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一条流の戦い:第75章

 二日目の夜、武志は夕食を済ませ、ワクワクしながら時がたつのを待っていた。
 今夜は誰が来るのか。二年前は清佳が来た。だが、清佳は昨晩来た。次に清佳より下のレベルの女性が来るとは考えにくい。ということは清佳以上の女性が部隊にいるというのか。
 テレビを見ても全く頭の中に入らないので、武志はあきらめて瞑想することにした。
 最初の内は様々な想いが頭の中を駆け巡り一向に集中できなかったが、時間がたつにつれて、心のざわめきも落ち着いてきた。
 よほど防音に優れているのか周りは怖いくらいに音がしない。武志の意識を乱すものは全くない。
 ただひたすら気を整え丹田に集め練り上げる。それを何度も繰り返し、気を濃いものにしていく。二日間でかなりの量の気を使ったが、もう一日使うくらいは十分残っている。
 時間の感覚も無くなり、無心に近づいた時、ドアがノックされた。
 それは小さな音だったが、武志にはとても大きな音に聞こえた。
 目を開けると照明がまぶしい。武志は固まった体をいたわりゆっくり立ち上がった。仮眠を取った後のように頭がすっきりしている。
 そしてドアがもう一度ノックされた。武志の鼓動がだんだん早くなる。
「はい。どうぞ」
 ドアが静かに開かれ、一人の女性が入ってきた。
「こんばんは、武志さん」
 武志はその姿を見ただけでなぜか自然と涙が湧いてきた。
 細くスリムな体に長い手脚。それなのに不釣合いなほど突き出た胸。黒く、長く、まっすぐな髪。
 彼女以上の美人を今までに見たことがない。
 インドネシアで別れて以来の香露だった。
 もう会えないかもしれないと思っていただけに、感慨が深い。
「大丈夫なの。元気なの。酷い事されなかった」
 武志は声が涙ぐんでしまう。
「長い時間の質問は大変でしたが、大丈夫です。元気です」
 香露は微笑みながら答える。
 その笑顔を見ただけで、武志は心を引き付けられ、幸せな気分になってしまう。
「自由は無いですが、大切にしてもらっています」
「そっか、それならいいんだ」
「これも武志さんのおかげです。今日はがんばってご奉仕します」
 武志は何も言わず香露を抱きしめた。
 豊かな胸、体の柔らかい感触、甘い体臭、何もかも前に会ったときと同じだった。
 香露が武志の背に手を回し、武志の目を見つめてくる。
 その灰色がかった茶色の瞳を見つめると吸い込まれそうになる。
 二人はしばらく見詰め合ったあと、自然と目を閉じキスをした。
 武志は香露の柔らかい唇、ぽってりした舌を味わった。そして香露の甘い唾液をすする。
 香露は唾液の量も多い。飲んでも飲んでも湧いてくる。満足するまですすってから、今度は自分の唾液を飲ませた。
 それを香露が喉を鳴らして飲み込んでいく。それだけで武志はうれしくなってくる。
 それから武志は香露の口を舌で愛撫していく。唇、歯茎、あごの裏と丁寧になぞっていく。舌先からは最大量の気を流している。
 次にお互いの舌を吸いあい、しゃぶる。香露の舌は長めでしゃぶりがいがある。しゃぶっているだけで気持ち良くなってくる。
「んぅー……、んふぅー……」
 香露が喉の奥から甘えたような声を出す。その声でも興奮が増してくる。
 武志は手をお尻に伸ばし、ぷりっとした感触も楽しむ。
 香露はすぐに反応し、体を軽く揺すり、胸をこすりつけてくる。片手は武志の髪の中に差し込まれ武志の頭を引き寄せ、もう片方を首に回してくる。
 本当に男の喜ばせ方を知っている。
 肉棒はすでに痛いくらいに勃起している。興奮と気持ち良さが頭の中で入り混じり、頭が爆発しそうな気がしてくる。
 いつまででもキスしていたいが、これ以上我慢できそうにない。
 今からやるべき事は分かっている。自分の持てる力を全て出し切り、香露を感じさせ最高のセックスをするのだ。香露は何も言わなくても、分かってくれる気がする。
 武志は口を離して香露を見つめた。
 もうかなり興奮しているのか、目の下辺りをピンクに染めている。
 武志の方も気を流されているのか、頭の中はかなり快感が渦巻いている。肉棒は完全に勃起し、香露にこすり付けたくてたまらない。
 しばらく二人で見詰め合った後、香露が先に動いた。
 武志の首筋に舌を這わせながら武志の服を脱がせていく。
 首筋だけでも声が出そうなほど気持ち良い。唇を当てて軽く吸われると、体が軽く震えてしまう。
 女性に服を脱がされるのは、いつもだと気恥ずかしいだけだが、相手が香露だとなぜかうれしくなってくる。
 服が脱がされるのに従って、香露のキスの場所も移っていく。肩から胸、お腹と唾液の跡を付けながら唇は移動していった。
 そして、武志のトランクスに香露の手がかかる。
 香露は楽しむようにゆっくりと降ろしていく。猛りきった肉棒が徐々に表に出てくる。
 トランクスを脱がすと、香露は肉棒に口を近づけ先端に浮かぶ雫をちゅるんと吸い取った。
「あぅっ」
 それだけで、腰から頭まで甘い快感がはしり、武志は声を出してしまう。
 このまま続けられたら、自分ばかりが気持ち良くなって、香露を気持ち良くできない。武志は香露の肩に手を置き、動きを止める。
 そして、香露を立たせると、今度は香露を脱がせていく。さっき自分がされたように、香露の肌を舌で味わいながらだ。
 香露の肌はしっとりしているのにスベスベで柔らかい。武志の愛撫にも敏感に反応してくれる。武志は楽しくて仕方が無い。
 甘い体臭を嗅ぎながら、嬉々として続ける。そして、下着だけになったところで一旦手を止めた。
 香露を立たせたまま、少し離れてその姿をじっくりと眺める。
 白を基調とした、大人っぽい中に清楚感を漂わせる下着でとても良く似合っている。刺繍がふんだんに施された、いかにも高級そうな下着だ。おそらく日本製で部隊からの支給品だろう。
 ブラはハーフカップで乳輪が見えそうで見えないのが男心をくすぐる。ショーツはハイレグ気味で恥丘の膨らみが良く分かる。
 香露は下着姿だと手脚の長さが引き立って見える。武志の方が身長は高いのに、間違いなく香露の方が脚が長そうだ。この手脚が自分に巻き付くところを想像すると、たまらなくなってくる。
 武志は我慢ができずに後ろに回ってみた。
 小ぶりなお尻の肉にショーツの端が食い込み、プリプリ感を増している。思わず手が出そうになる。
 すぐにでも襲い掛かって押し倒したいのを我慢して、ブラのホックをはずす。肩紐をはずすと乳房が現れる。
 薄い体から、突如として前に突き出ている。半球型と砲弾型の中間くらいだ。不釣合いなほど大き目の乳房の先には薄い色の乳輪と可愛い乳首が付いている。乳首はすでにぴょこんと立ち、見ただけでコリコリ感が伝わってくる。
