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一条流の戦い:第70章

 ノックして入ると部屋の中では、知香、真理、芳玲の三人がコーヒーを飲みながら休んでいた。
 時計は午前十時すぎを指している。ここまで知香と真理は一睡もしていない。その上休む間も無かったのだ。少し疲労の色が濃い。
「知香さん、ちょっといいですか」
 武志は知香を廊下に呼び出した。
「ちょうど良かったわ。こっちは大体話を聞き終わったから、武志の所へ行こうと思ってたのよ」
「香露からは大体の話を聞きました」
 武志は香露から聞いた話を要約して話した。
「ありがとね。助かったわ。さすが武志ね、彼女から話を聞きだすなんて。後は私達が交代して、詳しい事を聞きだして、東京へ報告しておくから」
「いえ、とんでもないです。ラッキーだっただけですよ」
「まあいいわ。交代の要員が来るまで、あと一時間半くらい有るから、それまで芳玲と楽しんでて良いわよ」
 知香がにやけた顔で言った。
「いや、もう良いですよ。今日は十分すぎるくらい、体力使いましたから」
「ほんとにいいの? 次にいつ会えるか分からないわよ。ひょっとしたら、もう会えないかも」
 そう言われると、もったいない気がしてくる。
 体はそれほど疲れていなかったが、体力以外の面で重いものがあった。二人を相手に死闘を行った精神的な疲労や、気を最後まで使いきった空虚感からきているのかもしれない。だが、まだやれないことは無い。
 この際訓練のつもりで芳玲のテクを味わってみるのも良いかもしれない。
 武志は自分に言い訳した。
 芳玲と香露とは是非勝負抜きで相手をしたいと思っていた。やはり勝負が掛かると、純粋にセックスを楽しめない。それにセックスを勝負の道具に使うのは良くないと思っているし、一条流の考え方からも外れる。
 武志は少しだけワクワクしながら部屋に入ると、入れ違いに真理が部屋を出て行く。真理の冷たい視線を感じたが、武志は気付かない振りをした。一ヶ月以上ほったらかしにしている真理には日本へ返ってからたっぷりお礼をすることにする。
 芳玲はホテルの服を着てソファーにきちんと座っていた。疲れはあまり見えない。彼女も昨夜は一睡もしていないはずなので、作戦の為に夜型の生活に切り替えていたのかもしれない。
 武志は無言で芳玲の前に立った。
 芳玲のテクというか、いつもはどんな風に男に対するのか見てみたいからだ。
 武志の頭の中には中国皇帝の後宮のイメージが有り、それでは女性が献身的に皇帝へ奉仕する。それが現代の中国の要員にも引き継がれているのではないかという思いがある。
 芳玲は何も言われなくても、すっと立ち上がり武志の服のボタンに手を掛けた。そして慣れた手つきで素早く外していく。
 外し終わると、合わせ目を広げ、顔を近づけ唇を触れさせた。
 軽くチュッチュッとキスをしながら自分の服も脱いでいく。
 中国の男性は女性の服を脱がすのは好きではないのだろうか。自分なら脱がすのもワクワクして好きなのにと思いながら、芳玲がするのに身を任せる。
 芳玲は唇を付けたままで器用に上着とブラウスを脱ぐと、そのままスカートも下ろした。
 その姿はとても上品で優雅さを感じさせる。立ち居振る舞いの一つ一つが洗練されていて隙が無い。見られるのに慣れていて、自分の見せ方を知っている者の動き方だ。
 武志は芳玲がキスしかしてこないのに、じれったさを感じながら芳玲が脱ぐのを眺める。芳玲は日本ではめったに見られないほどの美しさである。その美人が服を脱ぐ姿を見るのは興奮するものがある。肉棒に血が流れ込んでいく。
 芳玲は下着姿になると、止まることなくブラとショーツも素早く脱いでしまった。全裸になるのにためらいとか恥ずかしさを全く匂わせない。脱ぐのが当たり前というか、あまりに普通に動くので、自分が自意識過剰なのでは思ってしまうほどだ。
 芳玲はまっすぐ立ち、自分の胸を武志の体へ押し付けてきた。唇は耳へ移動しペロペロ舐め始める。
