫いた。それと同時に体の奥に熱い固まりが叩きつけられたのを感じた。 「うおおおおぉー……」  遠くで武志が叫んでいるのを聞きながら、瞳は意識を失っていった。  美咲は誰かに頭を撫でられているのに気付いて、目が覚めた。武志に腕枕されながら頭を撫でられている。  美咲が目を覚ましたのに気が付いた武志が声を掛ける。 「ごめん、やりすぎた」  武志が申し訳なさそうに話す。 「ううん。良かった。この前の誕生日より凄かったかも。もう死んでも良いと思った」 「もうしないから」  武志は叱られた子供のようで、先ほどの二人を責めていたときの勢いは微塵も無い。 「良いの。武志さんの合格祝いなんだから、好きにして良かったの。気にしないで」 「そう言ってくれると助かるけど……」  二人の会話が耳に入ったのか、瞳が身じろぎする。もうすぐ目を覚ましそうだ。  瞳も自分を責めることはきっとないだろう。武志はそう思いながらも、自分が暴走してしまった事を反省せずには居られない。  最近、我を失ってしまうことが度々あることが自分でも気になっていた。女性に暴力を振るったり、痛い思いをさせるわけではないが、責めすぎたり、失礼なことをしてしまう。  単に編入試験や卒論のストレスかと思うが、もう一つ心当たりがあった。それは気の力の暗黒面だ。何年も前から頭の片隅に引っかかっていた。気の力には暗黒面があるのではないかということだ。普段の自分からは考えられないような事を女性にしてしまうことが以前からあった。単に自分の精神修養ができていないだけならいいが(それはそれとして問題だが)、もし気の力を使うことが欲望に何らかの影響を与えるとしたら大問題だ。特に、この夏アメリカに行ってから暴走してしまうことが増えた気がする。それは気の使用量が増えた時期と一致する。  こんなときに祖父が生きていてくれれば相談できるのだが、それもできない。父ではきっと分からないだろう。一度自分なりに調べて見る必要がある。古文書を読み直す必要があるかもしれない。  武志は二人の頭を撫でながら顔を曇らせた。 <第60章>  合格発表の翌週、武志と真理はとあるホテルの一室へ頼子に呼び出されていた。頼子と会うのはどこかのホテルばかりで、本当の職場がどこにあるのかも知らない。決まった職場など無いのかもしれない。  頼子はいつもどおりのきっちりとした服装で、髪はアップにまとめられている。 「次の仕事の依頼です」  頼子が淡々とした口調で話す。  ついに来たと武志は思った。夏前にロシア人の相手をして以来、仕事らしい仕事をしていない。あえて言うとアメリカへ行ったくらいだ。班を作ったことだし、いつ仕事が来てもおかしくないと思っていた。ただ、望むならもう少し訓練を重ねてからの方が良かった。訓練といっても、片手で数えられるくらいしかしていない。習うより慣れろということだろうか。 「どんな仕事ですか」  武志が尋ねると、頼子が資料を渡した。 「相手はナオミ、二十三歳、イギリス人。イギリスの貴族の末裔で、父親は企業経営をしています。グループ売上は一兆円を超える、イギリス国内ではかなり大きい企業グループです。彼女は大学卒業後、父親の仕事を手伝っています」  頼子は資料を見ることなく話す。 「何が問題なんですか」  武志には、なぜそんな一般人を対象にするのか分からない。今までの相手は政府関係者ばかりだった。だからこそ、武志としてはあまり罪悪を感じることなく相手をすることができていた。 「彼女は表には出さないけど、有色人種に対する差別意識が強いと思われます。父親は日本関係の仕事もしているだけ有って、日本への理解が深いのだけれど、彼女ははっきり言って日本を嫌っているようです。父親は日本関係に更なる投資をしようとしていますが、彼女が反対しています。日本への投資を成功させるとともに、将来彼女が事業を継承したときの布石として、今のうちに日本を好きになってもらう。それが今回の作戦の目的です」 「ということはイギリス出張ですか」 「いえ、彼女は今、父親に付き添って日本に来ています。ただ、ホテルにこもってばかりで、ほとんど出掛けていません。決行予定日は来週。再来週には出国してしまうかもしれません。至急作戦を立案してください。やり方は武志君に任せます。完成したら報告してください。承認後、実行許可が出ます。相手は友好国の人間だから、無茶はしないでね。怪我させるのは厳禁。私の方からは以上です。何か質問は」 「分からないことが多すぎて、何を聞いて良いのか分かりません。とりあえず作戦を考えて見ます」 「そうね、まずは動くというのも大切ね。では、連絡を待っています」  頼子は用件が終わるとさっさと帰ってしまった。いつもながら最低限の話しかしない。  武志と真理はとりあえず、いつもの洋館へ向かい、愛と優に合流した。作戦を考えなければいけない。  資料にはナオミについての細かい情報が書かれていた。  推定サイズ、166cm-46Kg、80-54-83cm、Cカップ。痩せ型。  性的嗜好はバイセクシャル。女性同士の場合はタチと思われる。  若干、Sの傾向がある。  運転・雑用・護衛係としての男性が一名いる。  使用言語は英語、フランス語。  生家は祖父の代で一旦没落したが父の代で復興している。そのためか血統に関する意識がとても強い。  生理周期からいくと作戦最適期間は来週一週間。  これだけの情報を与えられれば、作戦はおのずと限定される。  武志がいきなりナオミの相手をすることは無理なので、まずは、愛か優の二人がナオミと親しくなり、相手をする。そこに武志が合流する。残る護衛の男は真理が引き付けるということになる。  後は細かい調査を行ってから決めればよい。  作戦の概略が決まったところで、準備に取り掛かった。  愛と優はイギリス英語の特訓だ。元々イギリス人の血が1/4入っているこの双子は今回の作戦に適任である。逆に、この双子が居るからこの作戦が武志班に割り振られたのかもしれない。  二人とも部隊の必修技能として英語はある程度話せるが、アメリカ英語だ。イギリス英語を少しでもマスターする必要がある。相手は貴族の称号を持つ気位が高い人間なので、言葉遣いは非常に重要だ。  それから、武志は頼子に対象者の夜間の監視を依頼した。班のメンバーでは顔を覚えられるとまずいので、監視が難しい。また、ルームキーの入手も依頼する。  作戦決行日は来週の十一月の第一火曜日と決まった。その日は武志の大学の学園祭最終日に当たり、その翌日は大学が休みになる。武志の都合を優先したスケジュールである。その外、細かいことは真理が検討、準備した。  そして、作戦は完成し、承認された。  作戦が決まると武志は当日までやることが無い。今回は女性三人が鍵を握る。愛と優は武志との相手を含む全ての訓練を休み、イギリス英語の学習に専念する。その合間に真理を練習台にして、女性同士のテクニックの復習をする。  真理は双子の相手をしつつ、監視班の報告を受け、作戦の細部の修正をする。  作戦前日の文化の日、武志は美咲と瞳に大学内を案内していた。  卒論作成や学園祭の手伝いを理由に今週のデートを断っていたのだが、大学まで来られると、案内するのを断りきれない。女の子二人を連れているのを知り合いに見られたらどう説明しようかとヒヤヒヤする。  二人とも彼女だとは言えないし、彼女とその友達というのは瞳に申し訳ない。  何軒かの露店を冷やかし、軽くお腹を満たしてから、大学内を散歩する。特に美咲は自分が通っている大学以外へ入るのは初めてで、物珍しそうにしている。瞳も共通テスト以来で二度目だ。  武志の大学は彼女達の大学より何倍も学生が多く、キャンパスは広く、建物も多い。それに大学ごとにより雰囲気は違うものらしい。そもそも彼女達は女子大だから、男子学生を見慣れていない。  数時間歩き回り、疲れた彼女達を帰して武志はほっとした。運良く知り合いに会わなかったので、気まずい状況にならずに済んだ。  それは気を利かした知り合いがわざと声を掛けなかっただけなのに武志は気付いていなかった。後日、関係を聞かれ、返答に窮することになる。  作戦当日、武志達一同はナオミが宿泊する外資系一流ホテルの一室で待機していた。広くはないダブルの部屋で無線機を四人が取り囲んでいる。周りには着替えやいざという時の道具が並べられている。カーテンを閉め、一時間も四人が詰めているので、空気が淀んでいる。  ナオミは平日夜にはホテル内のレストランで食事を取り、バーで軽く飲むことが多かった。週末は外国人が集まる店へ出掛けていた。  平日である今日はホテル内のバーで接触する作戦だ。監視班からの連絡を聞きながら、武志達はじりじりと時間を過ごした。今回の作戦の難易度は低いと考えられるが、いつ想定外の事態が発生するか分からないし、この班での初作戦ということで、多少は緊張していた。  特に、実戦経験がほとんど無く、この作戦の大部分を考えた真理は一番緊張していた。  武志は真理の緊張をほぐそうと、肩のマッサージをしてやる。緊張からか、肩から首へかけて、かなり硬い。指先からかすかに気を流しながら、コリを揉み解していく。いたずらで胸を揉みたいのを我慢して、普通のマッサージに徹する。  真理の悪かった顔色もいつもと同じようになり。体もリラックスしてくる。自分にはマッサージの才能もあるなと武志は思う。  その間にも時間は流れ、時折連絡が入る。そして、監視班から待望の連絡が入る。 「対象の食事がそろそろ終わります」  真理が立ち上がり、武志と見詰め合う。作戦スタートだ。 「行ってきます」  武志がうなずくと真理は一人部屋を出て行った。  真理、愛、優の三人が同時にバーに入るのもおかしいので、真理は先に入っている手はずだ。  それからも連絡が入る。 「対象二名、レストランを出ました」 「対象二名、バーに入りました」  ここからが作戦の本番だ。愛と優が立ち上がる。場慣れしている二人は真理ほど緊張していない。 「じゃあ、行ってくるね」 「また、後で」  二人が出て行き、武志は一人残される。後は合図が来るまで、ここで待つしかない。  しばらくして、スピーカーから音が出る。 「トン、トトン、トン、トトン」 「トントン、トトン、トントン、トトン」  真理と愛からのターゲット確認の合図だ。