 武志としてはもう少し恥ずかしがって欲しいところだが、香露は平然としている。お国柄の違いだから仕方が無い。
 武志は軽く乳首を吸った。何もしないで先に進むには興奮しすぎていた。
「あん……」
 香露が悩ましげな声をあげる。
 一口味見をするだけのつもりが、香露の声を聞くとたまらなくなり、武志は両方の乳首を交互に吸いまくった。
(おいしい、おいしい、おいしい……)
 乳首を吸っているだけで、気持ちが良くなってくる。いくら吸っても吸い足りない。
「あぁ……、いいぃ……、気持ち良い……」
 香露の声がどんどん艶っぽくなってくる。
 武志は離れがたさを感じながらも肉棒の疼きに催促され、乳首から口を離した。
 再び香露から離れて、ショーツ一枚の姿を眺める。
 香露は両腕は体の横に垂らされ、脚を少しだけ交差して自然体で立っている。
 武志は香露の姿を目に焼き付ける。もっともっと香露を知り尽くしたい。次にいつ会えるか分からないのだ。もう会えない可能性もある。日本人である清佳でさえ二年も会えなかったのだ。亡命中国人という複雑な立場の香露はどうなるか見当がつかない。
 武志は香露にポーズをとってもらう。
「両手を頭の後ろで組んでください」
 香露が言われたとおりポーズをとる。
 この姿は脇の下から乳房に掛けての微妙なラインが良く見える。脇の下の窪みが丸見えだ。
 武志は食い入るように見つめる。
 滑らかな脇の下から乳房の裾野へと繋がるラインはいくら見ていても飽きない。
 普通香露くらいスリムだと、脇の窪みまで痩せていて変な皺が寄っていたり貧相な感じがするものだ。しかし、香露はこんなところまで完璧だった。ほっこりしていて、ツルツルのスベスベで微塵の黒ずみも無い。まるで舐められるのを待っているようだ。吸いついて、心ゆくまで舐め回したいのをぐっとこらえる。
 次に指を組んだまま背伸びをして、頭を後ろに傾けてもらう。
 乳房が上下に引き伸ばされると同時に、脇の下から二の腕への柔らかそうなラインも堪らない。脇腹から脇の下まで狂い死ぬまでくすぐりたくなる。
 また細くて長い喉と首のラインも素晴らしい。吸血鬼ならずとも噛み付きたくなる。
 美しい女性は本当にずるいと武志は思う。どんなポーズでも美しく絵になる。香露の場合、そこに猥雑さは全くなく芸術性を感じる。
 武志としてはここに恥じらいが加わってくれれば120点なのだが、それだけが悔やまれる。
 最後に両腕を背中で組んでもらう。
 こうすると胸が突き出され、強調される。ただでさえ突き出ている乳房がさらに飛び出ている。それを武志は前から、横から、斜めからと角度を変え飽きるまで眺める。まだまだ眺めていたかったが、肉棒が痛いほど勃起し、もう我慢できそうにない。我慢汁は先端から竿を伝って玉の方にまで垂れていた。
 武志は最後の一枚を時間をかけてゆっくり降ろす。
 綺麗に手入れがされた陰毛とその下に性器が見える。そこだけをみるとまるで高校生のようだ。
 陰毛は薄く、秘肉は色が薄く、小陰唇のはみ出しも少ない。とても綺麗だった。
 すぐにでもかぶりつきたいのを堪え、手にしたショーツの匂いを嗅ぎたいのも我慢する。あとでいくらでも現物に触れられるのだ。
 武志は香露と手をつなぎ、ベッドに上がった。

 武志はベッドの上に仰向けで寝かされた。とりあえずは香露にまかせる。
 香露は上に覆いかぶさりキスをしてきた。
 長めの舌が口の中の色々な場所を這い回る。唇の裏、歯茎からあごの裏までくまなく舌で愛撫される。
 手脚も体に絡められ、乳房を押し付けられ、お腹で肉棒を押される。
 香露はおそらく体の各所から気を出しているのであろう。体の色々な所から快感が同時発生的に湧き上がる。
 さらに上から唾液が流し込まれてくる。さらさらしていて、かすかに甘みがある。武志は香露のぼってりした舌ごとすすった。
 もうどのくらい続けているのか分からないほど続いた頃、舌が痺れたのか香露の動きが鈍ってきた。
 そこで武志は自分の番だと、香露の口の中に舌を差し込んだ。
 今度は香露が舌を吸う番だった。香露はただ吸うだけではなく、唇で舌を挟んで愛撫しながら吸う。舌のフェラチオだ。
 武志も負けじと、時折舌を引っ込め唾液をたっぷりとまぶしては差し出す。もちろん舌からは気を流している。
 両手も香露の感じるポイントを探して体をさまよう。首、肩、脇腹、背中の中心線、お尻と指先から気を流しながら探っていく。
「んふぅー……、ふぅーん、んんぅー……」
 香露は喉の奥から悩ましげな声を出して、男心をくすぐってくれる。
 武志は頭の片隅で香露は気を消化できることを思い出す。気を流すのは無駄なのではないか。
 だが、すぐにその考えを打ち消す。勝ち負けじゃない。香露を最高に感じさせればいいのだ。全開で流して香露が今まで味わったことの無い世界へ行ってもらおう。
 武志は悩むのをやめた。
 舌が動かなくなるまで香露の口の中を貪ってから、武志は口を離した。
 次に香露が武志の体に舌を這わせてきた。
 まずは顔中にキスの雨、いや嵐を降らせる。額から、頬から、まるで犬が飼い主の顔を舐めるかのようにじゃれ付いてくる。香露はキスだけは飽き足らず、本当の犬みたいに顔を舐めてきた。顔中に香露の甘い唾液の匂いが広がる。
 こんな美しい女性にキスされまくってうれしくない男が居るだろうか。武志はまるで恋人同士のような気分になってくる。
 香露は武志の顔をベトベトにすると、一転してねっとりと首筋にキスしてくる。
 今までの少ない逢瀬で武志の好みを既に覚えているのか、絶妙のテクで武志を楽しませる。唇と舌の使い方に文句の付けようが無い。手も脚も、体全体も遊んでいない。武志の感じるところを的確に責めてくる。
 唇は表側だけではなく、内側も使い、強弱をつける。舌も先から腹まで、さらに裏側も駆使する。それも力の入れ具合を刻々と変え、武志に飽きを感じさせない。さらに気を流しているのだろう。香露の舌や唇が触れる所は最初熱くなり、それが段々と内側から痺れるような快感に変わっていく。
 武志は目を閉じ、うっとりしながら香露の技を満喫した。
 香露は昨夜の清佳に劣らぬ丁寧さで武志の体を舐める。首の表側が終わると、肩から腕へと移動していく。
 その間、香露は武志の感じる度合いを性格に把握して、じれったくないちょうど良いレベルで快感の海を漂わせてくれる。武志の快感が落ちかかると、自分の腹で肉棒を軽くこすり、乳房を押し付けてくる。快感が盛り上がりかけると、微妙に感じるポイントをずらし、適正レベルに戻す。
 清佳とはアプローチが違うが、男を喜ばせる最高のテクニックだ。
 もし、清佳と香露が技術を教えあったらどうなるんだろう。他の女性の事を考えるのは良くないと思いながらも、想像してしまう。もう耐えられないくらい感じてしまうのではないか。
