<第1部:新サークル発足> <第1章>  武志《たけし》は祖父武彦の遺体を焼く煙が初秋の青い空へ昇っていくのを見てもあまり悲しくはなかった。どうしても祖父が死んだと言う事が実感できないでいた。三日前まで厳しく修行を付けてくれていたのに、二日前急性心不全で突然倒れ、病院に運ばれてそのまま息を引き取った。享年六十八とまだ早い幕切れだった。そのまま通夜、葬式と慌しい中を時間が流れ悲しむ暇が無かった。  葬儀には生前の祖父の人柄からか多くの人が弔問に来た。工場勤務の時の同僚や後輩、定年後始めた気功サークルの教え子、近所の人など。親戚や父の会社関係を除いて百人以上も来てくれたのは表向き市井の人として生きた老人の割には多いほうだろう。  家族が葬儀場で初七日、精進落としを済ませ家に帰り着いたのは夜七時近かった。いつも祖父、両親、武志の四人で囲んでいたテーブルは一人欠けただけでとてもさびしく感じられる。父親が饒舌ではない分、祖父がいつも冗談を言って場を盛り上げていたが、その祖父がいないと会話も少なく、空気まで寒々しい感じがする。  それでようやく武志は本当に祖父が死んだと感じる事ができた。  それから一週間あまり過ぎた土曜日の夜、武志は父の武雄に書斎まで呼ばれた。  武雄はいつもより真面目な顔で、真剣に聞けとでも言いたげに武志に話始める。 「お前も知っている通り一条流は一子相伝の教えだ。本来ならば私が爺さんの後を継ぐべき所だが、私は結婚してるし会社もある。修行と言って母さん以外の女性と寝る事は考えられない。一応免許皆伝は受けているが、これ以上修行する事はできない。そこでお前が爺さんの後を継がないか。才能や今後の可能性からいっても、お前が継ぐべきだろう」  そう言って武雄は武志に一つの箱を差し出した。 「これは?」  武志が疑問の声を上げると、武雄は答えた。 「爺さんの遺品から出てきた。古い方は先祖から代々伝わる古文書で、新しい方はじいさんが作った現代語訳と資料だ」  武志が蓋を開け中を見ると古い巻物と、使い込まれたノートが入っている。  武志がノートを手に取り中を見ていると武雄は話を続けた。 「私が修行した時には古文書しかなかったから、訳と資料はじいさんが今までにコツコツと書き溜めた物だろう」  訳は古文書を現代語訳した物に祖父なりの考えが注釈として書き加えられている。資料には祖父が独自に調べた事や考えが雑然と書き連ねてある。 「おそらくじいさんはお前が二十歳になったら折を見て渡そうと思ってたんじゃないかな。お前は古文書なんか読めないだろ。まあ、私も読めないけどな」 「それで、俺にこれをどうしろって言うんだ」 「好きにすればいい。そのまま何もしないで保管してもいい。お前に子供ができた時に受け継がせてもいい。いっその事、燃やしてもいいぞ。現代で普通に生きるには必要無い物だからな。ただ私の考えを言うと。お前は才能があるようだから、これを活かす生き方を考えても良いんじゃないかな。じいさんはお前に後を継いで欲しかったんだと思うぞ」  武志は祖父が自分に後を継がせようと思っていたと言う話を初めて聞いた。 「じいさんは戦争真っ只中で育って、戦後の混乱期から定年までずっと働き詰めだったからな。先祖の技については俺に基本を教えるのが精一杯で、自分の技を極めるとかできなかったはずだし。私も、まあ、あんまりいい生徒じゃなかったしな。じいさんが定年後お前の修行に一生懸命だったのは、自分の代でご先祖様からの技術が途絶えるのが忍びなくてお前に継いで欲しかったんじゃないかな。武志は才能があるって何度も言ってたし」  武雄はお茶を一口のみ話を続けた。 「私は才能がなかったから、見込みのあるお前に技術の継承と発展を任せたかったんだろう。私もその資料を一通り見てみたが、じいさんは先祖の技術と現代科学を融合させて一条流の更なる発展を目指してたみたいだ。でも戦争嫌いのじいさんの事だから、争いの元になるような先祖の技術をどうしたかったのかは分からないけどな。まあ、じっくり考えて結論を出しなさい」  武雄はお茶の残りを一口で飲みほすと、もう話は終わりだとばかりに武志にうなずいた。  武志は箱を受け取り部屋に戻り、あらためて祖父が作った資料を見てみた。そこには祖父が知りえた範囲での一条流の歴史や性に関する技術について書かれていた。  戦国時代、子を作る事は大きな問題であった。男子は跡継ぎ、女子は政略結婚のため、他にも人質、養子縁組など子の重要性は高かった。しかし、戦国大名の中には子に恵まれない者もあり、自然発生的に性に関する技術が生まれ、それを研究する者が出てきた。海外との交易が盛んになると中国の房中術の考えも取り入れて発展した。だが、大名達が愛妾を多く召抱えるにつれ、その考えも変わってきた。武士たる者、妾を満足させてこそ男子たると、子をなすだけではなく女性を満足させ自分も性を楽しむ考えが加わってきた。  そういった教えの中で一番大きな勢力を誇ったのが一条流である。江戸時代に入ってからは幕府に旗本として使え代々の将軍に性の技術を教え現在に繋がる。  よって一条流は教えの対象を男性だけに限定している。大奥、後宮、女忍者などから派生して女性を対象にした他流派とはそこが大きく違う。  武志はその一条流嫡流の末裔にあたる。  資料は他にも他流派の事についてや、現代科学との関連についての考察など、多岐にわたっていた。祖父は自分でも急に死ぬとは思っていなかったためか、書きかけの物も多かった。特に医学との関連については高等教育を受けていない祖父には難しかったのか記述がとても少ない。  小学校入学と同時に始まった武志の修行は肉体的な技術ばかりで、この様な知識について武志はほとんど知らなかった。 (ほんとにこんな物どうすればいいんだよ)  大学二年で二十歳の武志は祖父から受ける修行はまだまだ続くものと思っていたし、将来の事を考えるのは就職活動の始まる三年になってからでいいと思っていた。それに祖父の後は当然、父が継ぐものと思い、心構えなど何もしていなかった。  いきなり五百年も続く一条流の後を継げといわれて、はい分かりましたと言えるものではない。  いくら考えても結論などすぐには出ない。祖父が主催していた気功サークルは当面休みにすると連絡してある。じっくり考える事にして武志はベッドに潜り込んだ。  しばらくの間、早朝は小学校からやっているトレーニング、昼は大学、夜は祖父の資料を読むという日々が続いた。二週間がたち、武志は欲求がだんだん溜まってくるのを感じていた。最後にセックスしてから三週間にもなる。  一条流では原則として初体験後の自慰での射精を禁止しているので、若い武志としては欲望を抑えるのが難しくなってきていた。祖父がいない今はそんな決まりを守らなくても誰にもしかられないが、この二年間守ってきた決まりをいきなり破るのは気が引ける。祖父が死に一ヶ月も経たないのだ。それに武志は元来真面目な性質なので決まりを破るのには大きな罪悪感を感じてしまう。  この数日は通学途中や大学構内で女性を見るだけで股間に血液が集まるのを感じ、頭の中が熱くなってくるまでになっていた。  武志は童貞ではない。十八歳になってからは、祖父が紹介してくれた女性を相手にセックスを学んできた。ほとんどが年上の女性で未婚者や未亡人だったが、一週間か二週間に一人はセックスをしてきた。相手は性について悩みを持つ人達で武志とのセックスを通じて悩みを解消するのが目的だった。  今まで自分で相手を探してセックスをした事は無い。祖父からみだりに技術を使うなと言われ、勝手なセックスを禁止されていたせいだ。  武志は顔こそどこにでもいそうなごく普通のおとなしい顔をしていたが、身長は175cmと高めで体はトレーニングにより筋肉質で引き締まっていた。性格も真面目で人に優しい。その気になればすぐにでも彼女はできそうだが、祖父から交際は止められていた。  そのため女の友達はいたが付き合ったりした事はない。中学、高校と何度か告白された事はあったが忙しいからと丁寧に断っていた。  そしてついに欲求が溜り我慢できなくなったある日、武志は祖父のやっていた気功サークルのメンバーの一人である美穂に連絡を取った。  美穂は三十二歳、バツ一の会社員で武志の初めての相手である。この二年間で何回ともなく体を重ねている。気功サークルが集まる時に使っていた公園へ日曜日に呼び出した。セックスしたいというのもあるがサークルについて相談したい事もあった。  十月の公園は運動の秋とでも言いたいのか、それとも天気が良いせいか家族連れやカップルがのんびりしたり、犬と一緒に走っていたり、そこそこ人でにぎわっている。  武志がここに来るのは一ヶ月ぶりだった。先日までここで行われていた気功サークルへ武志は時々参加して一緒に練習した事もある。祖父が別の用事で来られない時などは、祖父の指示で簡単な指導もやっていた。  美穂は約束の十時ちょうどに現れた。下は膝上のフレアスカートに上はブラウスにカーディガンを羽織っている。社会人としてバリバリ働いているせいか、年よりは若く二十代後半くらいに見える。勝気な性格のせいか顔は少しきつい感じがするが厚めの下唇はエッチな感じがして、そこそこ綺麗な方だ。身長は武志より頭半分低く中肉中背。外資系キャリアウーマンらしく週に一度はジムに通って体型と体力維持に努めている。だが、年相応に腰周りには脂が乗りヒップも大きく、歩く姿を後ろから見ればかぶりつきたくなる。 「お久しぶりね、武志君。この度は大変だったね」 「美穂さん。お久しぶりです。祖父の葬儀に来て頂いてありがとうございました」 「そんな他人行儀な事言わないで良いわよ。武彦さんには私もお世話になったんだから。それより、今日はどうしたの。またエッチがしたくなった。今日なら大丈夫よ。私も生理前で欲しいなあって思ってた所なの」  美穂のストレートな言い方に武志は少しはにかんだ。 「それもあるんですけど。サークルの事で聞いてみたい事や相談したい事があって」 「いいわよ、何でも聞いて」 「祖父がやってた気功サークルなんですけど。俺は人に教えられるほど詳しくないし、他に教えられる人も知らないし、解散させてもらおうかと思ってるんですが、どうでしょうか」 「それは仕方がないんじゃない。そもそも、あのサークルは武志君の為におじいさんが作ったようなものだし」  武志は驚いた。そんな話聞いた事がない。 「どういう事ですか。俺はじいさんの暇つぶしかと思ってました」 「半分は私の想像なんだけど。武志君はおじいさんにセックスを教えてもらってたんでしょ。それで女性のセックスの悩みを解消すると同時に武志君の相手を探す。一石二鳥を狙ってメンバー集めの為にサークルを作ったんじゃないかな」 「確かに、メンバーの中の何人かはご一緒させてもらいましたけど」 「私もだけど、女性メンバーはけっこうおじいさんにセックスの相談をしてたのよ。おじいさん、なかなか話がうまくて、いつの間にか乗せられてエッチな話になっちゃうの。その中から武志君とセックスしたらお互い良さそうな人を選んでたんだと思うのよ。そのせいか、メンバーは女性が多かったし。それにメンバー以外で武志君がエッチしたのって、多分メンバーの口コミでおじいさんにセックスの相談に来た人だと思うわよ。私も一人紹介したし。私と同じくらいの年で美和って人を覚えてない。彼女は私が紹介したのよ。あの後、セックスで感じられる様になったって喜んでたわよ」  武志は昔の事を思い出していた。そういえば一度相手をした中に美和という人がいたような気がする。けっこう綺麗な人だけど不感症で悩んでいた。感じやすくなるように気の道を通りやすくしてあげたはずだ。 「だからサークルは一旦解散して、メンバーの中からエッチの相手だけを選んで武志君が新しくセックスのサークルを作っちゃえば良いんじゃない」 「えーっ。そんな事して良いんですか。そんなの二股どころの話じゃないし、女の人が怒っちゃうんじゃないですか」  男が一人で女が複数のセックス・サークルなんて非常識なものに女性が参加するとは思えない。 「そんな事ないわよ。武志君は気付いてないかもしれないけど、女性側は口には出さないだけで、武志君が他の人ともエッチしてる事知ってるわよ」 (えーっ、他の人にはばれてないと思ってたのは俺だけか。俺は一生懸命他の人にばれないように気を付けてきたのに。最初から言っててくれればもっと気が楽だった。でも、それはじいさんが俺に安易なセックスをさせないよう考えていたのかもしれないな)  そう考えると武志は損をしたような、悔しいような、でも、それで良かったような複雑な思いがした。 「美穂さんはそれでも良いんですか」 「私はそれで良いわよ。武志君の事は好きだけど、結婚は一回失敗してるから今は考えられないし。仕事が忙しくてたまにしか会えないから武志君を束縛する気もないし。たまに会って、その時にいっぱいエッチしてくれたら私は満足よ」  なにか武志は納得しきれない。それでは自分は単なるセックスの道具のような気がする。 「でも、俺の気持ちってものもあるし……」 「何よ今までさんざんエッチしまくって来たくせに。別に今までと何も変わらないでしょ。それで、メンバーの連絡先は分かるんでしょ。今晩でも全員に連絡したら良いわ。それで来週にでも新サークルの顔合わせでもやりましょうよ」 「そんな急にですかぁ」 「こんな事は勢いでさっさとやった方が良いのよ。メンバーの中には長い間エッチしてなくて溜まってる人もいるはずだし。そうと決まれば、二人で新メンバー選定と前祝をやりましょう」  美穂は武志の手を引くとずんずんと歩き出した。武志は仕方がないなという顔をしながら美穂に引っ張られて歩き出した。  二人は早めの昼食を軽く取りながら、新しく作るセックスサークルのメンバーについて話し合った。それが終わると美穂は、さっそくとばかりにラブホテルへ向かった。  美穂は何を急ぐのか手近のホテルに入ると一番高い部屋を選び、ずんずんと進んでいる。武志は気後れしながらも早足で付いていく。  部屋に入り靴を脱ぐと待ちきれないとばかりに武志に抱きつき、口に吸い付いてきた。舌を差し入れ、武志の口の中をひとしきりかき回して味わう。  しばらく激しいキスをしてから口を離した。少し落ち着いたようだ。 「実は昨日、武志君から電話があってから体がほてって仕方がなかったの。今日、時間は大丈夫なんでしょ」 「晩飯までに帰れば良いですけど」 「時間はたっぷりあるわね。お葬式以来してなくて溜まってるんでしょ。いつもみたいに遠慮はしないで、何回でも好きなところへ出していいのよ。今日は大丈夫な日だから」  武志はいつも一回のセックスにつき一回しか射精しない。祖父からの教えというか一条流の考え方なのだが、人間が一生の内に射精できる回数は決まっていると教えられている。それに射精は単なる挿入より著しく気を消耗する。女性を満足させる事を重要と考える一条流では子作りではない楽しみの為のセックスでは、射精の回数を減らして気の節約を図り長時間女性を喜ばすほうを良しとする。  回数に科学的な根拠はないが、歴史上の荒淫の人物がほとんど早世している事から、あながち間違いともいえないと武志思っている。  そこで一条流が重要と考える二つの点のうちの一番目として射精のコントロールがある。  武志も修行を始めた頃は射精を我慢する事を厳しく教えられた。そして、ある程度我慢ができるようになると次は射精の一歩手前の気持ち良さを持続させる事を教えられる。そして最終段階として好きな時に射精することを教えられる。  射精は八年の修行でかなりコントロールできるようになっている。しかし、今日は時間もある事だし、何回射精できるか自分の限界に挑戦してみたい気もする。祖父が亡くなり抑えていたものが無くなって、羽目をはずしたくなっているのかもしれない。  美穂は武志をどんどん脱がしていく。ジャケットを剥ぎ取り、シャツのボタンをはずす。武志の胸板があらわになるとさわさわとなでる。 「相変わらず良い体してるわね」  そう言いながら、美穂は武志の胸に唇を這わす。唇で胸の筋肉の縁をなぞっていく。左手は背中に回し、右手でズボンの上から股間をまさぐる。  肉棒は一ヶ月に及ぶ禁欲ですでにガチガチに硬くなり、ズボンに形を浮き上がらせている。美穂はその形に合わせてやさしく上下にさする。  武志の肉棒は大きさ、太さは平均よりちょっと上の程度だが、硬さは人並みはずれている。それにカリが釣り針の返しのように広がっている。これで擦られると女性は内臓を引きずり出されるような感覚がするらしい。  武志は眼をつむり、淡い快感を噛み締める。ゆっくり大きく息をして、意識を集中し気を丹田に集める。  今にも暴発しそうな射精感を精神で押さえ、快感だけを感じ取る。  美穂は武志のベルトを外し、ズボンを脱がしていく。トランクスを降ろそうとすると昂ぶりきり真上を向いている肉棒がひっかかり邪魔をする。美穂は武志が痛くならないように気をつけながら、トランクスを下ろした。 「男の匂いがする」  美穂は武志の股間に鼻を寄せ。大きく息を吸う。剥けきった亀頭の裏側から袋の下まで鼻を鳴らし匂いを嗅いでいく。二人ともシャワーを浴びていないので、秋とはいえ武志の体にはけっこうの匂いがこもっていた。 「この匂いは何度嗅いでも興奮するわね」  美穂は何度も大きく息を吸い香りを楽しみ十分満足すると、舌を伸ばし亀頭の先端をぺろりと舐めた。 「はうっ」  武志は思わず腰を引いてしまう。  美穂はいきなり口に咥えるような事はせず、舌を伸ばしたまま亀頭を舐める。唾液に塗れて光るまで舐めると、舌をだんだん根元にむけて下ろしていく。一旦根元まで降りると、別の場所を舐め上げていく。そうして肉棒全体が唾液に濡れるまで舐めていく。  すでに肉棒は限界まで硬く大きくなり、先からは絶えずガマン汁をにじませている。  そこまでして美穂はようやく亀頭を口に含んだ。まだ頭は動かさず、そのまま舌を絡み付けて亀頭を責める。 「ああぁー」  武志は久しぶりの感触に満足の声を漏らす。二十歳の男が一ヶ月も射精をしていないのだ。相当の量の精液が溜まり、恐ろしいほど濃縮されている。普通の男なら舐められただけで吹き上げてしまう所だが、小学生の頃から鍛錬している武志は強い精神力で耐えている。  美穂はようやく抽挿を始める。唇を適度な圧力で締めながら頭をゆっくり上下させる。その時舌を動かし快感を増やす事も忘れない。  十歳以上も年上の女性が赤い唇を淫らに開き肉棒を咥えている姿を見ると武志はたまらなくなってくる。  美穂の唇の端から唾液が糸を引いて垂れていく。 「美穂さん、もう……」  まだ我慢する事はできるが、せっかくの機会だと、武志は我慢する事を止めた。美穂が精飲が好きなのは今までの付き合いで知っている。一発目は口の中に出す事にして、肉棒からの快感を噛み締める。腰がしびれ、玉が持ち上がってくるのが分かる。  美穂は抽挿のスピードをあげ、肉棒に指を絡めた。美穂の指は細く、長く、白い。それが肉棒に絡められているととても淫靡に見える。  武志は美穂の頭に手を置き、前後に揺すり始める。美穂は指を唇に当て動きが深くなりすぎないように調整しながら限界まで肉棒を飲み込んでやる。  美穂は今まで会った女性の中で一番フェラチオがうまいと武志は思った。前の旦那に仕込まれたかと嫉妬の気持ちが頭をよぎる。  唇の力の入れ加減が絶妙で搾り取るように締め付けてくる。舌の動きも忘れないし、下半身がとろけそうに気持ち良い。  武志は限界が近づいてきた。美穂は亀頭が膨らみ射精は近いと察すると、頭の動きに回転を加え肉棒にひねりまで与えてくる。  武志はこれにはたまらなかった。 「で、出ます」  喉の奥まで突っ込みたいのをこらえて、亀頭だけを口の中に残し、発射の引き金を引いた。両手で美穂の頭が逃げないように押さえている。  びゅるるるー、びゅるるるー、びゅるるる。  美穂は熱い塊が口の中を叩くのを感じた。一か月分の大量で粘度が高い精液が美穂の口の中を満たす。  美穂は射精を助けるように自らも亀頭を吸う。射精のスピードが速くなり武志の快感がさらに強くなる。  射精は数度の激しいものだけで終わらず、まだ小さく出ている。  びゅるっ、びゅる、びゅる。  ようやく武志は精液を出し切り荒い息をした。腰の周りが溶けている様な、ピリピリした感覚がする。  眼をつむり大きく息をしながら余韻を楽しむ。  美穂は口の中の物を難なく飲み込んだ。全て飲み込むと、亀頭を強く吸い、棹の中に残った精液もちゅるんと吸い取ってやる。  何も言わなくても飲み込み、残り汁まで吸い出してくれる美穂を見て、武志は小さい征服感を覚える。 「相当溜まってたんじゃないの。量も多いし、すっごく濃いわよ。まるでゼリーみたい」  美穂が少し呆れた口調で言う。  一条流では食べ物にも教えがあり、貝類、海草、青魚が良いとされ、武志の家では毎日の様に食卓に出される。精液が濃いのはそのせいかもしれない。 「シャワーは後でいいでしょ」  美穂は武志の手を取りベッドに誘った。 「望む所ですよ」  美穂は武志を全裸にして寝かせると、その上に覆いかぶさり武志の体の匂いを確かめながら全身にキスをして舐め回した。  美穂は性格からかいつもイニシアティブを取りたがる。武志は舐め回されるのは嫌いではないので美穂の気が済むまで自由にさせてやる。  