 胸にたっぷりした柔らかさを感じると共に、甘い体臭が立ち昇ってくる。まだシャワーを浴びていないので汗の匂いも混ざっている。武志は鼻の奥が熱くなるのを感じた。
 耳はくすぐったさよりも、ゾクゾクする気持ち良さのほうが優っていて気持ち良い。武志は身をすくめて逃げることなく、芳玲の舌を味わうことができる。ちょうど良い舌加減だ。この微妙な力加減と舌使いも訓練の賜物なのだろう。
 耳の舐め方一つとっても、とても繊細で奥深いものなのだということを武志は再認識させられた。ただ感じさせれば良いというものではない。今は服を脱がせる間の繋ぎなのだから、相手がじっと耐えられる、それでいて気持ち良く感じられる程度が一番良いのだ。
 ここでくすぐったすぎたり、気持ち良すぎたりしたら、体が動いたり、無理に我慢しなければいけない。それでは服を逃すのに邪魔になったり、心底楽しめない。
 おそらくこれも武志の興奮の程度に合わせて変わって来るのだろう。ここまで上達するには、いったいどのような訓練をどれほど重ねてきたのだろう。
 余裕が有る今は、芳玲の行動をそこまで分析することができる。
(やはり、中国は凄い)
 武志は中国の部隊のレベルの高さにあらためて畏怖を抱いた。

 芳玲は武志のシャツを脱がせ終わると、唇を少しずつ下ろしていく。首筋は痕が残らないぎりぎりの強さで吸っては、痕を消すように舌で舐める。その間、唇は一時も武志の体から離れない。
 武志はゆっくりと大きく息をしながら、芳玲の舌使いを満喫した。唇が当たるところに意識を集中して、その柔らかさ、暖かさ、ぬるつき具合を感じ取る。唇が当たる所からは、じんわりと溶けるような気持ち良さが広がっていく。微量の気を流しているのかもしれない。
 さきほど芳玲の相手をしたとき、芳玲は最後全てを出し切る前にアヌスで堕ちた。まだ気が残っているのだろう。気の責めに耐える良い機会だ、空になるまで使って欲しいと武志は思った。
 芳玲は肩から胸板を唇で愛撫しながら、武志のズボンを脱がせていく。一切下を向かないのにまるで見ているかのように素早くベルトを外し、ファスナーを降ろすと、ズボンを武志の足元まで落とした。
 武志が片足ずつ上げると、タイミングよく足から抜き取る。
 武志はボクサーブリーフ一枚になった。肉棒は半勃ちで布地に形を浮かび上がらせている。
 香露との最後のセックスで射精せずに終わったので、完全には治まらず芯が残っていたところへ、今の愛撫でさらに血が流れ込んでいた。
 芳玲の唇が胸の中央を通り、お臍の辺りまで降りてきた。そこもくすぐったすぎない程度に刺激してくる。
 そして、パンツに手が掛けられ、あっという間に下ろされた。肉棒や尻肉に引っかかることなく、するすると足首まで下ろされる。見事な手際だ。
 足首からも抜かれ、武志は全裸になった。肉棒はまだ半勃ちで水平方向を向いている。
 芳玲は膝立ちになって、肉棒と口の高さを合わせる。そして先端にキスをした。
 肉棒にツンとした刺激が走る。それは甘痒いような快感になって脳まで伝わった。
 武志は大きく息を吐き、淡い快感を噛み締めた。取っ掛かりとしては、いい感じだ。これからを期待させる。
 芳玲は口を開き、ゆっくりと肉棒を飲み込んでいった。まだ半勃ちなので根元まで楽々と飲み込まれる。
 芳玲の鼻が下腹部に当たり、鼻息が陰毛に掛かるのが、少しだけくすぐったいが、なんとも無いレベルだ。それより、肉棒全体を口の中でクチュクチュ転がされる感覚が新鮮で気持ち良い。
 唇がハムハムと肉棒の根元を軽く締め、舌は裏筋にヌルヌルと巻き付いてくる。
 芳玲の前髪がお腹に当たるのも、くすぐったいけど気持ち良いし、芳玲の手が胸、脇腹、太ももをさすっていくのもゾクゾクして気持ち良い。だが、その気持ち良さはあくまで肉棒の気持ち良さを邪魔しない程度に抑えてある。
 そして、芳玲の美しい顔が根元まで肉棒を含む姿は武志の征服欲を大いに満足させた。
 芳玲はフェラのときでも、その美しさを損なわない。淫靡な感じはするが、下品な雰囲気は全く無い。中国側の要員の選抜基準にはフェラのときの表情も含まれているのかと思うくらいだ。
