このサイトには性的な表現が含まれます。18歳未満の方は退出してください。

一条流の戦い:第10章

 ホワイデーも終わりほっとしていた土曜日、武志が日課の鍛錬も終わり部屋でくつろいでいると携帯に電話がかかってきた。
「武志様ですか」
「はい、そうですが」
 妙に丁寧な言葉遣いが不審だ。それに聞いたことが無い声で、苗字ではなく下の名前で話しかけてくるのもおかしい。
「私は純子と申しますが、武志様にお話があるのですが」
 妙に色っぽいというか、媚びた声の女性である。
「ひょっとして……」
「S部隊の者です。来週の祝日にお時間頂けないでしょうか」
(また来た)
 愛と優との勝負から二週間たっていた。前回は静香との勝負が終わって二週間で次の接触が有った。そろそろまた来るかもと思っていた矢先だった。
「あのー、すいません。正直に言うと、もう勝負とか協力とか勘弁して欲しいんですが」
「そうおっしゃらないでください。ご迷惑はお掛けしませんから、会ってお話だけでもお聞きください。お願いします。そうしないと上司に怒られるんです」
「すみません。上司の人に興味が無いって伝えてください」
「それはできないんです。そんな事伝えたら、他の者にできる事がなぜできないんだって叱られます。愛と優には会ってくださったじゃないですか。助けると思ってお願いいたします」
 武志は色っぽい声で泣き落としをされて心がぐらついてしまう。
「本当に会うだけですか、勝負しろとか言わないでくださいよ。上司の人にもこれで最後にしてくださいって伝えてもらえますか」
 基本的に女性にはやさしい武志は仕方なく話だけは聞く事にした。
「必ず伝えます。では祝日の午後一時にご自宅の最寄の駅までお迎えに行きます。前回と同じ車ですので、すぐ分かると思います。お待ちしてますので、よろしくお願いします」
「分かりました。くれぐれも最後にしてくださいね」
 武志はのせられたと思った。

 約束の日に待ち合わせの場所へ行くと、例の車の前に女性が一人立っている。
 黒の毛皮のコートに黒のワンピース、黒のストッキング、黒のパンプス。全身黒づくめだ。髪も漆黒で背中まで伸ばしている。対照的に顔や手の色は白い。服の黒さで白さが引き立っている。病的な白さではなく、雪国育ちで日に当たっていない感じの白さだ。
 見た目は巨乳グラビアアイドルの十年後という雰囲気で、全身から色っぽさが滲み出している。こころなし体もクネクネ動いている。白い顔に薄い化粧で真っ赤な口紅を付けている。少し垂れた目と厚い唇が色気を増加している。武志は行った事が無いが、高級クラブのホステスさんはこんな感じだろうかと思った。昼間の太陽は似合わない、夜の街でこそ輝きそうだ。
 武志が近づいて来るのが分かると、純子は深々とお辞儀をした。
「武志様ですね。純子と申します。お待ちしておりました。どうぞお乗りください」
 電話で聞いたやけに媚びた絡み付くような声で純子は言った。
 今日はどこに連れて行かれるんだろう。そう思い武志は純子を見て驚いた。
(でかい)
 純子はコートを脱いでいた。ワンピースというかノースリーブのドレスに近い黒い服は巨大な胸を強烈にアピールしている。FかGカップはありそうだ。腕は細いのにむっちりと脂が乗っている。元々かなり細いところに脂が付いたのだろう。
 武志は怪しい雰囲気にクラクラして来た。いけない世界に向かっている予感がする。武志が今まで体を合わせてきた人はあくまで昼間の世界の普通の人。静香達は特殊な職業かもしれないが匂いはあくまでも普通の世界の人だ。
 しかし、純子は違う。危険で、妖しく、いけない匂いがする。
「あのー、純子さんはおいくつなんですか」
「あら、女性に年を聞くのは失礼ですわ。でも特別に教えて差し上げます。二十八歳です」
「すみません。何歳か全然見当が付かなくて」
「それは褒めて頂いてるんですか」
「いや、あの、えーと、そうです」
 今日はびしっと話を付けようと意気込んできた武志だったが、最初からペースを乱されてしまっている。前回もそうだが最初から主導権を握られてしまっている。
「今から、どこへ行くんですか」
「会員制のクラブなんですけど、落ち着いてお話できますわ。もうしばらくで着きますので」
「あのー、愛さんは自分達はC級のトップだと言ってたんですけど、純子さんは何級になるんですか」