 それに、もし清佳と香露で二人同時に責められたら……。きっと死ぬほど感じるだろう。いつかそんな日が来るのだろうか。武志の妄想は止まらなかった。
 そんな武志の妄想を吹き飛ばすように、指までしゃぶり終えた香露は武志の腕を持ち上げ脇の下に吸い付いた。
 腋毛などものともしないで、吸い、舐め、歯を当てる。
「んんっ……」
 好物の脇の下舐めに武志は軽く声を漏らした。
 ほんの少しのくすぐったさと、痺れるような快感が湧き上がってくる。
 香露は手を抜くことなく、脇の下を味わいつくすと反対側に移る。そこも前以上の丁寧さで武志を感じさせる。
 そこも味がなくなるまで舐め尽くすと、香露は乳首に移ってきた。
 まずは自分の乳首で武志の乳首をくすぐってきた後に、チュッと吸いついてくる。
 香露の熱心さに拍車がかかる。もう一心不乱に武志の乳首を吸い、舐める。もう片方の乳首は爪の先でカリカリと引っ掻いている。
(あぁ、すごい……。気を流されてる……)
 武志は自分の乳首が今まで体験したことが無いほど疼くのを感じていた。内側から先まで、ズキンズキンと脈打つのが分かる。さらにその疼きが他の部分へと広がっていく。
 武志は胸を押し上げ、もっと欲しいとせがむ。そして香露の頭を自分の胸に押し付ける。武志の快感は一気に跳ね上がっていた。
(あぁ、ダメだ)
 武志はさらなる快感を求めて、腰を突き上げるが、そこに香露の体は無く、肉棒は宙を切る。
 香露は武志の反応を見て、カッカッカッカッと乳首を高速で甘噛みした。
 その瞬間、武志の体に甘くて強い電流が流れた。
(おおおおぉー……)
 武志の体が突っ張り、腰が持ち上がる。肉棒からは何も出ていないのにビクンビクンと跳ね、痺れるような快感が腰に広がる。
 武志の体から力が抜け、快感の波がスーっと引いていった。
(何だったんだ。今のは……)
 初めての経験に武志はとまどってしまう。まるで女性が軽くイッた時のような反応をしてしまった。
 俺はイッたのか? 男でもイクのか?
 男を空撃ちでイカせる、香露のとんでもないテクニックに武志は驚き、感動し、そしてあきれた。

 香露の舌は胸を離れ、お腹をすぎ、鼠蹊部に移っていた。そこを舐められるのも武志は好きだった。股間から腰骨にかけてのVライン、そこをじっくり責められると腰が痺れるような快感が広がる。
 香露にじっくりと気を染み込まされ、一旦落ちた武志の性感は再びじわじわと上がってくる。熱が股間にも伝わり、肉棒が脈打ち始める。
 香露は間をおかず、太ももへと移った。武志の脛の辺りに跨り、両足で挟み、正座から上半身を倒した格好で太ももの表側を舐めてくる。
 そこにも武志の強い性感帯があり、香露の舌が通る度にピリピリした鋭い快感が走った。
 香露は片足を舐め終わると、もう片方に移り同じように責めた。
 ポイントを突かれる度に武志の体には電気が流れ、体をひくつかせ、小さく唸ってしまう。
 武志が体力を消耗しかけたところで香露は脚から降りた。そして両足の間にうずくまると、太ももの内側に舌を這わせてきた。
 そこは表側以上に武志の弱点だった。ただでさえ感じるのに、香露の髪の毛の先が当たり、鼻息が掛かり、武志はくすぐったさと強い快感を覚えていた。
 香露はそこにもたっぷりと気を流してきた。太ももがズキズキと疼き、その疼きが股間へと広がっていく。先ほどから肉棒は一切触れられていないのに、刺激を求めていなないている。今なら軽くこすられただけで射精してしまいそうなほど、追い込まれつつある。
 もし今、咥えられたら、とんでもない量の精液を吐き出しそうだ。
 武志はあらためて気の力の偉大さに驚いていた。気が付くと、いつの間にかに射精近くまで追い込まれている。
 もう、このまま香露の口の中に出したい。そして、ゴクゴクと飲ませる。香露を内側から自分の物にしたい。汚したい。そういった想いが頭の片隅で沸々と湧き上がる。
 きっと物凄い気持ち良さと征服感だろう。香露の美しい顔が肉棒を咥え、白い喉を鳴らして精液を飲み込む姿を想像するだけで射精感が込み上げてくる。
 武志はその気持ちを理性で抑える。それでは自分だけが気持ち良くなってしまう。もっと香露を感じさせたい。香露に気持ち良くなって欲しい。
 武志は丹田に力を込め、射精感を抑えた。精神を集中して気を練り直す。今度は自分の番だ。

 香露がいよいよ股間に取り掛かろうとしたところで、武志は優しく止めた。
 香露は一瞬、えっという顔をしたが、すぐに武志の意図を察して、引き下がった。そして武志に身を任せる。
 武志は香露をベッドの真ん中に寝かせると、ゆっくりと覆いかぶさった。重くないように肘と膝で体を支える。肉棒はまだ敏感なままなので、香露の体に当たらないように腰を浮かせ気味にする。
 まずはスタートの合図代わりにチュッとキスをする。それから、さっき自分がやられたことをそのまま香露にやってみる。顔中にチュッ、チュッ、チュッと細かくキスを繰り返してくると、なぜだか楽しくなってくる。キスが止まらなくなっていく。
 自分で自分の行為に煽られていく。まるで怒りっぽい人が自分の怒った声に興奮してさらに強く怒ってしまうみたいな状態だ。興奮を拡大再生産してしまっている。
 そして、キスだけでは物足りなくなってくる。香露がやったみたいに、顔をペロペロ舐める。これも続けていると止まらなくなってくる。
 すると、なぜか心の底から香露が好きだという気持ちが湧いてきて、想いがどんどん強くなっていく。
 顔を一舐めするごとに、香露へスキと伝えているような気がしてくる。
 武志は自分でもこの気持ちが、人間愛なのか、女性として好きなのか、恋人としてか、セックスパートナーとしてなのか分からない。
 香露と結婚したいかと問われたら、そんな気は全く無い。想像したこともないし、想像できない。
 では、香露と恋人になりたいかと聞かれたら、全く無いといえば嘘になるが、ほとんどない。それに、美咲と別れる気は全く無い。
 もしかしたら独占欲なのかもしれないと武志は思った。こんなに素晴らしい女性を他の男に渡すなんて考えられない。その気持ちが強くなりすぎて自分でも分からなくなっているのかもしれない。
 ただ、一つ確かなのは今はこの溢れる思いを止められないということだ。もう想いが強すぎて自分でも、どうして良いか分からなくなってきた。香露の顔を舐め、マーキングすることでしか発散できない。
 香露もさっきはそんな気持ちだったのか。まさか気の力ではないよなと武志は思った。

 武志は思う存分香露の顔を汚し自分の跡を付けたところで、ようやく顔を離した。
 香露は嫌そうな顔をするどころか、むしろうれしそうな顔をしていた。この変態っぽい行為に、そんな顔で応えられ、武志の熱い想いが頭の中で振り切れた。