 この美しい顔をゆがめてみたい。荒々しく口を犯し、苦痛に涙を浮かべる姿を見たいという黒い気持ちが頭の片隅に浮かんでは消える。イラマチオで思い切り喉の奥まで肉棒を突き刺したい。そして、喉の奥で腰が抜けるほど大量の精気を吐き出したい。今の芳玲の顔にはそう思わせる何かがあった。
 肉棒がドクッ……、ドクッ……という拍動に合わせて大きくなっていく。やがて肉棒は口の中に納まりきらないようになり、喉の方へと成長していく。角度も急になってくると、芳玲は合わせるように腰を浮かせた。
 肉棒が完全に大きくなったところで、芳玲は息が続かなくなり、ゆっくりと吐き出していった。
 口から抜くときも唇は竿をしごき、舌が裏筋を刺激する。それは甘い刺激となって武志を喜ばせた。
 肉棒は全体が唾液で塗れて光っている。芳玲は肉棒を横咥えすると、唇と舌を使って根元から先端まで何度も往復していく。右側、下側、左側、上側と全周もれなく唾液をまぶしている。
 その美しい顔が自分の唾液で汚れるのも厭わずに熱心に肉棒をしゃぶり続ける。
 芳玲の唇のヌルヌルした感じと、舌のチロチロ、レロレロした感じが合わさって最高の気持ち良さだ。
 これならいくらでも楽しめるし、何時間でも続けて欲しい感じだ。
 武志は動きの邪魔をしないようにしながら芳玲の頭に手を乗せ、フェラ顔を飽きることなく眺めている。
 芳玲はたまに顔を上に向け、武志に顔を見せることも忘れない。その美しい瞳で見られると、悪い事をしている気分になってくる。
 芳玲の白い顔とどす黒い肉棒のコントラストは最高にいやらしい。美しい物を汚す罪悪感にも似た背徳感に魂を強く揺さぶられる。
「んふっ……、んふぅー……」
 芳玲は色っぽい声を出しながら、体をくねらせている。それは、わざとらしくない程度で、芳玲の美しさ、妖艶さを強調し、武志の心のツボを押してくる。
 それほど強い刺激でも無いが長時間続けられると、武志は立っているのがだんだん辛くなってきた。腰は甘く痺れ、膝がカクッと落ちそうになる。これ以上は立ったままだと肉棒に集中できない。
 芳玲は頭に置かれている手に掛かる力の微妙な変化を感じ取ったのか、一旦フェラを中断した。武志の手を引きソファーに座らせる。
 武志は脚を大きく開いて、腰を突き出すようにしてソファーに座った。まだ時間は一時間以上はある。先を焦らずに続けてフェラを味わうことにする。
 芳玲は武志の両脚の間にうずくまるとフェラを再開させた。肉棒だけではなく、袋から、その付け根、太ももまで、丁寧に舌を這わせてくる。それは武志の分類で行くと愛撫フェラだった。
 十分に勃起した肉棒に射精しない程度の適度な刺激を与え、フェラの気持ち良さとテクニックを堪能させるものだ。
 芳玲の場合、付け加えて舌先からかすかに気を流していて、蕩けるような気持ち良さだ。これが皇帝の味かと思わせる。
 武志は芳玲のフェラを満喫しながら、日本女性とくに部隊員との違いを感じていた。芳玲のやり方は知香などの日本女性とちょっと違う。結果としてやり方は似ているのだが、元にある考え方というか姿勢の違いがある気がする。
 知香がフェラをするときは必ず焦らすようにしてくる。もっと咥えて欲しいのに、竿から離れて袋に移ることなどしょっちゅうだ。それは、焦らして、我慢させたほうが相手の快感がより深く大きくなることを知っているからだ。
 それに対して、芳玲は焦らしたりしない。竿から袋に移ったり、しゃぶり方も色々変化するが、それは焦らすためではなく、同じ刺激を続けて男性側の感覚が鈍ったり、飽きたりするのを防ぐためのような気がする。
 それは芳玲がやり方を変えるタイミングで分かる。武志がそこはもういいから他の場所と頭の中で考えると、芳玲はそれを察してやり方を変えてくれる。
 男に我慢させたり、ストレスを感じさせるのは悪いことだと考えているようにも見える。
 これはどちらが優れているということではなく、個人の嗜好やお国柄といった違いだろう。
