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一条流の戦い:第9章

 静香と会ってから二週間が過ぎた。
 静香はあの後すぐに別の派遣先に行く事になったといって美穂の会社からいなくなったらしい。美穂によると武志へありがとうと伝えて欲しいとの事だった。
 武志はあの日から今までより一層修行に励むようになった。静香は自分は一番下っ端だと言ったが、その静香でさえ凄いテクニックを持っている。あれ以上のテクニックとはどんな物だろうか。自分は耐えられるのだろうか。
 丹家衆は武志の先祖のライバルである。日本にある二つの主な性技術の流派の両極でもある。一条流が男性の技術の頂点だとすると、丹家衆は女性側の頂点である。江戸幕府と皇室という意味でも両端に位置している。
 他にも各大名が抱えていた者や、忍者集団に属する者等、江戸時代にはいくつかのグループが存在していたが、技術の高さでは一条流と丹家衆が一番上であった。
 昔かたぎだった祖父が協力の話を断ったのは分かる。それに祖父は国とか政府とかを信用していなかった。小さい頃から父(武志の曽祖父)に戦争のひどい話を聞かされ自分も空襲体験があり、かなりの戦争嫌いだった。政府に協力しろと言われて素直に応じる祖父ではなかっただろう。
 だが、武志にはそんな思い入れやこだわりは無い。今の所、丹家衆とは得体の知れない集まりで静香との忘れられないセックスしかない。あんなセックスができるなら協力してもいいとも思う。確かに政府がどうのと言うのは多少引っかかる。秘密組織めいた物だろうか。命の危険があるのは嫌だ。国の為に命を投げ出す気などサラサラ無い。
 一つだけ思いがあるとすれば負けたくないという事だ。十二歳の時から一日も欠かさず体を鍛錬し技を磨いてきた。井の中の蛙かもしれないがセックスだけは誰にも負ける気がしないし、負けたくない。負けてしまうと自分の八年間と先祖を否定されるような気がする。見た事も会った事も無い先祖だが馬鹿にされると気分が悪い。
 武志は性格的に少しストイックだ。禁欲的な人は負けず嫌いな一面がある。我慢して努力すれば必ず最後には勝てるという考え方だ。目的の為には努力を惜しまない。今は負けても最後には必ず勝つと考える。
 そして武志は負けたくない、その一点のみで、静香より上だというまだ会った事の無い人との対決を考えながら修行に励む。
 まずは自己抑制の強化だ。静香の時には入れた瞬間出そうになった。油断していた面はあったが、まだ抑制が足りない。精神を集中し、臍下丹田に力をこめ、射精の少し前で快楽をコントロールする。
 次は初めての相手の場合だ。相手が自分とは初めての場合、処女かどうかにかかわらず気の流れが悪い。血管の所々が細くなっていたり詰まっていると血液の流れが悪くなる様な物だ。一条流の教えでは強弱を付けて気を送り隘路を広げるべしとなっている。ゴミの詰まったパイプに勢いよく水を流し、ゴミを吹き飛ばす様なものか。武志はこのやり方をポンプと名付けている。
 最近は固定メンバーでセックスする事しかなく、初対面の女性を相手にしたのはかなり前だ。この前の静香が久しぶりだった。それに処女を相手にした事が無い。それで今まで気の流れが良い悪いなどあまり意識した事が無かった。
 丹家衆がこれからも接触を続けて来るならば初めて会う相手が増えるかもしれない。基礎に戻って強弱を付けた気の送り方も練習する。

 そうしたある日、昼間大学構内を一人で歩いていると、前から驚くような美人が二人武志へ向かって歩いてくる。顔がそっくりなので双子だろうか。
 二人は武志の前で立ち止まると話しかけてきた。
「はじめまして、S部隊C級の愛《あい》といいます。静香の先輩になります」
「同じく、優《ゆう》です」
 武志は自分が話しかけられるとは思っていなかったので驚いた。
 ついに来た。S部隊の奴だ。
 二人は同じ顔で同じ髪型で同じ服装で外見では区別が付かないが、それだと不便なのか親切な事に髪の色を変えていた。黒髪の方が愛で栗色の髪が優だ。二人ともロングコートにロングブーツとまったく同じ服装で、髪もロングで背中に垂らしている。
 しかし、S部隊の人間てのは良い女しかいないのか、武志は驚くというより呆れた。静香もかなり綺麗だと思ったが、この二人も負けていない。いや静香より上だろう。双子という希少価値を考えると2ランク上と言える。
 例えると静香はアイドルとして雑誌にグラビアが4ページ載るレベルとすると、この二人は表紙+巻頭8ページのレベルだ。どうやってスカウトしてくるのだろう。タイプでいうと静香が受付嬢とすると二人は天使系だ。
 一番特徴的なのは眼の色でかなり薄い茶色だ。
 日本人離れしたはっきりとした顔立ちで眼は大きくくっきりし、鼻は小さいが高い。口だけは和風で小さい。肌の色もかなり白いので、欧米系とのハーフではないか。髪をブロンドにすれば外人だといっても通じる。身長も武志より10cmほど低そうな165cmくらいで、日本人女性の平均より高い。