「あら、彼女はそんな事を言ってたんですか。私もC級のトップなんですよ。ただ、愛達とはちょっとジャンルが違うんですけど」
(やばいよー。どんなジャンルだよ)
 武志の頭の中では警報が鳴り響いていた。どうやって逃げ出そうかと考えていると、車が一軒の家の門の前に止まった。塀の長さからするとかなり大きいお屋敷のようだ。
 門が自動で開き、車が中に入り、車寄せの所で停まった。後ろで門が自動で閉まっていく。
(逃げ道ふさがれちゃったよー)
 屋敷は百年はたってそうな古い洋館だった。薄暗い屋敷の中を純子が先に歩いて武志を案内していく。どこにも人の気配が全くしない。頭の中の警報はレッドゾーンに振り切れている。今まで生きてきて最大の危険を感じていた。
 頑丈そうなドアの前で立ち止まり、純子が言った。
「ここです」
 きしむドアを開けて入ると中は武志の想像通りだった。
(やっぱり……)
 天井と壁はコンクリートの打ちっぱなしで、床の半分は毛足の長い赤のカーペットで半分はタイル張りだった。天井は高く3メートル以上あり、明るさ調整のできる蛍光灯が付いている。その合間にはレールが走り、滑車がぶら下がっている。壁には窓が一つも無く、代わりに鉄の輪が付けられている。カーペットの上にはかなり大きいベッド、ソファーセットとテーブルがある。極め付きに、タイル張りのコーナーの一角へ蛇口と排水溝が付いていた。
 経験の無い武志にもすぐ分かった。明らかに調教部屋だ。来るんじゃなかった。武志は激しく後悔した。
 後ろでカチリと純子がドアの鍵を閉めた。
「あのー、ここは話し合いには向かないと思いますが」
 武志は冷静を装って話すが、少し声が裏返り気味だ。
「あら、そんな事無いですよ。静かだし、誰も来ないし、秘密のお話もできるし、私は良く使いますよ。それより、とりあえずソファーにお座りになってください。何かお飲み物でもお持ちしましょうか」
「いえ、けっこうです。それよりお話は何ですか」
「まあ、そうお急ぎにならずに、コーヒーでもお持ちしますわ」
 そう言うと、純子は入ってきたのとは反対側にあるドアから出て行った。カチャカチャ音がするので飲み物の準備をしているのだろう。
 武志は飲み物にクスリでも盛られるんじゃないかと気が気ではなかった。
 カップとポットを持って純子が戻ってきた。ポットからそれぞれのカップに注ぐと、一旦先ほどのドアの向こうへ消えた。
 一つのポットから注いだからクスリの入っている危険性は少なそうだが、武志は念の為に純子のカップと入れ替えた。
 純子が砂糖とミルクを持って戻ってきた。
「モカです。独特の味ですけど慣れると癖になるんです」
 純子が飲むのを確認してから、武志も一口飲んだ。初めて飲むが確かに独特の味がする。癖になるかもしれない。武志は数口味わった。
「武志様、ミルクはいかがですか、ほんの少し入れると、また違った味わいがあって美味しいですよ。それとも母乳をお持ちしましょうか」
「ぶぼっ」
 武志は思わずコーヒーを吹いてしまった。
「あら、まあ、ごめんなさい。冗談だったんですけど」
 純子は慌ててタオルを取ってくると武志のズボンを拭き始めた。
「ごめんなさい。染みになってしまいますわ。洗いますのでお脱ぎになってください」
「いや、いいですから。染みになってもいいですから」
 武志はズボンを脱がそうとする純子を必死に抑えた。ここまでは、一から十まで純子の筋書きに乗せられている気がする。まるで手のひらの上で踊らされているようだ。
「それより早く話をしましょう。話をしないんなら帰りますよ」
「分かりましたわ。ではお話をさせて頂きますけど、怒らないでくださいね」
 武志は反論する気力も失せてきて、黙ってうなずいた。
「武志様が言われた通り、上司には最後にして欲しい旨を伝えたんですが、それはダメだと。武志様にぜひとも協力をお願いしなさいと。武志様がご納得頂けないのは私の誠意が足りないからだと」
 気が付くと純子は体を摺り寄せてきていた。香水と純子の体臭が混ざり合った匂いでクラクラする。
「武志様と勝負はしないと約束しました。でも私は学が無いもので、この体を使う以外誠意をお見せする方法を知らないんですよ」
「いや、ほんとに、そういった誠意は必要無いですから。今は大学とか修行でいっぱいいっぱいなんですよ。もうすぐ三年でゼミも始まるし、そのうち就職活動も始まるし、ほんとにごめんなさい」
