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一条流の戦い:第77章

 接待旅行から二日後の火曜日、武志は部隊の訓練に向かっていた。
 インドネシア作戦で中断していた班の訓練が再開するのだ。香露の初訓練の日でもある。
 香露の参加は武志にとってうれしい限りだが、真理、愛、優の三人は快く思っていない可能性がある。
 女性陣の関係がどうなるのか心配だが、なるようにしかならないと半分諦めている。まさか殴り合いの喧嘩はしないだろう。
 いざとなると、肉棒の力で黙らせようと武志は思っていた。

 いつもの場所に行くと武志が一番乗りで、続いて愛と優。少し遅れて真理と香露がやってきた。
 香露は真面目な女子大生の普段着みたいな服装だった。
 春色の膝上スカートにブラウスを着て、カーディガンを羽織っている。室内なのでコートは手に持っていた。
 その服装が全然似合っていない。武志は思わず『えっ』と言いそうになる。
 服が顔とスタイルに完全に負けてしまっている。
 普通の一般人が着れば、それなりに可愛い服なのだろうが、香露が着るとバランスが悪すぎて奇妙な感じがする。まるで子供服の色とデザインをそのままにサイズだけ大きくして大人が着るような不自然さだ。
 誰かが手配した服だろうが香露に合う服を用意する時間が無かったのだろう。
 まさか香露が自分のセンスで選んだのだろうか。それなら香露には日本のファッションも勉強してもらう必要がある。
 武志がそんな事を考えている間に、訓練は香露の流暢な挨拶から始まった。
「今日から班に加わりました香露です。よろしくお願いします」
 武志は軽く頭を下げるが、後の三人は何か冷めた感じで聞いている。空気は最初から刺々しかった。
 武志が空気を変えるため今日の訓練の説明をしようとしたところで、真理が口を開いた。
「班長、提案があります」
「な、なんですか」
 真理の口調の厳しさに武志はたじろいでしまう。
「班長は香露さんと親しいみたいですが、私はほとんど知りません。愛と優は今日が初めてです。だから親睦を深めるためにも、今から歓迎会をしたいのですが」
 武志は何か裏があるような気がしたが、とっさに断る理由を思い付かない。
「あぁ、いいんじゃないですか」
「はい、では早速歓迎会を開きたいと思います」
 真理の言葉を合図に女性三人が香露を取り囲み服を脱がせ始める。
(そっち系か)
 武志は一瞬でも普通の歓迎会を考えた自分がバカだったと思った。
 香露は瞬く間に裸にされベッドに上げられた。
 真理、愛、優の三人もすぐに全裸になる。
 ベッドの上には全裸の美女四人が集まっている。一人一人がめったに目にしないような極上の女性である。それが四人も集まるとどこを見ればいいのか困ってしまう状態だ。これが単なる乱交なら世界一の幸せ者だが、そうではないのが悲しい。
 真理、愛、優の目がギラギラしている。
 これから何が起こるのかと武志は不安になってくる。その一方期待に胸を膨らませる自分も居た。香露の見たことの無い一面を見せてくれるのでは無いかという期待がある。
 当の香露は不安そうな顔で横たわっている。
 そして、真理の一声で歓迎会が始まった。
「香露さんには日本の事をもっと良く知ってもらおうと思います」
 三人はいつの間に用意したのか、ベッドの周りにバイブなど様々な物を用意している。
「香露さんは日本の技術を心ゆくまで満喫してください」
 そう言って、真理は三本のブラシを取り出すと、愛と優に配った。
「これは、日本製のチークブラシ。カザンリスの毛100%でできていて、とっても肌触りが気持ち良いの。職人さんが手作りしてて、一本一万円もするんです」
 早速真理、愛、優の三人がブラシで香露の肌をスススーッと掃いていく。
 普通なら、くすぐったくて仕方が無いところだが、慣れている三人はくすぐったさを最小限に抑え、気持ち良さだけを掘り起こしていく。
 腰から上を双子が受け持ち、下を真理が担当する。
 双子は頬から始まり、首筋、肩、鎖骨などを掃いていく。
 真理は鼠蹊部から太もも、膝を通ってつま先まで丁寧にブラシを使っている。
 よっぽど気持ち良いのか、最初不安げだった香露は軽く目をつむり、ブラシの感触を味わっているようだ。
 五分もしないうちに香露の体からすっかり力が抜け、とてもリラックスした状態になっていた。
「今までに味わったことの無い気持ち良さでしょ。最高級品だけあって、極細の毛がふんだんに使われていて、細いのにコシがあるから、最高の肌触りなの」
 真理の言葉に香露は返事をしなかった。
 あまりの気持ち良さに頭がぼーっとしていた。この感覚は性的に感じるのではなくて、エステを何倍も気持ち良くした感じだ。
 生まれて以来、これほど気持ち良くしてもらったことはなく、香露は没頭した。
 確かにエステを受ける時は気持ち良いが、本国の組織で受けていたのはあくまで肌の手入れの為であり、施す方も受ける方も気持ち良さのことなど重要視していない。