喋られない場合、マイクを決まった回数叩くことになっている。  武志は監視班へ引継ぎ完了のメールを送った。ここから先は自分達の番だ。  ナオミはすぐれない気分で一人カクテルをあおった。気に入らないことばかりだった。  まずこの日本という国が気に入らない。黄色人種のくせに世界第二位の経済大国だというのが気に入らない。きっと何か卑怯な手を使っているに違いない。こんな国と昔、同盟を結んでいたというのが信じられない。  それに日本人も気に入らない。自分が近寄ると逃げていくか、物珍しそうに見るだけだ。まるで珍獣かのような扱いだ。たまに話しかけられるかと思えば、アメリカ人ですかと聞いてくる。白人を見たらアメリカ人だと思っているのだ。あんながさつな人間と間違われたというだけで腹が立ってくる。  父親も気に入らない。好き好んでこんな国の人間と取引しているのが信じられない。さらに取引を大きくしようなんて正気の沙汰とは思えない。他にいくらでも国があるではないか。日本と取引するぐらいなら、成長しているインドと取引すれば良いのだ。  また、護衛の男も気に入らない。四六時中自分に張り付いて見張っている。何も自由にすることができない。うんざりしてしまう。今もカウンターの端に座っている。ノン・アルコールの何かを飲んでいるのだろう。仕事とはいえ何が楽しいのか分からない。  極めつけは自分の名前だ。父親が聖書の中から日本風の名前を付けた。名前を聞くとたいていの日本人はハーフですかと聞いてくる。聖書も読んでいない人間に、日本人の血が入っていると思われたかと考えると、怒りで爆発しそうになる。それにナオミはユダヤ系に多い名前だし、聖書の中ではそれほど幸せになっていないのだ。  何もかも気に入らないことばかりだった。気を紛らわせるために、最近お酒の量が増えてきている。  ナオミは二杯目のカクテルの残りをあおると、三杯目を注文した。  その時、一脚離れた所に座っていたアジア系の女性から話しかけられた。 「あの、イギリスの方ですか」  日本に来てから、イギリス人かと聞かれたのは初めてだった。しかも英語だ。  いつもなら一人飲んでいる時に話しかけられても無視するか、断るのだが、興味が出て声のほうを向いた。  あまり日本人らしくない二人連れだった。二人とも顔がそっくりなので双子かもしれない。 「そうですが」  ナオミは、失礼にならない程度に、愛想無く答えた。 「やっぱりそうですか、会話をお聞きして、イギリスの人かなと思って。私達、祖父がイギリス人なので、イギリスの人を見るとお話したくなるんです。お話させてもらって良いですか」  祖父がイギリス人ということはクォーターか。発音も訛りはあるが、イギリス風に近い。少し興味が湧いてくる。双子と話したことも無い。 「はい、少しなら」  ナオミが答えると、双子はナオミの両側に移ってきた。そして次々に話しかけてくる。 「イギリスのどちらからですか」 「日本へはどういったご用件で」 「祖父はバーミンガムの出身で一度行ってみたいと思ってるんです」  年齢も同じぐらいだし、女同士ということもあり、つい安心して話に入り込んでいく。  この双子は言葉遣いは丁寧だし、頭も悪くないみたいだ。暇つぶしにはちょうど良い。  ナオミは勧められるままに酒を飲み、しゃべった。  カウンターに一人で座っていた真理は携帯を持ち、一旦バーの外に出た。しばらく話をする振りをした後に席に戻る。  その時に、つまづいてナオミの護衛の男に寄りかかる。  男はちょうどグラスを手に持っていたので、中身がこぼれ男の服に掛かってしまう。 「まあ、すみません」  真理は慌ててバッグからハンカチを取り出し、男の服を拭いた。  真理は胸もとの大きく開いたカクテルドレス風の服を着ていたので、巨乳の一部が嫌でも男の目の中に入る。さらに真理の体から香水と体臭の混ざった甘い香りが立ち昇り、男の鼻をくすぐる。  最初から真理を見ていたものが居れば、わざとらしさに不自然さを感じたろうが、幸いなことにバーテンダー以外誰も見ていなかった。  男が一向に酒を飲まないので、真理がアドリブできっかけを作ったのだ。男がバーで何を飲むかまで、確認していなかったミスだ。  最初の予定では約束をすっぽかされた真理が酔った男を誘う予定だった。多少不自然なのは仕方が無い。 「お詫びに一杯いかがですか」  その時、ナオミが言った。 「私達は部屋に行って飲みなおすから、あなたはここで飲んでて良いわよ。今日はもう外出しないわ」  ナオミは真理の声がしてから、男とのやり取り見ていた。たまには男にも余禄をやらないといけない。  愛と優の三人でもっと飲みたいという、おねだり作戦も効いていた。  ナオミと双子の三人がバーを出て行く。途中、愛は武志に連れ出し成功の合図を送る。  カウンターには男と真理が残った。ここからは、真理がどれだけ男を引きとめられるかが問題だ。ナオミと男は隣同士の部屋だ。安全のためには、長時間足止めをしておきたい。現在の時間は十時少し前、せめてここが締まる十二時までは押さえておきたい。  男は身長が180cmくらいあり、武志よりも大きく、力が強そうだ。護衛なのだから、格闘技も使えるだろう。となると武志達ではかなわない。スタンガンや睡眠薬は用意しているが、できる限り使いたくない。それで真理が酒に酔わせるという作戦だ。 「約束してたのに、すっぽかされちゃいました。一人同士、一緒に飲みませんか」  男は真理の申し出を喜んで受け入れた。ナオミと日本に来て以来、酒と女から遠ざかっている。給料が良いから我慢しているが、我慢も限界に近づいている。雇い主の許可が出たのだ。遠慮する理由が無い。  日本の女は白人の男を見ると、すぐについてくるらしいぜ。男は友人達の話を思い出した。溜まっているだけに、股間が熱くなってくる。この女は小柄なのに、胸がでかい。酔わせてやってやる。男は俄然やる気になった。  真理は武志に足止め開始の合図を送った。  ナオミの部屋は武志達が待機していた部屋の数倍の広さがある。ダブルベッドやテーブルの他に、ソファーセットもある。高い階なので見晴らしも良い。東京の夜景が眼前に広がっている。  部屋の中はノートパソコンが一台と、本や雑誌が多数置かれていた。  双子はナオミをソファーに座らせた。ここまで褒めまくり、おだてあげたので、かなりの機嫌だ。それから、愛は電話でお酒やおつまみを頼み、優はナオミに水を差し出したりかいがいしく世話をする。  ナオミは久しぶりに本国に居るときの優雅な生活を思い出す。酔いも手伝い、たまには東洋人と戯れるのも良いかなと思う。双子の相手をするのは初めてだし、少しでもイギリスの血が入っているなら、そこいらの日本人よりマシである。イギリス人としての誇りを教えてやろう。  さらに飲み、酒が回った所で、愛と優はナオミの横にくっついて座り、体を撫で始めた。  酔っているナオミには、とても心地良く感じる。  ナオミは夢の中のような気持ち良さを感じる。二人が耳元でささやくままに体を動かし、気が付かないうちに全裸にされてしまっていた。  愛と優の二人も全裸になり、裸をぴったりと寄り添わせている。  肌と肌の触れ合いが気持ち良い。ナオミはさらに意識が混沌としてきた。 「さあ、ベッドに行きましょう」  ナオミは抱えられてベッドに移動した。ベッドは三人が乗っても十分大きさだった。ナオミは真ん中に寝かされ、両脇に愛と優が従う。ベッドの冷たさと双子の体の温かさがナオミに不思議な感覚を与える。  二人は手の甲から始まり、全身へ口を這わせていく。女性同士ならではの巧妙な愛撫だ。双子ならではの息が合った技でもある。強すぎず、弱すぎず、ナオミの夢の中にいるような心地良さをキープしながら、だんだんと性感を盛り上げていく。 (気持ち良い……)  こんなに気持ち良いのは久しぶりだった。最高級のエステを受けているようなとろける感覚だ。いつまでもこの時間が続いて欲しい。そんな感じだった。  ナオミの体から力が抜けていった。  愛と優は慎重に乳房にも手を這わせる。  最初は軽く撫でるだけから始まり、心地良さを快感へと変えていく。焦らず、時間をかけて、少しずつ少しずつ性感を高めていく。強すぎる刺激にナオミが正気に戻って、抵抗されたら台無しになる。気が付けばナオミが快感にどっぷりと浸かっている状態へもっていくのだ。  ナオミの反応を見ながら、少し上げては、少し落とす。そうしてナオミを夢の中を漂わせながら、体の中の火を大きくしていく。  太ももから内股の感じるポイントをやさしく刺激する。双子の長年の経験に基づいた巧みな技だ。  乳首を口に含み、舌で転がしながら乳房をゆったりとしたペースでほぐす。 「ああぁ……」  ナオミから声が出始めた。  それでも二人は焦らず、秘肉が自然とほころび、愛液が流れ出るまで、愛撫を続ける。ナオミが今まで受けたことが無い様な、しつこいまで丁寧な愛撫だ。  ナオミの脚が開き、腰がうねり始める。  焦らしすぎてもいけない。微妙なさじ加減が必要だ。二人は秘肉にも指を伸ばした。急がず、ゆっくりとほぐしていく。秘肉からは愛液が溢れ、二人の指を濡らす。  二人はゆっくりと交互にナオミの中へ指を沈めていった。 「あはぁー……」  ナオミから満足げな声が漏れる。  ナオミの心地良さが快感へと置き代わり、完全に体へ火が付いたところで、二人は次の段階へ進んだ。 「ナオミさん、実は紹介したい人が居るんです」  愛が指を止めることなくナオミに話しかける。 「なーにー、もう、もう……」  とろけきっているナオミの思考力はあまり残っていない。もう体が疼き始め、このまま最後までいってしまいたい状態だ。 「私達のパートナーなんですけど、ナオミさんとせっかく仲良くなれたから紹介したいなと思って」 「ダメ、ダメよ。そんなのダメー……。他の人はダメー……」 「すっごくセックスが上手いんですよ。きっとナオミさんも気に入ります」 「ダメー、呼んじゃダメよー……」  ナオミは話の途中で優に口を塞がれ、秘肉をかき回され、抵抗をふさがれる。 「んんぅ、んふぅー……」  ナオミは抵抗のそぶりを見せるが、弱く、優の動きを止められない。  その間に、愛は武志に内線電話を掛ける。