 香露に飛び掛るように抱き付き、強く抱きしめ、美しい首筋にしゃぶりついた。もう後先の事を考えず、ひたすら香露を求めた。キスマークを付けたらいけないとかの考えはどこかに行き、思い切り吸い付いた。気は最大限というか限界まで放出する。
 感じやすい香露はすぐに反応し、声をあげて快感を表に出す。
 その声で武志はさらに感情が昂ぶってしまう。首だけでは我慢できず、肩から腕まで夢中で舌を這わせる。もう香露の肌全てを自分の唾液でコーティングし尽くさないと気が済まない。
 指も一本ずつしゃぶり終え、ようやく武志は一息ついた。
 香露の上半身は白い肌がすっかりピンクに染まっている。体をくねらせ、息も荒くなっている。
 横になっていても胸の形はほとんど崩れず、高さを誇っている。詰め物でもしているのではないかと思ってしまうが、気の通り具合から考えて本物の乳房に間違いない。生まれつきの形、若さから来る張り、訓練による筋肉がこの形を保っているのだ。
 武志は少しだけ落ち着きを取り戻し、乳房に手を伸ばす。
「あ、あ、あ、あ……」
 すでに気が広がっているので、香露は指が触れただけでも大きく反応する。
 張りのある乳房はかすかな抵抗をみせるが、指はゆっくりと沈んでいく。
 香露は乳房からも気を流せるのか、揉むだけで武志は気持ち良くなってくる。うれしくて、楽しくて、温かい気持ちになる。頭では最初は優しく丁寧にと思っているのに、あまりに良すぎて指先にどんどん力が入ってしまう。
 それにつれ香露の反応も大きくなっていく。身をよじり快感を武志に訴える。
 元は小さめの乳首は完全に立ち上がり、一回り大きくなっている。いまにもはじけそうな感じだ。
 武志は乳房が形を変えるくらい、力一杯に揉み込む。乳房の根まで揉み潰す勢いで揉みまくった。
「あいいぃー、いっ、いいいいぃー……」
 敏感な香露の体だが乳房は一際感じやすいようだ。一旦落ち着いた武志もまたすぐに興奮のスイッチが入ってしまう。
 香露の分かりやすい感じ方は男を変えてしまう何かがあった。
 もっと感じて。壊れるくらい感じて欲しい。
 武志は無我夢中で乳房を揉んだ。そして片方の乳首を咥えた。
「ひぃー……」
 香露が大きく反り返り、長い首筋を武志に晒す。胸も突き出され、武志の乱暴な愛撫に自ら差し出してくる。
 香露の甘い体臭が強くなり、かすかに子供のような乳くさい香りも混ざっている。
 武志は乳首を吸い、噛み、高速で弾いた。全力で乳首を苛める。
「ダ、ダメー……、ダメですー……」
 香露が激しく身をよじって快感を訴える。もう狂い死ぬのではないかと思うくらい感じている。
 武志はこれほど激しく悶える女性を今まで見たことがなかった。きっと敏感なのに限界が高いという香露ならではの反応だのだろう。一般の女性ならとっくに絶頂に達しているはずだ。
「おおおぉー……、×××……」
 香露から悲鳴にも似た絶叫があがる。最後の方は何を言っているのか分からない。中国語かもしれない。
 それで武志はやりすぎた自分に気が付いた。
 乳房から手を離すと、ピンクを通り越し赤く染まり、少し腫れあがっている。
 武志は自分でも自分が分からなかった。今日の自分はおかしい。すぐに熱くなり、暴走してしまう。
 最初は、今までに学んできたこと全てを香露にぶつけるつもりだった。
 まずは心と体をほぐすための軽い愛撫から入り、下準備でかすかに気を流す。心地良さを体全体で味わってもらい、リラックスしてもらう。そして……。
 そんな事を考えていたのに、気が付けば全力で責めている。
 落ち着くんだ。武志は自分に何度も言い聞かせた。
 生涯これ以上の女性とは会えないかもしれないという人を前に冷静になるのも無理な話かもしれない。だが、自分はもっと落ち着いた人間だと思っていた。今日は自分でも意外だ。ここまで自分の感情をコントロールできないのは初めてだった。
 ひとまず落ち着いた武志は次に香露の両手を取り、頭の上でベッドに押し付ける。
 香露の脇の下が丸見えになる。
 見るだけでツルツルのスベスベなのが良く分かる。少しの黒ずみも無いうえ、窪みはほっこりしていてとても美味しそうだ。
 痩せた女性の場合、脇の下まで痩せすぎて皺が寄っていたり、貧相に見えることがあるが、香露はスリムなのに脇の下までベストの肉の付き具合だ。どうやれば、ここまで完璧に体型をコントロールできるのか不思議になってくる。
 武志は吸い寄せられるように口を付けた。
 香露は脇の下まで甘い香りがした。それに加えて大人の女性の、男の本能をくすぐる匂いが混ざり、鼻の奥から胸の中にかけてがカァーッと熱くなる。
 まずは軽く唇を当て、チュッ、チュッとキスをする。
「あっ……」
 それだけでも香露は身をよじってくすぐったがる。
 武志は舌の先を尖らせて、チロチロチローとくすぐるように掃いた。
「いやぁー」
 香露はあまりのくすぐったさに暴れ出す。脚をジタバタさせ、腕を振り解こうとする。
 武志は全身を使って香露を押さえ込み、さらに舌の動きを速めた。
「ダメ、ダメ、ダメ、ダメです。我慢できなーい……」
 嫌がられれば嫌がられるほど、武志は責めを激しくする。窪みだけではなく、その周りの筋に沿ったり、脇腹の方に下がったりと範囲を拡大していく。
 しばらくすると香露は疲れたのか暴れ方が少しずつ弱まってくる。暴れて逃げるというより、体をくねらせるようにしている。
 疲れたのではなくて、気が効いてきたのだ。敏感すぎる香露は最初、快感よりもくすぐったさの方が強かったが、徐々に逆転して快感が上回ってきていた。
 香露がいくら限界が高いと言っても、脇の下を徹底的に責められたことなど一度も無い。
 くすぐったさと快感が入り混じる不思議な感覚に香露は戸惑いを覚えていた。
「あっ、あぁ……」
 寒気にも似たような思わず首をすくめてしまう感覚がする。武志の舌の触れる所が熱くなり、その熱が肩、胸、腕へと広がっていく。
 武志が気を使うことは分かっていたが、こんな所に使われるとは思っていなかった。
 慣れない感覚に香露はどう対処してよいか分からない。大声で叫びたくなってくる。
 もう止めて欲しいような、もっと続けて欲しいような、自分でも分からなくなってくる。
 その時余っていた武志の手が反対側の脇の下に伸びた。そこをツツツーッと二の腕から脇腹まで指先で軽く撫でていく。
「はうぅー……」
 香露は体を突っ張り、声をあげる。舌とは反対側なのに、過敏に反応してしまう。
 武志は味を占めて、なんども指先で往復する。上から下へと指先で撫で降りたかと思うと、続けて下から上へと爪の先で触れるか触れないかという具合で撫で上がる。
 その微妙な感覚の違いも香露の快感を押し上げる。
