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一条流の戦い:第56章

 次の土曜日、武志はレンタカーで美咲の家へ向かっていた。
 今日は美咲の十九歳の誕生日で、武志は事前に希望を本人へ聞いていた。美咲の希望はドライブへ行きたいというものだった。
 美咲と瞳が免許を取って一月半、車の運転がしたくてたまらないのだろう。
 武志は自分の家の車を万が一ぶつけられたら困るし、美咲も家の車に乗るのは父親と一緒のときだけと言われていたので、武志がレンタカーを借りたのだ。
 それで武志は女性でも運転しやすそうなコンパクトな可愛い車を借りた。免責保障も入った。
 いつもは家の古いセダンを使っている武志は毛色の変わった車に自然とウキウキしながら運転する。
 約束の時間よりほんの少し早く美咲の家に着きインターホンを押すと、美咲の元気な声の返事が聞こえた。
 一瞬父親が出てきたらと思ったが、だが出てきたのは美咲と母親で武志はほっとした。まだ美咲の父親に会った事はない。会ってもなんと挨拶してよいのか分からないし、あたふたしてしまいそうだ。
「お待たせー」
 美咲は長袖のニット、膝上のミニスカートにショートブーツと動きやすそうな服を着ている。頭には武志のお土産のピンクのベースボールキャップをかぶり、手には大きなバスケットを握る。運良く晴れているので十月とはいえ寒くはないだろう。
 可愛い子は何を着ても似合うなと武志は少しにやけてしまう。始めて会ったときは、かすかに幼さが残る可愛さだったが、この半年で少しずつ色っぽくなってきて、エロかわいくなってきている。
 普段選び抜かれた美しい女性と接している武志は美女に食傷気味のところがある。キレイ系よりも可愛い女の子の方にドキドキを感じてしまう。
 ニットを持ち上げる胸のふくらみは控えめだけど、円錐形のきれいなラインをしている。
 スカートから伸びる太ももは太すぎず細すぎず、健康的で絶妙な太さをしている。十代の滑らかさと張りが触らなくても見るだけで伝わってくる。運転中に触りたくなりそうで、心配になるほどだ。
 武志が美咲の姿に見とれていると、美咲の母の声ではっと我に返る。
「安全運転でね。いってらっしゃい」
「いってきまーす」
 美咲の母親に見送られ、武志と美咲は出発した。
 都心を出るまでは念のためということで武志が運転する。田舎の合宿で免許を取った美咲は、都心部の運転はまだ苦手らしい。
 武志は父親の居ないときに、母親の買い物につき合わされるので、運転にはけっこう慣れている。
「今日は晴れて良かったね」
「うんうん、私の行いが良いせいかな」
 美咲が明るい声で答える。武志との久しぶりのドライブ、しかも二人きりなので美咲はハイになっていた。
 武志とのデートは電車で移動するのがほとんどで、車で出掛けることはめったにない。それに普段は瞳が一緒なので二人きりでのデートは本当に久しぶりだった。
「今日はどこへ行くの」
 武志は美咲に聞いた。とりあえず高速に乗って千葉方面へ行くとしか聞いていない。
「海が見たいので銚子に行きましょう。銚子はまだ行ったことが無いんです」
「海なら横須賀、茅ヶ崎辺りが近いし、おしゃれなんじゃない」
 女の子と銚子はあまり会わない気がする。
「あっちの方は何度も行ったことがあるし、それに車が多くて運転が怖いし」
 確かに銚子あたりなら車は少なそうだ。
 武志は運転を交代するためにパーキングエリアで車を止める。
 座席を入れ替わり、美咲がシート位置やミラーを調整している間に武志はカーナビをセットした。
 何個かルートが表示されたので、成田まで高速を使って、そこからは下を通って銚子へ行く道を選んだ。成田経由なら道路標識も分かりやすいだろう。
 準備ができた美咲は少し緊張しているようだった。
「い、行きますよ」
「ゆっくりで良いからね」
 武志は辺りを見回して他の車がいないか確認してから言った。