内線で電話を掛けるのが合流の合図だ。 「XXXX号室よ。来て」  もちろん武志は部屋番号を知っているが、念のため、知らない振りをする。  武志を待つ間にも二人掛りでの責めは続く。二本の指が秘肉の中を自由に動き回る。同じ所を競い合うようにこすりあったり、お腹側、背中側と分担してこすったりする。さらに両乳首を咥えられ、乳房をこってりと揉みこまれる。 「あぁー、すごい、おかしくなりそう。こんなの初めて。もっと、もっとこすってー……」  ナオミはかなり混乱してきている。  その時、チャイムが鳴った。愛がドアを開けに行く。  入ってきた男の姿を見て、ナオミは急に我に返り、叫んだ。 「男じゃない。出てけー、出てけー」  ナオミが下品な言葉を武志に投げつける。この二人のパートナーだから、てっきり女性だと思い込んでいた。この二人はレズビアンだと思っていたのに、自分と同じバイ・セクシュアルだったのだ。  その口を優が塞いで、静かにさせる。騒がれて廊下に声でも漏れたら大変なことになる。 「静かにしてくださいね。紹介します。武志です」 「よろしく」  ナオミが再び暴れるが、優に秘肉を抉られ、乳首を強めに摘まれると、すぐに大人しくなる。  武志はすぐさま全裸になりナオミへ裸を見せ付ける。ナオミは驚きと恐怖で目を見開いている。 (犯される。今から、この男に犯されるのね)  部屋に知らない人間を招きいれた自分が迂闊だった。日本は治安が良いと聞いていて、女性同士だからと信用してしまった。今更後悔しても遅かった。 「大丈夫ですよ。お願いされるまでは、無理には入れませんから」  武志は安心させるために言った。そんな言葉くらいではナオミの恐怖は収まらない。 「さあ、武志のテクニックを楽しんで」  愛も声を掛ける。  武志はナオミの両脚の間で腹ばいになった。そして、濡れそぼっている秘肉へ口を付ける。  最初が肝心と全開で気を送り込む。 「んんーっ」  股間に武志の唇を感じてナオミが唸る。  双子により火をつけられた体は敏感に反応してしまう。  黄色人種に舐められているのに、じんわりと快感が広がってくる。ありえないことだ。ナオミは困惑してしまう。  武志は一心不乱にナオミの股間を舐めしゃぶった。愛と優の指戯で汚れている股間を舌できれいにしていく。  今回の目的はナオミを感じさせるだけでは終わらない。彼女に日本のファンになってもらわないといけない。そのためにはセックスを通して日本の良さを伝えなければならない。丁寧さ、繊細さ、技術の高さ、それを知ってもらわないといけない。  武志は初心に返るつもりで、根気良く舌で気を塗り込んでいく。襞の一枚々々をなぞり、汚れをこそぎ取り飲み込んでいく。  ナオミの秘肉は濃い獣の匂いを撒き散らしているが、武志は嫌がることなく、舌での奉仕を続ける。  外側の掃除が終わると、秘肉の中に舌を捻じ込んで汁を掻き出しては飲み込む。白く濁った本気汁は時間が経つにつれ、より濃くなり量を増していく。  武志は気が染み込んでいくのを確信した。  ナオミはとまどっていた。  おかしい。黄色に舐められて感じてしまうなんて、自分が信じられない。体の奥から愛液が溢れ出し、流れ出していくのが感じ取れる。体中が熱くなり、子宮がズキズキと疼き始め、どんどんと大きくなっていく。  感じてはいけないと思っているのに、快感に気を奪われると、いつの間にか腰を持ち上げ、男の顔に股間を押し付けている。はっと気が付き、腰を降ろす。そんな事を何度も繰り返している。  これは、双子に責められているせいだ。日本人の男のせい何かではない。  ナオミは自分で自分に言い訳した。  武志は秘肉を離れ太ももへと移った。手、唇、舌をフルに使い、感じるポイントを探していく。  太ももの内側、表側、外側と丹念に気を染み込ませる。左の太ももが終わると右の太ももへと移る。真理が時間を稼いでくれることを信じ、時間をかけてじっくりとナオミの性感を高めていく。男が部屋へ戻るときには携帯が鳴る手はずになっている。その時まで焦らずじっくりと責める。  愛と優も武志をサポートしてナオミの上半身を責めている。耳、首筋、肩、脇の下、二の腕、乳房、乳首と快感を掘り返す。口はナオミの声を聞くために塞がない。  武志は太ももから、膝、脛へと降りていく。無駄毛が一本も無い、すべすべした脚だ。痩せ気味で筋張っているが、それなりに美しい。  最後に、足の指に到着する。指を一本ずつ咥え、舌でやさしく転がす。足の爪まできれいに手入れをされ、ペディキュアが塗られているのは、さすがに上流階級の女性と感心する。  全ての指をしゃぶり終わると、今度は上へ向けて登っていく。下がるときに見つけたポイントを重点的に責めながら、落ち着いて焦らず昇っていく。  ナオミの体は少しずつ赤みを増し、体温が上がってきている。  股間近くの皮膚の柔らかい所に舌が触れると、ナオミは体をくねらせ逃げようとする。  武志は押さえつけたりせずに、舌でゆっくりと追いかける。  再び舌が秘肉に触れたとき、ナオミからかすかな声が漏れた。 「あっ……」  とても小さな声だったが、ナオミの反応に全神経を集中している武志には大きく響いた。  武志は最後まで取っておいたクリトリスへ向かった。包皮の上から優しく、優しく舌で撫でる。 「あん……」  再び声が漏れる。さっきよりはっきりと聞こえる。  武志は舌先から全力で気を流し込みながら、どんどんクリをほじくり返す。 「ああぁ……」  一度崩れた堤防は元に戻ることなく、ナオミは快楽へとはまりこんでいく。  ナオミの反応が大きくなるのに合わせて、武志はクリへの刺激を強くしていく。包皮を剥き、クリを出すと舌先で弾いていく。 「あんぅー……」  ナオミは腰を持ち上げ、武志の顔に押し付ける。もう腰は持ち上がりっぱなしで、下がろうとはしない。  もう下半身には十分に気が染み込み、火がついている。武志はそう判断して、上半身へと移動していく。  愛と優は武志に場所を譲り、脇の下から二の腕へ舌を移動させ、片手でナオミの手を握り、片手で脇腹を撫でる。ナオミの足には双子の足が絡みついている。ナオミは両手両脚を押さえられ、身動きできない。  武志はおへそを通り、乳房のふもとへ到着した。  ナオミはかなり痩せている。ウエストは細く、あばら骨が浮いている。それでも胸は並みの日本人より大きい。元々胸は大きいほうなのだろう。もっと肉を付けたほうが魅力的なのにと武志は思う。おそらく上流階級の女性は痩せていないといけないのだろう。  武志は乳房もじっくりと責めた。乳首には触れないように気を付けながら、何度もふもとから乳輪までを舐め昇る。そして片手を秘肉へ伸ばした。  そこはドロドロに溶け、お尻のほうまで汁を滴らせている。  武志はゆっくりと中指を沈めていった。少し緩い感じだが、こなれていて、指にねっとりと絡み付いてくる。  奥は深めだが、武志の肉棒で十分届きそうだ。  武志は指の腹でナオミの弱点を探りながら、ゆっくりと出し入れする。 「はあぁー……、あ、ああぁー……」  ナオミの喘ぎ声がどんどん大きく、深くなってきている。もう少しだと武志は思った。  ナオミは何が起きているのか理解できなかった。  もう全身が熱く、体中が疼いている。男に脚を舐められているときは、まだ自分を抑えられていた。それが再び男が登って来た時から、疼きは止まることなく成長して、いまでは押さえきれないものになっている。  三人掛りで責められるのも初めてだし、これほど体が熱くなり、疼くのも初めてだった。  体はペニスを求めている。だが、この男はいつまでたっても挿入しようとしない。こんなに長く愛撫されるのも初めてだ。女同士のときでも、これほど長い愛撫はしない。これが日本人のセックスなのか、それともこの男が特別なのか。  もう満足に考えることもできなくなってきた。頭の中にもやがかかった様になり、快感を求めることでいっぱいになっている。  さらに、今度は胸まで疼き始めている。胸がどんどん熱くなってくる。快感ではちきれそうになってくる。  自分は堕とされてしまうかもしれない。いや、日本人なんかに犯されるのは絶対ダメだ。自分の高貴な血を汚す訳にはいかない。しかも、感じてしまうなんて自分のプライドが許さない。ナオミの頭の中で二つの考えが入り混じり、考えがまとまらない。パニックになりそうだった。  ナオミの全身がほのかに赤くなり、乳房も張り詰めている。これで準備はできた。あとは目一杯感じてもらうだけだ。これだけ時間をかけて女性を愛撫したのは数ヶ月ぶりだった。自分のセックスのやり方は十分分かってもらえたと思う。  武志は愛と優へ離れるように目で合図を送った。  一回だけ深呼吸して、気を整える。これからは一気に行くつもりだ。  ナオミは肩で大きく息をしている。  武志は片方の乳首を口に含み、もう片方を指でつまんだ。片手の中指で秘肉の中の弱点を押さえ、親指をクリトリスへ当てた。そして、一気に四か所から気を流し込んだ。 「おおおおぉー……」  ナオミの体が大きく跳ね、叫び声が上がる。  体の何ヵ所もから今まで味わったことの無い、鋭くて強い快感が襲っていた。背中を通り頭に突き刺さる。声を出さずに入られなかった。まるで神経に直接触られたような感じだ。  頭の中は真っ白で、快感で染め上げられている。  さらに、武志の顔が近づいてくる。もうどうして良いか分からない。  キスしたい。もう誰でもいいからキスしたい。思い切り舌を絡み合わせたい。  辛い。辛すぎる。でも、我慢しなきゃダメ。自分から男を求めるなんて絶対にダメ。ナオミの最後のプライドが邪魔をしていた。  ナオミは歯を食いしばり、快感に耐えた。  これほどまでナオミががんばるとは武志は予想をしていなかった。素人の女性でこれほど意思が強い女性は初めてだった。  武志は最後の抵抗を打ち破るために、まだ手を付けていない最後の場所に指を伸ばした。そこは、愛液が滴り、ほとびていた。  薬指をナオミのアヌスにぬぷりと突き刺した。そして、そのまま気を流す。 「ぅああああぁー……」  ナオミの体が一際跳ねた。武志の首に腕を巻き付け、しがみ付いて刺激に耐える。そのまま武志の顔を引き寄せると思い切り吸いついた。  