「いやですわ。協力を断るかどうかはともかく、私の誠意だけは受け取って頂かないと。上司にしかられてしまいます」
「じゃあ、もう受け取った事にしましょう。それでいいでしょ」
「そんなのすぐにばれてしまいますわ。それにここは誠意を受けたいって言われてますわ」
 そう言って純子は武志の股間に軽く触れた。そこは武志が知らない間に硬くなっていた。
 おかしい。武志は射精をコントロールできるのと同じで勃起もある程度コントロールできる。毎週数回精を抜いている状態で勝手に勃起するなど過去に無かった。
 クスリか。さっきのコーヒーか。でも同じポットから入れて、カップも入れ替えたぞ。
「クスリを盛りましたね」
「いやですわクスリだなんて。そういえばいつもの癖で、コーヒーは私がいつも飲んでいるブレンドをお出ししてしまいました。ちょっとした薬草が入っているだけですから安心してください。私は人見知りをするものですから、初めてのお客様とお会いする時にも普通に話せる様に、ちょっとだけ興奮する薬草を入れてるんですの」
 やられた。気を付けたつもりだったのに。興奮剤なら二人とも飲んでも問題無い訳だ。完全に頭の先まで罠にはまってる。武志は呆然とした。
「もう帰ります。すみませんが上司の方に怒られてください。なんなら私の方から上司の方に言ってあげても良いですよ」
 武志はそう言うとドアに向かった。開けようとするが鍵がかかっていて空かない。鍵が無いと開かないタイプのようだ。
「すみません。鍵を貸してください」
「ダメですわ。誠意を受け取って頂くまで鍵はお渡しできません」
「いい加減にしないと怒りますよ」
 女性にやさしく、普段はおとなしい武志もだんだん腹が立ってきた。
「ここには、女性をしかるための道具がたくさん有りますわ」
 どうやっても帰す気は無いようだ。
 ここまで来てようやく武志は罠の全てが理解できた。武志が言う事を聞いて誠意を受け取ればそれで良し、武志が怒り暴力に訴えればなお良し。そのための部屋であり、そのための純子であろう。純子はMの質が有り、今回の任務に選ばれたのだ。あわよくば武志のSの質やSの技を確認しようと言うのだろう。いや、もっと考えると、武志が何でも言いなりになるようならMの質を確認しようとしただろう。女王様の中にはSとMのどちらもできる人がいると聞く。C級のトップと言うからには純子もSMの両方くらいできるであろう。
 いずれにしろ武志は純子と寝るしかない。武志はあきらめて言った。
「分かりました。誠意は受け取ります。ですが、俺はSMとかは全く興味がないですし、やった事もないですから。普通にやってください。普通に。変な事したら、ドアを壊してでも出て行きますからね」
 純子はテーブルの上のカップを片付けると、武志の前で正座した。
「では、ご奉仕させて頂きます」
 そう言うと深々とお辞儀した。
「立ち上がってくださいますか」
 純子は武志を立たせると、シャツのボタンを外していく。上半身を脱がし終わると、靴、ズボン、トランクスを脱がしていく。靴下まで脱がし全裸にすると、一旦座らせた。
 武志の前へ立ち、背中に手を回しドレスのファスナーを下ろしていく。自然と胸が突き出される形になり、巨大な胸が激しく自己主張する。
 ファスナーを降ろし終えるとストンとドレスを落とす。黒レースのハーフカップ・ストラップレスブラと上下セットのハイレグショーツが見える。ストッキングは太ももまでのガーターレスタイプだ。巨大な胸はカップから今にもこぼれ落ちそうになっている。
 ドレスを脚から抜き脇へやると背中へ手を回しブラを外す。
 後ろへ手を回し胸を突き出す姿はまるで縛られるのを待っているようだ。
 胸は自重で少しだけ垂れてはいるが思ったより形が良い。それより乳輪と乳首がピンク色で意外な感じがする。
 乳輪は少し大きめで盛り上がっている、乳首は円筒形にぴょこんと突き出している。色と形がアンバランスで卑猥さと可憐さが同居してなぜか虐めてみたくなる。
 純子はショーツに手をかけるとゆっくり降ろしていく。ゆっくり降ろす事で恥ずかしさを盛り上げ自ら楽しんでいるように見える。
 ヘアーはちぢれの少ない毛が密集している。手入れされていて逆台形の形に揃えられている。
 ショーツを脚から抜き去ると、わずかに脚を開き武志に秘肉を見えやすくする。
「いかがでしょうか」
