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一条流の戦い:第5章

 温泉から戻って混寝会の乱交を二回こなした後の日曜日、武志は麻衣との待ち合わせ場所に向かっていた。
 麻衣も他の女性と同様に祖父武彦から紹介された人で、多淫症で悩んでいた。
 何回セックスをやっても満足せず、麻衣が満足する前に相手は疲れてギブアップしてしまう。彼氏ができても付いていけないと言って去ってしまう。
 そこで武彦は武志に強烈なセックスをするように命じた。回数をこなすのではなく、量より質で満足させようという考えだった。武志なら体力的、技術的に麻衣が満足するまでセックスを続ける事は可能だったが、それでは問題は解決しないと考えたようだ。
 武志は気を通し麻衣の体をより感じやすくすると同時に、普通より多めの気を流し強烈な絶頂を与え失神させた。麻衣は一回だけのセックスでも満足したようで、それ以来何度か武志と体を合わせている。今回は三ヶ月ぶりの再会だ。武志は淫乱な麻衣が三ヶ月間我慢できたか不安だったがとりあえず信用する事にした。
 待ち合わせ場所には時間前なのに既に麻衣が来ていた。以前の時と同様に派手な衣装だ。超ミニの黒い光沢素材のタイトスカートにロングブーツ、上は黒のカットソーに革ジャンを羽織っている。キャバ嬢という仕事柄か濃い目のメークで今風に毛先をカットしカールした長い髪をなびかせている。十二月最初の日曜日は太陽が昇っても気温は低い。周りに行きかう人も厚着をしている。麻衣は寒くないのだろうかと武志は思った。
 タイプは違うが麗華と競うくらい綺麗な顔だ。スタイルの良さもあいまって店ではかなり売れているだろう。
 見た目が男を引き寄せるのか、軽そうな男にナンパされていて、それを機嫌悪そうにあしらっている。
 麻衣は武志を見つけると、しつこくまとわり付く男を無視して武志に走りより、腕を組んで歩き出した。
 ナンパに失敗した男はいまいましそうに武志をにらむと反対方向へ歩き去った。
「ほんとにしつこいんだから。何回断ってもあきらめないの。武志がもっと早く来てくれたら良かったのに」
「えー、まだ約束の時間前ですよー」
「約束の時間は関係ないの。男は女を待たせたら駄目なの」
 武志は麻衣の無茶な理屈にあきれながら、一理はあるなと思った。肘に麻衣の柔らかい胸を感じ気持ち良くて何でも言う事を聞いてあげたくなる。これも麻衣の作戦なのかもしれない。
「ごめんなさい。次からもっと早く来ます」
「分かればいいのよ。じゃあ、コンビニで食料をゲットして私の部屋へ行くわよー」
 麻衣が元気に言った。

 コンビニでサンドイッチやらお菓子やらを買い込んで麻衣の部屋へ向かう。ワンルームマンションだ。
 中は思ったより片付いていてシンプルだ。おそらく一生懸命片付けたのだろう。
「この部屋は防音がしっかりしてるから気に入ってるの」
「へー、そうなんですか。いいですねー」
「べ、別にエッチの為じゃないんだから。私は昼間寝るから、防音のしっかりしたとこじゃないと、うるさくて眠れないのよ」
 武志は他意無く言ったのだが、誤解したのか麻衣は慌てて弁解した。
「とりあえず座ってよ」
 麻衣は武志へクッションを渡すと自分も座った。
 二人とも朝食は済ませていたので、麻衣は薄めの水割りを、武志はコーラを飲みながらお菓子をつまんだ。
「久しぶりだねー。捨てられたかと思ったわよ」
「麻衣さんみたいな綺麗な人を捨てるわけ無いですよ」
「そう言ってても男はみんな私を捨てちゃうんだから。でも今日は来てくれて、とってもうれしい」