武志も舌を限界まで差込み、ナオミに吸わせてやる。  ナオミは夢中で武志の舌に吸いつき、快感に打ち震えた。今まで我慢していた分、たがが外れると快感は凄まじい勢いで襲ってきた。 (凄い、凄い、凄い、すごいわこの男。欲しい、この男が欲しい)  頭の中まで快感で犯され、唇まで許してしまい、ナオミを律するものは何も無くなった。 「来てー、早く、早く、来てー、お願いー」  武志は躊躇することなく、ナオミの中へ入っていった。  ぬぬぬぬっと押し入り、一番奥を亀頭で押し上げた。 「んんんんっー……」  ナオミは生涯最高とも思える快感の中で絶頂に達した。脳を鷲掴みにされたような刺激の強さだ。全身が麻痺してしまう。セックスがこれほど気持ち良いとは。人生観が変わってしまうくらいの快感だ。  武志は上半身をナオミに密着させ、激しく舌を絡める。両腕はきつくナオミを抱きしめている。そして下半身だけを動かし、ナオミの秘肉を抉った。  ナオミの中は指を入れたとき感じたように、こなれていて、ねっとりと絡み付いてくる。イッているせいか、軽くきゅんきゅんと締め付けてくる。隊員ほどではないが、十分に気持ち良い秘肉だ。  武志は気を流すのを止める。もう限界まで焦らされた体に気は必要ない。これ以上気を流すと、自分から離れられなくなるかもしれない。後は時間をかけて肉棒のみでイカせ続ければ良い。  武志は肉棒で秘肉を削り、子宮口を突き上げ、ナオミをイカせ続けた。 (硬い。イギリスの男とは全く違う。鉄のように硬い。そいて熱い)  ナオミは自分の中に埋め込まれたペニスを秘肉で感じ取る。これほどまで熱くて、硬いペニスは初めてだった。日本人のペニスが硬いという話は本当だった。秘肉を削られ、形を変えられてしまうような感覚だ。それに内臓が口から出そうなほど子宮を突き上げられている。  ナオミは両腕で武志を力一杯抱きしめ、快感の波に耐える。すると武志も力強く抱きしめてくれる。少し息苦しいが、それがうれしく感じてしまう。求められている。もっと求めて欲しい。もっと突き上げて欲しい。ナオミは女の本能で、そう感じた。  ナオミはタフだ。何回イッてもきりが無い。どうやって決着を付けようか。武志は迷った。  もう、かなりの時間イキ続けているのに、バテる気配が無い。いつまでも貪欲に求め続けてくる。  気を使うか、二穴をするか。ペニスバンド他必要な物は、この部屋に来る時へ持ってきている。それとも愛と優に参加してもらうか。どうすれば、ナオミにとって一番良いのだろう。武志は色々考えた末に決心した。  やはり、テクニックだけでイッてもらうのが一番良い。他の方法は日本人じゃなくても、武志じゃなくてもできる。あくまでも日本人の良さを知ってもらおう。  武志は腰の動きを変えた。  膣壁のお腹側でナオミが一番感じるポイントを集中的にこする。また、根元まで肉棒を埋めてから、腰を大きくグラインドさせ、子宮口をこねる。そうやってナオミの絶頂をより深いものにしていく。  自分の胸板でナオミの乳房を押し潰す。両手はナオミを抱きしめながらも、感じるポイントに這わせる。 「ふんんんぅー……」  ナオミは口の端から涎を垂らしながら、必死に武志にしがみ付いている。もう意識もはっきりしないのかもしれない。本能だけでひたすら耐えているのか。それでも、まだ、がんばっている。  もう射精するしかない。このままイカせ続ければ、いつかナオミの体力も尽きて気を失うだろう。それはテクニックとはいえない。  射精してもダメなら、あきらめて気を使おう。武志は決めた。  武志は射精を抑えるのをやめ、自分の性感も高めていく。白人女性に射精するのは夏以来だ。自分ではコンプレックスは無いと思っているが、この女性を今から自分の精液で汚すと思うと興奮してしまう。 「いくよ。一緒にいこう」  武志はナオミに声をかける。ナオミはもう声も出せなかったが、さらに強く抱きつくことで返事をする。  武志は股間がむずむずして精液が込みあがってくるのを感じた。もうすぐだ。  亀頭がぶわーっと大きく膨らむ。 「いくよーっ……」  ナオミが両脚を武志の腰に回して、がっちりと抱え込む。二人の体が寸分の隙間も無いほど密着する。  肉棒を根元まで埋め込み、ナオミの一番深いところをガンガンと突き上げる。 「うおおおおぉー……」  武志は吼えると同時に射精の引き金を引いた。  ぶぶぶぶりゅー、ぶりりゅー……、びゅるるるー……。  武志は肉棒を限界まで押し込み、白濁液を撒き散らす。 「ああああぁー……」  ナオミは廊下にまで響くような大きな声で叫ぶ。どこにそんな力が残っていたのかと思うような強い力で武志の体にしがみつく。秘肉は今日一番の力で肉棒を締め上げる。 「おおおぉー……、んんんんぅー……」  武志はさらに吼えながら、最後の一滴まで、ナオミの奥底へ吐き出す。 (あぁ、出てる)  ナオミは体の奥に熱いものが吹きかけられ、広がっていくのを感じた。精液の熱が体へ広がっていく。  満たされた気分だった。もう相手が日本人だなど考えていなかった。ナオミは幸せな気分に包まれながら。意識が薄れていった。  そして武志とナオミの二人はぐったりとしたまま抱き合った。ついにナオミの全身から力が抜けていた。  武志は終わった後も抱き合ったままで、肉棒も入れたままだった。  武志が優しくキスをすると、ナオミはかすかに反応する。薄目を開いているが意識があるのかどうかはっきりしない。  武志に一瞬、お掃除フェラをさせる考えが浮かんだが、思いとどまる。彼女は今日、十分に考え方を変えただろう。これ以上やって、彼女の自尊心まで傷つけてはいけない。  武志はずっとナオミを抱きしめていた。  ナオミが疲れ果てて眠ってしまってから、武志は体を離した。 「あんな丁寧な愛撫、私達にもしてくれたこと無いじゃない」  愛が少しむくれながら、武志の肉棒を清める。 「任務は成功なんだから良かったじゃない」  優がナオミの体を拭いてやりながら答える。  訓練と本番は違うでしょうと言いたかったが、武志は黙っていた。  三人でナオミをベッドに寝かせ、部屋を片付けてから、急いで最初の待機していた部屋へ戻る。  真理が心配だ。護衛の男と二人になってから連絡が無い。  中に入ると、そこには完全に酔いつぶれた真理が居た。ベッドに寄りかかり、床にへたり込んでいる。 「はーんちょー……」  真理が武志の姿に気付く。  完全に泥酔状態で要を得ないが何とか話を聞きだす。どうやら、バーが閉まるまで飲み比べをして、決着が付かなかったので二軒目に行って、なんとか男を酔い潰したらしい。  部屋中がお酒臭い。一体どの位飲んだのだろう。聞くのが恐ろしい。  でも真理も無事でよかった。武志はほっとする。いざという場合、真理は男と寝ることになっていた。仕事だと分かっていても、武志としてはいい気持ちはしない。それに最悪、病気感染の恐れもある。  この様子では何も無かったのだろう。武志は起きるまで寝かせておいてやろうと、真理をベッドへ運んだ。 <第61章>  ナオミの作戦が終わった次の週末、武志は美咲と瞳の大学の学園祭へ来ていた。自分の大学にも来てもらった(押しかけられた)ので誘いを断りきれなかったのだ。  直接大学へ来て欲しいというので、武志が約束の時間に行くと、そこには美咲と瞳の二人だけではなく、他に二人の知らない女の子が居る。見るからに美咲、瞳より若い。高校生だろう。  高校生の二人とも武志の事をきつい目付きで睨んでいる。  さすがに鈍い武志でも一瞬で理解した。美咲と瞳の高校の後輩か家庭教師の教え子のどちらかで、三人の関係をある程度知っているのだ。 「武志さん、紹介するね。私の横に居るのが、茜ちゃん。高二で私の家庭教師の教え子なの」  美咲が教え子を紹介する。  茜はショートボブの明るい感じの女の子で、美咲の真似かミニスカートにショートブーツを履いている。クラスの人気者タイプだ。 「こっちの子が葉月ちゃん。私の教え子です。葉月ちゃんも高校二年生」  今度は瞳がもう一人の子を紹介する。  葉月はいかにも普通の大人しそうな女子高生という感じだ。長い髪を昔風のおさげにしてメガネを掛けている。服装も控えめで、いまどき珍しいタイプの女の子だ。背は四人の中で一番低く、150cmちょっと位しかない。 「こんにちは、山中武志です」  相手は自分の事を知ってそうだが、武志も一応自己紹介をする。  高校生の二人は武志の事を睨むばかりで、挨拶しようともしない。 「じゃあ、紹介が済んだところで大学を案内するね」  美咲が空気を呼んで、先頭に立ち、歩き始める。残りの四人はそれに付いて歩いていく。  大学に入るとすぐに武志は痛いほどの視線を感じた。女子大だけあって女性の数が多いが、女四人に男一人の一行は目立ってしまう。周りからじろじろ見られているのが分かり、武志は恥ずかしくて仕方が無い。  さらに、高校生二人は自分の先生の横から離れようとせずに、時々武志を威嚇するように振り返る。武志は一歩下がって一番後ろを歩く。  武志はどこまで知られているのか気になって仕方が無いので、葉月を無視して、瞳を引っ張り二人でこそこそ話をした。 「あの二人の子の視線が気になって仕方が無いんだけど、二人にはなんて話してあるの」 「ちゃんと、三角関係だと話してあります」  瞳が悪びれることなく答える。 (ああ、やっぱり)  話すにしても、もっと言い方があるだろうにと武志は思った。オブラートに包むというか、婉曲な言い方をすれば良いのにと思う。  二人の先生へのくっつき方からして、かなりあこがれているようだ。たしかに美咲と瞳ほどきれいで頭が良ければ憧れの対象になってもおかしくない。  二人にとって武志は、その憧れの先生をだます酷い男だのだ。睨まれても仕方が無い。武志、美咲、瞳の三人は世間ではほとんど無いというか、説明しにくい関係になっている。この二人の高校生に説明しても分かってもらえないだろう。  武志はため息を吐き、あきらめた。今日は最後まで二人に睨まれそうだ。つつしんで悪役になろう。  一行は大学のカフェで軽い昼食を取り、露店をのぞいて歩いた。その後、高校生二人へ大学の施設を案内し、中へ入れるところは入って説明する。二人は大学の中へ入るのは初めてらしく、少しハイになっている。