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一条流の戦い:第11章

 武志が純子と会ってから二週間がたった。
 その間武志は美穂達で回収の練習を進めていた。自分が送った気が延髄を通る時にタイミング良く気を吸う。最初はよく冷えて凄く硬いシェイクをストローで吸う感じで、なかなか吸いだせないが、一度吸えるとだんだん楽に吸える様になって来る。気の道と同じで最初は通りが悪い。少ししか流れていない気を吸うのは大変だが、気の塊を送った時にタイミング良く吸うようにすると最初でも気を吸いやすい事が分かった。さらに練習を積めばもっと楽に回収できるようになるだろう。
 S部隊とは過去二回、二週間間隔で勝負をして来た。そろそろ接触があるかなと考えていたら、それは突然訪れた。
 春休み期間中、武志はトレーニングの走り込みを朝だけではなく夕方も行っていた。そして夕方、武志が走り込みから帰ると、見覚えのある車が家の前に停まっている。二週間前にも乗った、例のワンボックスカーだった。
 武志が近づくとドアが開き驚くような美女が降りてきた。この部隊の人と会うときは必ず驚かされる。
 体にフィットした超ミニの真っ赤なワンピースに真っ赤なパンプス。上に黒のジャケットを羽織っている。
 裾からのぞく白い脚は日本人離れしている長さで、しかも細いながらも肉感的だ。ストッキングをはいておらず、生脚がなまめかしい。足首は細くしまり、柔らかそうなふくらはぎへつながっている。
 引き締まった脚の場合、ふくらはぎが筋肉質で硬そうな感じがする事があるが、そんな事は無く絶妙なラインで丸みを保っている。つい、この脚を絡ませられたらと想像してしまう。脚フェチの男なら泣いてすがり付きそうだ。
 ウエストは異常に細く、そして大きく開いた胸元は豊かな胸の上半分をあらわにしている。鎖骨は綺麗に浮き出ていて細く長い首に繋がっている。
 そして顔はトップモデル級というか、普通ではお目にかかれないような美しさだ。美しすぎてやや人工的な感じさえする。顔自体が小さく、そこにパーツがバランスよく納まっている。
 細めの眼はややあがり気味で意志の強さをかんじさせ、鼻は小高く持ち上がり、小さい口は上品さをにじませる。最近は口の大きな人が増えてきているが、トラディショナルな武志は口は小さいほうが好みだ。この小さい口が大きくいっぱいに開き肉棒を咥える事を想像すると股間に血が集まってくる。
 顔全体がきつめの印象を与えるが、眉はそれを和らげるためか柔らかめに整えられている。
 黒くてこしの強そうな髪は背中へ垂らしている。ツヤツヤに輝き手入れの良さを思わせる。
 身長はパンプスを履いているせいか武志とあまり変わらない。おそらく170cmくらいあるかもしれない。しかし、腰の位置からすると脚は彼女の方が長そうだ。
 雰囲気に惑わされて何歳か分からないが。おそらく二十代半ばという所だ。
 武志の周りにいる女性で言うと麻衣が一番近い。麻衣の出るべき所を出し、細くすべき所を細くしたら彼女のスタイルに近くなる。
 普通の男なら、この人の前に出ると全身を硬くして動けなくなってしまうだろう。
 武志も当然のように固まり、何も話せないで呆然と女の顔を見つめている。
「武志さんですね。愛達の上司の明日香です。お話が有り参りましたので、お時間を頂戴できないでしょうか」
 武志は返事を忘れて、固まったままだ。
「武志さん、おじゃましても良いですか」
 少しかすれた高音の声に武志はようやく気を取り直した。
「あっ、えっ、えー、はい、いいです。いや、ちょっと待ってください。五分だけ待ってください。すぐ戻りますから」
 武志は慌てて鍵を取り出し焦りながら鍵を開け、家の中へ逃げるように入った。
 いつも部屋は片付けているとはいえ、女性を部屋に上げる前にはチェックしなければいけない。もしまずい物を出したままだったら大変だ。それをあんな美女に見られたら死にたくなってしまうだろう。
 父は仕事で母は買い物だろうか家の中は誰もいなかった。
 急いで部屋の中を片付け、ベッドメーキングをして、玄関へ戻った。
「お、お待たせしました。どうぞお上がりください」
 話し方もつい変なものになってしまう。
「おじゃま致します」
 明日香は靴を脱ぎ向きを揃え端に置くと、武志に続いて家に入っていった。
 武志の部屋は六畳一間にベッド、机、本棚、たんす、テーブルなどを置いているため狭く感じる。
 武志はクッションを勧め明日香に座ってもらったが、かざりっけの無い男の部屋に明日香が居るのは、とてつもなく違和感を感じる。武志の部屋へ母以外の女性が入るのは初めてだった。
 交際経験も無く、美穂達と会う時は別の所だったため、この部屋で女性と二人きりになるのは初めてだ。
 武志もテーブルを挟んで明日香の前に座ったが、緊張と興奮で舞い上がり何をして良いか分からない。