 訓練や任務で男が自分を感じさせることはあるが、それはあくまでも性的なものであり、心地良さにも似たこのような気持ち良さを与えてもらったことはほとんど無い。
 血行が良くなってきて、香露の体がかすかに色付き始める。元々かなりの色白で、この三人の中では一番色が白い香露は、少しのことで肌に赤みがさしてくる。
 それをみた三人は少しずつブラシを際どい所へと移動させていく。
 双子は乳房の裾野をゆっくりと周り、真理は太ももの内側から脚の付け根ぎりぎりのところを掃く。
 そうして普通の気持ち良さの中に、性的な気持ち良さを少しずつ混ぜ込んでいった。
 そしてブラシの端がが乳首をかすめた。
「あっ……」
 香露の口から声が漏れる。
 愛と優はその声を合図にしたかのように、ブラシの端を使って乳輪をこすり始めた。
 二人はできるだけ乳首に当たらないようにしているが、それでも、時折乳首の側面にブラシがかすかに当たってしまう。
 その度に香露はピクッと体を震わせる。
 また、乳首も段々と立ち上がってきている。
「こんな感触は初めてでしょ。普通のブラシは毛先をカットして揃えるんだけど、これは職人さんが熟練の技術を使ってカット無しで揃えてるの。だから、生きていた時の毛先がそのまま残っていて、極細の先端がとっても気持ち良いの。微妙なチクチク感が何とも言えないのよね」
 真理は説明しながら、秘肉近くの柔らかくて敏感な部分を焦らすように刷いていった。

(すごい、勉強になる……)
 武志は一人仲間外れにされながら、真理達三人のアプローチの仕方に感心していた。
 性的に感じさせるその前の段階からじっくりと香露をほぐしている。武志が今までで一番丁寧にやった愛撫よりさらに丁寧で深い愛撫だ。
 本当にぎりぎりの微妙な加減は女同士のほうが良く分かるのだろう。
 男の自分はどうしても、ぎりぎりの所までいくと満足して先に進んでしまう。相手の女性がかわいそうと思ってしまう部分や、気が焦ってしまう部分がある。それに女性の反応からしか状態を察知できない自分は最後の最後の本当に微妙な加減が把握しきれない。
 女性同士だとぎりぎりの所からさらにもう一歩ぎりぎりのぎりぎりまで近づいていけるようだ。
 これまで自分のやり方が一番だと押し通してきたが、女性の体に一番詳しいのは女性自身なのだ。これからは女性からも学ばなければいけない。
 それともう一つ、真理達は道具を使うことにわだかまりが無いことに武志は気が付いた。
 武志は今まで自分の体以外の道具を使うことに抵抗があった。道具の力を借りるのは邪道な気がして、ほとんど使ったことが無い。使わないでも何とかなってきたという事もある。
 だが、それも何か違う気がしてきた。
 真理達は道具を使って、自分よりもハイレベルな愛撫をしている。もし自分が気を使わなかったら、ここまで奥の深い愛撫をできるだろうか。多分できないだろう。
 道具を使わないのはつまらないこだわりだったのだ。目的が変わってしまっていたのだ。
 最高のセックスをするのが目的なのに、道具を使わないでセックスをすることが目的の一つになっていた。
 道具を使った方が効果が高いなら使えば良いのだ。
 そう考えると、次々と新しい考えが湧いてきた。
 真理達から女性の体、女性の喜ばし方について教えを請わないといけない。もう一段愛撫の精度を上げられる予感がする。
 それに自分の技にどのように道具を取り入れていくか考えないといけない。いや、道具だけではない。場所、照明、温度、湿度、香り、服装、寝具など関係するもの全て使って良いのだ。考えるべきことはたくさん有る。
 また、作戦形態も一考の必要がある。同性愛者ではないだろう香露にこれほど三人の愛撫が効くならば、一般女性に対しても同じことが言えるだろう。
 危険を冒して武志が最初から出て行かなくても、警戒心の薄い同性が最初に接触し、フラフラになったところで武志が出れば良いのである。男女がベッドで二人になるのより、女性同士が二人になるほうがよっぽど簡単である。
 武志は目の前が開けた気がしていた。

 武志が二重の意味で興奮しながら女性達を見ている時、真理、愛、優の三人は少し怒っていた。
 香露は二週間前まで敵だった人間である。それがなぜ、いきなり訓練に参加しているのか。
 尋問は終わったのか、スパイではないのかと他にも疑問点が残る。
 それに香露が加わることで、ただでさえ回ってくる回数が少ないのに、さらに減ってしまう。
 真理は副班長であり、武志に一番気に入られていると自負しており、香露へ特に強烈な対抗心を抱いていた。
 愛と優もこの中では武志と一番付き合いが長く、親しいと思っている。それに自分達は双子ならではの息の合ったプレイができる。二人一緒なら香露に負けない自信があった。
 香露の美しさ、スタイルの良さは誰が見てもあきらかである。技のレベルについてもある程度の情報は聞いている。日本の部隊でいうとS級かA級に該当すると思われる。