武志のことも気にならなくなってきたようだ。  何度か休憩を挟んで、一通り案内したところでお開きになった。  高校生二人は自分達の先生へ丁寧にお礼を述べた後、最後に武志を一睨みして帰っていった。 「今日はごめんね。あの子達もこの大学が志望校だし、どうしても武志さんが見たいって言うから」  美咲が申し訳なさそうに言う。 「気にしなくて良いよ。睨まれるのは慣れてるから」  今まででも、両側に美咲と瞳を連れて歩くと、他の男から睨まれることは何度もあった。 「じゃあ、子供は帰ったことだし、三人で行こっか」  美咲が照れることなく言う。最近美咲は女性から誘うことに、抵抗がなくなってきている。半年前までは男性と会話するのも恥ずかしがってたのにと武志は思う。  先週は、ナオミの作戦が翌日に控えていたこともあり何もしていない。美咲と瞳はセックスが気持ち良く、やりたくて仕方が無い時期だ。それなのに一週間飛ばされ欲求が溜まっているのだろう。  今日は二週間分たっぷりと感じてもらおうと武志は思った。  木曜日、武志は真理と共に頼子の元を訪れた。先週のナオミの作戦の報告書を提出するためだ。  頼子は報告書をパラパラと眺めている。作戦が終わってすぐに頼子へは電話連絡を入れてあるし、真理が酔いからさめてすぐに、第一次の報告書を提出してあるので内容はほとんど知っているはずだ。 「ありがとう、後でじっくり読ませてもらうわ。それで今から次の作戦の説明をします」  頼子が報告書を机に置きながら言った。 「えっえぇー、もう次ですか」  武志は考えてもいなかったので驚いてしまう。 「そんなに驚かなくても、隊員は訓練、作戦準備、作戦実行の繰り返しなんだから。あなた達に幾らお金がかかってると思うの。最大限に結果を出してもらわないと」  頼子の話を真理は当たり前すぎるという感じで聞いている。武志の想像以上に隊員は忙しいのだろう。今まで何となく彼女達はのんびりやっているイメージがあったが、そうではないらしい。 「次のターゲットはこの人。由佳、二十一歳」  頼子が武志へ資料を渡しながら話す。 「日本人ですか……」  武志は今まで任務では外国人しか相手をしたことがなかった。 「今回の目的は彼女の性的志向を変えること。彼女は真性の同性愛者で、異性との経験が無い可能性が高いです。それをノーマルにすること、最悪でもバイ・セクシュアルに変えることが目的です」 「なぜ、そんなことをする必要があるんですか」  武志は疑問をそのまま口にした。 「詳しいことは大人の事情で話せませんが、簡単に言うと、困った人が政府に泣きついてきた。それが回りまわって私達の所へ来たという訳です。ですから本人はこの作戦のことを知りませんし、知られてもいけません。やり方は前回同様任せます。作戦を急ぐ理由は二つ。一つは武志君が今から卒論でますます忙しくなること。もう一つは彼女にクリスマスは男性と過ごしてもらいたいから。以上です。質問は?」 「とりあえず、資料を読んでから考えます」 「そう、それじゃ、がんばってね」  頼子はいつものあっさりした口調で話を終えると、さっさと部屋を出て行ってしまった。  とりあえず、武志と真理は渡された資料に目を通す。  由佳の資料を読んで武志は驚いた。  日本を代表する企業の社長令嬢だ。本物のまごうことなきお嬢様だ。家計図を見たら凄いんだろうなと想像してしまう。 「おそらく、彼女の親か、彼女の家との結び付きを求める見合い相手辺りが依頼してきたんでしょうね」  真理が興味なさそうに言う。真理にとって自分が実力で掴み取ったもの以外は、たとえ有数の家柄だろうと評価に値しない。  そんなところだろうと武志も思う。頼子に聞いても作戦に必要の無いことは教えないだろうから確かめる方法は無い。誰が依頼したにせよ、武志達がやることに変わりは無い。  資料には他にも由佳の詳しい資料が記述されていた。 160cm-46Kg、Bカップ 大学三年生、都内在住、二人姉妹の長女 真性のレズで女子高時代に家庭教師か、学校の先輩に仕込まれたと思われる 役割はタチ(攻め)と思われる 周囲にカムアウトはしていない  写真を見ると、気が強そうな顔だが、けっこう可愛い。特に男っぽいわけではない。  武志のレズビアンに対するイメージだと男性っぽい方がもう片方を責めるものだが、必ずしもそうではないらしい。美咲と瞳で考えれば見た目は瞳が責めで美咲が受けだが、やるとしたら(自分の知らないところでやっているかもしれないが)美咲が責めで瞳が受けだろう。外見よりも性格的な影響が強いのだろう。  資料には相手のネコ(受け)と思われる女性のことも書かれていた。千恵、十九歳。由佳とは違う大学の一年生で、都内で一人暮らしだが、由佳と半同棲の状態。こちらは正統派の可愛い女の子だ。胸も大きく、女らしい体つきをしているが、いやらしさは感じない。顔に幼い雰囲気が残っているせいだ。  武志は相手があまりに別世界の人間すぎて、作戦をどうすれば良いのか見当が付かない。とりあえず、愛と優に合流して作戦を考えることにする。  説明を聞いた愛の考えは簡単だった。 「まずは由佳と相手を別れさせる。そして弱っているところへ、新しいパートナーとして接近する。最後に武志が登場して男の良さを思い知らせる。そんなところかな」 「ポイントは間を空けないところ。間を開けて寝取った相手とか、新しいパートナーの事を調べられると面倒だから」  優が補足する。  双子の話を聞き、しばらく考えてから武志は言った。 「分かりました。大筋その線で進めましょう。それで今回はターゲットに一番近いタイプの愛さんに作戦を考えてもらって良いですか。それをみんなで検討するようにしましょう」  武志の話を聞き、愛と真理が少し驚いた顔をしている。二人とも、また真理が作戦を立てると漠然と考えていた。 「別に前回の真理さんの作戦が悪かったとかじゃなくて、今回、由佳の新しいパートナーとしては真理さんが良いと思うんですよ。となると、真理さんにはじっくり女同士のやり方を練習してもらう必要があります。それで愛さんに作戦立案、優さんには相手を寝取る役をやってもらいたいということです。それに同性愛者の考え方は真理さんよりも愛さんの方が良く分かると思うんです」  武志は補足した。女性が複数居るときは、気を回して回しすぎることは無い。作戦立案という重要な役を愛にやらせ、真理には難しい役をやらせる。そうしないと全てが真理に集中して、いくら上司だからといえ、双子に不満が溜まるに違いない。今回、優は出番が少ないが、次回がんばってもらうことにして、今回は我慢してもらう。 「分かりました、班長」  真理が納得した様子で返事をした。  真理は瞬時に今回の役の重要性、難しさを理解していた。実戦経験が少ない自分に武志が機会を与えてくれた事を感謝した。  愛も現在C級で作戦立案などほとんどやったことが無い自分に武志がチャンスをくれた事を理解した。  だが、優だけは釈然としなかった。役割分担と順番だとは分かっているが、自分だけ疎外されているような気になってしまう。  武志は、優に近づき肩をポンポンと叩いた。 「この次はがんばってもらいますから」  愛主導の元、準備は急ピッチで行われた。  まずは由佳とその相手千恵の行動パターンの調査を頼子へ依頼する。優は先行してターゲットと接触を開始する。  平行して作戦が固まっていく。  まず最初に優が千恵を落として肉体関係に持っていく。由佳以上のテクニックで千恵を夢中にさせて、由佳と別れさせる。  二番目に、真理が由佳に誘われる。由佳のほうから誘わせるのがポイントであり難しい。真理から誘うと少なからず由佳に警戒されるだろう。最終的に由佳の前から消える事を考えると、不審に思われることはできるだけ少なくしたい。  真理は男性相手だとどうしても違和感があり、悩んだ末、同性愛に走るという設定だ。  三番目に、真理と由佳が会っているところへ、元カレとして武志が登場。真理と由佳へ怒りをぶつけて犯す。その激しいやり方に真理は絶頂に達して、元サヤへ納まり、由佳の前から消える。由佳は男性相手でも気持ち良い事を知る。  そして頼子へ引き継いで、後は任せるという作戦が立てられた。引き継いだ後は依頼主が見合いをさせるか、頼子が別の男性隊員を使って男に慣れさせるかするだろう。  この中で真理の役が難しいのはもちろん、武志のさじ加減も難しい。由佳が武志に執心するようになってはいけない。今までと違って国内だ。武志の事を探されては困る。由佳はその気になればお金に糸目を付けずに武志の事を調べるだろう。  快感が武志だからと思わせるのではなくて、男だからと思わせなくてはいけない。快感は強すぎず、弱すぎずの調整が必要だ。強い快感を与えすぎて、他の男の相手をしたときに不満を感じるようではまずい。また弱すぎて、女同士のほうが気持ち良いと思うとさらにまずい。  武志は万全を期するために、セックスを控えて、体調を整え、気をいっぱいに溜めた。  頼子から指令を受けての最初の土曜日には優は早くも千恵と接触していた。十九歳の地方出身者の女の子をだますことなど、優には物足りない仕事だった。その日の内に酔わせてホテルへ連れ込み、さんざん絶頂を味わわせている。  念のため、優は髪の色を黒にして、カラーコンタクトを入れ、簡単な変装をしていた。万が一、誰かが調査に来た時に、元々のルックスでは目立ちすぎるからである。  その日から、優は連日連夜、千恵を呼び出しては体を重ねた。相手は一般人なので、やりすぎないように武志から指示が出ていた。そして、由佳とは別れさせた。  由佳は気分がすぐれなかった。  自分が女にした千恵が別れたいと一方的に連絡してきた。好きな人ができたと言うのだ。あれほど自分にべったりだった女の子が、裏切るとは思ってもいなかった。信じられない気持ちだ。  いずれ千恵は取り戻すにしろ、思い知らせるにしろ、向こうが他の相手とやるなら、自分がやってもいいはずだ。  由佳は最初の相手の家庭教師から同性愛者のルールを厳しく教えられたから、倫理的には真面目なほうだった。今まで自分から浮気をした事は一度も無い。少数派だからこそ、自分の行動に誇りを持てるようにしなければいけないと考えている。  