 焦らすやり方を恋人同士のちょっとしたおふざけを含んだコミュニケーションとすると、芳玲のやり方は相手に対する絶対的な奉仕という感じだろうか。
 武志としては焦らし焦らされる方が面白いし快感が深い気がするが、たまには一方的に奉仕されるのも征服欲、支配欲をくすぐられて気持ちが大きくなって良いと思った。
 知香にしろ、芳玲にしろ、男の気持ちを読むこと、体の状態を状態を感じ取ることにかなり長けている。
 芳玲も今は中国風の奉仕をしているだけで、日本風の焦らし方もできるかもしれない。それにできないとしても、教えさえすればすぐにできるようになるだろう。
 せっかくだから今日は存分に中国風の接待を満喫しようと武志は思った。

 股間から太ももまで唾液でヌルヌルになる頃には、武志はかなり射精感が込み上げてきていた。
 このまま出してしまうのはもったいないと思っていたら、芳玲は亀頭の先端にキスをしてから立ち上がった。
 何をするのかと見ていたら、武志の体を前へ寄せて、ソファーの背もたれを一旦前に少し倒してから、後ろへ倒した。背もたれ部分は水平になるまで倒れた。ソファーベッドだったのだ。
 見てみれば肘掛が無い。武志は今まで気が付かなかった。自分では落ち着き、平常心だと思っていたが、どこか普通ではなかったのだろう。いつもなら、すぐに気が付くはずだ。
 ソファーベッドなら最初にそう言ってくれれば良いのにと武志は思った。芳玲と最初にやるとき、不自由しなくて済んだのにともったいなかった。
 武志がソファーベッドに横たわると、かかとがぎりぎり端の所に乗った。縦はいっぱいいっぱいだ。窮屈だけど一時しのぎなのだから仕方が無い。それに横はぐっと余裕ができたから良しとする。
 芳玲がすぐ武志の体に上からぴったりとくっついてきた。
 両腕は武志の頭を抱いている。胸は強く押し付けられ、柔らかさと弾力を伝えてくる。両脚は武志の脚に絡ませられている。
 そして、芳玲がキスをして舌を潜り込ませてくる。フェラをした口だが武志は気にしないほうだ。口内射精した後だと、さすがに共食いの感じがしてキスはできないが、フェラだけなら何とも無い。自分だってクンニをした口で女性にキスをするのだからお互い様だ。
 武志は芳玲の舌を吸った。柔らかくて、暖かくて、ヌルヌルしていて、そして甘かった。
 あぁ、気を流されてると、武志はすぐに気が付いたが、特に抵抗もせず、流れに身を任せた。頭がホワァーっと気持ち良くなってくる。霧が掛かったようになり、思考力がどんどん落ちていく。
 武志は気の力を実感すると共に、自分が気を使ったときの相手の女性の感覚を疑似体験していた。
(気を使われると、こんな感覚なんだ)
 武志は快感で鈍る頭で思った。芳玲の舌がどんどん美味しく感じられてくる。唾液が欲しくて、舌をチューチューと吸ってしまう。
 そういえば今までも相手の女性は武志の舌を吸いたがったなと思い出す。確かに全然足らない。もっと欲しいと体が訴える。まるで中毒患者のようだ。
 武志は思う存分に芳玲の舌を吸った。その間、芳玲は頭を撫で、胸をこすりつけて性感を盛り上げてくれる。お腹の間に挟まれている肉棒はゆるい射精感を保ち続けている。
 武志が口が疲れるほど満足して口を外すと、芳玲は首筋へ移動した。
 芳玲の舌が通ると、ヌルヌルした柔らかい感触に体がフルフルと震え、甘い快感が広がる。唾液で濡れた跡がひんやり感じるとともに、皮膚の内側がほんのりと熱を持ち、冷たさと相殺される。
 それが何度も繰り返されるうちに、どんどん体の奥が熱くなり、快感が大きくなってくる。
 時おりチュッと吸われたり、甘噛みされるとゾクッとした快感が発生する。
 これが気を使った愛撫なのかと、武志はうっとりしながら思った。気がかすかな量で、舌使いも穏やかだと、気持ち良いというより、心地良いという感じだ。なんだか眠くなってくる。
 この愛撫も気の量や、舌使いで感じ方は大きく変わってくるのだろう。
 今まで自分は女性を繊細に扱ってきたつもりだったが、まだまだだと認めた。気の力に頼りすぎていた。それに丁寧にやれば良いと思い込んでいた。