 武志が口を反対側へ移した。そこも同じように手を抜くことなく舌を使ってくる。
 香露はここまで丁寧な愛撫を受けるのは初めてだった。
 中国の男達の相手をする場合、まずは徹底的に愛撫とフェラをさせられる。そして男は形ばかりに胸を触り、秘肉をいじり自分を啼かせるとすぐに挿入してくる。さすがに男達は選び抜かれただけあって、肉棒は太く、長く、硬い。そして持続時間も長い。それで気を失うまで責められる。
 そのせいでかなりの快感まで耐えられるようになった。
 だがここまで愛撫をされると、感じすぎてかなり体力を失ってしまっている。
 それに武志の気によって体力の消耗が激しい。中国にも気を使う男は居る。だが、武志は中国の男達とはレベルが違う。気の量が一桁以上違うのではないか。このままでは武志の気が尽きる前に自分の体力が尽きてしまう。
 香露はふと中国に残してきた家族の事を思い出した。

 武志は香露をさんざん狂わせ、味がしなくなるまで脇の下を責めた。香露の肌がふやけてしまうほどだ。
 香露は少しぐったりしている気がする。武志は少しやりすぎたかなと、今日何度目か分からない反省をした。
 香露を落ち着かせるために、武志は今度こそと思いながら、丁寧にやさしくキスしていく。
 先ほどやり残した肩から鎖骨にかけて、胸を飛び越し、お腹へといつくしむようなキスをしていく。両手もやさしく香露の肌を撫で気を染み込ませていく。
 香露は息も整い、再び声をあげ始める。
 武志は香露の形の良いおへそでしばらくじゃれた後、太ももへと移動した。
 自分の感じるポイントを思い浮かべながら香露の太ももを責める。
「あぅー……」
 同じ所は香露も感じるのか体に力が入っている。武志は二人の間の共通点を見つけたようでうれしくなった。
 内側の敏感なところは後回しにして、表側を何度も往復して唾液を塗りつける。空いた手でもう片方の太ももを撫で、脇腹をくすぐったく無いように注意しながら指先で軽く触れていく。
 香露の反応が良いので、本当にいつまで舐めていても飽きない。時間もまだまだたっぷりある。
 武志は反対側の太ももも唾液まみれにすると下へ降りていった。膝から無駄毛の一本も無い脛を通り足へたどり着く。そして足の指を一本一本、丁寧にしゃぶった。指の股も舌先でくすぐる。
 足の嫌な匂いは全く無く、爪も綺麗に手入れをされている。汚いとは微塵も思わなかった。というより香露の体に汚い所があるとは思えなかった。
 ふと香露の顔を見上げると、初めての経験なのか驚いた顔をしている。
 初めてなのかと思うと武志はうれしくなってくる。しゃぶり方にも熱がこもる。
 香露が時折足の指で舌を挟んでくると、コミュニケーションしているみたいで、さらにうれしくなってくる。
 武志は全ての指をしゃぶり終えると、口を離して香露の裸身を眺めた。
 香露は目を閉じ、ゆっくりと息をしている。呼吸に合わせて胸がかすかに上下している。そして、白い肌が風呂上りのように全身ピンクに染まっている。
 ここで武志は一瞬だけ悩んだ。体の裏側も愛撫をするか、それとも最後の取って置きの場所に進むか。
 相手が普通の女性なら裏側だろう。だが、香露の場合、気が溜まらない。せっかく時間をかけて愛撫したのに、裏側に進む間に表側の火が消えてしまいそうだ。
 武志は意を決すると、香露の脚を広げてその間に陣取った。
 まずは、さきほどやり残した太ももの内側だ。
 そこはじっとりと蒸れていた。それに秘肉からは甘酸っぱくて南国のフルーツに似た濃厚な匂いが漂ってくる。
 武志は胸いっぱいに匂いを嗅いでから、太ももに口を付けた。内側は香露の柔らかい体の中でも特に柔らかい。舌先にプルプル、プヨプヨした感触が伝わってくる。
 感じるポイントを探しながら何度も口を往復させる。舌先で円を描いたり、軽く吸ったり、思う存分楽しむ。
 香露は脚をモジモジさせてている。秘肉から溢れ出る液も濃い物になり、武志の鼻に届く匂いも強くなっていく。
 武志は舐める範囲を広げ、秘肉ぎりぎりまで進んでは引き返す。秘肉は一番最後の楽しみに取っておくつもりだ。
 片方を舐め終わると反対側に移る。そしてそちらも舐め終わると、また元の方の太ももへ戻る。
 武志は飽きるまで香露の太ももを楽しんだ。
「あ、あぁ……、もう、もう……、ください……」
 香露が泣きそうな顔で切なさを訴える。
 股間のすぐ近くを責められ、気を流されて子宮の疼きは限界に近づいている。強い快感を耐えることに慣れていても、焦らされることには免疫が無い。
 お腹の奥をかき回して欲しくて堪らない。こんな気持ちになるのは初めてだった。
「もうちょっとだけ我慢してね」
 武志は最後の仕上げに取り掛かる。残しておいた鼠蹊部に口を移した。太ももと同じように舐め、吸い付く。
 単調にならないように舌の動きを複雑に変え、香露を追い上げる。
「あっ、あぁ、ダメ、ダメ、もう、もう、ください。早く、早く武志さんをください」
 香露の声が切羽詰ったものになってくる。
「もう少し、後ちょっとだから我慢して」
 武志は反対側の鼠蹊部にも舌を這わせる。
「あぁー、もう、ほんとにダメです……。早く、早くください。もう、あぁー……」
 香露の体が細かく震えだす。体全体が突っ張ったり、緩んだりしている。腰も持ち上がり、武志の顔に腰を押し付けんばかりになっている。
 香露の状態に武志は興奮が止まらない。香露ほどの美人にせがまれて我慢するのはとても辛い。
 武志はすぐにでも挿入したいのをこらえて、再び香露の脚の間に陣取った。
 これから最後の場所である。
 武志は香露の股間に顔を近づけた。

 武志の唇がクリに当たった瞬間、香露の体の中を電流が走りぬけた。
 体が反り返り、腰を思い切り武志の顔に押し付ける。
 頭の中が瞬間的に真っ白になり、快感が爆発する。気を失ってしまいそうだった。
 武志の口は秘肉に移動し、溢れる愛液をすすっていく。すする合間には秘肉の襞を一枚ずつ丁寧に舌でなぞっていく。そうかと思うと秘肉の中に差し込み、中をほじくり返す。
 香露は腰が分解しそうなほど強い快感に襲われていた。
 中国の男はクンニなどしない。女を性欲処理の道具だと思っているのだ。女を苛めて喜ぶ男は居ても、女を喜ばせるのが好きな男は居ない。
 中国の男とは違う武志のやり方に香露はとまどいながらも、日本の女性に嫉妬を感じた。
 武志の相手はいつもこんなに凄い事をされているの。
 焦らされた後のクンニは今までの愛撫とは次元が違う。絶頂を堪えるので必死で、もう武志を感じさせるどころの話ではない。
 頭の中では快感が渦巻き、どんどん思考力を奪われていく。
 このままではダメだ。自分一人が先にイッてしまう。今イッてしまったら、もう後は立て続けにイカされ続け、最後には武志に堕とされてしまう。