美穂はマーキングしているかの様に武志の体中を自分の唾液で濡らしていく。顔から始まり、首、肩、腕、胸、腹、脚はもちろん、手の指、足の指も一本ずつ丁寧に舐めあげていく。ただし股間だけは先ほどのフェラチオで十分楽しんだからいいのか、じらすためか口を付けない。  一度出しているにもかかわらず肉棒は硬くなり、美穂の愛撫に合わせて揺れ、腹を叩いている。  表が終わると武志をひっくり返しうつ伏せにすると、次に体の裏側を舐め始める。背中や膝の裏など武志の弱い所を探しながら舐める。お尻の穴は好物なのか特に丁寧に舐める。やさしく舐めるかと思えば、尖らせた舌先でチロチロと高速に舐める。穴だけではなく穴の周りや尻の頂までまんべんなく舐める。十分味わって味と匂いがしなくなると舌を穴の中に差し込んで内側を楽しむ。  武志は肛門が弱点で、思わず、うひゃうと変な声を出してしまう。美穂はその声が楽しいのか、舌を出し入れしたり、舌を入れたまま中で動かしたりして武志の反応を楽しむ。その度武志は軽い悲鳴を上げる。  肛門を責められると体中の力を吸取られるような情け無い気持ち良さがある。お尻から背中を通って頭までくすぐったい様な、痺れる様な感覚が突き抜ける。武志は肛門が弱点であると自分で分かっているのに、せがむように尻をくねらせてしまう。  美穂は一通り舐め終わると最初の方の場所は乾いてしまっているので、もう一度元に戻って舐め始める。そうして、武志の若い体の味を存分に楽しみ終わる頃には、武志の股間は最大限まで張りつめ硬くいきりたっていた。 「来て」  美穂は我慢できなくなったのか武志の横で上向きになり手を差し伸べた。  武志は膝立ちで美穂ににじり寄る。美穂は両脚を大きく広げ、武志が入れやすいようにする。武志からは何も愛撫をしていないのに、すでに秘肉はじっとりと濡れ、尻に向かって汁が垂れてきている。  武志は肉棒を数回秘肉の入り口に擦りつけ淫汁をまぶす。そして先端を秘肉に当て準備する。 「入れますよ」  そう声を掛けると、ゆっくり腰を進めていった。先端が温かくぬるぬるしたものにくるまれる。一ヶ月ぶりの感触に武志は目を細める。  気持ち良い。  先ほど口の中に一回出しているので射精感はまだ遠く、快感だけを味わう事ができる。  腰をそのまま進め、肉棒を埋めていくと、温かい感触が棹に広がっていく。溶けるように気持ちよい。  美穂は出産経験はないが、離婚歴があるだけに、秘肉は十分こなれ硬さは感じない。適度な柔らかさを持った肉がやんわりと武志を包んでくれる。濡れ具合も十分で抵抗を感じさせないで肉棒を飲み込んでいく。  肉棒が最奥へ届いた。先端にコリコリした物が当たってさらに気持ち良い。子宮口だ。  美穂も久しぶりの肉棒に、秘肉が熱く燃え快感が子宮から脳まで焼くのを感じる。  武志は肉棒の先を通して子宮口に快楽の元である『気』を少しずつ送っている。気は子宮口から子宮、脊髄をとおり脳の快楽中枢まで送られる。美穂の体は武志との何回にも及ぶ性交で気が通りやすくなり、激しい快楽を感じるようになっている。  美穂は武志が一条流の使い手だという事は知らないので、体がなじんでいるとか、武志が感じるポイントを覚えていて凄いテクを持っていると思っていた。相手の女性の感じるポイントを探り当て、そこをタイミング良く責める事は一条流の基本的技術として武志は習得している。それに加えて気を送る事で美穂は普通の男相手では得られぬ快楽を得ているのである。  一条流の重要な考え方の二番目が気のコントロールである。気とは現代風にいうと生体エネルギーにでもなるだろうか。普通の男だと射精時に気が一度に放出されるが、一条流では気を自由にコントロールして相手に流し込む事により、性的技術との相乗効果で大きな快楽を相手に与える。  気は舌先、指先、亀頭から出て、相手の体全体に送る事ができるとされている。送られた気は体の中を通りながら、そこに快楽を与え最後に脳に達すると考えられている。一条流の教えでは子宮口、陰核、乳首、肛門、口などが気を受けやすく感じやすいとされている。  気を出す事は少しずつ射精を行う様なもので体力を消耗する。その為、一条流では基礎体力の増加を重要視しており、武志は幼少の頃より毎日のトレーニングを欠かした事はない。10キロの走りこみ、腹筋・背筋の強化、腕立て伏せ、レッグプレスが主なメニューで全身の筋肉を鍛えている。  上級者になると、相手に与えた気を回収して再び相手に与える事ができるようになる。こうすると無限に気を送り続けられるようになるが、修行の途中である武志にはまだできない事である。  よって武志は限りある気を少しずつ送る事で有効に使っている。  美穂は久しぶりのセックスだということも手伝い、生涯最高の快感を感じている。子宮が燃える錯覚を覚え、頭の中が白くなり自分の状況が分からなくなる。ただ無意識の内に腰を振り武志の動きに合わせる。 「あっ、あっ、あっ、あっ」  武志が腰を突き入れるたびに声が漏れ出る。どうしてこんなに感じるのか自分でも分からない。肉棒に支配され屈服させられ、これ無しでは生きられない気がする。肉棒がただただ愛しい。  武志はピストンに合わせ、節約することなく秘肉に気を送り込み、休むことなく絶頂させ続ける。  美穂は先ほどから何度も軽い絶頂を迎えている。それでも武志は動きを止めない。そして美穂は何度も大きい絶頂に襲われる。 「すごい、すごい、すごい、すごい」  幾度もの快感の波に飲み込まれ、その度に大きな声をあげている。あまりの快楽に意識がだんだん遠のいていく。 「あーっ、もー、おかしくなるー、早く、早く来てー」  もっと武志を感じていたいのにと、美穂はもどかしく思う。武志の背中に手を回し、力いっぱい抱きしめる。乳房が二人の胸の間で潰されゆがむ。少し息苦しいがそれさえ快感に感じてしまう。  腰を武志に叩きつける様に持ち上げると、肉棒の先端が一番奥にごんごんとぶつかり、さらに快感のレベルが上がる。 「もうダメ、出して、出して、中に出してー、はやくー」  武志は美穂の体力が限界に近づいたと見て、最後の責めだと大きく腰を動かし、肉棒を子宮口に押し付ける。我慢を止め、いつも以上の気を送ると同時に射精の引き金を引く。精液が肉棒を通る快感に腰を震わせる。少しでも奥へ出すために美穂の腰を強く引きつけ精液を秘奥へ叩きつける。  びゅるびゅるびゅるーっと、一回目のフェラの時以上の量の精液が飛び出していく。  美穂の体の中を今まで味わった事の無い快楽が子宮から脳まで一気に突きぬけ、頭の中で爆発する。 「あっ、んんー……」  美穂は声も出せず、息を詰め、力一杯武志の体にしがみつき、肉棒をひとしきり強く締め付ける。体がガクガク震え、秘肉がピクピク痙攣し武志を喜ばせる。その後体中から力が抜け落ち動かなくなってしまった。あまりの快楽の激しさについに気を失ってしまった。  武志は最後の一滴まで出し尽くすと入れたまましばらく余韻を楽しんでいたが、美穂が目を覚まさないので肉棒をぬるりと抜き去った。  美穂の股間から精液がどろりと溢れ出し、お尻を通ってシーツに垂れるが、それでも美穂は反応しない。  武志は浴室で軽く体を清め、タオルをお湯で濡らし蒸しタオルを作ると美穂の股間をきれいに後始末してやる。  時計を見るとホテルに入ってから二時間ちょっと経っている。この間に美穂は何回達しただろう。数えてはいなかったが大きくイッたのは少なくても五回以上、最後のほうは細かくイキ続けた様だし、最後は失神してしまった。  武志が出したのは最初のフェラで一回、最後の中出しで一回の計二回だ。今日は限界まで挑戦しようと思っていたが美穂がつぶれてしまったので試す事ができなくなった。  今までのセックスでは修行も兼ねてなるべく気を節約していたため、相手の女性がこれほどイキ続ける事はなかった。今日は今までより多く気を使ったが、まだ半分近くは残っている感じがする。まだ修行途中の自分が力半分で、これだけ女性を感じさせる事ができるという事は、祖父や奥義まで極めた先祖はどれほどすごい力を持っていたのだろう。そう考えると武志は少し怖い感じさえした。  武志が一時間くらい美穂の横で物思いにふけっていると、美穂の眠りが浅くなってきた。やさしく声をかけ美穂を起こす。 「あれ、私どのくらい寝てた」  少し寝ぼけながら美穂が言った。 「一時間くらいですよ」 「私、気を失ってたのね。今日の武志君は凄かったわ。前までの武志君も凄くて、体中がしびれて頭の中が真っ白になって死んじゃう、死んでもいいって感じだったけど。今日の最後の方は、もう何も考えられなくて、声も出せないくらい体中がしびれて、最後は頭と体の中で何かが爆発して死んじゃったって感じだった」 「死んじゃうじゃなくて、死んじゃったんですね」 「そう、だから今の私は一回死んで生き返った感じ。今日はいったい何をしたの」 「一ヶ月ぶりだったし、じいさんが死んで何か吹っ切れたのかもしれない」 「でも今日みたいなのは特別な日だけにしてね。癖になったら困るし、そうしょっちゅう死ぬわけにはいかないからね」  美穂は冗談とも本気ともとれる口調で言った。 「腰が痺れてまだ動けない。やっぱり武志君は私だけでは相手しきれないわ。早くセックスサークルを作って、やりまくって発散させたほうがいいわよ」 「今晩にでも、みんなに電話をかけてみますよ」 「私の方からも電話をかけておいてあげる。その方が話が早いでしょ」 「よろしくお願いします」 「それで来週の日曜なら私は開いてるわよ。生理もちょうど終わってると思うし。やりまくれるわよ」  そう言って美穂はうれしそうな眼で武志を見つめた。 <第2章>  美穂と会った日の夜、武志は祖父の気功サークルのメンバーに解散の連絡をした。全員祖父が亡くなった事を知っていたので、仕方がないと納得してくれた。そのうち、美穂以外で体を合わせた事がある女性四人には新サークルを作る事を伝えて次の日曜日に集まらないかと誘った。  日曜日には美穂と他に二人の女性が集まることになった。後で知った事だが武志が電話をするより先に美穂が四人に電話をしており乱交サークルに一緒に入ろうと誘っていたようだ。来なかった二人は武志と関係を続ける事に問題ないが乱交はちょっとという事で来なかったらしい。  そして日曜日に武志と女性三人の計四人が美穂の部屋に集まった。武志としては話をする事しか考えていなかったし、セックスをするにしても誰か一人だけだと思っていたので喫茶店で良かったのだが、乱交パーティーにするつもりの美穂がサークル立ち上げのパーティーをしようと自分の部屋を使うように言い張ったのだ。  美穂の部屋は2LDKで寝室と書斎とリビングがあった。三十代の働く独身女性らしく、シンプルな部屋はきれいに片付けられ家具やカーテンは淡い色で統一されとても趣味が良い。テーブルには酒、グラスと簡単につまめる料理が並べられていた。  冷蔵庫から料理を出したり、シャンパンを抜いたりてきぱきと準備をしている美穂は自分の部屋らしく少しくだけた服装をしている。デニムのスカートは前がファスナーで、上に着ているプルオーバーも前がファスナーで全部が開くようになっている。いかにも脱がしやすそうな服だ。  武志は普段から服装にあまりお金をかけないのでシャツにジャケット、チノパンといかにも大学生というこざっぱりした感じだ。  準備ができた所で四人はソファーに座った。武志と美穂のほかには麗華と和子が来ていた。  麗華はそれなりの家の娘で親のコネで入った大きな会社の受付嬢をしている。二十三歳で社会人一年目だ。武志に紹介されたのは麗華の心の傷を癒すためだった。麗華は168cmと背が高く、胸は小さいがスリムで手脚は細くモデルのようなスタイルをしている。黒くつややかな髪を肩まで伸ばし、おとなしそうで美しい顔とあいまって、いかにもお嬢様という感じの雰囲気を漂わせている。武志は今まで話した事のある女性の中で一番綺麗だと思っている。  その美しさが災いして、女子高時代に教師にレイプされた経験があった。教師は最低限のモラルがあったのか、外に出したため幸いにも妊娠しなかった。その教師に言う事を聞かないと周りに全部ばらすとその後も脅されたが、今度手を出したら遺書に全てを書いて自殺しますと話しに乗らなかった。写真などを撮られていなかった事もあり、教師は二度と近寄る事はなかったが、麗華はすっかり男性恐怖症になり、男性との肉体的接触を極端に嫌がるようになった。  受付嬢という仕事柄男性との接触は避けられず、悩んだ麗華は人づてに聞いた祖父の武彦に相談した所、一番簡単な方法として武志を犯す事になった。武志は祖父に全裸で縛られてベッドに転がされた。麗華は美穂他のメンバーに見守られ励まされながら、武志をおもちゃにして犯した。教師にレイプされた時は初めてのこともあり恐怖や苦痛しか感じなかったが、武志の時は二回目で痛みも少なく、武志が気を送った事もあり、絶頂に達する事ができた。  それ以来、男性恐怖症は軽くなり普通に男性と接する事ができるようにはなったが、男性と付き合うのはまだ怖いらしく彼氏はいない。武志とのセックスは気に入ったようで定期的に武志とは体を合わせている。  麗華は家柄からいって将来は親に薦められた相手と結婚しなければいけない。年齢からいって後数年で親に結婚させられてしまうだろう。せめてそれまでは自分が選んだ相手と時間を過ごしたいと思っている。  親のほうも娘が男と会っているのは薄々感付いているようだが、娘を信用して今くらいはと黙認している。  武志との最初の時が他の女性に見られながらだったという事もあり、美穂の乱交という言葉にそれほど拒絶する事もなく今回参加している。今日は体のラインを隠したミニのワンピースを着ており清楚な麗華のイメージにぴったりの服装だ。  もう一人の和子は三十六歳の未亡人で十歳の子供がいる。一年前に夫を交通事故で亡くしている。慰謝料や保険金で当面生活費に困る事はないが熟した体を持て余していた。子供は死んだ父親の事をまだ覚えており再婚する気は無いが、セックスレスのせいか容姿の衰えを感じていた所、武彦を紹介され武志と寝る事になった。気功のせいかセックスのおかげか最近は自分でも容姿が年齢より若く感じられる。それ以降、武志との関係が続いている。  乱交には少し抵抗があったが、武志との関係を続けられるのならと今日は子供を親に預けて参加している。  一人の子持ちとは見えず、熟した女性のなまめかしさと三十代前半に見られる若さが同居している。体には適度に脂が乗り、胸は少し垂れつつあるがEカップの大きさを誇っている。  膝までのゆったり目のスカートをはき、上は豊な胸がブラウスを高く持ち上げている。  四人はシャンパンで乾杯した後、かるく食べ物をつまみながら話を始めた。 「美穂さん、いきなり乱交サークルとかって話になってるそうじゃないですか」  武志は待ち合わせ場所で和子から聞いた美穂の話を問い詰めた。 「だって武志君の口からは言いにくいでしょ。だから私が代わりにみんなへ話してあげたのよ」 「俺は今までみたいに一人ずつお相手するつもりだったんですけど」 「それじゃあ、武志君が人数をこなせないでしょ。乱交でもいい人は一緒に楽しんで。二人きりがいい人は二人だけで会えばいいのよ。そのかわり二人きりがいい人は順番が余り回ってこない様にするの」 「和子さんと麗華さんはそれでもいいんですか」 「私はいいですよ。武志さんとはできるだけたくさんお会いしたいと思ってますので」  和子は色っぽい笑顔で答えた。 「私も良いです。私は最初から他の人に見られながらだったですから。それに女子高でしたから女性同士にあまり抵抗がないんです」  麗華はいたずらっ子の様に微笑んだ。 「武志君は女性三人一緒なのは別に嫌じゃないでしょ。逆にうれしいんじゃないの」 「どちらかというとうれしいですけど。三人もなんてやった事ないですから」 「なんでも初めてはあるんだから、とりあえずやってみればいいのよ」  三人がけのソファーの真ん中に武志が、その左に和子、右に麗華。横に置いてある二人がけのソファーに美穂が一人で座っていた。  軽く酔いが回ってきたのか、両側から和子と麗華がいちゃいちゃと武志にくっついてきた。美穂はそれをニヤニヤしながら見ている。 「和子さん、麗華さん。美穂さんが見てますよ」 「私の事は気にしなくていいから。私は先週楽しんだから今日は二人がメインなのよ。私は途中から参加するから」  その言葉を合図に麗華と和子が両側から武志の頬にキスをした。武志がくすぐったがると、和子は年の順だと言わんばかりに、武志の頭を持ち自分のほうを向かせると激しくキスをした。二ヶ月ぶりの男に早くも我を忘れ激しく吸い付いている。しかも相手は自分と一回り以上年の違う青年である。中年男が女子高生に興奮するように、和子も年下の男に激しく興奮している。  取り残された麗華は仕方が無く武志のシャツのボタンをはずす。  和子は武志の舌を唾液と一緒に吸い尽くすと口の中に舌を入れ舐めまわる。片手はズボンの上から武志の肉棒をまさぐっている。  麗華も和子につられて興奮してきていた。武志のシャツをせわしなく脱がすとさっそく乳首に吸い付く。キスマークが付きかねない激しさだ。片手は残った乳首を指先でくりくりいじる。  和子がようやくキスに満足したのか口を離して下半身に移動する。ズボンのベルトに手をかけ、かちゃかちゃ音を鳴らしはずしていく。ベルトを外し終わると、ファスナーを降ろし、力ずくでズボンを脱がしていく。武志は少し腰を浮かし和子に協力してやる。  トランクスがあらわになると、亀頭の当たる部分が少し濡れている。武志も美穂に見られながら二人に責められるという初めての経験に興奮して先走り液を漏らしてしまっていた。  和子をそれをみるともったいないとトランクスの上から吸い付き、かすかな塩味のする汁を吸い取っていく。  味が無くなるまで吸取るとついにトランクスに手をかけた。麗華もキスを一時中断して見つめている。  ゴムの部分が肉棒に引っかからないように気を付けながらトランクスを脱がす。武志も少し腰を浮かしている。  亀頭が現われると和子は待ちきれないとかぶりついた。 「和子さん、シャワーを浴びてから……」 「武志君、もったいないからいいの」  久しぶりの若い男の匂いをシャワーで流してしまうのはもったいない。和子は自分の子供と言ってもおかしくないほど年の離れた男の子の全てを味わいたかった。中年の男が若い女の汚れなど気にならないように、和子も武志のものなら汚さなど感じないどころか、もっと汗をかいてから来て欲しいくらいだ。  和子は武志のトランクスを脱がしながら。口の動きを止めない。その間も鼻から若いオスの匂いを十分に吸い込む。その匂いがまた和子を興奮させる。大人の男の匂いと違った、力強さと若さを感じさせる匂いだ。  和子はトランクスを脱がし終わると、口に咥えたまま自分の服を脱ぎ始める。前開きの服なので咥えたままでも脱げるのだ。ブラウスとスカートを取り下着姿になると、手も添え本格的なフェラチオに入る。  テクニックは美穂に及ばないが、年相応の慣れで激しく頭を上下させ、喉のかなり奥まで飲み込んでいる。少し厚めの唇と舌がまったりと肉棒にまとわりついている。右手の指で輪を作り口に合わせて棹をしごき、左手には袋を乗せ、やわやわと転がしている。  武志は二人同時に責められるのは初めての事である。二ヶ所からの快感は相乗効果でそれぞれを別に責められるより何倍も気持ち良い。股間に意識を集中し我慢しようとすると乳首に快感を感じ、乳首を我慢しようとすると股間の快感が増す。  初めての事に一条流で大切な意識の集中の仕方が分からない。  麗華は和子がフェラチオをしながら服を脱いでしまったのを見て、負けてられないと一旦体を離し背中のファスナーを降ろすと一気にワンピースを脱ぎ去った。  下着姿になった麗華は控えめな胸を武志に押し付けながら口に吸い付いた。和子の口紅がうっすらと付いている事など気にかけず、激しくキスをする。自分の物にするために和子の痕跡を全て消し、自分の唾液を武志に流し込む。  武志は麗華の唾液をこくんと喉を鳴らして飲み込む。麗華の唾液は冷たくてサラサラしていて甘みを感じる。貴重な飲み物を飲まされている気になる。  三人の交わりをソファーから見ていた美穂は辛抱できなくなり服を脱ぎ始めた。下着まで脱ぎ全裸になった美穂は麗華の反対側から武志に抱きついた。  横で見ていたはずの美穂が突然乱入してきて三人は驚いた。しかも全てを脱ぎ全裸になっている。  和子と麗華は慌てて自分達も下着を脱ぎ全裸になり武志に抱きついた。  先ほどまで和子が下半身にいたので今度は麗華が取り付いた。上半身は美穂と和子が半分ずつ分け合っている。  麗華は和子には負けないと、必死に肉棒に吸い付いている。  武志はそれを見ると最高の興奮に達した。あの美しい麗華が口を突き出し美貌をゆがめて自分の肉棒を咥えている。今まで寝た中で一番年が近く美しい麗華と二人で居る時、武志は恋人気分を感じていた。本物のお嬢様である麗華と本当の恋人になれるとは思っていなかったし、体だけの関係だと分かっていたが二人きりの時は恋人の様に振舞っていた。  麗華と寝る時、今までは麗華が主導権を握るのが常だった。それが今日は床にうずくまり必死に肉棒をしゃぶっている。しかも上半身には別の二人をはべらしている。