 フェラでも立たせフェラ、愛撫フェラ、抜きフェラ、お掃除フェラとそれぞれやり方が違うように、舌の使い方にもタイミングや目的に合わせて色々なやり方があるのだ。
 舌の動かし方や、力の入れ具合はけっこう意識していたが、愛撫の目的については深く考えていなかった。
 盛り上げるのか、維持するのか、抑えるのか、メインの責めなのか、他の責めの補助なのか、あらためて考えてみると、とても奥が深い。
 芳玲の舌使いと比べると自分はかなり荒かったと反省する。
 こうしてみると、芳玲はやることの一つ一つに深い意味が有るように思えてくる。考えての事なのか、訓練の結果自然と行動しているのか分からないが、レベルがかなり高い。
 武志はそこまで考えて、理屈っぽくなりすぎている自分に気が付いた。色々考えるのは後にしよう、せっかく芳玲が楽しませてくれているのだ。今は心ゆくまで芳玲のテクを味わい、体で覚えようと思った。

 芳玲は首筋から肩、脇へと移ってきた。脇の下に舌を捻じ込まれてくすぐられると体が震えるような快感が湧き上がってくる。
「お、おほぉー……」
 手を上げられ脇の下に吸いつかれると、思わず声が漏れてしまう。
 芳玲はそこが弱点だと思ったのか執拗に唇と舌を這わせてくる。気を流しているのか、単に舐められているのとは違う甘く痺れるような感覚がある。脳にまで痺れが伝わり白く霞んでいく。
 武志は脇の下の手入れなどしないので毛が普通に生えているが、芳玲はものともせず吸いついてくる。
 片方を味がしなくなるまでしゃぶると反対側へ移り、そこも同じようにしつこく責めてくる。
 武志は体がうずうずし、精液が込み上げてくるのを感じた。上半身が熱を持ち赤みを差しているのが自分でも分かる。体に火が付き始めていた。
 芳玲は武志の変化を察知して、次に乳首へ移ってきた。
 唇をぴったりと当て、いつくしむように丁寧に吸い、舌で転がしてくる。
 最初はむず痒い感じだったが、それが甘く痺れる感覚に変わり、胸の奥がズキズキと疼いてくる。
 芳玲は反対側も同じように責め、そして甘噛みも追加してきた。
 軽く歯を立てられると、痛気持ち良い感じがツーンとした強い刺激に変わってくる。思わず胸を突き出し、もっととせがんでしまう。
 甘噛みの後はやさしく舌で愛撫され、残痛感が癒されジーンと淡い快感が広がっていく。
 乳首だけで射精感はかなりの所まで追い詰められてしまう。肉棒が刺激を求めて疼いてくる。芳玲の体に挟まれ、ピクピクとひくついている。
 肉棒の動きを合図に芳玲が再び肉棒に戻ってきた。
 今度はいきなり亀頭を口に咥えた。
 温かい口の中に含まれ、疼きが快感に変わり静まった。
 舌が亀頭を這い回り、痺れるような快感がどんどん大きくなっていく。
 芳玲が頭を動かし始めた。
 唇はきつく締められ竿を磨くかのようにしごいていき、舌は亀頭から裏筋までを巧みな技で舐めていく。
「あ、あぁー……、い、いぃー……」
 猛りきった肉棒に快感が染み渡っていく。肉棒が持っていかれそうなほど気持ち良い。腰が甘く痺れ、自然とせりあがっていく。
 興奮していたところへ、このフェラはそんなに我慢できない。武志は射精が近いのを感じていた。
 芳玲の頭の動きは少しずつ速くなっていく、それに前後運動だけではなく、横方向の回転も加わり、らせん状に唇が動いている。それはひねりとなって肉棒への快感をさらに高めていった。
 これはどう言えば良いのだろう。武志は表現に困った。
 単なる愛撫フェラではない。かといって抜きフェラにしては刺激が弱い。両者の中間、言うならば追い込みフェラというべきだろうか。
 射精に向けて強めの刺激で、愛撫フェラより大きい快感をできるだけ長く感じてもらう。そんな感じのフェラだ。武志の体の奥で射精に向けて精液が準備され練られていった。
 武志は我慢を最小限に押さえ、体を開いて快感を受け止めていく。肉棒が溶かされている感覚があり、全身が震え、声が漏れてしまう。頭の中は快感で埋め尽くされる。
 もうダメだ、武志がそう思い始めたとき、タイミングを計っていたかのようにドアがノックされた。