「お話したい事がありますのでお時間頂けないでしょうか」
「ちょ、ちょっと待って、こんな所だと目立って仕方が無いから、もっと落ち着いて話ができる所に行こう。それに人に聞かれるとやばいでしょ」
「分かりました。では四時に駅前でよろしいですか。車を回しますので、それにお乗りください」
 二人はそれだけ言うと、元来た方にさっさと引き返していった。
 二人が去った後、遠巻きに見ていた知り合いが興奮して聞いてきた。
「おい、あの美人と何を話してたんだよ。知り合いかよ」
「違う。ただ道を聞かれただけだよ」
 武志はS部隊の人間が現れたことの衝撃で半ば呆然としながら答えた。

 武志が四時に駅前ロータリーへ行くと、一台のワンボックスがスッと止まり後部スライドドアが開いた。武志は一瞬躊躇したが中に愛と優の顔が見えたので思い切って乗り込んだ。
 罠の様な気もするが逃げ回っても仕方が無い。話くらいは聞いてみようと思っていた。だが、万一の時の為に携帯から自分のパソコン用のメールアドレスにメールを送っておいた。何かあったら誰かがこれを見るだろう。
 かまえて車に乗ったのに、中には愛と優の二人しか居らず、武志は肩透かしをくらった気がした。
 後部座席は運転席と完全に仕切られ密室になっていた。窓は全て濃いスモークガラスで外からは見えないようになっている。
 二人はコートを脱ぎ、体のラインを見せ付けている。白のモヘアの半袖ニットは体に張り付き、胸の形をくっきり出している。Cカップはありそうで綺麗なお椀型の様だ。腕も指も細くて白くて長い。
 黒のタイトミニからのぞく太股も細くて白くて長い。それに何だか甘くて挑発するような匂いもする。
 こいつらは俺の趣味を研究しているのかと武志はかんぐった。髪はロングでサラサラのふわふわで毛先がちょっとカールしている。体はスリムで色白、胸は美乳。まさに二人は武志の好みのど真ん中だった。静香は武志の好みで行くと100%ぴったりと言う感じだったが、愛と優は120%で、しかも二人で二倍の240%という感じだ。
 先に静香に会っていなかったら興奮のあまり、どうにかなっていただろう。
「お忙しいところすみません」
 二人の間では主に愛が会話を担当する様だ。
「いえ、授業が終わったら家に帰るだけですから」
「喫茶店とか、カラオケとか考えたんですけど、人に聞かれる訳にはいかないので、こんな所になりました。ここなら話が漏れる事はありませんから安心してください」
「それで話ってなんですか」
「実は武志さんに勝負を申し込もうと思いまして」
 静香といいこの双子といい、S部隊を名乗る人間はおかしな話ばかりしてくる。
「勝負って何のですか」
「もちろんセックスです」
「えーっ、なんで、どうして」
 S部隊の人は驚かす事の天才だ。
 またセックスの相手をするかもしれないとは思っていたが、勝負というならちょっとニュアンスが変わってくる。
「私達がやりたいからです。話すと長くなるのですが聞いてください」
 愛がもったいぶって話し始めた。
「私達は静香からの報告を聞きました。そして武志さんがかなりの技術を持っている事を確認しました。しかし、静香は部隊の中では一番下のクラスです。武志さんのレベルはまだはっきりしません。それで静香より上のレベルの私達が勝負をお願いし、そのレベルを調べる事になったんです」
「勝負って何を賭けるんですか」
「何も賭けません。でもお互いにとってプラスになると考えています。武志さんにとっては静香より上のレベルの人間とセックスできる。それと自分の技を試す事ができるという事です。私達にとっては任務であなたのレベルを調べる。勝つことができればキャリアアップへつながる。そして、静香を負かしたあなたと試してみたいという個人的興味です」
「勝ち負けはどうやって決めるんですか」
「失神するか降参したほうが負けです。ただ私達は二人なのでどちらか一人でも失神か降参したら負けです」
「ルールは」
「特に有りません。常識の範囲で。ただSM系と薬物は勘弁して欲しいですけど。それとこちらは二人なのでハンデとして武志さんは道具をお使いになってもかまいません」
「道具とは」
「バイブとかローターとかあるじゃないですか」
「いや、それは必要無いです」
「あら、余裕ですね」
「いや、ただ今まで使った事が無いだけです」
「じゃあ、今まで道具無しで乱交してたんですか。ちょっと期待しちゃいますよ」
「俺はそれでいいですけど。いつですか」
「今からでもいいですけど。武志さんも都合は有るでしょうから、次の土曜日はどうですか」
「いいですよ、時間と場所は」
「先ほどの場所に午後二時でどうですか。この車でお迎えに行きます。場所はこちらで用意しておきます」
「そんな事より、おれはまだS部隊の話を信じていないんですけど」
「その話は勝負の後にしましょう」
 話はそこで打ち切りになり武志は元の場所で車から降ろされた。