罪悪感と背徳感と気持ち良さが混ざり、鼻血が出そうなほど頭に血が上っている。  他の二人ほど経験のない麗華は熱意で補おうと限界まで深く飲み込み、限界まで速く頭を動かしている。  麗華は危機感を覚えていた。武彦がまだ生きていた時は、不満が出ない様に武彦がコーディネイトしてくれていた。その武彦がいない今、このままでは武志との関係が切れかねない。武志が自由に相手を選べるのだ。  子供の頃から周りに可愛い可愛いと言われ自分でも多少そうかなとは思っている。武志も嫌いに思っていないはずだ。だが、ライバルが他にいる。  美穂は武志の始めての相手だと聞いている。武志と寝た回数も一番多い。バツ一だからセックスもうまそうだ。社会的にも成功している。いざとなれば武志一人養うくらい何でもない。  和子は武志と年が離れているが、当面生活に困らない位のお金と自由な時間があり、何と言ってもあの胸だ。武志が巨乳好きかは知らないが、もしそうなら和子を選ぶかもしれない。  二人に比べて自分はと言えば、いくら親が金持ちだと言っても甘やかされて育った単なる受付嬢にしか過ぎない。収入は会社の給料だけで入社一年目で額はたいした事ないし貯金もあまり無い。大学生の武志を抱えて二人で生活するなど考えられない。胸も三人の中で一番小さい。  それに最大の問題として自分は武志と結婚できない。美穂と和子は立派な大人で年の差さえ気にしなければ武志と結婚できる。だが、自分が武志と結婚という事になれば親戚中から大反対をされるだろう。家事さえほとんどやった事のない自分が武志と二人で生活していくのは想像できない。  武志と寝てから男子恐怖症は薄らぎ、会話なら普通にできる様になった。だが、他の男と付き合うのはまだ怖い。このままだと、恋もしないままに親が決めた相手と結婚する事になりそうだ。それより何より武志はセックスがうまい。経験が少ない自分でさえ失神するほどの絶頂に導いてくれる。他の男性を知らないが、美穂の話でも武志のセックスは特別なようだ。友人に聞いてもセックスで失神した事など無いらしい。かなりセックスがうまいとしか思えない。そんな武志と離れたくない。  武志に選ばれないとこれ以上相手にしてもらえない。その恐れが麗華に必死で肉棒をしゃぶらせていた。  麗華は、実は美穂と和子が同じ様な事を考えていたとは知らなかった。  美穂は仕事が忙しくたまにしか会えない自分が一番不利だと考えていた。若い武志が少ない回数で満足できるとは思えない。和子は仕事をしておらず子供さえ人に預ければいつでも武志に会える。その上あの巨乳だ。麗華は若くて美しくスタイルが良い、年も武志と一番近い。  和子は和子で一番年が離れている自分は捨てられるかもしれないと思っていた。武志と一番仲の良い美穂、お嬢様の麗華と比べると子供を一人産み体の線が崩れ始めている自分は女として一番劣っていると自覚していた。  三人の女達は互いの気持ちなど知らず武志の歓心を得ようとセックスにのめり込んでいた。  実は今日の乱交も捨てられるのが嫌な美穂が仕組んだ事だった。一人なら無理でも大人数なら武志を満足させられる。その中に自分もいれば武志との関係を続けられる。武彦が死んだと聞いた時から考えた作戦だった。  当の武志は三人の気持ちなど知らず、三人掛りの奉仕にただ快感を貪っていた。  上半身では美穂と和子が交互に猛烈なキスをしてくる。待っている方は体中に舌を這わせている。乳首だけでなく、胸全体、肩、腹とまんべんなく舐めている。脇腹はくすぐったいが、脇の下はくすぐったいだけではなく気持ち良さがある。  それを発見した美穂は和子に合図して、二人で両方の脇の下を同時に舐める。麗華は先ほどからずっと必死のおしゃぶりを続けている。  三人に責められ昂ぶり切っていた所で脇の下を責められ武志は思わず大声を上げた。 「ああーっ、ちょっ、ちょっと待って、ちょっと待ってください」  くすぐったさと快感が混ざったどうしていいか分からない感覚、それが二ヶ所から湧き上がって来る。股間からは強い快感が駆け上がってくる。 「あー、あー、あー、あー」  武志は意識を集中して快感に耐えることもできず、体をよじり、腰を突き上げる。麗華は口の奥を突かれむせそうになるが我慢して奉仕を続ける。  武志の体が震えてきて限界が近い事を知った美穂は、他の二人に合図して責めを一旦中断する。  武志は荒い呼吸をしながら昂ぶりを押さえようとする。 「そろそろベッドへ行きましょ」  美穂の言葉で四人は寝室へ移動した。武志はさんざん喘がされていたので、体に力が入らずよたよた歩いていく。  ベッドは美穂が前日までにキングサイズに買い換えており、2メートル四方の大きいベッドが部屋の半分を占めている。 「全員ピルを飲んで来てるから、好きなだけ出していいのよ」  美穂の言葉に武志は驚いた。自分とのセックスの為にそこまでするなんて。強い意気込みというかセックスに対する執着心を感じる。どうやら、このメンバーでは美穂がリーダーシップを取って色々話を進めているみたいだ。三人に最低一回ずつは出して絶対に満足させてやると武志は決心した。一日に三回も射精するのは初めてだ。  四人はベッドになだれ込むと武志を真ん中に寝かせ、上半身に麗華、下半身に美穂と和子が取り付いた。  麗華が武志の顔をペロペロ舐めている。額、頬、鼻、あごと顔中に唾液を擦り付けている。その間も自分の胸を武志の胸や腕に擦りつけ、武志を楽しませる。  麗華は先ほどまで自分の肉棒を咥えていたが、武志は汚いなど思いもしなかった。  武志は麗華のいつにない必死さというか、けなげさに気付いていた。 (今日の麗華さんは今までと違う)  麗華が捨てられたくないと思っているなど想像もしていない武志は麗華のいつもと違う積極性を喜んでいた。  股間では美穂と和子がダブルフェラをしている。舌を伸ばしてくすぐる様にチロチロ舐める。かと思えば両側からタイミングを合わせてハーモニカを吹く様に唇で愛撫する。二人の唇が両側から挟んでいるのでくっ付きそうだ。その間も舌を棹に絡めている。  ダブルフェラが初めてならこのテクも初めてだ。ダブルハーモニカとでもいうのか。普通のフェラの何倍も気持ち良い。とてつもなく長い舌を棹の周りに一周回されてしごかれているような感触だ。ソファーでの責めの昂ぶりが収まりきっていない武志の肉棒はすぐに最大硬度まで復活する。  股間の二人は肉棒全体に唾液をまぶし終え、ぬるぬるにすると一旦離れた。  すかさず和子が武志に跨った。肉棒を片手で持ち片手で自分の体を支え秘肉に狙いを定める。  今日の順番は三人の間で既に決まっている様だ。  武志と和子が二人の時、和子は決まってパイズリをしてくる。今日は胸の小さい麗華に遠慮したのか、パイズリをしてこない。  和子はパイズリをするのももどかしいほど秘肉が疼いていた。4Pという人生初の異常状態で頭がおかしくなるほど興奮していた。  武志が何も前戯をしていないのに既に秘肉は露に溢れ赤く充血している。  和子は肉棒の先端を秘肉に当てた。軽く触れただけで脳天まで突き抜けるほどの快感を感じた。  これ以上我慢する事はできず、体重を掛けて一気に一番奥まで飲み込んだ。 「あふぅー」  あまりの快楽に一瞬で軽く達してしまう。こんなに簡単にイッてしまうなど生まれて初めてだ。  全体重を掛けて亀頭が子宮口を押し上げる感触を貪る。少しの苦しさと下半身が燃える様な快感が走る。  思わず自分の豊満な胸を両手で握り締める。それがスパイスとなりさらに快感が燃え上がる。  しばらく動けずその快楽を噛み締める。  武志は肉棒の扱いを和子に任せ。美穂と麗華の二人を抱き寄せた。やった事の無い三人での同時キスをするためだ。二人はすぐにその意図を察し口を突き出し舌を伸ばしてくる。  まずは三人で舌を絡める。気持ち良い。思いがかなった満足感と二人の舌が上下左右と絡んでくる感触にもうどうなっても良いほどの幸福感に包まれる。しかも肉棒は和子の柔らかい秘肉に包まれている。  武志は二人の頭を抱きさらに自分に寄せると二人の唇を味わう。とても柔らかい。二人の興奮した鼻息が頬に当たる。  和子が腰を動かし始めた。元人妻だけ会って滑らかな動きだ。単純な上下運動から始まって、腰から下だけをクリトリスを擦り付けるように前後に動かす。そして上下運動に腰の回転を加え肉棒にひねりを加える。  武志は射精感がこみ上げてくるのを感じていた。  三人の中では和子の秘肉が一番気持ち良い。締め付けでは経験が少なく若い麗華に及ばないが、和子の秘肉は柔らかくねっとりと肉棒に絡みついてくる。秘肉の中の襞にも脂が乗っているかどうかは分からないが、まだ硬くてこなれていない麗華より断然気持ち良い。  あまり時間をかけて体力を使いすぎては美穂と麗華まで体が持たないと思った武志は肉棒の先端から気を送り始める。亀頭が子宮口に当たるたびに気を流し込む。いつもよりかなり多めの量で和子の子宮を焼く。  和子は声を上げ始めた。最初は突かれる度にあっあっと短い声だったが、だんだんあーあーと切れ目無く大きな声を上げ始める。時おり体をぶるっと震わせるので軽く何度か達しているようだ。  和子の絶頂が近づいてきたと思った武志は和子の動きに合わせて自らも腰を突き上げる。最高の快楽を得る為に美穂と麗華の舌を吸い始める。舌と一緒に唾液も吸っては喉を鳴らして飲み込む。美穂と麗華も唾液を垂らしこみ協力してくれる。二人分の唾液は飲んでも飲んでも注ぎ込まれてくる。  和子の秘肉がひくひく動き始めた。もう行く寸前だ。武志は最後とばかりに下から激しく腰を突き上げ気を流し込む。そして和子に最後が訪れた。 「ん、んんー」  和子の頭の中を快楽だけが支配し何も考えられなくなる。自分の乳首を両手でつまみながら引っ張り、ぐにぐにとこね回す。乳房が円錐のように形を変えている。そこに武志の大腰が加わり絶頂を迎えたのだ。  武志の体を両膝でぎゅっと力いっぱい挟む。背中が反り上がり顔が天井を向く。体全体がピクピク震えている。そして秘肉が力いっぱい肉棒を締め上げる。 「だ、出すよ」  武志もその痙攣に合わせて射精の引き金を引いた。三人からの長い責めで行き場を求めて溜まりに溜っていた精液が凄い勢いで噴き出す。熱い精液が和子の秘奥に叩きつけられる。 「ああーっ」  叫ぶように声を上げると、和子は生臭い息を吐いた。  和子はイッている最中に駄目押しで体の奥を焼かれて、出てるっと感じながら意識が遠のいていった。  和子の体が前にゆっくり倒れてくるのを武志は美穂と麗華を払いのけ受け止める。もう少しで頭をぶつける所だった。  和子は意識を失い、ピクリとも動かない。ただかすかな息だけしていた。  その和子を美穂と麗華の二人がかかえてベッドの隅に寝かせてやる。  美穂が和子の股間の後始末をしている間に、麗華が武志の肉棒に顔を寄せた。  ほんの少しだけ硬さを失い、精液と和子の淫汁にまみれていたがためらい無く口に咥えた。唇でしごき舌をからめて汚れを落とし、それを飲み込んでいく。袋の裏側から会陰まで漏れなく舐める。一刻も早く自分の秘肉に咥えるためか急いでいる。そして綺麗になると今度は自分の唾液を塗りつけていく。肉棒全体に舌を這わせぬるぬるにしていく。まるで他の女の痕跡を消して自分の物だと主張するようだ。  武志は生まれて初めてのお掃除フェラに感激していた。今までセックスの後は女性は失神してしまうか動けなくなってしまうので武志が女性をきれいにしてやり自分のは自分で拭くのが常だった。  こんなに気持ち良いとは思っても見なかった。射精直後でまだピリピリしている亀頭を優しく舐め、口の中で転がされると、くすぐったいような溶ける様な気持良さがある。疲れて気だるい体にとても心地良い。精神的にも自分の汚れた肉棒を口できれいにさせていると思うと凄い満足感を覚える。しかも舐めているのは、美しい麗華である。  清められている最中にも肉棒はどんどん大きさ硬さを増していく。  元通りの大きさになると、麗華は武志に跨った。次の順番は麗華のようだ。それに今日は武志を疲れさせない為か三人の条件を合わせる為か皆騎乗位でやる様だ。  麗華は肉棒を掴むと位置を合わせるのももどかしく入れようとする。だが、焦っているのでうまく入らない。  数度の失敗の後、なんとか先端を咥え込む事に成功した。すると麗華は腰を一気にストンと落とし一番奥まで受け入れた。  数ヶ月ぶりの肉棒の感触に麗華は軽く達してしまう。頭をのけぞり首のきれいなラインと形の美しい胸を武志に見せる。  麗華の胸は小ぶりだが御椀型でとても美しい。乳輪と乳首はともに小さく、色も薄い。武志の一番好きなタイプだ。  武志は挿入に合わせて気を送りながら麗華の秘肉を味わっている。経験が少ない麗華の中はまだまだ硬くこなれていない。だが、若いだけあり締め付けは一番強い。特に入り口は少し痛い位に締め付ける。これでこなれてくれば和子以上のかなり気持ちの良い秘肉になるはずだ。  麗華が絶頂から戻り腰を振り始める。和子の姿を見て学んだのか、今までより複雑な動きをしている。麗華と武志の最初は麗華が武志を犯す形だったため、それ以来なんとなく麗華が主導権を取る事が多かった。しかし、経験がほとんど無くAVなどで勉強する事も無い麗華の動きは単調な物だった。  乱交が麗華のテクニックの向上につながるかもしれないと武志は喜んだ。  武志がふと気が付くと美穂が頭の横に立ちじっと自分を見つめている。  武志は最初何だろうかと分からなかったが、もじもじしながら恥ずかしがる美穂を見てようやく分かった。我慢しきれなくなって口でして欲しいのだ。  無理も無かった。全員が興奮しきって淫靡な空気で満たされているこの部屋で最後までお預けを食っていたのだ。武志はまだ一度も美穂の胸も秘肉も触っていない。  武志はうなずき、美穂に両手を差し伸べた。  美穂は顔を背け武志の顔を見ないようにしながら、おずおずと跨ってくる。武志が苦しくないように体重をほとんど掛けず腰を浮かしている。  さすがに恥ずかしいのだろう。一回りも年下の男にせがんで舐めてもらう。しかも顔面騎乗は初めてである。秘肉は溢れかえり淫汁で股間を汚している。この状態を男に見られるのは猛烈に恥ずかしいだろう。  だが、その恥ずかしさを超えるほど美穂の秘肉は疼ききっていた。もう武志に触れてもらわないと自分で指を入れてオナニーを始めてしまいそうなほど体が疼いていた。  武志は秘肉の周りに溢れている淫汁を舐め取ってやる。美穂の汁はすっぱみが無く粘度も普通で舐めやすい。実は和子の汁は少しすっぱく味も匂いも濃いため武志は苦手だった。その点美穂にクンニするのは楽だった。  周りを舐めるだけで美穂は体をくねらせて喜んでいる。  武志は秘肉の入り口を舌で掘り返し直接汁をすする。トロトロ流れ落ちてくる。  美穂は気を紛らわそうと目の前にある麗華の胸を掴んだ。  武志の肉棒に没頭していた麗華は新たな刺激に驚いた。甘い痺れが胸から腰へ伝わる。美穂が自分の胸を触っている。お返しに麗華も美穂の胸を握ってやる。  今度は美穂がああーっと声を上げた。散々じらされてから、ようやく武志に舌でほじくってもらっていた所で胸を握られ、快感に脳天がしびれた。  お返しに麗華の乳首をつまんでやる。自分より色がきれいで初々しい。憎いまでいかなくてもうらやましい。  麗華もああーっと声をあげ、快感を我慢するために背を丸めた。武志の肉棒に高まり切っている所に乳首への刺激は強すぎる。あやうく美穂にイカされる所だった。自分より胸が大きいくせにと思いながら美穂の乳首を引っ張ってクリクリしてやる。  美穂はあえぎ声を上げ麗華の乳首に同じ事をしてやる。麗華は乳首をひっぱる力を強め、美穂の乳首が伸びる。  二人の乳首の責め合いが激しさを増していくのを見て、良くないと思った武志は二人に送る気の量を増やした。麗華の子宮口を肉棒でグリグリこすり、美穂のクリトリスを舌先で転がし吸い付く。二人はたまらず相手の乳首から手を離した。何かにすがり耐えたい。そして目の前の相手に抱きついた。  武志は二人をイカせない様に注意しながら気の量をコントロールする。絶頂ぎりぎりの所で二人を漂わせる。  二人は抱き付き合うだけでは我慢できなくなり、相手の唇に吸い付き激しくキスを始めた。  武志に寸止めされ頭がおかしくなるほど体がいきたがっている。何かしないと本当に気が狂いそうだった。  互いの舌を激しく吸いあい、胸にも手を伸ばした。相手の胸を揉む事は自分の胸も揉まれるという事なのにそんな事も分からないほど何かをせずにいられないほど体が燃え狂っている。  とりあえずの仲直りは済んだと思い武志は麗華へのラストスパートに入った。腰を下から突き上げる。絶頂寸前まで追い上げられていた麗華は一たまりもない。  口を振りほどくと 「イクぅー、イキます」  そう言うと体を硬直させた。その瞬間を見逃さず美穂は麗華の乳首をつねり上げてやる。武志も肉棒を最奥まで押し込み子宮を押し上げてやる。  麗華は息を詰め体を震わせている。秘肉の中が痙攣しピクピクしている。入り口が肉棒から精液を搾り取るようにきつく締まる。武志はその締め付けに我慢を止め射精の引き金を引いた。熱い塊が麗華の秘奥を叩く。麗華は止めを刺されて頭の中が真っ白になっていくのを感じていた。そのままゆっくり意識を失っていた。  麗華の全身から力が抜け崩れ落ちるのを美穂が受け止めてやる。武志は美穂に気を送るのを止めていたので、ほんの少しクールダウンしている。武志も身を起こし、麗華を和子の横に寝かせてやる。  美穂が急いで濡れタオルを持ってきて麗華の股間を清めてやる。  その間、武志は仰向けに寝転がり息を整えていた。二人連続で射精するとさすがに少し疲れる。息を整え、気を落ち着け美穂に備える。  美穂は麗華の後始末を終えると武志の股間にうずくまり、肉棒を清め始めた。  武志の精液と麗華の淫汁に汚れているにもかかわらず嫌がるそぶりを見せずに舌で汚れを舐め取っていく。  美穂の献身ぶりをありがたく思った武志は美穂に腰を持ってくるように言った。  美穂は恥ずかしながらも足を広げ武志を跨いでいく。  さっきは麗華をイカせるためにクンニが中途半端になってしまったので、お詫びも意味も込めてやさしく舌で舐めてやる。  美穂は昂ぶりが収まりきってなく、体の中で火がくすぶっていたままなので、すぐに火が激しく燃え始める。腰をくねらせながらも肉棒をしゃぶり続ける。  武志は美穂を喜ばそうと舌をクリトリスに移動させる。指で皮を剥き濃いピンク色の実を完全に露出させると舌先でチロチロ舐めてやる。 「そこだめー、お掃除できなくなっちゃう」  普段の美穂からは考えられない可愛い物言いに武志は心をずきゅーんと撃たれ愛しさがこみ上げる。思わずクリトリスに吸い付いてしまう。美穂はああーと声を上げながらも必死で肉棒を舐め続ける。秘肉からは武志の顔を汚すほどの愛液が溢れ出ている。  美穂は武志の邪魔にもかかわらずなんとか肉棒を清め終わると、武志の上から一旦体をどかした。  そして武志を跨ぐと肉棒の上に体を降ろしていく。他の二人と同様に騎乗位でつながる様だ。  和子と麗華の姿を見、武志にクンニされた体は亀頭を飲み込んだだけで軽く達してしまう。美穂は軽くイキ続けながら体重を掛けて全てを飲み込む。そして亀頭が子宮口を抉った瞬間さらに一段高く達してしまう。  武志は早く美穂も満足させてやろうと気を流しながら下から突き上げる。 「ちょ、ちょっと待って、今イッたばかりだから」  武志はそんな美穂にお構いなしに下から腰を突き上げる。 「ああー、あー、待ってー、あー」  美穂はたまらず体を倒し武志に覆いかぶさった。  二度も出して余裕のある武志は、このままでは美穂だけ先にイッてしまうと、気を送るのを止め肉棒の抽挿だけに切り替えた。それでも美穂は声をあげ、もだえ続けている。  武志は両手で美穂の尻を掴み自分の腰に合わせて上下させる。胸には美穂の胸が乗っている。柔らかさを感じる中に乳首のコリコリ感がある。尻を動かす度に胸も揺れて胸でマッサージされているようだ。  美穂がいきそうになると奥を突くのを止め、手前の壁をこする様に動かし余裕を与えると同時に、種類の違う快感を与える。それでも美穂がいきそうになると、ぎりぎりまで抜き入り口付近で細かい抽挿を行い、エラが入り口の締りの良い部分をひっかける感触を楽しむ。  武志はそうやって自分も快感を味わうとともに美穂を絶頂付近で漂わせる。  もう美穂はあーとかうーとか意味不明の言葉しか発していない。軽くイク度に一段高い快楽へ送り込まれ、いつもならとっくに達しているほどの高みに押し上げられている。  美穂の体から力が抜け、意識が濁ってきた。武志はもう限界だと判断し、最後の抽挿に入る。  これが最後だと、いつも以上の気を送りながら肉棒を最奥に叩きつける。  美穂が何も言わないまま秘肉だけを強く締め付けてきた。  武志は我慢を止め射精を始めた。ビュルルルルっと三度目にしては多い量が美穂の奥に広がっていく。  美穂は武志の肩に頭を乗せているが、先ほどから反応が無い。涎まで流している。いつの間にか失神してしまっている。  美穂の体重を全身に感じながらしばらくの間余韻を味わう。  武志は自分の肉棒がすっかり小さくなった所で引き抜く。