「は、はいっ……」
 武志が快感に喘ぎながらも返事をすると、ドアが開けられ知香が一人で入ってきた。
「おっ、やってるわねー」
 知香のあからさまな言葉に武志は恥ずかしくて赤面してしまう。だが、芳玲は人が入ってきてもフェラを止めようとしない。人に見られたら恥ずかしいという項目は芳玲には無いらしい。
 真に高位の人は一般人とは価値観が違うのだろう。芳玲はそれに合わせて訓練されているのだ。武志は瞬間的に考えた。
「な、な、何ですか。まだ時間じゃないと思うんですけど」
「せっかくだから、もう一人連れてきてあげたわよ」
 そして知香は廊下に声を掛ける。
「入って良いわよ」
 再びドアが開けられ香露が入ってきた。
「こんな機会はめったにないからね。十分楽しみなさい。また後で来るから」
 それだけ言うと、知香はすぐに出て行ってしまった。香露が一人取り残される。
 武志は時計を見て、残り時間を確認した。三十分ちょっとしかない。一時間近く芳玲の愛撫を受け続けていたことになる。
 残り時間は少ない。こうなったら、いける所まで行って、二人を味わいつくそう。武志は開き直った。

 香露は武志と芳玲の様子を見ても驚くことなく、普通に服を脱ぎ始めた。
 芳玲が肉棒をしゃぶるのをやめないので、武志は快感に喘ぎながらも、香露が服を脱ぐのを見つめた。
 先ほどは最初から裸だったので、香露が服を脱ぐのを見るのは初めてだ。
 隠すのではなく、かと言って見せ付けるのではなく、極当たり前のことをしている風で服を脱いでいく。そこには卑猥さは無く、まるで美術性の高い映像を見ているようである。
 香露は躊躇することなく全てを脱ぎ全裸になると、芳玲の横へやってきた。
 芳玲が口から肉棒を外し、すっと場所を開ける。中国国内では香露のほうが位が上なのだろう。香露もそれが当たり前という感じで自然に動いている。
 香露は武志の上に覆いかぶさりキスしてきた。武志の顔を両手で挟み、唇を押し付けてくると、舌を口の中へ潜り込ませてきた。
 体をくねらせて、体をこすりつけながら、舌をねっとりと絡ませてくる。
 武志が濃い香りの唾液をすすっていると、ふっと香露の顔が離れた。
 すると、すぐに芳玲の顔が迫ってきて、口を奪われた。香露とは違った種類の香りの唾液が注ぎ込まれてくる。武志はそれも夢中ですすり、二人の唾液の違いを味わった。
 香露の濃密な甘さの香り、芳玲の爽やかな甘さの香り、そして二人ともその味にはかすかな甘さが含まれている。
 芳玲の顔もすぐに離れ、また香露の顔が迫ってくる。二人は武志へ交互にキスをして、その入れ替わりは早くなっていく。最後には二人同時に武志へキスしてきた。
 武志はこの上も無い幸福を味わっていた。最高ともいえる美女二人に同時にキスされる。体には四つの乳房が押し当てられ、四本の手が体をまさぐり、四本の脚が絡みついている。
 武志はあっという間に溶かされていった。
 それから二人は武志の体を半分に分け、左側を香露、右側を芳玲が受け持ち、二人掛りの愛撫が始まった。
 耳からスタートして、首筋、肩、脇の下、乳首と、唇と舌が這い回る。
「はあぁー……」
 特に二人同時に脇の下を責められたときは、武志は声を抑えることができなかった。片方を責められるだけでも凄く効くのに、両方同時に、しかも肉棒は二人の手であやすようにゆるゆるとこすられている。
 芳玲のフェラで高まっていた射精感がキスの間で一旦落ち着いていたのに、再び急激に盛り上がってくる。
 武志は震えるような感動と興奮と快感を覚えていたが、逃げることなく一生懸命受け止めた。このような体験はこの先、一生無いかもしれない。そう思い、心と体に記憶を刻み付けた。
「あ、あぅ、あううううぅー……」
 部屋の中には武志の喘ぎ声だけが響く。二人は急ぎつつも手を抜くことなく、持てるテク全てを武志へぶつけている。
 捕虜同士とはいえ、国では香露のほうが位が上なのか、香露が主導しているようだ。声には出さないが視線や動きで芳玲を動かしているように思える。中国の部隊では複数プレイは当たり前なのか、それとも今日の為に特別な訓練をしてきたのか、二人は完全に息が合い、見事なテクで武志を追い上げる。