 麻衣は武志の頬にちゅっとキスをした。
「麻衣さんこそ三ヶ月の間に浮気したんじゃないですか」
「そんな事ないわよ。私はもう武志じゃないと満足しないんだから。それにキャバ嬢はお客と寝たら負けなのよ」
「それじゃあ、今日はいっぱい気持ち良くしてあげますね」
 武志は麻衣の背中から胸に手を回し、揉みながら体を引き寄せた。
「もうやるの」
「麻衣さんのほうこそ待てないんじゃないですか」
「これから年末で忙しくなるから、がんばれるようにいっぱいエッチして」
 麻衣は自ら武志にキスをした。
 武志の両頬を軽く押さえると自分に引き寄せ。まずは軽くチュッチュッとキスをする。
 そして、軽く唇を押し付け、隙間から舌を出し誘うように武志の唇を舐める。武志が誘われるまま舌を出すと、さっと引っ込めてしまう。
 武志も舌を引っ込めると、また舌を出してきて武志の唇を舐める。そして武志が舌を出すと引っ込める。
 しばらく鬼ごっこのように舌で遊ぶ。
 麻衣は遊びに飽きると舌を武志の口に差し込んだ。上あごの敏感なところをチロチロ舐めて武志を悶えさせる。
 そしてようやく舌を絡ませた。舌の力を抜き柔らかくした状態で武志の舌の上下左右、先っぽといたる所を愛撫する。
 武志はくすぐったいような気持ち良さで首の裏側がぞくぞくする。
 それでも終わらず、麻衣は唾液交換に移った。まずは武志の舌を唾液ごと吸い上げる。もっと欲しいと武志の頭を傾け舌に吸い付く。武志が唾液を流してやると美味しそうにいくらでも飲み込む。武志から唾液が来なくなると今度は自分の頭を上にして、舌を通して武志へ流し込む。
 武志は麻衣の温かい唾液をごくんと飲み込む。飲み込むともう次の唾液を麻衣が垂らしてくる。麻衣は他の人より唾液が多いみたいだ。
 そうして唾液を飲ませ終わるとようやく麻衣は口を離した。唇がふやけるほど長い間キスをして満足げな顔をしている。
 麻衣のキスはうまいと武志は思った。自分で淫乱と言うだけあってキスの経験も多そうだ。いや経験というよりキスが好きだからこそうまくなったのだろう。
 誰しもセックスの中で特に好きな事はある。美穂は人を舐めるのが好きだし、武志は舐められるのが好きだ。
 麻衣は特にキスが好きなのだろう。
 麻衣は立ち上がると武志に見せ付けるように服を脱いでいく。カットソーとスカートを脱ぐと上下で揃いの黒のキャミソールにショーツの扇動的な姿になり色々なポーズをとる。適度な大きさで形の良さそうな胸がキャミソールを持ち上げ、その裾から少しだけ見えるショーツは恥丘が少し盛り上がっている。
 長いキスで既に興奮していた武志の興奮は最高潮に達する。立ち上がり麻衣をギュッと抱きしめると首筋に何度もキスをする。
 武志が少し落ち着くと、麻衣はキャミソールを着たままブラをはずす。まだ武志を挑発するつもりだ。
 薄いキャミソールの布地に乳首が浮かび上がる。キャミソールの細い紐が麻衣の頼りなげな肩にかかっているだけで、とてもいやらしく見える。
 麻衣は武志の足元にひざまずくとズボンを脱がしにかかる。武志は急いでシャツを脱ぎながら下を見ると胸の膨らみの上側が見える。
 ズボン、靴下を脱がせ終わるとトランクスに手をかける。肉棒はすでに最大まで大きくなり、トランクスを膨らませている。亀頭が当たる部分には小さい染みができている。麻衣は武志がガマン汁を漏らしている事に満足して、肉棒の先端にかからないようにしながら降ろしていく。
 トランクスからこぼれた肉棒は急角度で上を向いた。