 明日香はきちんと膝を揃え正座している。超ミニの裾から太股の大部分がのぞき、頭を少し傾けると中が見えそうだ。狭い部屋には女性の甘い匂いが広がり、官能をたかぶらせる。
 緊張で口の中が乾く。それで武志は、あっと思い付き言った。
「何か飲み物でも持ってきます」
 武志は逃げるように部屋を出た。美女と二人きりの緊張に耐えられなかった。
 母の躾で簡単な家事はできるが、何を出せば良いのか悩んでしまう。女性を呼んだことが無いので分からない。インスタントコーヒーはゴージャスな明日香の雰囲気とは違いすぎる。コーヒーメーカーはあるが時間がかかりすぎる。緑茶も似合わない。そうだ紅茶にしようと準備をする。
 最大火力で湯を沸かし、ティーバッグじゃだめだろうと、ティーポットに紅茶の葉を入れ、家で一番高いカップを出す。
 準備ができた武志は砂糖とミルクも一緒にトレイへ乗せ部屋に戻る。
 明日香は静かに正座して待っていた。
 しばらく無言の時間が流れたが明日香は紅茶を一口飲むと話し始めた。
「それでお話なんですが」
「は、はいっ」
 武志が裏返った声で答える。
 明日香は武志が緊張しまくっているのは分かっていたが話を続けた。
「今日はあらためて一条流の当主である武志さんに正式な協力依頼をするために参りました。私のお話できる範囲でご説明いたしますので、それを聞いてご判断ください」
 武志は緊張したまま真面目な顔で話を聞く。
「まずはS部隊と丹家衆についての関係なんですが、丹家衆について明治時代くらいまではある程度ご存知だと思います。大正時代になって側室が廃止されてから丹家衆は皇族の方への性知識の伝授とか性に関する相談に乗っていました。戦後には進駐軍将校の相手をする高級娼婦の管理などもやっていたのですが、冷戦構造の中、日本にも諜報部隊が必要という事になり、そこで性技術に関する教官として丹家衆が招かれました。おそらく一条流にも話はあったと思うのですが、あなたの曾お爺様やお爺様がお断りになられたのだと思います。そして諜報部隊の拡大に伴って、性部隊が独立してできたのがS部隊なんです。念の為に申し上げますと、我々部隊員は全員自由意志で参加しています。脅迫されている訳ではありません。ここまではいいですか」
 武志はうなずいた。
「丹家衆は元々側室の女性に指導する性質上、女性に対する教育はできるんですが男性に対する教育ができません。また隊員の中で女性の技術だけが向上して男性の技術が低く、訓練の適当な相手が居ない状況です。そこで、武志さんには女性隊員の訓練の相手と男性隊員の訓練を担当して頂きたい。できれば作戦行動にも参加して頂きたいという事なんです。お分かり頂けたでしょうか」
「話は分かりました。でも、純子さんにも言いましたが、俺はまだ大学生ですし、修行も途中だし。それに危険な事に巻き込まれるのは嫌ですから。なにより一条流は一子相伝の教えで他人に教えちゃいけないんです」
「もちろん武志さんの御都合は最大限尊重いたします。訓練は大学に影響の無い範囲で結構ですし、男性に教える事ができなければ女性隊員の相手だけでも結構です」
「相手をする女性は今でも多い位で困ってませんから」
「武志さんにとってもいい事はあるんですよ。修行の相手は女性隊員から選んで頂ければいいです。一般の女性より耐性が高いですから修行の相手にはぴったりです。普通の人相手だとできない事も有りますよね。それに隊員は皆静香や愛の様な肉体的レベルの高い者ばかりです。武志さんは修行を行う、女性隊員はその相手をすると同時に自分の訓練にもなる。一石二鳥です。それに訓練中は給与が支給されます。変わったアルバイトだと考えて頂ければ」
「それに俺なんかに頼まなくても、他にもっと凄い人がいるんじゃないですか」
「いえ、報告書を見る限り武志さんはかなりのレベルの技の持ち主です」
 明日香は武志が何を言おうと反論してくる。所詮大学生の武志が口で勝てる相手ではなかった。
「曾爺さんや爺さんが協力しなかったのは、俺には分からないけど何か理由があると思うんです。俺は若くてまだ世間を知らないので、とりあえずじいさんを真似ておく事にしますよ」
「すぐに結論を出されなくてもいいんです。しばらく考えてから結論をお出しください」
「いえ、大学を卒業する頃、その時でも俺を必要であれば、また誘ってください」
「どうしてもダメですか」
「どうしてもダメです」
 武志の決心は固かった。
「では最後に一度だけ私にチャンスをください。愛達の上司として武志さんの実力を知る必要があります。それに部下がやられて黙っている訳には行きません。私の上司の手前もありますし、私にも挑戦させてください」
「それは願ったりかなったりというか、とてもおいしい話なんですが。明日香さんみたいに綺麗な人が本当に良いんですか」
「私はかまいません」
「それなら良いですけど、これで最後にしてください。次はいつあなた達が来るかと不安な毎日を送ってるんですよ」