 香露は気力を振り絞り、クリと秘肉から気を流す。そして上半身を捻り武志の下半身を自分の頭の方へ引き寄せる。
 武志は意図を理解したのか、素直に香露の顔を跨いできた。
 目の前で肉棒が急角度でそびえている。限界まで勃起し脈打っている。
 香露は肉棒を掴むと自分の方へ向け、ためらうことなく咥えた。そして、亀頭に舌を絡め、全力で気を流した。

「うおぉー……」
 今度は武志が吼える番だった。
 香露の素晴らしい体を前にし、あえぎ声を散々聞かされ、加えて気を流されている。武志の性感もかなりの所まで高まっていた。
 そんな状態で肉棒を咥えられ、亀頭に鋭い快感が走った。あやうく漏らしてしまうところだった。
 武志は丹田に力を込め、射精感を何とか押さえる。そして亀頭の先から香露の口の中へ気を全開で流し込む。
 そしてお返しとばかりにクリに吸い付いた。
「あっ、ああああぁー……」
 香露の声が一段と大きくなる。
 武志は甘みさえ感じる極上の甘露を吸いまくる。香露の中からは尽きることなく愛液が湧いてくる。香露はクリからも気を流しているのか、どんどん思考力を奪われ、ふっと意識を持っていかれそうになる。
 それは香露も同じようで、急に口の動きが止まったかと思うと、数秒後には再び舌が肉棒に絡みついてくる。
 今は武志が有利な男性上位のシックスナインだからいいが、これが逆に香露が上ならば耐え切れずに吹き上げてしまうところだ。
 このままでは二人ともイッてしまう。香露の反応をみても余裕は無さそうだ。香露の口の中に出したい欲求もあるが、やっぱり最後は秘肉の中だ。香露の中を味わわずに終わるなんて、もったいなさすぎる。
 武志は香露の口から肉棒を抜き、一旦離れる。
 そして大きくゆっくり息を吸い、そして細く長く吐き出す。その間約二十秒。できる限り気を整え、再度丹田に落ち着かせる。だが、短い時間では射精感までは押さえ込めない。
 激しく脈打ち、疼く肉棒をそびえさせながら武志は香露の脚の間に膝立ちですすんだ。
 香露は目を閉じ、大きく息をしている。両脚はいっぱいまで広げられ、秘肉もプカッと口を開いて武志を誘っている。秘肉からは白く濁った愛液が溢れ、お尻のほうへと垂れている。小さめのクリもぴょこんと立ち上がり、香露の快感の大きさを表している。
 武志は香露の太ももをかかえると、ゆっくりと肉棒を沈めていった。
「んんんんぅー……」
「おっ、おっ、おっ、おっ……」
 二人の口から同時に声が漏れる。
 香露の中は熱く、ヌルヌルで完全に溶け切っていた。狭くて、きつい。それでいて柔軟な膣肉が複雑な動きをしながら絡み付いてくる。
 処女と処女と塾女の良いところを合わせ持つ最高の秘肉だった。その上に気を流され神経を直接されるような刺激が加わり、武志は声をあげずにはいられなかった。
 あまりに快感が強すぎてゆっくりとしか動くことができない。逆にゆっくり動くことで秘肉の構造と感触をじっくりと感じ取れる。
 武志は存分に味わいながら腰を押し進め、根元まで埋めきった。
「おぅー……」
 敏感になっている亀頭に子宮口が当たり、武志はまた声を漏らした。
 香露も体の一番深い所を押され、体を反らして快感に震えた。
 武志は快感が強すぎて動くことができない。
 何度か深呼吸をし精神を集中する。お腹とお尻に力を入れ、射精感をなんとか押さえ込む。そして、ゆっくりと肉棒を抜いていった。
「あ、あ、あ、あー……」
 膣壁を抉られる感覚に香露がうめく。
 武志は肉襞がカリに引っ掛かる様子を感じながら、快感に耐える。秘肉の入り口が指で握っているように締まり、肉棒をしごく。
 歯を食いしばりながら、ぎりぎりいっぱいまで抜くと、再び押し込んでいく。
 苦痛に感じるほどの快感の大きさだった。股間から腰にかけて常に甘い電流が流れ、それが背中を這い登り脳にまで届く。頭の中は快感が渦巻き、まともに考えることができない。
 もっと香露を感じさせたい。香露を感じたい。ただそれだけの事を考えながら武志は腰のスピードをあげていった。
「あー、あー、あぁー、あー……」
 香露からは絶え間なく声が漏れている。体は細かく震えている。シーツが破れるくらい強く握り締めている。
(もっと、もっと香露を感じたい。まだ香露を全部味わっていない)
 武志は香露の両手を掴み、引っ張った。そのまま自分の脚の上まで引き上げると、対面座位の体勢になる。
 香露の背中に手を回ししっかり抱きしめると、口を吸った。
 香露もすぐに武志の背中に手を回すと、体を密着させ舌を差し込んできた。長い脚は武志の腰に巻きつけられている。
 今の状態をビデオに撮っていないのが悔やまれる。香露の長い手脚が自分に巻きついている姿は、とても美しく、興奮するものに違いないのに。
 自分では見られない香露の姿を想像し、武志は夢中で舌を吸った。
(美味しい……。すごい……)
 脳は気で溶かされ、おかしくなりそうだった。
 亀頭の先に香露の体重が掛かり、まともに当たっている。そこから絶え間なく大きな快感が流れ込んでくる。二人とも動いていないのに、秘肉は独自の生き物のようにうごめき絡みついてくる。
 胸には乳房を押し付けられ、快感が染み込んでくる。背中に回された手からもゾワゾワした快感が湧き上がってくる。
 じっとしていても気持ち良いが、香露は我慢できなくなったのか、体を上下に揺すり始める。
 二人の体は汗で濡れており、それが自然のローションとなり、スムースに体をこすり合わせられた。
 キスしたままなので、かすかにしか動けないが、それでも十分な刺激だ。
「んぅー……、んふぅー……、んんー……」
 香露の口からとても悩ましげな声が漏れてくる。
 武志も香露のお尻に手を回してプリプリ感を確かめる。そして、腰を突き上げるようにして応える。
 亀頭の先がコンコンコンと子宮口にぶつかる。その度に武志は痺れるような快感を耐えなければいけなかった。
 乳房がこすりつけられる感触も素晴らしいし、まだキスしたままなので、頭もしびれっぱなしだ。
(まだ、まだだ。まだ、香露の全部じゃない。もっと香露を味わうんだ)
 武志は自分だけ後ろへ倒れ込むと対面座位から騎乗位の体勢になった。
 香露は自由に動けるようになったので、すぐに腰を動かし始める。
 膝を付き股間を密着させると、腰から下だけを前後に動かし、恥丘をこすり付けてくる。
 さいしょはゆっくりだったのが、どんどんスピードが上がっていき、はげしくこすり付けてきた。
 香露が往復するたびに、亀頭の先が子宮口や膣壁にぶつかり痺れるような刺激が発生し、身をすくませてしまう。だが、あまりに動きが激しすぎて恥骨同士がぶつかり合い少し痛い。その痛みのおかげで何とか武志は射精をこらえることができた。