 それでも、ここでは自分達の方が先輩である。
 香露のレベルの高さが、三人にイジメにも似た感情を抱かせていた。
 今日は徹底的に責めて、上下関係を教え込むつもりでいた。その為に、普通はやらない歓迎会を口実にしたのだ。
(今日は思いっきり恥をかかせてあげる)
 真理はそう思っていた。
 口には出さないが愛と優も同じようなことを考えていた。

 チークブラシによる愛撫は十分以上続き、香露の体は全身が薄いピンク色に染まっていた。
 香露はかすかに胸を突き出し、脚をモジモジ動かしている。
 三人は乳首や秘肉の急所にはまだほとんど触れていない。
 残酷なまでの丁寧さに武志は三人の強い想いを感じ取っていた。
 これが自分なら辛抱たまらず先に進んでいるだろう。このしつこさは女性同士ならではだ。イジメのような気さえする。
(やっぱり、色々不満があるみたいだ)
 武志は香露を生贄にしたみたいで申し訳ない気持ちになった。
 武志がハラハラしながら見ていると三人の責めが変化を見せた。ようやく次に進むのかと武志がほっとしていると、三人のブラシは急所から離れていく。
 真理は鼠蹊部や太ももの内側を再び刷き始め、愛と優は香露の腕を頭の方へ上げさせ、脇の窪みの周りを刷き始める。
 これでは前進ではなく、一歩後退である。女性隊員が本気を出すと、ここまで偏執的に責めるのか。
 見ている武志のほうがじれったくなってくる。
(これは完全に怒ってるな)
 三人の怒りが武志にだんだん伝わってくる。こうなってくると最後がどうなってしまうのか予想が付かない。
 どこまで責める気なのか。まさか壊してしまうことは無いだろうが、武志はただ香露の無事を祈るばかりだ。
 香露は気持ち良さよりもくすぐったさのほうが強いのか、体をよじっているが両手を双子に掴まれているので逃げることができない。
 武志の考えでは、ここでくすぐるのは性感を下げるので逆効果のような気がするが、三人には別の考えがありそうだ。
 そこで武志ははっと思い当たった。
(ひょっとして、くすぐったさを快感に変えようとしているのか?)
 確かにくすぐったい場所は性感帯でもある。でもそれは体に火が付き最高に感じている場合だ。その時は性感をさらに大きく燃え上がらせる燃料になるが、その前段階では逆に冷めさせてしまう事になる。
 三人は軽いくすぐりと快感を交互に与えることで、その境界線を下げようとしているのかもしれない。
 武志はあらためて感心すると共に、少し怖い気もした。

 武志が驚嘆の目で見ている間にも三人によるブラシ責めはたんたんと続いていた。
 最初の内はくすぐりと性感帯への責めは交互に軽く行われていたが、それもだんだん強いものになり入り乱れてきている。
 双子が脇腹から脇の下近くまでをブラシで刷き香露を暴れさせると、真理は秘肉に触れんばかりの近くをブラシで刷く。あの近さではほつれた毛の何本かが秘肉にかすかに当たっているはずである。
 それは、疼き始めた体には耐え難いほどの切なさを込み上げさせることだろう。
 かと思うと、双子はブラシを乳房の裾野から乳輪まで刷き上げる。こちらも毛の何本かは乳首の側面に当たっているはずだ。その間真理は太ももの表裏、膝などをくすぐっている。
「ああああぁー……」
 香露がたまらなくなり、絞り出すようなあえぎ声をあげた。
 くすぐったさと快感と切なさが混ざり合い、自分でも良く分からないのだろう。
 その香露の声を合図にしたかのように、三人の責めが一段と激しくなった。
 双子は触れるか触れないかのぎりぎりの距離で乳首の先をこすった。
 真理も同じようにぎりぎりの距離で秘肉をスッ、スッと刷いていく。
「あっああああぁー……、んんんんー……」
 香露の声が一段と大きくなる。切なさにたまらず声を出しているようだ。
 ようやく肝心なところに触れてきたのだが、それが弱すぎて感じるどころか、逆に切なさだけがつのってしまう。
 香露は胸や腰を持ち上げ、もっとブラシを強く当てようとするが、やってもやってもブラシは逃げてしまい、全く刺激は強くならない。
 いつの間にかに全身が熱を持ち、体中がうずうずしている。痛いくらいの強い刺激を体が求めている。頭の中は切なさを耐えるのでいっぱいだ。
「も、もっと、強くしてください……」
 香露は恥を忍んで三人に頼んだ。負けを認めるようでとても悔しかったが、体の欲求には勝てなかった。強い刺激を耐えることには慣れていても、弱い刺激で焦らされるのには慣れていなかった。
 香露の願いを聞いて、双子はブラシを再び脇の下へと移動させ、すばやくブラシで刷いた。それはあきらかにくすぐるための動かし方だった。
「いやぁー……、何でー……、違うー……」
 香露は願いを断ち切られ、さらに今までに無いくすぐったさに襲われた。
 頭の中はなかばパニックだった。必死で上半身を動かし逃げようとするが、体格に勝る双子に二人係りで押さえられていてどうしても逃げられない。