「私と私の部下はもう武志さんの前に現れない事をお約束します。上司にも武志さんのお気持ちは伝えます。ただ、上司がどう判断するかは分かりません。私も組織の一員ですから、そこはご了承ください」
「ええ、それでいいです」
「今からというのはご都合もあるでしょうから、明日の木曜日午後一時で良いですか。こちらまでお迎えにあがります」
「分かりました」
 春休みのバイトは三月いっぱいで終わり、今週はのんびりしていたので明日でも空いている。
 武志は明日香を玄関まで送りながら聞いた。
「最後に聞いてみるんですが、明日香さんはいつもそんな服なんですか」
「そんな事ないです。今日は武志さんの説得用の服です」

 木曜日当日、武志が連れて行かれたのは都心に近い高級ホテルの一室だった。まあまあ広い部屋にダブルベッドが置かれている。
 明日香はカクテルドレスというのか、黒の光沢ある生地は胸までしかなく肩が全部出ている。ウエストは細く絞られ裾は膝上までの長さだ。黒のハイヒールと良く合っている。髪は軽く後ろでまとめている。
 富豪のちょっとしたパーティーにそのまま出てもおかしくない感じだ。武志のいかにも普通の男子大学生な服と比べるとバランスが悪すぎる。
 いつもながら武志は女性にリードされてしまう。雰囲気に呑まれて緊張すると同時に明日香の美しさに興奮してしまっている。
 明日香は武志のジャケットを脱がすとハンガーにかけた。
 武志が手持ち無沙汰でベッドの横に立っていると明日香は武志の首に手を回し真っ赤な唇を近づけキスしてきた。
 武志はまだ緊張のあまり調子が出ず、明日香のなすがままに任せている。
 明日香は軽くチュッチュッとキスしたり、唇をなめたりする。明日香の口から漏れる吐息はかぐわしい香りがした。武志が反撃してこないので明日香の攻撃は続く。
 上唇を自分の唇で挟むと舌先でチロチロと舐める。上が終わると次は下唇を挟んで同じ事をする。下が終わるといよいよ口の中へ舌を進める。武志の歯はすでに緩んでいるので、明日香の舌はやすやすと中に入り込み武志の舌をもてあそぶ。
 明日香は舌にたっぷりと唾液を乗せ武志に飲ませる。
 武志は明日香の唾液を味わう。甘い、明日香は匂いも唾液も甘い。明日香の舌がやさしく口の中を動き回り、歯茎の裏、上あごをチロチロと舐め、くすぐったくて気持ち良い。
 明日香は武志の口の中を存分に楽しむと、武志の舌を吸った。舌と一緒に武志の唾液も吸い込む。
 武志はチャンスだと舌先からトロトロと気を流し込む。
「うふ、んふ」
 明日香は声を出しながら武志の舌をしゃぶる。
 武志は流れが変わりつつあるのを感じた。舌を出し入れしてやると、明日香はフェラチオをするように唇で挟み舌を絡めてくる。片手で明日香の腰を引き寄せ体を密着させ豊かな胸の感触を楽しみ、片手でお尻を掴んだ。
お尻はプリプリして適度な弾力で揉み心地が良い。
「武志さん、キス上手」
 明日香は顔を上気させ言った。そしてハイヒールを脱ぐと武志の足元で膝立ちになりズボンのファスナーへ手をかけた。武志が驚き明日香を見ると、明日香はまかせてという感じでうなずいた。武志に即フェラを味わってもらおうというのだ。
 慣れた手つきであっという間に下半身を裸にしていく。そして皮が剥けきり大きくなっている肉棒を両手で捧げ持つと先端にキスをする。
 いきなり咥えるような事はせず、口から少しだけ舌を出すと亀頭部をペロペロと舐め唾液で濡らす。亀頭が終わると棹へ進む。舌にあわせて唇も擦り付けながら縦に横に舐める。時おり顔をあげ武志の様子を確認するとともに、自分の卑猥な顔を武志に見せ武志を楽しませる。
「気持ち良いですか」
 明日香がおもねるように武志へ尋ねる。
「最高です」
 メディアの中でしか見たことの無いような美女が自分の肉棒を美味しそうに舐めているのを見ると、興奮で肉棒は完全に勃起し天井を向き、ガチガチに硬くなる。
 明日香は棹をまんべんなく舐めると武志に少し足を広げさせ袋へ進む。強くして痛みを与えない様に気を付け優しく優しく舐める。最初は表面を隅々まで舐める様にし、それから舌に少し力を込めマッサージする様に舐める。最後は袋を片方ずつ口に入れ舌でやさしく転がす。
 武志は袋に意識を集中し、舌の触れる感触を満喫する。自分の急所を人に任すのはちょっと不安だが穏やかな快感を噛み締める。
 純子は袋も舐め終わると武志の両脚の間に入り込み、会陰へ進む。明日香は舌に力を入れ硬くするとチロチロと強めに刺激する。
「あっ、あー」
 武志は体から力が抜ける様な快感を味わう。明日香はそこから先へ進むのか、期待と恥ずかしさで武志は震えた。
 明日香は武志の両脚の間を通り後ろへ回り込むと、両手を武志のお尻にかけ、ぐっと左右に開いた。
 真ん中に茶色の蕾が見える。明日香はしばらく眺めた後、顔を押し付け蕾にキスをした。
「そこは」
 肛門だけはいつまでたっても弱点だ。単に慣れないだけではなく、肛門を責められている時は反撃できないから責められっぱなしになってしまう。体をひねって逃げる事もできたが、武志は逃げなかった。