 香露は次に膝を立て、相撲の四股を踏むようながに股になった。両手は武志の胸の上に置いている。そして腰を上下に動かし始めた。
 香露は秘肉の入り口を思い切り締めていて、まるで肉棒を指でしごかれているというか、秘肉で磨かれているような感じがする。
 武志は楽で良かったが、香露にとっては大変な作業のようだ。肩を始点に膝を屈伸させ腰を高速で上下させるのは、筋肉なんてほとんどない香露には辛い動きだろう。
 武志も下から軽く突き上げながら、香露の姿を眺める。
 武志の位置からは結合部が丸見えだ。肉棒が秘肉の中に入ったり出たりしている。目を上に向ければ乳房が上下に大きく揺れている。視覚的には最高の体位だ。
 普通の女性なら、この姿はかっこ悪いか下品な感じがするだろう。だが、脚の長い香露の場合だと不自然に思わないから不思議だ。香露に額に汗の玉が浮かんでくると、美しいと思う気持ちや、ありがとうという感謝の気持ちが湧いてくる。
 しばらくすると、香露のスピードが落ちてきてゆっくりになり、最後は疲れたのか武志の上に体を預けてきた。ハアハアと息が荒い。
 武志は苦しくないように香露を軽く抱き、耳や首筋にキスをする。ひょっとしたら汗まで甘いのかと思ったが、それはなかった。さすがの香露も汗はしょっぱい。それでも美味しいと感じながら、労わるようにペロペロと舐めた。
 武志は香露の息が落ち着いてきたところで、心を鬼にして体位を変える。
(まだやっていないのはバックだ)
 香露の体を横向きにして、片脚を上げさせ、それを胸で抱える。松葉くずしの変形で武志は脚を伸ばさないで膝立ちになる。
 普段はあまりやらないが、武志はこの体位が好きだった。相手の脚と自分の体が密着するので、太ももやふくらはぎの感触を存分に味わえる。脚好きの武志にとってうれしい体勢だ。関節の柔らかい女性じゃないと難しいが、香露は全然問題無いようだ。
 それに抜かないままバックに移るには一旦この体制に変えてからがやりやすい。
 せっかくだからと武志はそのまま何度か突いた。
「あぅっ、ふ、深い……」
 香露は体の一番奥を強く押されてうめいた。
 この体位はかなり深くまで入れることができ、なおかつ肉棒が当たる位置が正常位やバックと違うので新鮮な感じを楽しめる。
 武志はしばらくの間、香露の素晴らしい脚を堪能し、香露をうめかせた。
 それから武志は肉棒が抜けないように注意しながらバックへ変わった。
 この体勢も良いが、今はバックだ。後ろから思い切り突き上げてみたい。
 香露は上半身を伏せ、体を反らして、お尻を高く持ち上げる。
 武志は脚を揃えて膝立ちになり、香露に少し脚を広げさせる。それでなんとか高さを合わせることができた。脚の長い香露の場合、普通の男性なら高さが会わないに違いない。175cmの武志でも位置を合わせるのが難しいくらいだ。
 武志は秘肉に亀頭の先を合わせるとゆっくり動き始めた。
「あ、あ、あ、あ……」
 正常位とは違う場所をこすられ、香露は敏感に反応する。
 武志は香露の声を聞きながら、ゆっくりと出し入れする。何度か体位を変えたおかげか少しだけ落ち着くことができた。じっくりこの体勢を味わうことができる。
 まずは香露の後姿を眺める。肩、肩甲骨、背中の美しいラインを堪能する。ピンクに染まった背中には染み一つ無く、スベスベでとても綺麗だ。
 細いウエストから小振りなお尻へつながるラインも可愛らしい。
 そしてお尻の中心には薄い色の蕾がひっそりとたたずんでいる。いつか、このアヌスも自分の物にしたいと武志は思った。しかし、それは今ではない。今は香露と人生最高のセックスをするのが先決だ。
 かろうじて抑えている射精感が再び込上げてきている。体の奥では精液が煮詰められ、気を抜けばいつでも吹き上げてしまう状況だ。
 それほど先の事ではない爆発に向けて武志は気合を入れなおした。

(凄い……。ダメになる……)
 香露は自分の限界が近いのを悟っていた。
 武志にバックから犯されるのが、これほど感じさせられるとは思ってもいなかった。
 中国に居たときもさんざんバックから犯された。それも相手の男が次々と入れ替わり何時間も続けて犯されたことも有った。
 だが武志に膣壁の背中側をこすられると目が眩むような快感が襲ってくる。中国の男とは与えられる快感のレベルが違う。自分の体に自分でも知らない性感帯があることに驚いた。
 それにバックからだと亀頭が当たる子宮口の位置も少し違う。正常位の時よりも裏の奥に当たる。そこに気を流されると正常位のときよりも子宮に響く感じが強い。武志の常人離れした気の強さでそこを責められると子宮が燃え上がり何も考えられなくなる。
 このままでは本当に堕とされ、心まで武志の女にされてしまう。
 香露も必死で秘肉を締め上げ、気を流し、射精を促すが、武志の強靭な精神力をまだ打ち崩せない。
 もうあえぎ疲れて体力も残り少ない。気もほとんどを使ってしまった。もう残された手は少ない。後は自分の体を最大限に使って武志を感じさせるしかない。それは、自分の快感も大きくしてしまう事を意味する。自分は耐えられるだろうか。
 だがやるしかない。残った力を全て使って、武志に射精させる。
 武志は本当に凄い男だと香露は思った。

 武志は香露の腰を掴み、勢いを付けて秘肉を抉る。
 二人の体がぶつかり、パーン、パーン、パーンと小気味良い音が部屋に広がる。
 バックで味わう香露の体も最高だった。
 腰に当たるお尻は弾力が有り、とても良い。お尻の感触を味わうならバックが一番だ。
 亀頭の先には子宮口のコリコリした感触が伝わり、背中から首筋にゾクゥーっと甘くて寒い快感が伝わる。体が身震いし、思わず腰が止まりそうになるのを意思の力でなんとかこらえる。
 そしてバックからだと、狭い秘肉をこじ開ける感じがさらに強くなり、また、秘肉の入り口もより締まる気がする。香露の秘肉を抉っているのではなく、自分の肉棒が削られている錯覚を感じるくらいだ。それに正常位とは違った所がこすれるので快感がより深い物になる。
 膣壁もうねるような動きをしながら肉棒に絡みつき、腰を引く時は逃がさないとばかりにしがみ付いてくる。
 もちろん気も流れ込んできていて、意識を保つのがやっとの状態だ。
 体位を変える時に少し落ち着いた射精感も、また限界まで近づいている。このままだとまもなく吹き上げてしまうだろう。我慢にも限界がある。
(最後は抱き合って出したい)
 香露の体を全身で感じながら射精したい。
 武志は動きを止め、一旦肉棒を抜くとベッドの上に仰向けになった。
 そして、香露を引き寄せ自分の上に跨らせる。
 香露は体力が尽きかけているのか動作がのろい。それでも肉棒を片手で掴むと一度で位置を合わせ、秘肉の中に飲み込んだ。
「あぁー……」
 すでに声も弱々しい。