「ふあぁー、あぁー、あぁー、あぁー……」
 何千本もの微細な毛先が敏感な肌を刺激してくる。それはチクチクする感触ではない。もっと細かい単位、神経細胞を一個ずつ撫でられているかのような、細かい感触の集合体である。全身が震えるほどのくすぐったさだ。
 香露は頭を振りながら声をあげるしかできなかった。
 そこへ真理の責めが加わった。
 真理は片手でクリの包皮を剥くと、露出したクリにブラシの先を軽く当てた。
「あひいいいぃー……」
 香露は大きく叫ぶと、跳ねた。押さえられている肩と足首以外が十センチ以上もベッドから浮いた。
 あまりにも強い刺激だった。体の中でもっとも敏感な部分に何十本もの毛先が刺さったのだ。それは目も眩むような鋭い快感となって香露の体を駆け抜けた。
 疼く体が待ち望んでいた強い快感だったが、あまりにも強く急すぎたので、絶頂に達するのには体が追いついていかなかった。
 痛みと錯覚するくらいの強い刺激に香露の性感はあっという間に頂上付近まで持ち上げられる。
 追い討ちを掛けるように双子はブラシで乳首の先をブラシでこすりながら、脇の下に舌を這わせた。
「むんんんんぅー……」
 香露の頭の中で快感とじれったさとくすぐったさが暴れまわる。それは香露が今までに味わったことの無い感覚だった。
 自分でもどうしたら良いのか分からない。続けて欲しいのか、もっと強くして欲しいのか分からない。いや、あえて言うと、今の状況から逃げ出したかった。
 三人掛りで抑えられていては逃げることはできない。やめてと言ってもやめてくれないだろう。となると後は絶頂に達して終わらせるしかない。
 もう恥とか悔しいとかの想いも無い。この状況から逃れられるなら何でも良い。早くしないと自分は壊れてしまうと香露は思った。
「もう、イカせて……、イカせてください……」
 香露が泣きそうな顔で哀願した。実際、両目に涙を溜めている。
 真理達はそんな香露の言葉を聞いても、絶対にイカさなかった。
 香露がイキそうになると、双子のブラシは乳首からはずれ、脇腹の一番くすぐったい所を刷いた。
 それでも香露がイキそうになると、真理はブラシを太ももから足の裏に掛けてへ移動させる。双子のブラシは快感を維持するために乳首へと戻る。
 快感の発生源を変えることで絶頂を押さえる、真理達の巧みな技だった。
 それでもなお香露がイキそうになると、三人は急所からブラシをはずし、全力で香露をくすぐった。
「あ、あ、あぁ……。ダメ……。も、もう、おかしく、なる……」
 香露のあえぎから、精彩が無くなってきていた。

(ひどい、ひどすぎる……)
 武志は香露の惨状に悲しみと哀れみを感じていた。
 香露は体が反り返り、体を持ち上げたかと思うと、次の瞬間にはドスンとベッドに落ちる。それを何度も繰り返している。唯一自由になる頭は左右に大きく振られている。
 男ならいくら怒っていてもここまで酷いことはしないだろう。同性の残酷さが如実に出ている。
 武志は恐ろしさも感じながらながら悩んだ。
 もう止めた方がいいのか、それとも、もう少し待った方が良いのか。
 酷いと思う反面、興奮している自分が居た。
 世界最高レベルの香露が、これまたトップクラスの美女三人にいたぶられ、声が涸れるほど悶えている。
 普通の男なら一生の間に一回も見られない光景である。
 武志も最大限まで興奮し、頭の血管が切れそうだ。知らず知らずのうちに身を乗り出し、食い入るように見つめている。
 肉棒が触ってもいないのに完全勃起していた。我慢汁が下着を濡らしているのが自分でも分かる。
 今すぐにでも着ている物を脱ぎ捨て、四人の中に潜り込みたいのを理性の力でなんとか我慢する。
 もっと見たいという気持ちを押さえ込み、武志は椅子から立ち上がった。
 このままでは本当に香露が壊れてしまう。止めなければならない。
 勃起した肉棒が下着にこすれて引き攣れる痛みを感じながら真理に近づいた。
 すると、気配を感じた真理が武志の方を向いた。
 その目には邪魔をするなという意思がはっきりと浮かんでいる。
 武志はその迫力に押され、すごすごと引き下がるしかなかった。

(壊れる……)
 香露はこのままでは気が狂ってしまうと感じていた。
 今までこれほど酷い扱いを受けたことが無い。
 そもそも中国では複数の男が一人の女を相手をすることはほとんど無い。だいたいが女が複数で男は一人だ。
 女一人で男複数を相手にする場合は、一人ずつ順番に相手をする。
 訓練といえば、いかに男を喜ばせるかと、いかに肉棒による責めに耐えるかだった。
 女性による長時間の愛撫など全く想定していなかった。ましてやくすぐりなど訓練の項目に一切無い。
 儒教意識が強く女性の社会進出が遅れている中国では女性を任務のターゲットにすることがほとんど無い。
 一応同性愛についての初歩的な講義は受けているが、参考知識程度で実戦に使えるレベルのものではない。
 香露自身も女性からの責めでこれほど狂わされるとは思っていなかった。