 肛門責めは武志の弱点であると同時に好物だ。くすぐったい様な、背筋が震えるような、いけない感覚はたまらない。ふだんあまり責められない場所だけに、数少ない機会には味わいたいという思いがある。
 相手はトップモデル級美人の明日香である。どんな顔をしながら舐めているのか見てみたい。屈辱に顔を歪ませているのか、それとも興奮して恍惚とした顔をしているのか。真後ろなので見る事ができない。ビデオで撮影して確認したいくらいだ。ビデオに取ればそれだけでオナニーのおかずにできそうだ。どの様な顔にしろ美しい事に間違いないだろう。
 明日香は舌を伸ばし、蕾を舐める。武志の体が震えるのが分かる。肛門が弱いのは純子の報告通りである。明日香はいぶかしんだ。肛門が弱点なのがばれてると分かってないはずが無い。それなのに、なぜ逃げない。
 肛門を思う存分に責める。まずは舌を細くとがらせチロチロと舐める。ほんの少しだけ舌の先を穴の中に入れて動かす。舌の力を抜きひろげたまま、べろんべろんと舐める。穴も、穴の回りも、穴から尻の頂上に向けても舐める。舌が疲れてくると、尻のふくらみを甘噛みしながら、袋を手でやわやわと転がす。
 舌の疲れが取れると、再び舌で多彩に責めていく。
「あ、あー」
 武志がよがり声をあげ、体をくねらせる。自分が声を出している事が恥ずかしくて仕方が無いが、我慢しきれず声を出してしまう。
「もうダメです」
 明日香は武志がふらふらになるまで蕾を責めると最後に蕾へキスをして立ち上がった。
 武志は快感が急に中断され、もっとという感じで恥ずかしく腰をくねらせてしまう。
 なぜか明日香はアヌスと肉棒を同時には責めてこなかった。じらすつもりなのか。
 明日香は武志の前に立ち背を向けた。
「ファスナーを下ろして」
 武志は快感が尾を引きフラフラしながら明日香のドレスのファスナーを下ろした。
 明日香はドレスをストンと落とし、下着姿をあらわにする。
 黒のストラップレスのハーフカップブラに同じく黒のハイレグショーツ。黒の下着が明日香の際立ったスタイルを引き立てている。ブラは乳首のぎりぎりまでしか隠しておらず、カップから上半分の乳房がこぼれている。
 武志は眼で明日香を犯した。舐める様に上から下まで視線を走らせる。服の上から予想したとおりの引き締まった細いウエストと程よく脂が乗り細く長い太もも。股間はふっくら盛り上がって柔らかそうだ。恥丘の肉が少ないと、激しく挿入すると恥骨が当たって痛い事がある。明日香の恥丘は武志の責めを十分受け止めてくれそうだ。武志は視線で穴でも開けるかの様に股間を見つめる。明日香が恥ずかしさの為か身をよじる。
「手を後ろで組んで胸を突き出して」
 武志は命令口調で言った。いつもの単なる興奮ではなく、別の感情が湧き起こり始めている。
 明日香は言われたとおりにした。大きめの胸が突き出され、さらに大きく見える。
 武志は目でたっぷりと犯した後、我慢しきれず両手を突き出し明日香の胸を掴んだ。掴むと同時に一気に気を送り込む。
「あっ、あーー」
 電流に撃たれたように明日香の体が跳ねた。胸から一気に頭の中まで快感が突き抜けた。
 明日香は、はあはあと大きく息をする。
 ブラの上からひとしきり乳房をこね回し、武志はひとまず満足した。
「脱がせて」
 そう言うと、武志は明日香の前に立ち、手をだらんと下げた。
 明日香は武志のシャツのボタンを外していく。体がまだ少し震えている。全部外し終わるとシャツを脱がし、椅子の上に投げた。
 片方の乳首を人差し指の爪でコリコリほじりながら、もう片方の乳首を咥えぺろりぺろりと舐める。
 余ったもう片方の手を肉棒に伸ばした所で武志が止めた。
「それは後で。今度は俺が脱がしてあげます」
 武志は明日香の前に立ち、体を引き寄せ豊かな胸を自分に押し当てる。ブラ越しにでも柔らかい乳房の感触が伝わってくる。ついでに鼻を明日香の髪に擦り付け匂いを嗅ぐ。髪も甘くとろける匂いがする。
 背中に手を回し、ホックを外すとブラを取り匂いを嗅ぐ。甘い体臭に少しの汗の匂いと乳臭い香りが混ざっている。武志の興奮は早くも最高潮に達していた。
 そのまま抱きしめながら、明日香の舌を吸う。硬くなりつつある乳首が当たっているのを感じる。
 興奮のあまり頭がおかしくなりそうなのを必死で押さえて、体を離すと、明日香の胸をじっくりと見る。
 大きさはDカップ位だろうか。綺麗なお椀型で乳首はやや上を向いている。乳輪と乳首は普通の成人女性と同じ茶色だが、乳輪の形が普通と違う。ぷっくらと盛り上がっている。そこに乳首が乗っかるように付いている。
 全体の美の中に一ヶ所だけ淫らな部分があると、そこが実際以上に淫らに見え、全体までもが淫靡な印象を受ける。
「また、手を後ろで組んで」
 武志が言うと、明日香は素直に従った。