 麻衣は武志を全裸にすると抱きついた。両手を武志の首に回しキスをねだる。本当にキスが好きなようだ。
 武志は早く麻衣の体を貪りたいのを我慢してキスを返す。キャミソールの薄いツルツルの生地越しに麻衣の胸の柔らかさを感じる。両手を尻に回しわしづかみにして自分に引き寄せこね回す。麻衣の尻は弾力がありながらも柔らかい。
 夢中になり揉みまくる。肉棒が麻衣の腹に当たり邪魔になるほど硬くなっている。
 麻衣は武志の頭を引き寄せ夢中で口を吸っている。
 麻衣は息が苦しくなるまでキスをすると、武志をベッドに寝かせた。自分は上下さかさまで武志に跨りシックスナインの体勢になる。
 肉棒を手に取るとペロペロと優しく舐め始める。
 下着を着たままやるつもりか。武志は初めてだが、それも興奮するものがある。武志と寝る女性はいつも驚く事をして武志を楽しませてくれる。
 下着の上から鼻を押し当て思い切り匂いを吸う。既に発情した濃いメスの匂いがする。ショーツの底には染みが広がり麻衣も興奮しているのが分かる。
 ショーツに指をかけてずらすと、秘肉に吸い付き、愛液をすする。少し濃い目でトロッとしている。
 とりあえず湧き出ていた分をすすり終わると、クリトリスを包皮の上から舐める。
 麻衣の体がピクッと反応し、一瞬麻衣の舌が止まる。だが、すぐにフェラチオを再開する。
 武志はショーツをずらしたまま包皮を剥くが窮屈でやりにくい。しかし、そのやりにくさが楽しさになり、スパイスになり興奮がさらに増す。
 クリトリスは武志が今まで見た中で一番大きい。きれいに洗われていて恥垢は全く付いていない。
 舌先でチロチロ舐め、気を少しずつ流してやる。
 麻衣は気をまぎらわす為か肉棒を咥えると抽挿を始めた。かなり根元に近い所まで飲み込んでいる。クリトリスが感じるのか、うふんうふんと声を漏らしながら頭を動かしている。唇の締め付けも舌の動きも良い。美穂と同じかそれ以上のフェラテクだ。深さでいうと美穂以上に深く飲み込んでいる。
 武志は昂ぶり股間に熱い物が込み上げて来るのを感じた。丹田に力を込め射精感を押さえると共に、麻衣の攻撃を緩めさせる為にクリトリスに吸い付いた。
 麻衣は負けじと指を肉棒に回ししごき、袋をやわやわとマッサージし、会陰部を指でコリコリ刺激してくる。
 武志も負けられないと、吸い込んだクリトリスを舌先で高速で舐める。そして指を一本秘肉に沈めた。
「んんんー」
 麻衣はたまらず口に咥えたままであえぎ声を出す。腰を上げ武志の舌から逃げようとするが、武志が片手で腰を抑え逃がさない。
 麻衣は逃げられないと分かると最後の手段に出た。指に唾液をたっぷり付けると、股間の責めに加て、尻の蕾を指先でくすぐり始めた。
「あははあー、そこダメ」
 武志は思わずクリトリスから口を離し、麻衣に訴えた。武志は肉棒、袋、会陰に弱点の肛門までもを同時に責められ急速に射精感が増してきた。意識を集中して射精感を必死に押さえる。もう麻衣を責めるどころでは無かった。
 麻衣はクリトリスの責めから解放され、武志への攻撃に激しさを増す。何度も唾液を追加しては蕾と周りをぬるぬるにして指先でくすぐる。その間も忘れずに会陰をコリコリする。肉棒に回した指を回転をさせ、肉棒に捻りを加える。
 麻衣のテクは美穂以上だ。今まで会った人の中で一番うまい。いまさら分かった所で遅く、武志は防戦一方で必死に射精感に堪える。だが、麻衣のテクの前にだんだん限界が近づいてくる。このままでは麻衣の口の中に出してしまう。今まで麻衣にそんな事をした事は無い。