 オートマなので特に問題なくスタートする。
「カーナビは俺が見るから運転に集中してね」
「は、はいっ」
 美咲はひたすら前を見て運転している。肩にも力が入っている。
 美咲は左の走行車線を80キロで走った。右をすごい勢いで他の車が追い越していく。
「ひょっとして、高速は初めてなの」
「免許取ってからは初めてです」
 武志は少し不安になるが、だれでも最初は初心者だからとあきらめる。なるべく美咲の邪魔をしないように、あまり話しかけないようにして、平然とした振りをしていた。
 一時間も走っていないが成田の手前のパーキングエリアで一旦休憩する。
「あー、緊張したー」
「お疲れ様。運転変わろうか」
 美咲には頑固な面があるのを知っているので、断られるだろうと思いながらも武志は聞いてみる。
「いいです。自分で運転しないといつまでたっても上手くならないから」
 美咲は手の平の汗を拭きながら応えた。
 缶コーヒーを一口飲んでから美咲は再び車を走らせた。
 車はすぐに成田のインターチェンジに着いた。料金を何とか支払い、そのまま一般道に出る。
 車の量は適当で高速よりスピードが遅い分、美咲は運転しやすそうだった。慣れてきたのか会話をする余裕が出てくる。
「武志さんは銚子には行ったことあるんですか」
「よく覚えてないけど、小さい頃に行った写真が残ってるよ。初めてと同じようなものかな」
「それは良かったです。最初は犬吠埼灯台に行きますね」
「コースはまかせるよ」
 武志はカーナビの目的地を設定した。
 そこからは、時折ヒヤッとすることはあったが、問題なく灯台に到着した。
 土曜日ということもあり灯台には、ぼつぼつと観光客がいた。おみやげ物屋も店を開いている。
 美咲は運転していたときの緊張はすぐに解け、すぐに興奮してハイになり、はしゃいで写真を撮りまくっている。それもデジカメと携帯電話の両方で撮るから忙しい。風景を撮ったり、通りがかりの人にツーショットの撮影を頼んだり、かなりの枚数を取っている。
 おみやげ物屋をのぞいてはかわいーとか、美味しそーとか一方的にしゃべり続けている。武志は苦笑しながらも、そんな美咲をいとおしく思い、後を付いていく。
 灯台の次は、地球の丸く見える丘展望館へ向かった。お昼が近いのでそこで昼食を食べるのだ。
 海が見える適当なベンチを見つけると、美咲はバスケットを開いて準備を始めた。おむすび、サンドイッチに玉子焼きなどかなりの量がある。
「おむすびはこっちから、鮭・梅・おかかです。色々食べられるように小さめにしました」
「ありがとう。大変だったんじゃない。ごめんね誕生日なのに準備させて」
「昨日から準備しておいたから大丈夫ですよ。それより食べましょう。運転したせいかお腹がすいちゃった」
「そうだね。じゃあ、いただきます」
「いただきまーす」
 美咲は食事の時もまだ少し気分がたかまったままで、いつも以上にパクついた。
 武志も普段どおりの旺盛な食欲で、次々と平らげていく。
 最初の頃に比べると美咲の料理はうまくなってきている。おむすびは大きさや形が揃っているし、おかずも冷凍食品が減り、手作りの物が増えている。彩りもきれいだし、人前に出しても恥ずかしくない物になっている。本当に自分にはすぎた女の子だと思う。

 食事の後は展望台に登り、360度の景色を楽しむ。全周見渡せる景色は武志も美咲も初めてだった。
 そこでも美咲は写真を撮りまくる。写真にそれほど興味がない武志は、そんなに撮ってどうするのと思うが、高校の修学旅行で女子が同じように写真をたくさん撮っていたのを思い出した。女の子というのはそういうものなのだろう。
 展望台の次は銚子ポートタワーへ移動した。高さは約60メートルとそれほどではないが、周りに障害物が無いので、景色が良い。水平線、漁港と漁船、銚子の町並みなどが良く見える。
 最後は銚子駅近くに車を止めて、その近くを散策した。醤油工場のレンガの建物を見たり、ぬれせんべいを食べたり、お土産用のお醤油セットを買ったりした。