美穂が頭を打たないように気を付けながら、横に寝かせてやると、自分は浴室へタオルを取りに急いだ。  女性は三人とも失神して眠ってしまっている。十月とはいえさすがに裸で寝るのは寒かろうと、武志はエアコンのリモコンを探し暖房を入れた。  武志は一人で冷たいジュースを飲み、女性達の寝顔を見ながら考えた。  今日は初めての事が多い凄い一日だった。乱交もそうだが、ダブルフェラやお掃除フェラなど気持ち良過ぎて癖になりそうだ。自分が悪い道へ進んでしまいそうな気さえする。  それと初めて乱交してみて分かったのは順番や配分に気を付けないといけないということだ。今回順番はどうやら女性達が事前に決めていたみたいで揉めなかったが、決まってなかったらどうしたら良かったのだろう。何かルールでも作っておいたほうが良さそうだ。  射精は全員一回ずつで良いとして配分は難しかった。女性をイカせる回数はイキやすさの個人差があるから一緒にはできない。和子や美穂は多くイッツたみたいだが、まだ経験が少ない麗華はイッた回数が一番少ないだろう。  入れてる時間をなるべく同じにするようにして後は雰囲気で微調整という所か。  体力的にはまだまだ余裕がある。今日は三回出したが、あと何時間かはがんばれそうな感じだ。いつの日かもっと大人数で限界を試してみるのも良いかもしれない。  武志は小腹がすいたなとさっきの料理の残りをつまみにリビングへ向かった。  全員が目覚めた後、交代でシャワーを浴び、さっぱりしてからこれからの事を話し合った。  それで決まった事は ・武志は日曜日にはできるだけサークルメンバーと会う ・試験などの武志の重要なスケジュールは優先する ・武志はメンバー以外の女性とは原則セックスしない。した場合は正直に話す ・メンバーの女性は武志以外の男性とセックスしない。した場合はメンバーから抜ける ・会う場所は女性側が準備する ・乱交メンバーは全員ピルを飲み生理の周期を調整する ・乱交メンバーの中での順番は女性の中で決めておく ・ピルは三週飲んで一週休む四週サイクルなので、その三週は乱交メンバーが優先 ・残りの休薬期間の一週は乱交以外のメンバーが優先 ・乱交以外のメンバーも避妊は女性側が責任を持つ ・日曜以外に武志がメンバーと会う事は問題無いが、不公平にならないように努力する ・メンバーを増やす場合は他のメンバーの了承が必要  本当にこんなルールでいいのか、まるでハーレムじゃないか、自分に都合が良すぎると武志は思った。  美穂は仕切り屋らしく、今日来なかった残る二人の女性に電話をかけて了承を取り付けている。 「これでいいのよ。私達はそれでもいいってくらい武志君とセックスしたいんだから。逆に私達が捨てられない様にするのに、これでいいのかって思う位なのよ」  美穂は今日の仕事は終わったみたいな顔付きでビールをあおりながら言った。  和子も麗華も満足しきっている顔で同意した。 「乱交って人前で言いにくいからサークル名を考えてきたんだけど、言って良いかな」  得意げに美穂は言った。 「『こんしんかい』。でも普通の漢字じゃなくて、混ざって寝る会で混寝会。ねっ、なかなか良いでしょ」 「それなら人前でも、『次の混寝会はどこでする』って言いやすいわね」 「私もそれでいいですよ。両親には気功サークルの懇親会って言っておきますから」 「武志君もこれでいい」 「俺は何でもいいですよ」 「じゃあサークル名はこれで決まりとして、さっそくだけど来週どうするかを決めたいと思いまーす」  武志は話がどんどん進んで行くのを呆れながら聞いていた。先祖ががんばって創りあげ伝えてきた技術でこんな事してて良いのだろうか。今までは祖父がいて美穂さん達の歯止めになっていたのだ。これからどこまで話が進んでいくのだろう。武志は少しの不安と大きな期待に包まれていた。 <第3章>  初めての乱交から一週間が過ぎ、二回目の混寝会は一回目と同じく美穂の部屋で行われ、前回と同じ四人が参加して乱交&手巻き寿司パーティだった。  三回目は日帰り温泉ツアーになった。美穂が全員でお風呂に入ってみたいと言い出したのだ。美穂の部屋の風呂は普通で二人、無理して三人が限界だったので、それまでは交代で入っており全員で一度に入った事は無い。  和子は紅葉も見頃だしと言い、麗華はドライブなんて久しぶりですと、すぐに決まった。  ツアーバスか電車で行く事もできたが、それだと往復の移動時間にいちゃいちゃできないという美穂の意見で車で行く事になった。ジャンケンの結果、往きは和子、帰りは美穂と麗華が運転する事になった。温泉は家族風呂を頼んでいたので、車の中はもちろん、風呂の中でも乱れっぱなしだった。翌日は筋肉痛で動けないんじゃないかと思うほどだった。会社員の美穂と麗華は大丈夫だろうかと武志は心配した。  それより和子は毎週日曜日に子供をほったらかして良いのか。 「土曜日は一日中一緒にいるし、日曜日は友達と遊びに行くほうが多いんだから。それに両親に預けたほうが両親は孫と遊べてうれしいし、子供は甘えられてうれしいし。もう、私はだんだん子離れする時期なのよ」  和子はそう言って気にしてない。  武志もとりあえず眼をつむる事にした。  最近は生活が充実してきたせいか武志は体調が非常に良い。気も充実し総量も増えている感じがする。平日は大学へ行き、空いた時間には祖父の資料を読み、一人で鍛錬する。そして日曜日は濃いセックスを楽しむ。  鍛錬にも自然と熱心になった。先祖の教えのおかげだと感謝している。  一条流の教えでは気を次の様に考えている。  気とは人の体に自然発生する生命力である。心を鍛えてこれを御し、集め、流す事で性を高める。  気の量は人により異なり、生まれ持った量があるが、体を鍛える事で増やす事ができる。  要するに気は生体エネルギーの一種だと武志は考えている。一つの細胞で作られるエネルギーはごく小さいが、それが数十億集まる事で大きなエネルギーになる。心身を鍛える事でこれを自在に操るのだ。相手に送られた気は性感帯や脳を刺激し快感をあたえる。そうする事で互いに性を味わう。それが一条流の真髄だと理解している。  さらに教えでは気には向きが二つあるとしている。外向きと内向きである。  外向きとは体の各所で発生した気が一旦各部に溜まり、それから相手に向かって出て行く時に通る道である。男性は主に丹田(たんでん。へその握りこぶし一個下の奥にある)に気が溜まり亀頭などから出て行き、女性の場合は乳房や子宮に溜まり乳首や子宮口などから出て行くとされる。また、指先や舌先からも出て行きやすいとされる。  内向きとは相手から受け取った気が流れる道である。気は全身で受ける事ができるが受けやすい場所がある。男性は肉棒、特に亀頭、女性は乳房、膣、特に乳首、子宮口と陰核である。口や肛門もまた受け取りやすい。  血液の流れに動脈と静脈があるように、気にも二本の道があり、気が外向きと内向きに逆に流れている。  また、一条流では性の技術を次の五段階に分類している 1.射精のコントロール 2.気を相手に与える 3.相手の気を知覚する 4.相手から気を回収する 5.気を循環させる  2までができて中級、4までできたら上級、5ができたら免許皆伝である。この後に口伝のみにより受け継がれる奥義が存在するが武志はまだ習っていない。  武志は現在2と3の間に位置している。性感帯はある程度探る事ができるが、それは気の道とは微妙に違う気がする。気が溜まりやすい場所、送りやすい場所がなんとなく分かるというくらいだ。  教えによると相手の気を知覚するとは、相手の気の量、道、流れを感じる事となっている。相手の体に発生した気が、どこを流れ、どこにどの位溜まっているかを感じる。そして自分が流した気がどこを通って流れていくかを感じる、ということだ。  修行の第一歩は相手が気を受け取る所を感じ取ることだ。最初は手をかざし、わずかに気を送り相手に染み入るのを感じ取る。  その次は相手の気の内向きの道を探す。送った気が流れて行くのを感じ取る。  最後に相手の気の量、外向きの道や流れを感じ取る。  これらができるようになれば自分の気と相手の気について全ての情報が分かる様になり、次の段階への足掛りになる。また、相手が気の使い手の場合、おおまかな実力も分かる。  これは一人では試せない。練習台になってもらうようで悪いが真由美と会う時に試してみるつもりだった。真由美は経験が少ないせいか気の通りが他の人に比べて悪い。練習にはうってつけだった。  武志は今度の週末に混寝会以外のサークルメンバー二人のうちの一人、真由美と会う予定になっていた。今度の日曜は混寝会がピル休薬の週なので、以外のメンバーと会うのだ。  真由美は二十七歳で中小企業ののOLをしており、アパートに一人暮らしをしている。隣の部屋に音が響くというので外で会うことになった。  武志と真由美は以前に二回会っている。きっかけは真由美が知人の紹介で祖父武彦にセックスの相談をした事だった。  真由美は短大卒業後、入社した会社で同期入社の男と知り合い付き合うようになった。処女と童貞だったためか、何度やっても彼が一方的に終わるだけで少しも気持ち良くなかった。その後、付き合い始めて半年たった頃、彼の転勤で自然消滅してしまい、以降五年間セックスから遠ざかっている。男性と付き合うのはセックスを強要されそうで気が引けている。自分は不感症ではないかという相談だった。  そこで、武志を紹介され、騙されたと思って、嫌なら途中で止めても良いからと言われ、武志と寝てみた。  不感症だとばかり思っていたが、時間こそかかったがちゃんとイク事ができた。この五年半は何だったのか、自分は貴重な二十代前半をもったいない事をしたと、真由美は呆然としてしまった。 「前の彼氏が経験不足で思いやりが足りなかっただけだよ。真由美さんは不感症なんかじゃないよ。よかったね」  武志はそう言って慰めた。  真由美は念のためにと日を改めて武志と寝てみた。すると前回よりもイキやすくなっている。体が慣れてきたせいか何度も達してしまった。これからは今までの時間を取り戻そうとセックスにのめり込むつもりだった矢先に武彦が死んでしまった。もう武志とも会えないかもしれないと落ち込んでいた所に美穂と武志から電話がかかってきた。  乱交に加わる勇気は無いと言うと、空いている日に会ってくれるというのだ。武志が他の人とも寝るというのが釈然としなかったが、会ってくれるだけでうれしい。武志と会う前夜は興奮してなかなか寝付けなかった。約二ヶ月ぶりのセックスだ。  当日、真由美は気合の入った服を選んだ。自慢の胸を強調するように上はノースリーブのニットにジャケット。Fカップのバストが服を大きく持ち上げて自己主張している。ニットが体にぴったり張り付いて胸の形を浮かび上がらせている。下はちょっと無理をして若目のひらひらしたスカート。顔はちょっと地味目なので、リップはプルプル感のある濃い目の赤。その他は全体的に抑えた化粧にする。武志はまだ若いので派手目の化粧は好きではないだろうとの考えだ。髪は先日、フワフワのショートレイヤーにしてある。  武志と真由美はそれぞれの家の中間の駅で待ち合わせをした。  武志が約束の時間ぎりぎりに着くと、先に待っていた真由美がペコリとお辞儀をした。  身長は160センチ位だろうか、平均的な高さだ。顔はどこにでもいる普通の人。スタイルはスリムとはいえないが太っている訳ではなく、全体的に適度に肉が付いており、とても抱き心地が良さそうに見える。もう少し太るとポッチャリというすれすれの線である。その全体的に平凡な雰囲気の中で、突き出ている胸が圧倒的な存在感を出している。  いつもの真由美は体型が目立たない服を好んで着ているが、今日は胸の形がはっきり分かるニットを着ているので、まさに乳房が飛び出しているように見える。  通り過ぎていく男達は、ある者は控えめに、ある者は失礼にもじろじろとその胸を見つめていく。  以前のセックスから遠ざかっていた真由美なら、その視線に腹を立てると同時に男の下劣な性質に寒気を感じていた。自分の存在価値は胸しかないのか、誰も本当の自分を見てくれないと考えていた。しかし、性の喜びを知ってからは、この胸も男の人を楽しませる事ができるなら満更ではないと思うようになってきた。  二人は喫茶店で軽くお茶した後にさっそくラブホテルへ向かった。  武志は部屋に入ると、待ち切れないかのように抱き付こうとする真由美をやんわり抑えてベッドの横に立たせた。ジャケットを脱がせ、肉感的な体を眼で楽しむ。真由美を恥ずかしがらせて興奮させようという作戦だ。  今日の武志には二つの課題があった。一つは真由美の胸に関するコンプレックスを完全に取り除き、自信に変えてあげたいという思いだ。最初の男が下手だったのか、生れ付きのものなのか真由美は胸であまり感じない。真由美自身も昔から巨乳は感じないと言われ続け、その俗説を信じている所がある。  もう一つは修行の一環として気の流れを感じ取れるようになる事だ。  武志は自分の気を使って胸でも感じるようにするとともに、気の流れについて自分の技を高めていこうと考えていた。 「相変わらず素敵な胸ですね。真由美さん」  今日は武志を貪りつくそうと意気込んでいた真由美は主導権を取られて、どうしたら良いのか分からず、もじもじしている。 「胸の形がよく分かるように、両手を後ろに組んで、胸を突き出してみてください」  真由美が恥ずかしがりながら言われたとおりに後ろで手を組むと、ただでさえ大きな胸がさらに飛び出すように前に出る。 「今日は全部俺に任せてくださいね」  そう言いながら武志は人差し指を伸ばし、触れるか触れないかのぎりぎりで先端に触った。  武志は気の道を探る実験の為に真由美には自分から何もさせないつもりだ。  真由美は恥ずかしいのか、視線を下に向けたまま頷いた。すでにブラの中で乳首が硬くなっているのが自分で分かる。手で隠せないせいかとても恥ずかしい。武志の視線が胸を射抜いている。手を前に持っていけばすぐに隠せるのに視線が気持ち良くて手を動かせない。  真由美は分からなかったが、武志が気の溜まる場所を探すために、ほんの少し気を送って来ているのだった。  武志は探るために気をごく小さく絞って真由美の乳房に送っている。  しばらくすると武志はかすかに気が動いた感じがした。意識を手のひらに集中すると何かが流れた様な気がする。  恐らく自分が送った気が乳房に吸収され溜まり、奥へ向かって流れたのだろう。  ほんの少し乳房に送る気の量を増やす。 「あんっ」  真由美が声を上げた。  武志はまた気がトロリと流れるのを感じた。さっきよりはっきりと流れる感じをつかめた。何度も気を送っては流れていくのを感じ取る練習をする。  真弓の顔を下から見上げると、硬く目を瞑った顔が赤くなり、眉の間に皺が深く刻まれている。それに体が微妙にもじもじして両足をかすかにすり合わせている。息も少しずつ荒くなってきている。  武志は後ろに回り真由美の乳房を両手でギュッと握り気を通常量で送る。 「ああーっ」  真由美が感じた声を上げながら大きく息を吐いた。胸がだんだん熱くなり疼いてきている。膝の力が抜け、しゃがみ込みそうになる。  今度ははっきりと気が流れるのを武志は感じた。乳房の根っ子の辺りに気が溜まり、そこから奥に向かって流れている。そして、真由美の胸を握る手に力を入れ真由美を支える。 「ダメ、もう立ってられない」  真由美は頭を後ろにそらし、武志を求めて言った。  武志は気を送るのを一時止め真由美を立たせた。 「服を着たままブラジャーを外してください。それからスカートも脱いで」  真由美は胸がじりじりと焼けていく様な感覚に耐えながら言われた通りにしたが猛烈に恥ずかしかった。上は薄手のセーターだけ下はショーツだけという格好はアンバランスで全裸より恥ずかしい気がした。ニットの上からでも分かるほど乳首が勃起している。  武志は後ろに回り脇の下から手を回し胸に添えた。揉んだりせず手を当てているだけだ。  手の平の感触に意識を集中すると自分が送った気が乳房の中に溜まり、たゆたっているのが何となく感じられる。  服の上から乳首を軽くつまみ少しずつ気を送る。真由美が小さくああーと声を上げているが、そのまま指先に意識を集中する。乳首から染み入った気が乳房に溜まり、溢れて、少しずつ体の奥へ流れ出している。  今度は手をずらし右手を下腹部に当てショーツの上から指先をクリトリスの位置へ合わせる。  意識を集中しながら気を少しずつ送ると気が吸収され子宮に溜っていくのを手の平で感じ取る。  真由美は先ほどからずっとああーと声を出しっぱなしである。  右手はそのままで真由美に横を向かせキスしながら、左手で軽く乳首をつまむ。三ヶ所から気を送り感じ取れるかやってみた。両手は気を感じることができたが、舌では分からない。  その時、真由美が体をヒクヒクさせた。軽くイッてしまったようだ。  武志は真由美の体を支えてやり、落ち着くのを待った。震えが止まってからニットとショーツを脱がしてやる。真由美はされるがままだ。ショーツは濡れて重くなっている。早く脱がしてやれば良かったと少し反省した。  武志はベッドのふちに座ると真由美に口でするように頼んだ。  真由美はのろのろした動きで股間にうずくまると、肉棒を口に含んだ。ほとんど経験が無いらしく、ただ口に入れて頭を上下させるだけだった。美穂達のフェラに慣れている武志は全く満足しない。次の時にでもじっくり練習してもらわなければいけない。  パイズリするように真由美に頼む。  今まで和子のEカップバストでやってもらった事はあるがエロ漫画みたいにうまくいかず、胸で挟むというより胸を押し付ける感じで、肉体的というより視覚的な快感を味わっていた。  真由美はやった事は無いが意味は知っている様で胸を両手で寄せ上げ肉棒を挟んだ。そのまま胸を上下させる。ローションも何も付けていないので上下に動かされると摩擦で少し痛い。  それで乳房を左右交互に上下させてもらう。すると、やってもらうのは初めてだが思った以上に気持ち良いのに驚いた。真由美レベルの巨乳になると本当に挟む事ができる。それまでパイズリは視覚的に楽しむもので肉体的にはそれほど気持ち良くない。AVの世界の虚構だと思っていた。  実際にやられてみるとひたすら柔らかい物に挟まれてもにゅもにゅ動かされると、むちゃくちゃ柔らかい秘肉に挟まれているみたいで、とろけそうな感触だ。これは半勃起の肉棒を全勃起させるのに最適ではないか。次は絶対ローションを付けてやってもらおうと武志は思った。  武志が気持ち良さそうに目を細めているのを見て、真由美は自分の巨乳が役に立っているのがうれしいらしく、胸を押さえる手に力を込める。熱を持った胸を動かしていると、じれったい感じがしてそこそこ気持ちよい。 「真由美さん、そのまま先っぽを舐めて」  真由美が言われた通り亀頭を舐めると、武志はさらに快感が増した。秘肉とは種類が違うが真由美に食べられている感じがする。巨乳好きがパイズリを求める気持ちが分かる。武志は胸の大きさより形を重視するタイプだが、真由美とのセックスでパイズリは定番にしようと思った。真由美が口のテクを覚えるともっと気持良いものになるだろう。  感触を楽しんでいるうちに武志の肉棒は完全に勃起した。  武志は真由美の動きを止め、ベッドに上がるように促した。  真由美を上にして巨乳が揺れるのを楽しんだり、女性上位で胸の圧力を楽しもうとしたが、真由美が少し疲れているのであきらめた。今日はもう十分に尽くしてくれた。今度は自分ががんばる番だ。  真由美を寝かせると、武志は肉棒を秘肉の位置に合わせた。秘肉はそれ以上の前戯がいらないほど濡れそぼっている。  武志は一気に最奥まで肉棒を突き刺した。と同時に気も流し込む。 「あああー」  真由美は大きな快楽に飲み込まれた。最初の立ったままでの愛撫で十分すぎるほど感じていた体は武志の一突きで高い所へ放り上げられた。  武志は腰を激しく動かし子宮口を突き上げながら、大きく揺れる胸に手を伸ばす。  両手で胸をわしづかみにして、腰の動きに合わせて動かしながら握り締める。  手からも亀頭からもたっぷりの気を送り真由美の体を燃え上がらせる。 「ああー、ああー、ああー、ああー」  武志の動きにあわせて真由美も声を上げる。年の割りに経験が少ないので感じ方は麗華より拙いががんばって感じようとしている姿がいじらしい。秘肉もあまりこなれていないし秘肉を自分で締める事も知らないが、ここがこなれる頃には年相応の熟れたいい体になるだろう。  武志はそろそろイカせてやろうと、腰の動きをマックスにして、両手の指で乳首をつまみあげた。限界まで引き伸ばしてやる。柔らかい真由美の胸は乳首を頂点とした円錐の形になり、振り子のように揺れる。そのまま乳首をグリグリとこね回す。 「いぎぃー」  真由美を痛苦と快楽が同時に襲う。乳首が痛気持ち良い。痺れが乳首から乳房、背中まで広がる。真由美はこんな激しい責めを初めて味わっていた。  武志は乳首に気を送り止めを刺してやる。 「ああああああー」  真由美の秘肉がきゅっと締まり武志の肉棒をわしづかみにする。  武志は間髪をいれず精液を叩き込む。熱く濃い塊が秘奥を叩く。びゅるるる、びゅるるると一週間溜まった精液を最後の一滴まで一番奥に吐き出す。  