 亀頭が膨らんできて、袋がキュッと締まり持ち上がってきた。麻衣は武志の限界が近いのを知り、一瞬だけ口を離して言った。
「口の中に出して。飲ませて」
 そうして最後の追い込みに入る。肉棒をしごく唇と指をさらに締め、頭の上下運動に回転を加える。指の回転とは逆方向で肉棒によじれる感触を与える。さらに抽挿のスピードを上げ、より深く限界まで飲み込む。
「ああああー、出そう、出そう」
 麻衣の責めに耐えられず武志は叫ぶ。下半身は溶け、ぴりぴり痺れている。すぐそこまで熱い物が込み上げて来ている。限界寸前なのが自分でも分かる。気持ち良い。それしか考えられない。もっとこのまま続けたい気持ちと早く出したい気持ちが頭の中で混ざり合っている。
「ああああー、もうダメー、出るー、出るー」
 武志は情けない声で美穂に知らせる。
 美穂は武志にとどめを刺した。一瞬だけ歯を亀頭に当てて擦り、袋をギュッと掴んだ。
「出るっ」
 武志は短く叫ぶと同時に精液をぶちまけた。より深い快感を求めて腰を突き上げ根元まで咥えさせる。
 びゅるっ、びゅるるるるっ、びゅるるるるっ。
 発射と同時に麻衣は肉棒をきつく吸い上げていた。凄い勢いで精液が飛び出る。
 久しぶりの口内射精で武志の頭の中は真っ白になっている。膣内射精と同じくらい気持ちよい。
 びゅるるるるっ、びゅるっ、びゅるっ。
 精液が吹き出るたびに腰の辺りに痺れるような溶けるような快感が広がっていく。
 ぴゅるっ。最後の一塊が出た。
 麻衣は口の中にたまった精液を少しずつ飲み込んでいく。武志の精液は普段オナニーをしない事もあり人より濃く多いので飲みにくそうだ。
(麻衣さんが俺のを飲んでる)
 武志は何か分からない感動に包まれていた。口内射精は過去に一度だけ美穂にさせてもらっただけだ。口の中に出せるなんて思っても無かったし、さらに飲んでもらえるなんて考えられない。あんなまずい物は自分が女なら絶対に飲めない。
 全て飲み終えた麻衣はそのまま肉棒に吸い付き残り汁まで吸い上げる。精液が吸い出される感覚に武志はああっと声を上げた。
 麻衣は残り汁を飲んでも口を離さず、そのままお掃除フェラを続ける。
 武志は体の力を抜き全てを麻衣に任せお掃除フェラを満喫する。射精直後の亀頭は敏感で、くすぐったいような、ぞくぞくするような独特な気持ち良さがある。肉棒はあまりの気持ち良さに溶けて無くなったようだ。腰の周りは甘く痺れてぴりぴりしている。
 麻衣は武志が再び元気になるまでフェラを続けた。先ほどまでの激しさと違い、ねっとりとまとわり付くようなフェラだ。
 再び元気になると口を離して麻衣が聞いた。
「どうだった」
「凄かったです。ちんちんが溶けてなくなるかと思いました。口の中に出したのは久しぶりです。それに飲んでもらえるなんて」
「いいのよ、私は好きでやってるんだから」
「えっ」
「私はフェラチオが好きなの。男の人がフェラで悶えるのを見るのが好きなの。男の人でもクンニが好きな人が居るでしょ。それと同じよ」
 麻衣は慌てて大きな声で訂正する。
「でも武志も結構やるわね、私のフェラにあそこまで耐えた人は初めてよ。みんな、あっという間に出しちゃって物足りなかったの」
 麻衣はそう言うとベッドの上で横になり、武志に両手を差し伸べた。
「来て」
 武志は急いで麻衣に覆いかぶさった。そしてキャミソールを胸の上までまくり上げた。麻衣の美乳があらわになる。Cカップ位だろう。寝ていてもきれいに盛り上がっている。乳輪と乳首は茶色で普通くらいの色だ。だが、乳首が人より大きく丸い。乳輪に茶色いパチンコ玉を付けたみたいな感じだ。