 武志は二人と別れて大きな興奮と少しの後悔を覚えていた。
 あの双子とセックスできるとは、そんなチャンスを捨てる男はいない。それにあの双子は絶対勝つつもりでいる。静香から何を聞いたか分からないが、かなりの自信を持っているのが少し鼻に付いた。
 S部隊の話が本当なのか、いまだに半信半疑だが、この様な美人双子がセックスで勝負するというのだ、本当かもしれないと思い始めていた。たかが大学生をだまして何か得になると思えない。父親が二十三区内に一軒家を持つといっても先祖が土地を残してくれただけで、祖父も父も単なる会社員で金なんか無い。住宅ローンや固定資産税でヒーヒー言っている。金目当てだとは考えられない。
 本当だとしたらワクワクする様な話だ。自分と似たような技術を持った人が他にもいる。しかも、たくさん。
 今まではこんな技術をどうすればいいのかと考えていた。確かにセックスには役立つが、別にセックスのプロになろうって訳じゃない。そもそも若い男にとってはセックスに持ち込むまでの技術の方がよっぽど有効だ。何の為に日々鍛錬しているか疑問に思うことがある。
 S部隊の人と会う事で疑問の答えが見つかるかもしれない。
 武志は次の土曜日を楽しみに思い始めていた。
 しかし、先祖の技を勝負事に使う事になるのは少しだけ罪悪感があった。

 当日連れて行かれたのはそこそこ高級なホテルのダブルの部屋だった。
 部屋に入りコートをかけるとさっそく二人が両側から抱きついてきた。二人の柔らかい胸が当たり、甘い体臭が鼻をくすぐる。
 武志はまず愛とキスをした。片手で愛の頭を抱き寄せ口を吸う。キスが美味しい。自分の好みのタイプの女性だというのもあるだろう。唇はプルプルで柔らかく、口の中は温かく、舌も長い。舌を吸うとその長い舌を伸ばして武志の舌の根元近くまで絡めてくる。唾液も甘くて量が多い。武志は舌ごと唾液を飲みつくす。
 一旦愛と離れ優とキスをする。双子だけあって優もキスが美味しい。唾液を飲みつくしてやる。
 武志と優がキスをしている間、愛は武志の耳や首筋を舐めている。長い舌を有効に使って舐められると、一度に広い範囲を舐められて普通と一味違う。
 そうして武志は交互にキスをしては唾液を吸い尽くす。残ったほうは首筋を舐めていた。
 交互のキスを楽しむと次に二人の顔を寄せ三人同時のキスをする。二つの同じ顔が迫ってくるのは双子相手ならではの醍醐味だ。三人が舌を伸ばして同時に絡ませる。これはとても興奮する。
 舌で感じる気持ち良さも倍、顔にかかる甘い息も倍、初めての経験に興奮も二倍になる。
 武志は舌が疲れるまでキスをした。これほどキスを堪能したのは初めてだ。満足のため息をついた。
 次に双子が分担して武志の服を脱がせ始めた。愛が上、優が下を脱がす。二人掛りだとさすがに早く、あっという間に全裸にされてしまう。そして自分達も素早く服を脱ぎ下着姿になる。
 また武志は少し驚かされる。同じ服を着ていたから、無意識に下着も同じだと考えていたが、二人は違う下着だった。
 愛は薄いパステルグリーンの上下セットで、ショーツは股上の浅いローライズタイプだ。全体的にいやらしさを感じさせない明るく小悪魔的な感じだが、股間の膨らみが強調され部分的に非常に卑猥で、アンバランスな魅力がある。普通の人では絶対似合わないだろう。色白でスタイルが良い愛だからこそ似合うのだ。
 優は深紅の上下セットで、ショーツはハイレグだ。全体に豪華な刺繍が入れられている。娼婦かゴスロリの様な妖しい感じの下着だ。天使に似た優が付けるとミスマッチの魅力がある。
 対照的な二人の下着に武志は呆然と見つめてしまう。一人だけでも美しい。それが二人揃うと配置の妙というか魅力が互いに引き立てられ何倍も美しくなる。芸術的センスなど無い武志だったが、美術品のように美しいと思った。
「美しい……」
 武志は思わず口に出した。今まで人に向かって美しいなどと恥ずかしくて言った事が無い。せいぜい綺麗と言うくらいだ。言ってる本人が恥ずかしくなる。
 武志が見とれていると、二人が武志へ取り付き愛撫を始める。
 両側から首筋を舐めながら乳首をクリクリする。そして、肩、腕の付け根を通り乳首に達する。二人が同時に吸ったり、片方が甘噛みして少しだけ痛気持ち良くさせ、もう片方は舌で優しく転がす。二人が交互に噛んだり舐めたり、タイミングを合わせたり、ずらしたりと双子ならではの多彩で息の合った責めをする。
 武志は二人の責めを満喫していた。射精感はまだ押さえられるレベルで快感だけを味わえる。
 二人は乳首を離れ、口での愛撫を続けながら下へ降りていく。くすぐったくなるぎりぎりの所を通るのはさすがである。脇腹近くを通り鼠蹊部に達する。そこをチロチロされるとくすぐったさと気持ち良さが混ざり蕩ける様な快感が湧き起こる。
 二人はさらに下に降りる。太ももの外側から内側まで丹念に舐めながら感じるポイントを探す。そして舌が太ももの表側のちょうど真ん中辺りを通った瞬間、武志の脚に電流が走った。