真由美は体の奥を何かが叩く感覚を感じたのを最後に気を失ってしまった。  武志は最後の一滴まで出し尽くすと肉棒をぬるりと抜いた。真由美はピクリとも動かない。  武志は気を失った真由美の股間をきれいにしてやりながら考えた。  今日は初めてながら気が動くのを感じることができた。しかし、それも最初のうちだけで、挿入して動き始めると、それどころではなく相手の気の流れを感じ取るどころでは無かった。何度も繰り返して練習しないと自由に気を感じる事は難しいようだ。  どうやって練習時間を確保しよう。乱交中は三人の扱いでいっぱいで気を探るなんてできないだろうし。かといって月に一回の一対一の日だけでは時間が短くなかなか先に進めない。武志はまだ目を覚まさない真由美を見ながら考え込んでしまった。 <第4章>  一週間後、混寝会のメンバーが麗華の家に集まった。武志はその家の大きさに驚いた。お嬢様だとは思っていたが、これほどとは。敷地は二百坪以上はあるだろう。庭はガーデンパーティなら数十人はゆったり入れる広さがある。建物も十部屋はありそうだ。二十三区内でこの大きさは幾ら位するのか。一億や二億では済まないだろう。自分とは違う世界なので見当が付かない。  麗華によると今日は家族全員外出中でお手伝いさんも夜まで休ませている。家族はそれぞれ夕食を済ませてから帰るとの事で六時までは誰もいない。  女達は二週間ぶりのセックスとなるので興奮気味だ。リビングでお茶を飲むのもそこそこに、豪華な家具や食器にお世辞の一つも言わずに美穂の部屋へ向かう。美穂のベッドはセミダブルで四人が一緒にあがるのは無理なので、テーブルを片付け床の上にシーツを引いた。美穂の部屋は十畳程度の洋間なので四人が横になっても余裕がある。全員が服を脱ぎ全裸になった。  武志が順番を確認すると美穂、麗華、和美の順だった。武志は最初美穂を一人で責めるので麗華と和美は横で見ておいて欲しいと頼む。全員一緒だと集中して気の流れを探れそうに無いからだ。  いつもの様に上になろうとする美穂を軽く抑え、お願い光線の視線でおとなしくさせる。さらに動きを抑えるためにキスして口をふさぎ、舌で唇をやさしくなぞる。片手を胸に、もう片手を下腹部に置き、ほんの少し気を送り込み手のひらに意識を集中する。  美穂がしきりに舌を吸い、もっと激しくキスしろと催促してくるが無視して手のひらに意識を集中する。  流れてる。チョロチョロと奥に向かって気が流れているのを武志は知覚した。美穂は感じ始めたらしく、体をもじもじさせ、腰を持ち上げ手のひらに押し付けようとしている。  横から和子の息を吐く音が聞こえたので目を向けると麗華が和子の胸に顔をうずめて乳首を吸っている。女子高育ちの麗華は女性同士の素質があり、和子の大きな胸に興味があるのだろう。大きな胸に少し嫉妬があるのかもしれない。  武志は色々やり方を変え気を流してみた。舌を絡めて舌先から、乳首をくわえて舌先から乳首へ、指で軽くクリトリスを触り指先から、濡れてきたので指をいれ指先から子宮口へと気を流してみる。何度か繰り返すと、どの方法でも気が流れるのが分かった。気に反応して美穂があえぎ声を出し始めている。  少しコツが分かった事に満足して、和子と麗華を呼び二人に美穂の乳首をそれぞれ片方ずつ含ませる。自分は股間に移り舌先からクリトリスに気を流してやる。両手は脇腹を撫で、くすぐったくならないように気を付けながら軽く気を流す。  三人からの責めで美穂のあえぎ声が大きくなる。あー、あーと声を出し続けている。秘肉は緩み、武志の唾液ではない汁が滲んできている。  麗華が乳首から顔へ移動しキスを始めた。舌を絡めて激しく吸い合っている。和子が空いた胸に手を伸ばし両手で揉みながら乳首を責める。ペロペロ舐め、チロチロと舌先で乳首の先端を刺激し、甘噛みし、吸いながら引っ張り上げる。  武志も負けじとクリトリスを舐め、噛み、吸い上げる。中指を入れ子宮口を刺激しながら、親指で肛門をやわやわと刺激し気を送る。 「もう駄目ー、入れてー、早く入れてー」  美穂が麗華のキスを振りほどき催促する。 「美穂さん。もう少し我慢しましょうね」  麗華はそう言うと、再びキスで美穂の口をふさいだ。そして美穂の手を取り自分の股間へ導き触らせる。麗華の片手は美穂の耳を弄び、片手は和子が揉んでいる胸の乳首をコリコリとつまんでいる。武志が和子を見ると、麗華と同じように美穂の片手で自分の股間を触らせている。  美穂はもう我慢できないのか、腰を持ち上げうねうねとくねらせて催促してくる。湧き出た汁は肛門まで流れ武志の手をびっしょり濡らしている。その汁も白く濁り始め女の匂いが強くなっている。  武志は十分ほぐれたと判断して指を抜き腰を進めた。まずは亀頭でクリトリスを擦りながら軽く気を流す。美穂は肉棒が近づいたのが分かり、腰をずらして中に迎え入れようとするが、武志はまだじらすように中に入れさせない。 「ほんとに我慢できない。おかしくなるー。早く、早く入れてー」  美穂がまた麗華のキスを振りほどき叫ぶように言った。  武志もこれ以上じらすのはかわいそうになり、美穂の脚を持ち上げ狙いを付けると一気に最奥まで肉棒をねじ込んだ。十分すぎるくらいほぐれ濡れていた美穂の膣はなんなく武志を飲み込んだ。 「んんーっ」  美穂は軽くイッたらしく、武志の肉棒を軽く締め上げながら生臭い声を上げた。  武志は最奥に入れたまま動かず、亀頭から子宮口へトロトロと気を流してやる。手を美穂の下腹部に置き意識を集中させた。気が流れてるのが分かる。子宮に気が流れ込んでいる。武志は気の流れを今までで一番はっきりと知覚していた。気の流れは子宮が一番分かりやすいようだ。  美穂は軽い絶頂の余韻の中、体をヒクヒクさせながらキュッキュッと武志の肉棒を断続的に締めている。  しばらくして美穂は意識を取り戻して言った。 「軽くいっちゃった。武志君もっと続けて」  武志は美穂の秘肉がなじんでまとわり付いてくるのを確認すると、ゆっくりと出し入れを始めた。抜けるぎりぎりまで引き出し、また一番奥まで進んでいく。そして一番奥に達して亀頭の先が子宮口を抉るとトロリと気を流してやる。  上半身は相変わらず和子と麗華の二人に責められている。美穂は汗を流し、ほつれ毛をまとわり付かせた顔を盛んに振る。キスでふさがれた口からうめき声を漏らしている。腰を武志にぶつける様に動かし、より強く快感を得ようとするが武志はその動きを抑えゆっくりとしか動かない。  美穂は我慢の限界を超えたのか叫んだ。 「もっとー。もっと動いてー。我慢できないー。おかしくなるー」  いつもの勝気な性格はどこかへ行き、眉間に皺を寄せ、眼を硬くつむりながら、発情しきった顔をしている。興奮しすぎたのか、それともキスで口をふさがれ苦しかったのか頬から耳にかけて真っ赤に上気している。  それを聞いて武志は和子と麗華をよけさせると、美穂に体をかぶせ密着し腰から下だけを激しく大きく動かしだした。ぬちゃぬちゃと湿った水音とパンパンと肉と肉がぶつかる音が響いた。  武志は両手を脇の下から通して顔を抑えて動かない様にして、口をふさぎ舌をねじ込んで美穂の舌と激しく絡めた。そして唾液を何度も送り込む。美穂は喉を鳴らして飲み込む。汗をかき、声をあげて乾いていた喉を気持ち良く潤している。  これは何度かの乱交で掴んだ早くイカせる体勢だ。少し体重をかけて呼吸を苦しくするほうが早くイクようだ。武志も密着感が増し胸の柔らかさも感じられて気持ち良い。脇を腕で刺激するのも効く様だ。  美穂はんーんーとうめきながら脚を武志の腰に絡めてくる。  そのまま絶頂寸前まで追い上げてから武志は体を起こし、両手で乳首をつまみ引っ張り上げる。とどめとばかりに乳首に気を送る。 「いくっ。いく、いく、いく、凄いいく」  美穂は体を震わせた。  武志は一番奥まで肉棒を押し込むと先から一気に気を流し込む。 「ああー、いくーっ」  美穂が絶頂に達し秘肉をキリキリ締め上げると同時に武志は乳首を引っ張りながらねじりあげ気を送り、一番奥へ精液を何度も吹き上げた。今日はまだ一発目なので量が多い。武志はただでさえ人より精液の量が多いので美穂の秘肉の中はたちまち溢れてしまう。  美穂は時おり全身を細かく痙攣させながら体中の力を抜きぐったりしている。回数を重ねるごとにどんどんイキやすくなってきている。 「あったかいのが広がってる」  そう言うと、美穂は眼をつむり動かなくなった。  武志は余韻を楽しんだ後、少し柔らかくなったが半立ちのままの肉棒をぬるりと抜き、美穂の横に寝転がった。  すると、次の順番の麗華がすかさず武志の肉棒に取り付き、口に含め清め始める。  麗華のお掃除フェラはとても気持ちよい。フェラの中で一番好きかもしれない。二番目は真由美のパイズリしながらのフェラで三番目が美穂のフェラだ。  美穂の後始末をしてやっていた和子が戻ってきた。武志の後ろに足を開いて座る。武志の上半身を起こすと自分の胸の上に武志の頭を乗せた。乳枕だ。和子くらいの大きさが無いとできない技だ。頭が柔らかい物の上に乗せられてポヨポヨする。和子はどこでこんな事を習ったのだろう。和子は乳枕をしながら両手でさわさわと武志の胸をなでる。  武志は幸福感に包まれていた。麗華のお掃除フェラを味わいながら頭で和子の巨乳を楽しむ。こんな幸せは初めてだ。肉棒がどんどん大きくなっていく。  肉棒がきれいになり完全に復活した所で麗華はフェラをストップした。和子も武志の頭を外しそっと下に置いた。  麗華が武志を跨ぎ片手で肉棒を掴み秘肉に導く。麗華も慣れて来たのか一度で位置を合わせると、ぬるっと下の口で飲み込んでいく。 「ぁはあー」  麗華は満足の声を上げる。そしてそのままゆっくりと感触を味わいながら腰を降ろしていく。  和子は麗華の後ろに回ると麗華の背中に胸を押し付けた。両脇の下から手を前に回し、麗華の胸を揉み始めた。  初めての感覚に麗華は戸惑いを感じた。背中にとても柔らかい物が押し付けられた。すぐに和子の豊満な胸だと分かったが、背中を柔らかいもので愛撫される感覚はぞくぞくする。しかもそれは同性の胸であり中心にポチっとしこった物がある。  今までレズまがいの事はしてきたが自分が責められるのは初めてだ。いけない事をしている妖しい気分になる。それに武志の骨ばった手ではなく女の柔らかい手で胸を揉まれている。秘肉からの燃えるような快感と和子からの妖しい感覚が頭の中で混ざり合い、麗華の思考を奪っていく。  武志は和子の邪魔をしないように気を付けながら腰を突き上げる。送る気の量も少なめにして秘肉だけで感じない様にする。  武志はこの一ヶ月での麗華の成長に目を見張っていた。美穂や和子を見て覚えたのか腰の動きは滑らかに多彩になっている。フェラのやり方もかなり上達している。自分がいない所で誰かに教えてもらっているのではと思うほどだ。  美しさにも磨きがかかってきている。前は単に綺麗な女性という感じだったが最近は妖艶さというか大人の女の魅力が増している。街を歩けばほぼ全員の男が振り返るだろう。美少女の殻を脱ぎ捨て、まさに美女になろうとしている気がする。どこまで美しくなるのか恐ろしいほどだ。女はセックスで磨かれるというのはあながち嘘ではないかもしれない。  だが、いくら体が繋がっていてもけして恋人にはなれないと思うと悲しくなってくる。彼女の家柄でこの美しさだとかなり良い縁談が来る事だろう。いつか誰かが麗華を自分の物にしてしまうのだ。セックスしか能の無い自分が小さく感じる。  麗華とやっていると穢したいという欲望に駆られる。顔に掛け、口の中に出し飲ませたくなる。口で後始末ができるくらいだから飲めと言われれば麗華は飲むだろう。その時の麗華の顔は恐ろしく美しいだろう。  武志はそんなどす黒い欲望を精神力で押さえつける。一条流に顔射や口内射精の考え方は無い。元々が子作りを基本としているだけに射精は膣内が前提だ。例外として衆道のアナルセックスがあるが、例外中の例外だ。武志はどちらもやった事が無い。女性を貶めるような気がしてできない。  この瞬間だけは麗華を自由にできる。少しでも気持ち良くしてやろうと武志は思った。  麗華はだいぶん絶頂に近づいているようだ。和子に胸を揉まれながら、乳首を摘まれながら口を吸われている。それでもけなげに武志の動きに合わせて腰を振っている。  和子はそろそろ終わりが近いと見て乳首を摘む指に力を込める。  武志も麗華の乳房に手を伸ばし、揉みほぐしながら気を送る。 「ああー、いいー、ああー」  麗華が叫ぶ。背中、胸、秘肉からの熱い波が麗華を襲い何も考えられなくなっていく。  武志はとどめに肉棒を一番奥まで突き刺し子宮口を抉る。先端から気を一気に送り、子宮から脊髄、脳までを焼き尽くす。 「いくっ」  麗華は小さくうめくと体を反らし、後ろにいた和子にもたれかかる。体がひくつき始める。  武志の麗華の反応に合わせて、精液を叩き込んでやる。麗華に射精するのは一番感慨深い。若く美しい女に射精したがるのは男の本能かもしれない。  熱い塊を感じながら麗華は気を失っていった。秘肉だけピクピクさせ、他は全く動かない。  武志は秘肉の痙攣が落ち着くまで待ってから肉棒を抜いた。ドロリと精液が溢れてくる。和子が慌ててタオルで抑える。いくらシーツを引いているといっても床の絨毯まで汚してしまうと大変だ。  麗華を清め終わった和子が武志の元へやってくる。しずしずと小さくなった肉棒を口に含む。和子は口の中に唾液を溜め、洗濯機で洗うように肉棒をくちゅくちゅ動かす。舐め取られるのも良いが、唾液で洗われるのも良い。  この女性達はどこでテクを調べてくるのか不思議になる。和子は前の旦那にもしていたのだろうか。  肉棒が気持ち良さで大きくなってくると、根元まで咥えるのが無理になり、和子は汚れごと唾液を吸い取り飲み込んだ。肉棒は唾液に洗われ、濡れ光りきれいになっている。  和子は肉棒だけではなく袋やその周りまで、汚れを舐め取り飲み込んでいく。肉棒がきれいになると、再度新しい唾液を塗りつけていく。  そうして準備が整うと、自分の秘肉に肉棒を飲み込んだ。  武志はその光景を下から眺めている。やはり秘肉は和子が一番気持ち良い。こなれた柔らかさが肉棒に一番フィットする。経験が少なくまだ硬さが残る狭い穴をこじ開ける様にねじ込むのも良いが、経験を積んだ女性のねっとりと絡む秘肉は格別だ。出産経験がある事も関係しているかもしれない。それにこの位置からだと和子の巨乳が動きに合わせて大きく揺れるのを眺められる。武志は視覚でも楽しんだ。  武志は両手を伸ばして和子の胸を揉む。手に余るほどの大きさだ。少し垂れ気味だが、この大きさだから仕方が無い。それを補うほど揉み応えがある。あくまでも柔らかく、指が沈み込んでいく。力を加えるといくらでも形が変わる。  経産婦だけあり乳首の色は濃いが、手入れが良かったのか皺々にはなっていない。  乳首を押し込んだり、摘んだり、引っ張ったりして乳房の形を変えて楽しむ。  その間も和子は腰の動きを止めない。上下させ、前後させ、たまに回して肉棒に捻りを加える。無心に腰を動かしている。  三人目でかなり余裕のある武志は一番最後まで待たせたお詫びに何度でもイカせてやろうと思った。  まずは上半身を起こし胡坐をかき対面座位の形へ移る。和子を抱きしめ、口を奪う。先ほどまで精液を舐め取っていた口だけに自分の味がするかなと思ったがほとんど感じない。和子が唾液で口の中を洗い流していたのだろう。  和子の体重を肉棒の先で受け止め、子宮口ごと子宮を押し上げる。そのまま気を送り子宮を焼いてやる。  両手で和子の体を抱きしめる。豊満な胸が自分に押し付けられポワポワして気持ち良い。  そして舌先を和子の口の中に入れ上あごの敏感な部分を舌でくすぐる。  一度イクまで肉棒で子宮をグリグリこすり続ける。口をふさがれ声を出せない和子が、んんーと喉の奥でこもった声を出し、強く抱きついてくる。そのまま体を震わせている。いきやすい和子は軽く達したようだ。  一度イッて敏感になっている和子を休ませることなく責め続け続けざまにイカせてやる。和子はだんだんぐったりして反応が薄くなり、とろけきった顔をしている。  武志は和子を抱いたままゆっくり後ろに倒れ、女性上位に移行した。後は最後の大きな絶頂を迎えさせてやるだけだ。  和子の豊かな胸が自分の胸の上でつぶれ柔らかい感触を伝えてくる。胸の大きな女性は騎乗位もいいけど女性上位もいい。スリムでスタイルの良い女性を抱くのは男の征服欲を満たしてくれるが、抱いて気持が良いのは適度に肉が付いた方だ。柔らかい肉に包まれると幸せな圧迫感に包まれる。  片手で肩を片手で尻を掴み和子の体をがっちり捕まえると最後の抽挿に入る。  朦朧としている和子はなすがままになり、うめき声を上げる。  武志は和子の首筋に吸い付きながら腰を突き上げる。跡を残さないように気を付けながらしょっぱい首筋を吸う。武志は舐められるのも好きだが、相手を舐めるのも好きだ。最近は人数が多いせいか前戯が少なくなり相手を舐める事が減っている。  相手を思う存分舐めたい願望を少しだけ晴らしながら、腰を振る。腰に合わせて和子の体を前後に揺らし、より衝撃を強くする。  和子は最奥を強く何度も突かれ、何も分からない状態だった。ただ快感のみが頭の中で暴れている。自分が意識が有るのかさえ良く分からなくなっていた。  武志は最後の時が来たと、肉棒を秘肉の一番奥まで入れ、子宮口をこね回しながら気を流し続ける。  和子が武志の耳元で小さくああーああーと言っている。それでも武志が気を流し続けるとやがて静かになり何も言わなくなった。  耳元で和子の名前を呼んでも一切返事が無い。体を揺すっても一切反応しない。  いき続けて体力が尽きてしまったのだろうか。まだ射精していなかったが仕方が無い。和子をゆっくりどかして寝かせてやる。それから愛液で汚れた股間を清める。最後に自分の股間もきれいにする。  最後に大きくイカせてやれなかったのは心残りだが体力の限界までいき続けるというのも良いかもしれない。和子が目を覚ましたら感想を聞く必要がある  いつもの様に三人ともダウンしている。美穂だけは意識があるようだが、億劫なようで横になったまま動こうとしない。武志は麗華の家族が帰ってくるまで時間があるのを確認すると、ベッドから毛布を持ってきて三人にかけてやる。  今日の練習でだんだん気の道も分かってきた。後何回か練習するとはっきりしてくるという予感がある。  武志は自分が一条流の階段を少しずつ上がっているのを感じていた。 <第5章>  温泉から戻って混寝会の乱交を二回こなした後の日曜日、武志は麻衣との待ち合わせ場所に向かっていた。  麻衣も他の女性と同様に祖父武彦から紹介された人で、多淫症で悩んでいた。  何回セックスをやっても満足せず、麻衣が満足する前に相手は疲れてギブアップしてしまう。彼氏ができても付いていけないと言って去ってしまう。  そこで武彦は武志に強烈なセックスをするように命じた。回数をこなすのではなく、量より質で満足させようという考えだった。武志なら体力的、技術的に麻衣が満足するまでセックスを続ける事は可能だったが、それでは問題は解決しないと考えたようだ。  武志は気を通し麻衣の体をより感じやすくすると同時に、普通より多めの気を流し強烈な絶頂を与え失神させた。麻衣は一回だけのセックスでも満足したようで、それ以来何度か武志と体を合わせている。今回は三ヶ月ぶりの再会だ。武志は淫乱な麻衣が三ヶ月間我慢できたか不安だったがとりあえず信用する事にした。  待ち合わせ場所には時間前なのに既に麻衣が来ていた。以前の時と同様に派手な衣装だ。超ミニの黒い光沢素材のタイトスカートにロングブーツ、上は黒のカットソーに革ジャンを羽織っている。キャバ嬢という仕事柄か濃い目のメークで今風に毛先をカットしカールした長い髪をなびかせている。十二月最初の日曜日は太陽が昇っても気温は低い。周りに行きかう人も厚着をしている。麻衣は寒くないのだろうかと武志は思った。  タイプは違うが麗華と競うくらい綺麗な顔だ。スタイルの良さもあいまって店ではかなり売れているだろう。  見た目が男を引き寄せるのか、軽そうな男にナンパされていて、それを機嫌悪そうにあしらっている。  麻衣は武志を見つけると、しつこくまとわり付く男を無視して武志に走りより、腕を組んで歩き出した。  ナンパに失敗した男はいまいましそうに武志をにらむと反対方向へ歩き去った。 「ほんとにしつこいんだから。何回断ってもあきらめないの。武志がもっと早く来てくれたら良かったのに」 「えー、まだ約束の時間前ですよー」 「約束の時間は関係ないの。男は女を待たせたら駄目なの」  武志は麻衣の無茶な理屈にあきれながら、一理はあるなと思った。肘に麻衣の柔らかい胸を感じ気持ち良くて何でも言う事を聞いてあげたくなる。これも麻衣の作戦なのかもしれない。 「ごめんなさい。次からもっと早く来ます」 「分かればいいのよ。じゃあ、コンビニで食料をゲットして私の部屋へ行くわよー」  麻衣が元気に言った。  コンビニでサンドイッチやらお菓子やらを買い込んで麻衣の部屋へ向かう。ワンルームマンションだ。  中は思ったより片付いていてシンプルだ。おそらく一生懸命片付けたのだろう。 「この部屋は防音がしっかりしてるから気に入ってるの」 「へー、そうなんですか。