 武志は麻衣の上に体を倒し、両手で乳房を揉みながら乳首を吸った。乳首が大きいので吸い甲斐がある。舌で転がしても存在感がある。意外と楽しい。乳房は表面が柔らかく、中に弾力が有る物が詰まっている。揉むと最初指が沈みその後はじき返される感じだ。
 脚を麻衣の脚に絡める。すべすべして気持ち良い。股間が麻衣の太ももに当たり弾力を感じる。
 武志は左右の乳首を交互に咥えた。吸ったり、引っ張ったり、甘噛みしたり、存分に味わう。忘れずに気を流し込む。
 麻衣は目を閉じ、あ、あ、と小さく声を上げて感じていることを武志に伝える。
 胸を堪能した武志は移動する。形の良い耳を舐め、咥え、穴に舌を入れる。首筋を舐め、吸う。きれいに浮き出た鎖骨、美しい首から肩へのライン、肩、脇、二の腕と順にキスをして舐める。
 麻衣は舐められるのが好きなようだ。舌が性感帯を通ると、あんっと声を上げ体をくねらせる。
 麻衣の上半身を唇と舌で愛撫している間、武志は片手でショーツをはいたままの股間をやさしく責める。
 最初は手の平を股間にかぶせ、恥丘の盛り上がりを確認する。そして溝に沿って指を動かし、筋を浮かび上がらせショーツに愛液を染み込ませて濡らす。
 クリトリスの周りを指で円を描く。クリトリスは勃起し根元まで硬くなって、コリコリした感触を指先に伝えてくる。
 麻衣の体がほぐれるまでじっくりと愛撫する。後に備えて気は控えめにしている。
 麻衣の声が大きくなり、体を震わせる回数が増えてきた。ショーツもぐっしょり濡れている。武志の肉棒も完全復活している。
 武志は麻衣の股間に移動した。麻衣も協力して両脚を上げる。
 片手でショーツを横にずらし肉棒の先端を秘肉に合わせる。そして、そのままゆっくりと腰を進めていく。
「ああー、入って来る」
 武志は焦らずゆっくりなじませながら一番奥の突き当りまで進む。先端がコリっとした物に当たった所で麻衣が言った。
「しばらく、このままでいて」
 武志は上半身を倒し体を密着させた。両腕で麻衣を抱きしめる。麻衣も武志の背中に腕を回し抱きつく。
 そのままじっとしていると体が触れている所から麻衣の体温を感じる。二人の間でひしゃげている胸から鼓動が伝わってくる。
 麻衣はうっとりとした表情を浮かべている。
 麻衣の秘肉は年の割にはこなれていて経験を感じさせる。締め付けはそれほど強くないが、じんわりと締めてくる。普通の人より中の温度が高いのか肉棒が熱い。それに底が少し浅く、普通に入れただけでも先端がしっかりと子宮口に当たっている。
 そのままで萎えてはいけないので、武志は入れたままで腰を回し先端でグリグリ子宮口をこすってやる。同時に気を流し刺激する。
「ああー、いいー、それいいー」
 麻衣はそう言うと、武志の首筋に吸い付き一生懸命にぺろぺろ舐め始める。秘肉全体も締まってきて狭くなってきた。麻衣は入り口とかが部分的に締まるのではなくて、感じると秘肉全体が締まるタイプのようだ。動かなくても結構気持ち良い。
「いいー、きもちいいー」
 麻衣は独り言の様に繰り返しながら、首筋を舐める、時おり両手で武志の頭を持ち上げキスをねだり舌を吸う。
 麻衣の秘肉は締め付けを増し、だいぶん気持ち良くなってきた。
 武志はもどかしくなり、麻衣の体をぎゅっと抱くと腰を小刻みに動かし、最奥をコンコンコンコンと突いてやる。
「そこいいー、すごくいいー、気持ち良いー」
 麻衣は十分感じてるようで武志はキスをして口をふさぎ腰を小刻みに動かし続ける。
 武志は先ほどの口内射精でまだ余裕があるので、お礼とばかりにコンコンコンコン突き続ける。