 インドネシアで真理ともう一人の女性に責められた時は、時間が切迫していたこともあり文字通り体に聞かれる尋問だった。
 秘肉を中心とした激しい責めと焦らし。それは本国でさんざん鍛えられたことで、いくらでも耐えることができた。男に責められるのと本質的に変わらない。
 だが、今の責めは違う。同性ならではというか、実に効果的に、相手が嫌がる方法で責めてくる。
 くすぐりを混ぜた責めなど今までにされたことも、考えたことも無い。
 様々な感覚が頭の中で渾然一体となり、狂う寸前だ。このままでは間違いなく狂ってしまう気がする。
 子宮や乳房がズキン、ズキンと脈打ち疼いている。体中が熱く、秘肉は硬い肉棒を求めている。
 これほど男が欲しいと思ったことは今まで一度も無い。ゴツゴツした腕で抱きしめられ、硬い肉棒でゴリゴリと膣壁を削り、子宮を思い切り突き上げて欲しいと体が求めている。
 それなのに与えられるのは乳首やクリトリスへの奇妙な刺激と、くすぐったさだけだ。
 暴れ、叫びすぎてかなりの体力を消耗している。もう抵抗する力は残っていない。
 香露の心は折れる寸前だった。

 香露の抵抗が止まり、あえぎ声が小さくなったところで真理が手を止めた。愛と優も続いて動きを止める。
 真理達三人が離れると、香露はぐったり手脚を投げ出し、はげしく息をするだけだった。
 体は相変わらず熱く、疼きは治まっていないが、あえぎ疲れていて動くことができなかった。
 その隙に三人は素早くペニスバンドを身に付けた。外に突き出ているのは武志の肉棒より少し細くて少し長いくらいのサイズだ。
 チャンスだと思い武志は真理を手招きして呼んだ。
「真理さん。ちょっとやりすぎじゃないですか」
「班長が先日、訓練方法はまかせるとおっしゃいましたので」
 真理がしれっと言ってのける。
 確かに言った記憶はある。だが、あの時は香露のことがばれていないかとヒヤヒヤしていたから、適当に返事しただけだ。それに武志は順番のことだと思っっていた。
「これは女性隊員の間では慣例となっています」
 真理が真面目な顔で言う。
 そんな事は無いだろうと武志が愛と優を見ると、間違いないという顔でうなずいている。
 絶対に三人で口裏を合わせてる。
「そんなことないでしょう。じゃあ男性隊員の場合はどうするんですか」
「男性の事は知りませんが、やっぱり同じようなことをするんじゃないですか」
 武志はイケメンの男達が絡み合う姿を想像してしまい気持ち悪くなる。
 今まで考えたことは無かったが、女性隊員がレズの訓練をするなら、男性隊員がバイでもおかしくない。ターゲットがゲイの場合もあるだろう。
 班の中に男性隊員を入れなくて、つくづく良かったと武志は思った。
 そうしている間に、愛と優は次の準備を進めていた。
 優が香露を持ち上げて立たせると、入れ替わりに愛がベッドに寝そべった。
 その股間には擬似ペニスが隆々とそびえている。
(この体勢はまさか二穴)
 普通にペニスバンドでつながるだけなら、わざわざ愛が下になる必要は無い。
 優に支えられた香露が徐々に腰を落としていく。
 擬似ペニスの先が秘肉に合わされた。
 そして、ゆっくりと香露の腰が落ちていく。それにともない香露の体の中にシリコン製の肉棒が深々と飲み込まれていった。
「あっ、あ、あ、あ、あぁー……」
 香露から力の無い声が漏れる。
 香露の上半身が倒され、愛が下からしっかりと抱きしめる。
 二人の乳房が間で潰れ横にはみ出している。
 それはとても扇情的な光景だった。
 薄いピンク色に染まった香露の背中に、黒くて長い髪が扇形に広がっている。ほつれた髪が汗で額や頬に張り付いている。
 見ている武志は心臓がドキドキしてくるのを感じた。
 残った優が顔を香露のお尻に近づけた。
(やっぱりお尻を……)
 武志の期待がいやがおうでも高まる。
 優が香露の尻肉に手を掛けると左右に割り開いた。口から舌を突き出して不浄の穴に触れた。
「くひぃー……」
 香露が頭を仰け反らせて叫ぶ。
 体中に力が入っているのが横から見ているだけで分かる。
 香露は逃げようとするが、上半身とお尻をがっしりと掴まれ逃げることができない。
 優の顔がもぞもぞ動いているのが武志に見て取れた。
(あれは効きそうだ)
 さっきまでさんざんなぶられたうえ、秘肉に擬似ペニスを入れられている。あの長さでは一番奥まで届いて子宮口を押し上げているに違いない。
 さらに弱点であるアヌスをやさしく舐められては、耐えることなどできないだろう。
 インドネシア作戦の時も思ったが、中国の要員はアヌスをあまり鍛えていないようだった。
 拡張は十分にしているようだが、反応の仕方から慣れていないことが一目瞭然だった。
「そこはぁー、お尻はダメですー……」
 香露が体を震わせながら訴える。全身がピクピク、ブルブルと震えている。
 優がそれくらいでやめる訳がなかった。