「ああっ」
 武志は思わず声をあげてしまう。
 そんな所に性感帯が在るとは知らず油断していた。痺れる様な快感が脚から腰に向けて走る。
 二人は財宝の在りかを発見したかの様にその場所を中心に責め始める。チロチロ、ペロペロ、ヌメーと色々な舐め方で武志の反応をうかがう。
 二人は追い討ちをかける様に股間に手を伸ばした。愛は肉棒、優は袋と分担して触り始める。もう片方の手は乳首へ伸ばしていく。
 愛は肉棒をゆるゆるとさすり始める。先端から出るガマン汁を全体に塗り広げていく。ガマン汁をすくう時に先端を指の平でこすり武志に声を上げさせる。その間も袋は優が手の平に乗せやわやわと揉み、舌は太ももを這う。
 武志は必死に射精をこらえた。丹田に意識を集中し力を込めるが、各所からの快感に集中が途切れがちになる。武志は快楽に負け、心が折れそうになってきた。勝負は失神するか降参するまで。一回なら出しても負けではない。相手は二人なんだから一回出して楽になった方が良い。
「ああー、もう咥えてぇ」
 武志は情けない声で二人に懇願した。
 双子は武志が限界寸前まで来ている事を知りながら、まだ咥えようとしない。静香の仇を取るため少し虐めてやろうと思っていた。そして二人は武志をベッドへ連れて行った。
 武志をベッドの端に座らせると、下着を脱ぎ始める。
 武志は全裸になった二人を見て心を奪われた。やはり美しい。下着姿の時も美しいと思ったが裸はそれ以上に美しい。武志はエロに関して白人より日本人の方が好きだが、この双子は日本人の良さへさらに白人の良い所を加えた感じで、文句を付けられないほど美しい。
 胸はお椀型というより半球型に近い。乳輪も乳首もピンク色で色白の肌に映えている。
 下の毛は縮れが少なく薄めで扇形に控えめに生えている。普通の人よりかなり薄い。
 なにより脚がすばらしい。柔らかさを失わないぎりぎりの細さで、筋肉質タイプのようなゴツさもない。膝の裏には綺麗な窪みがあり、タプタプした美味しそうなふくらはぎを通って、引き締まった足首へと続いている。もちろん無駄毛などかけらも無い。
 それに脚が長いだけあってウエストの位置が高い。顔も小さめなので、脚をより長く見せている。
 脚フェチの気がある武志としてはたまらない。あの脚に触って、抱きついて、自分の脚を絡ませたくなる。

 二人は武志をベッドの真ん中に寝かせ。自分達は武志の両脚にそれぞれ跨り股間に顔を寄せる。胸が太ももに乗っているので武志は柔らかい感触を味わう。
 棹を両側から舌を伸ばしチロチロ舐める。まだ亀頭やエラには手を出さない。棹の部分だけ上から下まで何度も往復する。一通り舐め終わると、両側から横に咥えハーモニカを吹く様に動かす。以前美穂達にやられたダブル・ハーモニカだ。棹が一周舌にくるまれている感覚になる。そのまま棹に沿って動かす。もちろん舌は激しく絡められている。さらに二人は回転を加える。二人揃って棹の円周に沿って回転するのだ。双子ならではの技だ。かなり練習しないとできないだろう。
 二人が服を脱ぐ短い時間で、ほんの少しだけ納まった射精感が再び急上昇していく。
 らせん状に舌が這い回る経験した事の無い感覚に武志の肉棒は射精の限界に近づく。このままでは咥えられてもいないのに、天井に向けて吹き上げてしまう。二人の髪や顔に精液が降り注ぐ事になる。
 せめて出すなら、顔か口が良いと、武志が懇願した。
「もうダメ。は、早く、咥えてー」
 それを聞いてようやく愛が亀頭を口に咥えた。
 我慢を重ねていたものが癒される感覚に心が溶けそうになる。
 もう出したい気持ちと、もっと味わいたい気持ちがせめぎあう。
「ふ、袋も舐めて」
 優が袋を舐めやすいように、愛が体の向きを変えて武志へお尻を向けた。空いたスペースに優が顔を突っ込み袋に舌を這わせる。
 二人はフェラも素晴らしかった。愛の唇の締め方、舌の動きはまだ先端しか舐めていないのに武志を限界まで追い込んだ。だんだん亀頭が膨らみ射精の前触れを知らせる。そこへ優の袋舐めが加わる。最初は軽く優しく舐めていたが、次に舌の上に袋を乗せるようにして痛くならない程度に力を込める。たちまち武志の袋は縮み上がり射精の準備が整う。精液がかなり登ってきているのを自分でも感じる。
(ああ、もう出る)
 出る瞬間を見ようと顔を足元へ向けた時、武志ははっと気が付いた。
 油断しているのか愛の尻が武志の方を向いている。小さくて白い尻が持ち上がってピンクに染まっている。股間にはピンク色の控えめな秘肉が覗いている。
 チャンスなのか。武志は、半分は無意識で美しい物に触れたいと、半分は今なら責められると、愛の尻へ手を伸ばした。
 武志の手が触れた瞬間、愛の体がピクンと反応した。愛の股間は既に十分すぎるくらい濡れ、受け入れ可能になっている。武志は中指を秘肉に入れGスポットを押さえる。次に親指でクリトリスを押さえる。次に指と指の間の肉を挟みながら細かく振動させる。そして指から気を流しクリトリスとGスポットを焼いた。武志が勝手に『二点責め』とか『挟み焼き』と呼んでいる小技だ。