 一通り観光して車に戻ったのは二時すぎだった。
「次はどこへ行くの」
 武志は何となく予感がしながらも美咲に聞いた。
「銚子はこれで終わりです。とりあえず東京方面に戻りましょう」
 美咲は手帳を取り出すと、カーナビに目的地設定をしている。
「車で行けるおしゃれな所を探しておきました」
 美咲が恥ずかしがることも無く言う。
 やっぱりそういうことかと武志は思う。ネットで調べたのか友達に聞いたのか手抜かりがない。
 美咲はセットが終わると車を発進させた。帰りは利根川沿いをさかのぼってから東関東自動車道に乗るコースだ。行きと帰りが全く同じだと面白くないし、美咲は少しでも早く帰りたいと思っていたからだ。
 ここまでで運転に慣れてきたのか、美咲は午前中ほど緊張していない。会話をする余裕もあるようだ。
「家庭教師のバイトはどう? うまくいってる」
 武志は尋ねた。美咲と瞳は武志がアメリカへ行くのと前後して家庭教師のアルバイトを始めていた。高校生の文系志望の女の子に教えている。
「いい子で楽しいですよ。武志さんにも今度紹介しますね」
「ええー。俺はいいよ。それよりその子は何で俺のこと知ってるの」
「もちろん私が教えたからですよ。その子も女子高で、そういったことに興味が有るんです。カレが居るって言ったら、会いたいって。なかなか可愛い子ですよ。でも手を出さないでくださいね」
「そんなこと、するわけないじゃない」
「ほんとかなー」
 話が変な方に進んで武志は困ってしまった。
 その間に車はインターチェンジに着き、美咲の口数が減る。高速は緊張するようだ。
 最初のパーキングエリアで武志は美咲と運転を交代した。ハンドルが美咲の汗で湿っている。思わず苦笑してしまう。
「後はナビに従って運転してください」
 美咲がハンカチで手を拭きながら言う。運転が終わって一気に緊張が緩んでいる。
「次のインターで降りてください」
 成田を越えてしばらく行った所で美咲が言った。
 武志は言われるまま、高速から降りて、カーナビと美咲の指示に従って運転を続ける。一般道を走り始めてすぐに辺りの風景とは場違いなレモンイエローの洋風の建物が見えてくる。
「あっ、あれです」
 美咲が身を乗り出す。
 武志は仕方がないと、ハンドルを切り、駐車場に入ると空いている所に車を止める。
 美咲はさっさと車を降りると歩いていってしまう。武志は慌てて後を追いかけた。
 美咲はパネルの前で一番高い部屋を選んだ。誕生日ということで奮発している。
 エレベータに乗っている間ですでに美咲はドキドキして、武志に抱きつきたいのをぐっと我慢する。
 部屋の中は高いだけあって広かった。大きいベッドにソファーがあり、浴室との間の壁はガラスになっていて、中が見えるようになっている。大型液晶テレビや通信カラオケ他、備品も揃っている。
 美咲はバッグを置くと、我慢できずに武志の顔を引き寄せ唇を奪った。貪るように吸い上げる。両手を武志の首に回して体をくっつけ、脚も絡める。腰の辺りに当たる武志の肉棒がぐんぐんと大きくなるのが伝わってくる。
 武志とは身長差があるので背伸びしないといけない。足が辛くなるまで思う存分吸ってから、美咲は口を外した。
「ふぅーっ」
 美咲は大きく息をついた。もう顔がほんのりと赤くなって、目が潤んでいる。動悸は早くなり、体の深いところに小さな火がともった。
「お願いがあります」
 武志の肩に頭を乗せたまま、美咲は小さい声で言う。
「なに?」
「あのね……」
 美咲は途中で言いよどんでしまう。武志と二人きりのときは、遠慮したり恥ずかしがったりしないのに珍しい。
「今日は、本気を出してください」
「本気って」
「本気っていうのは言葉が悪いかな。全力を出して欲しいの。いつも武志さんはセーブしてる気がするの。本当はもっと凄いんでしょ。だから、そのー……、凄いのをお願いします」
 美咲が顔を赤らめながら武志へお願いをする。