 蕾だけでなく、その周りや会陰部、尻肉までもペロペロ、チューチューと舌と唇を這わせている。
 見ている武志の体がゾワゾワしてくるほどだ。
「ダメ……、本当にダメです……」
 香露が歯を食いしばり、愛にしがみ付きながら耐えている。
 優の責めは延々と続いた。
 男と違って肉棒が萎える心配も無いし、興奮して我を忘れることも無い。たんたんと香露が一番感じるやり方を探しながら続けるだけだ。
「いい加減、力を抜いて受け入れないと、いつまでも続くわよ」
 下から抱きしめている愛が声を掛けた。
 思考能力を失いつつある香露は言われるがまま体の力を抜こうとするが、おぞましい快感に体の底から震えが湧き上がり、どうしても力が入ってしまう。
「口を開いて、ゆっくり息を吐いて」
 愛が続けて指示を出す。
「は、あ、あ、あ……」
 香露が口を開き、無理にゆっくりと息を吐き出す。
 香露の体からわずかに力が抜け、押し開かれているアヌスがかすかに開いた。
 優はそのチャンスを見逃さず、舌先に力を込め中心部に捻じ込んだ。
「はぅあぁー……」
 香露の口から叫び声が上がった。全身に再び力が入る。
 アヌスもギュッと締まるが、一旦中に入ってしまった舌を押し出すことはできない。敏感な粘膜で舌を締め付けることになり、未知の快感がお尻から背中へと駆け抜けた。
「あ……、あぁ……、ダメ……、へ、変です……。おかしくなります……」
 香露のろれつがおかしくなってきていた。
 優がさらにアヌスの中で舌をグニグニと動かし始める。
「おかしい……、おかしいです……。変です……。これはダメです……」
「おかしくなっていいのよ。体の力を抜いて、もっと受け入れて」
 香露の体に力が入ったり、抜けたりが繰り返される。
 香露の顔は真っ赤になり、涙を浮かべている。その顔は泣きそうなのに切なげな、今まで見せたことの無い表情をしていた。
 二十歳とは思えない妖しさ、なまめかしさで、なおかつ美しさに溢れていた。
 武志は性と美の究極の融合を見ている気がした。触れてもいない肉棒は射精寸前まで精液が込上げてきている。
「あぁ…………」
 香露の中毒患者のようにアヌスからの快楽に溺れていた。
 口は半開きで端から涎がツツーッと垂れる。
(このままでは香露が壊れてしまう)
 そう思いながらも、武志は目を離すことができない。金縛りにあったかのように体が動かなかった。

 どのくらい時間がたったか分からない頃、香露の全身からは完全に力が抜け切り、愛に全体重をかけて体を預けきっていた。
 目はうつろで、口も半開きのまま、ただ快楽を貪るだけの物体に成り下がっていた。
 武志は双子の非情さと熟達さに恐怖と驚きを感じていた。
 昨日まで班員では自分の訓練相手には力不足だと頭のどこかで思っていたが、それは大きな間違いだった。
 真理達の真の力を知らずに、引き出せていなかっただけなのだ。
 香露は麻薬中毒者はこんな風になるのではないかという感じになってしまっている。
 もっと早くに止めれば良かった。これも真理達の実力を測りそこなっていた自分のせいだと後悔していた時、ようやく優の顔が離れた。
 武志がホッとしたのも束の間、優の手にはローションのボトルが握られていた。
 まだやるのか。武志があきれている間に、香露の尻にローションが垂らされ、塗り込まれていった。
「うぅっ、う、う、う……」
 優の指がゆっくりと確実に蕾の中に飲み込まれていく。
 香露は既に力尽きたのか、全く抵抗をしない。
 優は根元まで埋め込むと、今度はゆっくりと引き抜いていく。
「はぁー……」
 抜かれる時は快感が強いのか、香露の口から魂が抜けるような声が漏れた。
 優はそうして何度も入れては抜きを繰り返し、アヌスをほぐしていく。時には指を根元まで入れたまま円を描くように動かしアヌスを広げる。
 拡張済みの香露のアヌスは指一本でほぐされるだけで簡単に溶けていった。
 しばらく中指だけでアヌスを調べていた優は、指を抜いてアヌスのほぐれ具合を確かめた。
 プカァと開いていたアヌスはゆっくりと閉じていき、やがて何事も無かったかのように口を閉じ、以前のひそやかなたたずまいを取り戻した。
 柔らかく柔軟性に富んだ極上のアヌスだ。
 優はアヌスの状態にほくそえむと人差し指も追加して、二本の指をゆっくりと、さっきより時間をかけて押し込んでいった。
「おっ……、お、お、おぉ……」
 さすがに二本はきついのか、香露の眉が寄る。
 全く急がない優は二本の指を根元まで埋め込むと、そのまま動きを止めじっくりと指をなじませる。
 再びアヌスの力が抜け、指に絡んでくるまで待ってから、ゆっくりと引き抜いていく。
 残忍なほど丁寧でしつこいほぐし方だ。
 武志はジリジリと焦れながら、優のやり方を見つめた。
 香露には反抗の力が残されていないのが明らかななのに、それでも、一切の妥協をしない所に武志は女性の怖さを覚えた。