 手はつりそうになるが、体力を使わず、効果が大きい技だ。一条流にはGスポットという考え方が無かったのでAVで見た技を武志が応用したものだ。
 二人からの責めで、意識は朦朧とし、体力は奪われていたが、気は使っていないのでほぼ全てが残っている。
「あああああーっ」
 突然の激しい攻撃に愛が絶叫した。肉棒から口が外れる。
 効いてる。武志は二点責めの振動を強め、気の量を増やす。
 愛は快感の強さに我慢できず、肉棒を握ったまま武志の横で体を丸めて震える。Gスポットへ気を大量に流されると、女性は尿が漏れそうになるのに似た独特の強い快感を感じる。
 優は突然の愛の変わりように驚き、動きを止めて見ている。
 武志は今が攻守の転回点だと悟った。大きくゆっくり呼吸をして息を整え、丹田に力を入れ気を集めなおし整える。意識を集中し射精感を少しずつ押さえていく。
 いつもなら先に女性を感じさせ、女性側が危ないと思った時には女の体は燃え上がり意識はかすれている。というのが武志のやり方なのに、今日は全く逆になってしまっていた。二人があまりにも武志のタイプにはまっていた為に、つい体をまかせ、気が付いた時には射精寸前まで追い込まれていた。心も早く射精したいと完全に屈服していた。逆転できたのは運が良かったに過ぎない。
 武志は一旦愛から指を抜き、優を呼んで抱きしめた。キスをしながら優の秘肉にも指を入れ、二点責めを行う。
「んんんー」
 口をふさがれているので大声を出せず、喉の奥でくぐもった声を出しながら、優は体をくねらせ快感を訴える。
 愛がゆっくりと体を起こすと武志に跨っていく。火のついた体が求めるのか、優を助けるためか、肉棒を掴むとその上に腰を落としていく。
「あ、あー」
 武志と愛は二人同時に声を上げた。
 武志は愛の中の気持ち良さに射精を必死にこらえる。
 愛の秘肉は静香以上に柔らかく十分こなれている。襞の数は静香の二割増しという感じで、さらに上側にはざらざらがあり、肉棒の上側を擦る。しかも静香より締め付けが強い。さすがは静香の先輩という感じだ。
 普通の男ならあっという間に出してしまうだろう。武志も先ほどの高められたままだったなら入れた瞬間に出してしまったかもしれない。しかし、体調を整え終わった今では射精感をなんとか押さえる事ができる。秘肉の感触を味わいながら、我慢することができる。
 愛もまた、軽くイキそうになるのを必死で我慢していた。
 武志の指で感じさせられた秘肉は十分に火がつき、子宮がうずいている。そこへ迎える肉棒は甘酸っぱくツーンとした快感を送ってくる。
 愛は快感に震えながらも腰を上下させ武志から精液を搾り取ろうとする。
 武志は小技ポンプを試してみる。気を少しずつ一定の量で流すのではなく、強弱を付けて流す事で気の道の通りを良くするのだ。
 気の流れを感じるために愛の体へ手を当てる。そして愛が腰を降ろし亀頭が一番奥の子宮口に当たった瞬間、ドバッという感じで大きい気の塊を流し込む。
「うーん」
 愛は唸り、背を反らして小刻みに震える。
 気の塊が勢いを付けて流れていく、子宮を突きぬけ細い道を押し広げながら流れていく。だが、道の細さに邪魔され、だんだん勢いが無くなり、背中くらいで止まってしまった。
 それでも愛は気の塊の直撃を受け、動きを止めていた。子宮が燃えるように熱く背中も快感で痺れている。軽く達していた。
 武志は第一撃が途中で止まってしまったので、二発目を送る。意識を集中し、大きい気の塊を再び送る。
「……、……」
 今度は愛が声も出せずに、ただ体を震わせている。
 気の塊が先ほど広げた道をさらに広げながら勢いよく流れていく。だが、背中辺りで勢いを弱め首の裏辺りで止まってしまった。
 愛は二回目の気の直撃で再び達していた。息もできないほどの快感が頭を襲う。体を引き裂かれてしまう様な快感だ。今までにこの様な感覚を味わった事が無い。熱い塊が股間から頭まで体の中を焼き焦がしながら通り抜けて行く。しばらく黙って体を震わせていた後、武志の上に体を倒した。
 もう自分では体を支えられなくなっていた。
 優は手で責められ快感に体をくねらせながら愛を心配そうに見ている。
 武志は普通に流せば十分に相当する量の気を一度に送っていた。十分の二倍で二十分。試した事は無いが二時間近くは気を流し続けられると思うので、総量の六分の一を二発で使った事になる。
 武志は気の無駄使いを防ぐため、ポンプの技は止めて、普通に抽挿を始めた。
「乳首を舐めて」
 武志が二人に言うと、胸に顔を寄せチロチロと舐め始める。
 愛の最高の秘肉に抽挿しながら両方の乳首を舐められるのはとてつもなく気持ち良い。生涯最高の痺れるような快感が武志を包む。
 他も舐めてと武志が言うと二人は舌をあちこちに這わせ始めた。