 武志はちょっと考えてしまう。確かに今まで美咲や瞳には力を抑えて相手をしてきた。全力を出さなくても十分彼女達を感じさせることができたからだ。普通の人相手に全力を出したことは無い気がする。
 それに全力を出して、壊してしまうかもしれないという恐れがあった。
「ほんとに良いの。後戻りできなくなるかもしれないよ」
「うん。良いの」
 美咲は確かにうなずいた。
「後悔しないの。今までより凄いんだよ。もう普通じゃ満足できなくなるかもよ」
「絶対後悔しないから」
「じゃあ分かった。もう聞かない。全力を出すよ」
 武志は美咲の顔を持ち上げ、唇を合わせた。唇をこじ開け舌を捻じ込む。美咲の舌を絡め取りながら全開で気を流し込む。
「んぅ……、むぅ……、んふぅー……」
 美咲の顔が見る見るうちに朱に染まる。耳も真っ赤になり、興奮を物語る。
(これが、武志さんの本気)
 今までも何度も武志とはキスをしてきた。今までの武志のキスは体がとろけるような甘いキスだった。だけど今度のキスは頭の中に直接響くような激しさだ。武志の熱が大きな波となって襲い掛かってくる。
 頭の中が熱くなり何も考えられなくなり、パニックになりそうだった。
 武志は手加減無しに責めてくる。もうキスだけで頭の中が爆発しそうになっている。体中の力が抜け、立っているのが辛くなってくる。
 膝がガクガクしてしゃがみ込みそうになると、武志の手が伸び、美咲のお尻を掴み体を支える。そして、そのまま尻肉を揉みほぐし始める。
 武志は指先からも全開で気を流す。これまでの武志とのセックスで気が流れやすくなっている美咲の体は、すぐにお尻でも反応を始める。
 美咲のお尻は上半身や手足の細さに比べて、たっぷりとした量感を持っている。まるで三十代の人妻のような大きさと柔らかさをしている。それでいて十代の張りをしていて全く垂れておらず、丸く絶品のお尻だ。大きいだけに気が十分に染み込むには時間がかかるが、一旦気が充満すると凄まじい破壊力を持つ。お尻だけで絶頂寸前まで追い込むことができる。
 武志はキスとお尻だけで、まずは美咲を乱れさせる作戦だ。お尻の揉み心地を満喫しながら、ぐいぐいと揉み込んだ。指先は最初どこまでも沈みこんでいくが、途中からは柔らかく指を押し返して、武志を夢中にさせる。
 大きいお尻にコンプレックスを持っている美咲はお尻を責められるのは好きではない。武志もそのことを分かっていて、お尻をメインに責めることはない。だが、キスだけで溶けてしまっている美咲は抵抗を示すことも無く、武志にお尻を自由にさせてしまう。
 お尻がピンクに染まり、熱を持っている。その熱が股間、太もも、背中へと広がっていく。美咲は下半身が我慢できないほど疼いていくのを感じていた。もう自分一人の力では立つこともできなかったが、武志にお尻をがっしりと掴まれしゃがみ込むこともできなかった。武志の首に手を回し、しがみ付いているだけだった。
(もう、ダメ)
 武志の本気がこれほど凄いとは思ってもいなかった。今までもバージンブレイクで失神させられたりして、武志は只者ではないと思っていたし、武志の力は分かっていたつもりだった。だが、考えが甘かった。武志は想像以上に凄かった。
 もう下半身の疼きは耐えられないほど強くなり、子宮が燃えるようだった。美咲は武志の片脚を両脚で挟み、太ももに股間を押し付る。
 ズーンとした甘い快感が股間に広がった。それだけで意識を持っていかれそうになる。体がもっと強い刺激を求めて、股間をさらに押し付ける。
 武志は美咲の動きを分かっていながらもキスをやめなかった。お尻も揉み続ける。美咲のお尻には気が満ち、溢れて全身へと広がっていく。
「もう、もうほんとにダメー……」
 美咲が頭を振り、口を離すと叫ぶように大きな声を上げた。
 武志はそれを聞いて、ようやく手を止めた。
 美咲は真っ赤な顔をして、激しい息で喘いでいる。体が細かく震えていた。
 武志は美咲を抱きかかえ、ベッドに運ぶと端に座らせた。美咲は体中から力が抜けて、ぐったりして、武志に体重を預ける。