 麻衣は激しいのも好きだが、弱い刺激を続けられるのも好きなようだ。喉の奥であえぎ声を出しながら両手は武志の背中をまさぐっている。
 武志は動きを激しくするか、体位を変えるか迷ったが、麻衣がこのままで満足してそうなので、同じ体勢を続ける。何度も何度も突き続ける。
 だんだんうめき声が大きくなり、息が苦しそうになってきたので、口をほどく。
「ああー、いいー、すごくいいー。とけるー」
 武志は麻衣の耳元に口を寄せ聞いてみた。
「そんなに気持ち良いの?」
「気持ち良いー、とけそー、もう死んでもいいー、続けてー」
「もっと欲しいの?」
「欲しいー、もっとー、いいー」
 武志は最後までこのままいくと決めた。麻衣が満足するまで続けてやろう。
 だが、さすがに武志も飽きるので、耳の穴に舌を入れクチュクチュし、片手で乳首をコリコリ摘む。
「それいいー、ああー、おかしいー、おかしいー」
 麻衣はもう自分が何を言っているのか分からなくなりつつある。
「口を開けて」
 武志は耳元で言った。
 麻衣は言われるままに口を開ける。
 武志は麻衣の少し上から唾液を垂らしてやる。
 麻衣はそのままコクンと飲み込む。
「美味しかった?」
 麻衣はうなずいた。
 武志はだんだんいけない気分になってくる。今の麻衣なら何でも言うことを聞いてしまう。悪い事をお願いしたい気になる。
 武志は誘惑を振り切り、腰を細かく動かし続けた。
 麻衣の両手を頭の上に持っていき、指を組ませて片手で押さえる。両方の脇の下があらわになる。永久脱毛しているのか、つるつるしている。思わず武志はそこに口付ける。かすかに汗の匂いと味がするだけで、舌先に剃り残しや生えかけなどは全然感じない。
「あっ、だめー」
 麻衣は体を揺らして唇から逃げようとするが、武志は体をがっしり押さえて逃がさない。こんな楽しい事を止められる訳が無い。肉棒で最奥を突くスピードを上げ気の量も増やして麻衣の抵抗を弱める。そうして脇の下を思う存分舐める。もちろん舌の先からは気を送りまぶしつける。舌を広げてべろーと舐めたり、舌先で高速にチロチロ舐めたりする。
「それだめー、おかしくなるー、いやー、いやー」
 感じすぎるのか、麻衣は体を思い切りくねらせる。かなり効いているようだ。ひとしきり舐めると反対側への脇の下へと移動する。そこも色々な舐め方で麻衣をよがらせて楽しむ。
「気持ち良いでしょ」
「気持ち良いけど、感じすぎるからダメ、もういいー」
 麻衣は荒い息をしながら答える。
 十分楽しんだ武志は両手を麻衣の腰に添えると本格的な抽挿に入った。
 三浅一深の要領で、深く突くと同時に子宮口へ気を送り、麻衣に声を上げさせる。
 腰の動きを続けながらも肉棒で麻衣の秘肉の味を噛み締める。美穂達と乱交する時には、あまり余裕が無いせいか膣の感触を十分味わう事ができない。どうしても相手をイカせる事を優先して、自分が楽しみきれない所がある。だが、一対一の場合は余裕を持って相手を味わい自分も心身ともに楽しめる。
 麻衣は底が浅いので亀頭の先が十分すぎるくらい子宮口に当たり、そのコリコリした感触を味わえる。カリが肉壁を削る感触、入り口が竿を食い締める感触も十分楽しむ。
 しばらくそうしていたが、ふと麻衣が何もしゃべらくなっているのに気が付いた。
「気持ち良い?」
「気持ち良いー、いいー」
 武志が尋ねると、麻衣がとろけた口調で答える。意識は失っていない。
「もっといる?」
「もっとー」
 イッている訳でもなさそうだ。武志はランナーズ・ハイに似た状況かもしれないと思った。脳内から快楽物質が出続けているのだろうか。他の女性でも何度か、こうなったことがある。強い快感が長時間続いて、麻薬でもやっているかのような状態になる。