 武志は乳輪が気に入ったとでも言うように指で乳輪をなぞる。けして乳首に触れない様に気を付けながら、何度も指でなぞる。さらに乳輪が膨らんできた気がする。乳首も少しずつ大きくなってくる。
 武志はその膨らんできた乳首に吸い付いた。両手で乳房を揉みながらチューチューと乳首を吸う。乳首の硬さが舌に心地良い。乳房も適度な硬さで指も気持ち良い。舌先と指先から気を送り明日香の乳房を熱くする。
「あっ、い、いい……」
 明日香の乳房がほのかに赤くなるまで左右の乳首を交互に何度も吸い、乳房を揉み上げた。
 乳房だけでなく、鎖骨の当たり、頬の上の方、耳まで赤くなっている。
「両手を組んで、上に伸ばして」
 武志は明日香に万歳の様に手を上げさせた。脇の下が丸見えになり、乳房が縦に伸ばされるが、形がそれほど崩れない。逆に腕のラインとあいまってさらなる美しさを感じさせる。
 脇の下は完璧につるつるで剃り跡や変色など全く無い。
 武志は鼻を寄せ匂いを嗅ぐ。ほんの少しの汗の匂いとかすかなメスの発情臭がする。
 明日香が羞恥に顔を背ける。
 かまわず武志は脇の下に舌を這わせた。
「ああっ」
 明日香が声をあげ、思わず手を下げそうになるが、途中で止め再び手を上げる。
 わずかにしょっぱいが嫌いな味ではない。窪みから二の腕の辺りまで舐める範囲を広げていく。両手は明日香の体に這わせ肌触りを楽しむ。明日香の肌はしっとりとして手に吸い付くようだ。両脚も明日香の体に絡ませ、体全体で肌触りを楽しむ。
 明日香は体をくねらせ、何度も手を降ろしそうになるが意思の力で押さえた。
 武志は両脇をさんざんなぶり明日香の反応が弱くなったのを確認して、ショーツに手をかけた。
 ゆっくり降ろしていくと、黒い茂みがだんだん顔を現してくる。
 明日香のヘアは普通より濃い目だった。縮れは少ないが一本一本が太めで生えている密度も高い。
 ヘアが見えた所で一気にショーツを下まで降ろす。脚から抜き手に取ると、底の部分がべっとり濡れている。明日香に見せ付けるように鼻を寄せ匂いを嗅ぐ。
 かすかな汗の匂いと濃いメスの匂いがした。
「やめて」
 明日香が顔を真っ赤に染める。
 武志はショーツを下に置くと、明日香の脚に取り付いた。両手で捧げ持つように太ももを持ち、下からキスをしながら徐々に上がっていく。たまに舌を這わす。もちろん舌先からは少しずつ気を流している。
 太ももの付けまで辿り着くと、また下まで戻り別の場所を上がっていく。
 武志はここまで一度も明日香の股間に手を触れていない。それでも明日香は武志の焦らしに体中に小さい火が付いているのを感じていた。明日香は武志が体中を舐めて気を流していった事は知らない。ただ全身が熱くなっているのにとまどっていた。
 今日武志は新しい作戦で責めていた。今までのやり方ではC級より上の人間には太刀打ちできないと、やり方を変えてみた。愛と優以上の体をした女性に責められてこらえきれる自信が無い。それで挿入する前に相手をできるだけ昂ぶらせる作戦だ。それで一度に気をたくさん送るのではなく体全体に少しずつ気を送り全身を性感帯の様にする。ここまでは成功している。
「あ……、あぁ……」
 武志が手を触れるだけで明日香は体をくねらせる。その場所が熱くなりじわっと快感が立ち上がる。
 武志は十分に明日香に火を付けたのを確信すると、明日香をベッドへ連れて行った。
 四つん這いにさせ、後ろに回る。尻に顔を寄せ舌を伸ばす。今まで女性の尻を舐めた事は無いが、明日香の尻だと全く汚く感じない。茶色の蕾は毛も生えてなく、きれいに皺が寄っている。
 舌が蕾に触れると明日香が声を上げる。
「ひぃー」
 明日香は尻もかなり感じるようだ。明日香の蕾は匂いは全く無く、味もかすかに汗の味がするだけだ。
 夢中になって舐める。今まで自分がされてきた事を思い出しながら、皺をなぞるように舐め、蕾の周りも尻の頂きも忘れずに舐める。もちろん舌先からは気を送っている。
 明日香はかすかな声を漏らしながら、尻を微妙にくねらせる。
 一通り舐め終わると、蕾の中心に取り掛かる。舌を尖らせ穴をこじ開ける様に動かす。
「ううーっ、ううーっ」
 明日香の顔は見えないが、頭を反らしたりベッドに擦り付けたりして快感に耐えている。
 武志はさらに明日香を追い上げるために中指を秘肉に入れGスポットを押さえ、親指でクリトリスを押さえた。
 二本の指で秘肉を挟み細かに振動を与える。同時に指の先から気を流す。愛と優のときに試した二点責めだ。その間も舌で穴をほじくり続ける。
「ああああーっ、ああー」
 ようやく秘肉に触られたと思ったとたん強烈な快感を送り込まれ、明日香はたちまち絶頂近くまで登りつめる。
 さらに武志は余った手を胸に回し、乳首を摘むとグリグリとすりつぶしながら気を送る。
「あああー……、ダメー、ダメー、それダメー」
 明日香が限界を訴えるが、武志は手を止めず、そのまま明日香を追い込んでいく。
「ああ、だめ、いく、いくー」
 明日香の体が震え秘肉がピクピク震える。どうやら軽く達したみたいだ。