「武志さん、早く、早く続きを……」
 武志は大急ぎで、美咲の服を脱がした。武志の指が触れるたびに美咲の体がビクンと震えた。ブラを外して、ミニスカートを脱がすと、美咲の白い体が全身うっすらとピンクに染まっている。乳首は高く尖り、ショーツには一目で分かるほど染みが広がっている。
 美咲をショーツだけの姿にして、ベッドの真ん中に寝かせると、武志は自分の服も脱ぎ捨てた。その間に美咲は自分でショーツを脱ぎ、シーツの間に潜り込んだ。
 武志も美咲の横に並んで寝転がった。
「いくよ」
「うん」
 美咲は半ば無意識に答えた。頭の中はぐちゃぐちゃでまともに考えることができない。
 武志は美咲の両脚をかかえて、肉棒の狙いを付けた。肉棒からも気を全開で出しながら、ゆっくりと美咲の中へ沈めていった。
「あっ、ああああぁー……」
 武志が入ってきた瞬間、美咲は全身が分解してしまうかのような強い衝撃を受けた。
 体中に武志の気が溢れ、どうにかなりそうになっていたところへ、秘肉から津波のように快感が押し寄せてきた。それは子宮を溢れさせ、背中を通り、頭へと達する。途中の神経を全て逆撫でし、焼き尽くしていく。
 頭を大きいハンマーで殴られたかのような衝撃だった。
(凄い、凄すぎる)
 体中が熱く、痺れている。武志の肉棒に秘肉をゆっくりとこすられると、我慢できずに声を上げてしまう。頭の中は快感が渦巻き、意識を保つのがやっとだ。しかも、おしっこまで漏れそうになってくる。
 あまりの快感に全身はバラバラになりそうだ。武志のテクは想像を超えていた。今まで生きてきてこれほどの快感を味わったことはない。こんな快感を知ってしまったら、もう元の生活に戻れないような気もする。
 その時、武志が乳房に手を伸ばしてきて、ぎゅぎゅーっと根元まで握りつぶされる。
「ぅああああぁー……」
 胸から爆発的な快感が湧き上がる。破裂したかと思うような鋭い刺激が胸から頭まで突き抜けた。体が持ち上がり、大きな声で叫んでしまう。
 武志はそのまま腰を動かし続けながら、胸を揉む。上から乳首ごと押し潰すように十本の指を乳房に食い込ませる。指先からも気を全開で流している。胸を掴む手で体を支えて、腰を動かし、肉棒で秘肉を削るようにこすり上げる。
「だ、だ、だ、ダメー、もう、ダメー……」
 美咲がたまらず、武志に訴える。武志は美咲の限界はまだ先だと判断して、さらに追い込みをかける。腰をもっと早く、もっと奥まで動かしていく。半年間の美咲とのセックスで見つけた弱点をしつこくこすり上げ、子宮口をガンガンと突き上げる。
「お、奥、奥、お腹の奥ぅー……、ああぁー、奥がー……」
 武志と付き合い始めて半年、かなり慣れてきたといっても、ごく普通の女の子である美咲は限界も低かった。
「い、いいー……、いっ、いいぃー……、も、もう……」
 美咲の全身が細かく震え、秘肉がきゅんきゅんと肉棒を締め上げる。
(イ、イキそう。まだイキたくないのに。もっと、もっと武志を感じていたいのに……)
 武志は美咲の絶頂が近いのを感じ取ると、ピッチを上げた。腰を掴み、下側から上へ向けて激しく突き上げる。膣壁の上側をこすり上げると同時に、子宮口を押し上げる。
「ぅわあああぁー……」
 美咲は一番感じるところをしつこくこすり上げられて、もう何も考えられなくなった。次から次へと快感の波が襲ってきて、体が分解してしまうくらい感じてしまう。自然と体が持ち上がる。これ以上は無理だと分かっているのに、体が無意識にさらに強い快楽を求めてしまう。
 美咲の可愛さの残るきれいな顔はゆがんでいた。眉間に皺が寄り、目は固くつむられている。額に浮かんだ汗にほつれ毛が数本張り付いているのが、とてもなまめかしい。
 美咲が必死に快楽を受け入れている姿に武志は、いとおしさを感じた。
 武志は美咲に止めを刺すために、肉棒を根元まで押し込んで腰をぐるぐる回す。子宮口と亀頭の先がゴリゴリとこすり合わされる。そして、気の固まりを弱めに、何度も送り込んだ。