 武志はソファーに座っているのでちょうど目の高さに秘肉が来る。色素が薄いたちなのか、濃いピンク色で使い古された感じはしないが、ビラビラは大きめでかなりはみ出している。乳首と同様に色と形がアンバランスで妖しい雰囲気が立ち込める。全裸にストッキングだけというのも淫靡な雰囲気を増している。
 前を十分見せると後ろを見せ、胸同様豊満な尻を見せる。日本女性に多い中央が角ばりぼってり下に垂れている形ではなく、丸く柔らかそうな大きな尻をしている。
 純子はしばし武志へ自らの体をお披露目し、武志の目を満足させる。自虐の血を沸き立たせた後、武志の両脚の間に正座した。
 まずは亀頭だけを咥えて口を慣らすと、ゆっくりと飲み込んでいった。
 武志は鼻で大きく息をして純子の口を味わう。フェラは今までで一番うまい。根元まで完全に含むディープスロートだ。根元まで含んだまま舌で袋を舐められるのは初めての経験だ。愛達もうまかったが、純子はレベルがさらに一つ違う。肉棒の全てを知り尽くし、数限りない回数をこなしている感じだ。相手の反応を確認しながら、強弱を付け男の性感をコントロールし気持ちの良さを持続させている。
 立たせフェラ、愛撫フェラ、抜きフェラの違いもちゃんと理解している。頭と舌と唇と指が協調しながら別の動きをしている。歯をかすかに当てるのも絶妙なテクだ。かなりの練習をして、数多くの本物を咥えてきたのだろう。
 純子は武志の肉棒が完全に勃起しきるまで続けた。そして一旦口から抜くと、武志の両脚を持ち上げ自分の肩の上に乗せる。腰をぎりぎりまで前に出させると、両手で尻を割り開き蕾にキスをした。
「うひゃあー」
 武志は弱点の尻を責められ思わず声を上げる。
 純子は口を少し開いて押し当てたまま舌で舐め始める。蕾を中心に放射状に舌を丁寧に這わせていく。その間も唇をもぐもぐさせて穴の周囲を刺激する。
 武志は尻の穴をヒクヒクさせて感じている。尻を舐められると体中の力が抜け、尻に感覚が集中しどんどん敏感になってしまう。
 純子は蕾周辺を舐め終わると、舌先で穴をこじ開けようとする。
 武志は毎朝トイレで大も済ませているが、舌先を入れられるのはさすがに抵抗がある。
 必死で肛門を締め抵抗しようとするが、ふと筋肉が緩んだ瞬間に進入を許してしまう。再び肛門を締めて抵抗しようとするが、肛門で舌を挟む形になり、黒くて甘い感触が尻から背中へ向けて、ぞわぞわと駆け上っていく。
「ああー」
 おもわず情けない声を出してしまう。
 武志は肛門で舌を食べるのがこんなに気持ち良いとは知らなかった。肛門を締めるたびに寒気がするほどの快感を感じる。
 純子は中に入れた舌で肛門の内側を責める。舐めたり、ぐるぐる回したり、出し入れしたり、その度に武志は尻を震わせ妖しい快感に体を悶えさせる。
 さんざん舌で蕾をなぶると、純子は舌を抜き肛門に口を当て、中身を吸い出し始める。
「あああー、それはダメー、吸ったらダメー」
 武志は泣き声を上げた。中味を吸われるなど考えた事も無かった。恥ずかしさと気持ち良さで頭が飛びそうになる。
 純子は味がしなくなるまで吸うと最後にチュッと蕾にキスをして口を離す。両脚も床に降ろしてやる。
 武志は肩で大きく息をしていた。かなりの体力を消耗している。肉棒は快感が強すぎたせいか、別の世界の快感だからか少し柔らかくなってしまっている。
 純子は武志の手を取りベッドに向かう。武志の脚を開いて寝かせると、脚の間に座り込んだ。
 ベッドサイドからローションを取り両胸に垂らすと両手で寄せ肉棒を挟む。純子くらいの巨乳になると肉棒が乳房に埋もれ見えなくなる。
 純子の胸は今までの女性の中で一番柔らかい。とてつもなく柔らかい物にくるまれ、半立ちの肉棒が乳房に溶かされ一体化するような気持ち良さがある。
 以前真由美にパイズリをやってもらった時はローションを使わなかったが、ローションを使ってぬるぬるにしてのパイズリは全くの別物だ。フェラと挿入が別物で違う種類の気持ち良さがある様に、パイズリも全くの別物で、ある意味秘肉に入れるより気持ち良い。全身から緊張が取れ、力が抜けていく。全身マッサージの心地良さとフェラチオの気持ち良さが混ざった様な感じだ。
 武志は純子の奉仕に身を任せ体中を弛緩させながらも肉棒だけを熱くたぎらせていく。
 肉棒が最大まで大きくなると、亀頭が乳房の間から少し頭を出した。
 純子はすかさず舌を伸ばす。先端の割れ目に舌の先端を潜り込まそうとする。
「それはダメ、強すぎる」