いいですねー」 「べ、別にエッチの為じゃないんだから。私は昼間寝るから、防音のしっかりしたとこじゃないと、うるさくて眠れないのよ」  武志は他意無く言ったのだが、誤解したのか麻衣は慌てて弁解した。 「とりあえず座ってよ」  麻衣は武志へクッションを渡すと自分も座った。  二人とも朝食は済ませていたので、麻衣は薄めの水割りを、武志はコーラを飲みながらお菓子をつまんだ。 「久しぶりだねー。捨てられたかと思ったわよ」 「麻衣さんみたいな綺麗な人を捨てるわけ無いですよ」 「そう言ってても男はみんな私を捨てちゃうんだから。でも今日は来てくれて、とってもうれしい」  麻衣は武志の頬にちゅっとキスをした。 「麻衣さんこそ三ヶ月の間に浮気したんじゃないですか」 「そんな事ないわよ。私はもう武志じゃないと満足しないんだから。それにキャバ嬢はお客と寝たら負けなのよ」 「それじゃあ、今日はいっぱい気持ち良くしてあげますね」  武志は麻衣の背中から胸に手を回し、揉みながら体を引き寄せた。 「もうやるの」 「麻衣さんのほうこそ待てないんじゃないですか」 「これから年末で忙しくなるから、がんばれるようにいっぱいエッチして」  麻衣は自ら武志にキスをした。  武志の両頬を軽く押さえると自分に引き寄せ。まずは軽くチュッチュッとキスをする。  そして、軽く唇を押し付け、隙間から舌を出し誘うように武志の唇を舐める。武志が誘われるまま舌を出すと、さっと引っ込めてしまう。  武志も舌を引っ込めると、また舌を出してきて武志の唇を舐める。そして武志が舌を出すと引っ込める。  しばらく鬼ごっこのように舌で遊ぶ。  麻衣は遊びに飽きると舌を武志の口に差し込んだ。上あごの敏感なところをチロチロ舐めて武志を悶えさせる。  そしてようやく舌を絡ませた。舌の力を抜き柔らかくした状態で武志の舌の上下左右、先っぽといたる所を愛撫する。  武志はくすぐったいような気持ち良さで首の裏側がぞくぞくする。  それでも終わらず、麻衣は唾液交換に移った。まずは武志の舌を唾液ごと吸い上げる。もっと欲しいと武志の頭を傾け舌に吸い付く。武志が唾液を流してやると美味しそうにいくらでも飲み込む。武志から唾液が来なくなると今度は自分の頭を上にして、舌を通して武志へ流し込む。  武志は麻衣の温かい唾液をごくんと飲み込む。飲み込むともう次の唾液を麻衣が垂らしてくる。麻衣は他の人より唾液が多いみたいだ。  そうして唾液を飲ませ終わるとようやく麻衣は口を離した。唇がふやけるほど長い間キスをして満足げな顔をしている。  麻衣のキスはうまいと武志は思った。自分で淫乱と言うだけあってキスの経験も多そうだ。いや経験というよりキスが好きだからこそうまくなったのだろう。  誰しもセックスの中で特に好きな事はある。美穂は人を舐めるのが好きだし、武志は舐められるのが好きだ。  麻衣は特にキスが好きなのだろう。  麻衣は立ち上がると武志に見せ付けるように服を脱いでいく。カットソーとスカートを脱ぐと上下で揃いの黒のキャミソールにショーツの扇動的な姿になり色々なポーズをとる。適度な大きさで形の良さそうな胸がキャミソールを持ち上げ、その裾から少しだけ見えるショーツは恥丘が少し盛り上がっている。  長いキスで既に興奮していた武志の興奮は最高潮に達する。立ち上がり麻衣をギュッと抱きしめると首筋に何度もキスをする。  武志が少し落ち着くと、麻衣はキャミソールを着たままブラをはずす。まだ武志を挑発するつもりだ。  薄いキャミソールの布地に乳首が浮かび上がる。キャミソールの細い紐が麻衣の頼りなげな肩にかかっているだけで、とてもいやらしく見える。  麻衣は武志の足元にひざまずくとズボンを脱がしにかかる。武志は急いでシャツを脱ぎながら下を見ると胸の膨らみの上側が見える。  ズボン、靴下を脱がせ終わるとトランクスに手をかける。肉棒はすでに最大まで大きくなり、トランクスを膨らませている。亀頭が当たる部分には小さい染みができている。麻衣は武志がガマン汁を漏らしている事に満足して、肉棒の先端にかからないようにしながら降ろしていく。  トランクスからこぼれた肉棒は急角度で上を向いた。  麻衣は武志を全裸にすると抱きついた。両手を武志の首に回しキスをねだる。本当にキスが好きなようだ。  武志は早く麻衣の体を貪りたいのを我慢してキスを返す。キャミソールの薄いツルツルの生地越しに麻衣の胸の柔らかさを感じる。両手を尻に回しわしづかみにして自分に引き寄せこね回す。麻衣の尻は弾力がありながらも柔らかい。  夢中になり揉みまくる。肉棒が麻衣の腹に当たり邪魔になるほど硬くなっている。  麻衣は武志の頭を引き寄せ夢中で口を吸っている。  麻衣は息が苦しくなるまでキスをすると、武志をベッドに寝かせた。自分は上下さかさまで武志に跨りシックスナインの体勢になる。  肉棒を手に取るとペロペロと優しく舐め始める。  下着を着たままやるつもりか。武志は初めてだが、それも興奮するものがある。武志と寝る女性はいつも驚く事をして武志を楽しませてくれる。  下着の上から鼻を押し当て思い切り匂いを吸う。既に発情した濃いメスの匂いがする。ショーツの底には染みが広がり麻衣も興奮しているのが分かる。  ショーツに指をかけてずらすと、秘肉に吸い付き、愛液をすする。少し濃い目でトロッとしている。  とりあえず湧き出ていた分をすすり終わると、クリトリスを包皮の上から舐める。  麻衣の体がピクッと反応し、一瞬麻衣の舌が止まる。だが、すぐにフェラチオを再開する。  武志はショーツをずらしたまま包皮を剥くが窮屈でやりにくい。しかし、そのやりにくさが楽しさになり、スパイスになり興奮がさらに増す。  クリトリスは武志が今まで見た中で一番大きい。きれいに洗われていて恥垢は全く付いていない。  舌先でチロチロ舐め、気を少しずつ流してやる。  麻衣は気をまぎらわす為か肉棒を咥えると抽挿を始めた。かなり根元に近い所まで飲み込んでいる。クリトリスが感じるのか、うふんうふんと声を漏らしながら頭を動かしている。唇の締め付けも舌の動きも良い。美穂と同じかそれ以上のフェラテクだ。深さでいうと美穂以上に深く飲み込んでいる。  武志は昂ぶり股間に熱い物が込み上げて来るのを感じた。丹田に力を込め射精感を押さえると共に、麻衣の攻撃を緩めさせる為にクリトリスに吸い付いた。  麻衣は負けじと指を肉棒に回ししごき、袋をやわやわとマッサージし、会陰部を指でコリコリ刺激してくる。  武志も負けられないと、吸い込んだクリトリスを舌先で高速で舐める。そして指を一本秘肉に沈めた。 「んんんー」  麻衣はたまらず口に咥えたままであえぎ声を出す。腰を上げ武志の舌から逃げようとするが、武志が片手で腰を抑え逃がさない。  麻衣は逃げられないと分かると最後の手段に出た。指に唾液をたっぷり付けると、股間の責めに加て、尻の蕾を指先でくすぐり始めた。 「あははあー、そこダメ」  武志は思わずクリトリスから口を離し、麻衣に訴えた。武志は肉棒、袋、会陰に弱点の肛門までもを同時に責められ急速に射精感が増してきた。意識を集中して射精感を必死に押さえる。もう麻衣を責めるどころでは無かった。  麻衣はクリトリスの責めから解放され、武志への攻撃に激しさを増す。何度も唾液を追加しては蕾と周りをぬるぬるにして指先でくすぐる。その間も忘れずに会陰をコリコリする。肉棒に回した指を回転をさせ、肉棒に捻りを加える。  麻衣のテクは美穂以上だ。今まで会った人の中で一番うまい。いまさら分かった所で遅く、武志は防戦一方で必死に射精感に堪える。だが、麻衣のテクの前にだんだん限界が近づいてくる。このままでは麻衣の口の中に出してしまう。今まで麻衣にそんな事をした事は無い。  亀頭が膨らんできて、袋がキュッと締まり持ち上がってきた。麻衣は武志の限界が近いのを知り、一瞬だけ口を離して言った。 「口の中に出して。飲ませて」  そうして最後の追い込みに入る。肉棒をしごく唇と指をさらに締め、頭の上下運動に回転を加える。指の回転とは逆方向で肉棒によじれる感触を与える。さらに抽挿のスピードを上げ、より深く限界まで飲み込む。 「ああああー、出そう、出そう」  麻衣の責めに耐えられず武志は叫ぶ。下半身は溶け、ぴりぴり痺れている。すぐそこまで熱い物が込み上げて来ている。限界寸前なのが自分でも分かる。気持ち良い。それしか考えられない。もっとこのまま続けたい気持ちと早く出したい気持ちが頭の中で混ざり合っている。 「ああああー、もうダメー、出るー、出るー」  武志は情けない声で美穂に知らせる。  美穂は武志にとどめを刺した。一瞬だけ歯を亀頭に当てて擦り、袋をギュッと掴んだ。 「出るっ」  武志は短く叫ぶと同時に精液をぶちまけた。より深い快感を求めて腰を突き上げ根元まで咥えさせる。  びゅるっ、びゅるるるるっ、びゅるるるるっ。  発射と同時に麻衣は肉棒をきつく吸い上げていた。凄い勢いで精液が飛び出る。  久しぶりの口内射精で武志の頭の中は真っ白になっている。膣内射精と同じくらい気持ちよい。  びゅるるるるっ、びゅるっ、びゅるっ。  精液が吹き出るたびに腰の辺りに痺れるような溶けるような快感が広がっていく。  ぴゅるっ。最後の一塊が出た。  麻衣は口の中にたまった精液を少しずつ飲み込んでいく。武志の精液は普段オナニーをしない事もあり人より濃く多いので飲みにくそうだ。 (麻衣さんが俺のを飲んでる)  武志は何か分からない感動に包まれていた。口内射精は過去に一度だけ美穂にさせてもらっただけだ。口の中に出せるなんて思っても無かったし、さらに飲んでもらえるなんて考えられない。あんなまずい物は自分が女なら絶対に飲めない。  全て飲み終えた麻衣はそのまま肉棒に吸い付き残り汁まで吸い上げる。精液が吸い出される感覚に武志はああっと声を上げた。  麻衣は残り汁を飲んでも口を離さず、そのままお掃除フェラを続ける。  武志は体の力を抜き全てを麻衣に任せお掃除フェラを満喫する。射精直後の亀頭は敏感で、くすぐったいような、ぞくぞくするような独特な気持ち良さがある。肉棒はあまりの気持ち良さに溶けて無くなったようだ。腰の周りは甘く痺れてぴりぴりしている。  麻衣は武志が再び元気になるまでフェラを続けた。先ほどまでの激しさと違い、ねっとりとまとわり付くようなフェラだ。  再び元気になると口を離して麻衣が聞いた。 「どうだった」 「凄かったです。ちんちんが溶けてなくなるかと思いました。口の中に出したのは久しぶりです。それに飲んでもらえるなんて」 「いいのよ、私は好きでやってるんだから」 「えっ」 「私はフェラチオが好きなの。男の人がフェラで悶えるのを見るのが好きなの。男の人でもクンニが好きな人が居るでしょ。それと同じよ」  麻衣は慌てて大きな声で訂正する。 「でも武志も結構やるわね、私のフェラにあそこまで耐えた人は初めてよ。みんな、あっという間に出しちゃって物足りなかったの」  麻衣はそう言うとベッドの上で横になり、武志に両手を差し伸べた。 「来て」  武志は急いで麻衣に覆いかぶさった。そしてキャミソールを胸の上までまくり上げた。麻衣の美乳があらわになる。Cカップ位だろう。寝ていてもきれいに盛り上がっている。乳輪と乳首は茶色で普通くらいの色だ。だが、乳首が人より大きく丸い。乳輪に茶色いパチンコ玉を付けたみたいな感じだ。  武志は麻衣の上に体を倒し、両手で乳房を揉みながら乳首を吸った。乳首が大きいので吸い甲斐がある。舌で転がしても存在感がある。意外と楽しい。乳房は表面が柔らかく、中に弾力が有る物が詰まっている。揉むと最初指が沈みその後はじき返される感じだ。  脚を麻衣の脚に絡める。すべすべして気持ち良い。股間が麻衣の太ももに当たり弾力を感じる。  武志は左右の乳首を交互に咥えた。吸ったり、引っ張ったり、甘噛みしたり、存分に味わう。忘れずに気を流し込む。  麻衣は目を閉じ、あ、あ、と小さく声を上げて感じていることを武志に伝える。  胸を堪能した武志は移動する。形の良い耳を舐め、咥え、穴に舌を入れる。首筋を舐め、吸う。きれいに浮き出た鎖骨、美しい首から肩へのライン、肩、脇、二の腕と順にキスをして舐める。  麻衣は舐められるのが好きなようだ。舌が性感帯を通ると、あんっと声を上げ体をくねらせる。  麻衣の上半身を唇と舌で愛撫している間、武志は片手でショーツをはいたままの股間をやさしく責める。  最初は手の平を股間にかぶせ、恥丘の盛り上がりを確認する。そして溝に沿って指を動かし、筋を浮かび上がらせショーツに愛液を染み込ませて濡らす。  クリトリスの周りを指で円を描く。クリトリスは勃起し根元まで硬くなって、コリコリした感触を指先に伝えてくる。  麻衣の体がほぐれるまでじっくりと愛撫する。後に備えて気は控えめにしている。  麻衣の声が大きくなり、体を震わせる回数が増えてきた。ショーツもぐっしょり濡れている。武志の肉棒も完全復活している。  武志は麻衣の股間に移動した。麻衣も協力して両脚を上げる。  片手でショーツを横にずらし肉棒の先端を秘肉に合わせる。そして、そのままゆっくりと腰を進めていく。 「ああー、入って来る」  武志は焦らずゆっくりなじませながら一番奥の突き当りまで進む。先端がコリっとした物に当たった所で麻衣が言った。 「しばらく、このままでいて」  武志は上半身を倒し体を密着させた。両腕で麻衣を抱きしめる。麻衣も武志の背中に腕を回し抱きつく。  そのままじっとしていると体が触れている所から麻衣の体温を感じる。二人の間でひしゃげている胸から鼓動が伝わってくる。  麻衣はうっとりとした表情を浮かべている。  麻衣の秘肉は年の割にはこなれていて経験を感じさせる。締め付けはそれほど強くないが、じんわりと締めてくる。普通の人より中の温度が高いのか肉棒が熱い。それに底が少し浅く、普通に入れただけでも先端がしっかりと子宮口に当たっている。  そのままで萎えてはいけないので、武志は入れたままで腰を回し先端でグリグリ子宮口をこすってやる。同時に気を流し刺激する。 「ああー、いいー、それいいー」  麻衣はそう言うと、武志の首筋に吸い付き一生懸命にぺろぺろ舐め始める。秘肉全体も締まってきて狭くなってきた。麻衣は入り口とかが部分的に締まるのではなくて、感じると秘肉全体が締まるタイプのようだ。動かなくても結構気持ち良い。 「いいー、きもちいいー」  麻衣は独り言の様に繰り返しながら、首筋を舐める、時おり両手で武志の頭を持ち上げキスをねだり舌を吸う。  麻衣の秘肉は締め付けを増し、だいぶん気持ち良くなってきた。  武志はもどかしくなり、麻衣の体をぎゅっと抱くと腰を小刻みに動かし、最奥をコンコンコンコンと突いてやる。 「そこいいー、すごくいいー、気持ち良いー」  麻衣は十分感じてるようで武志はキスをして口をふさぎ腰を小刻みに動かし続ける。  武志は先ほどの口内射精でまだ余裕があるので、お礼とばかりにコンコンコンコン突き続ける。  麻衣は激しいのも好きだが、弱い刺激を続けられるのも好きなようだ。喉の奥であえぎ声を出しながら両手は武志の背中をまさぐっている。  武志は動きを激しくするか、体位を変えるか迷ったが、麻衣がこのままで満足してそうなので、同じ体勢を続ける。何度も何度も突き続ける。  だんだんうめき声が大きくなり、息が苦しそうになってきたので、口をほどく。 「ああー、いいー、すごくいいー。とけるー」  武志は麻衣の耳元に口を寄せ聞いてみた。 「そんなに気持ち良いの?」 「気持ち良いー、とけそー、もう死んでもいいー、続けてー」 「もっと欲しいの?」 「欲しいー、もっとー、いいー」  武志は最後までこのままいくと決めた。麻衣が満足するまで続けてやろう。  だが、さすがに武志も飽きるので、耳の穴に舌を入れクチュクチュし、片手で乳首をコリコリ摘む。 「それいいー、ああー、おかしいー、おかしいー」  麻衣はもう自分が何を言っているのか分からなくなりつつある。 「口を開けて」  武志は耳元で言った。  麻衣は言われるままに口を開ける。  武志は麻衣の少し上から唾液を垂らしてやる。  麻衣はそのままコクンと飲み込む。 「美味しかった?」  麻衣はうなずいた。  武志はだんだんいけない気分になってくる。今の麻衣なら何でも言うことを聞いてしまう。悪い事をお願いしたい気になる。  武志は誘惑を振り切り、腰を細かく動かし続けた。  麻衣の両手を頭の上に持っていき、指を組ませて片手で押さえる。両方の脇の下があらわになる。永久脱毛しているのか、つるつるしている。思わず武志はそこに口付ける。かすかに汗の匂いと味がするだけで、舌先に剃り残しや生えかけなどは全然感じない。 「あっ、だめー」  麻衣は体を揺らして唇から逃げようとするが、武志は体をがっしり押さえて逃がさない。こんな楽しい事を止められる訳が無い。肉棒で最奥を突くスピードを上げ気の量も増やして麻衣の抵抗を弱める。そうして脇の下を思う存分舐める。もちろん舌の先からは気を送りまぶしつける。舌を広げてべろーと舐めたり、舌先で高速にチロチロ舐めたりする。 「それだめー、おかしくなるー、いやー、いやー」  感じすぎるのか、麻衣は体を思い切りくねらせる。かなり効いているようだ。ひとしきり舐めると反対側への脇の下へと移動する。そこも色々な舐め方で麻衣をよがらせて楽しむ。 「気持ち良いでしょ」 「気持ち良いけど、感じすぎるからダメ、もういいー」  麻衣は荒い息をしながら答える。  十分楽しんだ武志は両手を麻衣の腰に添えると本格的な抽挿に入った。  三浅一深の要領で、深く突くと同時に子宮口へ気を送り、麻衣に声を上げさせる。  腰の動きを続けながらも肉棒で麻衣の秘肉の味を噛み締める。美穂達と乱交する時には、あまり余裕が無いせいか膣の感触を十分味わう事ができない。どうしても相手をイカせる事を優先して、自分が楽しみきれない所がある。だが、一対一の場合は余裕を持って相手を味わい自分も心身ともに楽しめる。  麻衣は底が浅いので亀頭の先が十分すぎるくらい子宮口に当たり、そのコリコリした感触を味わえる。カリが肉壁を削る感触、入り口が竿を食い締める感触も十分楽しむ。  しばらくそうしていたが、ふと麻衣が何もしゃべらくなっているのに気が付いた。 「気持ち良い?」 「気持ち良いー、いいー」  武志が尋ねると、麻衣がとろけた口調で答える。意識は失っていない。 「もっといる?」 「もっとー」  イッている訳でもなさそうだ。武志はランナーズ・ハイに似た状況かもしれないと思った。脳内から快楽物質が出続けているのだろうか。他の女性でも何度か、こうなったことがある。強い快感が長時間続いて、麻薬でもやっているかのような状態になる。  後でその女性に聞くと、意識レベルは下がり、体は浮遊感に包まれ、体中が気持ち良くなり、何をされても感じて、ものすごい幸せな気持ちだったそうだ。  武志はどうするか迷ったが、このまま最後までいくことにした。自分の体力が尽きるか、麻衣が気を失うかのどちらかだろう。女性がこの様な状態になるのを見るのはめったにない。そういつもなる訳じゃないだろう。実際麻衣との前回のセックスは普通に大きくイキ、失神して終わっている。何事も経験だと思うことにした。  武志はかなりの時間抽挿を続けた。三十分以上腰を振っている。だんだん腰も疲れてきた。  麻衣に声を掛けるとかすかに返事はある、気を失ってはいないが反応がかなり薄くなってきた。  そこで武志は気が付いた。逆に快感を減らせばいいんじゃないか。麻衣は自分以上に疲れているはずだ。それほど体力があるとも思えない。快感が続いているから意識が続いているのではないか。  武志は気を送るのを止め、抽挿のスピードをだんだんゆっくりにしていった。  コンコンコンコンという動きからコン、コン、コン、コン、と一拍置くようにする。それからだんだん間隔を広げていく。  コン、……、コン、……。  コン、……、……、コン、……、……、。  麻衣の反応はだんだん無くなり、乳首をクリクリしても声さえ上げない。  そして武志は動きを止めた。 「麻衣さん」 「麻衣さーん」  耳元で小さい声を掛けても返事をしない。気を失うか寝てしまったようだ。  武志は肉棒をゆっくりと抜いた。麻衣は反応しない。とても幸せそうな顔をして寝ている。  麻衣はしばらく起きそうに無いので、毛布をかけてやり、勝手にシャワーを借りる。  結局一時間弱武志は腰を振っていた。一回のセックスにこんなに時間をかけたのは初めてだ。何時間も続けてやる事はあったが、それはトータルでの話で一回ごとで考えれば一時間もたつ前に女性がイッてしまうのでもっと短い。  他にもやりたい事や聞きたい事があったのに麻衣はいっこうに起きてこない。  騎乗位で麻衣の美乳が揺れるのを見たかったし、なぜ下着を来たままなのか聞きたかった。  麻衣は幸せそうな顔をして寝ているので、結果オーライでまた今度にしよう。  武志は麻衣の寝顔をみながら、とりとめも無く物思いにふける。  これで麻衣が二ヶ月後まで我慢してくれればいい、我慢できなくなったら電話するように、起きたら伝えよう。  それにしても最近は友人と遊びに行く事も無く、毎週日曜はセックスしている。五人もセックスフレンドがいる大学生はそれほどいないだろう。うれしい様な辛い様な、よく分からない。  しかし、彼女達のおかげでこの二ヶ月の間に技が進歩したような気がする。