 それでも武志は手と舌を止めず、何度も何度も明日香をイカせる。
「もうダメ、イッた、イッたから、ちょっと待って」
 武志は明日香の言葉を聴かず、彼女がふらふらになり体に力が入らなくなるまで責める。
 明日香の反応が鈍くなった所で武志はようやく動きを止めた。
 明日香は軽くいき続けているみたいで、動きを止めてもまだ小刻みに体を震わせている。
 今までで最高の美女のあえぎ声を聞かされ続け、武志の理性は壊れかけていた。
 明日香を仰向けにすると両脚を抱え込み肉棒の先端を秘肉に合わせる。
「ああー、ああー……」
 明日香は目を閉じ、つぶやく様に声を出し続けている。だが、武志の方も興奮と我慢の限界に近づいている。
 ここまで一度はアヌスを責められふらふらにされ、その後はこの美女を思う存分責め抜いた。それで興奮しないほうがおかしい。
 武志は一気に一番奥まで貫いた。十分すぎるくらい濡れほぐれている秘肉は武志を難なく受け入れる。
 その瞬間、明日香は一際大きい声を上げる。
「ああああーっ」
 今日一番の快感が子宮を突き抜ける。
 武志は最奥へ入れたまま秘肉を味わう。とてつもなく気持ち良い。暖かくぬるぬるした柔らかい物がリズミカルに締め付けてくる。特に真ん中と入り口周辺が良く締まる。内部はざらざらやひだひだが多い。そして中が複雑な構造をしている。壁自体にでこぼこがありしかも微妙にカーブしている。
 入れたまま動かなくても出そうになる。普通の男なら既に射精してしまっているだろう。武志でも射精感を高められた状態で入れたら持ちそうに無い。
 秘肉の具合を確認したので抽挿を始める。まずは気の道を通す為の大きな気の塊を送る。
 肉棒が子宮口を突き上げた瞬間に気を流す。
「ひぃー……」
 明日香が甲高い声を上げる。
 明日香を衝撃が襲っていた。子宮がかっと熱くなり焼けるような快感を感じ、それが背中へ抜けていく。
 背中を持ち上げ反り返ってしまう。今までの人生で経験した事の無い激しい快感だ。
 気が子宮を満たし焼き尽くすと背中に流れていく。だんだん勢いが弱まり肩甲骨の辺りで止まる。挿入前に十分ほぐしたおかげで普通よりも通りが良い。
 武志は二発目で脳まで達すると思い気を回収するための準備をする。武志はいつもは固定メンバーとしかセックスしないので、初見の人との機会は大切にしないといけない。初見の人でしかできない訓練もある。
 明日香の上に体を倒し、体を密着させる。脇の下から手を回し片手で頭を残りの手で肩を押さえて体を固定する。最後にキスをして口をふさぎ、明日香の舌を吸い出す。
 準備が終わったのでさっそく二発目の気の塊を送る。
「んんんんんー」
 先ほど以上の快感が明日香を襲う。子宮から背中を突きぬけ、頭まで響いた。衝撃で何も考えられなくなる。
 武志は気が延髄を通るのに合わせて、気を吸い取る。最初は気の道が通っていないので硬くてなかなか吸えないが、吸い続けていると極細いストローで吸うように気の道が通ってくるのが分かる。やがて道が口まで通りきり、ちょろちょろと気が流れ出てくる。慌てて武志は吸い、飲み込んだ。
 少ないながらも回収することができた。率で言うと送った気の一割弱といった所か。かなり悪いが練習次第で率を上げていく事ができるだろう。それに気の道が一旦できた後の広げる訓練は美穂達とでもできる。
 とりあえずの目標を果たしたので明日香の様子を探ると、ぐったりしている。二発目の気の塊でまた軽くイッたのかもしれない。
 今日の始めから考えると、明日香は既に愛や優が受けた量を超える気を受けている。それでも失神しないのはさすがである。止めを刺すために武志は気を送りながら腰を動かし始めた。
「ああっ、ダメ、もうダメ、ダメー……」
 明日香は武志の動きに合わせて声を出している。
 武志はどんどん腰の動きを早め、秘肉の一番奥を何度も激しく突く。明日香の体を突き崩すかのように力一杯ガンガン突き上げる。
 そして両手で乳房を鷲掴み、指を根元に食い込ませるように力を込める。
「いいっ、ああっ、奥、奥ダメ、奥ダメー、イク、イキます……」
 明日香も腰を武志に叩き付けるように動かし、両手は武志の腕を握り締めている。
 武志は再び明日香の上に体をかぶせ、先ほどの様にしかっりと抱きしめ体を固定する。そしてキスをして口をふさぐ。
 肉棒を最奥まで押し込み、亀頭の先端で子宮口をぐりぐりこする。そして大きな気の塊を送った。
「んんんぅー……」
 口がふさがれている明日香は喉の奥でうめき声をあげると体を硬直させた。体は硬直したまま震え、秘肉は肉棒を噛み締める。美しい顔が快感にゆがみ被虐的な美しさを見せる。
 武志は少しでも気を回収しようと明日香の舌を吸った。
 そして我慢を止め秘肉の奥に溜った精液を吐き出した。
 ぶびゅるるるー、ぶびゅるるー、びゅるる。
 二度三度と精液を秘肉の奥を精液で満たしていく。