それで今日は久しぶりに同好者が相手を探すクラブに来ていた。とりあえず、相手を見つけて、沈んだ気分を払いたいところだ。  薄暗いホールには三十人ほどの人が居て、ちょうど良い混み具合だ。半数がペアで飲んでいて、半数は一人で相手を探している。  由佳はグラスを片手にまだ相手の決まっていない女を物色した。しかし、どの女も年が離れていたり、見た目が好みじゃなくて食指が動く子が一人も居なかった。 (今日は良い子はいない)  一通りチェックして、一人でテーブルにつき、あきらめて帰ろうかとしていた時に、一人の女が店内に入ってきた。  こんな店には珍しい、少しおどおどした感じだ。だが、遠目でも分かるくらいの美しい女だった。今日の客の中では一番の美しさだ。店内にざわめきが広がった。  自分より少し年上だが、許容範囲に入る。獲物だと由佳は直感的に思った。まだ初心者のネコだ。いじめてオーラがかすかに漂っている。  会社帰りなのかスーツにスカートだ。正面から見ても胸の大きさが分かる。そして、胸に似合わず、脚は細い。長い髪は後ろにたなびかせている。夜でもまとまっているのは良く手入れされている証拠だ。  全体的に品が良く、知性が感じられる。一流企業の総合職といった感じだ。 (あの大きな胸を思い切りいじめてみたい)  由佳は女が胸を絞られ、涙を流して許しを請う姿を想像した。わざとメガネを掛けさせ、髪を後ろで束ねさせるのも面白いかもしれない。由佳の想像は広がる。  その間に、女はカウンターで飲み物を受け取っている。知り合いを探す素振りを見せないから待ち合わせではないようだ。  女が一人だと分かり、店内の空気が少し変わった。客のほとんどが彼女に注目している。早い者勝ちだ。  由佳は他の客よりいち早く動き、女の横に並んだ。 「こんばんは」  無難に声を掛ける。 「あっ、はい、こんばんは」  突然声を掛けられ、女は驚いた素振りで答えた。 「一人なの?」  由佳はなれなれしい感じで声を掛ける。相手は年上だが、上からの態度で行く作戦だ。 「一人です」  女は緊張しているのか、警戒しているのか、声が硬い。 「この店は初めて?」 「はい、こういったところへ来るのは初めてです」  自分が女の世界を教えてやろう。由佳はそう思った。  真理はマイクへ接触成功の合図を送った。  由佳は一時間掛けて、女の緊張をほぐし、警戒を解き、悩みを聞きだすのに成功した。  女には付き合っている男がいて、体の関係がある。だが、何度やってみてもイク事ができないし、違和感を覚える。その違和感が何かを確かめるために来たというのだ。  話を聞いて由佳は顔には出さないが、有頂天になった。この女を感じさせることができれば、美しいペットが手に入る。それに雰囲気からしてマゾの気もありそうだ。  年上でマゾの美女。考えただけで頭が熱くなり、鼓動が早くなる。由佳は興奮しているのを悟られないように、必死で自分を落ち着かせる。 「もし、時間があるなら、場所を変えて飲み直さない。落ち着いた良い店を知ってるから」  次の店で由佳は女の詳しい情報を手に入れた。  名前は真理、二十五歳。IT企業で財務を担当。一人暮らし。  ますます好条件である。由佳はお持ち帰りを狙って、真理にガンガン飲ませる。そして、薄暗い店内で真理の肩や膝に手を置き、それとなく反応を見る。真理は嫌がる素振りを見せない。  由佳は勝利を確信していた。後は服を脱がせ、裸を見るだけだ。  真理が酔ってきたところで、由佳は店を出て、タクシーでホテルへ向かった。  女性同士でも裸を見てがっかりだったり、相性が合わないことがあるので、いきなり自宅へ連れ込むのはまずい。  由佳は家族が住む実家とは別に、大学の近くへ通学用のマンションを与えられていた。そこへ連れ込むのは何度か体を合わせて、付き合うことにした相手だけにしている。  ホテルでは不審に思われないようにツインを頼み、ふらつく真理を支えながら部屋へ入った。  真理は部屋に入ると、靴を脱ぎ、服を着たままベッドの上で仰向けに横たわった。そのまま気持ち良さそうに目をつむっている。  横になっていても見事な盛り上がりの真理の胸が、ゆっくりと上下に動く。 「皺になるから脱がすよ」  由佳は喉の渇きを覚えながら、丁寧に真理の服を脱がしていく。まずはスーツの上着とスカート。真理と由佳は同じくらいの身長だが、真理のほうが肉付きが良く、出っ張りが大きい。由佳は苦労しながらも何とか服を脱がした。  寒くないように暖房の温度を上げてから、ブラウス、キャミソール、ストッキングと手を掛ける。これも何とか苦労して脱がせると、真理はブラジャーとショーツだけの姿になる。  由佳は真理の姿を見て、スタイルの良さに溜息を付いた。胸は想像以上に大きかった。CとかDというレベルではなかった。見たこともない大きさだ。それなのに、ウエストは締まり、脚は細い。しかも色も白い。肌もしっとりと潤い、きめが細かい。  これほど美しく、スタイルの良い女性は父の会社にも居ないのではないか。真理を父の会社に入れてしまおう。そうすれば、もっと自由にすることができる。そして、この人をペットにできたら……。  由佳は真理の都合など考えず、勝手に妄想を膨らませていく。  早く真理の喘ぐ声を聞きたい。由佳ははやる気持ちを抑えようとするが、興奮してしまい、自分を抑えきれない。頭がガンガンしてくる。真理の体を目で楽しみながら、由佳は自分の服を脱ぎ、全裸になった。  真理の背中に手を回して、ブラのホックを外した。いよいよ乳房を見ることができる。ここが重要なポイントである。崩れたおっぱいや汚い乳首だと、一気に興味が萎えてしまう。由佳は真理のブラを取り去った。  ぼよんと音を立てそうな勢いで、二つの固まりがあらわになる。由佳は目を奪われた。 (きれい……)  巨大さのあまり自重で潰れてはいるが、形の良さが思い浮かぶ。先には程よい大きさの乳輪の真ん中に小さい乳首がちょこんと付いている。色も素晴らしい。ピンクと茶色の中間くらいのきれいな色をしている。  由佳は吸い寄せられるように手を伸ばした。  柔らかく実が詰まっている。指が沈み込んでいくが、それに従い抵抗が増す。柔らかさと弾力を併せ持った、素晴らしい揉み心地だ。揉んでいるだけでうっとりしてしまう。  由佳は夢中になって揉みまくった。そして、揉みながら乳首を咥える。乳首を舌で転がすと、すぐに口の中で硬くなってくる。感度も良い。 「んっ、んふぅー……」  真理が少し反応する。  こんなに素晴らしい体を男が自由にしていたと思うと、由佳は悔しくて仕方がなかった。 (今からは私がたっぷり苛めてあげるから。男の事なんかきっぱりと忘れさせてあげる) 「んんぅー……、んふぅー……」  真理の反応が大きくなってくる。  由佳はますます気を大きくして、真理の体の各部へ口を移した。  腕を挙げ、脇の下をチェックする。きれいに脱毛され、ツルツルしている。黒ずみも全くない。ちゅっと軽く口付けしてから、移動する。  口付けを繰り返しながら、全身をチェックする。無駄毛は一本もなく、爪まで完璧に整えられている。全身の手入れに相当お金を掛けているのが分かる。 「ああん……、あぁー……」  由佳の口が性感帯を刺激するたびに、真理の口から声が漏れる。  真理の呼吸が大きくなってくる。かなり醒めてきている。 (もっと気持ち良くなって。最高の快感を味わわせてあげる)  由佳は真理の上から覆いかぶさった。真理の体は酔っているせいもあり、暖かかった。しっとりした肌が自分の肌へ吸いついてくる。真理の体は柔らかく最高の抱き心地だ。自分が抱いているのに、逆に包まれているような抱擁感がある。  もう由佳はたまらなくなってきた。自分が責めているのに、自分の方が興奮してしまっている。  由佳は真理の口に吸いついた。少しお酒の味がする甘い口だった。由佳が舌を差し込むと、真理の舌がじゃれあうように絡んでくる。由佳は無我夢中で真理の口を貪った。 (最高。お口も美味しい) 「んふ、んふぅー……」  真理は鼻息までかぐわしい。由佳がすっかり真理の虜になっていると、真理の腕が由佳の背中に回り、優しく抱きしめられる。  二人の乳房が押し合い、形をゆがめる。 「由佳さん……」 「真理……」  二人は激しく舌を絡めあった。お互いの乳房で相手の乳房を刺激する。そうしながら、真理は自由な手で由佳の背中や脇腹を愛撫していく。由佳に勘繰られないように徐々に由佳の性感を高めていく。  我慢の効かない由佳はキスしながら真理の股間へ手を伸ばした。そこは既に湿り気を帯びている。由佳はショーツの上から秘裂に沿って指を動かした。 「あんぅー……」  感じやすい体に作り変えられている真理はそれだけでも敏感に反応してしまう。  あまりショーツを汚してはいけないと、由佳は真理の最後の一枚を脱がした。そして、そのまま真理の両脚の間へ潜り込んだ。  ふっくらした大陰唇から、色素沈着の少ない小陰唇がわずかにはみ出ている。口はひっそりと閉じ、合わせ目がかすかに濡れて光っている。 「恥ずかしい」 「とってもきれいよ」  由佳は指で口を広げた。クリトリスは大人しく皮の中に納まっている。そして、左右均等で上下にバランスの良い襞の中に、閉じた最後の口がある。透明な雫が浮かび、キラキラ光っている。  由佳は舌で露を舐め取る。しょっぱい味と女の匂いが口の中に広がる。 (味も匂いも問題ない)  由佳はぴちゃぴちゃ音を立てながら舐めていく。 「あ、ああぁー……、ダメー……」  真理が体をよじりながら声を出す。武志に開発された体は女性同士であっても見事に反応してしまう。しかも相手は五年もの経験があるベテランだ。女の体を知り尽くしている。  由佳の繊細でツボを抑えた巧みの技に、真理はよがり続けた。由佳の顔へ押し付けるように腰が持ち上がっている。  由佳は秘肉の中へ舌を入れ、かき回すだけでなく、包皮の上からクリを優しくこね回す。 「それダメー……」  真理は由佳の口の周りがベトベトになるほど、愛液を垂らした。内ももがピクピクと引きつっている。だが、真理は訓練を受けているだけあり、由佳の責めを耐え忍んでいる。 (けっこうしぶといわね)  これだけ感じていれば軽くイッても不思議ではない。感じやすいのに我慢強い。