 二人は脇の下から、首筋、耳、唇と上半身の至る所を舐め、唾液の跡を付ける。武志は美女二人に体中を舐められる快感で肉体的、精神的に満足し、射精感が急速に上がってきた。
 武志は舐めるのを止めさせ、愛の体を掴むと激しいピストンを始める。気も再び送り始める。体中に火がついている愛は絶頂へ向けて追い上げられていく。
「ああー、すごいー、かんじるー、ああー、もう少しー、もっとー、……」
 愛が独り言のように声を出す。
 武志は愛の絶頂が近いとみて優に言った。
「愛のお尻を舐めて」
 優は一瞬ひるんだが、のそのそと愛の尻へ回る。
 武志は抽挿を止め、肉棒を最奥へ入れたまま、先端でぐりぐりと子宮口をこね回し、気を流し始める。
「ああー、奥がー、奥がー、燃えるー……」
 愛は一番奥を突かれ、子宮が燃え上がるのを感じていた。頭がだんだん白くなり何も考えられなくなっていく。
 その時、生暖かくぬめった物が蕾に触れた。優の舌だ。
「ああー、お尻いやー、舌がー、いやー」
 武志は優の邪魔をしないように腰を小刻みに動かし子宮口を突く。
 優は一心不乱に尻を舐め、そして蕾に舌を突き刺した。
「いやー」
 愛が人一倍大きな声を上げる。
 武志は止めを刺すべき時が来たと、肉棒を一番奥に入れ大量の気を一気に流し込む。普通の気の塊の1.5倍の量だ。
 愛は凄まじい快感が子宮から背中を通り頭まで突き抜けるのを感じていた。頭の中が真っ白になり何かが爆発した。
「イ、イク……」
 愛は小さい声で言うと、武志の体に力一杯しがみ付き体を震わせる。秘肉の中も震え今まで以上の力で肉棒を締め付ける。
 武志は我慢するのを止め、愛の唇を奪うと舌を思い切り吸い上げる。そして、肉棒から大量の精液を吹き上げた。前半で散々じらされた為、今までに無い程の量の精液が何度も何度も勢い良く飛び出て、秘肉の一番奥にぶち当たっていく。
 愛は精液が体の奥に広がって行くのを感じながら、体中の力が抜け、意識がかすれて行くのが分かった。

 愛がぐったりして動かないので、武志は愛を上に乗せたまま余韻を楽しむ。体を鍛えている武志にとって愛の体重は何でもない。軽い圧迫感が心地良いくらいだ。愛の秘肉がヒクヒクと締めてくるのを満足感いっぱいの中で味わう。両手を愛の背中に這わせ、汗でしっとりした手触りを楽しむと同時に抱き心地を堪能する。
 少ししょっぱい首筋を舐めたり、お尻を揉んで柔らかさにうっとりしていると、ふと、優の視線を感じた。
 優の存在を失念していて、今の少し変態っぽい所を見られたかと思うと武志は急に恥ずかしくなった。
 武志は肉棒を抜くと優と二人で愛をベッドの端に寝かせてやる。優はのそのそとゆっくりした動きで愛の股間の後始末をしてやっている。武志が出した精液はかなりの量なので、拭いても拭いても次々と中から溢れてくる。優はそれらを優しく丹念にぬぐってやる。
 武志は寝転がって、それを横目で見ながら考えた。気には一種の全身麻酔や催眠誘導の様な効果が有るのかもしれない。美穂達は気を使わなくても言う事を聞いてくれるので気付かなかったが、今日はなぜか二人とも対戦相手である自分の言う事を聞いてくれた。普通姉妹のお尻を舐めろと言われても従わないだろう。思い出してみると静香の時も気を使うと、その後は言う事を聞いてくれた様な感じがしないことも無い。いつか確かめてみる必要がある。
 優が戻ってきて、武志の股間にうずくまった。最大時の半分ほどの大きさになった肉棒を口に含め清め始める。
 武志は唸り声をあげた。この双子はお掃除フェラもうまい。
 武志は大の字になったまま優のフェラを味わう。優は口に肉棒を咥えたまま、両手を動かし、優しく愛撫している。乳首、胸板、脇腹、腹、腰、太ももと、くすぐったくならない様に気をつけながらさわさわと撫でていく。その間も乳房を武志の脚に押し付け、柔らかい感触で楽しませる。肉棒以外にも袋まで舌を這わせ丁寧に汚れを舐め取っていく。
 武志は眠くなる様な心地良さの中にいる。まさに天にも昇る気持ちとはこの事だろう。優が天使に見えてくる。
 股間がきれいになる頃には、武志はすっかりとろけきり、眠くなり、肉棒も元気が無くなっていた。
 優は肉棒を清め終わると、立たせるためのフェラに入る。指を巻きつけ軽くしごきながら、口に咥え吸い上げる。
 とろけきっていた武志だが、優の口戯に反応して肉棒が少しずつ大きくなる。まだ終わってないんだと、武志は再び体を整え始める。気を集めなおし、優とのセックスに備える。
 二人のうち片方が失神したら負けというルールなので、もう勝負はついている。これ以上やる必要は無いのだが、優を中途半端なままで放り出すのも可哀想だし、武志自身優とも体を重ねたくて仕方が無い。おしまいにする気は毛頭無かった。
 それは優も同じ気持ちの様で、武志の物を綺麗にし終わった後も、フェラを続けている。
 武志は意識を集中して優の口の中を味わいながら、肉棒を立たせ、準備を完了する。

 十分硬くなったところで、優に向きを変えさせシックスナインの体勢になる。