 最高の美女を何度もイカせ、体の中を自分の精液で汚したことで、武志はこれまでに無い興奮と感動を覚えていた。頭がバカになりそうな気持ち良さだ。
 最後の一滴まで出し尽くし余韻を味わう。
 明日香の秘肉がひくっ、ひくっと断続的に武志の肉棒を締める。それがまたなんとも言えず気持ち良い。
 明日香は意識が有るのか無いのか四肢を投げ出したまま動かない。
 武志が半分ほどの大きさになった肉棒をぬるりと抜くと、ぽかりと空いた穴からドロリと精液が流れ出す。
 武志は慌ててティッシュを持ってきて拭き取る。
 武志が股間をぬぐってやると、ピクリと反応する。どうやら意識は有るようだ。半分しか開いていない焦点の定まらない眼で武志の方を見ている。口は半開きになっている。これほどの責めで失神しないとはさすがである。愛と優の上司なだけはある。
 明日香のとろけきったなまめかしい顔を見ると、武志の中にむらむらと黒い欲望が湧き起こる。無抵抗の女を好き勝手に犯したい。この美しい顔を穢したい。口の中に肉棒を入れ、体の中からも穢したい。
 愛液と精液に汚れ拭いてもいない肉棒をそのまま、明日香の顔の前に差し出す。
 明日香が半ば無意識に口を開く。武志はその中に肉棒を差し込んでいく。
 射精直後の敏感な肉棒が舌に触れ、甘く痺れる様な快感が走る。日頃の訓練の成果なのか、明日香は朦朧としながらも汚れをきれいに舐め取り、飲み込んでいく。
 武志は肉棒が大きくなってくると辛抱ができなくなり、腰を動かし始める。
 明日香は時々喉の奥に当たるのか顔を苦痛でしかめる。
 武志は明日香の苦痛に歪みながらもなお美しい顔を見て思った。
(この顔を見たかったんだ。この顔を苦痛で歪ませたかったんだ)
 武志は黒い欲望を一つ満足させた。
 肉棒がすっかり大きくなった所で、再び秘肉に挿入した。他の体位もやってみたかったが、明日香は体に力が入らないみたいなので、残念に思いながらもまた先ほどと同じ正常位だ。
 肉棒を激しく抽挿しながら気を流す。
「あー、もうダメー、ダメー、やめてー……」
 明日香は体ができあがってしまっているのか、あまり気をたくさん使わないでもほんの少しの量で軽くイキ続ける。秘肉がきゅんきゅんと締まり続けて、武志を喜ばせる。
 極上の秘肉だけに、その快感は武志の脳を痺れさせるほどだ。
 武志は黒い欲望に取り付かれたまま、腰を振り続ける。明日香は反応も薄くなり、かすかな声であーとかもうダメとつぶやいている。
 武志は我慢するのを止め、ただひたすら快楽を貪った。明日香ほどの女を自由に犯すのは精神的、肉体的にとてつもない快感がある。
 技も何も無く、ただエラで肉壁を削り、亀頭で子宮を押し上げる。子宮口が先端に当たりコリコリする感触がたまらなく気持ち良い。
「ダメ、もうダメ、おかしくなる、あぁー……」
 明日香は髪を振り乱し、武志の背中を掴み、爪を立てる。
 武志の理性はどこかへいき、猛然と腰を動かし、明日香をよがらせ、自分の快楽を貪る。
「ダメー、ほんとにダメー、いやー、やめてー……」
 明日香の声が武志をさらに興奮させる。もう犯し、汚す事しか考えていない。
 武志はあっという間に登りつめる。そして、出そうになる瞬間言った。
「口を開けてっ」
 明日香が口を開けると同時に、武志は肉棒を抜き取り、急いで顔に近づける。
 びゅっ、びゅぅー、びゅるるー。
 第一撃は間に合わず、あごから額にかけて精液がべったりとかかる。髪にも少しかかる。
 ぶりゅりゅ、ぶりゅー。
 第二撃は間に合い、口の中に入る。そのまま口の中に押し込む。
「吸って、もっと吸って」
 武志は明日香に言った。明日香は一瞬遅れてから弱々しく精液を吸う。
 武志はこの美女の顔に掛け、精液を吸わせる快感と愉悦に頭がおかしくなるほどの興奮と感激を覚えた。明日香の美しい顔が精液で白く穢され、穢されたまま精液を吸い飲み込んでいる。そして汗に濡れた髪が額や頬に張り付いている。
 腰から下が溶けてなくなったような、ものすごい快感だった。精液が果てなく出続ける気がする。
 そして明日香を見てやはり美しいと思った。凄惨な感じがする美しさだ。この姿を見たかったんだ。武志はまた黒い欲望を満足させた。
 明日香は口の中に出された精液を飲み込み、棹の中に残った精液も吸い込んだ。そして、肉棒が完全に小さくなってもちゅうちゅう吸っている。
 武志は興奮が冷めるにつれて、猛烈な罪悪感を感じ始める。
(なんて事をしたんだろう)
「ごめんなさい、もういいです」
 そう言って、まだ吸おうとする明日香の口から肉棒を抜いた。
 そうして、ティッシュを持ってくると顔と髪に飛んだ精液を丁寧に拭い取った。それから浴室に行き濡れタオルを用意してくると明日香の股間をきれいにしてやる。
 その間、明日香は目をつむったまま動かなかった。
 武志は後始末が終わると明日香に謝った。
「ごめんなさい。いつもはこんな事しないんだけど。興奮し過ぎて何が何だか分からなくなって、どうしても明日香さんを汚したくなって……」