「あっ、あああぁー……、いっ、いっ、くぅー……」
 美咲はそう言うと、体を硬直させながら絶頂に達した。秘肉はぎゅぎゅーっと肉棒を締め上げ、両手は腰を掴む武志の腕を握り締める。
 武志は美咲の絶頂にもかまわず、ピストンを続けた。
「だ、だ、だ、ダメ、ダメー、イッてる。イッてる。イッてるからー……」
 絶頂で敏感になっているのに、さらに秘肉を抉られ、美咲は今まで経験したことの無い種類の快感を受けていた。
 これまでの武志は、前戯でさんさん燃え上がらせ、挿入してからも、なかなかイカせずに、ぎりぎりまで我慢させてから、大きく絶頂させるやり方だった。それなのに今日は最初から全力で来ている。そして、一度絶頂に達しても終わらない。自分が頼んだからなのだが、あまりの違いに、美咲は混乱していた。
 あまりの刺激の強さに気が狂いそうだ。
「これ以上はおかしくなっちゃうっ。も、もう、無理ー……」
「まだ、全力じゃないよ。まだがんばれる。もっとがんばって」
 武志は美咲が失神して気を失わないように細心の注意を払いながら、気を流し続けた。
「ぎいいぃー……」
 美咲の叫びが獣じみたものに変わってくる。口の端には唾液が泡のようになって溜まり、涎の跡も一筋垂れている。薄く開かれた目からは白目がのぞいている。
(死んじゃう)
 美咲はほとんど残っていない理性の片隅で思った。このままでは狂い死んでしまう。
 武志は美咲の本当の限界に近づいたのを悟った。これ以上やると本当に美咲がおかしくなってしまうかもしれない。上半身を倒して美咲の上に覆いかぶさると両手で強く抱きしめた。そして、最後の止めを刺すために、特大の気の固まりを打ち込んだ。
「……」
 美咲は声にならない声をあげた。武志の体を持ち上げるくらい全身が反り返り、大きく痙攣する。
 武志もタイミングを合わせて、精液を美咲の一番深いところへ撃ち放つ。精液が美咲の中を焼くのと、美咲が気を失うのは同時のことだった。

 美咲は一時間近く目を覚まさなかった。武志が帰り時間を気にする頃になって、ようやくうっすらと目を開けた。
 まだ、意識がはっきりしないらしく、目をしばたたかせ、頭を振り周りを見渡す。武志が横に居るのを確認して安心したのか、もう一度目をつむると、武志の体に寄り添った。
「死ぬかと思った」
 美咲が武志の胸に顔を載せ、胸板を撫でながら言う。
「やりすぎたかな」
「いいの。武志さんの本気が分かったから。いつも、こんなだったら体がもたないけど。誕生日くらいならいいかも」
「それより、俺、確認しないまま中に出しちゃったけど、大丈夫かな」
 武志は別に避妊に無関心なわけではないが、美咲や瞳以外は女性側が考えてくれていたので、たまに意識が回らないことがある。今日も美咲に確かめないまま、中に出してしまっていた。
「大丈夫。お薬飲んでるから」
「えーっ。そうなの」
「うん、二週間くらい前から。家庭教師を始めたでしょ。そのバイト代でお薬貰ってきたの」
「じゃあ、ひょっとして、バイトを始めた理由って……」
「そう。瞳と相談して決めたの。やっぱりできちゃうのは怖いし。それに武志さんは危ない日には、そのー……、指でしかしてくれないから……」
 美咲が武志から顔をそらしながら話す。
「じゃあ瞳ちゃんも?」
「瞳はちょっとずらして、明日から始めるはず」
 本来は自分が考えなければいけないことを二人に考えさせてしまい、武志は申し訳ない気持ちでいっぱいになる。それと同時に二人の気持ちに胸が熱くなった。男である自分には良く分からないが、若い女性がピルをもらいに病院へ行くのは恥ずかしいことなのではないか。それに毎日忘れずに飲むのも大変だ。
 そこまでしてくれる二人に武志は、ますます離れられなくなった気がするのと同時に、今まで以上に大切にしていきたいと思った。

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