 ここまで二人の性器をほとんど見ていなかったので、じっくり見てみると非常に綺麗な秘肉をしていた。
 毛は綺麗に手入れされていて、小陰唇のはみ出しはほとんど無い。武志を跨いで四つん這いになっているのに、秘肉はほとんど閉じている。そして色素沈着もなく濃いピンク色をしている。
 ここだけを見たら中学生のようだ。
 両手でそっと開いてみると、かなり小さいクリトリスが見える。数ミリしかない。
 武志は舌先でチロチロとクリトリスを舐める。
「んふ、んふ、んふ……」
 優が肉棒を口に含んだまま、声を出す。
 武志はそのままクリトリスを責め、秘肉が緩み愛液が出てくるのを待った。
 優の愛液は透明で、味は薄めだったが、匂いはやや強めだった。大人の女の匂いに少し獣臭が混じった野性的な匂いだった。
 見た目は天使の様に美しいのに……。こんな所に秘密を発見して武志はうれしくなると同時に興奮した。
 クリに吸い付き、気を送り込んでやる。
「んふーー」
 刺激が強すぎたのか、優がうめき声をあげる。
 そのまま武志は秘肉にむしゃぶりついた。舐め、吸い、舌を入れ、鼻をこすりつけ、思いつく色々方法で秘肉を堪能する。
「あー、あー、あー……」
 優は肉棒からは完全に口を離し、武志の体の上に伏せて、ただ快感を貪っている。
 武志は舌と首が疲れるまで味わい尽くすと、優に騎乗位で入れさせる。
 それから体を抱き寄せ、女性上位の体勢になる。
 しばらく動かず、優の体をじっくりと味わう。
 上に乗せても重く感じない。心地良い重さだ。抱き心地も最高。柔らかくて抱き枕用に持って帰りたいくらいだ。双子を両横にして寝ると最高だろう。
 秘肉の中は愛と同じで最高の気持ち良さだ。双子は体の中まで似るのかもしれない。
 あえて二人の違いを探すと愛はやや締りが強めで、優は中の肉が柔らかい。それぞれとても気持ち良く優劣を付けられない。
 武志は優をとてもいとおしく感じ、恋人モードに入ってしまう。頭のどこかで今だけの体だけの関係だと言っているが気持ちが止められない。強く抱きしめ激しいキスをする。
 優もそれに答え、武志に強く抱きつき激しいキスを返してくる。
 武志は我慢ができなくなり、その体勢のまま激しい抽挿を始める。
 愛にした様に大きな気の塊を一度、二度と優に送る。その度に優は喉の奥で大きな声を出し、体を震わせる。秘肉もそれに呼応してぎゅっぎゅっと締め付ける。
 武志はますますいとおしく感じ抽挿を激しくしていく。優も体を密着させ胸をこすり付け少しでも快感を増やし、自分が感じている事を武志に伝えようとする。そして秘肉を締め付け武志を気持ち良くしようとがんばる。
「もうダメー、ダメー、イクー、イクー、イクー」
 二人はお互いにお互いの絶頂が近い事を感じていた。武志の腰の動きは最大の速さになり、優も腰を動かしてそれを受け止める。優の喉の奥からは絶えずあえぎ声が漏れている。
 優の秘肉がひくひくと痙攣を始め、体も震え始める。
「イクイクイクイク」
 武志は最後の時が来たと分かり、自分も我慢のスイッチを切った。
 秘肉の締め付けが強くなったその瞬間、優は力一杯武志を抱きしめる。武志も優を思い切り抱きしめ、肉棒を一番奥まで押し当て、舌が痛くなるほど吸い上げる。
「んふーーー」
 口をふさがれたまま優が絶頂の声を上げる。武志はそれに合わせて射精の引き金を引いた。
 どびゅるるるー、びゅるるるー、びゅるるるー。
 二度目にもかかわらず大量の精液が秘肉の一番奥へ叩きつけられる。武志は射精と同時に今日最大の気の塊を送る。通常の二倍の量を一度に送ってやる。
 残り全てと言っていいほどの気は優の体の中を荒々しく蹂躙しながら子宮から脳髄まで焼き尽くし、駆け抜けていった。武志もこれほどの気を一度に出した事は今まで無かった。
 体中の性感帯の神経を直接刺激され、優は生涯味わった事のない壮絶な絶頂を迎えた。頭の中で何かが爆発し、優は気を失った。
 それでも優の体が痙攣を続ける。武志もびゅる、びゅる、びゅると精液の残り汁を出し続ける。秘肉がそれを搾り取るようにうごめく。
 そして優の体から力が抜け、武志に全体重が掛かってくる。武志は全てを出し終わってもしばらくそのまま動かないでいた。腰の辺りが溶けた様に感覚が無い。背中が快感の名残でピリピリする。愛には悪いが生涯最高のセックスをした気がする。優がかすかに呼吸をしているのが伝わる。二人の体が触れている部分が温かい。武志は優の頭に手を回し撫でてやる。
 優が目を覚ますまで、中に入れたまま待っていてやろうと思った。
 だが、時計を見ようと視線を動かすとぼんやりした目でこちらを見ている愛と目が合った。
 武志はなぜか気恥ずかしくなり、体を起こし肉棒を抜くと優をベッドに寝かせてやった。

 優が失神してしまっているので、愛が後始末をしてやっている。
 武志もさすがに二人相手で疲れて寝転がっていると、愛がやってきて、肉棒を口に含み丁寧に清めた。
「負けちゃった。残念だけど、凄く良かったから後悔しないですみそう」