「私は慣れてるからいいけど、普通の女の子にはしないほうがいいわね」
 明日香はうっすらと眼を開け、武志の方を向いて弱々しく言った。
「ちょっとシャワーを浴びてくるわ」
 のっそりとかなりだる気に体を動かし、明日香は浴室に消えた。

 武志は自分の股間もタオルできれいにすると、ベッドに横になり考えた。
 今日の自分はどうしたんだろう。普段なら絶対にしないことをしてしまった。以前静香と寝た時も似たような感情が湧き上がった。あの時は誘惑にかられただけで実際に行動しなかった。なのに今日はなぜか実際にひどい事をしてしまった。自分はまだまだ精神的な修行が足りないのだろうか。それとも自分が知らないだけで心の中に闇を飼っているのだろうか。
 精神的にも肉体的にも疲れた武志は明日香を待つ間に眠ってしまっていた。

 武志は誰かが体を触る感触にゆっくり目を覚ました。
 明日香が武志の横に添い寝して胸板を撫でている。
「いつの間にか寝てました……。気持ち良かった……」
「もう少し寝ててもいいわよ」
「もう大丈夫です。それより今日は本当にすいませんでした。失礼な事をしてしまって」
 心から申し訳なさそうに武志は言うと、しゅんと落ち込んだ。
「その事ならもういいわ。私も今日は今までで一番感じたから許してあげる。それより今日の経験を今後にどう生かすかの方が大切よ」
「すみません」
「もう謝らなくてもいいから」
「それから聞きたい事があるんですけど」
 武志は気持ちを切り替えて明日香に尋ねた。
「何?」
「明日香さんは何級なんですか」
「私はB級よ」
「それでですか。C級の人よりワンランク上というか、凄かったです。体中絞りつくされた感じです。それに二回も続けて射精したのは初めてです」
「あなたこそ、この二ヶ月間でずいぶん進歩したんじゃないの。今までの三回分の報告とかなり違うわ」
「俺も修行してますし、それよりS部隊の人と体を合わせることで俺も進化してるみたいです。最初の相手が静香さんじゃなく明日香さんだったら、俺は完敗してましたよ」
「じゃあ今日も進化したの」
「たいていの美人を見ても驚かなくなりました」
「まったく、お世辞がうまいんだから。だれにでもそんな事言ってるんでしょ」
「そんな事無いですけど。これからもまだ誰かが来るんでしょうか」
「私の班は私が最後だから、来るとしたら私の上司か別の班ね。ちなみに上司はA級よ」
「私からも一つ聞いていいかな」
「今までの中で誰が一番良かった」
「比べられないし、比べちゃいけないと思うんですけど。みなさんそれぞれ良いところがありますから」
 武志はしばらく考え込んでから言った。
「でもあえて言うとですね、明日香さんは都心にある有名フランス料理屋さんの名物メニューなんです。値段も味も凄すぎて、まだ若い俺には荷が重いっていうか、分不相応なんです。愛さんと優さんは近所の洋食屋さんの一番高いコースです。そこのシェフは昔有名な所で修行した事があって、美味しいって口コミで有名なんです。値段はそれほど高くなくて近所の人にとって大切な店で普段は昼のランチを食べに行くんです。そして誕生日とか記念日とかに一番高いコースを頼むのが一年の楽しみなんです。俺とかでも緊張しないで存分に楽しめるんです。そして静香さんはその店のシェフお勧めコースかな。ちなみに純子さんは外国の見たことも無い珍しい料理です」
「言いたい事は何となく分かったわ。やさしいのね。ありがとう」
「俺がもう少し大人になったら必ずまた食べに行きますよ」
「待ってるわよ」

 明日香との戦いの後、武志は循環の練習に本格的に取り掛かった。B級の明日香相手だと一時は負けそうだった。あのアヌスを責められている時に肉棒をこすられたら、きっと噴き出してしまっただろう。なぜ明日香がそうしなかったのかは分からない。
 この状態でA級と戦うと勝てそうな気がしない。S部隊も五人が倒されたままで黙っていないはずだ。きっとA級が出てくる。A級に勝つ為には一条流の第五段階、循環を完成させるしかない。
 それで美穂達を相手に循環の練習をするがどうしてもできない。第四段階の回収まではなんとかできる。
 教えでは相手から吸収した気は口を通り胃まで降りてくる。
 何もしないと、そこで気は胃に吸収され体全体へ運ばれていく。
 循環の場合は胃から丹田までの道を開き、丹田へ送る。それで丹田から再度相手の体に気を送る。これを繰り返し気を循環させるとある。
 吸収した気を胃に送るまではできる。その後、丹田に送ることができない。何かが詰まった感じで道が開かない。精神を集中し心を落ち着けてやってもうまくいかない。逆に丹田から胃に送る道を開こうとしたが、逆向きのせいかうまくいかない。うまくいかなくて焦りが出て、余計うまくいかない。
 練習するしかないと武志は思った。

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