 武志は思わず腰を引き、舌から逃げる。純子は深追いをしない。
 胸を離すと、武志に跨った。
「それでは、頂戴します」
 肉棒を手に取ると秘肉に合わせゆっくりと腹の中に収めていく。
 純子の中は暖かく、ぬるぬるした柔らかい物が全体を強い圧力で締めてくる。武志は高圧のゼリーの中にいる様な感じを味わっていた。中の柔らかさは今までの女性で一番だ。秘肉の襞まで脂肪でできているかの様だ。
 武志の胸に手を置くと腰をゆっくり上下させ始める。
「あっ……、あっ……、あっ……」
 純子は自らの腰の動きに合わせて、声を出す。
 武志はフェラ、アヌス責め、パイズリで昂ぶってはいたがまだ射精をコントロールできる範囲内で、純子の秘肉を味わっていた。
 純子は見かけより体力があるようで休み無く腰を動かし、たまに腰を回して肉棒に捻りを与えたりする。
 しばらく二人の間でお互いの体を味わう静かな時間が流れる。
 こういう緩やかなセックスの場合男性は不利である。女性は体力が続く限りいくらでも続けることができるが、男性は肉棒の元気が無くなるか射精すれば終わりである。
 武志は一時間以上勃起を続ける自身はあったが、このままでは埒が明かないと気を流し始める。
 まずは両手で乳房を揉む。パイズリの時に感じたように胸はあくまでも柔らかく、指が肉の中に沈みこんでいく。乳を搾るように根元から握り指先から気を送る。
 また、純子の腰の動きに合わせ、亀頭で子宮口を押し上げ、同時に先端から大きな気の塊を流し込む。
「あああー、すごいー、ああー」
 純子の体が一瞬跳ね、声がだんだん艶を帯びたものに成ってくるが、それでも腰は止まらず一定のリズムを取り続ける。
 武志は乳房を握る指先にさらに力を込める。そして腰がぶつかる時に肉の鈍い音がする位、腰の動きを激しくする。
「いいいいー、ああー、いいー」
 純子は苦痛と快楽が入り混じった顔をしているが、腰の動きは変わらない。
 純子がいっこうに絶頂へ近づかない事に武志は焦りを感じ、二度、三度と大きな気の塊を流し込む。純子の体に気の通り道ができて、気が子宮から背中を通り頭まで流れているのがはっきり分かる。子宮は熱く燃え、頭の中は白く濁っているはずだ。
 それでも純子の腰の動きは変わらない。
 武志は胸を揉むのを止め、乳首を持つと思い切り引っ張った。乳房が柔らかいだけにかなり伸び、長い円錐の形になる。
「ひいいいぃー」
 純子は眉と眉の間に皺を寄せ、目をつむり痛みを噛み締めている。
 武志は乳首を引っ張ったまま指先で潰すようにこねる。
「んんんー」
 純子は自分で痛みを増そうとするかのように背を反らせ、頭をのけぞらせて白い喉を見せる。Mの純子は痛みも快感に変えているのだろう。
 武志はそのまま四度、五度と気の塊を送る。
 その度に純子は大きな喘ぎ声をあげ、一瞬体を震わせ秘肉を締め上げるが、すぐ元に戻り腰の動きを続ける。

(おかしい)
 武志は不信に思い始めていた。純子は普通の女性と違うのかもしれない。
 武志が純子に送った気の量は、普通の人ならとっくに、愛や優などでも十分失神してしまう量である。それだけの気を受けておきながら失神しないどころか、体の動きさえ止めない。武志はもう全体の半分強の気を使ってしまっている。一人にこんなに大量の気を使うのは初めてである。
 武志は一旦体の動きを止め、気を送るのもやめた。息を整え気を集めなおし整える。射精感は十分押さえられている。
 胸を優しく揉みながら作戦を考える。純子が今までの相手と違う事は分かる。その事について二つ考えられる。
 一つ目は気が効かないか無効にする手段を持っている事だ。体質か技かクスリか分からないが、気が効かないとなると勝ち目がほとんど無くなる。自分から気を取ると、ちょっとだけ肉棒が大きくて、少しテクが有るただの我慢強い男である。今までも気を使う事で相手の攻撃を抑え、先にイカせていた。相手が普通にしか感じないとなればS部隊の素晴らしい秘肉に負けてしまう可能性が高い。手の打ち様も無い。
 二つ目は絶頂や失神の限界が高い事である。自分が修行による精神集中で射精感をコントロールできる様に、何らかの理由で絶頂や失神しにくくなっている事は考えられる。Mである純子は痛みや快感、要するに刺激に対する耐性を鍛えているのかもしれない。
 この場合の対策は、その限界を超える快感を与える事である。