 愛はけだるげに話しかけた。
「でも優のときは私の時よりラブラブモードに入ってた様な気がする」
 愛が斜めに武志を見上げる。
「それは気のせいですよ。それより愛さん優さんより上の人って居るんですか」
 武志は心を見透かされ気まずいので、わざとらしいが話を変える。
「私達はC級なの。でもC級の中ではトップクラスなのよ。ちなみに静香はC級のなかでも一番下の方。まだ上にはB級、A級の人がいるわよ。多分次に来るのはB級の人、負けないでね。武志にはB級に勝ってもらわないと私達の評価が下がっちゃう」
 愛は武志の体に腕を回し、頬を胸に擦り付ける。
「えーっ、まだ誰か来るんですか」
「多分来るわよ。まだ作戦は終わってないから、私達だけで終わらないと思うわ」
 その時優も目を覚まし、武志へ抱きついてきた。
「凄かったです。こんなの初めて」
 二人はスイッチが切り替わったのか、最初の様な攻撃的な愛撫ではなく、いとおしむ様なゆるやかな愛撫で武志を楽しませる様に責める。感じすぎないように感じるところを微妙にずらして、武志をまどろませる。
 武志は大の字になり二人の好きにさせながら聞いた。
「最初会った時から思ってたんですけど。お二人はハーフなんですか」
「クォーターなの。祖父がイギリス人で進駐軍として来た時に祖母と知り合ったらしいわ。でも、戦争で死んじゃったらしくて、会った事も無いし、詳しい事は聞いてないの」
 やはり、目の色や日本人離れした脚の長さから武志の思ったとおりだった。
「外人は嫌い?」
「いや、二人とも大好きですよ。最初に見た時には俺の好きなタイプを調べて、ぴったりの人を送ってきたのかと思いましたよ」
「他の人にもおんなじ事言ってるんでしょ。うまいんだから」
 愛はきゅっと武志のお腹をつねる。
「武志は普通のどこにでもいる外見なのに、セックスで女を虜にする悪い男だね」
 優も武志のお腹をつねる。
 武志は愛と優を引き寄せると交互にキスをした。

 武志が愛と優と戦って感じたことは、静香と寝て感じた事と同じだった。まだまだ修行が足りない。
 静香の時も愛と優の時も勝てたのはぎりぎりだった。特に今回勝てたのは単に運が良かっただけの気もする。
 最初に静香より先に愛と優と戦っていればあっけなくやられていただろう。それに、静香との後、修行に力を入れなければ、やはり愛と優に負けていただろう。
 愛と優でさえ十分魅力的すぎる、彼女達に迫られて堕ちない男はいないだろう。セックスに関しても十分すぎるテクニックを持っている。その二人でさえC級なのだという。
 ではB級やA級になると、どんな人がどんなテクを持っているのだろう。確かに興味はあるし、勝負してみたい気はする。その一方、もし戦って負けたらどうなるのだろうという心配はある。愛は何も賭けないと言っていた。でも負けてしまうと精神的には屈服させられてしまう気がする。
 武志は近い内に戦う事になるかもしれない相手の事を考えながら一層の修行に励んだ。
 当面の目的は修行の第三段階、気の知覚を完成させ、次のステップの第四段階、気の回収に進む事だ。
 丹家衆との戦いとは別に混寝会メンバーと麻衣とのセックスは続けている。その中で、気の知覚についてはだいぶん進み、自分の送った気が流れているのは分かるようになった。残るは相手の気を感じることだ。
 だが、これは相手が気の使い手でも無い限り非常に難しい。普通の人は気のエネルギーが体全体に分散している。興奮が高まってくると乳房や子宮に集まって来て絶頂と同時に子宮口や乳首などから放出される。その量は気の使い手に比べて非常に少なく知覚しにくい。
 自分と父親以外に気の使い手を知らない武志は普通の人を相手に気を探るしかない。(父親の気を探る事は考えたくも無い)
 相手の絶頂時には相手の子宮口に意識を集中してみるが、たいていの場合は体が激しく動いており、時間的にも短いので失敗に終わる。
 それで、最近は並行して気の回収も練習するようにしている。相手に送った気を口から吸い取り回収するのだ。自分の送った気が相手の背骨を通り首の後ろから延髄辺りに届いたら、口から吸い取り再度自分の体に取り込む。
 自分の気が相手の延髄に届いているのは何となく分かる。そこで吸い取ろうとするのだが、なぜか気はそのまま脳に行っているようで、色々試行錯誤している段階だ。
 この技の為にはどうしてもキスする必要がある。そのため最近武志は体を密着させたままフィニッシュする事が多くなっている。相手の女性は喜ぶが、乱交の場合、他の女性が手持ち無沙汰になる。
 正常位から対面座位、騎乗位、女性上位と変えるパターンが多い。これだと他の女性も参加しやすい。美穂などは女性上位で責められる女性のお尻を舐めるのが気に入っているようだ。
 こうして武志はまだ見ぬ相手との対戦へ向けて準備を進めていった。

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