 優は指を動かし続けている。ゆっくりとしたペースを守り、根元まで埋め込んで、軽く指を回転させ腸壁をもてあそんでから、抜ける寸前まで引き抜いていく。少しも焦ることなく、たんたんと機械のように作業を続けている。
 それは香露のあえぎ声が聞こえなくなるほど小さくなり、アヌスが緩みきるまで続けられた。
 優が指を抜くとぽかぁと穴が開いている。一本指の時より穴は大きく、元に戻るスピードも遅い。
 優は満足して擬似ペニスにローションを塗った。香露のアヌスにもローションを追加している。
 ついに最後の時が来たのだ。
 武志は口の中に溜まった唾液を飲み込んだ。時計を見ると、始めてから一時間近くがたっていた。
 優ががに股で中腰になり、先端をアヌスに合わせた。
 そして、香露が息を吐くのに合わせて、ゆっくりと腰を進めた。
「あ、あ、あ、あ……」
 力尽きたかと見えていた香露から大きな声が漏れる。
 二本差しは香露に活を入れた。背中が反り上がり、頭が持ち上がった。
「あぅー……、う、う、ううぅ……、苦しい……」
 指二本とは違う圧倒的な質感に香露の顔が歪む。ほとんど残っていない力でシーツや愛の体を掴む。
 優が根元まで埋め込んだところで動きを止めた。
 なじませているのだろうと武志が思った時、双子がかすかに動いた。武志には手元で何かしたように見えた。
 その時、香露の体が大きく震えた。
「あ、が、が、が、が……」
 香露の口からどこにそんな力が残っていたかというような大きなあえぎ声が出た。声というよりも獣の吼え声のようだった。香露の普段の軽やかな声色とは全く違い、お腹の底から絞り出した低い唸る声だ。
 香露の声の異常さに武志が慌てて助けに行こうとすると、真理に止められた。
「これは私達の歓迎会からですから、手出し無用でお願いします」
「何が起きたの?」
「バイブのスイッチを入れたんだと思います」
 武志の所からは愛と優の体の陰になり、どうなっているか見えない。
 同じペニスバンドを着けている真理を見ると、腰の辺りからコードが延びていた。そして真理の手の中に小さなコントローラーらしきものが握られている。
「普通のバイブと違うんですか」
 単なるバイブにしては香露の反応が大きすぎる気がする。
「最新型の特注品です。普通のバイブは先の方が円を描くように回転します。それだと入れたままの場合、奥の方しかこすられません。この欠点を改良したのが最新型です」
 真理が自分が作ったかのように自慢げに武志に説明する。
「これは根元から先端に掛けて波打つ様に動いて、それがさらに回転するんです。そうすることによって、出し入れしないでも、根元から奥まで満遍なくこすられるんです。これでGスポットももれなく責めることができます。もちろん、根元部分はビーズが回転して入り口の狭いところをゴリゴリこすりますし、全体が振動します」
 武志としては香露の具合の方が気になるが、真理の説明は熱を帯びてきて、止められない。真理はスペック・オタなのではないかと思ってしまう。
「さらに凄いのは、今までのペニスバンドの欠点、クリトリスを刺激できないのを克服している点です。ここを触ってみてください」
 武志が手を取られ真理のを触ってみると、恥丘の一部が少し硬くなっている。
「この相手のクリが当たる部分に振動板が組み込まれていて、クリまで刺激できるんです。ランダム動作もかなり高度にプログラミングされています」
「それはすごいね」
 武志は香露の方をチラチラと見ながら相槌を打った。
 香露のあえぎ声は続いていて、なぜか愛と優は動きを止めてじっとしていた。
 武志と真理の話が途切れるのを待っていたのか、バイブをなじませるのを待っていたのか、優がゆっくりとバイブを抜き始めた。
「おっ、おぉー……、お、お、お、おほぉー……」
 抜かれる時の快感も凄いものがあるのだろう。香露が体を震わせ、歯を食いしばり耐えている。
 その間も愛が下から腰を持ち上げるようにしている。ペニスバンドの機能から考えるとクリにも振動が与えられているはずだ。
 いくら香露が秘肉やクリへの刺激に強いと言っても、アヌスと同時なら耐え切れるものではない。
「真理さん、スイッチを入れてみてもらえますか」
 武志はどんな動きをするのか興味が湧き、真理にお願いしてみた。
「はい」
 真理がスイッチを入れると、バイブは武志が今まで見たことの無い動きを始めた。
 波打ちながら回転しているので、まるで螺旋を描いているように見える。これなら確かに膣壁を満遍なくこすりあげるだろう。
「これが通常モードです」
 さらに上があるのか。武志は驚いた。
「次がランダムモードです。回転方向や、スピードがランダム、で、変化しま、す」
 真理の様子がちょっとおかしい。
「すみません……。振動が内側に伝わってくるので……」
「他に機能は無いんですか」
「後はさっき言った通りクリの部分が自動で振動します。外側と内側はオンオフが自由に切り替えられます。通常モードでは強さが可変で変えられます。リモコンで全ての操作ができて、外側のバイブは簡単に取替えができて希望の太さと長さが選べます」