今の形をいつまで続けられるか分からないが、彼女達が満足している間は続けたい。自分も技を発展させる事ができる。  でも、乱交組と真由美・麻衣とでは回数に差が有りすぎる。日曜を前半と後半に分けるか、土曜日も使うかしないと少し不公平だ。特に麻衣は回数が少なくて我慢できなくなりそうだし、自分も気の量はまだ余裕がある。  それと来週の混寝会の予定を決めておかないといけない。年末も近いのでクリスマス会や忘年会とかも考えないといけない。どうせ美穂が何か企画を考えているとは思うけど今夜電話してみよう。  武志の物思いは続いた。 <第6章>  年が明けて武志達は新年会と称して二回目の温泉ツアーに来ていた。美穂に言わせると姫はじめツアーだ。前回の温泉は美穂、和子、麗華、武志の四人で日帰りだったが、今回は成人の日の祝日を利用して一泊二日になった。  行き先は美穂の雪見酒がいいという一言で雪国の温泉に決まった。新幹線と旅館の送迎バスを使う。  前回参加しなかった真由美、麻衣も新年会で親睦を深めようと言われ強引に参加させられている。うやむやの内に二人を乱交に巻き込み、今後は乱交メンバーに組み込んでしまおうという美穂のたくらみだった。  新幹線を降りると道路は綺麗に除雪されているが、屋根の上は白く、道路脇には薄汚れた雪が積まれている。東京に大雪が降った次の日の様な感じだ。  駅から旅館の送迎バスに乗り三十分も揺られると、雪はだんだん深くなり1メートル近く積もっている。 「ここまで来ると雪国に来たーって感じがするわね」 「こんなにたくさんの雪を見るのは短大の時にスキーに行った時以来です」  西国育ちの美穂と真由美がはしゃいで話している。  東京育ちの和子、麗華、武志の三人もこれほどの雪は珍しいのか、窓から外を眺めている。  麻衣は集団行動が苦手なのか、北海道出身で雪が珍しくないのか、一人で音楽を聴きながらぼんやり一番後ろに座っている。  昔から群れるのが嫌いで、一人で肩肘張って生きてきた麻衣はこの雰囲気になじめず、浮いてしまっている。  武志はそれとなく麻衣の隣に席を移り話しかけた。 「麻衣さん、雪は懐かしいですか。実家は北海道ですよね」 「雪は好きだけど嫌いなんだよ。雪かきは疲れるし、通学は大変だし、雪解けの頃は汚いし。でも懐かしいっていえば懐かしいな。もう何年も北海道には帰ってないんだよ」  実家に帰ってないという事は東京には親の反対を押し切って出てきたのかもしれない。  武志は麻衣のプライベートについてほとんど知らない。北海道出身で、一人暮らしをしていて、キャバ嬢をやっている事しかしらない。  おそらく普段麻衣の周りにいるのはライバルである同僚のキャバ嬢だけ。美穂達の様に愚痴を言い合える会社の同僚がいるわけでもなく和子の様に子供もいない。性格的に友達も多くなさそうだ。麻衣が多くの男達とくっついたり離れたりを繰り返すのは、人一倍さみしいからなのかもしれないと武志は思った。 「今回は美穂さんが無理やりさそったから、悪かったかなと思ってるんですよ」 「いや、武志と一緒に旅行できてうれしいよ」 「いっぱい楽しみましょうね」  そう言いながら武志は誰もこちらを見ていないのを確認すると、片手で胸を掴み片手を下腹部に置き、ドクっと気を流した。  あっ、と麻衣が声を上げたので皆が振り返る。武志が隣に座っているのを見て、いたずらした事を察したのか元のおしゃべりに戻る。ただし全員、帰りは私が武志の隣に座ると心の中で決めていた。  麻衣は武志をにらむが、武志はどこ吹く風で胸を揉み続ける。 (麻衣さんは綺麗でスタイルがいいからキャバクラで人気なんだろうな。言い寄ってくる人も多いだろうな。そんなレベルの高い人の胸を昼間から好きに触れるなんて幸せだ)  武志は十八歳から毎週の様にセックスをしてきたとは言え、昼間から人前でイチャイチャするのは前回の温泉ツアー以来二回目である。 「前エッチをした時に下着を脱がなかったでしょ。なぜですか」  武志は胸を揉みながら麻衣に尋ねた。 「ど、どうでも、いいでしょそんなの」 「教えてくれないともっと責めちゃいますよ」 「裸もいいけど、着たままもいいのよ」 「どういう風にですか」 「何か、不自由な感じが興奮するでしょ。んっ」  武志はさらに胸を揉む。 「それから」 「ショーツが濡れてくると自分がいやらしくなったような気がするし、射精された後に精液が漏れてきてショーツに垂れると出されたんだって実感するのよ」 「それから」 「終わった後に拭かずにお風呂に行けるから便利なのよ……。あんっ」 「教えてくれてありがと。お礼にもっと気持ち良くしてあげます」 「話が違う」  武志は両手で胸をぐいぐい揉みながら気を流す。そして首筋に吸い付いた。  麻衣は必死に声が出るのを我慢する。 「麻衣さんって実は縛られたりするのが好きなんじゃないですか」 「そ、そんな事無い。縛られた……事なんか、うっ、ないもん」  武志はこれ以上やると麻衣が大きな声を出しそうなので、責めを徐々に押さえていった。  麻衣は荒い息をしている。  そうこうしている内にバスが旅館に着いた。  旅館はいい感じにひなびていて清潔に掃除されていた。  部屋は続きの二部屋で広い方が五人の女性用、狭い方が武志用だった。  だが、美穂の目論見では広い方が乱交部屋で狭い方が休憩部屋だった。  家族風呂を貸切にしていたので、早速全員で風呂に向かう。 「ここのお風呂は源泉直接引き込みの掛け流しで本物の温泉よ。最近増えてる水で薄めてるような偽物じゃないの」  予約した美穂が自慢げに話している。そしていつの間に用意したのか、お銚子とおちょこを乗せたお盆をお湯に浮かべている。 「さて、まずは乾杯するわよ」  全員がおちょこを持ち乾杯する。 「これってテレビとかでよく出るでしょ。一度やってみたかったのよねー。一人じゃ恥ずかしくてできないし。最初断られたけど貸切家族風呂ならってOKもらったのよ」  美穂が説明する横で、麻衣は仕事柄酒に強いのかぐいっと飲んでいる。他の四人はちびちび飲んでいる。  少し回ってきたのか、はしゃいでるのか、美穂が雪見酒さいこーとか言っている。  暖まった所で湯船を出て体を洗う。ここの洗い場は六人なら同時に洗える広さがある。  美穂、麗華、和子の乱交メンバーがタオルに石鹸を泡立て武志に取り付く。  麻衣と真由美は一人で静かに体を洗っている。  乱交三人組はキャッキャとはしゃぎ、武志の体をくすぐるように洗う。  麻衣は一人でさっさと洗い終わると、お先にと声を掛け一人だけ先に上がってしまう。 「ちょっと、待ってください。俺も上がります」  武志は三人から逃れるとお湯をかぶり、石鹸を洗い流すと慌てて麻衣の後を追った。  三人組は後を追わず、うまい具合にいったとほくそ笑む。  武志が脱衣場にいくと麻衣は既に浴衣を羽織り髪を乾かしている。武志は下着もはかないで急いで浴衣を着る。 「麻衣さん一緒に行きましょうよ」 「うるさい、私は怒ってるんだから。さっきは凄く恥ずかしかったんだから」 「ごめんなさい。気持ち良くしたら喜んでくれると思って」 「あんな所で喜ぶわけ無いだろ」 「じゃあ、お詫びに今度は麻衣さんが好きなことをしてもいいですよ。俺の部屋に行きましょう」  麻衣は怒った振りをしながら武志についていく。麻衣はそれほど怒っている訳ではなかった。武志に触られるのは嫌じゃないし、気持ち良い。ただ人前が恥ずかしかっただけだ。武志が好きにさせてくれると言うなら、好きにさせてもらおう。  武志は部屋に入ると浴衣を脱ぎ全裸になると、畳の上に寝転がった。 「お詫びに俺の体を好きにしてください」  麻衣はキスならいつでもできるのでフェラチオからやろうと思っていた。  肉棒を手に取り咥えようとした所で武志が声を掛けた。 「ただやったんじゃ面白くないから、麻衣さん勝負しませんか」 「勝負?」 「美穂さん達が戻ってくるまでに俺が出しちゃったら麻衣さんの勝ち、我慢できたら俺の勝ち」 「何を賭ける」 「今日の残りの時間、負けたほうは勝ったほうの言う事を聞く」 「いいわよ」  麻衣は勝ったと思った。この前は十分もしないうちにフェラで武志をイカせた。あの調子で今日も勝てる。 「ただし一つだけ条件があるんです。今日はまだトイレで大きいほうを出してないんです。だからお尻は勘弁してください」 「分かったわ。早速始めるわよ」  その位はハンデにちょうどいい。麻衣は既に勝ったつもりになっていた。 「どうぞ」  一方武志も勝ったつもりになっていた。これほど簡単に行くとは。弱点のお尻さえ防げば、いくら麻衣のフェラテクが凄くてもいくらでも我慢することができる。  武志の肉棒は麻衣の口技への期待ですでに半勃起している。  麻衣が手始めに亀頭をペロペロと舐め始める。今日はこの前と違って武志の妨害が無いので好きなようにできる。肉棒はそれだけでムクムク大きくなり完全に立ち上がった。武志は気持ち良さそうに眼をつむっている。  どの位時間があるか分からないが、美穂達は体も洗ってなかった。女性だからただでさえ時間がかかるだろう。三十分以上は時間があるはずだ。麻衣はじっくり責めて楽しませてもらう事にした。  何度もエラに沿って舌を這わす。普通のフェラチオでは舌は裏側、縫い目側に当たるのでエラは余り慣れてないだろう。  次に指で輪を作り肉棒を上下にしごく。しごきながら縫い目のところをチロチロ舐めてやる。尻以外は条件に入っていなかったので、袋を片手に乗せやわやわころころ動かしてやる。そして指を一本伸ばし会陰をコリコリ引っかいてやる。  袋も丁寧に舐め、片方ずつ口に含み舌でやさしく転がしてやる。玉がコロコロ動くのがおもしろい。  肉棒の硬さも完全になり、武志の興奮も最高のはずだ。  棹の部分を横咥えして唇ではむはむしながら舌でチロチロしてやる。これも結構効くはずだ。今までの男ならこれだけで射精寸前まで追い込まれる。  反則かもしれないが両脚で武志の片脚をはさみ乳房を太ももの上に乗せてやる。  さらに麻衣は攻撃の手を緩めない。亀頭を口に含み舌で舐める。指の動きも止めない。  下準備は十分できたはず。時計を見ると始めてから五分たっている。麻衣は本格的な攻撃に入る。今回は抜くのが目的なので最初から本気で抽挿に入る。喉のかなり奥まで飲み込んでいく。  最初はゆっくりとリズムを取りながら動かす。頭と唇、舌、指の動きを合わせる。それぞれ別の動きをするんだから難しい。頭を回転させながら上下に動かす、指は頭と逆向きに回転させながら上下にしごく。頭が下がった時には舌を突き出し竿の根元を舐め、頭が上がった時には舌を引っ込め亀頭の先端を舐める。常に左右に激しく動かす。唇は適度に締め付け、エラが通る時は引っ掛けるようにする。  動きが合って来たらだんだんスピードを上げていく。普通の男ならこの途中でたまらず吹き上げてしまう。  後、五分もしないうちに武志は吹き上げてしまうだろう。  麻衣は勝ちを確信しながらフェラチオを楽しんでいた。  その頃家族風呂では三人組が真由美に取り付いていた。 「真由美さん、洗ってあげる」  一人で洗っている真由美に美穂が声を掛ける。腕を取り洗い始める。 「真由美さん、胸が大きくてうらやましいわ」  麗華が後ろに回り、背中を洗う。 「真由美さんたら私より大きいのよ。くやしいわ」  和子が前に回り、足を洗い始める。  三人は体を洗いながらだんだん際どい所へタオルを動かしていく。  美穂は脇の下から胸の裾野へ、麗華はお尻や脇腹へ、和子は膝の裏や脚の付け根へ。 「あの、ちょっと」  真由美はくすぐったく変な気持ちになりそうだった。  三人はどんどん性感帯をやさしく洗っていく。麗華はタオルを置き、自分の体に石鹸をまぶすと胸を使って背中を洗い始める。小さいながらも弾力に富む乳房が真由美の背中を刺激する。 「れ、麗華さん。何を」 「こうやって洗うと気持ち良いでしょ」  和子も太ももの内側を手の平でやさしく撫で始める 「和子さん!」 「肌の弱い部分はやさしく素手で洗ったほうがいいのよ」  和子は秘肉ぎりぎりまで洗い出す。 「や、やめ……」  真由美の抗議の声は、突然美穂の口でさえぎられた。  美穂はそのまま口を吸う。真由美は振りほどこうとじたばたするが、美穂に両手で顔を挟まれ、麗華に後ろから胸を掴まれ、和子に両脚を抑えられ動けない。  真由美の抵抗が弱まるまで三人は離さない。しばらくして、真由美は息が苦しくなり抵抗をやめた。すかさず美穂は口の中に舌を入れ絡ませる。麗華は両胸を激しく揉む。和子は秘肉に中指を入れながら親指でクリトリスを揉む。もう片方の手で後ろの蕾をやわやわとマッサージする。  真由美は風呂場で同性三人に責められる異常な状況に、あっという間に昇りつめて行く。  もう少しでイク、その瞬間に和子と麗華の手が止まってしまう。そして美穂に舌を強く吸われる。  その苦しさに現実に引き戻される。そして再び和子と麗華の手がさっき以上の激しさで動き始める。  そして、今度こそイクと思った瞬間に再び和子と麗華の手が止まる。そして舌を吸われる。  この、イク寸前まで上げられては落とされるのを繰り返す内に真由美の思考能力はどんどん奪われていく。もうイカせてもらう事しか、考えられなくなる。どうしてイカせてくれないのか、泣きたくなってくる。  美穂達三人は女性ならではの絶妙なタイミングで真弓を追い詰めていく。 「真由美さんにも女性同士の良さを知って欲しかったの」  美穂が口を離し、耳をぺろぺろ舐めながらささやく。その間も和子と麗華の手は止まらない。ただし、美穂の話を聞かせるため、責めを少し緩めている。  真由美はうんうんとうなずく。 「大勢も楽しいでしょ」  またも真由美はうなずく。 「それさえ知ってくれたらいいの。もうイキたいのね」  真由美は大きくうなずく。 「じゃあ、最後までいきましょうね」  その言葉を合図に和子と麗華の責めは激しさを増し、真由美は追い詰められていく。 「イク時は、イクっていうのよ。いいわね」  美穂は麗華が揉んでいる真由美の乳房の乳首を摘んでやる。  真由美の体が震え始める。両脚をピンと伸ばし、足の指は内側に丸まっている。両手は何か掴まる物は無いかと動き回り、触れた和子の肩を掴んだ。  美穂はぎりぎりまでタイミングを見極め、今だという時に乳首を捻り潰してやる。和子もクリトリスを押し、お尻の蕾に軽く指を入れてやる。麗華も乳房を握りつぶしてやる。 「ひぎぃ、イクっ」  真由美は短く叫ぶと全身を硬直させた。和子の肩を掴む手に力が入る。そして秘肉で和子の指を締め上げる。  和子は指がひくひく締め付けられるのを感じていた。絶頂をより深くする為に指を激しく動かしてやる。 「ひぃっ」  真由美は全身をぶるぶる震わせている。さらに一段大きくイッたようだ。  和子は指を抜き、美穂と麗華は手を離した。三人で真由美を床に横たえてやる。真由美は誰も触れていないのに、まだ時おり体をびくっと震わせている。絶頂の余韻が体を襲い、まだ引かないのであろう。  三人は真弓が落ち着くまで、じっと待っていた。  おかしい。麻衣は不振に思い始めていた。咥え始めて二十分にもなるのにいっこうにイク気配が無い。さすがにあごと首が疲れてきた。相変わらず武志は気持ち良さそうな顔をしている。  この前は結構簡単にイカせられたのに。何が違うんだ。そうかお尻か。武志はお尻が弱点だったんだ。だからこの前は簡単にイッてしまったんだ。  はめられた。だから今日は条件を出してきたんだな。  今さら後悔しても遅い。こうなったら尻無しでもイカせてやる。その時、ドアを叩く音がした。 「武志くーん、いるー。そろそろ夕食にしましょー。こっちの部屋に来てー」  美穂の呼ぶ声がした。 「はーい、分かりましたー。もうすぐいきまーす」  武志は大きな声で返事した。  麻衣は動きを止め、口から肉棒を出した。美穂達が戻ってくるのが早すぎる。 「騙したわね」 「そんな人聞きの悪い事言わないでくださいよ。なんならこの勝負無かった事にしてもいいですよ」 「うるさいわね、さっさと何でも命令しなさいよ」 「とりあえず、ご飯食べましょうよ。お腹すいたでしょ。さっ、行きましょ。行きましょ」  武志は手早く浴衣を羽織ると、くやしそうに立ち尽くす麻衣の背中を押し食事に向かった。  午後六時、女性部屋には六人分の料理が並べられていた。 「さて、まずは乾杯しましょうか。武志君以外は飲みすぎてもいいからね。グラスは持ったかなー」  美穂が乾杯の音頭を取る。美穂はビールの入ったグラスを持ち言った。 「それでは新年会にかんぱーい」  料理は肉を中心に郷土料理っぽい物だった。若い武志は田舎の食べ物に興味が無かったが、出されたものは好き嫌いを言わず残さず食べるようにしつけられているので、文句を言わず食べる。  年長三人組には好評のようだ。 「山の中でマグロのお刺身を出されても困るから、郷土料理にしてって頼んどいたのよ」  美穂は自分の欲望の為には努力を惜しまない人だと武志はあらためて思った。  夜に備えて各自お酒の量は抑えて乾杯の時のビールだけにしていたが、麻衣だけはさらに何杯かビールを飲んだ。  夕食の後はもう一度温泉に入ったり、テレビを見たり、おしゃべりをしたり各自くつろいで過ごす。  そして午後九時、女部屋には五組の布団、男部屋に別注のつまみと日本酒が並べられた。両部屋の間のふすまは取り払われている。男部屋の布団は女性陣により片付けられた。この部屋で武志が寝ることは無い。寝る時は誰かと一緒だからだ。  武志は毎回美穂の段取りの良さには驚かされる。仕事が忙しいらしいのに、いつの間にここまで手配していたんだろう。  女性部屋に六人が集まり、武志と麻衣が立っていた。麻衣は真っ赤な顔をしている。その周りを残った四人が座って囲み、真ん中の二人を見つめている。 「麻衣さん、約束でしょ」  麻衣はくやしさと恥ずかしさで頭がおかしくなりそうだったが、歯を噛み締め両手を後ろに回した。  武志は麻衣の浴衣の紐をほどいた。浴衣は脱がさないまま、その紐で麻衣の両手を縛る。  なるべく痛くならない様に間にタオルを挟んだ。手を重ねると体重が掛かった時に痛そうなので、後ろで上下並行にして、手首同士を握る感じにしてから縛った。  食事前のフェラ勝負で勝った武志の命令は『両手を縛らせてください』だった。  武志は麻衣の前に立つと抱きしめてキスをした。  すでに麻衣は普通の考えができない状態だった。女四人が見ている前で、後ろ手に縛られ、キスをする。異常な状況に麻衣は妖しい感覚に取り付かれつつあった。  武志は舌を絡ませる激しいキスをしてくる。麻衣は頭がぼーっとしてきた。実は武志が舌先から送る気が効いているのだが、麻衣には分からない。  ふらふらになった麻衣は武志に肩を押されて膝立ちになった。目の前に武志の肉棒がある。吸い寄せられる様に咥えた。  他の四人の視線が熱い。食い入るように見られている。武志が頭に手を乗せゆっくり動かし始めた。  両手を縛られ男に好き勝手に口を使われる屈辱的な扱いは、普段の麻衣ならけっして許さないだろう。だが、この初めての異様な雰囲気の中では官能を高める一つの要素になってしまっていた。  武志の動きに合わせて舌を動かす。時おり奥まで入りすぎて苦しくなる。それでも必死に舌を動かし唇を締める。ますます今の状況が分からなくなっていく。武志は肉棒の先からも気を送り込んでいる。  舌が疲れて動かなくなった頃、武志の動きが止まった。肉棒が抜かれていく。大切な物が無くなる感じがして、口を突き出し追いかけてしまう。  武志が上向きに寝転がる。誰かに体を支えられて跨らせられた。そして誰かが肉棒に手をやり位置を合わせてくれている。  肉棒の先端が秘肉の入り口に当たったのを感じて、ゆっくり腰を降ろしていく。  うわああああぁー。  武志がただ入ってくるだけで頭の中が真っ白になる。今、自分は多分イッている。自分の体じゃないみたいに敏感になっている。  肉棒の先端が一番奥に当たっている。燃えるように熱い。子宮が押し上げられていて苦しい。だけど苦しい中に強い快感が隠れている。  体を支えていた手が離れた。手で支えられないので体をまっすぐにするしかない。しかし、そうすると肉棒がもろに子宮を押し上げる。苦しさと快感が入り混じった感覚が脳に突き抜ける。  麻衣は無意識に腰を動かし快感を貪る。肉棒の先が一番奥をぐりぐりこすっている。苦しくて気持ちよくて頭がおかしくなる。 「ああー、あああ、あー」  麻衣は自分が声を出している事に気付いていなかった。  さっきから何度もイッている気がするが、はっきりしない。ひょっとするとイキ続けているのかもしれない。  ふと下を見ると誰かが武志とキスをしている。誰、麗華か。私の武志なのに。武志を取らないで。  その時誰かが、後ろから胸を揉んできた。 「だめー。揉まないで、いやー、おかしくなるー」 (この胸は武志の物なのに)  何度も何度も乳房の奥までこねる様に揉まれる。胸が熱い。体中が燃えている。  今度は乳首を引っ張られる。痛いけど痺れる。痛気持ち良い。乳首を責められたまま誰かがキスをして来た。舌を思い切り吸われる。吸ってー、もっと吸ってー。  その間も麻衣は無意識に腰を動かし、子宮で快楽を貪っている。武志は途中から気を送っていなかった。気を使わなくても麻衣は十分すぎるくらい感じていた。