 武志は悶えながらも、時おり頭を上げて二人の様子を見る。すると、二人はその気配を感じて、武志へ妖艶な視線を向けてくる。二人に見つめられると恥ずかしいような、悪い事をしているような複雑な気持ちになってくる。
 その思いも次々に襲ってくる快感によって、すぐに吹き飛ばされてしまう。
 二人は競うように奉仕してくる。よりサービスが良いほうが生き残れるかのようだ。
 これが彼女達の本質なのかもしれない。きっと、男に仕えるように骨の髄まで教えられてきて、それが人格の一部になってしまっているのだろう。そこに、戸惑いやためらいは一切無かった。
 二人の愛撫は甲乙付けがたかった。純粋なテクではわずかに香露のほうが上に思える。唇、舌、手、脚、表情、仕草、それぞれほんの少しだけ香露のほうが優っていて、トータルとして香露のほうが上に感じられるのだろう。
 だが、芳玲はまだかすかに気を流していて、それが痺れるような快感となって、香露との差を埋めている。
 武志は快感に翻弄されながらも右半身と左半身とで違う感覚を正確に感じ取っていた。

 二人の愛撫が鼠蹊部を通り、ついに股間へ達した。二人は武志の脚にそれぞれ跨り、胸をこすり付けるようにしながら、股間へ顔を突っ込んでいる。太ももには二人の乳房がそれぞれ当たり、柔らかさを十分に感じる。固くなった乳首のコロコロした感触も良く分かる。とても贅沢な感触だ。
 二人が肉棒を持ち上げ、まずは袋舐めから始まった。タマも仲良く半分こにして、口の中で転がしてくる。
 香露とのセックスの後、武志もシャワーを浴びていない。一応ティッシュで綺麗にしたが、まだまだ汚れて、匂いも付いているはずである。それなのに、二人は何事も無いかのようにしゃぶりついてくる。
 武志は本当にありがたいと思った。
 そして、二人の口が竿へ移動して、いよいよダブルフェラが始まった。まるで打ち合わせをしていたかのように息が合ったフェラだ。
 二人揃って竿を横咥えして、同時に上下に動く。かと思うと、タイミングをずらして逆方向に動いたりする。
 また、上下に分かれ一人が亀頭を咥えたかと思うと、一人が袋や付け根を責める。
「ん、んん、んふうぅー……。おおおおぉー……」
 武志は心の底から満足の息を吐きながら、二人の頭を肉棒へ押さえつける。
 こんな凄い美女二人のフェラなんて二度と味わえないだろう。押さえつけずにはいられなかった。
 この幸せがいつまでも続いて欲しい。その武志の願いもむなしく、残り時間は少なかった。一回しか射精のチャンスは無いだろう。
 その一回をどうするか。極上の女性二人を相手にして、武志はどうしようかと悩んだ。
 途中で意識を失ったのでまだ余力の有るはずの芳玲をメインにして、香露にそれを手伝わせるか。
 それとも格上の香露へ挿入しながら、芳玲をアクセントにするか。
 二人を上下に重ねて、交互に突き入れるか。
 色々考えたが結局、武志は二人に任せることにした。二人なら複数プレイも慣れているはずだ。中国の権力者は、自分からは何もせず女性に全てをやらせるというイメージが有る。二人に任せれば、この状況で二人にできる最高のパフォーマンスを見せてくれるはずだ。武志はいつの間にか二人のテクに絶対の信頼を寄せていた。

 二人は肉棒を離すと、芳玲が上半身、香露が下半身に陣取った。
 香露は肉棒を掴むと、微調整なしの一発で肉棒をぬぷっと秘肉に咥え込んだ。簡単に見えて、これは難しい。普通にできることではない。こんなことにまでテクを見せ付けるのかと武志は思った。
 香露は女性上位で腰を動かし、武志に乳房の揺れを見せつける。豊かで形が良く柔らかい乳房が跳ねるように上下に揺れている。
 この体勢だと、香露の素晴らしいスタイルも良く見える。細くて長い首から華奢な肩への柔らかな曲線、乳房から体へのまろやかなライン、細いウエストから豊かなお尻への張り出しと、一目で色々楽しめる。