「すごいですね」
 武志が試作品の性能に感心している間にも香露への責めは続いていた。
 武志がよそ見をしている間に、優の腰の動きは段々速くなっていた。
 もう普通に挿入するくらいのスピードでバイブが出し入れされている。
「も、もう、無理……、壊れます……」
 香露は全身を震わせながら必死な様子で愉悦に耐えている。
 最後の力を振り絞り、シーツを握り締めているので、シーツに大きな皺が寄っている。
 誰が見ても香露は限界なのに、それでも双子は手を緩めない。手加減とかかわいそうとかの言葉は二人には無いようだ。
 愛は下からも突き上げるように腰を動かし子宮口をこね、口で耳をしゃぶっている。
 優も腰の角度を変えながら腸壁を余すところなくこすりあげている。
「ダ、ダ、ダメェー……、イッてます。もう、イッてますから……」
 双子はほんの少しだけ責めを弱め、香露のアヌスによる絶頂を長引かせようとする。
「おおおおぉー…………。んんぅーー……」
 アナルセックス特有の深くて長い絶頂が香露を襲う。
 体の一番深いところから湧き上がる、甘黒い快感の並が耐えることなく香露の体を貫き続ける。
 香露はビクン、ビクンと大きく間欠的に体を震わせているが、アヌスに刺さったバイブは休むことなく動き続けている。
「あ……、あぁ……、し、死ぬ……、あ……、あ……」
 香露は涙を浮かべながら、つぶやくように言葉を漏らす。
 それでも双子の責めは止まらない。少しだけゆっくりなったとはいえ、確実にアヌス、腸壁、子宮口、Gスポット、膣壁、クリトリスをなぶり続けた。
「あぁ…………」
 香露は力尽きたのか、どんどん反応が小さくなっていく。
 シーツを掴んでいた手は開き、愛の腕から逃れようと力が入っていた体も愛に預けられてしまっている。
 顔も酷い状態になっていた。弛緩しきっていて、目はうつろで、口は開き、涙や涎が垂れている。顔全体から耳まで赤くなっている。
 口からはかすかな声があっ、あっ、あっと漏れ続けているだけだ。
 武志が今までみた香露の中で一番溶けた顔だ。完璧な美しさが崩れていて、親近感をかんじるほどになっている。
「シー……、シー……、シー……」
 香露が何かつぶやいているが中国語らしく意味が分からない。ほとんどネイティブ並に日本語を話す香露だが、意識が低下するとやはり中国語を話すようだ。
 武志は女性の恐ろしさを心底味わった気分だ。
 真理は香露にこうして上下関係を教え込んでいるのだろうか。ひょっとすると純子に教わったことを香露に教えてマゾにしようとしているのかもしれない。
 マゾの香露。そう考えただけで武志は頭がクラクラしてきた。

 バイブを挿入して二十分もたつ頃には香露は全く動かなくなり、ただ体をヒクヒクさせるだけの物体になっていた。責める方も、優は長時間の中腰の姿勢でかなり疲れている様子だった。
「そろそろ終わりにしましょうか」
 真理の声でようやく歓迎会が終わった。
 バイブが抜かれても香露は全く動かない。意識はあるようだが、疲れきって動けないようだ。
 結局武志は見せつけられるだけで最後まで相手にしてもらえなかった。肉棒は完全に勃起したままで治まるにはだいぶん時間がかかりそうだ。これは自分へのお仕置きも含まれているのかもしれないと武志は思った。
 それに香露の事も心配だ。真理達が居るから、さすがに後で介抱するだろうが、壊れてはいないだろうか。
 今は香露の強さと真理達の限界を見極める能力を信じるしかない。
 今日は女性の本性を見た感じで複雑な気持ちだが、良い事もあった。香露の弱点が見えてきた。
1.女性相手の場合
2.複数相手の場合
3.道具、特に電気系の動く物に慣れていない?
4.アヌスはそれほど鍛えていない
 これはどういうことだろうか。
 今まで、香露は対日本用に専用の訓練を受けてきたと思っていたが違っていたようだ。
 中国人を相手にすることを第一に教育されている気がする。
 もし教官の中にもっと日本について詳しい人間がいれば、もっとローターやバイブの事を想定していたはずだし、アヌスや二穴のことも考慮していたはずだ。日本の風俗やAVを調べればすぐに分かることだ。
 だが、日本の事を良く知らない割には日本語を流暢に話す。会話だけを聞いて日本人だと言われれば納得してしまうくらいだ。日本語はかなり幼い頃から時間をかけて学習していると思われる。
 となると考えられることはただ一つ、日本をみくびっているのだ。それか対日本用の訓練が間に合わなかったかだ。
 日本語さえ話せれば、あとは中国人相手と同じようにすれば良いと思われているのかもしれない。
 武志でさえ外国人が相手だとすると、それなりに準備をする。想像だが日本の部隊は外国の情報をかなり集めているはずだ。
 片手落ちというか、独善的な所が中国らしいと武志は思った。

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