 後でその女性に聞くと、意識レベルは下がり、体は浮遊感に包まれ、体中が気持ち良くなり、何をされても感じて、ものすごい幸せな気持ちだったそうだ。
 武志はどうするか迷ったが、このまま最後までいくことにした。自分の体力が尽きるか、麻衣が気を失うかのどちらかだろう。女性がこの様な状態になるのを見るのはめったにない。そういつもなる訳じゃないだろう。実際麻衣との前回のセックスは普通に大きくイキ、失神して終わっている。何事も経験だと思うことにした。
 武志はかなりの時間抽挿を続けた。三十分以上腰を振っている。だんだん腰も疲れてきた。
 麻衣に声を掛けるとかすかに返事はある、気を失ってはいないが反応がかなり薄くなってきた。
 そこで武志は気が付いた。逆に快感を減らせばいいんじゃないか。麻衣は自分以上に疲れているはずだ。それほど体力があるとも思えない。快感が続いているから意識が続いているのではないか。
 武志は気を送るのを止め、抽挿のスピードをだんだんゆっくりにしていった。
 コンコンコンコンという動きからコン、コン、コン、コン、と一拍置くようにする。それからだんだん間隔を広げていく。
 コン、……、コン、……。
 コン、……、……、コン、……、……、。
 麻衣の反応はだんだん無くなり、乳首をクリクリしても声さえ上げない。
 そして武志は動きを止めた。
「麻衣さん」
「麻衣さーん」
 耳元で小さい声を掛けても返事をしない。気を失うか寝てしまったようだ。
 武志は肉棒をゆっくりと抜いた。麻衣は反応しない。とても幸せそうな顔をして寝ている。
 麻衣はしばらく起きそうに無いので、毛布をかけてやり、勝手にシャワーを借りる。

 結局一時間弱武志は腰を振っていた。一回のセックスにこんなに時間をかけたのは初めてだ。何時間も続けてやる事はあったが、それはトータルでの話で一回ごとで考えれば一時間もたつ前に女性がイッてしまうのでもっと短い。
 他にもやりたい事や聞きたい事があったのに麻衣はいっこうに起きてこない。
 騎乗位で麻衣の美乳が揺れるのを見たかったし、なぜ下着を来たままなのか聞きたかった。
 麻衣は幸せそうな顔をして寝ているので、結果オーライでまた今度にしよう。
 武志は麻衣の寝顔をみながら、とりとめも無く物思いにふける。
 これで麻衣が二ヶ月後まで我慢してくれればいい、我慢できなくなったら電話するように、起きたら伝えよう。
 それにしても最近は友人と遊びに行く事も無く、毎週日曜はセックスしている。五人もセックスフレンドがいる大学生はそれほどいないだろう。うれしい様な辛い様な、よく分からない。
 しかし、彼女達のおかげでこの二ヶ月の間に技が進歩したような気がする。今の形をいつまで続けられるか分からないが、彼女達が満足している間は続けたい。自分も技を発展させる事ができる。
 でも、乱交組と真由美・麻衣とでは回数に差が有りすぎる。日曜を前半と後半に分けるか、土曜日も使うかしないと少し不公平だ。特に麻衣は回数が少なくて我慢できなくなりそうだし、自分も気の量はまだ余裕がある。
 それと来週の混寝会の予定を決めておかないといけない。年末も近いのでクリスマス会や忘年会とかも考えないといけない。どうせ美穂が何か企画を考えているとは思うけど今夜電話してみよう。
 武志の物思いは続いた。

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