由佳はますます真理が気に入った。もう手放すことは考えられない。浮気した千恵に感謝したいくらいだった。おかげでこんな素晴らしい女性に出会うことができたのだ。  由佳はクリの皮を剥き直接指で撫でた。それと同時に秘肉へ指を沈めていった。 「あひぃー……」  真理からさらに大きい声が漏れる。体が伸び、全身に力が入る。真理は歯を食いしばり、絶頂を押さえ込んだ。 「ゆ、由佳さん、私、私にも、やらせて」  真理が体を震わせながら、由佳へ懇願した。  由佳も体が疼いて仕方がないところだった。喜んで、真理の顔を跨いで、上になった。  相手は初心者なので期待はしていないが、どんな風にしてくるのか、由佳は興奮した。初めての相手のときは、どんな相手でもドキドキする。由佳は動きを止めて、真理を待った。  真理は顔を近づけ、秘肉へそっと口付けをした。由佳の雫をチュルッと飲み込んでから、いじらしいまでに丁寧に舌を這わせる。襞を一枚一枚、裏表を満遍なく舌で舐める。経験とテクニックではどうしても由佳に負けてしまう。真理は丁寧さで勝負に出た。 「いいわよ。うまいじゃない」  由佳は動きを止めたまま、真理の奉仕を味わった。年上の美女がよがり泣きをして許しを請い、代わりにバカ丁寧に自分に奉仕している。そのシチュエーションだけで由佳はイッてしまいそうなほど興奮した。  真理の奉仕は延々続き、由佳の体にも火が付き、うずうずしてくる。 「つ、次は、ここを、舐めてみて……」  由佳はそう言って、真理のアヌスを指でコリコリひっかいた。そして、真理が舐めやすいように腰を前へずらす。  ダメで元々である。言った本人も恥ずかしい。潔癖症の面がある由佳は、アヌスは舐めたことも、舐めさせたこともなかった。真理がどこまで言うことを聞くか試してみたかったのだ。  真理は言われるがままに、舌を会陰を通りアヌスへと移動させた。 「ぃっ……」  真理の舌がアヌスに触れた瞬間、由佳の体が震えた。寒気にも似た快感が背中を走る。声を上げそうになるのを慌てて飲み込んだ。  真理の舌はチロチロとアヌスを舐め続ける。 (舐められてる。本当に舐めてる)  こんな美女にシャワーを浴びていないお尻の穴を舐めさせている。由佳は興奮で頭がどうにかなりそうだった。恥ずかしさ、征服感、背徳感、快感が入り混じり混沌としている。 「あ、あぁ、い、いいぃ……。続けて……」  由佳は快感を押さえきれず、真理にねだるが、最後のプライドで命令口調は崩さない。由佳の手は完全に止まり、一方的に責められるだけになっていた。  真理は由佳のお尻に口をぴったり付け、チューチュー吸った後、中へ舌を差し込んだ。 「ひぃー……」  今度は由佳が叫ぶ番だった。真理はさらにクリにも指を伸ばし、指の平で優しく転がした。 「あ、あ、あ、あ……」  今まで経験のない二ヵ所同時の責めに由佳は体を震わせて悶えた。最近は主導を取ることがほとんどだし、相手は年下だったのでこれほど責められることはなかった、きつい責めに心と体が耐えられない。  真理は由佳の乳首にも手を伸ばし、追い討ちを掛ける。 「だ、ダメ、ま、待って、あぁ……、ちょっと、待って……」 (ダメ、このままじゃ、このままじゃ、イカされちゃう。そんなの、ダメー)  頭の片隅でかすかに残った理性が警告を発しているが、体を止めることができなかった。お尻を真理の顔へ押し付け、アヌスで舌をさらに深く飲み込もうとしていた。  お尻がこんなに気持ち良いなんて知らなかった。  真理の舌が中でうごめき、由佳は耐えられない快感に流され続けた。真理の股間に顔を伏せ、真理の脚を掴み、体を震わせることしかできなかった。  お腹の奥で絶頂の種がどんどん大きくなってきている。もう、限界が近いことが自分でも分かっている。秘肉からは白く濁った汁があふれ出し、真理の手と体を濡らしている。 「あ、も、もう……。い、いぃ、いいぃー……」  もう耐えられない。いくっ。由佳がそう思った瞬間、真理は由佳のクリと乳首をつまんだ。 「いいいいぃー……」  雄たけびをあげて由佳は大きく絶頂に達した。全身を真理へ押し付け、激しく体を震わせる。両手は真理の脚を跡が付くくらい強く握り締めている。  今まで味わったことのない種類の絶頂に、由佳の頭の中は真っ白になった。まさに快感が頭の中で爆発していた。気を失わないのが不思議なほどだ。  真理の舌と指は離れていたが、いつまでも快感が治まらない。体が震え、そのたびに快感が背中から頭へ突き抜ける。  真理と由佳は上下に重なりながら、大きく息をしていた。  その時、ドアを激しくノックする音が聞こえた。ドンドンドンとノックの音が鳴り止まない。  由佳は絶頂の余韻で意識がはっきりしていない。  真理は由佳をベッドへ残して、急いでガウンを羽織ると、ドアへ向かった。ドアガードを掛けたまま、ドアを細く開く。  ドアの隙間から男がどなった。 「早くここを開けろ。さもないと、廊下で騒ぎを起すぞ。会社でも全部ぶちまけてやる」  突然の事態に由佳は何が起きたのか分からなかった。 「お願い、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ待って」  真理は男にそう告げると、一旦ドアを閉めた。そうして由佳へ言った。 「ごめんなさい、由佳さん、早くこれを着て。なぜか分からないけど、彼が来たの」  由佳は訳が分からないまま、真理に渡されたガウンを羽織る。  ドアは再び、ドンドンドンと激しく叩かれている。このままではホテルの従業員がやってくるのも時間の問題だ。  真理がドアを開けると、男が真理の手を掴みながら勢い良く入って来た。武志だった。 「跡を付けてきたんだよ。なんだお前は女と浮気か、ふざけんなぁ」  武志はごめんと心の中で詫びながら、真理の頬を張り飛ばした。真理が大げさに吹っ飛ぶ。 「きゃぁー」  暴力など見慣れていない由佳は一気にパニック状態に陥った。 「待って、話を聞いて」  真理が頬を押さえながら必死で訴える。 「お前、この状況で言い訳もくそもあるか。おかしいと思ってたんだよ。俺とやってるとき反応が悪いし。浮気してるんじゃないと尾行してみたら。よりによって相手は女だと。そんなに俺のじゃ不満なのか。おらぁー」  武志が真理をもう一発張り飛ばす。 「違うの、話を聞いて。この人は、たまたま知り合って、お酒を飲んだだけなの」 「言い訳するなぁー。お前が一軒目の店に入ってる間に、友達に店のこと調べてもらったんだよ。レズが相手を探す店らしいじゃねぇか。店を見張ってておかしいと思ったんだよ。女しか出入りしないし」 「違うの、違うの、初めてなの、まだ何もしてない。酔ったから介抱してもらってただけなの」 「嘘つくなー。この部屋の中は女のあの匂いがプンプンしてるんだよ。入った瞬間に分かるんだよ。それにお前ら、シャワーも浴びてないのに、なんでガウンなんか着てるんだよ。バレバレだよ。どうしても喋らないなら調べさせてもらうぜ」  武志が真理へ手を伸ばした。  由佳は絶望感で血の気が引いた。調べられたら言い逃れができない。真理の股間は愛液と自分の唾液でドロドロになっている。触るまでもない、一目見ただけでばれてしまう。  武志は真理からガウンを剥ぎ取った。 「やっぱりな」  真理は観念したのか、うな垂れている。 「こっちへ来い」  武志が真理の手を引き、ベッドの上へ放り投げる。そして服を脱ぎ去り全裸になる。 「このままでも大丈夫だな。二度と浮気できないように男の味を思い知らせてやる」  武志は真理の両脚を抱えると、一気に根元まで突き刺した。十分すぎるくらいほぐれている真理の秘肉は男の挿入を難なく受け止めてしまう。 「ひいぃー……」  たまらず、真理が悲鳴を上げる。初めて味わう武志の乱暴な責めに真理は演技を忘れて感じてしまう。  武志は全く遠慮をせず、乱暴にガンガン突きまくる。  真理は内臓全てを揺さぶられ、かき回される気がした。  由佳は腰が抜けて動けなかった。由佳は上流階級の人間だけあり、小さい頃から驚いたり、慌てたりしないように厳しくしつけられてきた。しかし、今の状況は由佳の想像を超える事態だ。  目の前で女性が張り飛ばされ、無理矢理犯され喘ぎ声を上げている。暴力を見るのを初めてなら、男女の性交を生で見るのも初めてだ。  見てはいけないと頭では分かっているが、目が離れない。  黒々とした男根が女の体を引き裂いている。真理は演技で感じているようには見えない。男に乱暴に犯され、本当に感じている。次は自分だと分かっていても、動くことができない。ショックのあまり動けなくなるなど、自分の身に起こるとは考えたこともなかった。 「いっ、いいぃー……」  真理が本気の声を出す。 「気持ち良いのか、この浮気女が。男のほうが良いだろー」 「いいー、気持ち良いー、こっちの方が気持ち良いー……」 「おらっ、おらっ、おらっ、おらぁ。今までやさしくしてやったら、付け上がりやがって。うらぁー」  武志は力任せに腰を叩きつけて、真理の子宮を突き上げる。  由佳とさんざん楽しんだ体は武志に入れられる前から、かなりの火が付いていた。そこを激しく責められ、真理は演技ではなく絶頂寸前に追い上げられる。こんなに激しく突き上げられるのは初めてだった。 「い、い、い、ダ、ダ、ダメー、い、イク、いっちゃうから、ダメー……」 「おら、おら、イクんだよ。さっさとイケー……」  武志は腰のスピードを最大まで上げる。同時に真理の腰を持ち、自分の体に叩きつけるように動かす。  真理のお尻が武志の体に激しく当たり、パンパンパンと大きい音が響く。体はされるがままに大きく揺さぶられている。 「ダ、ダメ、もうダメ、我慢、できない……」 「いいから、イケって、イクんだよ。うりゃー……」 「イッ、イ、イ、イ、イクゥー、イクイクイク、イクゥー……」  真理の体が一直線に伸び、弓なりに反る。手はシーツを握り締め、顔には苦悶の表情を浮かべている。  真理は久しぶりの大きな絶頂に任務を忘れて、浸りきった。  数秒後、電池が切れたように真理の体から力が抜けた。ベッドの上で動かなくなる。  武志は真理から離れ、由佳へ近づいた。射精しなかった肉棒は真理の愛液でてかり、根元には泡立った愛液がリングのようにこびりついている。 