 そして、股間では元々狭い秘肉が小気味良く締め付け、肉棒に射精を促してくる。
 気の助けがなくても香露の中は十分に気持ち良い。狭さ、締まりの良さだけではなく、十分すぎるくらい潤み、細かく襞の多い膣壁が肉棒をしごきたてる。秘肉の性能だけでもS級クラスだ。
 芳玲がサポートするようにキスしてきて、武志は頭がぼぉーとなってくる。
 そこで、二人に手を引かれ、武志は上半身を起した。香露の腕が武志の首に回され、乳房で胸をこすられる。亀頭の先には香露の体重を感じる。
「ア……、アァ……、ア、アアァー……」
 耳元では香露の情感がこもったかすかな喘ぎ声が聞こえる。
 芳玲は後ろに回り、胸を押し付けながらうなじや背中にキスしてくる。
 武志は夢の中に居るような気持ちにさせられてきた。
 意識が定かで無い中、香露が後ろへゆっくりと倒れこむ。武志もつられて倒れ込み、正常位の体勢になった。
 武志は全く動いていないが、秘肉が精液を絞り出そうとするかのように根元から先に向けてしごいている。亀頭の先が吸引され、子宮に吸われるような感覚を覚える。
 限界まで興奮して、なおかつ意識もうつろで我慢が効かない状態で、この責めはきつかった。
 精液がすぐそこまで込み上げてくる。すぐにでも吹き上げてしまいそうなのを、武志はもっと香露を味わいたい、中に居たいという思いだけで堪えていた。
 追い討ちをかけるように芳玲の舌が背中をゆっくりと下へ降りていく。腰を通りお尻に着くと尻丘を責め始めた。
 舌が這い回り、唇が吸いつき、甘噛みされると、さらに武志は追い込まれる。
「あ、あ、あ、あぁ……」
 武志は香露にしがみ付いて耐える。
 芳玲は容赦しなかった。手を尻肉に掛けると、ガッと左右に割り開いた。そして、武志のアヌスに吸い付いた。
「あひぃー……」
 武志は叫び声を上げた。
 芳玲の舌はアヌスだけでなく、その周辺でも暴れまくる。
 武志は肛門を引き締め耐えるが、本当のぎりぎりまで追い込まれてしまう。くすぐったさの混ざった甘黒い快感がアヌスから背中を通り頭まで這い登ってくる。
 アヌスはすぐにヌルヌルにされ、ほぐれていってしまう。
 そこで、芳玲は舌をアヌスに突き刺した。そして、残っていた気を全て送り込んだ。
「うああああぁー……」
 武志は生まれて初めての感覚に混乱した。アヌスが妬けるように熱くなり、その熱で溶けていっているようだった。背徳感をともなった黒い愉悦が直腸から内臓を通り頭まで突き抜ける。神経という神経に電流を流されているようだ。
「あっ……、あっ……、あっ……、あ……」
 刺激が強すぎて声も上手く出せない。武志は涎を流しながら快感に体を震わせる。アヌスに気を流されるのがこれほど効くとは思ってもいなかった。
 そこで駄目押しに芳玲がアヌスの中で舌をくねらせた。武志は肛門を引き締め動きを抑えようとしたが間に合わなかった。逆に舌を噛み締める結果となり、さらなる快感となって武志を襲った。
 これには武志は耐えられなかった。
「うわぁー……、だ、だめ、もう、出る。あ、あぁー、だめだー……」
 体の内側から押されるように、精液が物凄い勢いで亀頭から噴き出した。
 ぶびゅるるるるー、ぶしゅうううぅー……、びゅるるるー……。
 今日四回目の射精とは思えないくらいの量だった。
 武志の激しい射精を香露がしっかりと体を抱きしめて受け止めてくれる。全てを許してくれる優しさだ。
「あ、あ、あぁ……」
 武志は香露の体に包まれたまま、最後の一滴まで出し尽くした。香露の秘肉も搾り取るようにうごめいている。
 まさしく全てを出し尽くした感じだった。もう体力も気も精液も何も残っていない。完全に燃え尽きた。
 武志は動くのもおっくうなほどの倦怠感に包まれていた。自分の体を支えるのも面倒で、香露に全体重を預けてしまう。
 このまま、時間が止まれば良いのにと武志は思った。
 そして、トロトロとまどろんでいる内に武志の意識はかすんでいった。

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