 武志は香露を抱き寄せ、二人はぴったりと体を重ねた。
 もう後はひたすら最後の瞬間を目指すだけだ。もうテクニックも関係ない。武志はゆっくりと腰を突き上げ始めた。そして徐々にスピードを上げていく。気は全開で流し続ける。Gスポットに向けても気を流す。
「あっ、あぁー、ダメー……」
 香露の声が急に大きくなる。
 香露はアヌスとかGスポットとか、普通の人があまり責めないような所が弱いのだ。武志はそう確信して、かさにかかって責めた。
 香露の尻肉をがっしり掴むと自分の腰にぶつけるように動かす。それと同時に腰を思い切り突き上げる。
 亀頭の先が子宮口にガンガンぶつかる。
「おぉーん、ダメェー、ダメですぅー……。そこはダメですー……」
 秘肉が一段と締まり、きゅんきゅんとひくつき始める。さらに秘肉全体がうねるような動きを見せる。
 これには武志も参った。歯を食いしばり、丹田に力を込め、なんとか射精をこらえる。
 香露の秘肉はうごめきが激しくなり、予測がつかない複雑な動きをしている。肉棒の根元から先に向けて絞るように締まったかと思うと、肉棒全体をマッサージするかのように締まったり緩んだりする。特に根元は痛いくらいに締まり、肉棒をしごきたてる。
 さらに秘肉は精液を吸い込むような動きをみせ、バキュームフェラのような感覚を覚えた。
「うおおおおぉーーーー……」
 武志は唸り声を上げ、自分を鼓舞し、力の限り腰を突き上げる。指は跡が残るくらいの強い力で香露のお尻を握り締めている。
 香露も少しでも武志を感じさせようと、胸をこすりつけ、耳や首にキスを繰り返す。
 さらに武志の耳元であえぎ声をあげる。
「い、いぃ、気持ちい、い……。出してぇ、いっぱい出してー……」
 もう武志は何も考えていなかった。ただ無心に全力で腰を突き上げる。歯を食いしばり、お腹に力を入れ肛門を引き締め、香露の尻肉を握り締める。
「おおおおぉー……」
「い、いぃー、いぃー、出して、出して、出して、早く出してぇー……」
 香露は武志にしがみ付き、体を震わせながらあえぐ。
 武志の限界も刻一刻と近づいている。玉袋はきゅっと引き締まり、上に持ち上がっている。秘肉のうごめきは止まらず肉棒を追い込んでくる。
(まだまだまだまだ、まだだぁー。もっとだー)
 武志は最後の駄目押しに、最大限のスピードで腰を突き上げる。
「あ、あぁー……、ダメェー、もうダメェー……」
 香露が涙を浮かべながら訴える。もう武志にしがみ付くことしかできない。武志に大きく体を揺さぶられるだけの状態だ。
 激しい動きは武志に大きな快感となって戻ってきた。
 肉棒は限界まで膨れ上がり、爆発寸前だ。快感が強すぎて気が狂いそうだ。
(もう少し、もう少し、もう少し、あとちょっと、あとちょっと……。ダ、ダ、ダ、ダ、ダメだー……)
「おおおおぉー……。出すよ、出すよ、出すよ、出すよー……」
 武志は香露に声を掛け最後のピストンに入った。一際激しく腰を動かしてから、肉棒を根元まで埋めきった。1ミリでも奥へ入れたいと、香露の腰を引き付け、子宮口に亀頭を押し当て、腰を押し込む。
「ぅおおおおぉーーーー……」
 亀頭が一回り膨らんだ。武志は気を大量に流し込むと同時に射精の引き金を引いた。
 ぷしゃああああー……、ぷしょわああああー……。
 まるで放尿するかのような感じで大量の精液が噴き出していく。会心の射精だ。
「お、おお、おお、おおぉー……」
 体ごともっていかれるような甘美感に、武志の口から声が漏れる。全身に甘い痺れが走り、頭の中が真っ白になる。
「ああああぁー……」
 香露も射精の瞬間に見事にタイミングを合わせて絶頂に昇り詰めた。思い切り背を反らして歓喜に打ち震える。
 秘肉がきゅんきゅんと締まり、精液を吸い上げる。
 一旦弱まりかけた射精が再び勢いを取り戻す。
 どぐぅー……、どぐどぐどぐっ、どぐぅー……。
 二、三回分は出たかと思うくらい、人生最大最高の射精量だった。
 香露の秘肉はまだなお搾り取ろうとするかのようにうごめき、ひくついている。
 武志は最後の一滴まで出し切ろうと、腰をさらに突き上げ、肉棒に力を入れ、精液を絞り出す。
 香露の秘肉も根元から絞り上げるように動いて、貪欲に精液を求めた。
 もう出ない、何も出ないという所まで出し切って、武志は体から力を抜いた。

 香露を見ると絶頂の時の姿のまま固まっていた。
 その姿を見て武志は心の底から美しいと思った。
 白く細く長い喉、首から肩に掛けての柔らかい曲線。突き出された胸、全てが美しく。全体がまるで芸術品のようだった。その体がフルフル、フルフルと震えている。
 香露は全身を震わせていたが、やがて硬直が解け武志の上にくずおれた。
 しばらく激しく息をしていたが、落ち着いたのか、武志に濃厚なキスをしてきた。
 武志は香露の華奢なのに柔らかい体を抱き、甘い唾液を貪った。
 香露の中に入ったままの肉棒が、出したばかりだというのにムクムクと大きくなってくる。
 香露が秘肉を軽く締め、肉棒を愛撫してくれる。根元から奥にかけて何ヵ所も締められる。多段締めだ。心なしか秘肉がうごめいている気がする。
 もう一回やろうか。武志は考えた。
 香露が相手なら何回でも出せそうな気がする。
 だが、考え直した。最高のセックスをした後だ、次に今以上のことができるとは思えない。まさしく蛇足だ。
 こうして抱き合っているだけでも十分、幸せな気分になれる。
 香露は飽きるまでキスをすると、ペロペロと武志の首筋や耳元を舐めてきた。恋人同士のような甘えた仕草だ。
 武志はそれを受け止め、気持ち良さを満喫する。心の底から幸せを味わった。全力を出し終わった後の脱力感も手伝い、眠いようなぼーっとした気持ちになってくる。
 香露が耳をしゃぶりながら、ささやいた。
「武志さん」
「なに?」
 耳元でしゃべられ、くすぐったいのも心地良い。
「次の訓練から私は武志さんの班に入るそうです。よろしくお願いします」
 その言葉で武志は夢見心地から急に覚めた。
「ほんとにー」
「はい」
 香露がうれしそうに言う。
「早く言ってくれればいいのに」
 武志も喜びを隠しきれない。
「頼子部長から最後に伝えなさいと言われていました」
 これが今回の本当のご褒美だったのだ。最高のプレゼントだと武志は思った。
 香露に聞きたいことは山ほどある。インドネシアで別れてからのこと、中国の組織のこと、訓練方法。まだ年齢さえも知らないし、香露が本名なのかも知らない。
 だが来週からは同じ班なのだ。聞く機会はいくらでもあるだろう。
 今日はこの幸せを噛み締めようと武志は目をつむり、ただただ香露の髪を撫でた。

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