 他に純子が不感症である事も考えられるが、今までの反応からして十分感じているようだし、それが演技だとは思えないし思いたくも無い。
 となると武志がやる事は二つ目だと信じて、より強い刺激を与える事しかない。
 さすがC級トップだと自ら言うだけある。ただ者ではないと思っていたが、こんな能力を持っているとは考えてもみなかった。
 体の中には時間にして約一時間分、大きな気の塊を流すとすると五発分の気が残っている。これをどの様に使うかで勝負が決まる。
 武志は純子の体を引き寄せ、自分の上に倒し女性上位の体制にした。気の流れをより感じるためだ。今日は気を回収する事をあきらめて、純子をイカせる事一本に絞る。
 二人の体に挟まれて純子の巨大で柔らかい胸がつぶれている。今までの感触とはレベルが違う。胸ではなくハイテク新素材の圧力吸収剤か何かを挟まれている気がする。抽挿の動きが伝わり揺れる圧力を受け止め、えも言われぬ感触を武志に伝える。
 武志は両手でがっしりと純子を固定しキスをした。よく考えると今日初めてのキスだ。アヌスにはキスされたが口でキスするのは初めてだ。一瞬尻の中味を吸われた事を思い出したが、無視して舌を吸う。
「んふ、ぅふ」
 純子は積極的に舌を差し出し、武志に吸わせる。
 純子は舌まで柔らかかった。体中が柔らかいのだ。尻に手を回すと当たり前のように尻も柔らかい。指がずぶずぶと埋まり、果てが無い。豊かな尻は胸以上に揉み甲斐が有る。また肌もしっとりしていて手が吸い込まれ、沈み込む感じがする。
 武志は純子の体の柔らかさに心を奪われたが、最後の決戦の時が来たと気を引き締めなおす。
 片手を背中、片手を首の後ろに回し純子の体を固定する。肉棒を秘肉の一番奥に入れ、先端と子宮口を合わせる。口では純子の舌を吸い込んである。
 準備ができた。武志は過去最大の気の塊を純子に送るつもりだ。気の塊の三発分をまとめた物だ。過去に1.5発分の気を愛に送った時は絶頂し失神した。二発分の気を優に送った時もやはり絶頂し失神した。
 今回はさらに大きい三発分だ。経験が無いだけにどうなるか分からない。これでもダメならば武志にはもう打つ手が無い。
 武志は意識を集中し肉棒の先端から一気に巨大な気を送った。
 その瞬間、純子が手を突っ張り、武志を押しのけるようにして体を反らした。頭は真上を向くほど反らしている。声を出せないほど感じている。
「いっ、いいい……」
 純子の食いしばった歯から、かすかにうめき声が漏れる。
 武志は気の激流が純子の体を流れて行くのを感じ取っていた。肉棒の先端から放たれた気は子宮を焼き尽くし背骨を焼きながら延髄に達し脳全体を焼き尽くした。純子は体中が焼き尽くされ頭の中が爆発した様な感覚を味わっているはずである。
 秘肉が断続的に強く肉棒を食い締めている。体は細かく震え続けている。
 さすがに純子も失神しただろうと武志は思った。今のは確かに手応えが有った。純子は気をまともに受けていた。効かない訳でも無効にできるわけでもなかった。
 純子の頭の中に充満していた気が少しずつ晴れてきている。それに伴い彼女の体の痙攣が収まっていく。
 彼女の体がどさりと武志の体の上に落ちる。失神したなと思った、その瞬間だった。
「す、凄かったです。死んだかと思いました」
 純子が感心しきった口調で言った。純子は気を失っていなかったのだ。
 武志は驚愕した。今ので失神しないとはどんな体をしているのだ。
 もう今以上の気を送るだけの量は残っていない。武志は普通の手段では彼女に勝てない事を悟った。呆然としてしまう。
(もう、あの技を使うしかないのか)
 祖父の残した資料にあった禁断の裏技、延髄責めである。武志の先祖はどうしても気が効かない相手に対する技を用意していた。それは指をぼんのくぼ、要するに首の後ろの窪みに当て指先から気を直接延髄に向けて流し込む技である。気が体の中を通らない分、途中で減衰がおこらず、最大限の衝撃を相手に与えることができる。
 この技は脳に向けて直接気を流す事であり危険であるため通常時の使用を禁じた裏技である。最悪の場合、相手を壊してしまう可能性がある。
 武志はもうこの技でしか純子を倒せないと分かっていた。純子は刺激への耐性が極端に高いのだ。どんなに強い刺激がきてもそれを受け止めてしまうのだろう。どういう方法で受けているのか、どう感じているのかは分からないが、そうとしか考えられない。