「あっ、あ、あ……」  由佳はパニックを起していて、声を出せない。 「お前も、俺の女を寝取ったんだから、落とし前を付けさせてもらうぜ」  あんな激しい事をされたら、壊れてしまう。由佳は必死で後ろに這い下がろうとするが、体が思うように動かない。 「さっ、次はあんたの番だな」  武志は由佳を軽々とベッドへ運び、横たえた。横では真理が死んだように動かない。 「あいつの浮気のせいで、違う女とできるんだから、あいつに感謝しないといけないな」 「や……、やめ……、やめて。お願い、やめて。お金なら、払いますから」 「金の問題じゃねえよ。あきらめて俺にやられるんだな。暴力は好きじゃないから、大人しくしてたら優しくしてやるよ」」  武志は由佳の乳房をやさしく揉み込んだ。  先ほどの荒々しい態度とは一転して、やさしい愛撫に由佳は嫌悪を感じながらも体が反応してしまう。 「いやぁー、やめてー、さわらないでー」 「静かにしないとぶん殴るぞ」  武志が顔を近づけて脅すと、由佳は急におとなしくなった。暴力による威嚇は由佳の頭を麻痺させた。  両隣の部屋に客がいないのは確認してあるが、万が一騒ぎが漏れて人が来ると困ったことになる。 「さーて、感じる所はどこかなー」  武志は中指を秘肉の中へ沈めていった。由佳に処女膜はなかった。おそらくレズの相手にでも破られたのだろう。指先からかすかに気を流し、感じるように仕向ける。 「ここかなー……。ここもかなー……」  武志はなぶるように声を掛けながら、由佳の感じるポイントを探り当てていく。興奮状態にある由佳は、武志の指が弱点を通るたびに反応して、自ら武志に弱点を教えてしまう。  武志は絶妙な指使いで、由佳を溶かしていく。乳房を優しく揉みほぐすことも忘れない。  あらかた由佳のポイントを探し終わった武志は、秘肉の中で指を曲げ、膣壁をコリコリと高速でこすった。 「あひぃー……」  Gスポットをこすり上げられ、由佳はたまらず声を上げた。 「レズのくせに、男の指で感じてるじゃないか」  武志は指の動きを止めない。もう片手でこってりと乳房を揉みこんでいく。 「ダメー、そこをこすったら、ダメー……」  真理との長時間の愛撫で高まっている体へ、感じるところをこすられては、由佳は耐えることができなかった。由佳は知らないが、武志に気まで流されている。  頭まで突き抜ける快感に身震いし、体が突っ張る。手はシーツを掴み、足の指先は内側へ丸まっている。 (ダメなのにー、男で感じたらダメなのにー)  感じているのは武志の力のせいなのに、それを知らない由佳は男相手でも感じてしまうのだと思わされてしまう。  緩やかに盛り上がり長時間続く女性同士の快感と違い、凄いスピードで駆け上がる快感に由佳は囚われてしまった。  由佳がもうダメだと思ったとき、秘肉から指が抜かれた。 「指でイカせるのは、面白くないからな」  武志が下品な笑いを顔に浮かべながら言う。 「途中で止められて、体が疼いて仕方が無いだろ。今、入れてやるからな」  武志は肉棒の位置を合わせた。  由佳は訳が分からなくなってきた。もう少しでイクところでお預けをくらい、体が泣いている。どうでも良いから何とかして欲しい気持ちと、犯される恐怖、男にイカされたくない気持ちが頭の中でせめぎあっている。 「いくぞ」  由佳が結論を出せぬうちに、武志は肉棒をゆっくりと埋め込んでいった。 (熱いっ)  由佳はディルドーとは違う熱さと感触に驚いた。無機質で冷たい感触と違い、熱い物が自分の粘膜となじみながら押し広げ、奥へと進んでいく。男根の形をはっきりと感じ取ることができる。 「あ、あ、あ、ああぁー……」  由佳は訳が分からず声を出してしまう。今自分が受けている感覚が恐怖なのか快感なのか理解できない。 「一番奥まで入ったぜ」  由佳は子宮口に柔らかい物が押し当てられたのを感じた。これが男の先端だ。ディルドーとは違い熱さと柔らかさを感じる。熱が伝わってくるようだ。子宮がカッと熱くなってくる。  男が動くと、内臓を引きずり出され、押し上げられる感覚に、未知の快感が湧き、混ざってくる。子宮から背中を通り頭まで快感が突き抜ける。子宮の奥から本気の汁が溢れてくるのが分かる。  男は焦ることなく、ゆっくりとしたペースを守り、肉棒でこすり上げてくる。角度を変え、秘肉の中をくまなく探るように出し入れしている。 「もう、見つけたぜ、お前の弱点。ここだろ」  そう言いながら、由佳の感じるところを肉棒でこすってくる。 「男も良いもんだろ」  男が上半身をかぶせてきた。女と違って硬くて、重い。息苦しいのに、なぜか安心感がある。 「キスして欲しいんだろ。キスしてって言ってみろ。ほらほら」  武志が腰から下を動かしながら、由佳に言う。さらに、腕を由佳の体に回し、しっかりと抱きしめる。  もう由佳はどうでも良くなってきた。ただ、もっと気持ち良くなりたい。早くイカせて欲しい。そのことばかりで頭がいっぱいになっている。 「イカせて欲しかったら、キスしてくださいって言ってみろ」  初めて見るこの粗雑な男の舌を吸いたくてたまらない。舌を絡み合わせ、唾液を混ぜ合わせたい。由佳は自分で自分のことが分からなくなっていた。  男は容赦なく子宮口を突き上げ、秘肉を削り、感じるところをこすり上げる。体の疼きは限界にまで達している。 「……ください」 「もっとはっきり言わないと聞こえないな」  男は情け容赦ない。自分に恥ずかしい言葉を言わせようとしている。 「キス……、して、ください……」  由佳が言ったとたんに男が口に吸いついてきた。唇を割られ、舌が差し込まれる。舌はそのまま激しく口の中を暴れまわる。 (食べられてる)  由佳はそう思った。自分は男に食べられてる。同時に求められてると思った。うれしい気さえする。  元々由佳は男が嫌いな訳ではない。男の友人も居るし、普通に話もできる。ただ、女子校の頃から家庭教師や先輩から女同士の気持ち良さを教えられてきた。同時に、男とのセックスのつまらなさを吹き込まれてきた。それで男とのセックスに嫌悪感を植え付けられてきただけだ。  男が唾液を流し込んでくると、由佳は自然に飲み込んだ。汚い男の唾液のはずなのに、美味しい気がする。 「さあ、イカせてやるよ。思う存分イッて良いぞ」  男が、それまでゆっくりだった腰の動きを速めてきた。  肉棒の先がゴンゴンと体の奥に当たり、痛いくらいの刺激を与えてくる。全身は熱くなり、体が分解しそうになる。女同士では絶対にありえない激しさだ。  目の前に星が飛び、頭の中が真っ白になり、何も考えられなくなってくる。ただひたすら快感に流されていく。 「あんっ、あんっ、あんっ、ああぁー……」  由佳は自分がいつの間にか声を出しているのに気付いた。 「男のほうが良いだろう。女同士なんてもったいない」  男が耳元でささやき、そのまま耳をしゃぶってくる。  普段なら耳はくすぐったいだけなのに、なぜかこの男にしゃぶられると、くすぐったさよりも快感のほうが大きい。ゾクゾクした感じが下半身の快感とあいまってさらに大きい快感になる。 「ほら、もっとあそこを締めてみろ」  耳元の男の声に由佳は自然と従った。お尻の穴に力を入れ、秘肉をぎゅーっと締め上げる。そうすると、肉棒のリアルさが一段と増し、快感が一段と深いものになる。由佳は締めたり緩めたりを何度も繰り返した。  男の動きがさらに激しくなる。由佳も絶頂のすぐ近くまで来ている。 「イッても良いんだぜ。思う存分イケ。ほら、ほら、ほら」  男は腰の動きを前後運動から、肉棒を根元まで入れての回転運動に買えた。肉棒の先で子宮口をこね回す。そして、時々、ドッドッドッと子宮口を細かく鋭く突き上げる。  由佳は子宮での快感を覚え込まされ、深く大きい快感に飲み込まれる。 「あ、あ、あ、あ、ああああぁー……」 「おら、イクんだよ」  男が子宮をこね回しながら耳元で声を掛ける。 「ああぁー、あぅぁー、ああ、ああぁー……」  子宮でイク初めての体験に、由佳はどうして良いか分からず、涙を流しながら、絶頂に駆け上った。 「あああぁあー……」  子宮から頭まで爆発のような今までで一番大きい快感が走り抜けた。男の背中に思い切り爪を立て、しがみ付いた。 「っ、ぁ」  快感のあまり息ができない。体がヒクヒクと痙攣を起している。 (これが男……)  遠くで、ごめんねという真理の声が聞こえた気がしたが、由佳はそのまま気を失っていった。  武志と真理は由佳をまっすぐ寝かせ、ベッドを整えるとホテルを後にした。  愛が車を回してきて、二人を拾うとすぐに走り出す。  武志は少し落ち込んでいた。いくら作戦とはいえ真理に暴力を振るい、由佳をレイプ同然に犯している。しかも、やっている最中は半ば演技を忘れ、のめり込んでしまっていた。 「凄かったです、班長。激しい班長も良かったです」  真理はまだ快感が抜けきらない様子で、うっとりと話す。 「演技ですよ。演技。もちろん、演技です」 「班長の違う一面が見られて良かったです」 「だからー、演技ですって」  武志がいくら言っても、体験した真理はもちろん、無線で聞いていた愛も信じようとしない。 「でも、良かったじゃない。無事作戦が終わって」  愛は運転しながら、ほっとした感じで話していたが、作戦が完全に成功したわけではない事を知らなかった。  由佳は気が付くとベッドで一人寝かされていた。裸で寝かされていることを除けば、変わったことなど何もなかったようだ。  だが、体の奥にはまだあの男の熱さが残っている。  由佳はお腹に手を当てながら考えた。 (あの男は本物だ。ただの男じゃない)  子供の頃から一流の人や物に囲まれて育った由佳の本物を見分ける目は確かだった。  あの筋肉は見せるための養殖物ではなくて、使ってできる天然物の体だ。それも、格闘技ではなく肉体労働者の体に近い。すさまじいまでの体力があるはずだ。それに、あのテクも男にしてはうますぎる。あんな男ならもう一度抱かれても良いかもしれない。  それに、冷静に考えて真理みたいな素晴らしい女性が世間に埋もれて生きている訳がない。彼女もただの女ではない。  あの二人を絶対に見つけてやる。そして必ず自分の物にする。由佳は心に固く決めた。 第5部(2)へ続く... 動画 アダルト動画 ライブチャット