全部で五人を相手にしなければいけない。気はできるだけ節約する必要がある。  舌を吸っていた誰かが、唾液を送ってきた。麻衣は喉を鳴らして飲み込む。美味しい。もっと欲しい。もっとちょうだい。相手の舌を吸うとさらに唾液を送ってくれた。うれしい。また飲み込む。キスの相手が離れた。  周りを見ると離れた所で二人が抱き合っている。和子と真由美だろうか。  誰かが体を支えながら前に倒す。乳首が武志の胸に当たり、乳房が押し潰される時、しびれる感じがした。  武志が抱きしめ舌を吸ってくれる。うれしい、もっと吸って、この舌は武志の物だから。もっと吸ってー。  誰かがお尻を触っている。指が肛門の周りを掻いている。じれったい。掻くんならもっと掻いてー。  今度はぬめっとしたものが肛門に触れた。何、誰かが舐めてるの。そこはダメ、誰にも舐められた事無いのに。お尻も武志の物なのに。ああー、でも気持ち良い。ぞくぞくした感じがお尻から体の中を通って頭まで突き抜ける。ああー、負けそう、お尻に負けるー。  お尻を動かして逃げようとするが、舌は執拗に追ってきて舐め続ける。さらには舌先を穴の中にねじ込もうとさえしてくる。ただでさえ前の穴の肉棒が奥をこすりあげていて、我慢ができなくなりそうになっているのに、お尻をねちっこく責められると意識が飛びそうになる。  お尻に負けそうなのを知って武志が舌を吸ってくれる。がんばれって言われてるみたい。がんばる。  あー、でも気持ち良いー。舌が穴をほじってる。あー、凄いー、初めてー。  武志が両手で私の顔を挟み、見つめる。目でいいんだよって言ってる。  多分私はアホみたいにとろけた顔をしているんだろう。その顔を見られると猛烈に恥ずかしい。  武志が私の体を動かし始めた。子宮口に肉棒がゴンゴン当たってる。これ以上されたら死んじゃう。 「凄いー、凄いー、感じるー、死ぬー、死んじゃうー」  武志に抱きつきたい。力いっぱい抱きしめたい。手が使えないのがもどかしい。だが、じれったい事さえ快感に感じてしまう。 「あー、たけしー、武志好きー、好きー、武志好きー」  麻衣は思考が言葉として出ている事に気付いていない。  武志は麻衣がもう限界だと思い、気を送り始める。 「熱いー、子宮が熱いー、焼けるー、ああー」  その時後ろの誰かが、お尻に指を入れた。ズキーンと衝撃が頭に走る。 「いくっ、いっちゃう……」  麻衣の体が震える。  その時、武志は精液を麻衣の秘肉へ発射し、同時に気を送り駄目押しをした。  麻衣は体の奥に精液が当たるの感じた。出てる。ぴゅるぴゅる出てる。武志が出してくれた。  そう感じながら麻衣は気を失っていった。 <第7章>  麻衣が目を覚ますと、真由美の横に寝かされていた。縛られていた手は解かれていた。  私、気を失ったんだ。さっきの事は夢だったような気もする。頭の中が混乱して何が何だか分からない状態での出来事だった。  寝たまま周りを見渡すと、和子が武志の肉棒を舐めている。舐め取った物をしきりに飲み込んでいるので、どうやら汚れを清めているらしい。他人で汚れた物をよく舐められるなと感心する。  そういえばと自分の股間を見ると汚れがきれいに拭われている。誰がきれいにしてくれたのだろう。いつもなら武志だが、今日は他の女性がやってくれたのか。ありがたいが、かなり恥ずかしい。  武志の上半身では美穂と麗華が武志と交互にキスをしている。私の武志が……。  そのまま見ていると清め終わった様で、和子が硬さの復活した武志の肉棒を秘肉に飲み込んでいく。  他の女性がセックスする所を初めて生で見た。元カレに付き合ってAVは見た事があるが、生で見るのは初めてだ。少しグロテスクな気がするが、すごく生々しい。頭が熱くなってくる。  麗華が和子の後ろに回り、大きい胸を揉む。和子の胸はとても大きい。自分の胸は形はいいし、大きさもそこそこだと思うが、和子には負ける。横にいる真由美はもっと大きそうだ。  その和子の胸が麗華に揉まれて大きく形を変えている。柔らかいのだろうか。自分の胸はあんなに形は変わらない。  和子は下からの突き上げと胸への責めで大きな声を上げている。生で聞く声は迫力が有る。  さっきは自分もあの様に声を上げたのだろうか。それに、あのエリート風の美穂、お嬢様風の麗華も声を上げて悶えるのだろうか。想像できない。  ぼんやり眺めていた麻衣は武志が自分を見ているのに気が付いた。自分を呼んでいる気がする。  麻衣はのそのそと武志の所へ這って行った。まだ体がだるい感じがして、うまく力が入らない。  美穂は麻衣が来たのに気が付き場所を譲った。和子の横に行きその唇を奪う。  武志が麻衣に向かって両手を差し出した。麻衣は武志の上半身に抱きついた。  麻衣は美穂がキスしていた事など気にしないで武志にキスをした。気にしないというより、自分がキスをして跡を付け直さないといけない気分だった。私は武志の物なのに、武志は私の物じゃない。  武志の肉棒は別の女の中に入っている。頭に血が上る気がする。嫉妬だろうか。美穂や麗華は嫉妬を感じないのだろうか。  自分の感情をどうしていいか分からず、武志の舌をちぎれるほど強く吸う。  武志は自分の気持ちが分かるのか、やりたい様にさせてくれる。さらに片手を伸ばして、胸をやさしく揉んでくれた。疲れた体には優しい愛撫が染み入るように気持ちよい。  武志が麻衣の手を取り和子の胸に持っていく。  麻衣は遠慮しながらも軽く力を入れて揉んでみる。さっきから気になっていた胸だ。初めて女性の胸を触る。  とても柔らかい。自分の胸とは比べ物にならないくらい柔らかい。指が沈み込み、どこまでも形を変える。それなのにあまり垂れていない。  これなら武志が離さない訳だ。こんな胸の持ち主が自由にセックスさせてくれるのだ。しかも中出しで。離れる男などいないだろう。真由美は和子以上の胸だし、美穂も麗華もタイプは違うがいい女だ。  麻衣は乳房を握る手につい力を入れてしまった。和子があうぅーと声を上げる。麻衣は面白くなり胸を揉みしだく。和子は体をくねらせ快感を訴える。  麗華がいつの間にか麻衣の横に来ていた。麻衣の両脇を持ち上げ立たせると、武志の顔の上へ連れて行かれた。  さっき武志に中に出されたのに。迷って麗華の顔を見るとうなずいている。麻衣はゆっくりと腰を降ろす。  武志がやさしくクリトリスを吸う。  麻衣の疲れた体に痺れる快感が染み入る。  麗華が麻衣の胸を揉みながら耳元でささやく。 「麻衣さんの胸、形が良くてうらやましい」  麻衣はびっくりした。自分の男を誘ういやらしい体に比べて、麗華はスリムな体をして、上品さがにじみ出る美しさを持っているのに。  なぜ、と美穂を見ると、微笑んで見つめ返してくれた。  ようやく麻衣は理解した。  私はバカだった。無いものねだりをしてたんだ。麗華は若くスタイルが良く美しい。和子は大きな胸と年長者の包容力を持っている。真由美は一番大きな胸があり。美穂は行動力と明るさを持っている。みんな他にも良い所がいっぱいあるのだろう。  私も若さなら麗華と変わらないし、スタイルでも麗華に負けていない。経験が多い分、テクは上だと思う。  武志はそれをまとめて面倒見ているのだ。だから武志は誰の物にもならない。  それに一人では武志のセックスに付いていけない。一人で何人もの女を失神させるくらいだ。それを自分ひとりでは相手にしきれない。  それをみんな分かってるんだ。  麻衣は色々考え嫉妬してうらやんでいた自分がばかばかしくなってきた。今は何も考えないで楽しめばいいんだ。悩むのは明日にしよう。  美穂が麻衣にキスをした。そうよ何も考えないで楽しめばいいのよ。麻衣は美穂がそう言っている気がした。  美穂の唇は柔らかい。舌を差し入れると温かい。やさしく舌を絡めてくる。舌をソフトに吸ってくれる。こんな優しいキスもいいなと麻衣は思った。  麻衣が口を離すと、武志が待っていましたと腰を激しく突き上げ和子を責める。  麗華が麻衣の両方の乳首を摘んでいる。親指と人差し指で摘みながら残りの指で乳房を持ち上げる様に揉んでいる。 「ああー、ああー、あああー」  麻衣の前では和子が大きな声を上げている。  麻衣が呆然と和子を見ていると、美穂が激しく胸を揉んでいる。  武志の腰には和子が跨り美穂がその胸を揉んでいる。顔には自分が跨り麗華が胸を揉んでいる。その普通ではない状況に麻衣は再び現実感を無くし、浮遊感に包まれていく。  そして武志がクリトリスに激しく吸い付いてくる。 「あっ、そこ、強すぎ、ああっ」  麻衣も声が出てしまう。部屋の中に二人の女の声が響くのは異常な感じがする。  和子が限界を迎えたらしく、体が震え始めている。美穂が乳首を引っ張り、胸を引き伸ばしている。  麻衣は自分も責められながら、和子がイク瞬間を見逃すまいと必死に目を開ける。 「イクっ」  和子はそれだけ言うと、背を反らし、頭をのけ反らした。体がピクッ、ピクッ、と動いている。  それから和子の体から力が抜け、後ろの美穂にもたれかかった。美穂は優しく抱きとめてやる。  麻衣は女がイク瞬間を初めて見た。自分とはずいぶん違う気がする。  いつの間にか自分への責めがやんでいる。  美穂と麗華が協力して、和子を降ろし、布団の端に寝かせてやっている。  そして、美穂は和子の、麗華が武志の後始末をしている。  やはり、自分を清めてくれたのはここにいる誰かなんだ。  どうやら、次の順番の人が武志の肉棒をきれいにし、それから大きくする。残った誰かが気を失った女性の後始末をするようだ。  という事は、自分の愛液で汚れた肉棒を真由美がきれいにし、三人の誰かが自分を清めてくれた事になる。  真由美は本当にしたのだろうか、自分と同様に乱交は初めてのはずである。自分の愛液がたっぷりとまぶされた武志の肉棒を真由美に舐められたかと思うと逃げ出したくなるほど恥ずかしい。  和子は射精されなかったみたいで、美穂はすぐに戻ってきた。美穂は麻衣の横に来ると武志の上から降ろして脚を開いて腰を前に出すように座らせた。美穂は麻衣の後ろに座ると、麻衣の胸を揉み始める。顔を自分の方に向けるとキスをした。  このキスは最初に武志と繋がっている時にされたキスと似ている。さっきは誰だか分からなかったが、美穂だったのか。  先ほどまで麗華に胸をもまれ、武志にクンニをされ、体に火がつきまだ消えていない。その火がまた大きくなろうとしている。  その時麻衣は股間に気配を感じた。顔は横を向かされているが、女性が自分の股間に寄って来ている。麗華しかいない。まさか。  麗華は麻衣の股間に顔を寄せ、尻を高く掲げている。  麗華は麻衣の秘肉にキスをした。  女性に舐められてる。麻衣はショックを受けた。同性愛の経験も興味も無い麻衣は胸をもまれたり、キスされるだけでも十分衝撃だったのに、あそこにキスされている。  麻衣は逃げようとするが上半身は美穂に抑えられ、下半身は麗華に掴まれている。それに武志にイカされた時の体力が復活していない。  麗華は女性だけあって武志より細やかでツボを押さえたクンニをしてくる。  麻衣に妖しい快感が襲い掛かる。甘い痺れが股間から背中を通り脳まで達する。とても気持ち良い。女性にされる事の嫌悪感も感じない。  麗華は指でクリの皮を剥き、舌先でチロチロ舐める。正面だけではなく横も根の方も漏れなく舐める。唇で挟んでしごいたり、吸い付いたりもする。麻衣は急速に熱くなってきた。  武志が麗華の後ろに立った。位置を合わせると。ぬぬーっと挿入していく。  麗華がクリを咥えたまま、んんーとうめく。うめき声がクリを通して麻衣にまで届く。  武志はゆっくりだが確実に抽挿を続ける。麗華はけなげにクンニを続ける。麻衣も絶頂近くまで追い上げられる。  武志は麗華の両手を後ろに回させ手綱の様に握った。そして、高速に小刻みに腰を突き入れ始めた。 「あ、あ、あ、あー、凄いー、違うとこがこすれるー」  普段、あまり声を出さない麗華が叫んでいる。  麻衣は知らなかったが、麗華はバック自体が初めてだった。細かく鋭い振動が子宮口に響く。もちろん武志からは気が流されている。三人の女性がいかされるのを間近で見せられ、十分すぎる興奮状態にあり経験が少ない麗華は一たまりもなかった。 「あー、いっちゃう、いっちゃう、いっちゃう、いくー……」  麗華は大きく反り返り、麻衣に美しく壮絶なイキざまをみせる。そして首をがくっと折り、崩れ落ちた。  麻衣は唖然とした。麗華を見て本当に美しいと思った。眉間に皺を寄せた被虐美を感じさせる顔、伸びきった首筋、張った胸、締まったお腹がとても美しい。本当に人によっていき方は全然違う。自分はどう見られたのだろう。  美穂が麗華を寝かせて、きれいにしてやっている。麗華は幸せそうな寝顔をしている。  麻衣が今日は初めての事や驚く事ばかりだと思っていたら美穂が戻ってきた。 「次はあなたの番よ。本当は一人一回だけど目を覚ましたから特別ね。他の人には内緒よ」  麻衣はすぐには美穂のいうことが分からなかったが、武志を見てようやく分かった。  武志がさっきの麗華をイカせた時の膝立ちのままで麻衣達を見ていた。  あれをきれいにしなさいと言ってるんだ。  麻衣は一瞬だけ迷ったが、四つん這いになり武志に近づいていった。  あの麗華のなら舐められる。麻衣は決心した。  麻衣は顔を近づけ匂いを嗅いでみた。女の濃い匂いがする。自分が興奮した時の匂いと似ている。  おそるおそる舌を近づけぺろっと舐めてみた。しょっぱくてぬるっとしたものが舌についた。  ガマン汁の味に似てる。精液の味と匂いがしないという事は武志は射精しなかったのだ。  麻衣は思い切って亀頭を咥えてみた。今舐めた味が口の中いっぱいに広がる。  これが麗華の味なんだ。自分の味もこうやって誰かに味わわれたと思うと頭がおかしくなりそうだ。  麻衣は少しずつ深く飲み込んでいく。 「この体勢だと口から喉まで一直線になるから深くまで飲み込めるのよ」  美穂が麻衣の耳元で囁く。  ディープスロートだ。洋物の無修正で見た事がある。自分にできるだろうか。  武志が麻衣の頭を撫でる。無理しなくていいよと言ってるのだろうか。  美穂は背中を撫でている。こっちはがんばってみなさいと言ってるみたいだ。  麻衣はさらに深く飲み込んでいく。今までで一番深く飲み込んだ所で喉に当たり、えずいて吐きそうになる。ぐっと我慢してこらえる。  さらに深くまで飲み込む。涙がにじんでくる。苦しい。息もできない。でももう少しで全部飲み込める。  一旦途中まで出し、息を整える。大きく息を吸ってからもう一度ゆっくり肉棒を飲み込む。  さっきより深く飲み込めた。涙が流れ、涎が垂れている。苦しい。くやしい。もう少しなのに。  そうして三回目の挑戦でついに全部飲み込めた。鼻が武志の腹に当たり、陰毛でくすぐったい。  なぜだか分からないけどうれしい。今度は嬉し涙が出てくる。  武志も美穂も何も言わないが、褒めてくれている気持ちが伝わってくる。  麻衣は肉棒を抜くと、むせながら大きく息をした。  武志が麻衣を抱きしめる。それからキスをした。やさしく舌を吸ってくれる。麻衣もうれしげに舌を吸われる。  武志は麻衣を寝かせると一気に貫いた。ご褒美だとばかりに激しく突きまくる。  麻衣はうれしさのあまり頭が混乱している。  美穂が麻衣にキスをする。麻衣はがんばったわねと言われている気がした。  体に火がくすぶっていた麻衣はあっという間に燃え上がると絶頂に近づいた。 「あー、来てー、たけしー」  武志も興奮しているのか今までに無い速さで腰を動かしている。 「たけしー、いくー……」  武志は今日最大の気を一気に送る。  麻衣は何かが来たと思ったのを最後に気を失った。  麻衣が気が付くと横に武志と美穂が抱き合って寝ていた。他に人はいない。風呂にでも行ったのだろうか。  少し美穂がうらやましかった。自分は武志と一緒に寝たことは無い。親と同居している武志はセックスが終わると家に帰ってしまう。  美穂を恨む気は無い。自分に一回余分にさせてくれた。きっといい人なのだろう。今日の手配をしたのも美穂だ。武志からのご褒美の意味もあるのだろう。  夜中の十二時頃に武志と美穂が目を覚ます。目を覚ました人は軽く風呂に入り、あがるとちびちび日本酒を飲んでいた。  麻衣が寝ている間に真由美が混寝会、要するに乱交のメンバーへ加わる事になっていた。乱交が思ったより良くて気に入ったようだ。それほど抵抗も感じなかったらしい。同じタイプの和子がいるからか、事前に風呂で襲われたのが良かったのかは分からない。  麻衣は乱交を断った。今まで人とつるんだことが無い麻衣は他の人と一緒というのがどうしても受け入れられなかった。  今回の旅行の目的の半分は達成されていた。  今回の旅行は武志が美穂へ麻衣と真由美の事を相談したのがきっかけだった。  真由美と麻衣の回数を増やしてやりたい、特に麻衣が心配、と武志が言うと、美穂が、二人を混寝会に引き込めば良いと言って計画がスタートした。  美穂の計画は半分成功した。これで麻衣も二ヶ月に一回が毎月になり。土曜日も月に一回入れれば、月に二回になる。武志はとりあえず良しとする事にした。麻衣はこれからゆっくり説得していけば良い。  全員揃った所で美穂がお願いが有ると切り出してきた。 「二ヶ月前から私の会社に来てる静香って子がいるんだけど、武志君に静香の話を聞いてあげて欲しいのよ」  美穂が真面目に話し始めた。 「人材派遣会社から来てるんだけど仕事は良くできるし、性格は明るいし、礼儀正しいし、すごくいい子なの。それで親しくなって、仕事帰りに飲みに行ったりしてたらセックスの相談を受けたんだけど。今まで付き合ってエッチした何人かの彼氏に、あそこがおかしい、変だって言われたらしいのよ。でも、そんなの恥ずかしくて病院には行きづらいし悩んでたの。そこで私が凄くエッチのうまい男の子がいるって話をしたら、試して欲しいから頼んでくれってなったのよ」  これ以上メンバーを増やすのかと、場に嫌な空気が流れた。 「別にこのメンバーに一人追加しようって訳じゃないのよ。時間が空いてる時に一回だけ相手をしてあげて欲しいの。あんないい子が悩んでるのが凄く可愛そうなのよ」  美穂が必死に説明する。 「静香さんてどんな人なんですか」  武志は聞いた。 「二十二歳で、すっごく可愛いというか綺麗な子で、スタイルもすらっとしてて良いわよ。武志君もきっと気に入ると思うわ。一回だけでおさまらなくて武志君が浮気しないか心配になる位」 「俺は一回だけなら、みんなさえ良ければいいですけど」  武志は期待でいっぱいですぐにでも了承したかったが、みんなの手前、気持ちを隠してそれほど乗り気じゃ無い風を装った。 「みんなもいいでしょ。お願い、お願い。今度何かお礼をするから」  美穂が他の女性の方を向いて手を合わせた。  今回幹事をがんばった美穂の必死なお願いに何となく断りにくい空気になる。今回の旅行はこのお願いをみんなに聞いてもらう為もあったのかと武志は思った。美穂はつくづく段取りのいい人だ。 「私はいいですけど、順番のサイクルは守ってくださいね」と麗華。 「美穂さんがそんなに頼むなんて、よっぽどいい子なんでしょうね。仕方が無いですね」と和子。 「私にはそんな断る権利なんか無いと思うし」と真由美。 「私はどっちだっていいよ」と麻衣。 「じゃあ、決まりでいいわね。武志君、来月の建国記念日なんかどう。静香もその日なら空いてるし、周期的にも大丈夫らしいのよ」 「俺もその日でいいですよ。俺は何時でもいいんで時間とか待ち合わせ場所とか決まったら連絡ください」 「じゃあ、十時にいつもの公園でいいかな。静香には車で迎えに行かせるから。細かい事はまた今度連絡するからね」  いつもの美穂のペースで静香の件は決まってしまった。  翌朝、女性達は昨夜の疲れなどみじんも感じさせず、全員元気いっぱいだった。  朝食も、美味しそうに食べている。  それに対して五人を相手にした武志は体がだるく、少し疲れが残っている気がした。 「みんな、朝から元気ですねー」 「武志君からいっぱい元気をもらったから」  ご飯を食べながら美穂が答える。  朝食後はお土産を買ったりしてのんびり過ごす。  そして旅館を出るとき、武志は麻衣に呼ばれた。 「今度騙して変な事したら、ぶっ飛ばす」  元ヤンキーかと武志は思った。  帰りの駅へ向かうバスで武志の横には麗華が座った。和子と真由美が一緒に座りおしゃべりをしている。似た者同士で気が合ったのだろう。麻衣は一人で一番後ろに座り、美穂はビールを飲みながら運転手から温泉情報を聞いている。 「武志さん、昨日、麻衣さんから好きとか言われて、心が動いたでしょう」  そう言って麗華は武志の足をつねった。 「そんな事無いですよ。麻衣さんもたぶん昨日の事は覚えてないですよ」 「武志さん、麻衣さんの時、いつもより本気モードだった」 「誤解ですよー」  麻衣だけ二回した事がばれたら大変な事になる。 「私達みんな武志さんのこと好きなんだからね。好きって言うだけなら私が何回でも言ってあげる」  そう言って麗華は武志の頬にキスをした。  武志は俺が一番気に入ってるのは麗華さんですよと言ってやりたかったが、言ってはいけない事だと分かっていたので胸にしまい込んだ。 第2部へ続く... 動画 アダルト動画 ライブチャット