 通常の刺激に対する耐性が高いという事は脳への衝撃の耐性も高いはずだ。きっと純子なら壊れないはずだ。もし純子が壊れてしまったなら、その時は一条流を捨て一生かけて償おう。武志は決心していた。
 その時の武志には降参するという考えは全く無かった。ただ勝つ事しか考えていなかった。純子を壊すかもしれない事に賭けてでも勝つつもりでいた。普段の武志なら間違いなく降参していただろう。セックスの勝負の為に人生を賭けるなど正気ではない。
 だが、その時の武志は勝利への執念、負ける事の恐怖、負けが近い事へのあきらめ、あきらめたくない意地、色々な考えが混ざり正常な思考ができないでいた。
 残り全ての気を延髄に叩き込む。それで決着をつける。武志は決心していた。

 武志は純子を抱き、両手の指先を首の後ろのへこみに当てた。それから残った気の全てを指先に集中させた。
 頭の中にイメージを描く。指先から出た気が延髄を燃やし、頭の中を燃やし尽くす。脳に満ちた気が晴れると、どこも壊れておらず、しばらくすると純子が失神から目覚める。イメージが固まるまで何度も描きなおす。
 そしてようやく頭の中に明確なイメージが描けるようになった。
 準備はできた。気持ちを落ち着け精神を集中する。失敗は許されない。この技がダメなら気も残らず手の打ち様がなくなる。
 武志は息を大きく吸い込み止めると、指先から全ての気を解き放った。気が一気に純子の首から延髄・脳全体へと伝わり頭の中が気で充満する。
「ひ、ひぃー……」
 その瞬間純子の体が硬直し一直線に伸びた。そのままピクピク震えている。秘肉は痛いくらいに締め付け続ける。
 目は半開きだが焦点は合っておらず何も見えていないようだ。衝撃が強すぎたのか口は開かれているが声は出ない。
 純子の体はしばらくの間、硬直し痙攣していたが、やがて電池の切れたおもちゃのように体から力が抜けぐったりとして動かなくなった。目は閉じられ、口の端から唾液が一筋流れ落ちていた。

 武志はまさか死んだのではと、純子の体を降ろし横に寝かせると生死を確認する。
 かすかだが呼吸はしているし、心臓も動いている。
 とりあえずほっとしたが、純子を壊してしまったのではないかという恐怖がじわじわ湧いてきた。
 もし純子に何かあったらどうすれば良いのか。不安でドキドキする。
 どうして裏技を使ってしまったのか、素直に負けていれば良かったじゃないか。興奮が冷めるにつれ激しく後悔していた。
「純子さん、純子さん。純子さん」
 武志は耳元で何度も名前を呼びかけてみる。口の中が乾き声がかすれてしまう。
 生涯で一番ドキドキしている。大学入試の結果発表を待つ間の気持ちなど比較にならないほどドキドキしている。
 純子が身じろぎした。
「純子さん、純子さーん。大丈夫ですか」
 武志が必死に呼びかけながら腕をさすると、ようやく純子が目を覚ました。
 目をパチパチさせ、ここはどこという顔だったが、一瞬の後状況を思い出したのか、のそのそと起き上がり、武志へ向かって正座した。
「すみません。私としたら気を失ってしまって」
 武志はうれしさと驚きのあまり動けなかった。自然と涙がにじんできた。良かった。本当に良かった。
 もうあの技を使うのはやめよう。生涯封印しよう。こんな恐ろしい想いをするくらいなら、あの技を使わないで負けたほうがましだ。武志は決心していた。
「いや、別にそれはかまいませんよ。そうなるようにしたんですから」
 武志は泣き声にならないように涙をこらえながら答えた。
「でも凄かったです。SM以外で失神したのは生まれて初めてです。途中でも有り得ないくらい感じました」
「満足してもらって良かったです。がんばった甲斐がありました」
「さすが武志様、正直申しまして参りました。武志様こそ将来、私達の部隊を率いていかれる方だと確信しました。もう私の真の御主人様は一生武志様だけでございます」
 純子はそう言うと、正座したまま土下座のように深々とお辞儀をした。
「そんな何を大げさな事を言ってるんですか」
「いえ、私は本気です。今後もお仕事で一時的に別の御主人様にお仕えする事があるかもしれませんが、それはあくまで仕事の上での仮の姿。言わばプレイです。心の中の真の御主人様は武志様だけです。今後、御用がある際には何なりとお申し付けください。武志様もいずれはSMを身に付けなければいけない時が参ります。その時には、ぜひ私にお手伝いさせてください」
「だから、そんな奴隷みたいな事言わないでくださいよ」
 純子の普通とかけ離れた言葉に武志は思い切り引いてしまう。
「奴隷がお嫌なら、部下でも弟子でも何でもけっこうです。私の心の中は変わりませんので。ただ、武志様の為なら何でもする女が居るという事を覚えておいて頂ければ幸せです」
「なんで、そこまで思い込むんですか。おかしいですよ」
「ノーマルセックスであれほど女を感じさせるお方がSMを極められたらどうなるか。考えただけで身震いがします。快感のあまり死んでしまうのではないかと期待に胸が膨らみます。ご安心ください。私が全霊を持って武志様が一流の御主人様に成られるようお教えいたします」
「分かりましたから。その件はまた別の機会にゆっくり話すとして、ちなみに聞いてみたいんだけど、純子さんはSの方をやる事もあるの」
 武志はいいかげん純子の考えに呆れて話を変えた。純子が無事だった事の感激もどこかへ行ってしまった。
「もちろん、任務でしたらSとMのどちらでもやります。個人的にはMの方が好きですけど」
「それと、今回は全てシナリオ通りだったの。だとしたら誰が書いたの」
「いえ全て私のアドリブです。いつもの通りにやっただけです。ただ上司から武志様は凄いテクニックを持っているから試して良いと言われただけです」
 武志はある意味感心した。あれだけの事を全て素でできるとは。それができるからこそC級トップなんだろう。
「まだ次に誰かが来るのかなあ」
「それはリーダーが決める事ですので分かりかねますが、私の予想では来ます。部隊はますます武志様の事が欲しくなるに違いありません。もうC級には私以上の者は居りませんので、次に武志様の元に来るのは、おそらくB級の人間。愛や優より1レベル上の人間です。お気を付けください。私は武志様の勝利を確信しております」
 純子はもう話はそれくらいにしましょうと、武志の手を取り浴室へ導いた。純子の瞳はこれから奉仕する事の期待で妖しく輝いていた。

 純子との戦いの後、武志は自分の未熟さを反省していた。静香、愛と優、純子と楽ではない戦いが続いている。純子にいたっては壊してしまう危険性がある中での勝利だった。裏技を使わなければおそらく負けていた。
 それなのに、S部隊にはまだまだ上が居るという。
 純子と会うまではS部隊の事を甘く考えていたかもしれない。C級トップという愛と優を倒した事で、もっと上でも何とかなるかもと考えていた。しかし、純子との戦いで上には上がある事、自分が知らない世界がある事を思い知った。慢心していたと思う。
 S部隊と積極的に戦ったり協力する気は無いが、これからも来るだろう挑戦に負けないためには鍛錬、修行を積まなければいけない。当面は気の回収の完成だ。これが仕える様になると、セックス後の疲労を抑えることができる。それで女性に与える快楽を大きくすると同時に練習回数を増やすことができる。それに技の最終段階、循環の元になる大切な技だ。

 気の量を説明すると次の様になる。
 武志は気の単位として"q"というものを考えた。気の中国語読み、"qi"からきている。
 そして1qを武志の体で毎日作成される気の量の十分の一とした。
 よって、毎日10qの気が作成され、一週間では70qが作られる事になる。そして武志の場合、体の中には最大200qの気を貯める事ができる。
 今まで美穂達を相手にする時は一人当たりセックス一回で大体20qの気を使っていた。すると回復に二日かかる事になる。
 回収の技を使う場合、40qの気を使って20qを回収すると40q-20q=20qとなり二日で回復できる。より多くの気を使いながら回復日数は変わらない。
 しかし、この技も万能ではない。回収した気は体全体に分散し再び使えるようになるのに時間がかかる。食物を食べてもすぐには消化吸収されず時間がかかるのに似ている。回収した気をそのまますぐ使えるようにするのが第五段階の技、循環である。
 また、気の知覚も完成させなければいけない。自分の流した気の知覚は回収や循環に必須である。またS部隊に気の使い手がいるか分からないが、もしいたら相手の気も知覚できるようにならないと勝負が難しくなる。
 まだまだやらなければいけないことは多い。武志は一層の修行を決意した。

次の章(第11章)へ

web拍手 サイトトップへ戻る
一条流の戦い:目次へ戻る
前の章(第9章)へ戻る

動画 アダルト動画 ライブチャット